JPH019529Y2 - - Google Patents
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- JPH019529Y2 JPH019529Y2 JP7868583U JP7868583U JPH019529Y2 JP H019529 Y2 JPH019529 Y2 JP H019529Y2 JP 7868583 U JP7868583 U JP 7868583U JP 7868583 U JP7868583 U JP 7868583U JP H019529 Y2 JPH019529 Y2 JP H019529Y2
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- cuff
- pressure
- signal
- diaphragm
- blood pressure
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Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、被測定者の身体の一部に巻回された
カフ内の圧力を変化させて血圧を測定する血圧測
定装置に関し、特に、そのカフ内の圧力を調節、
制御する給排装置に関するものである。
カフ内の圧力を変化させて血圧を測定する血圧測
定装置に関し、特に、そのカフ内の圧力を調節、
制御する給排装置に関するものである。
血圧測定に際して、被測定者の身体の一部に巻
回されるカフに給気してそのカフにその身体の一
部を圧迫させる一方、そのカフ内の気体を徐々に
排気することによつて圧迫状態を変化せしめ、そ
の圧迫状態の変化に応じて変化する脈派、たとえ
ばコロトコフ音の発生や消滅、カフの圧力振動の
大きさの変化等を検出することによつて血圧測定
を行うようにした血圧測定装置が提供されてい
る。
回されるカフに給気してそのカフにその身体の一
部を圧迫させる一方、そのカフ内の気体を徐々に
排気することによつて圧迫状態を変化せしめ、そ
の圧迫状態の変化に応じて変化する脈派、たとえ
ばコロトコフ音の発生や消滅、カフの圧力振動の
大きさの変化等を検出することによつて血圧測定
を行うようにした血圧測定装置が提供されてい
る。
しかしながら、かかる血圧測定装置において
は、一般に、カフ内へ気体を供給する給気装置
と、カフ内から気体を排出する排気装置とが別体
として設けられている場合が多く、それ等とカフ
とを接続するための配管が長くなつて配管容積増
大による周波数特性が低下し、特にカフの圧力振
動に基づいて血圧測定を行うオシロメトリツク法
を用いた装置において、血圧測定精度が制限され
るとともに、配管の接続箇所が多くなつて気体リ
ークの確率が高くなる不都合があつた。
は、一般に、カフ内へ気体を供給する給気装置
と、カフ内から気体を排出する排気装置とが別体
として設けられている場合が多く、それ等とカフ
とを接続するための配管が長くなつて配管容積増
大による周波数特性が低下し、特にカフの圧力振
動に基づいて血圧測定を行うオシロメトリツク法
を用いた装置において、血圧測定精度が制限され
るとともに、配管の接続箇所が多くなつて気体リ
ークの確率が高くなる不都合があつた。
本考案は以上の事情を背景として為されたもの
であり、その目的とするところは、血圧測定装置
における前記給気装置と排気装置とが一体として
構成されるカフの給排装置を提供することにあ
る。
であり、その目的とするところは、血圧測定装置
における前記給気装置と排気装置とが一体として
構成されるカフの給排装置を提供することにあ
る。
かかる目的を達成するため、本考案は、血圧測
定に際して、被測定者の身体の一部に巻回される
カフに給気してそのカフにその身体の一部を圧迫
させる一方、そのカフ内の気体を徐々に排気して
その圧迫を緩めるカフの給排装置であつて、 (1) ダイヤフラムによつて閉じられたダイヤフラ
ム室と、そのダイヤフラム室に逆止弁を介して
連通させられるとともに前記カフと配管を介し
て接続された圧力室とを一体的に備えた本体
と、 (2) 前記本体に支持され、前記ダイヤフラムと作
動的に連結されてそのダイヤフラムを往復駆動
する駆動モータと、 (3) 前記圧力室を囲む壁に形成された排気孔を閉
塞可能に配設された弁体と、 (4) 励磁電流に応じた磁気的吸引力に従つて、前
記弁体を前記排気孔を通る排気流に抗して付勢
し、前記カフの圧力降下速度を調節する電磁ソ
レノイドと を含むことを特徴とする。
定に際して、被測定者の身体の一部に巻回される
カフに給気してそのカフにその身体の一部を圧迫
させる一方、そのカフ内の気体を徐々に排気して
その圧迫を緩めるカフの給排装置であつて、 (1) ダイヤフラムによつて閉じられたダイヤフラ
ム室と、そのダイヤフラム室に逆止弁を介して
連通させられるとともに前記カフと配管を介し
て接続された圧力室とを一体的に備えた本体
と、 (2) 前記本体に支持され、前記ダイヤフラムと作
動的に連結されてそのダイヤフラムを往復駆動
する駆動モータと、 (3) 前記圧力室を囲む壁に形成された排気孔を閉
