JPH0246021Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246021Y2 JPH0246021Y2 JP12392684U JP12392684U JPH0246021Y2 JP H0246021 Y2 JPH0246021 Y2 JP H0246021Y2 JP 12392684 U JP12392684 U JP 12392684U JP 12392684 U JP12392684 U JP 12392684U JP H0246021 Y2 JPH0246021 Y2 JP H0246021Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- metal container
- content element
- fixed
- gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 18
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 18
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［考案の技術分野］
本考案はガス絶縁開閉装置（以下GISと称す）
に直結して使用されるガス絶縁計器用変圧器（以
下ガスPTと称す）に関するもので、特に振動や
たわみに耐え得るような中身要素の固定構造の改
良に関する。
に直結して使用されるガス絶縁計器用変圧器（以
下ガスPTと称す）に関するもので、特に振動や
たわみに耐え得るような中身要素の固定構造の改
良に関する。
［考案の技術的背景とその問題点］
GIS等のガス絶縁機器に使用される計器用変圧
器もガス絶縁化されたものが多く使用されるよう
になつてきた。従来のガスPTを第１図により説
明する。鉄心や、この鉄心に巻回された高、低圧
巻線から成るガスPTの中身要素１は固定フレー
ム３によりその鉄心の両端部を支持される。そし
てこの固定フレーム３は中身要素１を収納した金
属容器４を密封するカバー５に設けた座６に固定
される。
器もガス絶縁化されたものが多く使用されるよう
になつてきた。従来のガスPTを第１図により説
明する。鉄心や、この鉄心に巻回された高、低圧
巻線から成るガスPTの中身要素１は固定フレー
ム３によりその鉄心の両端部を支持される。そし
てこの固定フレーム３は中身要素１を収納した金
属容器４を密封するカバー５に設けた座６に固定
される。
この構造によれば中身要素１とカバー５間の組
立は、中身要素１を金属容器４へ収納する前に行
えるため、ガスPTの組立作業性が良いという利
点があつた。しかしこの構造では中身要素１の重
心点Ｇから離れた位置で中身要素１を固定するた
め、座６を支点として中身要素１が吊られた格好
となる。特に高電圧用ガスPT等、中身要素の重
量が重いガスPTの場合には、輸送時の振動とか、
水平取付時の中身要素１のたわみが問題となり従
来の構成ではこの振動やたわみを防ぐのには不十
分であつた。このため、固定フレーム３に加えて
更にガスPT底部に振れ止め７を取付けていた。
立は、中身要素１を金属容器４へ収納する前に行
えるため、ガスPTの組立作業性が良いという利
点があつた。しかしこの構造では中身要素１の重
心点Ｇから離れた位置で中身要素１を固定するた
め、座６を支点として中身要素１が吊られた格好
となる。特に高電圧用ガスPT等、中身要素の重
量が重いガスPTの場合には、輸送時の振動とか、
水平取付時の中身要素１のたわみが問題となり従
来の構成ではこの振動やたわみを防ぐのには不十
分であつた。このため、固定フレーム３に加えて
更にガスPT底部に振れ止め７を取付けていた。
しかしこの振れ止め７は金属容器４と直接接触
させると、振動音を発生したり、摩擦等によつて
金属製のゴミを発生するおそれがあり、一方金属
容器４とあまり離れすぎては、中身要素１のたわ
みを防ぐ効果がなく、この振れ止め７の金属容器
４への取り付け、中身要素１の金属容器４への収
納のために細心の注意を必要とし作業性が非常に
悪かつた。更に、固定フレーム３やカバー５のフ
レーム取付用の座６を更に強固な物にすることも
考えられるが、このようにすると固定フレーム３
の形状が大きな物になつてくるため、大形化しコ
ストアツプとなる欠点があつた。また固定フレー
ム３を強固にしても、たわみの発生を完全に防ぐ
ことができず、中身要素１に与える衝撃に対して
弱いため、ガスPTのGISへの取付方向及び輸送
状態に制約を受け取扱いが面倒であり、信頼性が
低かつた。
させると、振動音を発生したり、摩擦等によつて
金属製のゴミを発生するおそれがあり、一方金属
容器４とあまり離れすぎては、中身要素１のたわ
みを防ぐ効果がなく、この振れ止め７の金属容器
４への取り付け、中身要素１の金属容器４への収
納のために細心の注意を必要とし作業性が非常に
悪かつた。更に、固定フレーム３やカバー５のフ
レーム取付用の座６を更に強固な物にすることも
考えられるが、このようにすると固定フレーム３
の形状が大きな物になつてくるため、大形化しコ
ストアツプとなる欠点があつた。また固定フレー
ム３を強固にしても、たわみの発生を完全に防ぐ
ことができず、中身要素１に与える衝撃に対して
弱いため、ガスPTのGISへの取付方向及び輸送
状態に制約を受け取扱いが面倒であり、信頼性が
低かつた。
［考案の目的］
本考案の目的は、このような従来技術の欠点を
除去し、振動やたわみに対して充分に耐え得る構
造とし振動音の発生防止、及びガスPTの中身要
素に与える衝撃を防止し、信頼性が高く取扱いが
容易で組立、作業性の良いガス絶縁計器用変圧器
を提供するものである。
除去し、振動やたわみに対して充分に耐え得る構
造とし振動音の発生防止、及びガスPTの中身要
素に与える衝撃を防止し、信頼性が高く取扱いが
容易で組立、作業性の良いガス絶縁計器用変圧器
を提供するものである。
［考案の概要］
本考案は以上の目的を達成するためにガスPT
の中身要素の重心付近で中身要素を金属容器内面
に固することによつて、中身要素のたわみの発生
を防止し、中身要素に与える衝撃を防止するよう
にしたことを特徴とするものである。
の中身要素の重心付近で中身要素を金属容器内面
に固することによつて、中身要素のたわみの発生
を防止し、中身要素に与える衝撃を防止するよう
にしたことを特徴とするものである。
［考案の実施例］
以下本考案の一実施例を第２図を参照して説明
する。第２図に示す如く、鉄心２及びこれに巻回
された高・低圧巻線から成るガスPTの中身要素
１を鉄心２をその両端部で固定した固定フレーム
３を介して金属容器４内面の中身要素１重心Ｇ付
近に設けられた固定座８に固定し、金属容器４を
