JPS63292939A - 加圧ポンプ - Google Patents

加圧ポンプ

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JPS63292939A
JPS63292939A JP62129203A JP12920387A JPS63292939A JP S63292939 A JPS63292939 A JP S63292939A JP 62129203 A JP62129203 A JP 62129203A JP 12920387 A JP12920387 A JP 12920387A JP S63292939 A JPS63292939 A JP S63292939A
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JP
Japan
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motor
pressure
pressure value
valve
control means
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JP62129203A
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English (en)
Inventor
Nobuo Iwai
岩井 伸夫
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、モータの回転により駆動され、モータの一
方向回転動作により弁の閉動作を生起させ、静圧部に加
圧媒体を流入させるとともに、他方向回転動作により弁
の開動作を生起させ、貯圧部内の加圧媒体を排出するこ
とにより静圧部の圧力を上昇降下させる加圧ポンプに関
する。
〔背景技術〕
全自動型の血圧計は、従来、最低血圧値を計測したあと
電気信号により弁を開放して、カフ帯(腕帯)内の空気
を急速に排出させている。このような血圧針の1例が特
公昭60−40293号公報に開示されている。この血
圧計は、モータによりダイヤフラムを駆動させてカフ帯
に空気を送るようになっている加圧ポンプを利用してい
る。この加圧ポンプは、カフ帯から急速排気するために
、ダイヤフラムの内部とカフ帯との間に排気弁機構が配
備されていて、ダイヤフラムを働かせるモータの正逆回
転を利用して排気弁を開閉し、加圧と排気を行うように
している。
ところが、このような加圧ポンプは、カフ帯内が高圧に
なっているときに排気を行おうとすると、ダイヤフラム
内部の圧力が高圧となるため、低圧時に比ペモータを回
転させるのに余分な力が必要になる。このため、低圧時
と同等のモータ制御では排気弁が開かないことがある。
弁が開かないとモータに過負荷が加わり、モータの発熱
、寿命低下環の問題も発生する。反対に、低圧時に高圧
時と同等のモータ制御を行えば、必要以上の回転力を加
えることになるため、余分な電力を消費し、耳ざわりな
モータ回転音が発生する等の問題点がある。
〔発明の目的〕
この発明は、以上のことに鑑みてなされたものであり、
効率良くモータ制御を行い、排出弁を確実に開閉動作で
き、消費電力が少なく、モータ音の少ない加圧ポンプを
提供することを目的としている。
〔発明の開示〕
この発明は、上記の目的を達成するために、モータの回
転により駆動されて静圧部に加圧媒体を流入させる作動
部材、前記加圧媒体を静圧部から排出するための排出孔
、および、前記排出孔を開閉する弁を備えるとともに、
前記モータの一方向および他方向回転動作により前記弁
の開閉動作を生起させて、前記モータの一方向回転時に
は弁が閉、他方向回転時には弁が開となるようにさせる
動作伝達手段を備えている加圧ポンプにおいて、貯圧部
内部の圧力を検出する圧力検出手段、および、これによ
り検出された圧力値に応じて前記モータの回転を制御す
るモータ制御手段をも備え、このモータ制御手段は、前
記圧力値が大きいときには強い回転力を、前記圧力値が
小さいときには弱い回転力を生じさせるよう前記モータ
の回転動作を制御するようになっていることを特徴とす
る加圧ポンプを要旨とする。
以下に、この発明を、その実施例をあらねす図面を参照
しながら詳しく説明する。
ここで、加圧媒体とは、通常、空気のことであるが、こ
れに限らない。
