JPS63234880A - 電流形コンバ−タの制御装置 - Google Patents

電流形コンバ−タの制御装置

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JPS63234880A
JPS63234880A JP62067914A JP6791487A JPS63234880A JP S63234880 A JPS63234880 A JP S63234880A JP 62067914 A JP62067914 A JP 62067914A JP 6791487 A JP6791487 A JP 6791487A JP S63234880 A JPS63234880 A JP S63234880A
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JP62067914A
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Sadao Hokari
定夫 保苅
Masaru Komuro
勝 小室
Hiromi Inaba
博美 稲葉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電流形コンバータの制御装置に係り、特に、
電力源として直流電圧を用いる電流形コンバータの出力
電圧制御に用いて好適な電流形コンバータの制御装置に
関する。
〔従来の技術〕
電流形コンバータを用いて電動機の制御を行う機器にお
いては、交流電源の停電時にも電動機を駆動したいとい
う要求がある。このような要求を満たすための従来技術
として、例えば、特開昭61−102172号公報等に
記載された技術が知られている。この従来技術は、電力
源として蓄電池等の直流電源を用い、この直流電源を前
記電流形コンバータあるいは別個に設けた装置をチョッ
パ動作させることにより出力電圧を制御する電力供給手
段を設けることにより、電動機等の負荷に電力を供給す
るものであった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来技術は、チョッパ動作する電力供給手段によっ
て得られる出力電圧の出力電圧特性について配慮されて
いなかった。
すなわち、−aに、電流形コンバータ等の電力供給手段
を構成する半導体素子等の制御素子は、その素子の特性
によって定まる最小パルス幅以下のパルス幅で駆動する
ことができない。このため、前記電力供給手段は、その
出力電圧が急激に変化する部分が生じて不連続な特性と
なるという問題点があり、かつこの不連続な出力電圧の
領域では、負荷の制御を安定に行うことができないとい
う問題点があった。
本発明の目的は、電力源として直流電源を用いた場合に
も、連続した出力電圧特性を得ることのできる電流形コ
ンバータの制御装置を提供することにある 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、前記目的は、電流形コンバータを最小
パルス幅でチョッパ動作させたときに出力される直流電
圧を打ち消すように、前記直流電圧と正負逆の直流電圧
を同一チョッピング周期内で発生させることにより達成
される。
すなわち、本発明は、電流形コンバータの動作状態をチ
ョッピング周期期間内において、次の3つの状態に制御
して目的を達成することができる。
直流電源から負荷となる電動機等に電力を供給するカ行
制御モードでは、直流電源から負荷へ電力を供給する最
小パルス幅以上の期間から成る力行通流状態、直流回路
を短絡し回路電流を環流させる環流状態、最小パルス幅
でコンバータを駆動したときの力行通流状態で出力され
る電圧を打ち消すため、負荷からの電力を直流電源に回
生ずる一定幅の回生通流状態の3つの状態にコンバータ
を制御し、これら3つの状態のチョッピング周期内での
時間比率を可変とする。
電動機等の負荷からの回生電力を制御する回生制御モー
