JPS63234898A - ステツピングモ−タの逆相制動制御装置 - Google Patents

ステツピングモ−タの逆相制動制御装置

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JPS63234898A
JPS63234898A JP62063594A JP6359487A JPS63234898A JP S63234898 A JPS63234898 A JP S63234898A JP 62063594 A JP62063594 A JP 62063594A JP 6359487 A JP6359487 A JP 6359487A JP S63234898 A JPS63234898 A JP S63234898A
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JP
Japan
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signal
signal value
stepping motor
rotor
phase
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JP62063594A
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Inventor
Eiji Mogi
茂木 英二
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/24Arrangements for stopping
    • H02P8/26Memorising final pulse when stopping
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
    • G11B21/081Access to indexed tracks or parts of continuous track
    • G11B21/083Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
    • G11B21/085Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs with track following of accessed part

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はステッピングモータの回転子またはこれに機械
結合されている対象を所定位置に停止させるため、ステ
ッピングモータに制動を掛ける際の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
ステッピングモータが利用されている多くの用途では、
その回転子ないしはそれに結合された対象を目標位置に
まで極力速やかに移動させるとともにその位置に正確に
停止させる必要がある0例えば固定ディスク記憶装置の
読み書き用のヘッドをステッピングモータで駆動する場
合、アクセスタイムの短縮上ではヘッドを目標トランク
にまで敏速に移動させ、読み書きを正確に行なうにはヘ
ッドをそのトラック上に正しく停止させてやらねばなら
ない、かかるステッピングモータの高速駆動と正確な停
止とは一般的には相反的であって、両持質を両立させる
ことは必ずしも容易でない。
しかし、幸いなことにステッピングモータはふつう複数
相構成1例えば2相構成であって、その2個の相コイル
に流す相電流が作るベクトル位置を指定することにより
その回転子を所定の角度位置に正確に停止させることが
できる。すなわち、ステッピングモータの回転子は相電
流により指定される各ベクトル位置に応じた角度位置を
持っており、最終的には該位置に安定して係止ないしは
保持される。ただし、回転子が高速で駆動されていると
きにこの角度位置に対応するベクトルと相電流により指
定しても、回転子はその位置の前後に振動しながら停止
するので、最終的に目標位置に係止されるまでにかなり
の時間が掛かってしまって、折角回転子を高速で駆動し
た意味が失われてしまう。
従って、ステッピングモータの高速駆動には、その停止
時に有効な制動を掛けて回転子の最終停止位置の前後の
振動を止めてやる必要があり、このための手段として従
来から逆相制動方式と称されるものがよく知られている
。これは、ステッピングモータに最終停止位置に対応す