第1図ないし第4図は、この発明の加圧ポンプがダイヤ
フラム式のもの(ダイヤフラムポンプ)であって、血圧
計に用いられる場合の1実施例をあられす。これらの図
にみるように、この加圧ポンプ23は、作動部材たるダ
イヤフラム1、排出孔2、排出孔2を開閉する弁(以下
、「排出弁」と称する)3、動作伝達手段4、圧力検出
手段24、および、モータ制御手段25を備えている。
ダイヤフラム1は、モータ5の回転により駆動されて、
加圧媒体室14から静圧部に加圧媒体を流入させる。こ
の実施例では、カフ帯26の貯圧槽が静圧部である。排
出孔2は、加圧媒体を静圧部から急速に排出するための
ものである。この実施例では、排出孔はゴム体のもので
形成されているが、他の材質のものでもよい。排出弁3
は、回動軸6に回動自在に支持されており、正逆の回動
動作により排出孔2を開閉する。
モータ5は、一方向および他方向(正逆)回転可能な直
流用のものであり、ポンプ台11に固定されている。モ
ータ5の回転軸10の先端には偏心軸12が溶接などに
より一体化されていて、クランクになっている。その偏
心軸12は、ダイヤフラム1の接続棒(コネクティング
ロッド)13に接続されている。このため、モータ5の
回転運動が直線運動に変換され、ダイヤフラム1が往復
運動する(矢印E、F方向)ようになっている。
偏心させる方法は、前記のように偏心軸を溶接などによ
りモータの回転軸と一体化させる方法に限らず、前記回
転軸を屈曲させる方法などによってもよい。
圧力検出手段24は、カフ帯26の貯圧槽と加圧ポンプ
23とを繋ぐホース16に配備されており、ホース16
内部の圧力値、すなわち、カフ帯26の静圧槽内部の圧
力値を検出するようになっている。
モータ制御手段25は、圧力検出手段24により検出さ
れた圧力値に応じてモータの回転を制御するようになっ
ている。
この発明の加圧ポンプでは、モータの回転動作が貯圧部
内部の圧力値に応じて制御されるようになっている。す
なわち、貯圧部内部の圧力値が大きいときには強い回転
力を生じさせるように、モータ5の回転動作を制御し、
前記圧力値が小さいときには弱い回転力を生じさせるよ
うモータ5の回転動作を制御するのである。たとえば、
貯圧部内部の圧力値に対応してモータの回転力をリニア
に設定すること、圧力値を多数の所望範囲ごとに区切り
各範囲ごとにモータの回転力を段階的に変化させること
、あるいは、圧力値を大小、大中小などと区切りそれぞ
れに対応してモータの回転力を設定することなどにより
、行うことができる。
前記のようにモータの回転動作を制御することにより、
排出弁を確実に開閉動作でき、しかも、モータを効率良
く制御することができ、したがって、消費電力が少なく
なり、モータ音が少なくなるのである。
圧力検出手段24は、たとえば、第6図にみるように、
半導体圧力センサー241、このセンサー241からの
信号を増幅する増幅回路242、および、増幅された信
号をディジタル信号に変換TるADコンバート回路(A
Dコンバータ)243を備えている。ディジタル信号に
変換された信号は、モータ制御手段25に入力される。
モータ制御手段25は、たとえば、第7図にみるように
、入力された信号を処理するマイクロコンピュータ25
1、マイクロコンピュータ251からの出力信号をアナ
ログに変換するDAコンバータ252、アナログ信号に
変換された信号を入力してモータ5を駆動させる駆動回
路253を備えていて、モータ5に印加する電圧を変え
ることにより、その回転動作を制御するようになってい
る。
第10図(a)ないしくC)は、モータ制御手段25が
、加圧ポンプ23のモータ5に印加する電圧を示す。第
10図(a)にみるように、モータ5に、一定またはほ
ぼ一定の正の電圧を加えているときには、モータ5が一
方向回転動作を行い、加圧ポンプ23が貯圧部に加圧媒
体を流入させている。カフ帯26内部が所望の圧力値に
なるとモータ5を停止し、内部の加圧媒体を緩速排出し
ながら最高血圧値および最低血圧値を測定する。
最低血圧値の測定終了時に、たとえば、カフ帯26の静
圧槽内部の圧力が大気圧+100wHgの場合、第10
図(b)にみるように、振幅が−2,5■のパルス電圧
がモータ5に印加される。これにより、モータ5が他方
向回転動作を行い、排出弁3の開動作を生起させ、排出
孔2を開放する。なお、最低血圧値の測定終了は、たと
えば、コロトコフ音が消滅したと判断されること、また