塞可能に配設された弁体と、 (4) 励磁電流に応じた磁気的吸引力に従つて、前
記弁体を前記排気孔を通る排気流に抗して付勢
し、前記カフの圧力降下速度を調節する電磁ソ
レノイドと を含むことを特徴とする。
このようにすれば、駆動モータによつてカフに
接続された圧力室内に気体が供給され、かつその
圧力室の壁に形成された排気孔から気体が排出さ
れるので、給排気のためにカフに接続される配管
が短かくされ、その配管内を伝わる脈波の減衰が
小さくされて血圧測定精度が高められるととも
に、その配管の接続箇所が少くされて気体の漏出
が可及的に防止されるのである。
接続された圧力室内に気体が供給され、かつその
圧力室の壁に形成された排気孔から気体が排出さ
れるので、給排気のためにカフに接続される配管
が短かくされ、その配管内を伝わる脈波の減衰が
小さくされて血圧測定精度が高められるととも
に、その配管の接続箇所が少くされて気体の漏出
が可及的に防止されるのである。
しかも、排気孔の開度を制御するための弁体
が、電磁ソレノイドの磁気的吸引力に基づいて付
勢されるように構成されているので、カフ内から
の排気量が極めて精度良く調節、制御され得ると
ともに、従来別々の排気弁を使用していた定速排
気と急速排気が1つの電磁ソレノイドおよび弁体
で為され得るのである。加えて、排気孔の開度を
制御するために高価なパルスモータ等の電動モー
タを使用していないので、装置が極めて安価に製
造され得る。
が、電磁ソレノイドの磁気的吸引力に基づいて付
勢されるように構成されているので、カフ内から
の排気量が極めて精度良く調節、制御され得ると
ともに、従来別々の排気弁を使用していた定速排
気と急速排気が1つの電磁ソレノイドおよび弁体
で為され得るのである。加えて、排気孔の開度を
制御するために高価なパルスモータ等の電動モー
タを使用していないので、装置が極めて安価に製
造され得る。
以下、本考案を一層具体的に明らかにするため
に、その一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、以下の実施例においては、本考案をオ
シロメトリツク方式の血圧測定装置に適用した場
合について説明するが、本考案が他の方式の、例
えばマイクロホン方式や超音波方式の血圧測定装
置に対しても適用され得ることは言うまでもない
ところである。ただし、ここにおいて、オシロメ
トリツク方式とは、動脈の振動に起因するカフ内
圧力の振動を脈波として血圧値を決定する方式を
いい、マイクロホン方式とは、マイクロホンで得
たコロトコフ(KOROTOKOFF)音を、また超
音波方式とは、動脈の振動に起因する超音脈のド
ツプラ変位量を、それぞれ脈波として血圧値を決
定する方式をいう。
に、その一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。なお、以下の実施例においては、本考案をオ
シロメトリツク方式の血圧測定装置に適用した場
合について説明するが、本考案が他の方式の、例
えばマイクロホン方式や超音波方式の血圧測定装
置に対しても適用され得ることは言うまでもない
ところである。ただし、ここにおいて、オシロメ
トリツク方式とは、動脈の振動に起因するカフ内
圧力の振動を脈波として血圧値を決定する方式を
いい、マイクロホン方式とは、マイクロホンで得
たコロトコフ(KOROTOKOFF)音を、また超
音波方式とは、動脈の振動に起因する超音脈のド
ツプラ変位量を、それぞれ脈波として血圧値を決
定する方式をいう。
第1図はオシロメトリツク方式の血圧測定装置
のブロツク線図であり、図において2は被測定者
の身体の一部に巻回されてその部分を圧迫するた
めの袋状のカフで、配管3を介して接続された給
排装置4によつて空気の供給および排出が為され
るようになつている。給排装置4には配管5を介
して圧力センサ6が接続されており、配管3、給
排装置4、および配管5を介して伝達されるカフ
2内の圧力はその圧力センサ6によつて検出さ
れ、その圧力を表す圧力信号SPが圧力センサ6
から増幅器7を介してローパスフイルタ8および
バンドパスフイルタ10に出力される。
のブロツク線図であり、図において2は被測定者
の身体の一部に巻回されてその部分を圧迫するた
めの袋状のカフで、配管3を介して接続された給
排装置4によつて空気の供給および排出が為され
るようになつている。給排装置4には配管5を介
して圧力センサ6が接続されており、配管3、給
排装置4、および配管5を介して伝達されるカフ
2内の圧力はその圧力センサ6によつて検出さ
れ、その圧力を表す圧力信号SPが圧力センサ6
から増幅器7を介してローパスフイルタ8および
バンドパスフイルタ10に出力される。
ローパスフイルタ8は、圧力信号SP中から振
動成分である脈波信号成分、雑音等を除去するよ
うにされており、脈波信号成分等を含まない静的
な圧力値を表わす圧力値信号PVを出力し、これ
を第1A/Dコンバータ12を介してI/Oポー
ト14に供給する。一方、バンドパスフイルタ1
0は圧力信号SP中から、たとえば0.5〜200Hz程
