JPS63232148A - 角底袋 - Google Patents

角底袋

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JPS63232148A
JPS63232148A JP5211987A JP5211987A JPS63232148A JP S63232148 A JPS63232148 A JP S63232148A JP 5211987 A JP5211987 A JP 5211987A JP 5211987 A JP5211987 A JP 5211987A JP S63232148 A JPS63232148 A JP S63232148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
weight
square bottom
bottom bag
square
Prior art date
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Pending
Application number
JP5211987A
Other languages
English (en)
Inventor
阪口 文雄
後藤 澄夫
幸弘 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63232148A publication Critical patent/JPS63232148A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は百貨店、スーツ4−マーケツ)6るいはあら
ゆる種類の専門店などの店舗で買物した物品を収納する
ために用いられる角底を有する袋C角底袋)に関するも
のでおる。
〈従来の技術〉 すでにクラフト紙、未晒紙、晒し紙などの紙質材料を用
いて所謂角底袋が商品として市場に流通している。これ
らは形の良さ、運搬の軽便さから広く用いられている。
これらの角底袋の作シ方は第一図に示す方法が一般に用
いられておシ、(イ)〜(ハ)の順に折シたたみ底部お
よび必要があれば側面部を接着して商品としている。さ
らに1に示したような位置に1個あるいは数個の孔を穿
ち装本体を手さげするための把手を取り付けることは周
知の事実である。
このような作り方、形状から角底袋に用いる基材として
は次のような機能が要求される。
イ)袋として自立性を有することのできる剛性(スティ
フネス)を基材が有すること。
口)角状を維持できる明確な折目を形成することが出来
る基材であること。
ハ)基材表面に印刷が可能であること。
二)強度、特だ包装する内容物を入れたとき角底の底抜
けがしない貼り合わせ強度を有すること。
〈発明が解決しようとする問題点〉 紙質を用いた場合上記の要求項目イ)〜二)は充分満足
出来るものであるが、湿潤時すなわち水に濡れた場合に
強度が低下することおよび印刷インキの剥離強度が低下
する欠点があった。
上記の要求項目全満足し、かつ紙質が持つ欠点を回避す
ることが出来る基材につき鋭意検討した結果、熱可塑性
樹脂、特にテリオレフィン85〜50重量係と無機充填
剤15〜50重量%よりなるフィルムを基材とすれば、
一般的角底袋の要求機能t−満たし紙質の欠点全もたな
い角底袋が得られることが明らかとなった。
ここに用いる熱可塑性樹脂は、一般にフィルムとして用
いられるものなら良い。たとえばポリエチレン系樹脂、
ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニール、ナイロン、ポリ
ブテン、ポリチメチル−57テンー1、スチレン、 P
MMA等があげられる。しかし樹脂が持つ剛性、加工の
容易性、経済性などの点からポリエチレン系樹脂、ポリ
プロピレン系樹脂などのポリオレフィン系樹脂が最適で
ある。
ここで云うポリエチレン系樹脂とは、高圧法ポリエチレ
ン、中低圧法ポリエチレン、およびりニア−ローデンシ
ティポリエチレンを少くとも5゜チ以上含むものを意味
し、この主成分以外に改質のため他の樹脂、性質を改良
するための抗配化剤、滑剤難燃化剤等の添加剤を加えた
ものである。ポリプロピレン系樹脂も同様忙、ホモポリ
プロピレン、グロビレンとα−オレフィンのランダムコ
ポ1v−1fok!レント他のα−オレフィン、エチレ
