JPS63231520A

JPS63231520A - 座標入力装置

Info

Publication number: JPS63231520A
Application number: JP62063915A
Authority: JP
Inventors: Toshifumi Nanbu; 南部　俊史
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-03-20
Filing date: 1987-03-20
Publication date: 1988-09-27
Anticipated expiration: 2012-06-11
Also published as: US5477236A; JP2619383B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はコンピュータ装置等に備えた表示装置の表示画
面上における位置座標を入力する座標入力装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

コンピュータ装置等においては、データの入出力等のた
め表示装置を備えている。そして、この表示装置の表示
画面のどの位置が処理対象位置であるかを示すマークと
してカーソル、あるいはアイコンと呼ばれる表示記号等
（以下、これらを総称してカーソルという。）が使用さ
れる。このカーソルを表示画面の任意の座標位置に８１
ｊＪするためには、種々の座標指示装置が利用される。

最も一般的なものとしては、キーボード上に配置したカ
ーソル制御キーで行なうものである。また、一般的に、
マウス、ジョイスティック、ｉへラックボール等と呼ば
れるものは、操作部の移動操作により。

カーソルを表示画面上の任意の方向に移動可能であるこ
とから、実用上その操作が容易でパリ、効果大なるもの
である。

マウスとは、一般的には、底にベアリングのついた装置
で、これを机上で転がしながら操作し、ベアリングの回
転角より座標値を得るものである。

ジョイスティックとは、一般的には、操作捧のついた装
置で、この操作捧を握り、これを前後左右等任意の位置
に傾けることにより座標値を得るものである。更に、ト
ラックボールとは、いずれの方向にも回転可能なボール
を備え、このボールを手のひらや指先で回転し、このボ
ールの回転角より座標値を得るものである。これらのも
のは、その移動操作により、カーソルの移動方向と移動
量を決定するＸ軸移動量信号とＹ軸移動量信号とを同時
に出力する。コンピュータ本体はこれら各軸の移動量信
号を入力し、これに見合った分だけ表示画面上における
カーソルを移動ｆｌｉ’Ｊｌｌｊ６゜カーソルの移動制
御に際しては、操作部の移動量に対するカーソル移動量
の比率が予め定めてあり、この比率に基づいて操作部の
移ａＸに比例してカーソルが移動制御される、以上の技術の参考になるものとしては、特開昭５８−１
４９５３５、特開昭５８−１２９６４３、特開昭５９−
１１１５２４、特開昭Ｆ）９−２２１２６、実開昭５７
−２９９４１．実開昭５９−６２４０、実開昭５８−９
０４’　３３がある。

表示装置はその表示画面上のカーソルの座標位置を記憶
するカーソル座標位置記憶部を備えている。そして、こ
の記憶した表示画面上の座標位置にカーソルを表示する
。したがって、このカーソル座標位置記憶部の記憶内容
を変更することにより、カーソルの表示位置は変更され
る。前記したコンピュータ本体は、前記した座標指示装
置、すなわち表示画面上におけろカーソルの移動指令情
報を出力する操作手段、これからの当該移動指令情報に
基づいて、前記カーソルの前記表示画面上における座標
位置情報を記憶するカーソル座標位置記憶部の記憶内容
を順次更新する座標位置更新手段を備え、前記カーソル
座標位置記憶部の記憶位置情報に基づいて前記表示画面
上の所定位置に前記カーソルを順次移動表示する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

前記した種類の座標指示装置は、表示装置の表示画面上
に図形等を描く場合によく使用される。

図形を構成する直線、曲線（以下、総称して曲線という
。）は、一般的に始点、終点がこの座標指示装置によっ
て指定される１例えば１図形を構成する一部の曲線の任
意の１点から１次の図形を構成する曲線を描く場合、そ
の始点、あるいは終点としてこの１点が指定されること
は、特に複雑な図形を描く場合に多く発生する。しかし
ながら、カーソルを移動操作し、ある曲線の１点を指定
しようとすると、誤差が生じ、正確にこの１点を指示す
ることは、困難な場合が多い、これは１表示画面の解像
度が高ければ高いほど、その困難度は高くなる。すなわ
ち、表示画面上においては肉眼で見てカーソルがその曲
線上にあると確認されても、実際上はその線から外れて
いることが多くある。

