JP2595695Y2 - 開閉器における引込線の接続構造 - Google Patents

開閉器における引込線の接続構造

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JP2595695Y2
JP2595695Y2 JP1993066330U JP6633093U JP2595695Y2 JP 2595695 Y2 JP2595695 Y2 JP 2595695Y2 JP 1993066330 U JP1993066330 U JP 1993066330U JP 6633093 U JP6633093 U JP 6633093U JP 2595695 Y2 JP2595695 Y2 JP 2595695Y2
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茂晴 村木
彰芳 佐藤
隆 古畑
日出治 西村
真 橋本
誠也 大橋
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Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
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Nippon Kouatsu Electric Co
Chubu Electric Power Co Inc
Energy Support Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は開閉器における引込線の
接続構造に係わり、詳しくは配電線路から引き込まれる
引込線の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6に示すように、電柱
30上に取付けられた開閉器31は、引込線32を介し
て、電柱30間に架設された配電線路33に接続されて
いる。開閉器31に支持されたブッシング34の先端部
には、接続端子35が設けられ、接続端子35には前記
引込線32の端子32aがボルト36等にて締付固定さ
れている。また、接続端子35は配電線路33に沿って
延出されるとともに、端子32aは配電線路33に沿っ
て引き出されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この引込線
32の端子32aを配電線路33に沿って引出したこと
により、同引出線32の中間部は縁廻しされるので、全
体として張り出してしまう。すなわち、引込線32の縁
廻しによる張り出しは、以下に示すような不具合を生ず
る。例えば、停電工事等で停電工事区間の短縮を図るた
めに、停電工事区間に対しバイパス回路を形成する場
合、バイパス回路を構成するバイパスケーブル37を配
電線路33に対し支持している。しかし、強風や地震等
による外力にて、バイパスケーブル37と引込線32に
応力が加わり、両者が接触して短絡するのを防止するた
めに、バイパスケーブル37と引込線32との最短距離
aは所定間隔をおいて離間しなければならない。その結
果、バイパスケーブル37を配電線路33の電柱30に
対する支持点から遠方位置に支持しなければならないの
で、配電線路33や電柱30に負荷荷重がかかるという
問題があった。
【0004】そこで、本考案は上記問題点を解決するた
めになされたものであって、本考案の目的は、配電線路
と開閉器を接続する引込線の縁廻しを無くすことの可能
な開閉器における引込線の接続構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、配電線路と開閉器に支持されたブッシン
グの先端に設けられた接続端子とを引込線により接続し
た開閉器における引込線の接続構造において、前記接続
端子を胴体部と同胴体部の先端に設けられた接続部とに
より上下方向に分岐するT状に形成し、上下方向に分岐
可能としたことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された本考案において、接続
端子の接続部に引込線の端子が接続される。このとき、
引込線の端子は上方もしくは下方に引き出されるため、
引込線は縁廻しされることなく、引込線の両端部は開閉
器及び配電線路に接続される。
【0007】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図4に示すように、電柱1の上部には
耐張碍子2、耐張ストラップ3等を介して配電線路4が
支持されている。また、電柱1の上部から突設された腕
金5にはガス開閉器6が取付けられている。ガス開閉器
6の開閉器ケース7の対向する両側壁には筒状をなすブ
ッシング8が配電線路4に沿って貫通支持されている。
【0008】図1〜図3に示すように、ブッシング8の
先端には正面T字状をなす接続端子9が固設されている
とともに、ブッシング8の軸心Lに沿って延出されてい
る。接続端子9はブッシング8の先端面に係合されると
ともに、ブッシング8内を貫通する導体棒(図示しな
い)に固着された基部10と、基部10の側壁からブッ
シング8の軸心L方向に沿って延出された胴体部11
と、胴体部11の先端から突設された接続部12とから
構成されている。接続部12はブッシング8の軸心Lに
対して直交する方向に延出されている。
【0009】接続端子9の接続部12においてブッシン
グ8の軸心よりも上方には、第一ボルト挿通孔13が形
成されている。接続端子9の接続部12においてブッシ
ング8の軸心よりも下方には第二ボルト挿通孔14が形
成されている。両第一及び第二ボルト挿通孔13,14
間の中間位置はブッシング8の軸心L上に位置してい
る。
【0010】第一及び第二ボルト挿通孔13には、第一
及び第二ボルト15,16が挿通されている。各ボルト
15,16の螺子部15a,16aには、前記配電線路
4からの引込線17の圧着端子20が接続されている。
すなわち、圧着端子20には側方から切欠形成された第
一及び第二切欠部18,19が設けられており、同第一
及び第二切欠部18,19には前記各ボルト15,16
の螺子部15a,16aが係入されている。そして、螺
子部15a,16aにナット15b,16bが螺合され
ることにより、端子20は接続端子9の接続部12に対
し締付固定されている。つまり、接続端子9からの引込
線17は、ブッシング8の軸心Lに対し垂直をなす上方
に引き出されている。
【0011】一方、引込線17の他端は、連結線21を
介して前記配電線路4に接続されている。すなわち、引
込線17の他端は、スリーブ22にて連結線21の一端