ンとのブロックコポリマーを主成分として5゜係以上含
み、性質を改良するための他の樹脂、添加剤を含むもの
を意味する。
これらの熱可塑性樹脂に混合すべき無機充填剤としては
、ガラス繊維、銀コートガラス繊維、ステンレン繊維、
アルミニウム繊維、チタン酸カリウム繊維、炭素繊維、
などの無機繊維、タルク、炭酸カルシウム、水酸化マグ
ネシウム、酸化カルシウム、硫酸マグネシウム、グラフ
ァイト、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム、酸化
硅素、ニッケル粉、カーボンブラック、アルミニウムフ
レーク等の粉体状、粒状、フレーク状の無機充填剤が例
示できる。この中で剛性、印刷性、混合の容易さ等から
炭酸カルシウム、タルク、酸化アルミニウム、酸化硅素
が特に好適である。
これらの無機充填剤の混合割合は15重量%から50重
量%までが好適である。15重量%未満では充分な剛性
が得られないため、充分自立性のある角底袋とならず目
的を達し得ない。また50重量%を超える量を混合する
と極端に成形加工性が悪化し品質の良いフィルムを得る
ことが出来ない。
この角底袋に用いるフィルム基材には袋自体の強度を向
上するため、あるいは表面を修飾するために前記の熱可
塑性樹脂組成物と他の熱可塑性樹脂とをチューブラ−状
あるいはシート状に共押出することによシ、あるいはそ
れぞれのシート状フィルム金熱ラミネートあるいはドラ
イラミネートの方法で片面あるいは両面にラミネートす
ることができる。この方法によれば、袋の側面あるいは
底面を熱融着あるいは超音波接着することが可能となる
ただしこのラミネートの成分があまシに多くなると本来
の目的たる剛性が下がシ、自立性を失うことになるので
、ラミネート部分の熱可塑性樹脂は65重量%を越えな
いようにしなければならなbo ラミネートは通常無機充填剤の混合された層を中心ζ(
してその片面あるいは両面になされるが、場合によって
は中心部に充填剤のないフィルムを置き、その片面ある
いは両面に充填材入りのフィルムをラミネートしても良
い。この場合にも充分角底袋とすることが出来る。
さらに剛性が不足する場合にはフィルムにエンボス加工
をほどこすことによシ、リブ効果を持たせフィルムの剛
性を向上させ自立性を確実にすることができる。これは
本発明の組成物に特有の折シ曲げ回復性の低さから特に
有効に働かせることができる。
く効果〉 本発明の角底袋には以下のような効果がある。
イ)その高い剛性率により自立性のある袋形状を与える
ことが出来ること。
口)その低いMD曲げ回復性によシ、角状を維持できる
折目を与えることができること。
ハ)無機充填剤の添加効果により、印刷適性がより向上
し鮮明な印刷効果を与えること。
二)樹脂を基材知用いたため、湿潤時に材料の強度低下
が見られず、また印刷インクの剥離現象が発生しないこ
と。
以上のように本発明の角底袋は有用な製品を市場に提供
するものである。
以下実施例をもって発明を説明するが、以下の実施例は
本発明を限定するものではない。
〈実施例〉 実施例 1 高密度ポリエチレン(ショウレックス!84002昭和
電工社製)65重重量上炭酸カルシュラム15重量係お
よびタルク2o重量%を混合した組成物(以降、フィラ
ー大フポリエチレンと略す)と直鎖状低密度ポリエチレ
ン(ショウレックスリニヤ−,608FS昭和電工社裂
、以降LLDと略す)の両方を各々65m/mφ及び5
0 m/mφの押出機を有し、2種3層のダイスを有す
るインフレ成形機を用いて、外側20μのフィラー人シ
ポリエチレン中側40μのLLD 、内側20μのフィ
ラー人様にューロング製、角底製袋機、503〜TH型
)を用いて、幅110閣、縦370m+、横330鴎の
角底袋に製袋したところ自立性は十分あり、折目の回復
度が十分低く、100シヨツト/分の不良率がOチであ
った。
比較例 1 高密度ポリエチレン(ショウレックスΦ54002)8
8重量係と炭酸カルシウム6重量係およびタル26重量
係を混合した組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様
にして外側20μのフィラー人ポリエチレン中側40μ
のLLD 、内側20μのフィラー人ポリエチレンから
なる共押出インフレアィルムを得た。
カールがない平滑なフィルムだが、このフィルムの剛性