また、任意の曲線上の１点に始点、あるいは終点を決定
するに当っては、既に表示画面とに描かれている図形と
のバランス等を見てそれを決定する場・合も多くあり、
その指定位置を微妙に変更する必要が多く発生する。

したがって、任意の曲線のある部分で、その曲線上の任
意の１点を指定し、しかもその位置を決定するに当たり
、カーソル位置を微妙に変更しなければならないという
作業は、きわめて困難な作業となフてしまう。

本発明は上記の点に鑑みて成されたものであり、その目
的とするところは、カーソルの移動操作に応答し１表示
画面上に既に描かれた曲線に沿ってカーソルを容易に移
動操作でき、座標入力の操作性を向上できる座標入力装
置を得ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的は１表示画面上におけるカーソルの移動指令
情報を出力する操作手段の移動指令に基づいて移動操作
されるカーソルを、その近傍に位置する曲線上の１１点
の座標上に順次設定することによって達成される。

すなわち、本発明の特徴とするところは、表示画面上に
おけるカーソルの移動指令情報を出力する操作手段から
の当該移動指令情報に基づいて、前記カーソルの前記表
示画面上における座標位置情報を記憶するカーソル座標
位置記憶部の記憶内容を順次更新する座標位置更新手段
を備え、前記カーソル座標位置記憶部の記憶位置情報に
基づいて前記表示画面上の所定位置に前記カーソルを順
次移動表示するものにおいて、前記座標位置更新手段に
よって順次更新される各座標位置情報が。

既に前記表示画面上に描かれた曲線の任意の１点の予め
定めた近傍に位置するか否かを判定する判定手段と、特
定操作に応答し、前記判定結果に基づき・前記各座標位
置情報が、既に前記表示画面上に描かれた曲線の予め定
めた近傍に位置することによって、前記曲線の前記１点
の座標値に前記カーソル座標位置記憶部の記憶内容を変
更する座標位置変更手段とを具備したことにある。

〔作用〕

以上のようにすれば、操作手段の操作により。

カーソルを表示画面上の既に描かれた曲線の近傍に移動
し、ここで特定操作を実行すれば、判定手段によりカー
ソルが所望の曲線の近傍に位置することが判定され、こ
れにより座標位置変更手段によって、カーソルは曲線上
の１点に位置決めされる。更に、特定操作を続行すると
共に、操作手段によりカーソルを移動すれば、その移動
指令方向に応じ５カーソルはその曲線上に沿って移動す
ることとなる。

〔実施例〕

以下１図に示す本発明の一実施例について説明する。こ
の実施例においては、座標指示操作手段、すなわち表示
画面上におけるカーソルの移動指令情報を出力する操作
手段として前記したマウスを使用した場合について示し
である。

第２図および第３図はマウスの概要を説明するための図
である。この図において、Ｍはマウス。

２はマットあるいは机等の平板、３はパーソナルコンピ
ュータ等の処理装置、４は表示装置である。

マウスＭは操作部である全体をマット２上で移動繰作す
ることにより、表示装置４の表示画面ＳＣ上に表示され
たカーソルＣ８の表示画面ＳＣ上に゛おける座標位置を
決定する。今、第３図において表示装置４の画面ＳＣ上
でカーソルＣ８が点Ａ′を指しているものとし、これに
対応してマウスＭもマット２上の点Ａに位置するものと
する。ここで、マウスＭをマット２上の点Ｂに直線的移
動すると、マウスＭはＸ軸方向の移動量△Ｘ、Ｙ軸方向
の移動量ΔＹを検出し、それらの情報を処理装置３へ送
る。処理装置３はその情報を元にカーソルＣ３の座標値
を計算し、その結果を表示装置４のＸ軸座標記憶部ＸＶ
、Ｙ軸座標記憶部Ｙ　Ｖへ格納する。表示袋［４はこれ
ら記憶部ＸＶ、ＹＶの内容に基づき、カーソルＣ５を結
果的に両面ｓｃ上の点Ｂ″へ移動表示する。