度の脈波を表わす脈波信号成分を取り出し、これ
を脈波信号SMとして第2A/Dコンバータ16を
介してI/Oポート14に供給するようにされて
いる。なお、I/Oポート14にはスタート押釦
18が接続されており、スタート押釦18の押圧
操作によつてスタート信号SSがI/Oポート1
4に供給されるようになつている。
動成分である脈波信号成分、雑音等を除去するよ
うにされており、脈波信号成分等を含まない静的
な圧力値を表わす圧力値信号PVを出力し、これ
を第1A/Dコンバータ12を介してI/Oポー
ト14に供給する。一方、バンドパスフイルタ1
0は圧力信号SP中から、たとえば0.5〜200Hz程
度の脈波を表わす脈波信号成分を取り出し、これ
を脈波信号SMとして第2A/Dコンバータ16を
介してI/Oポート14に供給するようにされて
いる。なお、I/Oポート14にはスタート押釦
18が接続されており、スタート押釦18の押圧
操作によつてスタート信号SSがI/Oポート1
4に供給されるようになつている。
I/Oポート14はデータバスラインを介して
CPU(演算処理装置)20、RAM22および
ROM24に接続されており、CPU20からの指
令に従つて圧力値信号PV、脈波信号SMおよび
スタート信号SSをデータバスラインに供給する。
CPU20は予めROM24に記憶されたプログラ
ムに従つてRAM22の一時記憶機能を利用しつ
つ信号処理を実行し、I/Oポート14を介して
ポンプ駆動信号SAをポンプ駆動回路26に、ま
たリセツト信号SRおよび排量設定信号SEを排気
量制御回路28にそれぞれ供給する一方、信号処
理結果である血圧値を表わす表示信号DDを表示
器29に供給し、血圧測定値を数値表示せしめ
る。
CPU(演算処理装置)20、RAM22および
ROM24に接続されており、CPU20からの指
令に従つて圧力値信号PV、脈波信号SMおよび
スタート信号SSをデータバスラインに供給する。
CPU20は予めROM24に記憶されたプログラ
ムに従つてRAM22の一時記憶機能を利用しつ
つ信号処理を実行し、I/Oポート14を介して
ポンプ駆動信号SAをポンプ駆動回路26に、ま
たリセツト信号SRおよび排量設定信号SEを排気
量制御回路28にそれぞれ供給する一方、信号処
理結果である血圧値を表わす表示信号DDを表示
器29に供給し、血圧測定値を数値表示せしめ
る。
ポンプ駆動回路26は、ポンプ駆動信号SAを
受けている間、前記給排装置4の電動ポンプ30
に駆動電力を供給し、配管3を介してカフ2内に
連通する圧力室31に空気を圧送する。
受けている間、前記給排装置4の電動ポンプ30
に駆動電力を供給し、配管3を介してカフ2内に
連通する圧力室31に空気を圧送する。
排気量制御回路28は、前述のCPU20、
RAM22、ROM24とともに、カフ2からの
排気量を制御する制御装置をなすものであつて、
それらと共同して脈波間におけるカフ2の実際の
圧力変化量と、予め定められた一脈波あたりの目
標圧力変化量とに基づいて、続く脈波間における
実際の圧力変化量が目標圧力変化量に等しくなる
ように、排気量調節弁32を制御するようにされ
ている。
RAM22、ROM24とともに、カフ2からの
排気量を制御する制御装置をなすものであつて、
それらと共同して脈波間におけるカフ2の実際の
圧力変化量と、予め定められた一脈波あたりの目
標圧力変化量とに基づいて、続く脈波間における
実際の圧力変化量が目標圧力変化量に等しくなる
ように、排気量調節弁32を制御するようにされ
ている。
すなわち、排気量制御回路28は、例えば第2
図に示されるような構成とされており、上記I/
Oポート14からのリセツト信号SR、排気量設
定信号SEを受けて、カフ2に接続された前記給
排装置4の排気量調節弁32に開度制御信号SO
を供給するようにされているのである。
図に示されるような構成とされており、上記I/
Oポート14からのリセツト信号SR、排気量設
定信号SEを受けて、カフ2に接続された前記給
排装置4の排気量調節弁32に開度制御信号SO
を供給するようにされているのである。
第2図において、34はカウンタであつて、こ
のカウンタ34のリセツト端子およびクロツク端
子に上記I/Oポート14からのリセツト信号
SRおよび排気量設定信号SEがそれぞれ供給され
るようになつている。
のカウンタ34のリセツト端子およびクロツク端
子に上記I/Oポート14からのリセツト信号
SRおよび排気量設定信号SEがそれぞれ供給され
るようになつている。
リセツト信号SRは、スタート押釦18の押圧
操作によるスタート信号SSの発生に基づいて、
ポンプ駆動信号SAの発生前にカウンタ34に供
給されるようになつており、従つてカウンタ34
はそのリセツト信号SRによつて圧力室31内へ
の空気圧送前にカウント出力がリセツトされる。
操作によるスタート信号SSの発生に基づいて、
ポンプ駆動信号SAの発生前にカウンタ34に供
給されるようになつており、従つてカウンタ34
はそのリセツト信号SRによつて圧力室31内へ
の空気圧送前にカウント出力がリセツトされる。
一方、排気量設定信号SEは、ポンプ駆動信号
