JPS63234568A - 発光ダイオ−ド駆動装置 - Google Patents
発光ダイオ−ド駆動装置Info
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- JPS63234568A JPS63234568A JP62069365A JP6936587A JPS63234568A JP S63234568 A JPS63234568 A JP S63234568A JP 62069365 A JP62069365 A JP 62069365A JP 6936587 A JP6936587 A JP 6936587A JP S63234568 A JPS63234568 A JP S63234568A
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Landscapes
- Led Devices (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は発光ダイオード駆動装置に関し、さらに詳細
にいえば、光ファイバを使用してディジタル信号を伝送
する光伝送システムにおいて、電気データ信号を光デー
タ信号に変換する発光ダイオード駆動装置に関する。
にいえば、光ファイバを使用してディジタル信号を伝送
する光伝送システムにおいて、電気データ信号を光デー
タ信号に変換する発光ダイオード駆動装置に関する。
〈従来の技術〉
従来から光ファイバを伝送路として使用する光伝送シス
テムにおいては、電気データ信号を光データ信号に変換
して光ファイバに送り込むための電気−光変換装置が光
送信側に取付けられている。
テムにおいては、電気データ信号を光データ信号に変換
して光ファイバに送り込むための電気−光変換装置が光
送信側に取付けられている。
そして、上記電気−光変換装置において使用される半導
体発光素子として、従来から半導体レーザ(以下、LD
と略称する)、および発光ダイオード(以下、LEDと
略称する)の2種類が提供されている。このうち、LE
Dは、光ファイバへの結合パワーの点でLDに劣るので
あるが、低価格、高信頼性、および取扱いの容易さの点
でLDより優れているので、近年広く使用されるに至っ
ている。
体発光素子として、従来から半導体レーザ(以下、LD
と略称する)、および発光ダイオード(以下、LEDと
略称する)の2種類が提供されている。このうち、LE
Dは、光ファイバへの結合パワーの点でLDに劣るので
あるが、低価格、高信頼性、および取扱いの容易さの点
でLDより優れているので、近年広く使用されるに至っ
ている。
上記LEDを駆動するために、従来から、■ 第5図に
示すように、トランジスタ(21)の負荷として、補償
回路(23)を介してL E D (22)を直列接続
することにより、L E D (22)を駆動する回路
、 ■ 第6図に示すように、トランジスタ(21)のエミ
ッターコレクタ端子間に補償回路(23)、およびL
E D (22)からなる直列回路を並列接続し、並列
接続回路に対して定電流源(24)を接続することによ
り、トランジスタ(21)の遮断状態に対応させてL
E D (22)を点灯させる回路、および■ 第7図
に示すように、npn トランジスタ(21a)とpn
p トランジスタ(21b)とを、エミッタ端子同士を
接続した状態のコンプリメンタリ回路に対して、上記p
np トランジスタ(21b)のエミッターコレクタ端
子間に補償回路(23)、およびL E D (22)
からなる直列回路を並列接続し、両トランジスタ(21
a) (21b)のベース端子に同時に制御信号を供給
することによりL E D (22)の点灯を制御する
回路 が提供されている。
示すように、トランジスタ(21)の負荷として、補償
回路(23)を介してL E D (22)を直列接続
することにより、L E D (22)を駆動する回路
、 ■ 第6図に示すように、トランジスタ(21)のエミ
ッターコレクタ端子間に補償回路(23)、およびL
E D (22)からなる直列回路を並列接続し、並列
接続回路に対して定電流源(24)を接続することによ
り、トランジスタ(21)の遮断状態に対応させてL
E D (22)を点灯させる回路、および■ 第7図
に示すように、npn トランジスタ(21a)とpn
p トランジスタ(21b)とを、エミッタ端子同士を
接続した状態のコンプリメンタリ回路に対して、上記p
np トランジスタ(21b)のエミッターコレクタ端
子間に補償回路(23)、およびL E D (22)