以下、第４図について説明する。Ｍはマウスであり、第
５図にその外観を示すように、ケース１５と、このケー
ス１５に回転自在に保持されたボール５を有する。ケー
ス１５の内部にはボール５と接触し、ボール５の回転に
よって回動されるＸ軸方向検出用ローラ６、および、こ
れと直角な位置に設けた同様構成のＹ軸方向検出用ロー
ラ７とを設けであるｅ８はローラ６に連結したパルスジ
ェネレータであり、ローラ６の回転に伴なってパルス信
号８Ｐを発生する。９はローラ７に連結したパルスジェ
ネレータであり、ローラ７の回転に伴なってパルス信号
９Ｐを発生する。ＣＴＲＸはＸ軸方向の移動量を計測す
るためのＸ軸カウンタであり、ＣＴＲＹはＹ＃！１方向
の移動量計測するためのＹ軸カウンタである。各カウン
タＣＴＲＸ、Ｃ’Ｉ’ＲＹのカウント値は１０ビツトの
バイナリ・データの形で処理袋＠３に入力するように構
成しである。

また、処理袋Ｍ３からのリセット指令信号ＲＸ。

ＲＹにより、Ｘ、Ｙ座標別々にカウントＣＴ　ＲＸ。

ＣＴＲＹのカラントイ直をリセット、すなわち零クリア
することができろ構成としである。

このような構成により、マウスＭを移動すると。

その移動に応じてボール５が回転し、Ｘ軸およびＹ軸方
向に接触したローラ６．７が回転する。この回転はパル
スジェネレータ８，９に伝達され、パルスジェネレータ
８，９はその回転量、すなわち移動量に応じたパルス８
Ｐ、９Ｐを発生する。

これらのパルス８Ｐ、９Ｐはそれぞれ対応するパルスカ
ウンタＣＴＲＸ、ＣＴＲＹに入力され、カウントされる
。したがって、カウンタＣ’Ｉ’　ＲＸ　。

ＣＴＲＹのカウント値を参照すればマウスＭの移動量を
検知することができるカウンタＣＴＲＸ、ＣＴＲＹのカウント値がマイクロコ
ンピュータ等で構成した処理装置３によって参照可能な
ように、また処理装置３によってそのカウント値が制御
可能なように、カウンタＣＴＲＸ、ＣＴＲＹは処理装置
３に接続する。マウスＭば現在のカーソルｃＳが位置す
る位置への種々の指令を与えるため１通常複数個のキー
スイッチＳＷ１．ＳＷ２を備えている。実施例の場合、
こ１は２個のものについて示しである。これらスイッチ
ｓｉｔ、ＳＷ２も処理袋り３によってそのＯＮ。

ＯＦＦが確認し得るよう、処理装置３に入力する。

処理装置３は内部に、リード・オンリ・メモリ（以下、
ＲＯＭという、）３ｄおよびランダム・アクセス・メモ
リ（以下ＲＡＭという、）３ｂを備える。これらメモリ
３ａ、３ｂには所定のプログラムおよびデータ等が記憶
され、処理装置３はこれらプログラムを実行することに
よって所定の処理を実現する６表示装Ｍ４は前記のよう
に表示画面ＳＣ，Ｘ軸座標記憶部ＸＶ、Ｙ軸座標記憶部
ＹＶを備える３本実施例においては、表示装置４として
ドツト・マトリックス表示方式のものを採用した場合に
ついて示してあり、例えば表示画面ＳＣば横６４０ドツ
ト、縦４００ドツトで形成される。表示装置４はこのド
ツト数と対応するピッ１〜数を備えた画素メモリを備え
ている１表示画面ＳＣ上に任意の曲線を描くことは、当
該曲線に対応育るドツトをＯＮ状態、すなわち表示画面
４上で発光するこくであり、これは画素メモリの対応す
るピッ１−を”１”とすることにより達成される。

