JPS6130256Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130256Y2 JPS6130256Y2 JP3684979U JP3684979U JPS6130256Y2 JP S6130256 Y2 JPS6130256 Y2 JP S6130256Y2 JP 3684979 U JP3684979 U JP 3684979U JP 3684979 U JP3684979 U JP 3684979U JP S6130256 Y2 JPS6130256 Y2 JP S6130256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage coil
- wound
- instrument transformer
- insulating tube
- iron core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000011900 installation process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、密閉形ガス絶縁開閉装置（以下ミニ
クラツドと称す。）に接続される計器用変成器に
係り、特に高圧コイルの回転ずれを防止するよう
にしたものに関する。
クラツドと称す。）に接続される計器用変成器に
係り、特に高圧コイルの回転ずれを防止するよう
にしたものに関する。
周知の如く、最近ミニクラツドに接続される計
器用変成器は、ミニクラツドのデツトスペースを
利用して取付けることによりミニクラツド全体の
コンパクト化をはかる傾向にある。このため、第
１図に示すように計器用変成器１は正立状態での
取付のみならず、水平および倒立状態でミニクラ
ツドの管路母線１０に取付けられるようになつて
きた。しかしこうした水平および倒立状態で計器
用変成器１が取付けられると、その取付作業中に
加わる外力（振動）や輸送時の振動によつて計器
用変成器１内の高圧コイルが回転ずれを起す問題
が生じてきた。すなわち、従来の計器用変成器１
内の高圧コイルは正立状態への取付のみを配慮し
ている為、高圧コイルのずれ防止策は低圧コイル
と高圧コイル巻型絶縁筒間にスペーサを打ち込み
挿入しているのみで、特に回転のずれ防止策は積
極的に行なつていなかつた。
器用変成器は、ミニクラツドのデツトスペースを
利用して取付けることによりミニクラツド全体の
コンパクト化をはかる傾向にある。このため、第
１図に示すように計器用変成器１は正立状態での
取付のみならず、水平および倒立状態でミニクラ
ツドの管路母線１０に取付けられるようになつて
きた。しかしこうした水平および倒立状態で計器
用変成器１が取付けられると、その取付作業中に
加わる外力（振動）や輸送時の振動によつて計器
用変成器１内の高圧コイルが回転ずれを起す問題
が生じてきた。すなわち、従来の計器用変成器１
内の高圧コイルは正立状態への取付のみを配慮し
ている為、高圧コイルのずれ防止策は低圧コイル
と高圧コイル巻型絶縁筒間にスペーサを打ち込み
挿入しているのみで、特に回転のずれ防止策は積
極的に行なつていなかつた。
例えば、SF6ガス絶縁計器用変成器（以下ガス
Ｐ・Ｔと称す）は第２図ａ，ｂおよび第３図に示
すように、鉄心２上に巻かれた低圧コイル３と、
FRPのような高圧コイル巻型絶縁筒４ａ上に巻
かれた高圧コイル５と、更にその上に配設された
高圧シールド６とから構成され、高圧コイル巻型
絶縁筒４ａは低圧コイル３間に挿入される打ち込
みスペーサ７の摩擦力により固定されていた。ま
たこれら全体は鉄心２を両側から締付けるクラン
プ８により固定され絶縁ガスとともに容器９に収
納される構造であつた。
Ｐ・Ｔと称す）は第２図ａ，ｂおよび第３図に示
すように、鉄心２上に巻かれた低圧コイル３と、
FRPのような高圧コイル巻型絶縁筒４ａ上に巻
かれた高圧コイル５と、更にその上に配設された
高圧シールド６とから構成され、高圧コイル巻型
絶縁筒４ａは低圧コイル３間に挿入される打ち込
みスペーサ７の摩擦力により固定されていた。ま
たこれら全体は鉄心２を両側から締付けるクラン