からなる直列回路を並列接続し、両トランジスタ(21
a) (21b)のベース端子に同時に制御信号を供給
することによりL E D (22)の点灯を制御する
回路 が提供されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
上記第5図の構成の電気−光変換装置であれば、構成が
簡単で、しかもトランジスタ(21)が遮断状態になれ
ばL E D (22)にはトランジスタ(21)の遮
断電流に相当する微小電流が流れるだけであるから、L
E D (22)の消光比が高いのであるが、L E
D (22)がそれ自体寄生容量成分を有しているの
であるから、消光されるまでの所要時間が、トランジス
タの遮断所要時間よりも長くなってしまう(具体的には
、寄生容量に蓄えられた電荷が電流遮断時にL E D
(22)を通して放電されるために、出力光波形が直
ちには遮断状態にならず、いわゆる立下りのすそ引き現
象を呈することになる)という問題がある。即ち、トラ
ンジスタ(21)のベース端子に供給される信号の周波
数が高くなって、短時間の間に発光、消光を反復する必
要があっても、消光までに時間がかかるので、トランジ
スタ(21)のベース端子に供給する信号周波数を余り
高くすることができず、単位時間当りのデータ伝送量を
増加させることができないことになるのである。また、
特に高速変調を行なう必要がある場合には、トランジス
タ(21)が飽和し、電気データ信号に対応する光デー
タ信号を出力することができる限界の高速変調が制限さ
れるという問題がある。
簡単で、しかもトランジスタ(21)が遮断状態になれ
ばL E D (22)にはトランジスタ(21)の遮
断電流に相当する微小電流が流れるだけであるから、L
E D (22)の消光比が高いのであるが、L E
D (22)がそれ自体寄生容量成分を有しているの
であるから、消光されるまでの所要時間が、トランジス
タの遮断所要時間よりも長くなってしまう(具体的には
、寄生容量に蓄えられた電荷が電流遮断時にL E D
(22)を通して放電されるために、出力光波形が直
ちには遮断状態にならず、いわゆる立下りのすそ引き現
象を呈することになる)という問題がある。即ち、トラ
ンジスタ(21)のベース端子に供給される信号の周波
数が高くなって、短時間の間に発光、消光を反復する必
要があっても、消光までに時間がかかるので、トランジ
スタ(21)のベース端子に供給する信号周波数を余り
高くすることができず、単位時間当りのデータ伝送量を
増加させることができないことになるのである。また、
特に高速変調を行なう必要がある場合には、トランジス
タ(21)が飽和し、電気データ信号に対応する光デー
タ信号を出力することができる限界の高速変調が制限さ
れるという問題がある。
上記第6図の構成の電気−光変換装置であれば、トラン
ジスタ(21)とL E D (22)とが並列接続さ
れているのであるから、トランジスタ(21)のベース
端子に供給する信号周波数を高くすることができるので
あるが、トランジスタ(21)を導通状態にすることに
よりL E D (22)を消光させるのであるから、
消光状態においてもある程度の電圧がLED(22)に
印加されることになり、消光比が低くなってしまうとい
う問題がある。即ち、消光比が低ければ、ディジタル2
値データに対応する発光状態と消光状態とのレベル差が
低くなるので、伝送路が長くなった場合に、ディジタル
データを誤認識してしまう可能性が高くなるのである。
ジスタ(21)とL E D (22)とが並列接続さ
れているのであるから、トランジスタ(21)のベース
端子に供給する信号周波数を高くすることができるので
あるが、トランジスタ(21)を導通状態にすることに
よりL E D (22)を消光させるのであるから、
消光状態においてもある程度の電圧がLED(22)に
印加されることになり、消光比が低くなってしまうとい
う問題がある。即ち、消光比が低ければ、ディジタル2
値データに対応する発光状態と消光状態とのレベル差が
低くなるので、伝送路が長くなった場合に、ディジタル
データを誤認識してしまう可能性が高くなるのである。
上記第7図の構成の電気−光変換装置であれば、高い信
号周波数に十分に追従することができるとともに、十分
な消光比を達成することができるのであるが、上記両ト
ランジスタ(21a) (21b)として互に同一の特
性を有するものを使用しなければならないのであり、し
かも、一般的にpnp トランジスタとして許容電流が
大きく、かつ動作速度が高いものを得ることは非常に困
難であるから、電流容量が大きく、かつ動作速度が高い
