JPH0736329U - 開閉器における引込線の接続構造 - Google Patents

開閉器における引込線の接続構造

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JPH0736329U JP6633093U JP6633093U JPH0736329U JP H0736329 U JPH0736329 U JP H0736329U JP 6633093 U JP6633093 U JP 6633093U JP 6633093 U JP6633093 U JP 6633093U JP H0736329 U JPH0736329 U JP H0736329U
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隆 古畑
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Chubu Electric Power Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配電線路と開閉器を接続する引込線の縁廻し
を無くす。 【構成】開閉器にはブッシング8を貫通支持し、同ブッ
シング8の先端には接続端子9を設ける。接続端子9に
は配電線路から引き込まれた引込線17を接続する。接
続端子9はブッシング8の先端に接続される基部10、
胴体部11及び接続部12とによりT形状をなすように
形成する。接続部12には引込線17の端部を固定する
ための第一及び第二ボルト15,16を設ける。この構
成により、接続端子9からは引込線17が上方に引き出
され、引込線17の縁廻しを無くすことができる。従っ
て、停電工事等で用いられるバイパスケーブルを電柱及
び配電線路の支持点近傍に接続できて、配電線路や電柱
にかかる負荷を低減させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は開閉器における引込線の接続構造に係わり、詳しくは配電線路から引 き込まれる引込線の接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図5及び図6に示すように、電柱30上に取付けられた開閉器31は、 引込線32を介して、電柱30間に架設された配電線路33に接続されている。 開閉器31に支持されたブッシング34の先端部には、接続端子35が設けられ 、接続端子35には前記引込線32の端子32aがボルト36等にて締付固定さ れている。また、接続端子35は配電線路33に沿って延出されるとともに、端 子32aは配電線路33に沿って引き出されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この引込線32の端子32aを配電線路33に沿って引出したこと により、同引出線32の中間部は縁廻しされるので、全体として張り出してしま う。すなわち、引込線32の縁廻しによる張り出しは、以下に示すような不具合 を生ずる。例えば、停電工事等で停電工事区間の短縮を図るために、停電工事区 間に対しバイパス回路を形成する場合、バイパス回路を構成するバイパスケーブ ル37を配電線路33に対し支持している。しかし、強風や地震等による外力に て、バイパスケーブル37と引込線32に応力が加わり、両者が接触して短絡す るのを防止するために、バイパスケーブル37と引込線32との最短距離aは所 定間隔をおいて離間しなければならない。その結果、バイパスケーブル37を配 電線路33の電柱30に対する支持点から遠方位置に支持しなければならないの で、配電線路33や電柱30に負荷荷重がかかるという問題があった。
【0004】 そこで、本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、本考案 の目的は、配電線路と開閉器を接続する引込線の縁廻しを無くすことの可能な開 閉器における引込線の接続構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本考案は、配電線路と開閉器に支持されたブッシ ングの先端に設けられた接続端子とを引込線により接続した開閉器における引込 線の接続構造において、前記接続端子を胴体部と同胴体部の先端に設けられた接 続部とにより上下方向に分岐するT状に形成し、上下方向に分岐可能としたこと を要旨とするものである。
【0006】
【作用】
上記のように構成された本考案において、接続端子の接続部に引込線の端子が 接続される。このとき、引込線の端子は上方もしくは下方に引き出されるため、 引込線は縁廻しされることなく、引込線の両端部は開閉器及び配電線路に接続さ れる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を具体化した一実施例を図面に従って説明する。 図4に示すように、電柱1の上部には耐張碍子2、耐張ストラップ3等を介し て配電線路4が支持されている。また、電柱1の上部から突設された腕金5には ガス開閉器6が取付けられている。ガス開閉器6の開閉器ケース7の対向する両 側壁には筒状をなすブッシング8が配電線路4に沿って貫通支持されている。
【0008】 図1〜図3に示すように、ブッシング8の先端には正面T字状をなす接続端子 9が固設されているとともに、ブッシング8の軸心Lに沿って延出されている。 接続端子9はブッシング8の先端面に係合されるとともに、ブッシング8内を貫 通する導体棒(図示しない)に固着された基部10と、基部10の側壁からブッ シング8の軸心L方向に沿って延出された胴体部11と、胴体部11の先端から 突設された接続部12とから構成されている。接続部12はブッシング8の軸心 Lに対して直交する方向に延出されている。
【0009】 接続端子9の接続部12においてブッシング8の軸心よりも上方には、第一ボ ルト挿通孔13が形成されている。接続端子9の接続部12においてブッシング 8の軸心よりも下方には第二ボルト挿通孔14が形成されている。両第一及び第 二ボルト挿通孔13,14間の中間位置はブッシング8の軸心L上に位置してい る。