るベクトル位置を相電流により一旦指定した後、該ベク
トル位置の一つ手前のベクトル位置を指定することによ
りステッピングモータの回転子に逆相制動を掛けて速度
を落としてやった上で、ベクトル位置を最初の指定に戻
すことによって回転子を最終停止位置に係止させるもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来技術による逆相制動方式では、最初の最終ベク
トル位置の指定から逆相制動のためのベクトル位置の指
定までの時間、および逆相制動用ベクトル位置の指定か
ら最終ベクトル位置に戻すまでの時間をそれぞれ独立に
設定することができ、これらの時間設定が適切になされ
たとき、ステッピングモータの回転子は目標停止位置に
無振動であるいは1〜2回の振動で係止される。しかし
、これらの時間設定はいずれも固定設定であるため、設
定後にステッピングモータの機械負荷が変動すると制動
が不足したり過制動になって所期の効果が得られなくな
ってしまう、また、ステッピングモータに対する供給電
圧の変動に対しても意外に敏感である。
本発明は、従来技術のもつかかる問題点を解消して、ス
テッピングモータの機械負荷や供給電圧等の条件が変動
しても確実に逆相制動効果が得られるステッピングモー
タの逆相制動制御装置を得ることを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は逆相制動を掛ける時期と順相に戻す時期をその
時の条件に応じて変えてやることにより従来技術のもつ
問題点を解消しようとするものであって、本発明によれ
ば複数相構成のステッピングモータにその回転子を駆動
しかつ所定位置に係止するための相電流を供給する駆動
回路と、該駆動回路に相電流の作るベクトルの位置をI
旨定する指定信号を発する駆動指令手段とを備えるステ
ッピングモータの駆動系に対し、回転子の現在位置を検
出して該位置に表わす現在位置信号値を発する位置検出
回路と、回転子が停止すべき目標位置およびその手前の
所定の設定位置において現在位置信号値がそれぞれ取る
べき第1および第2の信号値を設定する信号値設定手段
と、現在位置信号値の該第1および第2の信号値に対す
る大小を比較してその結果を表わす第1および第2の状
態信号を発する信号値比較手段とを設けて、駆動指令手
段により目標位置を指定する指定信号を駆動回路に発し
た後に回転子が設定位置に達して信号値比較手段からの
第2の状態信号の値が変化したとき駆動指令手段から目
標位置よりは手前のベクトル位置を指定する指定信号を
駆動回路に発して回転子に逆相制動を掛けさせ、さらに
回転子が目標位置に達して信号値比較手段からの第1の
状態信号の値が変化したとき駆動指令手段から目標位置
に対応するベクトル位置を指定する指定信号を駆動回路
に発して回転子を目標位置に係止させることにより上述
の目的を達成するものである。
上述の構成において、駆動指令手段としては従来と同様
にマイクロプロセッサを用いるのが便利で、場合により
上記構成中の信号値設定手段や信号値比較手段もこのマ
イクロプロセッサに受は持たせることができる。また、
位置検出回路としては回転子の現在位置をホール素子等
を利用して直接検出することも可能であるが、例えばス
テッピングモータの相コイルからその回転子の角度位置
に応じて動的に変化する逆起電力波形を取り、該波形を
微分することにより回転子の現在位置を表わす現在位置
信号を得る方が、該現在位置をより正確に検出して逆相
への切り換えと順相への復帰をより適切な時期に行なわ
せることができる。
〔作用〕
第1図から第3図を参照しながら上記構成のもつ作用を
説明する。
第1図に示されたステッピングモータ10は2相構成で
あって、回転子11と固定子側の2個の相コイル12a
、 12bが示されている。駆動回路20にはこれら2
個の相コイルにそれぞれ相電流Ia、 Ibを供給する
2個の駆動回路20a、20bが含まれており、それぞ
れ駆動指令手段30であるマイクロプロセッサから指定
信号DSa、DSbを受ける。該指定信号DSa。
口sbは例えばそれぞれ2ビツトのディジタル信号であ
って、駆動回路20a、20bに正方向、負方向あるい
はゼロの相電流Ia、Ibが作るベクトルの位置を指定
することができ、第2図にこれによって指定可能な8個
のベクトルvO〜v7が示されている。
ベクトルを指定信号により例えば図の矢印のように右回
りに順次指定することによりステッピングモータの回転
子11は右回りに駆動されるが、この際一つ置きに例え