電気−光変換装置を得ることができないという問題があ
る。
号周波数に十分に追従することができるとともに、十分
な消光比を達成することができるのであるが、上記両ト
ランジスタ(21a) (21b)として互に同一の特
性を有するものを使用しなければならないのであり、し
かも、一般的にpnp トランジスタとして許容電流が
大きく、かつ動作速度が高いものを得ることは非常に困
難であるから、電流容量が大きく、かつ動作速度が高い
電気−光変換装置を得ることができないという問題があ
る。
さらに、p、npトランジスタの動作速度はnpnトラ
ンジスタに比べて遅いのであるから、次の立上りが遅れ
ること等の原因によりパルス幅歪、ジッタ等を引起し、
伝送データ品質を低下させてしまうという問題がある。
ンジスタに比べて遅いのであるから、次の立上りが遅れ
ること等の原因によりパルス幅歪、ジッタ等を引起し、
伝送データ品質を低下させてしまうという問題がある。
〈発明の目的〉
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
高速の変調を行なうことができるとともに、発光量を多
くすることができる発光ダイオード駆動装置を提供する
ことを目的としている。
高速の変調を行なうことができるとともに、発光量を多
くすることができる発光ダイオード駆動装置を提供する
ことを目的としている。
く問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための、第1の発明の発光ダイオ
ード駆動装置は、npn トランジスタとpnp トラ
ンジスタとが、コレクタ端子同士を接続することにより
直列接続されているとともに、pnp トランジスタと
並列に発光ダイオードが接続されており、上記npn
)−ランジスタのベース端子に発光ダイオード点灯制御
用のパルス信号が直接供給されているとともに、両トラ
ンジスタのベース端子間に、パルス信号の立下りに対応
して、上記pnp トランジスタに対する順バイアス信
号を生成する信号変換手段が接続されているものである
。
ード駆動装置は、npn トランジスタとpnp トラ
ンジスタとが、コレクタ端子同士を接続することにより
直列接続されているとともに、pnp トランジスタと
並列に発光ダイオードが接続されており、上記npn
)−ランジスタのベース端子に発光ダイオード点灯制御
用のパルス信号が直接供給されているとともに、両トラ
ンジスタのベース端子間に、パルス信号の立下りに対応
して、上記pnp トランジスタに対する順バイアス信
号を生成する信号変換手段が接続されているものである
。
但し、上記npnトランジスタが、差動回路を構成する
1対のnpn トランジスタの一方であることが好まし
い。
1対のnpn トランジスタの一方であることが好まし
い。
また、上記pnp トランジスタの制御端子に微小な順
バイアスが印加されていることが好ましい。
バイアスが印加されていることが好ましい。
また、第2の発明の発光ダイオード駆動装置は、nチャ
ンネル電界効果トランジスタとnチャンネル電界効果ト
ランジスタとがドレイン端子同士を接続することにより
直列接続されているとともに、nチャンネル電界効果ト
ランジスタと並列に発光ダイオードが接続されており、
上記nチャンネル電界効果トランジスタのゲート端子に
発光ダイオード点灯制御用のパルス信号が直接供給され
ているとともに、両電界効果トランジスタのゲート端子
間に、パルス信号の立下りに対応して、nチャンネル電
界効果トランジスタに対する順バイアス信号を生成する
信号変換手段が接続されているものである。
ンネル電界効果トランジスタとnチャンネル電界効果ト
ランジスタとがドレイン端子同士を接続することにより
直列接続されているとともに、nチャンネル電界効果ト
ランジスタと並列に発光ダイオードが接続されており、
上記nチャンネル電界効果トランジスタのゲート端子に
発光ダイオード点灯制御用のパルス信号が直接供給され
ているとともに、両電界効果トランジスタのゲート端子
間に、パルス信号の立下りに対応して、nチャンネル電
界効果トランジスタに対する順バイアス信号を生成する
信号変換手段が接続されているものである。
但し、nチャンネル電界効果トランジスタが、差動回路
を構成する1対のnチャンネル電界効果トランジスタの
一方であることが好ましい。
を構成する1対のnチャンネル電界効果トランジスタの
一方であることが好ましい。
また、nチャンネル電界効果トランジスタのゲート端子
に微少な順バイアスが印加されていることが好ましい。