SAのポンプ駆動回路26への供給停止後、カウ
ンタ34に供給されるようになつており、排気量
設定信号SEを構成するパルス列がカウンタ34
のカウント動作を行なうようにされている。
SAのポンプ駆動回路26への供給停止後、カウ
ンタ34に供給されるようになつており、排気量
設定信号SEを構成するパルス列がカウンタ34
のカウント動作を行なうようにされている。
上記排気量設定信号SEを構成するパルス列は、
脈波信号SM中から各脈波が検出される毎に、即
ち各隣接脈波間毎に、その周波数が制御されるよ
うになつており、この隣接脈波間毎の周波数制御
によつて各隣接脈波間における目標圧力変化量が
脈波間間隔の変動に拘らず予め定められた所定量
に設定されるようになつている。すなわち、排気
量設定信号SEの周波数は、相隣り合う隣接脈波
間の間隔がほぼ等しいところから、前回の隣接脈
波間間隔から次回の隣接脈波間間隔を予測し、そ
の予測した次回の隣接脈波間間隔内に予め設定さ
れた目標圧力変化量に対応するパルス数のパルス
が含まれるように制御されるのである。なお、脈
波が検出されず、次回の隣接脈波間間隔を予測し
得ない血圧測定初期の段階においては、排気量設
定信号SEの周波数は一時的に平均的な脈拍数の
脈波間間隔に対応して設定されている。
脈波信号SM中から各脈波が検出される毎に、即
ち各隣接脈波間毎に、その周波数が制御されるよ
うになつており、この隣接脈波間毎の周波数制御
によつて各隣接脈波間における目標圧力変化量が
脈波間間隔の変動に拘らず予め定められた所定量
に設定されるようになつている。すなわち、排気
量設定信号SEの周波数は、相隣り合う隣接脈波
間の間隔がほぼ等しいところから、前回の隣接脈
波間間隔から次回の隣接脈波間間隔を予測し、そ
の予測した次回の隣接脈波間間隔内に予め設定さ
れた目標圧力変化量に対応するパルス数のパルス
が含まれるように制御されるのである。なお、脈
波が検出されず、次回の隣接脈波間間隔を予測し
得ない血圧測定初期の段階においては、排気量設
定信号SEの周波数は一時的に平均的な脈拍数の
脈波間間隔に対応して設定されている。
リセツト信号SRおよび排気量設定信号SEが上
述のように制御され、供給される結果、カウンタ
34はそのカウント出力信号SCにおいて、各時
点におけるカフ2内の目標圧力値を表わすことと
なる。この目標圧力値を表わすカウント出力信号
SCはD/Aコンバータ36に供給されて、そこ
でアナログ信号たる目標圧力値信号OVに変換さ
れ、増幅器38を介して加算回路40に供給され
る。
述のように制御され、供給される結果、カウンタ
34はそのカウント出力信号SCにおいて、各時
点におけるカフ2内の目標圧力値を表わすことと
なる。この目標圧力値を表わすカウント出力信号
SCはD/Aコンバータ36に供給されて、そこ
でアナログ信号たる目標圧力値信号OVに変換さ
れ、増幅器38を介して加算回路40に供給され
る。
この加算回路40にはカフ2内の実際の圧力を
表わす圧力値信号PVも供給されており、前記目
標圧力値信号OVはこの加算回路40において実
際の圧力値信号PVに加算され、その絶対値の差
が誤差信号SDとして出力されるようになつてい
る。すなわち、目標圧力値信号OVは増幅器38
で実際の圧力値信号PVとはその極性が異なるよ
うにされているのであり、一方加算回路40に供
給される圧力値信号PVは、カフ2内の圧力が最
大とされる予め定められた目標上限圧力PMにお
ける絶対値がカウンタ34のリセツト時における
目標圧力値信号OVの絶対値と等しく、カフ2内
の圧力がOにおける絶対値がカウンタ34のフル
カウント時の目標圧力値信号OVの絶対値と等し
くなるように、予め設定されているのであり、結
果としてそれらの絶対値の差に応じた大きさの誤
差信号(極性は絶対値の大きい方の信号に支配さ
れる)SDが出力されることとなるのである。
表わす圧力値信号PVも供給されており、前記目
標圧力値信号OVはこの加算回路40において実
際の圧力値信号PVに加算され、その絶対値の差
が誤差信号SDとして出力されるようになつてい
る。すなわち、目標圧力値信号OVは増幅器38
で実際の圧力値信号PVとはその極性が異なるよ
うにされているのであり、一方加算回路40に供
給される圧力値信号PVは、カフ2内の圧力が最
大とされる予め定められた目標上限圧力PMにお
ける絶対値がカウンタ34のリセツト時における
目標圧力値信号OVの絶対値と等しく、カフ2内
の圧力がOにおける絶対値がカウンタ34のフル
カウント時の目標圧力値信号OVの絶対値と等し
くなるように、予め設定されているのであり、結
果としてそれらの絶対値の差に応じた大きさの誤
差信号(極性は絶対値の大きい方の信号に支配さ
れる)SDが出力されることとなるのである。
そして、加算回路40から出力された上述のよ
うな誤差信号SDは、増幅器42を介して電磁石
励磁回路44に供給される。電磁石励磁回路44
は誤差信号SDの大きさ並びに極性に基づいてそ
の出力である開度制御信号SOの大きさを制御し、
これを排気量調節弁32に供給する。なお、この
場合、開度制御信号SOは、実際の圧力値信号PV