【0010】 第一及び第二ボルト挿通孔13には、第一及び第二ボルト15,16が挿通さ れている。各ボルト15,16の螺子部15a,16aには、前記配電線路4か らの引込線17の圧着端子20が接続されている。すなわち、圧着端子20には 側方から切欠形成された第一及び第二切欠部18,19が設けられており、同第 一及び第二切欠部18,19には前記各ボルト15,16の螺子部15a,16 aが係入されている。そして、螺子部15a,16aにナット15b,16bが 螺合されることにより、端子20は接続端子9の接続部12に対し締付固定され ている。つまり、接続端子9からの引込線17は、ブッシング8の軸心Lに対し 垂直をなす上方に引き出されている。
【0011】 一方、引込線17の他端は、連結線21を介して前記配電線路4に接続されて いる。すなわち、引込線17の他端は、スリーブ22にて連結線21の一端と圧 縮接続されている。連結線21の他端は引留めクランプ23において前記配電線 路4に対し接続されている。引留めクランプ23の周囲は合成樹脂からなる下部 に開口部を有する雨避けカバー24が設けられている。
【0012】 なお、前記ブッシング8の端部外周には溝部8aが形成され、同溝部8aにて 接続端子9及び引込線17の接続部の周囲を覆う正面L形状の絶縁カバー25が 取着されている。なお、絶縁カバー25は一対の半割体25a,25bからなり 、両者25a,25bは互いに対向して図示しないビス等にて連結されている。
【0013】 ここで、停電工事等で停電工事区間を除く配電線路4にバイパス回路を形成す る際において、図4に示すように、雨避けカバー24の端部付近における配電線 路4には、バイパスケーブル26の先端に設けられたクランプ27が引っ掛けら れる。すなわち、配電線路4からバイパスケーブル26を釣下げ状態で支持され る。この状態では、引込線17はガス開閉器6の正面左右方向に張り出されてい ないことにより、同引込線17とバイパスケーブル26との最短距離bは、外部 から風や地震等の外的応力が加わっても接触しない程度に離間されている。
【0014】 従って、接続端子9を胴体部11及び接続部12にて正面T形状にしたため、 接続部12からの引込線17を縁廻しすることなく、上方へ引出すことができる 。この結果、停電工事等にバイパス回路を形成する際には、バイパスケーブル2 6のクランプ27が電柱1及び配電線路4の支持点に対し、従来よりも近い位置 に釣下げ支持されるので、配電線路4や電柱1への負担を低減することができる 。
【0015】 また、ブッシング8の軸心Lから第一ボルト15までの距離と、第二ボルト1 6までの距離を等しくしたことにより、各ボルト15,16の配置バランスがよ くなる。このため、絶縁カバー25は上下方向のうち何れか一方に大型化するこ とはなく小型化される。従って、万が一配電線路4と接続端子9との間の空間部 が狭くても、絶縁カバー25をその空間部に収めることができる。
【0016】 さらに、開閉器ケース7の対向する側面から正面左右方向に対して引込線17 の張出しが無くなったことにより、引込線17による開閉器ケース7の周辺の煩 わしさが解消される。この結果、装柱美化を向上させることができる。
【0017】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、本考案の趣旨から逸脱し ない範囲で以下のようにしてもよい。 (1)例えば上記実施例においては、引込線17を上方へ引出して配電線路4 に接続したが、これ以外にも、引込線17にてガス開閉器6の下部に設けたトラ ンス(図示しない)等に接続したい場合には、接続端子9の接続部12に対し引 込線17の端子20を下向きに固定して引込線17を下向きに接続する。それと ともに、絶縁カバー25の先端の向きを前記実施例と逆方向の下向きにしてもよ い。
【0018】 (2)上記実施例では、ガス開閉器について具体化したが、これ以外にも、気 中開閉器、油開閉器、真空開閉器等に応用してもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によれば、配電線路と開閉器を接続する引込線の縁 廻しを無くすことができ、これにより外力の影響による引込線とバイパスケーブ ルの接触防止が容易となるほか、配電線路や電柱にかかる負荷荷重が軽減される という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を具体化した開閉器の接続端子の一実施
例を示す正面図である。
【図2】同じく、開閉器の接続端子の側面図である。
【図3】同じく、図2のA−A断面図である。
【図4】同じく、開閉器と配電線路の接続の一実施例を
示す正面図である。
【図5】従来の技術における開閉器の接続端子の正面図
である。
【図6】同じく、開閉器と配電線路の接続を示す正面図
である。
【符号の説明】
4…配電線路、6…ガス開閉器、8…ブッシング、9…
接続端子、11…胴体部、12…接続部、17…引込線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 392004716 大垣電機株式会社 岐阜県養老郡養老町西岩道414番地 (72)考案者 村木 茂晴 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力 株式会社内 (72)考案者 佐藤 彰芳 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部電 力 株式会社内 (72)考案者 古畑 隆 愛知県犬山市字上小針1番地 エナジーサ ポート 株式会社内 (72)考案者 西村 日出治 佐賀県佐賀市大財北町1番1号 株式会社 戸上電機製作所内 (72)考案者 橋本 真 愛知県大府市長草町深廻間35番地 日本高 圧電気株式会社技術研究所内 (72)考案者 大橋 誠也 岐阜県養老郡養老町西岩道414番地 大垣 電機 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配電線路(4)と開閉器(6)に支持され
    たブッシング(8)の先端に設けられた接続端子(9)
    とを引込線(17)により接続した開閉器における引込
    線の接続構造において、 前記接続端子(9)を胴体部(11)と同胴体部(1
    1)の先端に設けられた接続部(12)とにより上下方
    向に分岐するT状に形成し、上下方向に分岐可能とした
    ことを特徴とする開閉器における引込線の接続構造。
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