は、経験に基づく平均的測定時間よりやや長い時間の経
過を測定す条こと等により認識される。
また、最低血圧値の測定終了時に、たとえば、カフ帯2
6の静圧槽内部の圧力が大気圧+200mm11gの場
合、大気圧+100龍Hgのときに比べ、ダイヤフラム
1内の圧力が高いので、モータ5が起動するのにより大
きな力が必要となる。このため、第10図Telにみる
ように、振幅が−5,Ovのパルス電圧をモータ5に印
加する。このように、モータ制御手段25は、貯圧部内
部の圧力値が大きいときには強い回転力が生じるように
、圧力値が小さいときには弱い回転力が生じるようにモ
ータ5の回転動作を制御する。
モータ5に印加される電圧は、第11図にみるように、
静圧部内部の圧力に応じてリニアに変えることができる
。従来、加圧ポンプの電源スィッチを入切するごとに排
出弁を開動作させて安全を図っていたので、モータ回転
に伴う騒音が頻繁に起こったり、電力消費が多かったり
するという問題が生じていた。しかし、この発明の加圧
ポンプにおいて、モータ制御手段25は、静圧部内部が
所定圧力S以下の場合、排出弁が開となっていると判断
してパルスを発生させないようにしておけば、そのよう
な問題がなくなるので、好ましい。
このようにするには、たとえば、圧力検出手段24の出
力を、これが所定値Sよりも大きいか否かを判別する判
別回路に通し、その結果によりモータ5を動作させるの
である。ここで、所定値Sとは、貯圧部が外乱(振動等
)を受けやすい場合、圧力検出手段24のノイズによる
誤動作を防ぐためのレベルであり、これよりも大きいと
モータ5を動作させるようにするのである。
圧力検出手段24の構成には、特に限定はない。第8図
にみるように、静電容量型センサー246、および、こ
のセンサー246からの入力により発振を行う発振回路
247を備えたものであってもよい。
モータ制御手段25の構成には、特に限定はない。たと
えば、第9図にみるように、マイクロコンピュータ25
1、および、マイクロコンピュータ251からの出力を
増幅する増幅回路255を備えているものでもよい。増
幅回路255で増幅された信号は、モータ5に入力され
、モータ5を回転動作させる。
上記実施例と同じ圧力検出手段24とモータ制御手段2
5を用いて、たとえば、モータ5の回転動作を、第13
図にみるように、静圧部内部の圧力に応じて、モータ5
に入力するパルスのベース振幅での幅(電圧印加時間)
を大小させることにより制御することもできる。たとえ
ば、第12図(a)にみるように、静圧部内部の圧力が
大気圧+1100nHのときには、その幅a ’lr 
100m5ecとし、第12図(b)にみるように、大
気圧+200flHgのときには、その幅すを200m
5ecとするのである。あるいは、電圧や電圧印加時間
を変化させるかわりに、入力するパルスの数を大小させ
ることによってもモータ5の回転動作を制御することが
できる。たとえば、第14図(a)にみるように、静圧
部内部の圧力が大気圧+lQQwHgのときには、パル
スの数を第15図にみるようにより少なく設定し、第1
4図(b)にみるように、静圧部内部の圧力が大気圧+
200wHgのときには、パルスの数を第15図にみる
ようにより多く設定するのである。
なお、第1θ図(a)ないし第15図中の数値は、上記
実施例における1例として示したものであり、この発明
の加圧ポンプすべてにあてはまるものではない。
上記実施例の加圧ポンプ23の動作を、第1図ないし第
4図、および、第16図(a)ないしくf)を参照しな
がらさらに詳しく説明する。ダイヤフラム1の下部は、
加圧媒体室(この実施例では、空気室)14となってい
る。この加圧媒体室14は、加圧媒体を差込口15から
差し込まれたホース16からカフ帯26の貯圧槽へ送る
ための吐出孔17、加圧媒体を外部から吸い込むための
吸入孔(この実施例では、吸気孔ともいう)18、およ
び、カフ帯26内の加圧媒体を急速に排出するための排
出孔(この実施例では、排気孔ともいう)2のそれぞれ
と接続している。吐出孔17および吸入孔18には、ダ
イヤフラム1に一体化されている逆止弁19.20が設
けられており、吸入孔18から吸い込まれた加圧媒体を
確実にカフ帯26へ送ることができるようになっている
。逆止弁は、ダイヤフラムと別体に設けられていてもよ
い。
また、吐出孔および吸入孔は、実施例のような位置に限