ば奇数番目のベクトルのみを指定するようにしてもよい
本発明における位置検出回路40は回転子10の回転中
にその現在位置を検出する要があり、種々の手段でこれ
を検出することができるが、その一手段として該回転中
に相コイル12a、 12bに誘起される逆起電力波形
を利用することができる。ただし正確には相コイルに鎖
交する回転子磁束が回転子の現在位置を表わし、逆起電
力波形はその時間微分波形であるから、該逆起電力波形
を時間積分することにより回転子の現在位置波形が得ら
れる。
従って、第1図の位置検出回路40は、相コイル12a
12bに並列接続された抵抗13a、 13bの中点の
電位を受ける差動増幅器とその出力を受けるRC積分回
路により構成されている。しかし、実用的には後述の実
施例におけるように積分回路を微分回路で置き換えても
実際に得られる現在位置波形に大差はない、第3図ta
+にはこのようにして得られる位置検出回路40からの
現在位置信号値spの波形がti線で示されており、図
かられかるようにある値に収斂する減衰振動波形になる
この現在位置信号値SPを受ける信号値比較手段60は
例えば図示のように2個のコンパレータ61,62を含
み、これらのコンパレータは現在位置信号値spをその
下に示された信号値設定手段50から与えられる第1の
信号値SVIおよび第2の信号値SV2とそれぞれ比較
して、その結果を示す第1の状態信号ssiおよび第2
の状態信号SS2を発する。第1の信号値Sv1は第3
図かられかるように現在位置信号値spが収斂する値す
なわち回転子が停止すべき目標位置において現在位置信
号値spが取るべき値に設定されており、第2の信号値
SV2はその下方すなわち目標位置の手前の所定の設定
位置において現在位置信号値spが取る値に設定される
この際、当該設定位置すなわち第2の信号値SV2の値
は逆相制動を掛ける時期を設定するためのもので、回転
子とこれに結合される機械系のもつ慣性やステッピング
モータの電気的特性に応じて逆相制動が最も有効に掛か
るように経験的および実験的に決定される。
第3図(alにおいて、時刻toに回転子11を目標位
置に置くためのベクトル位置を指定する指定信号DSa
、 DSbが駆動指令手段30から駆動回路20a、2
0bに発しられると、位置検出回路40からの現在位置
信号値spは前述のように図の鎖線で示すような振動波
系となる。この現在位置信号値spが図示のように立ち
上がり、時刻t1において第2の信号値SV2と等しく
なると、信号値比較手段60のコンパレータ62からの
第2の状態信号SS2は同図−)に示すように例えばr
LJからrHJに変化し、駆動指令手段30はこの変化
を把えてステッピングモータ10に逆相制動が掛かるよ
うにその指定信号DSa、 DSbの値を切り換える。
いま、第2図のベクトル位置v1が目標位置であって、
前の時刻10においてベクトル位置v7からこの目標位
置であるベクトル位置v1に切り換えられたものとする
と、この時刻t1では目標位置の手前のベクトル位置で
あるvOまたはv7にベクトル位置の指定が戻される。
駆動指令手段からの指定信号によるベクトル位置の指定
がこのように逆戻しされることにより、ステッピングモ
ータ10には強い逆相制動が掛かってその回転子が減速
されるので、時刻t1以降の現在位置信号値spの波形
は第3図(alに示すようにその鎖線で示す波形から離
れて実線で示すような経過を取ることになる。
この逆相制動時の現在位置信号値spがさらに第1の信
号値SVIと等しくなる時刻t2にはステッピングモー
タの回転子は目標位置に到達しており、これと同時に信
号値比較手段60のコンパレータ61からの第1の状態
信号SSIはその状態を例えば第3図+c+に示すよう
にrLJからrHJに変えるので、駆動指令手段30は
これを把えてその指定信号DSa、 DSbによるベク
トル位置の指定を目標位置に対応する前述のベクトル位
置v1に再び切り換える。
これによって、ステッピングモータの回転子には該目標
位置に向けての係止力が作用し、第3図falに見られ
るようにその後の比較的短時間内に回転子は目標位置に
係止されて完全停止する。
以上の説明かられかるように、逆相制動の開始時期を決
める第2の信号値SV2と目標位置に対応する第1の信
号値SVIとの差を過小に設定すると逆相制動の効果は
充分得られないので、第2の信号値SV2の大きさは第
3図(alに示すように逆相制動時に回転子が目標位置
を僅かに通り過ぎる程度に設定するのが望ましく、第2
の信号値SV2の選択だけでこの理想条件が満たされな