に微少な順バイアスが印加されていることが好ましい。
く作用〉
上記第1の発明の発光ダイオード駆動装置であれば、L
EDを点灯制御するためのパルス信号をnpn トラン
ジスタのベース端子に供給することにより、npn ト
ランジスタを導通状態とし、LEDに通電して発光させ
ることができる。そして、この場合における立上りは、
npnトランジスタの立上りが速いのであるから、速く
なる。また、この場合には、pnpトランジスタが遮断
状態に保持され続ける。
EDを点灯制御するためのパルス信号をnpn トラン
ジスタのベース端子に供給することにより、npn ト
ランジスタを導通状態とし、LEDに通電して発光させ
ることができる。そして、この場合における立上りは、
npnトランジスタの立上りが速いのであるから、速く
なる。また、この場合には、pnpトランジスタが遮断
状態に保持され続ける。
上記パルス信号が立下った場合には、npn トランジ
スタが遮断状態になるので、LEDへの通電が遮断され
、消光させられることになるのであるが、そのままであ
れば、LEDが有している寄生容量に蓄えられた電荷が
LEDを通して放電されることにより、立下りのすそ引
きを生じさせることになる。しかし、この発明において
は、パルス信号の立下りのタイミングで信号変換手段に
よりpnp トランジスタの制御端子に順バイアスが供
給され、pnp トランジスタが導通状態になるのであ
るから、LEDの寄生容量に蓄えられた電荷をpnp
トランジスタを通して放電させることができ、立下りの
すそ引き現象を抑制することができる。
スタが遮断状態になるので、LEDへの通電が遮断され
、消光させられることになるのであるが、そのままであ
れば、LEDが有している寄生容量に蓄えられた電荷が
LEDを通して放電されることにより、立下りのすそ引
きを生じさせることになる。しかし、この発明において
は、パルス信号の立下りのタイミングで信号変換手段に
よりpnp トランジスタの制御端子に順バイアスが供
給され、pnp トランジスタが導通状態になるのであ
るから、LEDの寄生容量に蓄えられた電荷をpnp
トランジスタを通して放電させることができ、立下りの
すそ引き現象を抑制することができる。
そして、上記npn トランジスタが、差動回路を構成
する1対のnpn トランジスタの一方である場合には
、npnトランジスタの遮断時における遮断電流を小さ
くすることができ、LEDの消光比を大きくすることが
できる。
する1対のnpn トランジスタの一方である場合には
、npnトランジスタの遮断時における遮断電流を小さ
くすることができ、LEDの消光比を大きくすることが
できる。
また、上記pnpトランジスタの制御端子に微小な順バ
イアスが印加されている場合には、pnpトランジスタ
の導通動作速度を速くすることができ、立下りのすそ引
き現象をより確実に抑制することができる。
イアスが印加されている場合には、pnpトランジスタ
の導通動作速度を速くすることができ、立下りのすそ引
き現象をより確実に抑制することができる。
また、第2の発明の発光ダイオード駆動装置であれば、
LEDを点灯制御するためのパルス信号をnチャンネル
電界効果トランジスタのゲート端子に供給することによ
り、nチャンネル電界効果トランジスタを導通状態とし
、LEDに通電して発光させることができる。そして、
この場合における立上りは、nチャンネル電界効果トラ
ンジスタの立上りが速いのであるから、速くなる。また
、この場合には、pチャンネル電界効果トランジスタが
遮断状態に保持され続ける。
LEDを点灯制御するためのパルス信号をnチャンネル
電界効果トランジスタのゲート端子に供給することによ
り、nチャンネル電界効果トランジスタを導通状態とし
、LEDに通電して発光させることができる。そして、
この場合における立上りは、nチャンネル電界効果トラ
ンジスタの立上りが速いのであるから、速くなる。また
、この場合には、pチャンネル電界効果トランジスタが
遮断状態に保持され続ける。
上記パルス信号が立下った場合には、nチャンネル電界
効果トランジスタが遮断状態になるので、LEDへの通
電が遮断され、消光させられることになるのであるが、
そのままであれば、LEDが有している寄生容量に蓄え
られた電荷がLEDを通して放電されることにより、立
下りのすそ引きを生じさせることになる。しかし、この
発明においては、パルス信号の立下りのタイミングで信
号変換手段によりpチャンネル電界効果トランジスタの
制御端子に順バイアスが供給され、pチャンネル電界効
果トランジスタが導通状態になるのであるから、LED