ドでは、カ行制御モードの場合と同様に、負荷からの電
力を直流電源に回生ずる最小パルス幅以上の期間からな
る回生通流状態、直流回路を短絡し回路電流を環流させ
る環流状態、最小パルス幅でコンバータを駆動したとき
の回生通流状態で出力される電圧を打ち消すため、直流
t:aから負荷へ電力を供給する一定幅の力行通流状態
の3つの状態にコンバータを制御し、これら3つの状態
のチョッピング周期内での時間比率を可変とする。
〔作 用〕
コンバータをチョッピングする際、1つのチョッピング
周期内で前述した3つの状態の時間比率を制御すること
により、チョッピング周期毎に発生する平均出力電圧を
連続的に変化させることができるとともに、正負両頭域
にわたって連続的な出力電圧特性を得ることができるの
で、負荷となる電動機等の制御が不安定になることがな
い。
〔実施例〕
以下、本発明による電流形コンバータの制御装置の一実
施例を図面により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図(a)、 
 (b)は第1図における制御回路14が作成する制御
関数とコンバータ2の出力電圧特性を説明する図、第3
図は制御回路14の制御フローチャート、第4図(a)
、  (b)はカ行制御時の各駆動信号のタイムチャー
トと出力電圧を示す図、第5図(a)、(b)、(c)
は第4図における3つの回路状態を説明する図、第6図
(a)。
(b)は回生制御時の各駆動信号のタイムチャートと出
力電圧を示す図、第7図(a)、(b)。
(c)は第6図における3つの回路状態を説明する図で
ある。第1図において、1は直流電源、2は電流形コン
バータ、3はリアクトル、4はインバータ、5.6はコ
ンデンサ、7は電動機、8は負荷装置、9はエンコーダ
、10は電流検出器、12は運転制御回路、13は電流
制御回路、14はコンバータ制御回路、15はインバー
タ制御回路、201〜204は自己消弧素子、205〜
208はダイオードである。
第1図において、コンバータ2は、通常3相交流電源を
受けこれを直流に変換し、変換した直流電力をインバー
タ4に供給するもので、3相交流電源の停電時等に直流
電源(以下蓄電池という)1を電力源として、その直流
電力を制御してインバータ4に供給するものである。第
1図は蓄電池1を電力源として用いる本発明の一実施例
の構成を示しており、コンバータ2の内部回路として、
この場合に必要な自己消弧素子201〜204とダイオ
ード205〜20Bのみを示している。従って、このコ
ンバータ2は、直流架線からの電力で駆動される電気車
等の制御に用いるチョッパ回路と同様な構成であっても
よい。
インバータ4は、コンバータ2よりの直流電力を受け、
これを交流に変換し、負荷装置8を駆動する電動197
に交流電力を供給するものであり、エンコーダ9からの
速度帰還信号、運転指令11からの電動機7に供給する
電流量及び交流周波数を指示する電流指令■*、周波数
指令f*を受取る運転制御回路12によりインバータ制
御回路15を介して制御される。
コンバータ制御回路14は、ワンチップマイクロコント
ローラで構成され、電流制御回路13からの制御偏差値
E五を受け、この制御偏差値E。
に応じて可変される、図中に示す関数の通流パルス幅T
* 、T菖によって、コンバータ2の各自己消弧素子2
01〜204を駆動するための各自己消弧素子201〜
204に対応する駆動信号P2゜。
〜P t@4を出力する。コンバータ制御回路14を構
成するワンチップマイクロコントローラは、演算処理、
A/D変換、D/A変換、任意の信号状態とこの信号を
出力する時間とを連想メモリに設定することにより、そ
の措定時刻に設定信号状態を外部に出力するスケジュー
ル処理等の機能を有している。
さて、運転指令11が発生すると、運転制御回路12は
、速度パターンを発し、前記速度パターンとエンコーダ
9の速度帰還信号91とによりベクトル演算を行い、電