いときには、逆相制動のためのベクトル位置の選択をこ
れと組み合わせて設定条件を最適化することができる。
かかる最適化がなされたとき、ステッピングモータの回
転子をほとんどオーバシュートなしで目標位置に短時間
内に停止させることができる。また、従来の逆相制動方
式と比較すると、本発明における逆相制動開始時期は単
なる経過時間により決めるのではなく、回転子の実際の
運動状況を反映した現在位置信号値spと第2の信号値
SV2が一致する時刻で決定されるので、ステッピング
モータの機械負荷やステッピングモータへの供給電圧な
どの変動要素の影響を補償して、ステッピングモータに
常に適度の逆相制動が掛かることにより短時間内に目標
位置に停止させることができ、これにより前述の所期の
課題が解決される。
〔実施例〕
以下、図を参照しながら本発明の詳細な説明する。第4
図は本発明によるステッピングモータの逆相制動制御装
置の例の回路図、第5図はその主な信号の波形図、第6
図は駆動指令手段30としてのマイクロプロセッサの動
作を示す流れ図である、この実施例ではステッピングモ
ータ10は第1図で矢印θで示すように正逆の回転をす
るので、これに応じて信号値設定手段52では2個の第
2の信号値5V2p、5V2nが設定され、信号値比較
手段60は2個の第2の状態信号5S2p、 5S2n
を発するように構成されている。また、これら信号値設
定手段および信号値比較手段はいずれもこの実施例では
ハードウェアで回路構成されているものとする。
第1図において、2相構成のステッピングモータ10の
2個の相コイル12a、 12bに対してそれぞれ駆動
回路20a、20bを設けられており、両駆動回路は相
同に構成されてそれぞれ4個のトランジスタ21、フリ
ーホイーリングダイオード22およびインバータ23を
含む、これらの駆動回路20a、20bに対する指定信
号DSa、flsbは駆動指令手段30であるマイクロ
プロセッサから与えられ、それぞれ2ビツトの信号であ
る。これら指定信号DSa、DSbの各ビット信号はイ
ンバータ23を介してブリッジ状接続されたトランジス
タ21のベースに与えられ、プリフジの対辺に位置する
2個のトランジスタ21をたすき掛は状に同時にオンオ
フする。従って指定信号DSa、DSbの各ビットが交
互にrLJの信号値をとったとき、相コイル12a、 
12bには正または負方向の相電流が駆動回路20a、
 20bから供給され、指定信号DSa、DSbの両ビ
ットともrHJの信号値をとったとき、相コイル20a
、20bに相電流は供給されない、駆動指令手段30は
このように各2ビツトの指定信号DSa、 DSbの信
号値の組み合わせを選択することにより、前に第2図に
示した相電流が作る8個のベクトル位gVo−V7中の
任意のベクトル位置をステッピングモータ10に指定で
きる。
この実施例における駆動回路40は、図の中央部に示さ
れたように増幅部41.フィルタ部42および微分回路
部43から構成されており、その初段の増幅部41は演
算増幅器41aを主体とする差動増幅器であって、その
2個の入力にステッピングモータ10の相コイル12a
、12bに並列接続された抵抗対13a。
13bの中点の電圧A、Bをそれぞれキャパシタ41b
を介して受ける。ステッピングモータ1oが第2図の例
えばベクトル位置v7から目標位置であるベクトル位置
v1に向けて駆動され、その回転子11の角度位置θが
第5図(alに示すように減衰振動しながら目標位置に
収斂するとき、上述の両電圧A、 Hにはその時の逆起
電力波形が同図山)に示すように現われ、両波形はいず
れも角度θの波形を微分した減衰振動波形であって、か
つ位相が互いに180゜ずれている、また、この実施例
における信号値設定手段50は第1の信号値svtを設
定する第1信号値設定回路51と2個の第2の信号値5
V2p、5V2nを設定する第2信号値設定回路52と
からなっており、この内の第1信号値設定回路51は、
図示のように位置検出回路40の増幅部41に対して第
1の信号値SVIに等しいバイアス電圧を掛けるように
、3個の抵抗41dを介して第5図伽)に示すようにこ
の第1の信号値SVIの分だけ持ち上げられている。
しかし、増幅部41としての動作はこれとはとくに関係
せず、増幅部41は帰還抵抗41cを備える差動回路と
して働き、上述のA、B両波形を合成してフィルタ部4
2に与える。このフィルタ部42は限界周波数が抵抗4
2bとキャパシタ42cとで選択されるいわゆる2次特
性をもつローパスフィルタであって、A、B両波形の合