の絶対値が目標圧力値信号OVのそれよりも小さ
いときにはその差に応じて大きくされ、それらの
絶対値の大小関係が逆のときにはその差に応じて
小さくされ、また、それらの絶対値が等しいとき
には現状の大きさが維持されるように制御され
る。
うな誤差信号SDは、増幅器42を介して電磁石
励磁回路44に供給される。電磁石励磁回路44
は誤差信号SDの大きさ並びに極性に基づいてそ
の出力である開度制御信号SOの大きさを制御し、
これを排気量調節弁32に供給する。なお、この
場合、開度制御信号SOは、実際の圧力値信号PV
の絶対値が目標圧力値信号OVのそれよりも小さ
いときにはその差に応じて大きくされ、それらの
絶対値の大小関係が逆のときにはその差に応じて
小さくされ、また、それらの絶対値が等しいとき
には現状の大きさが維持されるように制御され
る。
そして、上述のように制御された開度制御信号
SOが排気量調節弁32に供給されることによつ
て、カフ2からの排気量が排気量調節弁32で調
節され、カフ2内の実際の圧力Pが目標圧力値信
号OVに追随するように制御されるのである。
SOが排気量調節弁32に供給されることによつ
て、カフ2からの排気量が排気量調節弁32で調
節され、カフ2内の実際の圧力Pが目標圧力値信
号OVに追随するように制御されるのである。
ここで、上記電動ポンプ30、圧力室31、お
よび排気量調節弁32を備えた給排装置4は、第
3図乃至第6図に示されるように一体的に構成さ
れており、以下、その給排装置4について詳細に
説明する。
よび排気量調節弁32を備えた給排装置4は、第
3図乃至第6図に示されるように一体的に構成さ
れており、以下、その給排装置4について詳細に
説明する。
第3図において、46および48はハウジング
および蓋体で、図示しないシール部材を挟んで気
密に固着されることによつて給排装置4の本体を
構成しており、その内部にはダイヤフラム室5
0、圧力室31、および弁室52が形成されてい
る。また、ハウジング46には、前述のポンプ駆
動回路26から供給される駆動電力にしたがつて
作動する駆動モータ54が位置固定に取り付けら
れている。
および蓋体で、図示しないシール部材を挟んで気
密に固着されることによつて給排装置4の本体を
構成しており、その内部にはダイヤフラム室5
0、圧力室31、および弁室52が形成されてい
る。また、ハウジング46には、前述のポンプ駆
動回路26から供給される駆動電力にしたがつて
作動する駆動モータ54が位置固定に取り付けら
れている。
駆動モータ54の出力軸56には、第4図に示
されるように、大径部と小径部とが偏心して設け
られその大径部の中心を軸方向に挿通する貫通孔
が形成されたカム部材58が、その貫通孔に出力
軸56が挿通された状態で相対回転不能に取り付
けられている。カム部材58の小径部には、ハウ
ジング46内に設けられて前述のダイヤフラム室
50を形成するダイヤフラム60に一端部が固定
されたロツド62の他端部がベアリングを介して
回動可能に固定されており、カム部材58が出力
軸56とともに回転させられると、ロツド62の
他端部は出力軸56を中心とする円運動を為して
ダイヤフラム60が第4図中上下方向へ往復駆動
されるようになつている。換言すれば、駆動モー
タ54とダイヤフラム60とは、カム部材58お
よびロツド62を介して作動的に連結されている
のである。
されるように、大径部と小径部とが偏心して設け
られその大径部の中心を軸方向に挿通する貫通孔
が形成されたカム部材58が、その貫通孔に出力
軸56が挿通された状態で相対回転不能に取り付
けられている。カム部材58の小径部には、ハウ
ジング46内に設けられて前述のダイヤフラム室
50を形成するダイヤフラム60に一端部が固定
されたロツド62の他端部がベアリングを介して
回動可能に固定されており、カム部材58が出力
軸56とともに回転させられると、ロツド62の
他端部は出力軸56を中心とする円運動を為して
ダイヤフラム60が第4図中上下方向へ往復駆動
されるようになつている。換言すれば、駆動モー
タ54とダイヤフラム60とは、カム部材58お
よびロツド62を介して作動的に連結されている
のである。
ダイヤフラム室50は、弾性体製の逆止弁64
および66を介して圧力室31に連通させられて
いるとともに、第5図および第6図に示されるよ
うに弾性体製の逆止弁68を介して大気に連通さ
せられており、前記駆動モータ54の作動に従つ
てダイヤフラム60が図において上方向へ駆動さ
れたときには、逆止弁68がスプリングの付勢力
に抗して押し開かれ、ダイヤフラム室50内に空
気が流入させられるとともに、ダイヤフラム60
が下方向へ駆動されたときには、逆止弁64がス
プリングの付勢力に抗して、また逆止弁66がそ
の弾性力に抗してそれぞれ押し開かれ、圧力室3
1内に空気が供給されるようになつている。すな
わち、これ等駆動モータ54、ダイヤフラム6
0、および逆止弁64,66,68等が、前記電
動ポンプ30を構成しているのである。なお、圧
力室31からダイヤフラム室50内への空気の流
通(漏出)は逆止弁64によつて阻止されるので