流指令I*、周波数指令f*を出力する。
電流制御回路13は、電流指令■ *と電流検出器10
の帰還電流Itlfとから、定電流制御するための制御
偏差E、を求め電流形コンバータ制御回路14に出力す
る。
電流形コンバータ制御回路14は、前記制御偏差E、を
受けて電流形コンバータ2をチョッパ制御するための駆
動信号P2゜、〜P!。4を発生する。
これにより、電流形コンバータ2は、チョッパ動作をし
、蓄電池1の一定電圧を可変電圧化し出力するとともに
、可変電圧化された直流電力をリアクトル3を介してイ
ンバータ4に供給する。
一方、インバータ制御回路15は、周波数指令f*を受
けてインバータ4をpwMllmする駆動信号PINI
Iを発生し、インバータ4を構成する自己消弧素子を制
御する。これにより、インバータ4は、前記直流電力を
交流電力に交換するとともに、周波数指令に従って可変
周波数化した交流電力を電動機7に供給する。電動機7
は、インバータ4により駆動され、以後、運転制御回路
12の速度パターンに従って可変速度制御される。
次に、蓄電池の一定電圧を可変電圧化するコンバータ2
のチョッパ動作の制御について説明する。
電流形コンバータによるチョッパ動作は、チョッピング
周期々関内において次の3つの回路状態にコンバータを
制御して行う。
1)蓄電池1からインバータ4へ電力の供給を行う力行
通流状態。
2)インバータ4からの電力を蓄電池1に回生ずる回生
通流状態。
3)直流回路を短絡し回路電流(直流電流)を環流させ
る環流状態。
これら3つの回路状態の夫々の期間長は、コンバータ制
御回路14において、第2図(a)に示す制御関数を作
り、この関数により決定される。
コンバータ14は、コンバータ2の回路状態が所定の期
間、所定の状態になるように、各自己消弧素子201〜
204をチョッパ動作させる。
第2図(a)に示す制御関数において、横軸は還流率γ
*(Ei)を表わし、制御偏差4fl E tの最大、
最小が夫々1.−1となるように換算した値で表わして
いる。また、還流率γ”(Ei)は、次のような2つの
制御モードに区分される。
0≦γ*(E、)≦1の範囲は蓄電池1からの電力にて
電動機7をカ行制御するカ行制御モード、また−1≦γ
”(Ei)<0の範囲は電動機7からの回生電力にて電
動機を制動制御する回生制御モードに区分される。
縦軸は先に説明した3つの回路状態をひきおこす駆動信
号のパルス幅を表わし、図中のT、は力行通流状態とす
るカ行通流パルス幅、TKは回生通流状態とする回生通
流パルス幅を表わす。
また、Tcはチョッピング周期、Tjl(ljin++
TI(1mill)+ Ts+min>は力行通流状態
、回生通流状態、環流状態でのパルス幅の最小値(自己
消素子の最小パルス幅以上に設定)を示す。
また、同図に示す、各パルス幅は次のような関係にある
まず、通流率γ”(Eり≧Oのカ行制御モードでは通流
率γ”(Eりとは無関係に固定長の回生通流パルス幅T
H(*1nl、通流率γ”(Ei)に比例しく図中の点
線に示すγ”(Ei)  ・Tc)固定長のパルス幅T
、I(,1fi)を加算したカ行通流パルス幅’rt(
−γ*(Ei)  ・’rc  +’[’え(、五、)
)、そして、環流パルス幅Ts  (=Tc−T*  
Tr+−tll+)の関係にある。
また、通流率γ”(Et)<Oの回生制御モードではカ
行制御モードと同様に、固定長のカ行通流パルスTI(
sialn通流率r”(Ei)に比例し、かつ固定長の
パルス幅TK(si。を加算した回生通流パルス幅Tt
(−γ”(E t )  ・TC+TI[(11121
))、そして、環流パルスT S (” T C−” 
Tえ−T□lli、、))の関係にある。
以上の3つのパルスから成る関数を作成するため、コン
バータ制御回路14は、制御偏差Eiを受けて次のよう
な処理を実行する。
この処理を第3図に示すフローチャートにより説明する
(1)チョッピング周期T、毎にこのプログラムが起動