の寄生容量に蓄えられた電荷をpチャンネル電界効果ト
ランジスタを通して放電させることができ、立下りのす
そ引き現象を抑制することができる。
効果トランジスタが遮断状態になるので、LEDへの通
電が遮断され、消光させられることになるのであるが、
そのままであれば、LEDが有している寄生容量に蓄え
られた電荷がLEDを通して放電されることにより、立
下りのすそ引きを生じさせることになる。しかし、この
発明においては、パルス信号の立下りのタイミングで信
号変換手段によりpチャンネル電界効果トランジスタの
制御端子に順バイアスが供給され、pチャンネル電界効
果トランジスタが導通状態になるのであるから、LED
の寄生容量に蓄えられた電荷をpチャンネル電界効果ト
ランジスタを通して放電させることができ、立下りのす
そ引き現象を抑制することができる。
そして、上記nチャンネル電界効果トランジスタが、差
動回路を構成する1対のnチャンネル電界効果トランジ
スタの一方である場合には、nチャンネル電界効果トラ
ンジスタの遮断時における遮断電流を小さくすることが
でき、LEDの消光比を大きくすることができる。
動回路を構成する1対のnチャンネル電界効果トランジ
スタの一方である場合には、nチャンネル電界効果トラ
ンジスタの遮断時における遮断電流を小さくすることが
でき、LEDの消光比を大きくすることができる。
また、上記pチャンネル電界効果トランジスタの制御端
子に微小な順バイアスが印加されている場合には、pチ
ャンネル電界効果トランジスタの導通動作速度を速くす
ることができ、立下りのすそ引き現象をより確実に抑制
することができる。
子に微小な順バイアスが印加されている場合には、pチ
ャンネル電界効果トランジスタの導通動作速度を速くす
ることができ、立下りのすそ引き現象をより確実に抑制
することができる。
〈実施例〉
以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は発光ダイオード駆動装置の一実施例を示す電気
回路図である。
回路図である。
1対のnpnトランジスタ(1) (2)のエミッタ端
子を共通の定電流源(3)に接続しているとともに、一
方のnpn トランジスタ(2)のコレクタ端子を電源
に接続し、他方のnpn トランジスタ(1)のコレク
タ端子と電源との間にpnp トランジスタ(4)のコ
レクターエミッタ端子を接続している。そして、pnp
トランジスタ(4)のエミッターコレクタ端子と並列
にL E D (5)を接続している。また、差動信号
出力源(6)から出力される正相信号、および逆相信号
がそれぞれnpnトランジスタ(1) (2)のベース
端子に供給されているとともに、微小な順バイアス(例
えば、−0,5V程度の順バイアス)がpnp トラン
ジスタ(4)のベース端子に供給されている。さらに、
npnトランジスタ(1)のベース端子とpnp トラ
ンジスタ(4)のベース端子との間に抵抗(7)、およ
びコンデンサ(8)を直列接続している。
子を共通の定電流源(3)に接続しているとともに、一
方のnpn トランジスタ(2)のコレクタ端子を電源
に接続し、他方のnpn トランジスタ(1)のコレク
タ端子と電源との間にpnp トランジスタ(4)のコ
レクターエミッタ端子を接続している。そして、pnp
トランジスタ(4)のエミッターコレクタ端子と並列
にL E D (5)を接続している。また、差動信号
出力源(6)から出力される正相信号、および逆相信号
がそれぞれnpnトランジスタ(1) (2)のベース
端子に供給されているとともに、微小な順バイアス(例
えば、−0,5V程度の順バイアス)がpnp トラン
ジスタ(4)のベース端子に供給されている。さらに、
npnトランジスタ(1)のベース端子とpnp トラ
ンジスタ(4)のベース端子との間に抵抗(7)、およ
びコンデンサ(8)を直列接続している。
以上の構成であれば、第2図Aに示すように、npn
トランジスタ(1)のベース端子に供給され゛る入力デ
ータを高レベルとするとともに、npnトランジスタ(
2)のベース端子に供給される入力データ(図示せず)
を低レベルとすることにより、npn トランジスタ(
1)を導通させ、npn トランジスタ(2)を遮断す
れば、npn トランジスタ(1)を通してL E D
(5)に電流(第2図E参照)が流れるので、L E
D (5)を発光させることができる。
トランジスタ(1)のベース端子に供給され゛る入力デ
ータを高レベルとするとともに、npnトランジスタ(
2)のベース端子に供給される入力データ(図示せず)
を低レベルとすることにより、npn トランジスタ(