成波形中の細かなノイズを除去して第5図To)に示す
波形の合成信号Cを出力する。なお、前述の第1信号値
設定回路51はボルテージフォロワ接続の演夏増幅器5
1aを含み、抵抗対51bにより設定された第1の信号
値SVIを出力し、該第1の信号値SVIの電圧値はキ
ャパシタ51cにより安定化されている。
位置検出回路40の終段である微分回路部43は、この
第1の信号値SVIだけ持ち上げられた状態で、キャパ
シタ43bと抵抗43cとで設定される時定数で合成信
号Cを微分して、第5図(d+に示す波形の現在位置信
号spを出力する。この現在位置信号の波形には第5図
+a+と比較するとわかるように、はぼ正確に回転子の
角度位置θの波形が再現されており、現在位置信号値s
pは第1の信号値SVIだけ持ち上げられている。この
微分回路部43はもちろん積分回路であっても差し支え
ない。
この現在位置信号値spは信号値比較手段60の3個の
コンパレータ61 * 62 p * 62 nの一方
の入力に共通に与えられる。この内の第1の状態信号S
S1発生用のコンパレータ61の他方の入力には前述の
第1の信号値SVIが与えられるが、第2の状態信号5
S2p+ 5S2n発生用の2個のコンパレータ61p
、61nの他方の入力には、信号値設定手段50の第1
信号値設定回路51内の抵抗対s2p、 52nによっ
て設定された第2の信号値5V2p、 5V2nがそれ
ぞれ与えられる。
第2の信号値5V2pと第2の状態信号5S2pとは回
転子11の正方向回転用であり、第2の信号値5V2n
と第2の状態信号5S2nとは負方向回転用であり、第
5図+d)に示すように第2の信号値5v2pは第1の
信号値SVIよりは低く、第2の信号値5V2nは第1
の信号値SVIより高く設定される。なお、コンパレー
タ61,62p、62nの出力側には電位引き上げ用の
抵抗63が接続され、これにより駆動指令手段3oとし
てのマイクロプロセッサにはTTLレベルの第1の状態
信号SS1 と第2の状態信号5S2p、 5S2nが
第5図(el〜(幻に示すように比較結果に応じた波形
で与えられる。
以上で本発明装置内の各部の構成と動作の説明を終えた
ので、ついで第6図の駆動指令手段30としての動作を
中心にしてその全体動作を説明する。
この第6図に示された流れは、駆動指令手段30が前述
のように例えば第2図のベクトル位置v7から最終目標
位置としてのベクトル位IVIを指定信号DSa、 D
Sbにより駆動回路20a、20bに指定した後に直ち
に起動される。このときステッピングモータ10の回転
子は正方向に駆動されているものとし、駆動指令手段3
0はこの駆動方向を方向フラグOrのrHJ値によって
記憶しているものとする。
最初のステップS1では、駆動指令手段30は信号値比
較手段60からまず第2の状態信号5S2p、 5S2
nを読み込み、続くステップS2で第2の状態信号5S
2pの状態がrLJか否かを判定する。この時刻toで
は前の第3図(blかられかるように第2の状態信号5
S2pはrLJであるから、ステップS2の判定は然り
と出て流れは直ちにステップs1に帰る。つまりこの状
態では回転子11の現在位置を示す現在位置信号値sp
が第3図(lk>に示すように第2の信号値5V2pま
で立ち上がるのを待機しているが、両値が時刻t1で一
致すると第3図山)に示すように第2の信号値5S2p
が「H」に変わるので、流れはステップS3に移る。こ
のステップS3では前のステップ51で読み込んだ第2
の状態信号5S2nがrLJか否かが判定されるが、第
5図ttIかられかるように第2の状態信号5S2nは
最初からrHJであり、現在位置信号値spが第1の信
号値室SVIより高い第2の信号値5V2nまで立ち上
がらないとrLJに変わらないから、当然この時刻t1
ではまだrHJの状態にある。従ってステップS3にお
ける判定結果は否と出て流れはさらにステップS4に移
り、駆動回路30は指定信号DSa、DSbを切り換え
てステッピングモータ10に逆相制動を掛ける。この指
定信号としては、前述のように目標位置に対応するベク
トル位置v1よりは手前のベクトル位置v7に戻ること
を指定するか、場合によりそれより目標位置寄りのベク
トル位置vOを指定する。いずれにせよ、ステッピング
モータ10の回転子11にはこれによって制動が掛かり
急速に減速されるが、駆動指令手段3o側では動作をス
テップS5に移す。
このステップS5では第1の状態信号SS1を読み込み
、さらに次のステップS6でこの第1の状Jut号SS