あるが、本実施例では逆止弁66を追加して設け
ることにより、圧力室31内からの空気の漏出が
一層確実に阻止されるようになつているのであ
る。
および66を介して圧力室31に連通させられて
いるとともに、第5図および第6図に示されるよ
うに弾性体製の逆止弁68を介して大気に連通さ
せられており、前記駆動モータ54の作動に従つ
てダイヤフラム60が図において上方向へ駆動さ
れたときには、逆止弁68がスプリングの付勢力
に抗して押し開かれ、ダイヤフラム室50内に空
気が流入させられるとともに、ダイヤフラム60
が下方向へ駆動されたときには、逆止弁64がス
プリングの付勢力に抗して、また逆止弁66がそ
の弾性力に抗してそれぞれ押し開かれ、圧力室3
1内に空気が供給されるようになつている。すな
わち、これ等駆動モータ54、ダイヤフラム6
0、および逆止弁64,66,68等が、前記電
動ポンプ30を構成しているのである。なお、圧
力室31からダイヤフラム室50内への空気の流
通(漏出)は逆止弁64によつて阻止されるので
あるが、本実施例では逆止弁66を追加して設け
ることにより、圧力室31内からの空気の漏出が
一層確実に阻止されるようになつているのであ
る。
圧力室31は、ハウジング46に設けられた接
続ポート70および72に配管3および5がそれ
ぞれ接続されることによつて、カフ2および圧力
センサ6に連通させられており、前記電動ポンプ
30から気体が供給されることによつてカフ2内
の圧力が上昇させられるとともに、圧力室31の
壁に形成された排気孔74から気体が排出される
ことによつてカフ2内の圧力が所定の速度で降下
させられる。すなわち、排気孔74は貫通孔76
によつて大気と連通させられている弁室52に開
口させられており、その弁室52内に配設された
排気量調節弁32によつて排気孔74から排出さ
れる排気量が調節、制御されるようになつている
のである。
続ポート70および72に配管3および5がそれ
ぞれ接続されることによつて、カフ2および圧力
センサ6に連通させられており、前記電動ポンプ
30から気体が供給されることによつてカフ2内
の圧力が上昇させられるとともに、圧力室31の
壁に形成された排気孔74から気体が排出される
ことによつてカフ2内の圧力が所定の速度で降下
させられる。すなわち、排気孔74は貫通孔76
によつて大気と連通させられている弁室52に開
口させられており、その弁室52内に配設された
排気量調節弁32によつて排気孔74から排出さ
れる排気量が調節、制御されるようになつている
のである。
排気量調節弁32は、弁室52内にわずかに突
出して形成された前記排気孔74の開口部78を
閉塞し得るように配設された弾性体製の弁体80
と、前記排気量制御回路28から供給される開度
制御信号SOに基づいて制御される励電流に応じ
た磁気的吸引力(磁着力)に従つて、弁体80を
排気孔74の開口部78から排出される排気流に
抗して付勢する内部に電磁ソレノイドを備えた電
磁石82とを備えて構成されている。弁体80
は、弁室52の内壁に沿つてL字形状に折り曲げ
られた磁性材料製作動部材84の、開口部78に
対向する閉塞部86に貼着されており、その作動
部材84の他端部88は電磁石82の磁着部90
に対向させられている。そして、作動部材84の
折曲部92は、弁室52に固定された可撓性を有
する押え94によつて電磁石82を固定するブラ
ケツト96の端部に押圧されており、作動部材8
4はその折曲部92を支点としてわずかに回動さ
せられるようになつている。すなわち、作動部材
84は、弁体80を介して閉塞部86に受ける排
気孔74から吹き出す排気流に基づくモーメント
と、他端部88に受ける電磁石82の磁着力に基
づくモーメントとのバランスによつて、折曲部9
2まわりの回動の状態が制御されるようになつて
いるのである。なお、98はブラケツト96に設
けられた突起であつて、作動部材84の必要以上
の回動を阻止するためのものである。
出して形成された前記排気孔74の開口部78を
閉塞し得るように配設された弾性体製の弁体80
と、前記排気量制御回路28から供給される開度
制御信号SOに基づいて制御される励電流に応じ
た磁気的吸引力(磁着力)に従つて、弁体80を
排気孔74の開口部78から排出される排気流に
抗して付勢する内部に電磁ソレノイドを備えた電
磁石82とを備えて構成されている。弁体80
は、弁室52の内壁に沿つてL字形状に折り曲げ
られた磁性材料製作動部材84の、開口部78に
対向する閉塞部86に貼着されており、その作動
部材84の他端部88は電磁石82の磁着部90
に対向させられている。そして、作動部材84の
折曲部92は、弁室52に固定された可撓性を有
する押え94によつて電磁石82を固定するブラ
ケツト96の端部に押圧されており、作動部材8
4はその折曲部92を支点としてわずかに回動さ
せられるようになつている。すなわち、作動部材
84は、弁体80を介して閉塞部86に受ける排
気孔74から吹き出す排気流に基づくモーメント
と、他端部88に受ける電磁石82の磁着力に基
づくモーメントとのバランスによつて、折曲部9