すなわち１図形描画機能を備えた装置においては。

前記座標指示装置により曲線の始点、終点を指定し１曲
線の描画処理を実行することにより、その点間に位置す
る所定のビットを”１”とする、これにより１表示画面
ＳＣの対応するドツトが発光し、結果的に表示画面ＳＣ
上には所定の曲線を観測することができる。

第６図は本実施例におけるカーソルの動作の概略を示し
た図であり９表示画面Ｓｃ上には既に曲線Ｎが描かれて
おり、カーソルＣ８は曲線Ｎ上の１点Ａに位置している
ものとする。この状態において、同図下部にあるマウス
Ｍを移動するのであるが、今ここでカーソルＣ８を現在
の曲線Ｎ上の点Ａから同じく曲線Ｎ上の点Ｂに移動させ
ることを考える。この場合、マウスＭを位置ａから位置
すに移動させ１表示画面ＳＣ上で点Ａがら点Ｂにカーソ
ルＣ８を移動させようとするか、多くの場合、正確に点
Ｂを指示することはできず、点Ｂ′にカーソルＣＳが移
動する。しかしながら１本実施例によれば、特定操作に
応答し、一定時間間隔でカーソルＣ８の位置は曲線Ｎ上
に変更され、結果的にマウスＭを位置ａから位［ｂに移
動したことにより、カーソルＣ８は曲線Ｎ上を点Ａから
点Ｂまで、点Ａ、　　、　Ａｚ　、　Ａ３　　、・・・
で示すようにこの曲線Ｎ上を沿って移動する。

第７図は本実施例におけるカーソル位置の変更処理のＭ
理を示した図であり１表示画面ＳＣ上の曲線Ｎの一部を
拡大して示した図である。多数の丸は表示画面ＳＣを構
成するドツトであり、このうち黒く染めたものは、ＯＮ
状態にあるドツトである。一連のＯＮ状態にあるドツト
列は、これにより表示画面ＳＣ上に曲線Ｎを表示する。

本実施例の場合、前記したように表示画面ＳＣは、横６
４０ドツト、縦４００ドツ１−で形成される。ＦＢは前
記した画素メモリであり、表示画面ＳＣのドツト数に対
応したビット構成を備えていて、処理装置３により°該
当するビットをＯＮ、すなわちｊｌｌＱ。

とすることによって、結果的に表示画面ＳＣ上に曲線Ｎ
が描かれる。各ドツトと対応する画素メモリｉ’　Ｈの
各ピッ１〜の各々には予めアドレスが決定されており、
各ビットの状態は当該アドレスにより参照することがで
きる。そこで１本実施例においては、カーソルＣ８の位
置する座標Ｂ’　を中心とし、その半径ｒ・をドツト単
位で零から「１」づつ増加し、各半径ｒにおける円を想
定する。そして、その各日につき、その円周上に存在す
るものとされた各ドツト・を抽出し、そのドツトの状態
、すなわちＯＮ状態であるか、ＯＦＦ状態であるかによ
って判定し、そのドツトがＯＮ状態であることにより、
当該ドツトの座標位置にカーソル位置を変更するもので
ある。

第１図、第８図、第９図、第１０図、第１１図は各種の
処理手段を示すフローチャートであり。

第１図は主処理手段を示すフローチャート、第８図、第
９図、第１０図、第１１図はこの主処理手段で参照され
る各処理手段を示すフローチャートである。二のように
、フローチャートで示されたものは、プログラムの形で
処理袋ｆｔＳ内のＲＯＭ；３ａ、あるいはＲＡＭ３　ｂ
に格納する。そして、処理装置３がこのプログラムを実
行することにより、所定の機能手段が達成されろ。