プ８により固定され絶縁ガスとともに容器９に収
納される構造であつた。
この構造において、正立状態での取付の場合に
は、打ち込みスペーサ７のみの摩擦力で、高圧コ
イル５のずれ防止は十分であつたが、例えば、こ
のガスＰ・Ｔがミニクラツド管路母線に水平もし
くは、倒立状態で取付られる場合には組立作業中
や輸送中の外力（振動）が加わつた時に、高圧コ
イル５が高圧コイル巻型絶縁筒４ａと一緒に回転
ずれを起し、電気的特性の悪化、更には、機器機
能を破壊する等の品質低下を招く欠点があつた。
は、打ち込みスペーサ７のみの摩擦力で、高圧コ
イル５のずれ防止は十分であつたが、例えば、こ
のガスＰ・Ｔがミニクラツド管路母線に水平もし
くは、倒立状態で取付られる場合には組立作業中
や輸送中の外力（振動）が加わつた時に、高圧コ
イル５が高圧コイル巻型絶縁筒４ａと一緒に回転
ずれを起し、電気的特性の悪化、更には、機器機
能を破壊する等の品質低下を招く欠点があつた。
本考案は上述の欠点を除去するためになされた
もので、正立、水平及び倒立等いずれの取付状態
においても高圧コイルの回転ずれを防止すること
のできる計器用変成器を提供することを目的とす
るものである。
もので、正立、水平及び倒立等いずれの取付状態
においても高圧コイルの回転ずれを防止すること
のできる計器用変成器を提供することを目的とす
るものである。
次に本考案による一実施例を例えばガスＰ・Ｔ
を例にとり、図面に基いて説明する。
を例にとり、図面に基いて説明する。
第４図ａ，ｂは、第１図の如く水平もしくは倒
立状態で、ミニクラツド管路母線１０に取付られ
る本考案のガスＰ・Ｔを示し、また第５図は本考
案のガスＰ・Ｔで使用する高圧コイル巻型絶縁筒
を示す。
立状態で、ミニクラツド管路母線１０に取付られ
る本考案のガスＰ・Ｔを示し、また第５図は本考
案のガスＰ・Ｔで使用する高圧コイル巻型絶縁筒
を示す。
第４図ａ，ｂ及び第５図において、鉄心２上に
巻かれた低圧コイル３の外周に、高圧コイル巻型
絶縁筒４ｂ上に巻かれた高圧コイル５を配設し、
更にその上に高圧シールド６を配設して高圧コイ
ル巻型絶縁筒４ｂと低圧コイル３との間にスペー
サ７を打ち込み挿入するのは従来と同じである。
巻かれた低圧コイル３の外周に、高圧コイル巻型
絶縁筒４ｂ上に巻かれた高圧コイル５を配設し、
更にその上に高圧シールド６を配設して高圧コイ
ル巻型絶縁筒４ｂと低圧コイル３との間にスペー
サ７を打ち込み挿入するのは従来と同じである。
本考案は高圧コイル巻型絶縁筒４ｂの軸方向両
端に凸部４b′を形成し、その凸部４b′を鉄心２の
両側に配設されたクランプ８間に挿入したもの
で、これにより、計器用変成器１の取付作業中に
於ける外力や輸送中の振動による高圧コイル５の
回転ずれは高圧コイル巻型絶縁筒４ｂの凸部４
b′が周方向でクランプ８に当接することにより阻
止されることになる。
端に凸部４b′を形成し、その凸部４b′を鉄心２の
両側に配設されたクランプ８間に挿入したもの
で、これにより、計器用変成器１の取付作業中に
於ける外力や輸送中の振動による高圧コイル５の
回転ずれは高圧コイル巻型絶縁筒４ｂの凸部４
b′が周方向でクランプ８に当接することにより阻
止されることになる。
また第６図に示すように高圧コイル巻型絶縁筒
４ｃの端部に凹部４c′を形成し、この凹部４
c′を、クランプ８に一体に形成したストツパー８
ａに嵌合して構成しても、上記実施例と同様に高
圧コイルの回転ずれは高圧コイル巻型絶縁筒４ｃ
の凹部４ｃが周方向でストツパー８ａを介して間
接的にクランプ８に当接することにより阻止され
ることになる。
４ｃの端部に凹部４c′を形成し、この凹部４
c′を、クランプ８に一体に形成したストツパー８
ａに嵌合して構成しても、上記実施例と同様に高
圧コイルの回転ずれは高圧コイル巻型絶縁筒４ｃ
の凹部４ｃが周方向でストツパー８ａを介して間
接的にクランプ８に当接することにより阻止され
ることになる。
この様に本考案は、高圧コイル巻型絶縁筒の両
端に凸４b′または凹部４c′を設けるという簡単な
構成により、ミニクラツド管路母線への水平およ
び倒立状態での取付作業中に於ける外力（振動）
や輸送中の振動等に対し、高圧コイルの回転ずれ
