JP2913958B2 - 半導体レーザ駆動停止回路 - Google Patents
半導体レーザ駆動停止回路Info
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- JP2913958B2 JP2913958B2 JP30879291A JP30879291A JP2913958B2 JP 2913958 B2 JP2913958 B2 JP 2913958B2 JP 30879291 A JP30879291 A JP 30879291A JP 30879291 A JP30879291 A JP 30879291A JP 2913958 B2 JP2913958 B2 JP 2913958B2
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- semiconductor laser
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- optical fiber
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバアンプを励
起光源として用いる高出力の半導体レ−ザ駆動回路に関
するものである。
起光源として用いる高出力の半導体レ−ザ駆動回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ファイバアンプが実用化段階に
近づき、各種の伝送システムに導入されようとしてい
る。光ファイバアンプは光信号をそのまま光増幅できる
ため、長距離伝送が可能になるとともに光信号の多分岐
が実現できる。分岐数は光ファイバアンプの飽和出力の
大きさに依存するため、一層の高出力化が図られてい
る。光ファイバアンプの飽和出力は、光ファイバアンプ
に用いる励起用半導体レ−ザの出力によるが数十ミリワ
ットをこすものが実現している。
近づき、各種の伝送システムに導入されようとしてい
る。光ファイバアンプは光信号をそのまま光増幅できる
ため、長距離伝送が可能になるとともに光信号の多分岐
が実現できる。分岐数は光ファイバアンプの飽和出力の
大きさに依存するため、一層の高出力化が図られてい
る。光ファイバアンプの飽和出力は、光ファイバアンプ
に用いる励起用半導体レ−ザの出力によるが数十ミリワ
ットをこすものが実現している。
【0003】このような高出力のレ−ザ光が光ファイバ
端から送出されるようになると、敷設作業や保守作業中
に、安全確保のため高出力の光ファイバアンプの動作を
緊急停止する必要が生じてくると思われる。光ファイバ
アンプの動作を緊急停止するためにはその供給電源を断
つのがもっとも簡便である。
端から送出されるようになると、敷設作業や保守作業中
に、安全確保のため高出力の光ファイバアンプの動作を
緊急停止する必要が生じてくると思われる。光ファイバ
アンプの動作を緊急停止するためにはその供給電源を断
つのがもっとも簡便である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
式では、電源復旧の際にサ−ジが発生したり、光ファイ
バアンプの動作が定常状態に落ち着くまでに時間がかか
ったりするため、好ましくない。
式では、電源復旧の際にサ−ジが発生したり、光ファイ
バアンプの動作が定常状態に落ち着くまでに時間がかか
ったりするため、好ましくない。
【0005】本発明はかかる点に鑑み、光ファイバアン
プの緊急停止および復旧が迅速に実現できる励起光源で
ある高出力の半導体レ−ザ駆動停止回路を提供すること
を目的としている。
プの緊急停止および復旧が迅速に実現できる励起光源で
ある高出力の半導体レ−ザ駆動停止回路を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、半導体レ−ザを駆動するトランジスタのベ
−スに抵抗を介して直流電圧を加える電圧源と、抵抗と
トランジスタのベ−ス間にダイオ−ドのカソ−ド端子を
接続しそのアノ−ド端子に、電圧を印加するTTLゲ−
トとを設けたものである。
するために、半導体レ−ザを駆動するトランジスタのベ
−スに抵抗を介して直流電圧を加える電圧源と、抵抗と
トランジスタのベ−ス間にダイオ−ドのカソ−ド端子を
接続しそのアノ−ド端子に、電圧を印加するTTLゲ−
トとを設けたものである。
【0007】
【作用】上記手段により、TTLゲ−トから2値の出力
電圧がダイオ−ドのアノ−ド端子に印加される。トラン
ジスタのベ−スに加えられている直流電圧よりTTLゲ
−トの出力電圧が高いとき、ベ−ス電圧はTTLゲ−ト
の出力電圧により決まる。逆の場合、ベ−ス電圧は直流
電圧により決まる。このようにしてベ−ス電圧をTTL
ゲ−トの出力により制御できる。
電圧がダイオ−ドのアノ−ド端子に印加される。トラン
ジスタのベ−スに加えられている直流電圧よりTTLゲ
−トの出力電圧が高いとき、ベ−ス電圧はTTLゲ−ト
の出力電圧により決まる。逆の場合、ベ−ス電圧は直流
電圧により決まる。このようにしてベ−ス電圧をTTL
ゲ−トの出力により制御できる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面とともに説明する。図
1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
図2は要部信号波形である。図1において1は直流電圧
源、2はPNP型トランジスタ、3はダイオ−ド、4は
オ−プンコレクタ型のANDゲ−ト、5は半導体レ−ザ
である。
1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
図2は要部信号波形である。図1において1は直流電圧
源、2はPNP型トランジスタ、3はダイオ−ド、4は
オ−プンコレクタ型のANDゲ−ト、5は半導体レ−ザ
である。
【0009】以下その動作について詳細に説明する。A
NDゲ−ト4の出力が直流電圧源1から発生する直流電
圧V1より低いとき、つまりLレベルにあるときダイオ
−ド3は逆バイアス状態となりOFF状態になるため直
流電圧源1から発生する直流電圧V1は抵抗を介してP
NP型トランジスタ2のベ−スに加わる。このとき半導
体レ−ザ5には電流が流れ、レ−ザ光を出力する。