されると、コンバータ制御回路14は、電流制御回路1
4から制御偏差値Elを取込み、この制御偏差E、から
すでに説明した還流率γ”(Et)を算出する(クロー
140〜142)。
(2)通流率γ*(Ez)から制御モードを判定し、y
*(E、)≧0であればフロー1440以降のカ行モー
ドの処理に、またγ”(Ei)<0であればフロー14
50以降の回生制御モードの処理に移行する(フロー1
43)。
(3)力行制御モードの場合、第2図(a)に示す関係
のカ行通流パルス幅’r+−γ”(Ez)  ・’rc
 +7’□5inlを求め、このパルス幅がリミット値
を越えていないか否かをチェックする(フロー1440
.1441)。すなわちチョッピング周期Tcの期間内
を3つのパルスにより構成するので、カ行通流パルス幅
の最大TI(□。は、T II (wax) −T C
Tに(af+s)  T S (si+sビー−−−−
−−−(1’)でなければならない。
(4)TKとT’*+□X)とを比較し、T * > 
T□、1X。
である場合、T、IをTI+□8)に書き替えてスケジ
ュール処理フロー1461に移行する(フロー1442
)。
(5)回生制御ぞ−ドの場合もカ行制御モード時と同様
に、第2図(a)に示す関係の回生還流パルス幅TK 
−1γ”(Et)l・’re +’[’に情、、、、を
求め、このパルス幅が最大パルス幅 T If(IIIIX)−TCTl1(+si、l)−
T3fmin)・・・川・・・(2)を越えていないか
否かチェックし、TK>T□1.X。
である場合、TKをT If(IIIIX)に書き替え
てスケジュール処理フロー1462に移行する(フロー
1450〜1452)。
(6)スケジュール処理フロー1461あるいは146
2を終了すれば、このプログラム処理は完了するが、こ
のプログラムはチョッピング周期Tc毎に起動され繰返
し実行される。
次に、カ行制御モードでのスケジュール処理フロー14
61の処理を説明する。この処理フローは各自己消弧素
子201〜204を駆動するための駆動信号P2゜、〜
P2゜4を次のようにスケジュールするものである。
初めに、基準時間t0で駆動信号P2゜1.P2゜4を
H状態、P、。2.P2゜3をL状態にする。
次に基準時間t0に対しフロー1440で算出したカ行
通流パルス幅TI後(tl−to+Tえ)、駆動信号P
2゜2.P、。3をH状態、P8゜1.P2゜4をL状
態にする。
さらに、前記t1に対し第2図(a)に示すような固定
長の回生通流パルス幅Tl1(@ialを加算したtz
  (=t1 +Tw+1+s+)後、駆動信号P、。
4をH状態、P2゜、をL状態とする。
第4図(a)にこのスケジュール処理によって出力され
る駆動信号のタイムチャートを示す、また、この駆動信
号により、電流形コンバータ2は、先に説明した3つの
回路状態をひきおこす。これを第5図に示す。
第5図(a)はtoから1.の期間(カ行通流パルス幅
T、に相当)の回路状態を示しており、この期間は自己
消弧素子201,204がオン状態に、202,203
がオフ状態にあり、蓄電池1がリアクトル3を介してイ
ンバータ4に接続される力行通流状態を示す。
したがって、この期間での直流電圧■4は第4図(b)
に示すように Va ”Em  (Em  ;蓄電池1の電圧)となる
次に第5図(b)はtlからt2の期間(回生通流パル
ス幅TK(sta)に相当)の回路状態を示しており、
こつ期間は自己消弧素子202.203がオン状態、2
01,204がオフ状態にあり、インバータ4からの電
力が蓄電池1に回生される回生通流状態を示す。
したがって、この期間での直流電圧v4は第4図(b)
に示すように Vd” −Ea となる。
さらに、第6図(c)は1.からt、の期間(N流パル
ス幅T、に相当、t3 ;次のスケジュール処理時の基
準時間to)の回路状態を示しており、この期間は自己
消弧素子202.204がオン状態、201.203が
オフ状態にあるので、直流回路が短絡され、直流電流!