らず、たとえば、加圧媒体室裏面に設けられてもよい。
高圧側の空間G、Hは、ポンプ台11の内部通路(図示
されず)などで連結されている。
動作伝達手段4は、コイルばね(弁ばね)7、第1突片
8および第2突片9を備えている。コイルばね7は、共
回りおよびその解除可能にモータ5の回転軸10に巻装
されていて、回転軸10から遠ざかるよう伸びている2
つの端部、第1端部7aおよび第2端部7bを有してい
る。第1端部7aおよび第2端部7bは回転軸10から
遠ざかるよう互いに逆方向へ伸びている。第1突片8お
よび第2突片9は、排出弁3とともに正逆回動するよう
に排出弁3側に設けられていて、この実施例では、回動
軸6から離間した排出弁3の一端部に、突設されている
排出弁3が板状の磁性材料からなっていて、ポンプ台1
1の排出弁3の端縁裏面が臨む位置には永久磁石(閉状
態保持磁石)21が設けられていると、排出弁3が閉の
とき、排出弁3を排出孔2側へしっかりと吸引して閉の
状態を保ち、排出孔2から加圧媒体が漏れないようにな
る。この永久磁石21は、貯圧部の内圧が所定圧を越え
るような高圧にならないと、その内圧によって排出弁3
が開かないような充分な磁力を有している。また、排出
弁3が開のとき、排出弁3の端縁表面が臨む位置に永久
磁石(開状態保持磁石)22が設けられていると、排出
弁3が開のとき、排出弁3をしっかりと吸引して開の状
態を保つようになる。
排出弁を開の状態・閉の状態にそれぞれ保つ方法はこれ
らに限らない。永久磁石は排出弁に設けるようにし、図
中、永久磁石が設けられている位置に磁性材料を設ける
ようにしてもよい。また、永久磁石は、排出弁に臨む部
分にのみ設けるようにすれば、他への磁気的な悪影響を
防ぐことができる。永久磁石21.22は必ずしも設け
る必要はない。
第16図(d1〜(f)、 (a)は、排出弁が開−閉
となるときの動作伝達手段4の動作の詳細をあられす。
第16図(d)では、排出弁3が開状態にある。モータ
5の回転軸10を一方向回転(矢印A向き。この実施例
では反時計回り)させると、ダイヤフラム1が動作して
加圧媒体(この実施例では空気)を貯圧部に流入させる
。このとき、コイルばね7も回転軸10と共に矢印A向
きに回転(共回り)する。コイルばね7の第1端部7a
はほぼ1回転して第1突片8を下側から押圧する(図(
e))。このときの押圧はコイルばね7がしまる向きで
あるので、永久磁石22の吸引力に打ち勝って、コイル
ばね7が回転軸10とともに回転を続ける。この押圧に
より、排出弁3は、矢印C向きに回動しはじめる(閉動
作しはじめる)。排出弁3がある程度回動すると、コイ
ルばね7の第1端部7aが第1突片8からはずれ(図(
f))、すなわち、第1突片8が第1端部7aの回転軌
跡■外へ出る。このときには、第2突片9が第2端部7
bの回転軌跡■内に入っており、コイルばね7がさらに
矢印A向きに回転して、第2端部7bが第2突片9を下
側から押圧する(図(a))。同時に、排出弁3も矢印
C向きにさらに回動し、排出孔2−を閉じる。
この状態において、加圧媒体を急速に排出する排出孔2
は閉じられるので、加圧媒体は貯圧部へ流入する。排出
弁3が閉状態になると、コイルばね7の第2端部7bは
、第2突片9を押圧することによりコイルばね7の弛む
向きに反作用をうけるので、共回りが解除され、回転軸
10の回転を許容する。このため、コイルばね7の回転
が阻止されても、モータの回転軸10は矢印A向きに回
転を行い、ダイヤフラム1がはたらき続けて貯圧部に加
圧媒体を流入させ続ける。
第16図(al〜(d)は、閉−開のときの動作伝達手
段4の動作の詳細をあられす。図(a)では、排出弁3
が閉状態にある。モータ5の回転軸10を他方向回転(
矢印B向き。この実施例では時計回り)させると、ダイ
ヤフラム1が動作するとともに、コイルばね7も回転軸
10とともに矢印B向きに回転(共回り)する。コイル
ばね7の第2端部7bはほぼ1回転して第2突片9を上
側から押圧する(図(b))。このときの押圧はコイル
ばね7がしまる向きであるので、永久磁石21の吸引力
に打ち勝って、コイルばね7が回転軸10とともに回転
を続ける。この押圧により、排出弁3は、矢印り向きに
回動しはじめ、排出孔2を開放する。排出孔2が開にな
ると、加圧媒体は、貯圧部から急速に排出される。排出
弁3がある程度回動すると、コイルばね7の第2端部7