第１２図はこれら各処理の実行に必要な一時記憶部等を
示したものであり、これらは各処理を実行するプログラ
ムの初期時点でＲＡＭａｂ内の予め定めた所定番地に設
定される。この図において。

Ｘ　ＣＯＵ　Ｎ　Ｔ　Ｉｔ　Ｘ軸カウンタＣ’１’　Ｒ
Ｘのカウント・値を記憶する記憶部、ＹＣＯＵＮＴはＹ
軸カウンタＣＴＲＹのカウント値を記憶する記憶部であ
る。

Ｋ　ＭはマウスＭの単位移動量につき、カーソルＯ８を
表示画面ＳＣ上で何ドツト移動するかのカニツル移動比
Ｋｍを記憶する記憶部であり、二五は装置により予め定
めた値を記憶する。ｐｏｒｉ。

ＤＯＴｏＹは記憶部ＸＣ０ＵＮＴ、ＹＣＯＵＮＴの記憶
したカウント値からカーソル移動比Ｋｍに基づき算出し
た表示画面ＳＣ上における移動ドツト数を記憶する記憶
部である。

Ｅ？−、Ｒｍａｘは男云百面５Ｃ−ＦのカーソルＣ８邦
既に表示画面ＳＯ上に描かれた所望の曲線Ｎの近傍＋＝
位置するか否かの判定に際して使用する一時記憶部であ
り、記憶部ＲはカーソルＣ８を中心とした半径値ｒを記
憶し、記憶部Ｈｍａｘはその半径値の予め定めた許容最
大値を記憶する。Ｎ　Ｘ　Ｖ。

Ｎ　Ｙ　ＶはマウスＭの移動操作により１次にカーソル
Ｃ３が移動表示されるべき表示画面ＳＣ上の座標値を記
憶する次Ｘ＠座標記憶部、次Ｙ軸座標記憶部である。Ｖ
ｒｘ、Ｖｒｙは表示画面ＳＣ上の所望のドツトの座標を
記憶するドツトＸ軸座標記憶部、ドツトＹ軸座標記憶部
である。ＦＬＧはカーソルＣ８の近傍にＯＮドツトが存
在するか否かを一時的に記憶する一時記憶部である。

第１図に示す主処理手段は、コンピュータ装置の一連の
処理において、例えば周期的なタイマ割り込み等によっ
て一般的には１０ミリ秒程度の周期で起動される。そし
て、この一連の処理を実行して当該割り込み前の処理へ
戻る。この処理手段が起動されることにより、先ずステ
ップ１ａで、座標位置更新手段ＣＰＴを実行する。この
座標位置更新手段ＣＰＴは後記詳述するように、マウス
Ｍからの移動指令情報に基づいて、カーソルＯ８の表示
画面５　ｒ２上における座標位置を更新する。

続く、ステップ１ｂにおいては、特定操作が成されてい
るか否かを判定する。即ち、これはカーソルＣ８の座標
位置を近傍に位置する既に描か戟ている曲線Ｎ上の１点
の座標位置に、カーソルＣ８の座標位置を変更するか否
かの指令が入力されているか否かを判定する処理である
。本実施例の場合、特定操作が成されていることによっ
て、その変更り１理を加えることとしている。すなわち
、ここで特定操作が成されていることによって、以後の
判定手段ＤＤＳ、座標位置変更手段ＳＰＴを実行する。

