JPS63233513A - ガス絶縁計器用変圧器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明はガス絶縁開閉装置に直結されるガス絶縁４器用
変圧器に関するもので、特にガス絶縁開閉装置のベース
上にガス絶縁計器用変圧器のタンクを固定支持する取付
脚を改良したガス絶縁計器用変圧器に関する。

（従来の技術） ガス絶縁開閉装置（以下ＧＩＳと称す）に用いられる計
器用変圧器としては、近年より絶縁性能を向上させたガ
ス絶縁計器用変圧器（以下ガスＰＴと称す）が用いられ
るようになってきた。このガスＰＴはタンク内に鉄心、
高圧、低圧コイル等から成る中身要素をＳＦ６ガス等の
絶縁ガスと共に密閉収納したものでＧＩＳタンクに直結
される。一般にＧＩＳ全体から見ると、このガスＰＴは
比較的ｆｆｆｆ１が重く、強度的な面から正立状態で取
り付けられる。従って取扱いやコスト的な面からガスＰ
Ｔはより小形かつ軽量化が望まれると共に、所定の圧力
で封入された絶縁ガスの圧力容器としても十分な強度が
要求される。

従来のガスＰＴの構成を第４図を用いて説明する。即ち
タンク１内に中身要素２を収納すると共に、このタンク
１内に絶縁ガス３を所定の圧力で封入し中身要素２の絶
縁を保つ。中身要素２からは絶縁スペーサ４を介して高
圧導体５が引き出されＧＩＳの管路母線６の分校導体７
に接続される。

タンク１の底板１ａは所定のガス圧に対する十分な強度
を備えると共に小形、軽量化のために下方外側に球状に
出っ張った薄肉の鏡板で構成される。

しかし、この構成であるとタンク自体で自立できないた
め、タンク１の固定支持用の取付脚８が底板１ａに溶接
等で固定されている。この取付１１ａ１８の寸法は当然
ながら底板１ａの出っ張り寸法より若干長くなっており
、ＧＩＳのベース９上の取り付けられる。

（発明が解決しようとする問題点） さて、このような従来のガスＰＴであると、タンク１を
管路ｆｆｌ！’！６から取り外す場合、高圧導４４５を
分校導体７と切り離しタンク１全体を下方に移動させて
引き抜く必要があり、このための抜き代寸法Ｌ１として
タンク１の下方に高圧導体５の寸法りに若干の余裕分を
含めたスペースを必要とする。また、取り付は作業を行
う場合も同様°に前記の抜き代寸法Ｌｌは必要であり、
組立て完了後において、この抜き代寸法り工を補足する
ために調整架台１０を必要とする。従って管路母線６の
高さ寸法Ｈ１は前記の抜き代寸法Ｌ１を含めた寸法とな
り必要以上の高さとなってその分ＧＩＳの管路長が長く
なりコスト的に高くなり、また高さ寸法が高いというこ
とは耐振性においても劣る。

更に調整架台１０等を必要とするため余分な構成部品が
増え組立てが面倒となる欠点がある。

一方、第５図に示すように既設の管路母線６ａで既に高
さ寸法Ｈが決められており、これの変更が不可能なよう
な場合には抜き代寸法Ｌ１を確保するために継ぎ母Ｐｉ
！１１等を追加取り付けしなくてはならず、増々構造が
複雑で組み立てが面倒となり耐振性においても劣ってく
る。

本光明は以上の欠点を除去し、管路母線の高さ寸法を低
く抑え、余分な部品を必要とせずに、耐振性が高く、組
立て容易なより経汎的なＧＩＳ直結型のガス絶縁計器用
変圧器を得ることを目的とする。

〔発明の目的〕

（問題点を解決するための手段） 本発明は以上の目的を連成するために、タンク内に中身
要素と共に所定圧力の絶縁ガスを封入し、ベース上にお
いて管路母線の下方にタンクに取り付けた取付脚を介し
て固定支持されるガス絶縁計器用変圧器において、前記
取付脚をタンクに対して着脱自在に取り付けるようにし
たことを特徴とする。