が容易に防止出来、機器の本来の機能を損ねるこ
となく、安定した品質を保持できる。
端に凸４b′または凹部４c′を設けるという簡単な
構成により、ミニクラツド管路母線への水平およ
び倒立状態での取付作業中に於ける外力（振動）
や輸送中の振動等に対し、高圧コイルの回転ずれ
が容易に防止出来、機器の本来の機能を損ねるこ
となく、安定した品質を保持できる。
なお、上記実施例では凸部４b′または凹部４
c′を高圧コイル巻型絶縁筒４ｂの両端に設けた
が、一端にのみ設けても同様の効果を奏すること
ができる。
c′を高圧コイル巻型絶縁筒４ｂの両端に設けた
が、一端にのみ設けても同様の効果を奏すること
ができる。
第１図はミニクラツド管路母線に接続される計
器用変成器を示す図、第２図ａ及びｂは従来の計
器用変成器の平面図及び断面正面図、第３図は第
２図ｂのＡ−Ａ線断面図、第４図ａ及びｂは本考
案による計器用変成器の一実施例を示す平面図及
び断面正面図、第５図は本考案による計器用変成
器で使用する高圧コイル巻型絶縁筒の拡大図、第
６図は本考案の他の実施例の要部を示す拡大図で
ある。 １……計器用変成器、２……鉄心、３……低圧
コイル、４ａ，４ｂ，４ｃ……高圧コイル巻型絶
縁筒、４b′，４c′……高圧コイル回転ずれ防止用
凸部または凹部、５……高圧コイル、６……高圧
シールド、７……スペーサ、８……クランプ、８
ａ……ストツパー、１０……ミニクラツド管路母
線。
器用変成器を示す図、第２図ａ及びｂは従来の計
器用変成器の平面図及び断面正面図、第３図は第
２図ｂのＡ−Ａ線断面図、第４図ａ及びｂは本考
案による計器用変成器の一実施例を示す平面図及
び断面正面図、第５図は本考案による計器用変成
器で使用する高圧コイル巻型絶縁筒の拡大図、第
６図は本考案の他の実施例の要部を示す拡大図で
ある。 １……計器用変成器、２……鉄心、３……低圧
コイル、４ａ，４ｂ，４ｃ……高圧コイル巻型絶
縁筒、４b′，４c′……高圧コイル回転ずれ防止用
凸部または凹部、５……高圧コイル、６……高圧
シールド、７……スペーサ、８……クランプ、８
ａ……ストツパー、１０……ミニクラツド管路母
線。
Claims (1)
- 鉄心と、この鉄心を両側から締付けるクランプ
と、前記鉄心上に巻かれた低圧コイルと、この低
圧コイルの周囲に配置され、軸方向の少くとも一
端に前記クランプに当接する回転ずれ防止用の凸
部を形成した高圧コイル巻型絶縁筒と、この高圧
コイル巻型絶縁筒上に巻かれた高圧コイルと、前
記高圧コイルの周囲に設けられた高圧シールドと
から成る計器用変成器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3684979U JPS6130256Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3684979U JPS6130256Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55137529U JPS55137529U (ja) | 1980-09-30 |
| JPS6130256Y2 true JPS6130256Y2 (ja) | 1986-09-05 |
Family
ID=28898796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3684979U Expired JPS6130256Y2 (ja) | 1979-03-23 | 1979-03-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6130256Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-23 JP JP3684979U patent/JPS6130256Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55137529U (ja) | 1980-09-30 |
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