4が環流される環流状態を示す。
このため、この期間での直流電圧vdは第4図(b)に
示すように Vd”0 となる。
以上の3つの回路状態が、チョッピング周期T、毎に発
生するので、Tcにおける直流電圧の平均値vd、(以
下、この電圧を出力電圧と称す)は C (TR−γ*(E=  )  ・Tc  + T++t
st*))で表わされる。
ここで、TK(□7)とT□win>とに発生する電圧
値が等しく、たがいに打ち消し合う電圧を発生するなら
ば、出力電圧Vdmは van”−γ*(E、)・E、      ・・・・・
・・・・(4)で表わされる。
すなわち、電圧の量(大きさX時間)が等しくなるよう
にTh(sun)とT R<m t n+を設定するこ
とによって、出力電圧vd、は通流率r *(E、)に
比例し零から連続的に可変される。
また、出力電圧の最大vdn。□、は(1)。
(3)式より T。
・・・・・・・・・(5) となる。
次に、回生制御モードでのスケジュール処理フロー14
62の処理を説明する。この処理フローは各自己消弧素
子201〜204を駆動するための駆動信号Pto+〜
P2゜4を次のようにスケジュールするものである。
初めに、基準時間t0で駆動信号P2゜toP*63を
H状態、P2゜+ *  Pt64をL状態とする。次
に基準時間t。に対し1450の処理で算出した回生通
流パルス幅’rx後(t、′=to +T諷)、駆動信
号P2゜+ +  PzoaをH状態、P8゜2.P!
。。
をL状態にする。さらに、前記t、 l  に対し第2
図(a)に示すような固定長のカ行通流パルス幅T□、
7.1を加算したtt’  (”tl’+T糞(、五、
))後、駆動信号P tozをH状態、P t04をL
状態にする。
第6図(a)にこのスケジュール処理によって出力され
る駆動信号のタイムチャートを示す。また、 この駆動信号により電流形コンバータ2は先に説明した
3つの回路状態をひきおこす、これを、第7図に示す。
第7図(a)はtoからt 、 J  の期間(回生通
流パルス幅TKに相当)の回路状態で、この期間では自
己消弧素子202.203がオン状態に、201.20
4がオフ状態にある。したがって、インバータ4からの
電力が蓄電池へ回生する接続となり回生通流状態を示す
この期間での直流電圧V4は第6図(b)に示すように
、 Va”−Es となる。
第7図(b)はt 、 l〜t 、 Iの期間(カ行通
流パルス幅Tl1(IIIK)に相当)の回路状態で、
この期間では、自己消弧素子201.204がオン状態
、202.203がオフ状態にある。したがって、蓄電
池1がリアクトル3を介してインバータ4に接続される
力行通流状態を示す。
この期間での直流電圧■、は第6図(b)に示すように ■4繻E。
となる。
さらに、第7図(c)はt3′から1 、 /の期間(
環流パルス幅T、に相当)の回路状態で、この期間では
、自己消弧素子20L  203がオン状態、202,
204がオン状態にある。したがって、直流回路が短絡
され、直流電流■4が環流される環流状態を示す。
この期間での直流電圧V4は第6図(b)に示すように Va”0 となる。
以上の3つの回路状態がチョッピング周期Tc毎に発生
するので、Tcにおける出力電圧VF&は(Tえ一1γ
”(Ei)! XTc +T□R4al)で表わされる
ここで、Tk(Mi9.とTI(+atnlをカ行制御
モード時(γ*(Eり≧O)と同一に設定することによ
り、これら2つのパルス幅によって出力される電圧が打
ち消され、出力電圧Vdsは Van” l  r”(El )  l  ・ (El
 )   ””(7)となる。
したがって、カ行制御時と同様に通流率r ”(E i
 )に比例し負の電圧を零から連続的に可変される。
また、この制御モードで出力できる最大出力電圧は(2
)、  (6)式より ・・・・・・・・・(8) となる。
前述したカ行制御モード及び回生制御モードの処理によ
り、コンバータ2の出力電圧V4.は、前述した第(5
)式及び第(8)式で示される範囲内で、第2図(b)
に示すように通流率T”(El)に応じ連続的に変化さ