1)を導通させ、npn トランジスタ(2)を遮断す
れば、npn トランジスタ(1)を通してL E D
(5)に電流(第2図E参照)が流れるので、L E
D (5)を発光させることができる。
尚、上記入力データが高レベルになる場合における立上
りのタイミングで、コンデンサ(8)の充電が行なわれ
るので、pnpトランジスタ(4)のベース端子に供給
されている順バイアスが瞬間的にやや低下し、直ちに復
帰する(第2図B参照)が、pnpトランジスタ(4)
は遮断状態のまま保持され続ける(第2図り参照)ので
、L E D (5)の発光には何ら影響を及ぼさない
。
りのタイミングで、コンデンサ(8)の充電が行なわれ
るので、pnpトランジスタ(4)のベース端子に供給
されている順バイアスが瞬間的にやや低下し、直ちに復
帰する(第2図B参照)が、pnpトランジスタ(4)
は遮断状態のまま保持され続ける(第2図り参照)ので
、L E D (5)の発光には何ら影響を及ぼさない
。
逆に、LED(5)を消光させる場合には、npnトラ
ンジスタ(1)のベース端子に供給される入力データを
低レベルとするとともに、npn トランジスタ(2)
のベース端子に供給される入力データを高レベルとする
ことにより、npnトランジスタ(1)を遮断させ、n
pnトランジスタ(2)を導通させればよく、npn
トランジスタ(1)によりL E D (5)への通電
を停止させるので、LED(5)を消光させることがで
きる。
ンジスタ(1)のベース端子に供給される入力データを
低レベルとするとともに、npn トランジスタ(2)
のベース端子に供給される入力データを高レベルとする
ことにより、npnトランジスタ(1)を遮断させ、n
pnトランジスタ(2)を導通させればよく、npn
トランジスタ(1)によりL E D (5)への通電
を停止させるので、LED(5)を消光させることがで
きる。
そして、この場合において、第2図Aに示す入力データ
の立下りのタイミングにおいてコンデンサ(8)に蓄え
られていた電荷が放電されるのであるから、pnp ト
ランジスタ(4)のベース端子には瞬間的に大きな順バ
イアスが印加される(第2図B参照)ことになり、pn
p トランジスタ(4)が導通させられる。したがって
、LED(5)の寄生容量に蓄えられていた電荷は、導
通状態になったpnpトランジスタを通して放電され(
第2図り参照)、第2図Eに示すように、立下りのすそ
引き現象を効果的に抑制することができる。
の立下りのタイミングにおいてコンデンサ(8)に蓄え
られていた電荷が放電されるのであるから、pnp ト
ランジスタ(4)のベース端子には瞬間的に大きな順バ
イアスが印加される(第2図B参照)ことになり、pn
p トランジスタ(4)が導通させられる。したがって
、LED(5)の寄生容量に蓄えられていた電荷は、導
通状態になったpnpトランジスタを通して放電され(
第2図り参照)、第2図Eに示すように、立下りのすそ
引き現象を効果的に抑制することができる。
即ち、上記の実施例においては、L E D (5)の
消光時にのみpnp トランジスタ(4)が瞬間的に導
通されるのであるから、LED(5)の発光立上りには
何ら影響を及ぼさず、また、基本的に線形補償回路であ
るためパルス幅歪、ジッタ等を殆ど生じさせず、良好な
電気−光変換性能を発揮することができる。また、np
nトランジスタ(1)とpnpトランジスタ(4)との
特性を一致させる必要がなく、しかもpnpトランジス
タの消費電流を少なくすることができるので、LED(
5)に対する十分な電流容量、および周波数特性を簡単
に達成することができる。さらに、npnトランジスタ
(1)がコレクタ出力であるから、信号源の速度が遅く
てもよく、さらには、npnトランジスタ(1) (2
)で差動回路を構成しているので、L E D (5)
の消光比を大きくすることができる。
消光時にのみpnp トランジスタ(4)が瞬間的に導
通されるのであるから、LED(5)の発光立上りには
何ら影響を及ぼさず、また、基本的に線形補償回路であ
るためパルス幅歪、ジッタ等を殆ど生じさせず、良好な
電気−光変換性能を発揮することができる。また、np
nトランジスタ(1)とpnpトランジスタ(4)との
特性を一致させる必要がなく、しかもpnpトランジス
タの消費電流を少なくすることができるので、LED(
5)に対する十分な電流容量、および周波数特性を簡単
に達成することができる。さらに、npnトランジスタ
(1)がコレクタ出力であるから、信号源の速度が遅く
てもよく、さらには、npnトランジスタ(1) (2
