JPS6323271A - デイジタル信号再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は磁気記録ディジタルパターンの再生装置に関す
る。

Ｂ１発明の概要 ディジタル・オーディオ・テープ（以下本明則書におい
てはＤＡＴ　と略記する。）のように磁気的にディジタ
ル記録したパターンを再生し、記録時と同一の再生信号
を得ることを目的とする回路で、再生ヘッド増幅器の出
力信号を加算回路の一方に加え、その出力信号を非線形
回路のより低振幅成分を抑制し、改めて増幅し、元の振
幅として遅延時間Ｔの系（Ｔは記録信号のサンプリング
間隔）を介して加算回路の他方に加え、全体の出力で得
られるインパルスを基準にして、パルス幅Ｔに成形して
、元のディジタル信号を再生する装置。

Ｃ０°従来の技術 第６図は従来のＤＡＴ　再生系の構成を示すブロック図
で、図中、１　はテープ、２　は再生ヘッド、３はヘッ
ド増幅器、４　は等化回路、５　は符号再生回路、６は
ディジタル処理、メモリ、７　はＤ／Ａ変換器、８は出
力信号を表わす。

この装置においては、再生ヘッド　２　がテープ１に記
録されたパターンを読み出し、それがヘッド増幅器３　
を経て１等化回路４で低周波成分を復元され、符号再生
回路５　でパルス符号に成形され、ディジタル信号処理
系、メモリ　６で１６ビツトのディジタル信号として、
Ｄ／Ａ　変換器７　で音声信号として出力信号８　とさ
れる。

ＤＡＴ　の記録パターンは、第７図に示すよ゛うに、（
ａ）に示す記録信号にしたがってテープ１を（ｂ）に示
すように磁化して得られる。それを再生ヘッド　２で読
み出すと、（ｂ）に示す記録パターンに対応して、（Ｃ
）に示す再生信号が得られる。再生ヘッド　２　にはテ
ープ１　の磁化パターンが反転する所で出力が生じるに
の（Ｃ）に示す再生信号を積分するなど、等化回路４　
により（ｄ）に示す等化信号としてその平均値でパルス
を発生させ、（ｅ）に示す再生符号信号とし、（ａ）の
記録信号と同一のパルス系列信号が得られる。

かかる再生信号を得る方法、特に等化け、第８図に示す
ように、実線の記録−再生の周波数特性から破線で示す
等化後の特性を得ることを目的としている。第８図の横
軸は周波数の対数、縦軸は相対感度を表わす。すなわち
、記録−再生一等化の総合特性を平坦化することで第７
図の（ａ）の記録信号から（ｄ）の等化信号を得ること
になる。

第８図の実線で示す記録−再生特性で低周波の感度が低
下しているのは、再生ヘッドで第７１１ｉｆｆｌ　（ｂ
）に示す磁化パターンの磁束の変化、すなわち微分的特
性を得ているためである。第８図の斜線で示す領域は等
化によって雑音成分も増大させることにより等化信号の
ＣＮ比を劣化させる欠点がある。

さらに、第９図に示すパターンのように１通常パターン
では平均値は振幅の０．５　付近になるので、（ａ）に
示す信号を平均値でパルス成形しても十分である（第７
図（ｄ）の平均値）。しかし、Ｒ−ＤＡＴでは同一極性
が４Ｔ続くことを許容している。但し、Ｔはサンプリン
グ間隔である。したがって、最悪パターンとして第９図
（ｂ）、（ｃ）のように４Ｔ間同−極性、すなわち（ｂ
）では０　が４回、（ｃ）では１　が４　回続くパター
ンが生じる可能性がある。

Ｄ１発明が解決しようとする問題点 かかるパターンに対応する信号の平均値でパルス成形す
ることは、小振幅の雑音が重畳していても誤ったパルス
が付加されることになる。第９図（ａ）に示す通常パタ
ーンでは雑音の振幅がｐ−ｐ　値で　１．０　まで許容
できるのに対して、（ｂ）や（ｃ）の最悪パターンでは
雑音の振幅はｐ−Ｐ　値で０．４　までとなる。なお、
再生ヘッド出力で低周波の再現が困難なのは、再生ヘッ
ドが微分特性を持ち、　ＤＣ（直流）分を伝送しないた
めである。