2まわりの回動の状態が制御されるようになつて
いるのである。なお、98はブラケツト96に設
けられた突起であつて、作動部材84の必要以上
の回動を阻止するためのものである。
したがつて、血圧測定装置が第7図のフローチ
ヤートに従つて作動させられた際には、カフ2内
の圧力に応じて電磁石82に供給される励磁電流
が変化させられることにより、電磁石82の磁着
力が制御され、排気孔74の開口部78の開度、
ひいてはカフ2から排出される排気量が連続的に
調節されるので、カフ2の圧力降下速度が不要な
圧力振動を伴うことなく極めて精度良く調節、制
御され得るのである。しかも、定速排気と急速排
気とが1つの排気量制御弁32によつて為され得
るとともに、高価なパルスモータ等を使用しない
ので、装置が簡単かつ安価に製造され得る。
ヤートに従つて作動させられた際には、カフ2内
の圧力に応じて電磁石82に供給される励磁電流
が変化させられることにより、電磁石82の磁着
力が制御され、排気孔74の開口部78の開度、
ひいてはカフ2から排出される排気量が連続的に
調節されるので、カフ2の圧力降下速度が不要な
圧力振動を伴うことなく極めて精度良く調節、制
御され得るのである。しかも、定速排気と急速排
気とが1つの排気量制御弁32によつて為され得
るとともに、高価なパルスモータ等を使用しない
ので、装置が簡単かつ安価に製造され得る。
また、本実施例においては、被測定者の実際の
脈波発生状況に応じてカフ2の圧力降下速度を調
節するように構成されているので、被測定者の脈
拍数にかかわらず常に高い測定精度が得られると
ともに、被測定者に対するカフ2による圧迫時間
が必要かつ最小限とされて血圧測定に伴う苦痛が
軽減されるのである。
脈波発生状況に応じてカフ2の圧力降下速度を調
節するように構成されているので、被測定者の脈
拍数にかかわらず常に高い測定精度が得られると
ともに、被測定者に対するカフ2による圧迫時間
が必要かつ最小限とされて血圧測定に伴う苦痛が
軽減されるのである。
更に、本実施例の血圧測定装置によれば、カフ
2内に空気を供給する電動ポンプ30と、カフ2
から所定の速度で空気を排出する排気量制御弁3
2と、それ等電動ポンプ30および排気量制御弁
32に連通させられている圧力室31とを一体的
に備えた給排装置4が用いられているので、給排
気のためにカフ2に接続される配管の長さが短か
くされてそれ等の内部に収容される空気の体積が
少くなる。したがつて、カフ2によつて検知され
た被測定者の脈波の振動はその少ない体積の空気
を介して圧力センサ6に伝達されるので、その伝
達中における振動の減衰が軽減されて血圧測定の
精度が向上させられる。また、電動ポンプ30お
よび排気量制御弁32を一体的に構成することに
より、カフ2に接続するための配管の接続箇所が
少くされて接続部分からの空気の漏出が大幅に解
消される。
2内に空気を供給する電動ポンプ30と、カフ2
から所定の速度で空気を排出する排気量制御弁3
2と、それ等電動ポンプ30および排気量制御弁
32に連通させられている圧力室31とを一体的
に備えた給排装置4が用いられているので、給排
気のためにカフ2に接続される配管の長さが短か
くされてそれ等の内部に収容される空気の体積が
少くなる。したがつて、カフ2によつて検知され
た被測定者の脈波の振動はその少ない体積の空気
を介して圧力センサ6に伝達されるので、その伝
達中における振動の減衰が軽減されて血圧測定の
精度が向上させられる。また、電動ポンプ30お
よび排気量制御弁32を一体的に構成することに
より、カフ2に接続するための配管の接続箇所が
少くされて接続部分からの空気の漏出が大幅に解
消される。
ここで、血圧測定装置は圧力計の一種であつて
その製品毎に圧力計としての検定が必要とされ、
その検定の一項目としてリーク性能が要求され
る。リーク性能はカフを所定値に昇圧した後一定
期間経過後の圧力降下量で判定されるものである
が、本実施例によれば配管の接続箇所が少くされ
ているので斯るリーク性能が一層改善される利点
があるのである。
その製品毎に圧力計としての検定が必要とされ、
その検定の一項目としてリーク性能が要求され
る。リーク性能はカフを所定値に昇圧した後一定
期間経過後の圧力降下量で判定されるものである
が、本実施例によれば配管の接続箇所が少くされ
ているので斯るリーク性能が一層改善される利点
があるのである。
以上、本考案の一実施例を示す図面に基づいて
説明したが、本考案はその他の態様においても適
用され得る。
説明したが、本考案はその他の態様においても適
用され得る。
例えば、前述の実施例では弁体80が弾性体製
とされて開口部78の閉塞時における空気の漏出
が確実に防止されるようになつているが、弁体8
0は金属その他の材料製であつても良く、この場
合には開口部78をゴム等の弾性体製とすること
によつて空気の漏出が防止され得る。
とされて開口部78の閉塞時における空気の漏出
が確実に防止されるようになつているが、弁体8
0は金属その他の材料製であつても良く、この場
合には開口部78をゴム等の弾性体製とすること