)で差動回路を構成しているので、L E D (5)
の消光比を大きくすることができる。
第3図は他の実施例を示す電気回路図であり、上記実施
例と異なる点は、npn トランジスタ(1)(2)に
代えてnチャンネル電界効果トランジスタ(11)(1
2)を使用した点、およびpnpトランジスタ(4)に
代えてpチャンネル電界効果トランジスタ(14)を使
用した点のみである。
例と異なる点は、npn トランジスタ(1)(2)に
代えてnチャンネル電界効果トランジスタ(11)(1
2)を使用した点、およびpnpトランジスタ(4)に
代えてpチャンネル電界効果トランジスタ(14)を使
用した点のみである。
したがって、この実施例の場合にも上記実施例の場合と
同様の電気−光変換動作を行なわせることができる。
同様の電気−光変換動作を行なわせることができる。
第4図はさらに他の実施例を示す電気回路図であり、上
記第1図の実施例と異なる点は、npn−17= トランジスタ(2)を省略した点のみである。
記第1図の実施例と異なる点は、npn−17= トランジスタ(2)を省略した点のみである。
したがって、この実施例の場合には、L E D (5
)の消光比がやや小さくなるが、L E D (5)と
直列にnpn トランジスタ(1)を接続しているので
あるから、十分な消光比を確保することができる。
)の消光比がやや小さくなるが、L E D (5)と
直列にnpn トランジスタ(1)を接続しているので
あるから、十分な消光比を確保することができる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではなく
、例えば第3図の実施例においてnチャンネル電界効果
トランジスタ(12)を省略した構成を採用することが
可能である他、pnp トランジスタ(4)のベース端
子、或は、pチャンネル電界効果トランジスタのゲート
端子に微小な順バイアスを印加しておく代わりに零バイ
アスを印加しておくことが可能であり、さらに、抵抗(
7)とコンデンサ(8)との直列回路に代えて他の構成
の/%イパスフィルタを使用すること、或はピーキング
方式を採用することが可能である他、この発明の要旨を
変更しない範囲内において種々の設計変更を施すことが
可能である。
、例えば第3図の実施例においてnチャンネル電界効果
トランジスタ(12)を省略した構成を採用することが
可能である他、pnp トランジスタ(4)のベース端
子、或は、pチャンネル電界効果トランジスタのゲート
端子に微小な順バイアスを印加しておく代わりに零バイ
アスを印加しておくことが可能であり、さらに、抵抗(
7)とコンデンサ(8)との直列回路に代えて他の構成
の/%イパスフィルタを使用すること、或はピーキング
方式を採用することが可能である他、この発明の要旨を
変更しない範囲内において種々の設計変更を施すことが
可能である。
〈発明の効果〉
以上のようにこの発明は、LEDの発光波形の= 18
− 立下りのすそ引きを著しく軽減し、高速変調を行なうこ
とができるとともに、LEDの消光比を大きくすること
ができるという特有の効果を奏する。
− 立下りのすそ引きを著しく軽減し、高速変調を行なうこ
とができるとともに、LEDの消光比を大きくすること
ができるという特有の効果を奏する。
第1図は発光ダイオード駆動装置の一実施例を示す電気
回路図、 第2図は動作状態を説明する電気回路図、第3図は他の
実施例を示す電気回路図、第4図はさらに他の実施例を
示す電気回路図、第5図から第7図は、それぞれ従来例
を示す電気回路図。 (1) (2)・・・npn トランジスタ、(4)・
・・pnp トランジスタ、
回路図、 第2図は動作状態を説明する電気回路図、第3図は他の
実施例を示す電気回路図、第4図はさらに他の実施例を
示す電気回路図、第5図から第7図は、それぞれ従来例
を示す電気回路図。 (1) (2)・・・npn トランジスタ、(4)・
・・pnp トランジスタ、
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、npnトランジスタとpnpトランジスタとがコレ
クタ端子同士を接続することにより直列接続されている
とともに、 pnpトランジスタと並列に発光ダイオードが接続され
ており、上記npnトランジスタのベース端子に発光ダ
イオード点灯制御用のパルス信号が直接供給されている
とともに、両トランジスタのベース端子間に、パルス信
号の立下りに対応して、pnpトランジスタに対する順
バイアス信号を生成する信号変換手段が接続されている