本発明の目的は、ＤＡＴなどのディジタルパターンの磁
気記録系での再生ヘッド出力の等化方法に工夫を施し、
再生符号出力に及ぼす雑音の影響を抑制することができ
るディジタル信号再生装置を提供することである。

Ｅ０問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明によるディジタル信
号再生装置は、入力信号中低振幅領域を抑制する抑制手
段と、上記抑制手段から得られる信号を増幅する増幅手
段と、ヘッド増幅器から送出される信号と上記増幅手段
から送出される信号を遅延回路を通して加算し、上記抑
制手段に入力する手段とを含むことを要旨とする。

Ｆ０作用 再生ヘッドにはテープの磁化パターンが反転する所で反
転方向にしたがって正負のパルスが発生する。これをサ
ンプリング間隔Ｔだけ遅延させて元の信号に加えると、
記録信号が１　の所に１の信号が現れ、０　の所では信
号は互いに打ち消し合って、記録信号が復元される。

Ｇ、実施例 以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
−Ｍ詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろりくる第６図と共通する引
用番号は第６図におけるものと同じか、またはそれに対
応する部分を表わし。

９　は加算回路、１ｏ　は低振幅抑制回路、１１は増幅
器、１２　は遅延回路、１３　は単一安定位相マルチバ
イブレータである。

第６図のヘッド増幅器３　の出力を加算回路９　に加え
、その出力を低振幅抑制回路　１ｏ　および増幅器　１
１　を通って、サンプリング間隔Ｔの遅延回路　１２　
を経て加算回路　９　にフィードバックする。増幅器　
１１　の出力は単一安定位相マルチバイブレータ　１３
で増幅器１１　の出力のインパルスをパルス幅Ｔの符号
に復元し、第６図のディジタル処理メモリ　６　に加え
る。

第２図は本発明によるディジタル信号再生装置の動作を
説明するための波形図である。例えば、第２図（ａ）の
０．１，０，１，１，１，０゜０．１．・・・・・・・
・・の時系列のディジタル信号で記録すると、再生ヘッ
ド　２　の出力は第２図（ｃ）となる。同図（ｆ）は遅
延回路　１２　を通るフィードバックがない場合の増幅
器　１１　の出力であり、低振幅領域が低振幅抑制回路
１０で抑制されているが、その振幅は増幅器　１１　で
増幅されている。第２図（ｇ）はフィードバックがある
場合の増幅器　１１　の出力である。

第３図は第２図の（ｇ）の発生の補足説明である。第３
図の（、）および（ｂ）はそれぞれ記録信号および再生
ヘッド増幅器３　の出力を表わす。

第３図の（ｇｌ）は　ｔ　　＝　　ｔ２での加算回路９
の出力であり、ｔ　　＝　　ｔ２では、ｔｌのパルスの
遅延回路　１２　による遅延Ｔの正極性の破線信号とヘ
ッド増幅器３の出力の　ｔ２の負極性の点線信号が加算
されて、実線の零レベルとなる。

ｔ　　＝　　ｔ３では、遅延回路　１２　からの信号は
零であり、ヘッド増幅器３　の出力の正極性パルスとな
る−　　（ｇ２）に示すように、ｔａｔ６では、点線の
入力信号と破線の遅延回路　１２　からの信号が合成さ
れて実線の信号となる。同様にして、第３図（ｇ３）は
　ｔａ　　ｔａでの状態である。

第２図（ｇ）の実線のインパルス列から単一安定位相マ
ルチバイブレータ　１３　により、インパルスの時間幅
をＴ　とし、第２図（ｈ）の符号再生信号となる。この
信号の系列は　０，１，０゜１．１，１．Ｏ，０，１，
・・・・・・・・・で、第２図（ａ）の記録信号に等し
い。