カバー５、絶縁スペーサ９によりオーリング１０
を介して、金属容器４内に収納された、中身要素
１を絶縁ガスと共に密封する。
する。第２図に示す如く、鉄心２及びこれに巻回
された高・低圧巻線から成るガスPTの中身要素
１を鉄心２をその両端部で固定した固定フレーム
３を介して金属容器４内面の中身要素１重心Ｇ付
近に設けられた固定座８に固定し、金属容器４を
カバー５、絶縁スペーサ９によりオーリング１０
を介して、金属容器４内に収納された、中身要素
１を絶縁ガスと共に密封する。
この様に構成されたガスPTであると中身要素
１はその重心付近で金属容器４内面に固定されて
いるので、振動に強く中身要素１に発生するたわ
みがほとんどないため、ガスPT輸送時の振動発
生を防止し、かつガスPTをGISへ方向自在に取
付けることができ組立時の作業性が良くなる。
１はその重心付近で金属容器４内面に固定されて
いるので、振動に強く中身要素１に発生するたわ
みがほとんどないため、ガスPT輸送時の振動発
生を防止し、かつガスPTをGISへ方向自在に取
付けることができ組立時の作業性が良くなる。
［考案の効果］
以上のように本考案によれば、ガスPTの鉄心、
高、低圧巻線から成る中身要素を、この中身要素
の重心付近で金属容器内面に固定するようにした
ので、振動やたわみに対し中身要素が充分に耐え
得る構造となり、よつて振動音の発生を防止し、
中身要素に与える衝撃を防ぎ、信頼性が高く、取
扱いが容易で作業性の良いガス絶縁計器用変圧器
を得ることができる。
高、低圧巻線から成る中身要素を、この中身要素
の重心付近で金属容器内面に固定するようにした
ので、振動やたわみに対し中身要素が充分に耐え
得る構造となり、よつて振動音の発生を防止し、
中身要素に与える衝撃を防ぎ、信頼性が高く、取
扱いが容易で作業性の良いガス絶縁計器用変圧器
を得ることができる。
第１図は従来のガス絶縁計器用変圧器を示す断
面図、第２図は本考案の一実施例を示す断面図で
ある。 １……ガスPTの中身要素、２……鉄心、３…
…固定フレーム、４……金属容器、５……カバ
ー、６……座、７……振れ止め、８……固定座、
９……絶縁スペーサ、１０……オーリング、Ｇ…
…中身要素の重心。
面図、第２図は本考案の一実施例を示す断面図で
ある。 １……ガスPTの中身要素、２……鉄心、３…
…固定フレーム、４……金属容器、５……カバ
ー、６……座、７……振れ止め、８……固定座、
９……絶縁スペーサ、１０……オーリング、Ｇ…
…中身要素の重心。
Claims (1)
- 鉄心およびこの鉄心に巻回された高、低圧巻線
から成る中身要素を絶縁ガスと共に金属容器内に
密封したガス絶縁計器用変圧器において、中身要
素をこの中身要素の重心付近で金属容器内面に固
定したことを特徴とするガス絶縁計器用変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12392684U JPS6139916U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | ガス絶縁計器用変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12392684U JPS6139916U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | ガス絶縁計器用変圧器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6139916U JPS6139916U (ja) | 1986-03-13 |
| JPH0246021Y2 true JPH0246021Y2 (ja) | 1990-12-05 |
Family
ID=30682657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12392684U Granted JPS6139916U (ja) | 1984-08-13 | 1984-08-13 | ガス絶縁計器用変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6139916U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01166187U (ja) * | 1988-04-27 | 1989-11-21 |
-
1984
- 1984-08-13 JP JP12392684U patent/JPS6139916U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6139916U (ja) | 1986-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0246021Y2 (ja) | ||
| JPS58105532A (ja) | リアクトル | |
| JP2591836Y2 (ja) | 安定巻線内蔵変圧器 | |
| JPH0536264Y2 (ja) | ||
| JPS6130256Y2 (ja) | ||
| JPS5915225Y2 (ja) | 巻線保護装置 | |
| JP2778877B2 (ja) | 単相変圧器の組立法 | |
| JP2001085254A (ja) | ガス絶縁避雷器複合接地形計器用変圧器 | |
| JPH01158712A (ja) | ガス絶縁変流器 | |
| JPH0438503Y2 (ja) | ||
| JPH0532984Y2 (ja) | ||
| JP2946726B2 (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPH0512991Y2 (ja) | ||
| JPS6184615U (ja) | ||
| JPS626810Y2 (ja) | ||
| JPH076644Y2 (ja) | 特高閉鎖配電盤 | |
| JPH0448610Y2 (ja) | ||
| JPS587629Y2 (ja) | 碍管形空心リアクトル | |
| JPS583716U (ja) | ガス絶縁電気装置 | |
| JPH027451Y2 (ja) | ||
| JPS59164415U (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS6111945Y2 (ja) | ||
| JPS58166216U (ja) | ガス絶縁開閉装置 | |
| JPS58159813U (ja) | ブツシング及び計器用変圧器を有したガス絶縁電気機器 | |
| JPH0547273A (ja) | ガス封入形開閉器 |