特定操作が成されていなければ、これらの手段ＤＯ８，
ＳＰＴは不実行となる。この特定操作は、これらの手段
ＤＤＳ、ＳＰＴを実行するか否かの判定が可能ならば、
種々のものが採用可能であるが、本実施例の場合はマウ
スＭを使用していることから、それに付属されたスイッ
チＳｗ２の押圧により判定することとしている。しかし
ながら、これは例えばキーボード装置等に配列さ九た予
め定めたキーであってもよく、又マウスＭのスイッチＳ
Ｗ１に割り当ててもよい。何れにし５ても、ステップ１
ｂの実行時点でマウスＮ１のスイ°ンチＳＷ２が押圧、
即ちＯＮＬ、てぃなければ、カーソルＣＳの座標位置は
ステップ１ａで更新された値となる。これは通常の状態
であり、マウス５ｉの移動に追従して、その移υＪ方向
と対応する方向にカーソルＣ８が移動する。ステップ１
ｂの実行時点でマウスＮ１のスイッチＳＷ２が押圧され
ていたとすると、処理は判定手段Ｄ　Ｊ）　Ｓの実行に
移される。後記詳述するように、この判定手段ＤＯ３で
は、先ずステップ１ｃによりステップ１ａで更新された
カーツ、ルＣ８の座標位置に対し、この位置から予め定
め゛た近傍に曲ｆｉＮの１点、即ちこの曲、ＪＮを形成
するＯＮ状態のドツトの有無を検索する。もし１、この
ＯＮ状態のドツトが存在すれば。

ステップ１ｄでその処理をステップ１ｅに移し。

存在しなければステップ１ｆに処理を移す、ステップ１
ｅは座標位置変更手段ＳＰＴの実行であり、これはカー
ソルＣ８の座標位置をステップ１ｃで検索した曲線Ｎを
形成するＯＮ状態のドツトの座標位置に変更する。そし
て、処理をステップ１ｆに移す。このステップ１ｆは、
現在の表示画面ＳＣ上のカーソルＣ８を消去し、ステッ
プ１ａで更新された。あるいはステップ１ｅで変更され
た座標位置にカーソルＣＳを表示する処理手段である。

この様にすれば、マウスＭの操作により、カーソルＣ８
を表示画面ＳＣの既に横力ｓｉｐた曲線Ｎの近傍に移動
し、ここでマウスＭのスイッチＳＷ２を押圧すれば１判
定手段ＤＤＳにより、カーソルＣ８が所望の曲線Ｎの近
傍に位置することが判定され、座標位置変更手段ＳＰＴ
によってカーソルＣ８の位置は曲線Ｎ上の１点に位置決
めされる。そして、上記したように当該処理は、所定時
間間隔で繰り返し実行される。したがって、特定操作を
続行すると共に、マウスＭによりカーソルＣ８を移動操
作すれば、その移動指令方向に応じ、カーソルＣ８は曲
線Ｎ上をこれに沿って移動する。

以下、第１図シ；示した各処理手段について詳細に説明
する。第８図は第１図のステップ１ａで示した座標位置
更新手段ＣＰＴを示すフローチャートである、当該手段
ＣＰＴは、まずその起動によりステップ８ａにおいて、
マウスＭのＸ＠力方向移動量、すなわちＸ軸カウン５　
ＣＴＲＸのカラン１−値を読み込み、この値を記憶部Ｘ
　ＣＯＴＪ　Ｎ　Ｔに記憶する。

続くステップ８ｂにおいては、リセット指令信号ＲＸを
出力し、Ｘ軸カウンタＣＴＲＸの内容をリセットする、
ステップ８ｃにおいては、マウスＭのＹ軸方向の移動量
、すなわちＹ軸カウンタＣＴＲＹのカウント値を読み込
み、この値を記憶部ＹＣＯＵＮＴに記憶する。続くステ
ップ８ｄにおいては、リセット指令信号ＲＹを出力し、
Ｙ軸カウンタＣＴＲＹの内容をリセットする。そして、
ステップ８ｅで一定時間、例凡ば数十〔マイクロ秒〕程
度の間、前記リセット指令信号ＲＸ、ＲＹを出力し続け
、ステップ８ｆで当該リセット指令信号ＲＸ、ＲＹの出
力を停止する。続く、ステップ８ｇにおいては、Ｘ＠に
つきドツト変化分の計算処理を実行し、ステップ８ｈに
おいてはＹ軸につきドツト変化分の計算処理を実行する
。二九は、予め定め、記憶部ＫＭに記憶したカーソル移
動比Ｋｍと、各軸に対応した記憶部ＸＣ０ＵＮＴ、ＹＣ
ＯＵＮＴの値を乗算し・、その結果をそれぞれの記憶部
ＤＯＴＸ、ＤＯＴＹに各々記憶する。