せて出力することができる。
従って、このように連続して変化する電圧を有する直流
電力を受けるインバータ4は、電動機7を安定に制御す
ることができる。
なお、前述したコンバータ2の3つの回路状態の制御順
序は、第5図、第7図に示す順序である必要はな(、ど
のような順序であってもよい。また、環流状態の制御は
、第5図(C)、第7図(C)に示す方法にかぎらず、
直流回路を短絡するように、65図(C)、第7図(C
)のいずれか一方の方法で行ってもよい。
さらに、コンバータ制御回路14は、本発明の他の実施
例による次のような方法でコンバータ2を制御してもよ
い。以下、この場合の制御を図面により説明する。
第8図(a)、  (b)は制御回路14が作成する制
御関数とコンバータ2の出力電圧特性を説明する図、第
9図は制御回路14の制御フローチャート、第10図(
a)、(b)はカ行制御時の各駆動信号のタイムチャー
トと出力電圧を示す図、第11図(a)、  (b)は
回生制御時の各駆動信号のタイムチャートと出力電圧を
示す図である。
第8図(a)は第2図(a)に相当する制御関数であり
、コンバータ制御回路14で作成し、制御回路14は、
この関数により駆動信号のパルス幅を決定する。この第
8図(a)に示す制御関数は、予め設定した通流率の範
囲内においては、第2図(a)に示す方法と同一のパル
ス幅の駆動信号を出力して、コンバータ2の出力電圧を
調整するが、前述の予め設定した通流率の範囲以外では
、それまで打ち消し合う電圧を発生するようにしていた
還流パルス幅を除去したパルスのみにより出力電圧を調
整するようにしたものである。
すなわち、γ*(Ei)≧0の範囲では(3)式に示す
関係から γ”(Bi)  ・Tc≧T I +−i −+   
 ・・・・・・・・・(9)で表わされる還流率となれ
ば、T□、!*) + TK (sin>を除いても出
力電圧は可変できる。
そこで、(9)式の関係が成り立つ通流率をγ+*(E
i)・としたとき、0≦γ”(Et)<r”(Ei)の
範囲では、前述した3つの回路状態をひきおこすパルス
により、コンバータ2を3つの回路状態に制御し、TI
(E龜)>i+”(Et)の範囲では、カ行通流パルス
と環流パルスのみにより、コンバータ2の回路状態を制
御することにする。
同様に、r ’l’(Ei)<0の範囲では(6)式に
示す関係から l r”(Et )l ・Tc≧TKtm+n+  ・
・・・・・・・−(10)で表わされる通流率となけれ
ば、TI(IIム、l)。
Ti+(fiin+を除いても出力電圧は可変できる。
そこで、(10)式の関係が成り立つ通流率をγz*(
Et)としたとき、O>r”(Et)≧γ8*(Ei)
の範囲では、前述した3つの回路状態をひきおこすパル
スにより、コンバータ2の3つの回路状態に制御し、r
”(Et)<γt*(Et)の範囲では、回生制御パル
スと環流パルスのみにより、コンバータ2の回路状態を
制御することにする。
コンバータ制御回路14は、制御偏差値Elを受けて次
のような処理を実行する。この処理を第9図に示すフロ
ーチャートにより以下に説明するが、第3図に示すもの
と同一の処理は説明を省略する。
第9図において、コンバータ制御回路14は、第3図で
説明したと同様に、フロー143迄の処理を進め、フロ
ー143の処理で制御モードを判定した後、各制御モー
ドにおけるチョッパ動作切り替え判定処理を実行するフ
ロー144または145に移行する。
フロー144の処理で7*(El)<γt*(Et)の
とき、またはフロー145の処理でγ*(Ei)≧γz
”(Ei)  (; T ”(Et ) 〈0 )のと
きには、第1図に示す実施例と同様に固定長の通流パル
ス幅を加味したカ行通流パルス幅または回生還流パルス
幅を求めるフロー1440または1450を実行し、そ
の後、スケジュール処理フロー1461゜1462にそ
れぞれ移行する。
さて、フロー144の処理でr”(Ei))r+*(E
i)のときには、フロー1443の処理でカ行通流パル
ス幅Tつを求める。ここでTxは第8図(a)から明ら
かなようにTll−γ*(Ei)・T、の関係にある。