（作　用） このように構成づることによりガス絶縁計器用変圧器を
タンクに取り付け、取り外す場合、タンクに取り付けた
取付脚を取り外ずことによりこれにより得られるスペー
スをタンクの抜き代寸法として利用することができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図において、１はタンクで、鉄心、高圧、低圧コイ
ル等から成る中身要素２を収納すると共にこのタンク１
内にＳＦａガス等の絶縁ガス３を所定の圧力で封入し中
身要素２の絶縁を保っている。中身要素２からは絶縁ス
ペーサ４を介して高圧導体５が引き出されＧＩＳの管路
母線６の分枝導体７に接続されている。タンク１の底板
１ａは所定のガス圧に対し十分な強度を備えると共に、
小形、＠量化のために下方外側に球状に出っ張った薄肉
の鏡板で構成されている。８はタンク１の固定支持用の
取付は脚、９はＧＩＳのベースでありタンク１はこのベ
ース１上において管路母線６の下方に配置固定されてい
る。しかして、本発明によるガスＰＴにおいては、前記
タンク１の取付脚８が第２図に示すごとくボルト等によ
って着脱自在に取り付けられている。

このように構成された本発明のガスＰＴであると、ＧＩ
Ｓの管路母ｌｌｌ６から取り外す場合、着脱自在な取付
ｌ１ｌ１８をタンク１の底板１ａから取り外すことによ
り底板１ａとベース９との間にタンク１の抜き代寸法Ｌ
１が確保でき、第３図に示すようにそのままタンク１を
下方へ移動させ高圧導体５を分校導体７から切り離せば
タンク１を管路母１ｉ１６から取り外すことができる。

この場合底板１ａの鏡板部分はベース９の隙間に落ち込
むので引き抜き作業に支障を期たすことはない。また、
逆にタンク１の取り付は作業を行う場合も前記取付脚８
の取り外しによって１ｑられた抜き代寸法Ｌｌを利用し
てタンク１を管路母線６に取り付け、その後取付脚８を
タンクの底板１ａにボルトで取り付けることによりベー
ス９上に固定支持することができる。従ってタンク１の
抜き代寸法Ｌｌとして取付脚８を取り外すことによって
得られるスペースを利用しているので、タンク１の高さ
寸法以外に抜き代寸法を考慮する必要がなく管路ｆｆｌ
線６の高さ寸法１」３を低くすることができる。

なお、上記実施例においては取付脚を着脱可能とづるこ
とにより抜き代寸法を確保したが、取付脚を伸縮自在と
することにより同様の効果を得ることができる。しかし
、この場合には伸縮自在で且つ強度的に十分耐え得るよ
うな取付脚の柄部に工夫を要する。

［発明の効果１ 以上にように本発明によればタンク内に中身要素と共に
所定圧力の絶縁ガスを封入し、ベース上において管路母
線の下方にタンクに取り付けた取付脚を介して固定支持
されるガス絶縁計器用変圧器において、前記取付脚をタ
ンクに対して着脱自在に取り付りるようにしたので、取
付脚を取り外づ−ことによって得られるスペースをタン
クの抜き代寸法として利用でき、従って管路母線の高さ
寸法を低く抑え、余分な部品を必要とせず、ｉｌ＋４振
ｔＭ：赤高く、組立て容易なより経済的なＧＩＳ直結型
のガス絶縁計器用変圧器を１ｑることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は同じ
くガスＰＴを取り出して示す正面図、第３図は本発明の
ガスＰ　Ｔの取り付け、取り外し時の状態を示す図で（
ａ）は正面図、（ｂ）は（ａ）図のｂ−ｂ断面矢視図、
第４図及び第５図は従来のガスＰＴを示す正面図である
。 １・・・タンク、１ａ・・・底板、２・・・中身要素、
３・・・絶縁ガス、４・・・絶縁スベーザ、５・・・高
圧導体、６・・・管路母線、７・・・分枝導体、８・・
・取付脚、９・・・ベース、Ｌｌ・・・抜ぎ代寸法。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 （ａ） 第３図 第４０　　　第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　タンク内に中身要素と共に所定圧力の絶縁ガスを封入
   し、ベース上において管路母線の下方にタンクに取り付
   けた取付脚を介して固定支持されるガス絶縁計器用変圧
   器において、前記取付脚をタンクに対して着脱自在に取
   り付けたことを特徴とするガス絶縁計器用変圧器。