ことを特徴とする発光ダイオード駆動装置。 2、npnトランジスタが、差動回路を構成する1対の
npnトランジスタの一方である上記特許請求の範囲第
1項記載の発光ダイオード駆動装置。 3、pnpトランジスタのベース端子に微小な順バイア
スが印加されている上記特許請求の範囲第1項記載の発
光ダイオード駆動装置。 4、nチャンネル電界効果トランジスタとpチャンネル
電界効果トランジスタとがドレイン端子同士を接続する
ことにより直列接続されているとともに、pチャンネル
電界効果トランジスタと並列に発光ダイオードが接続さ
れており、上記nチャンネル電界効果トランジスタのゲ
ート端子に発光ダイオード点灯制御用のパルス信号が直
接供給されているとともに、両電界効果トランジスタの
ゲート端子間に、パルス信号の立下りに対応して、pチ
ャンネル電界効果トランジスタに対する順バイアス信号
を生成する信号変換手段が接続されていることを特徴と
する発光ダイオード駆動装置。 5、nチャンネル電界効果トランジスタが、差動回路を
構成する1対のnチャンネル電界効果トランジスタの一
方である上記特許請求の範囲第4項記載の発光ダイオー
ド駆動装置。 6、pチャンネル電界効果トランジスタのゲート端子に
微小な順バイアスが印加されている上記特許請求の範囲
第4項記載の発光ダイオード駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6936587A JPH073890B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 発光ダイオ−ド駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6936587A JPH073890B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 発光ダイオ−ド駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63234568A true JPS63234568A (ja) | 1988-09-29 |
JPH073890B2 JPH073890B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=13400458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6936587A Expired - Lifetime JPH073890B2 (ja) | 1987-03-24 | 1987-03-24 | 発光ダイオ−ド駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073890B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5140175A (en) * | 1989-06-24 | 1992-08-18 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Light-emitting diode drive circuit with fast rise time and fall time |
JP2005234487A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Tohoku Pioneer Corp | 発光表示装置およびこれを搭載した電子機器 |
-
1987
- 1987-03-24 JP JP6936587A patent/JPH073890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5140175A (en) * | 1989-06-24 | 1992-08-18 | Mitsubishi Rayon Co., Ltd. | Light-emitting diode drive circuit with fast rise time and fall time |
JP2005234487A (ja) * | 2004-02-23 | 2005-09-02 | Tohoku Pioneer Corp | 発光表示装置およびこれを搭載した電子機器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073890B2 (ja) | 1995-01-18 |
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