次に、フロー1441でT、Iが、リミット値を越えて
いないか否かを判定する。ここでの通流パルス幅の最大
値T′□+sa*)は、 T ’ R<mast) = T C−T 3(sin
)    ・・・・・・・・・(11)となる。
したがって、T、l>T’□1.X、のときはフロー1
442でT、IをT’+t(□ゎに書き替えてスケジュ
ール処理フロー1463に移行する。
また、フロー145の処理でr*(El>γZ”(Eり
  (:γ*(Ei)<0)のときには、フロー145
3で回生通流パルス幅TKを求める。
TKは第8図(a)から明らかなようにTK−l r”
(Et )l ・T、の関係となる。
次に、フロー1451で前記T8がリミット値を越えて
いないか否かを判定する。ここでの通流パルス幅の最大
値T′□#1IK)は(工1)式に示すと同様に T′K<mmx> ” Tc −Ts (@=a>  
  ””””’(12)となる。
そこで、T H> T ’ * (sex)のときは1
452でTKをT”++<□。に書き替えてスケジュー
ル処理1464に移行する。
次に、フロー1463及び1464におけるスケジュー
ル処理の構成と、このスケジュール処理で発生する回路
状態を説明する。
カ行制御モードのスケジュール処理フロー1463では
、電流形コンバータ2の各自己消弧素子201〜204
を駆動する次のような駆動信号をスケジュールする。
初めに、基準時間t、で駆動信号Plot +  Pg
。4をH状態、Ptot+Pz。、をL状態にする。
次に、基準時間t0に対しフロー1443の処理で算出
したカ行制御パルス幅TII後に ta −t0+T、
I)に駆動信号P 10gをH状態、P2゜1をL状態
にする。
第10図(b)にこのスケジュール処理によって出力さ
れる駆動信号のタイムチャートを示す。
この駆動信号により電流形コンバータ2は第5図(a)
、  (c)に示す回路状態になるとともに第10図(
b)に示す直流電圧を発生する。
したがって、出力電圧Vdmは C となる。また、最大出力吾÷4電圧Vaa。1.、は(
11)、  (13)式から、 となる。
一方、回生制御モードにおけるスケジュール処理フロー
1464では、駆動信号を次のようにスケジュールする
初めに、基準信号t0では駆動信号P2゜2゜pzo3
をH状a、Pto+ 、  Ptoa ヲLa−態にす
る。
次に基準時間t0に対しフロー1453の処理で算出し
た回生通流パルス幅T、後(t、 ’ z i 0+r
x)駆動信号P2゜1をH状態、P2゜3をL状態とす
る。
第11図(a)にこのスケジュール処理によって出力さ
れる駆動信号のタイムチャートを示す。
この駆動信号により電流形コンバータ2は第7図(a)
、  (c)に示す回路状態になるとともに第11図(
b)に示す直流電圧を発生する。
したがって、出力電圧V。は C となる。
また、出力電圧の最大V ’ da (sag)は(1
2) 。
(15)式より ・・・・・・・・・(16) となる。
前述した処理により、コンバータ2の出力電圧Vdaは
、自己消己を内弧素子の最小パルス幅の制限を受けても
、前述した第14式及び第16弐に示される範囲内で連
続して可変とすることができる。
前述した実施例の説明において、蓄電池1からの電圧を
制御するコンバータ2の負荷として、インバータ4を介
して制御される電動機を用いるものとしたが、コンバー
タ2の負荷は、前述の例に限られる必要はなく、どのよ
うな機器・であってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、最小制限パルス
幅の大きい自己消費素子でコンバータを構成した場合に
も、その出力電圧を正負連続的に可変することができる
ので、安定した負荷の制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図(a)、 
 (b)は第1図における制御回路14が作成する制御
関数とコンバータ2の出力電圧特性を説明する図、第3
図は制御回路14の制御フローチャート、第4図(a)
、  (b)はカ行制御時の各駆動信号のタイムチャー