によつて空気の漏出が防止され得る。
また、圧力センサ6は配管5を介して給排装置
4に接続されているが、カフ2に直接接続されて
も良い。ただし、配管の長さをできるだけ短かく
するためには本実施例のように給排装置4に接続
し、かつ給排装置4に接近して設けることが望ま
しい。
4に接続されているが、カフ2に直接接続されて
も良い。ただし、配管の長さをできるだけ短かく
するためには本実施例のように給排装置4に接続
し、かつ給排装置4に接近して設けることが望ま
しい。
なお、上述したのはあくまでも本考案の一実施
例であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
例であり、本考案はその精神を逸脱しない範囲に
おいて種々変更が加えられ得るものである。
第1図は本考案の一例が備えられた血圧測定装
置を示すブロツク線図である。第2図は、第1図
の排気量制御回路のブロツク線図である。第3図
は、第1図の血圧測定装置に備えられた本考案に
かかる給排装置の斜視図である。第4図は、第3
図の装置の一部を切り欠いた正面図である。第5
図は、第3図の装置の蓋体を取り除いて一部を切
り欠いた底面図である。第6図は第5図の−
視断面図である。第7図は第1図の血圧測定装置
のフローチヤートである。 2:カフ、3:配管、4:給排装置、31:圧
力室、46:ハウジング、(本体)、48:蓋体
(本体)、50:ダイヤフラム室、54:駆動モー
タ、64:逆止弁、74:排気孔、80:弁体、
82:電磁石(電磁ソレノイド)。
置を示すブロツク線図である。第2図は、第1図
の排気量制御回路のブロツク線図である。第3図
は、第1図の血圧測定装置に備えられた本考案に
かかる給排装置の斜視図である。第4図は、第3
図の装置の一部を切り欠いた正面図である。第5
図は、第3図の装置の蓋体を取り除いて一部を切
り欠いた底面図である。第6図は第5図の−
視断面図である。第7図は第1図の血圧測定装置
のフローチヤートである。 2:カフ、3:配管、4:給排装置、31:圧
力室、46:ハウジング、(本体)、48:蓋体
(本体)、50:ダイヤフラム室、54:駆動モー
タ、64:逆止弁、74:排気孔、80:弁体、
82:電磁石(電磁ソレノイド)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 血圧測定に際して、被測定者の身体の一部に巻
回されるカフに給気して該カフに該身体の一部を
圧迫させる一方、該カフ内の気体を徐々に排気し
て該圧迫を緩めるカフの給排装置であつて、 ダイヤフラムによつて閉じられたダイヤフラム
室と、該ダイヤフラム室に逆止弁を介して連通さ
せられるとともに前記カフと配管を介して接続さ
れた圧力室とを一体的に備えた本体と、 前記本体に支持され、前記ダイヤフラムと作動
的に連結されて該ダイヤフラムを往復駆動する駆
動モータと、 前記圧力室を囲む壁に形成された排気孔を閉塞
可能に配設された弁体と、 励磁電流に応じた磁気的吸引力に従つて、前記
弁体を前記排気孔を通る排気流に抗して付勢し、
前記カフの圧力降下速度を調節する電磁ソレノイ
ドと を含むことを特徴とする血圧測定装置におけるカ
フの給排装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7868583U JPS59183207U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 血圧測定装置におけるカフの給排装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7868583U JPS59183207U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 血圧測定装置におけるカフの給排装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59183207U JPS59183207U (ja) | 1984-12-06 |
JPH019529Y2 true JPH019529Y2 (ja) | 1989-03-16 |
Family
ID=30208687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7868583U Granted JPS59183207U (ja) | 1983-05-25 | 1983-05-25 | 血圧測定装置におけるカフの給排装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59183207U (ja) |
-
1983
- 1983-05-25 JP JP7868583U patent/JPS59183207U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59183207U (ja) | 1984-12-06 |
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