JPH0532984Y2 - - Google Patents

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JPH0532984Y2
JPH0532984Y2 JP1984196971U JP19697184U JPH0532984Y2 JP H0532984 Y2 JPH0532984 Y2 JP H0532984Y2 JP 1984196971 U JP1984196971 U JP 1984196971U JP 19697184 U JP19697184 U JP 19697184U JP H0532984 Y2 JPH0532984 Y2 JP H0532984Y2
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lead wire
mounting plate
tank
wire support
mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、変圧器など静止誘導機器のリード
線支持構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば変圧器のリード線支持構造は、第
7図、第8図に示すように、タンク1にリード線
支持板取付金2が溶接されていて、このリード線
支持板取付金2にリード線支持板3が取付ボルト
5により取付られており、一方リード線7はリー
ド線固定板4により固定ボルト6でリード線支持
板3に固定されている。なお上記タンク1、リー
ド線支持板取付金2、取付ボルト5は金属ででき
ており、一方リード線支持板3、リード線固定板
4、固定ボルト6は絶縁物でできている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造では、タンク1からリード線7
の方向に突き出てリード線支持板取付金2が溶接
されているため、リード線支持板取付金2の長さ
(図中l)分タンク1を大きくする必要があり、
またリード線支持板取付金2のリード線7側端部
はタンク1の平面上に突出しているので電界が集
中し、このためリード←→平板間の必要絶縁寸法よ
り大きい絶縁寸法(図中d)を確保する必要があ
り、従つてタンク1を必要以上に大きくしなけれ
ばならないという欠点があつた。
この考案は、以上のような点に鑑みてなされた
もので、リード線とタンク間寸法を必要最小限の
絶縁寸法とし、よりコンパクトな静止誘導機器を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るリード線支持構造は、リード線
支持板の取付板を絶縁物で構成し、この取付板を
タンクに絶縁ボルトを用いて固定したものであ
る。
〔作用〕
この考案では、タンクのリード線側に金属製の
突起がなくなるので、リード線とタンク間寸法を
必要最小限の絶縁寸法に構成できて、コンパクト
に仕上げ得る。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第1図、第2図において、22は絶縁物(例
えばプレスボード等)で製作したリード線支持板
の取付板(以下単に取付板と呼ぶ)であり、20
はこの取付板固定用スタツド、21は絶縁物でな
る取付板固定用ボルトである。即ちタンク1に取
付板固定用スタツド20を予め溶接しておき、こ
れに取付板固定用ボルト21を用いて取付板22
を固定し、この取付板22にリード線支持板13
を絶縁物でなる取付ボルト25により取付ける。
一方リード線7はリード線固定板4により固定ボ
ルト6でリード線支持板13に固定される。
上記構成によれば、従来の如くタンク1からリ
ード線7側には大きな金属の突起がなくなり、電
界集中が緩和される。また取付板22は、取付板
固定用スタツド20の表面を覆うように凹状にく
り抜いた形状にすることによつて、取付板固定用
スタツド20の表面の絶縁耐力をあげることがで
き、これによりリード線7とタンク1間の距離を
必要最小限にすることができてタンクを小さくし
得るので、よりコンパクトな変圧器の製作が可能
となる。
また第3図、第5図はこの考案の他の実施例を
示すもので、取付板固定用スタツド20と取付板
22の取付形態の変形例であり、このようにして
も同様の効果を奏する。
なお上記実施例においては、変圧器に適用した
場合について述べたが、その他の静止誘導機器、
例えばリアクトル等にも利用できることは言うま
でもない。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、簡単な構成に
よりリード線とタンク間の距離を必要最小限に抑
えることが可能となり、静止誘導機器のコンパク
ト化に大いに寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるリード線支
持構造を示す正面図で、第2図は第1図の側面
図、第3図、第5図は夫々この考案の他の実施例
によるリード線支持構造を示す正面図で、第4
図、第6図は夫々第3図、第5図の側面図、第7
図は従来の変圧器のリード線支持構造を示す正面
図で、第8図は第7図の側面図である。 図中、1はタンク、4はリード線固定板、6は
固定ボルト、7はリード線、13はリード線支持
板、20は取付板固定用スタツド、21は絶縁物
製の取付板固定用ボルト、22は絶縁物製取付
板、25は絶縁物製取付ボルトである。尚、図中
同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁物でなる取付板をタンクに植設された取付
    板固定用スタツドに上記取付板の取付面で該取付
    板固定用スタツドを覆うごとく絶縁ボルトで結合
    し、さらにこの取付板にリード線支持板を絶縁ボ
    ルトにより取付けたことを特徴とする静止誘導機
    器のリード線支持構造。
JP1984196971U 1984-12-24 1984-12-24 Expired - Lifetime JPH0532984Y2 (ja)

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JPS61111131U JPS61111131U (ja) 1986-07-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6141570B1 (ja) * 2016-08-09 2017-06-07 三菱電機株式会社 静止誘導機器およびリード線支持装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53817A (en) * 1976-06-23 1978-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Speed controller for motor

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JPS53817A (en) * 1976-06-23 1978-01-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd Speed controller for motor

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JPS61111131U (ja) 1986-07-14

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