1がrLJか否かを判定する。逆相制動を時刻t1で開
始した直後はまだ現在位置信号値spが充分立ち上がら
ず、第3図(C1かられかるように第1の状態信号SS
1はまだrLJの状態であるから、動作はさらにステッ
プS9に移るが、今の場合方向フラグ[lFはrHJで
あるから、動作の流れはステップS9からステップS5
に帰されて、第1の状態信号SS1がrHJに変わるの
を待機するステップS5からステップS7までの繰り返
えしループに入る。
第3図に示された時刻t3に回転子11が目標位置に達
して第1の状態信号SS1がrHJに変わると、駆動指
令手段30の動作はステップS6からループを抜は出し
てステップS8に移る。このステップS8では方向フラ
グOrがrLJか否かが判定されるが、結果は当然台と
出るので、動作はステップS9に入って、駆動指令手段
30はその指定信号DSa、 DSbにより目標位置に
対応するベクトル位置v1を駆動回路に指定する。つま
りこのステップS9では、今までの逆相制動状態を順相
に戻すことより、ステッピングモータの回転子11に係
止力を作用させてそれを目標位置に停止させる0以上に
より回転子の正方向回転に対する逆相制動の制御動作が
完了する。
次に回転子が負の回転方向から目標位置に停止される場
合の動作を説明する。この場合、駆動指令手段30はこ
の負の回転方向を方向フラグDFにrLJを立てること
により記憶しており、回転子11は前とは逆に例えば第
2図のベクトル位置v1から目標位置に対応するベクト
ル位置v7に向けて操作されているものとする。また、
第7図は前の輌3図に対応してこの負方向回転時の主な
信号の波形を示すものである。
時刻10で第6図の流れが起動されたとき、第7図(a
lかられかるように現在位置信号値spは高い値をもち
、第1の信号値SVIよりも低い第2の信号値5V2p
より当然高い値をもつから、第2の状態信号3321)
はrHJの状態にある。従って、最初のステップS1の
直後のステップS2における判定結果は否となって動作
はステップS3に移る。このとき、第2の信号値5S2
nの方は第7図(blかられかるようにまだrLJの状
態であるから、このステップS3の判定は然りとなり、
駆動指令手段30は動作をステップS1に戻すことによ
り現在位置信号値spが第2の信号値5V2nにまで立
ち下がるのを待機する。
時刻tlにおいて現在位置信号値spが第2の信号値5
V2nと一致して第2の状態信号5S2nがrHJに変
わると、流れはステップS4に移り、駆動指令手段30
は例えばベクトル位置v1またはvOを指定信号により
指定することによりステッピングモータ10に逆相制動
を掛けて回転子11を減速させる。この制動中、駆動指
令手段30はステップS5において第1の状態信号SS
1を読み込み、次のステップs6でそれがrLJか否か
を判定するが、今度の場合は第7図(01かられかるよ
うに時刻ti後も第1の状態信号SS1はrHJなので
動作はステップs8に移る。
このステップS8の判定は今の場合方向フラグDFがr
LJであるから然りとなって流れはステップs5に帰り
、以後ステップS5. ステップS6およびステップS
8を含む繰り返えしループにより現在位置信号値SPが
第1の信号値SVIまで立ち下がるのを待機する。回転
子11が減速されながら時刻t2に目標位置に達し、現
在位置信号値spが第1の信号値sviと等しくなって
第1の状態信号SSIがrLJになると、流れはステッ
プS7に入り、方向フラグDFがrLJであるからさら
に動作はステップS9に移り、駆動指令手段30は指定
信号DSa、 DSbにより目標位置に対応するベクト
ル位置v7を指定して駆動回路に与える。この順相指定
により回転子11は目標位置に係止されて第7図(al
に示すように時刻t2後の比較的短時間内に静止する。
以上説明した実施例のほか、本発明は種々の態様で実施
をすることができる0例えば位置検出回路はステッピン
グモータの回転子の現在位置ないしはその波形をほぼ正
確に表わす現在位置信号値を発しうるちのであれば足り
、実施例における指定の回路構成に限らず種々公知の手
段や回路を組み合わせることにより適宜に構成すること
ができる。信号値設定手段や信号値比較手段についても
、実施例におけるようにそれらをハードウェアにより構
成する必要はとくにはなく、駆動指令手段であるマイク
ロプロセッサ内にその一部ないし全部をソフトウェアと
して組み込むことが可能である。
〔発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、複数相構成のステ