bが第2突片9からはずれ(図(C))・、すなわち、
第2突片9が第2端部7bの回転軌跡■外へ出る。この
ときには、第1突片8が第1端部7aの回転軌跡■内に
入っており、コイルばね7がさらに矢印B向きに回転し
て、第1端部7aが第1突片8を上側から押圧する(図
(d))。同時に、排出弁3も矢印り向きにさらに回動
する。永久磁石22にあたる等して、排出弁3の回動が
とめられると、コイルばね7の第1端部7aは、第1突
片8を押圧することによりコイルばね7の弛む向きに反
作用をうけるので、共回りが解除され回転軸10の回転
を許容する。
このため、コイルばね7の回転が阻止されても、モータ
の回転軸10は矢印B向きに回転を行う。
なお、排出弁3が開けば、回転軸10の回転を続ける必
要はないので、排出弁3が開けば、モータ5が止まるよ
うにしていてもよい。このようにしておけば、他方向回
転時に、排出弁の開状態においてコイルばねの端部が突
片に対する押圧により共回りを解除して回転軸の回転を
許容するようになっている必要はない。
上記のように、この実施例の加圧ポンプは、モータが一
方向回転から他方向回転に切り替わるとき〔すなわち、
モータの一方向回転時に弁の閉状態(第16図(alの
状態)から、モータの他方向回転を始めるとき〕には、
第2端部が他方向回転時において第2突片を押圧する位
置よりも半回転以上遅れた位置にあるので、排出弁を動
作させるためには、モータの回転軸が半回転以上他方向
回転しなければならない。このため、加圧媒体室の高圧
の加圧媒体が作動部材を通してモータの軸を他方向回転
させても、排出弁が勝手に動作することがない。
また、上記実施例のように、モータが他方向回転から一
方向回転に切り替わるとき〔すなわち、モータの他方向
回転時に弁の開状態(第16図(d)の状!Q)から、
モータの一方向回転を始めるとき〕にも、排出弁を動作
させるために、モータの回転軸が半回転以上一方向回転
するようになっていてもよいが、ただちに排出弁を動作
させるようになっていてもよい。
なお、この発明の加圧ポンプは、上記実施例に限定され
ない。作動部材はダイヤフラムに限らず、たとえば、ピ
ストン等の他のものであってもよい。したがって、この
発明の加圧ポンプは、ダイヤフラム式のものに限定され
ず、ピストン式ポンプ等の他の方式の加圧ポンプであっ
てもよい・動作伝達手段も上記の機構のものに限定され
ない。
この発明の加圧ポンプは、血圧計以外のものに使われて
もよい。したがって、貯圧部はカフ帯の貯圧槽以外のも
のであってもよい。また、第5図にみるように、圧力検
出手段24を貯圧部28に配備してもよい。モータ制御
手段は、圧力検出手段から入力される信号を、マイクロ
コンピュータで処理していたが、論理回路などで処理し
て、モータへ出力するようにしてもよい。排出弁の開閉
動作は、回動以外、たとえば、スライドなどであっても
よい。
〔発明の効果〕
この発明の加圧ポンプは、以上に説明したように、モー
タの回転動作が静圧部内部の圧力値に応じて制御される
ので、排出弁を確実に開閉動作でき、しかも、モータを
効率良く制御することができ、したがって、消費電力が
少なくなり、モータ音が少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の加圧ポンプを血圧計に応用した1例
をあられす概略説明図、第2図はその加圧ポンプの外観
をあられす斜視図、第3図はその1−I’断面図、第4
図はそのn−n ’断面図、第5図は圧力検出手段の配
備の別の例をあられす概略説明図、第6図は圧力検出手
段の1例をあられす概略説明図、第7図はモータ制御手
段の1例をあられす概略説明図、第8図は圧力検出手段
の別の1例をあられす概略説明図、第9図はモータ制御
手段の別の1例をあられす概略説明図、第10図(a)
ないしくC)はモータへの印加電圧の1例を示すグラフ
、第11図はモータへの印加電圧と静圧部内部の圧力と
の関係の1例を示すグラフ、第12図fa)および(b
)はモータへの電圧印加時間の1例を示すグラフ、第1
3図はモータへの電圧印加時間と静圧部内部の圧力との
関係の1例を示すグラフ、第14図(a)および(b)
はモータへの印加パルス数の1例を示すグラフ、第15
図はモータへの印加パルス数と静圧部内部の圧力との関
係の1例を示すグラフ、第16図(alないしくf)は
上記加圧ポンプの1例の動作伝達手段の動作説明図であ