第４　図は低振幅制限回路１ｏ　の動作を説明するため
の図で、横軸は入力、縦軸は出力を表わし、第１図の低
振幅制限回路　１ｏ　および増幅器１１　の入呂力の振
幅特性を示す。すなわち、第４図（ｂ）の実線２０は低
振幅抑制部１０　の特性であり、振幅かに以下の成分の
出力を零とすることを示す。これによって雑音成分や、
第１図の加算回路９　の出力で発生する正極性と負極性
の差成分を抑制する。

第４図（ｂ）の破線２１　は利得１／（１−ｋ　）の増
幅器　１１　を含めた特性であり、加算器９での加算の
際の正負のパルスの振幅を等しくするためである。した
がって、例えば、第４図（ａ）の雑音を伴うヘッド増幅
器　３　の出力が加算器９　に加わっても、低振幅抑制
回路　１０　および増幅器　１１　により第４図（ｃ）
に示すように、雑音や加算器９　での正負のパルス差成
分を抑制することができる。

なお、第９図に示す最悪パターンの場合にも。

本発明によれば、第５図に示すように、（ｂ）の記録信
号に対する再生信号は第５図（、（）であり。

ＤＣ分の影響がなく、再生信号でのＣＮの劣化の影響が
少なくなる。

また、図には示されていないが、再生信号のインパルス
の時間幅が大きくなり過ぎる際には、ヘッド増幅器３　
の出力で低周波成分を除去してインパルス幅を小さくす
る。

Ｈ０発明の詳細 な説明した通り、磁気記録−再生系は本質的に微分特性
を有していて、ＤＣ分の伝送は困雛であり、そのため、
ディジタル信号の分布によっては、記録−再生系で加わ
る雑音分の影響を受は易くなるが、本発明によれば、再
生ヘッド増幅器出力はむしろＤＣ分や低周波成分がない
方が望ましく、ＤＣ分の伝送なしで１元のディジタル信
号を復元できる特長がある。

噸央嘲吻噛購の構成を示すブロック図、第２図は本発明
によるディジタル信号再生装置の動作を説明するための
波形図、第３図は第２図の（ｇ）の発生を補足説明する
図、第４図は低振幅制限回路の動作を説明するための図
、第５図は最悪パターンに対応する波形図、第６図は従
来のＤＡＴ　再生系の構成を示すブロック図、第７図は
ＤＡＴにおける記録信号・磁化パターン・再生信号の関
係を示す図、第８図は記録−再生の周波数特性図、第９
図はパターンによる信号の平均値の変化を説明するため
の波形図である。

１　・・・・・・テープ、２　・・・・・・再生ヘッド
、３・・・・・・ヘッド増幅器、４・・・・・・等化回
路、５・・・・・・符号再生回路、６　・・・・・・デ
ィジタル処理、メモリ、７　・・・・・・Ｄ／Ａ変換器
、８　・・・・・・出力信号、９・・・・・・加算回路
、１ｏ　・・・・・・低振幅抑制回路、１１・・・・・
・増幅器、１２　・・・・・・遅延回路、１３　・・・
・・・単一安定位相マルチバイブレータ。

第１図 本発明１；ｒるデジクル イ言号再ケ」寿置ブ’ｒＪｑ７図 １Ｓテープ　　　　　　　　　９；加算回路お再生へリ
ド　　　　　　　　１０；低板Ｉ％！坤制口泌３ちヘー
ノド１輻ｊ！！　　　　　　　　　１１；増幅器６；　
−ｆジタルガ捏、メモリ　　　　　　　１２；＊胆口路
第２図 第１図の斐１の動ｆ′Ｆを 妓明すづための濠形困 第３図 第２圀の箱°足説明派形口 第４図 第５図 景忠１でターン（；対応すざ坂形図 第８図 伎菜のＯＡＴ再生察ブロックコ ８１雷力イ言号 第７図 ｔ→

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）入力信号中低振幅領域を抑制する抑制手段、 （ｂ）上記抑制手段から得られる信号を増幅する増幅手
   段、および （ｃ）ヘッド増幅器から送出される信号と上記増幅手段
   から送出される信号を遅延回路を通して加算し、上記抑
   制手段に入力する手段 を含むことを特徴とするディジタル信号再生装置