と圧縮接続されている。連結線21の他端は引留めクラ
ンプ23において前記配電線路4に対し接続されてい
る。引留めクランプ23の周囲は合成樹脂からなる下部
に開口部を有する雨避けカバー24が設けられている。
【0012】なお、前記ブッシング8の端部外周には溝
部8aが形成され、同溝部8aにて接続端子9及び引込
線17の接続部の周囲を覆う正面L形状の絶縁カバー2
5が取着されている。なお、絶縁カバー25は一対の半
割体25a,25bからなり、両者25a,25bは互
いに対向して図示しないビス等にて連結されている。
【0013】ここで、停電工事等で停電工事区間を除く
配電線路4にバイパス回路を形成する際において、図4
に示すように、雨避けカバー24の端部付近における配
電線路4には、バイパスケーブル26の先端に設けられ
たクランプ27が引っ掛けられる。すなわち、配電線路
4からバイパスケーブル26を釣下げ状態で支持され
る。この状態では、引込線17はガス開閉器6の正面左
右方向に張り出されていないことにより、同引込線17
とバイパスケーブル26との最短距離bは、外部から風
や地震等の外的応力が加わっても接触しない程度に離間
されている。
【0014】従って、接続端子9を胴体部11及び接続
部12にて正面T形状にしたため、接続部12からの引
込線17を縁廻しすることなく、上方へ引出すことがで
きる。この結果、停電工事等にバイパス回路を形成する
際には、バイパスケーブル26のクランプ27が電柱1
及び配電線路4の支持点に対し、従来よりも近い位置に
釣下げ支持されるので、配電線路4や電柱1への負担を
低減することができる。
【0015】また、ブッシング8の軸心Lから第一ボル
ト15までの距離と、第二ボルト16までの距離を等し
くしたことにより、各ボルト15,16の配置バランス
がよくなる。このため、絶縁カバー25は上下方向のう
ち何れか一方に大型化することはなく小型化される。従
って、万が一配電線路4と接続端子9との間の空間部が
狭くても、絶縁カバー25をその空間部に収めることが
できる。
【0016】さらに、開閉器ケース7の対向する側面か
ら正面左右方向に対して引込線17の張出しが無くなっ
たことにより、引込線17による開閉器ケース7の周辺
の煩わしさが解消される。この結果、装柱美化を向上さ
せることができる。
【0017】なお、本考案は上記実施例に限定されるこ
とはなく、本考案の趣旨から逸脱しない範囲で以下のよ
うにしてもよい。 (1)例えば上記実施例においては、引込線17を上方
へ引出して配電線路4に接続したが、これ以外にも、引
込線17にてガス開閉器6の下部に設けたトランス(図
示しない)等に接続したい場合には、接続端子9の接続
部12に対し引込線17の端子20を下向きに固定して
引込線17を下向きに接続する。それとともに、絶縁カ
バー25の先端の向きを前記実施例と逆方向の下向きに
してもよい。
【0018】(2)上記実施例では、ガス開閉器につい
て具体化したが、これ以外にも、気中開閉器、油開閉
器、真空開閉器等に応用してもよい。
【0019】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、配
電線路と開閉器を接続する引込線の縁廻しを無くすこと
ができ、これにより外力の影響による引込線とバイパス
ケーブルの接触防止が容易となるほか、配電線路や電柱
にかかる負荷荷重が軽減されるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した開閉器の接続端子の一実施
例を示す正面図である。
【図2】同じく、開閉器の接続端子の側面図である。
【図3】同じく、図2のA−A断面図である。
【図4】同じく、開閉器と配電線路の接続の一実施例を
示す正面図である。
【図5】従来の技術における開閉器の接続端子の正面図
である。
【図6】同じく、開閉器と配電線路の接続を示す正面図
である。
【符号の説明】
4…配電線路、6…ガス開閉器、8…ブッシング、9…
接続端子、11…胴体部、12…接続部、17…引込線
フロントページの続き (73)実用新案権者 392004716 大垣電機株式会社 岐阜県養老郡養老町西岩道414番地 (72)考案者 村木 茂晴 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部 電力 株式会社 内 (72)考案者 佐藤 彰芳 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部 電力 株式会社 内 (72)考案者 古畑 隆 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジー サポート 株式会社 内 (72)考案者 西村 日出治 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会 社 戸上電機製作所 内 (72)考案者 橋本 真 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本 高圧電気株式会社 技術研究所 内 (72)考案者 大橋 誠也 岐阜県養老郡養老町西岩道414番地 大 垣電機 株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭59−86410(JP,A) 実開 昭56−92421(JP,U) 実開 平3−100323(JP,U) 実開 平4−85672(JP,U) 実開 昭61−113541(JP,U) 実開 平6−62739(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 1/58 H02G 15/08 H02G 1/02

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電線路(4)と開閉器(6)に支持され
    たブッシング(8)の先端に設けられた接続端子(9)
    とを引込線(17)により接続した開閉器における引込
    線の接続構造において、 前記接続端子(9)を胴体部(11)と同胴体部(1
    1)の先端に設けられた接続部(12)とにより上下方
    向に分岐するT状に形成し、上下方向に分岐可能とした
    ことを特徴とする開閉器における引込線の接続構造。
JP1993066330U 1993-12-13 1993-12-13 開閉器における引込線の接続構造 Expired - Lifetime JP2595695Y2 (ja)

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