る。 1・・・ダイヤフラム 2・・・排出孔 3・・・排出
弁4・・・動作伝達手段 5・・・モータ 23・・・
加圧ポンプ 24・・・圧力検出手段 25・・・モー
タ制御手段代理人 弁理士  松 本 武 産 湯1 図 m12図 第3図 3興く→べ靜

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの回転により駆動されて貯圧部に加圧媒体
    を流入させる作動部材、前記加圧媒体を貯圧部から排出
    するための排出孔、および、前記排出孔を開閉する弁を
    備えるとともに、前記モータの一方向および他方向回転
    動作により前記弁の開閉動作を生起させて、前記モータ
    の一方向回転時には弁が閉、他方向回転時には弁が開と
    なるようにさせる動作伝達手段を備えている加圧ポンプ
    において、貯圧部内部の圧力を検出する圧力検出手段、
    および、これにより検出された圧力値に応じて前記モー
    タの回転を制御するモータ制御手段をも備え、このモー
    タ制御手段は、前記圧力値が大きいときには強い回転力
    を、前記圧力値が小さいときには弱い回転力を生じさせ
    るよう前記モータの回転動作を制御するようになってい
    ることを特徴とする加圧ポンプ。
  2. (2)モータ制御手段は、弁を開く時に、モータに印加
    する電圧値を、圧力値が大きいときには大きく、圧力値
    が小さいときには小さくすることによりモータの回転動
    作を制御するようになっている特許請求の範囲第1項記
    載の加圧ポンプ。
  3. (3)モータ制御手段は、弁を開く時に、モータへの電
    圧印加時間を、圧力値が大きいときには長く、圧力値が
    小さいときには短くすることによりモータの回転動作を
    制御するようになっている特許請求の範囲第1項記載の
    加圧ポンプ。
  4. (4)モータ制御手段は、弁を開く時に、モータに印加
    する電圧のパルス数を、圧力値が大きいときには多く、
    圧力値が小さいときには少なくすることによりモータの
    回転動作を制御するようになっている特許請求の範囲第
    1項記載の加圧ポンプ。
  5. (5)モータ制御手段は、圧力値が所望の値以上のとき
    にモータの他方向回転動作を生起するようになっている
    特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の
    加圧ポンプ。
JP62129203A 1987-05-26 1987-05-26 加圧ポンプ Pending JPS63292939A (ja)

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JP62129203A JPS63292939A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 加圧ポンプ

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JP62129203A JPS63292939A (ja) 1987-05-26 1987-05-26 加圧ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05146415A (ja) * 1991-11-01 1993-06-15 Ueda Seisakusho:Kk 血圧測定装置
JPH07127576A (ja) * 1993-10-29 1995-05-16 Techno Takatsuki:Kk ダイヤフラム式エアポンプ
JP2009052482A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Max Co Ltd エアコンプレッサおよびモータ駆動制御方法
JP2009257339A (ja) * 2004-04-09 2009-11-05 Seiko Epson Corp 加圧ポンプ装置、液体噴射装置及び加圧流体の加圧解除方法
CN105134571A (zh) * 2015-08-19 2015-12-09 虞冀 一种充气产品的辅助装置

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