ステップ８１では、マウスＭの移動に共なった表示Ｔｑ
画面ＳＣ上おけるＸ座標を計算し８．ステップ８ｊでは
そのＹ座標を計算する５すなわち、Ｘ。

Ｙ軸座標記憶部ｘｖ、ｙｖの各々と、ステップ８ａ、８
ｂｔ’算出し、記憶部ＤＯＴＸ、ＤＯＴＹに記憶した値
とを各々加算し、その結果をそれぞれ次Ｘ２次ｙｍｍａ
記憶部ＮＸＶ、ＮＹＶ１．−記憶する。

第９図は第１図のステップｌｃ、ｌｄでその概略を示し
た判定手段ＤＤＳ、およびステップ１ｅで示した座標位
置変更手段ＳＰＴの詳細を示すフローチャートである。

当該手段ＤＯ８，ＳＰＴの説明に先立って、まず本実施
例における近傍のドツトの判定原理を第７図を参照して
説明する７すなわち１本実施例においては、カーソルＣ
８の位置する座標を中心とし、その半径ｒをドツト拳位
で零から１°］」づつ増加し、各半径ｒにおける円を想
定する。そして、その各日につき、その円周上に存在す
るものとされた各ドツトを抽出し、そのドツトの状態、
すなわちＯＮ状態であるか、ＯＦＦ状態であるかによっ
て判定するものである。そして、本実施例によれば、半
径ｒは記憶部ＲｍａＸに予め記憶した値まで増大し、こ
の範囲まで判定す・ることとしている。なお、半径ｒの
円周上に存在するドツトは、描画操作時等において、そ
の円周を構成するドツトという意味であり、正確に半径
ｒの円周上に存在するもの、および近似的にそれとして
選択されるものであることに注意されたい。

以下、上記の説明のもとに、第９図について説明する。

当該手段ＤＤＥは、まず起動されることによって、ステ
ップ９ａで半径記憶部Ｒの内容を零に初期化する。そし
て、処理をＯＮ状態のドラｊ〜を検索するＯＮドツト検
索手段ＯＮＳへ移す。

第１０図はこのＯＮドツト検索手段ＯＮ　Ｓの詳細を示
すフローチャートであり、当該手段ＯＮＳは起動される
ことにより、まずステップ１０ａで記憶部ＮＸ■、ＮＹ
、Ｒの内容を読み出す。続く。

ステップ１０ｂにおいては１次Ｘ２次Ｙ座標記惚部ＮＸ
Ｖ、ＮＹＶで示さ九るドラ１〜位置を中心とし、記憶部
Ｒの記憶値、すなわち半径ｒの円周上に位置する１つの
、ドツトの座標値（Ｖ　ｒ　ｘ　ｒ　’ｔ　ｒｙ）を算
出する。ステップ１０ｃでは、その円周上に位置するド
ツトのすべてについて判定が終了したか否かを判定し、
これが終了していなければステップｌｏｂで算出した座
標のドツトの状態を読み込み、ステップｌｏｇでこのド
ツトがＯＮ状薄か°Ｊかを判定する。

Ｏｒ＝状態でなければ、処理をステップ１０ｂに戻し、
次のドツトにつきステップ１０　ｂ　＋　１０　ｃ　＋
１０ｄを繰り返す、ＯＮ状態であれば、ステップ１０ｆ
でそのドツトの座標値（Ｖｒｘ、Ｖｒｙ）を、そのＸ座
標ＶｒｘをドツトＸ軸座標記憶部■ｒ−ｘへ、Ｙ座ａ！
Ｖ　ｒ　ｙをドツトＹ＋！１ＩＩＩ座標記憶部Ｖｒｙへ
記憶する。そして、ステップｌｏｇで記憶部ＦＬＧ＆″
−［１」を記憶する。