ッピングモータにその回転子を駆動しかつ所定位置に係
止するための相電流を供給する駆動回路と、該駆動回路
に相電流の作るベクトルの位置を指定する指定信号を発
する駆動指令手段とを備えたステッピングモータの制御
lI装置に対し、回転子の現在位置を検出して該位置に
表わす現在位置信号値を発する位置検出回路と、回転子
が停止すべき目標位置およびその手前の所定の設定位置
において現在位置信号値がそれぞれ取るべき第1および
第2の信号値を設定する信号値設定手段と、現在位置信
号値の該第1および第2の信号値に対する大小を比較し
てその結果を表わす第1および第2の状態信号を発する
信号値比較手段とを設け、ステッピングモータの回転子
が最終的に停止すべき目標位置の手前の設定位置に達し
たとき、第2の状態信号の値の変化時点を把えて駆動指
令手段から目標位置よりは手前の逆相関係となるベクト
ル位置を指定する指定信号を駆動回路に発することによ
り回転子に逆相制動を掛けて急速に減速させ、さらに回
転子が減速されながら目標位置に達したとき、第1の状
態信号の値の変化を把えて駆動指令手段から目標位置に
対応する順相のベクトル位置を指定する指定信号を駆動
回路に発することにより回転子に係止力を掛けて短時間
内に目標位置に停止させる。これにより、ステッピング
モータの回転子には信号値設定手段からの第2の信号値
により設定された適切な目標位置の手前の位置から有効
な逆相制動を掛け、減速された状態で目標位置に達した
とき係止力を作用させて、極く僅かなオーバシュートで
回転子を目標位置に短時間内に静止させることができる
9本発明によるかかる逆相制動と順相係止とを組み合わ
せることにより、回転子に順相係止力のみを働かせて目
標位置の前後に振動させながら回転子を停止させる場合
と比べて、回転子が静止するまでの時間をほぼ1桁短縮
することができる。
また、上述のように本発明においては、上記の逆相制動
を働かせる時機が位置検出回路からの現在位置信号値て
表わされた回転子の実際の位置に応じて決定され、また
順相係止に戻す時機も同様に回転子の実際位置に応じて
決定されるので、従来の逆相制動制御のようにかかる両
時機をあらかじめそれぞれ一定時間に設定しておく場合
と比較して、逆相制動と順相係止の開始時機時をより適
切に選ぶことができ、回転子が静止するまでの時間をほ
ぼAに短縮することができる。さらに、従来の逆相制動
!1111がステッピングモータの機械負荷や供給電圧
等の条件が変動すると逆相制動の効果が充分得られなか
ったのに対し、本発明によれば上記の効果を常に確実に
得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
図はすべて本発明に関するもので、第1図は本発明によ
るステッピングモータの逆相制動制m装置を原理的に示
すブロック回路図、第2図はステッピングモータの相電
流が作るベクトル図、第3図はステッピングモータが所
定方向から停止するまでの本発明装置内の主な信号の波
形図、第4図は本発明の実施例回路図、第5図は該実施
例回路内の主要信号の波形図、第6図は本発明装置内の
駆動指令手段の動作を示す流れ図、第7図はステッピン
グモータが第3図の場合とは逆方向から停止するまでの
本発明装置内の主な信号の波形図である0図において、 10ニステンピングモータ、11ニスチツピングモータ
の回転子、12a、 12b:ステッピングモータの相
コイル、13a、 13b:回転子の現在位置検出用抵
抗対、20.20a、20b :駆動回路、21:トラ
ンジスタ、22:フリーホイーリングダイオード、23
:インバータ、30:駆動指令手段ないしはマイクロプ
ロセッサ、40:位置検出回路、41:増幅部、41a
:演算増幅器、41b:演算増幅器への入力キャパシタ
、41c:帰還抵抗、41d:増幅部の第1信号値設定
回路との接続用抵抗、42:フィルタ部、42a二演算
増幅器、42b:限界周波数設定用抵抗、42c:限界
周波数設定用キャパシタ、43:微分回路部、43a:
演算増幅器、43b:微分時定数設定用キャパシタ、4
3c:li分待時定数設定用抵抗50:信号値設定手段
、51:第1信号値設定回路、51b:第1の信号値設
定用抵抗対、51C:第1の信号値明いてい用キャパシ
タ、52:第2信号値設定回路、52p、52n:正負
の第2の信号値設定用抵抗対、60=信号値比較手段、
61.62p+ 62n :コンパレータ、63:コン
パレータ出力電位引き上げ用抵抗、A、B:逆起電力波
形検出点の電圧、C:逆起電力波形の合成信号、DF:
回転子の回転方向を示す方向フラグ、DSa、DSb:
各2ビツトの指定信号、Ta、 rb:相電流、SP:
現在位置信号ないしは現在位置信号値、SSl:第1の
状態信号、SS2.5S2p。 5S2n :第2の状態信号、SVI:第1の信号値、
Sν2゜5V2p、5V2n:第2の信号値、51〜S
9:駆動指令手段として、の動作ステップ、t1本発明
による逆相制動制御開始時刻、tl:逆相制動開始時刻
、C2:順相逆止開始時刻、ν0〜V7:ステツピング
モータの相電流が作るベクトル位置、である。 l。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)複数相構成のステッピングモータにその回転子を駆
    動しかつ所定位置に係止するための相電流を供給する駆
    動回路と、該駆動回路に相電流の作るベクトルの位置を
    指定する指定信号を発する駆動指令手段と、回転子の現
    在位置を検出して該位置に表わす現在位置信号値を発す
    る位置検出回路と、回転子が停止すべき目標位置および
    その手前の所定の設定位置において現在位置信号値がそ
    れぞれ取るべき第1および第2の信号値を設定する信号
    値設定手段と、現在位置信号値の該第1および第2の信
    号値に対する大小を比較してその結果を表わす第1およ
    び第2の状態信号を発する信号値比較手段とを備え、駆
    動指令手段により目標位置を指定する指定信号を駆動回
    路に発した後に回転子が設定位置に達して信号値比較手
    段からの第2の状態信号の値が変化したとき駆動指令手
    段から目標位置よりは手前のベクトル位置を指定する指
    定信号を駆動回路に発して回転子に逆相制動を掛けさせ
    、さらに回転子が目標位置に達して信号値比較手段から
    の第1の状態信号の値が変化したとき駆動指令手段から
    目標位置に対応するベクトル位置を指定する指定信号を
    駆動回路に発して回転子を目標位置に係止させるように
    したことを特徴とするステッピングモータの逆相制動制
    御装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の装置において、駆動指
    令手段がマイクロプロセッサであることを特徴とするス
    テッピングモータの逆相制動制御装置。 3)特許請求の範囲第1項記載の装置において、位置検
    出回路がステッピングモータの相コイルに誘起される振
    動性の逆起電力波形を微分して現在位置信号を発するこ
    とを特徴とするステッピングモータの逆相制動制御装置
    。 4)特許請求の範囲第3項記載の装置において、第1の
    状態信号が現在位置信号に相加されて信号値比較手段に
    比較入力として与えられることを特徴とするステッピン
    グモータの逆相制動制御装置。 5)特許請求の範囲第1項記載の装置において、第2の
    信号値が信号値設定手段によりステッピングモータの正
    逆両回転方向に対して別個に設定され、信号値比較手段
    が該別個に設定された2個の第2の信号値をそれぞれ現
    在位置信号値と比較して2個の第2の状態信号を発する
    ようにしたことを特徴とするステッピングモータの逆相
    制動制御装置。
JP62063594A 1987-03-18 1987-03-18 ステツピングモ−タの逆相制動制御装置 Pending JPS63234898A (ja)

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US07/158,679 US4862051A (en) 1987-03-18 1988-02-22 Stepping motor's negative-phase braking control device
DE3806737A DE3806737A1 (de) 1987-03-18 1988-03-02 Steuereinrichtung zum negativphase-bremsen eines schrittmotors

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DE3806737C2 (ja) 1991-06-13
DE3806737A1 (de) 1988-09-29
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