トと出力電圧を示す図、第5図(a)、(b)、(C)
は第4図における3つの回路状態を説明する図、第6図
(a)。 (b)は回生制御時の各駆動信号のタイムチャートと出
力電圧を示す図、第7図(a)、  (b)。 (c)は第6図おける3つの回路状態を説明する図、第
8図(a)、  (b)は本発明の他の実施例の制御の
ために制御回路14が作成する制御関数とコンバータ2
の出力電圧特性を説明する図、第9図はその場合の制御
回路14の制御フローチャート、第10図(a)、  
(b)はカ行制御時の各駆動信号のタイムチャートと出
力電圧を示す図、第11図(a)、  (b)は回生制
御時の各駆動信号のタイムチャートと出力電圧を示す図
である。 1・・・・・・・・・直流電源、2・・・・・・・・・
電流形コンバータ、3・・・・・・・・・リアクトル、
4・・・・・・・・・インバータ、5゜6・・・・・・
・・・コンデンサ、7・・・・・・・・・電動機、8・
・・・・・・・・負荷装置、9・・・・・・・・・エン
コーダ、10・・・・・・・・・電流検出器、12・・
・・・・・・・運転制御回路、13・・・・・・・・・
電流制御回路、14・・・・・・・・・コンバータ制御
回路、15・・・・・・・・・インバータ制御回路、2
01〜204・・・・・・・・・自己消弧素子、205
〜208・・・・・・・・・ダイオード。 ml(!1 1:W電池       4:電流形インバータ2:電
流元bンパータ  7:電動機 201〜204:自己消弧素子   13:電流制御回
路3:リアクトル     14:電流ffoン/針り
9即M俗 第2図  三 第3図 第4図 第5図 代理人升埋士 武 顕次部(外7名) 第6図 第8図 第9図 第10図 (b) 第11図 (b) 手続補正書(自発) 昭和63年 6月タ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、蓄電池を入力とし、チョッパ動作により直流電力を
    制御して負荷に供給する電流形コンバータの制御装置に
    おいて、前記電流形コンバータの動作状態を、チョッピ
    ング周期々間内で、前記蓄電池から前記負荷へ電力を供
    給する力行通流状態と、前記負荷からの電力を前記蓄電
    池へ回生する回生通流状態と、電流コンバータの出力を
    短絡し負荷の回路電流を環流させる環流状態の少なくと
    も2つの状態に制御し、各状態の期間長を可変とする制
    御手段を備えることを特徴とする電流形コンバータの制
    御装置。 2、前記制御手段は、電流形コンバータの出力電圧の全
    域において、電流形コンバータの動作状態を、力行通流
    状態と回生通流状態と環流通流状態の3つの状態がチョ
    ッピング周期々間内に生じるように制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電流形コンバータの
    制御装置。 3、前記制御手段は、電流形コンバータの動作状態を、
    該電流形コンバータの出力電圧が予め定めた電圧より小
    さい範囲において、力行通流状態と回生通流状態と環流
    通流状態の3つの状態がチョッピング周期々間内に生じ
    るように、電流形コンバータの出力電圧が前記予め定め
    た電圧より大きい範囲において、力行通流状態あるいは
    回生通流状態の一方の状態と環流通流状態との2つの状
    態がチョッピング周期々間内に生じるように制御するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電流形コン
    バータの制御装置。
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US07/143,121 US4787021A (en) 1987-01-14 1988-01-12 Current-type converter apparatus
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