率は8.2 X 103kg/露2であった。このフィ
ルムを製袋したところ、折シ目の回復度が大きすぎて製
袋がほとんどできなかった。
実施例 2 高密度ポリエチレン(ショウレックスQs4002)を
50重量係と炭酸カルシウム25重量%およびタルク2
5重量%を混合した組成物を用いた以外は全〈実施例1
と同様にして外側20μのフィラー入りポリエチレン、
中側4oμのLLD 、内側20μのフィラー人Bzリ
エチレンからなる共押出インフレフィルムラ得た。
このフィルムにエンボス加工を施し、製袋機にかけたと
ころ、折シ目が充分つき自立性のある角底袋が不良率O
esで得られた。フィルムの剛性率は1.4 X 10
’に9/■2であった。
比較例 2 高密度ポリエチレン(ショウレックス@84002)を
45重量係、炭酸カルシウム25重量%、タルり30重
量L41F!:混合した組成物音用いた以外は全〈実施
例1と同様てして外側20μのフィラー入りポリエチレ
ン、中側40μのLLD 、内側20μのフィラー入り
ポリエチレンからなる共押出インフレフィルムを成形し
た。しかしこの組成物では表面が平滑な紙状のフィルム
が得られなかった。
実施例 3 高密度ポリエチレン(ショウレックス■54002)8
0重量係と炭酸カルシウム8重量係およびタル2重量型
量係からなる組成物を用いて、口径50■の押出機t−
もつインフレーションフィルム成形機で20μのフィル
ムを成形した。別に30μのLLDのインフレーション
フィルムの両側にウレタン接着剤を用いてドライラミネ
ー7Nンを行った。
このフィルムの剛性率は1.1X10 ’ kg / 
wg 2であった。これを製袋機にかけたところ、折シ
目が充分つき自立性のある袋が不良率0%で得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は角底袋の製法を表す図であシ、(ロ)(→ee
の順に製袋する。lは把手をつけるための孔である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂85〜50重量%と無機充填剤15
    〜50重量%よりなるフィルムを基材とする自立性を有
    する角底袋。
  2. (2)熱可塑性樹脂85〜15重量%と無機充填剤15
    〜50重量%よりなるフィルムの片面あるいは両面又は
    該フィルムを両側にしてその間に熱可塑性フィルムを総
    量中65重量%の範囲でラミネートしてなるフィルムを
    基材とする特許請求の範囲第1項記載の角底袋。
  3. (3)無機充填剤が炭酸カルシウム、タルク、酸化アル
    ミニューム、酸化硅素よりなる群より選ばれた少なくと
    も1種である特許請求の範囲第一項記載の角底袋。
  4. (4)熱可塑性樹脂の主成分がポリエチレン系樹脂ある
    いはポリプロピレン系樹脂である特許請求の範囲第一項
    記載の角底袋。
  5. (5)底部を接着剤で接着した特許請求の範囲第一項記
    載の角底袋。
  6. (6)底部を熱融着した特許請求の範囲第一項記載の角
    底袋。
  7. (7)底部を超音波接着した特許請求の範囲第一項記載
    の角底袋。
  8. (8)フィルムにエンボス加工を施すことにより剛性を
    増大させた特許請求の範囲第一項記載の角底袋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126216A (ja) * 2006-12-18 2007-05-24 Toyo Seikan Kaisha Ltd 折込部を有する密封袋及びその製造方法
JP2009248407A (ja) * 2008-04-04 2009-10-29 Denki Kagaku Kogyo Kk 積層体及び粘着テープ
WO2019172177A1 (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社細川洋行 スリーブ及び包装袋
JP2020163759A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社タニー・パック チューブ状フィルム及び袋体

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