NDゲ−ト4の出力が直流電圧源1から発生する直流電
圧V1より低いとき、つまりLレベルにあるときダイオ
−ド3は逆バイアス状態となりOFF状態になるため直
流電圧源1から発生する直流電圧V1は抵抗を介してP
NP型トランジスタ2のベ−スに加わる。このとき半導
体レ−ザ5には電流が流れ、レ−ザ光を出力する。
【0010】逆にANDゲ−ト4の出力が直流電圧源1
から発生する直流電圧V1より高くなると、ダイオ−ド
3は順方向の電圧が加わるためON状態になる。このと
きPNP型トランジスタ2のベ−スに加わる電圧は、A
NDゲ−ト4の出力電圧により決まる。この回路の電源
電圧を5Vにしておけば、ANDゲ−ト4の出力がHレ
ベル、つまり5V近傍になるときにPNP型トランジス
タ2のベ−ス電圧は、Hレベルの電圧からダイオ−ド3
の端子間電圧分降下した電圧になる。このとき直流電圧
源1から発生する直流電圧V1の影響はうけない。した
がってPNP型トランジスタ2のベ−ス電圧は5V近く
に上昇し、半導体レ−ザ5には電流が流れなくなるた
め、レ−ザ光の出力が停止する。
から発生する直流電圧V1より高くなると、ダイオ−ド
3は順方向の電圧が加わるためON状態になる。このと
きPNP型トランジスタ2のベ−スに加わる電圧は、A
NDゲ−ト4の出力電圧により決まる。この回路の電源
電圧を5Vにしておけば、ANDゲ−ト4の出力がHレ
ベル、つまり5V近傍になるときにPNP型トランジス
タ2のベ−ス電圧は、Hレベルの電圧からダイオ−ド3
の端子間電圧分降下した電圧になる。このとき直流電圧
源1から発生する直流電圧V1の影響はうけない。した
がってPNP型トランジスタ2のベ−ス電圧は5V近く
に上昇し、半導体レ−ザ5には電流が流れなくなるた
め、レ−ザ光の出力が停止する。
【0011】以上説明したように、ダイオ−ドとTTL
ゲ−トにより光ファイバアンプに用いる高出力の半導体
レ−ザの出力を迅速に停止することができる。つまり外
部からのパルス信号により出力の停止および復旧が可能
となる。
ゲ−トにより光ファイバアンプに用いる高出力の半導体
レ−ザの出力を迅速に停止することができる。つまり外
部からのパルス信号により出力の停止および復旧が可能
となる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、安価なダイオ−ドとT
TLゲ−トの組合せにより光ファイバアンプに用いる高
出力の半導体レ−ザの出力を迅速に停止することができ
る。このため、光ファイバアンプの商用システム導入時
には労働安全衛生上、本発明の実用上の効果は極めて大
である。
TLゲ−トの組合せにより光ファイバアンプに用いる高
出力の半導体レ−ザの出力を迅速に停止することができ
る。このため、光ファイバアンプの商用システム導入時
には労働安全衛生上、本発明の実用上の効果は極めて大
である。
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】同実施例の要部波形図である。
1 直流電圧源 2 PNP型トランジスタ 3 ダイオ−ド 4 ANDゲート 5 半導体レ−ザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−59878(JP,A) 特開 平1−238074(JP,A) 特開 平3−232285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01S 3/18 H01L 33/00
Claims (1)
- 【請求項1】コレクタ側に半導体レ−ザが接続されたP
NP型トランジスタとこのトランジスタのベ−スに抵抗
を介して直流電圧を加える電圧源とからなる半導体レ−
ザに駆動電流を供給する駆動回路において、 前記抵抗とトランジスタのベ−ス間にダイオ−ドのカソ
−ド端子を接続しアノ−ド端子にはTTLゲ−トの出力
端が接続され電圧を印加することを特徴とする半導体レ
−ザ駆動停止回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30879291A JP2913958B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 半導体レーザ駆動停止回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30879291A JP2913958B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 半導体レーザ駆動停止回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05145152A JPH05145152A (ja) | 1993-06-11 |
JP2913958B2 true JP2913958B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=17985370
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30879291A Expired - Fee Related JP2913958B2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 半導体レーザ駆動停止回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2913958B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105759369B (zh) * | 2014-12-19 | 2018-03-09 | 华为技术有限公司 | 防止激光泄露的光模块和控制方法 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP30879291A patent/JP2913958B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05145152A (ja) | 1993-06-11 |
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