ステップ１．Ｏｂ、ｌｏｃ、１０ｄ、１０ｅの繰り返し
処理の結果、この半径ｒの円周上にＯＮ状態のドツトが
存在しなければ、ステップ１０ｃで処理をステップ１０
ｈに移し、記憶部ＦＬＧに「０」すなわちＯＮ状態のド
ツトが存在しない旨の情報を記憶し、］つの半径ｒに対
する当該手段ＯＮＳの処理を終了する。そして、その処
理は第９図のステップ９ｃに移る。

ステップ９ｃでは、ステップ９ｂで実行した結果に基づ
き、ＯＮドツトが検索されたか否かを判定する。これは
、記憶部ＦＬＧの記憶内容が［１」か否かによって判定
する。この記憶内容が１１」でなげれば、またＯ　Ｎド
ツトは検索されてないので、続くステップ９ｄで半径記
憶部Ｒの内容を１ドツト分増加する。そして、この増加
された半径記憶部Ｒの内容が記憶部Ｒｍａｘに記憶され
た予め定めた許容最大値を超えるか否かを、ステップ９
ｅで判定し、超えていなければ、処理を再びステップ９
ｂに移し、ステップ９ｄで増加された半径ｒに基づいて
、ＯＮドツト検索手段ＯＮＳを実行する。以下、ステッ
プ９ｃでＯＮドツトが検索できたか、あるいは半径４ｒ
Ｍ、ｒが許容最大値を超えるまでステップ９　ｂ　ｙ　
９　ｃ　＋　９　ｄ　＊　９　ｅを繰り返し実行する。

ステップ９ｃでのＯＮＮドラ−が検索されたと判定され
ると、処理はステップ９ｆに移り、座標位１ｉｆ変更手
段ＳＰＴが実行される。当該手段ＳＰＴは、第１０図で
示すＯＮドツト検累手段ＯＮＳのステップ１０ｆで座枦
記憶部Ｖ　ｒ　ｘ　。

Ｖｒｙに記憶したＯＮドツトの座標値を、それぞれ次ｘ
、Ｙ軸座標記憶部ＮＸＶ、ＮＹＶに記憶する。ステップ
９ｅで半径記憶部Ｒの記憶内容が、許容最大値記憶部Ｒ
ｍａｘの記憶内容を超過すると、これにより当該手段Ｄ
ＤＳの処理は終了する。

このステップ９ｅは原理的には設けなくてもよく、これ
を設けない場合は、半径は無制限に拡大され。

それぞれについてＯＮドツトの有無が判定される。

しかしながら、本実施例においては、予め定めた距離以
上にカーソルＣ８が目的の曲線Ｎから離れたことによっ
て、この曲ＭＮをカーソルＣ８が追従しないようにする
ことによって、その操作性を更に向上しているう当該手
段ＤＤＳは第１図の説明からも明かなように、一定時間
間隔で順次繰り返し実行される。従って、マウスＭを曲
線Ｎから離す方向に高速に操作すれば、ステップ９ｅの
作用により１曲線Ｎに沿って移動していたカーソルＣ８
はこの曲線Ｎから離れる。

第１１図は第１図のステップ１ｆでその概要を示したカ
ーソル表示手段ＤＳＰの詳細を示したフローチ・ｐ　−
ｉ−である？当該手段ＤＳＰは起動されることにより、
まずステップｌｌａで表示画面ＳＣ上におけるカーソル
Ｃ８の移動ドツト数を記憶した記憶部ＤＯＴＸ、ＤＯＴ
Ｙの記憶内容が共に零であるか否かを判定する。そうで
なければ、ステップｌｌｂでｘ、ｙ軸座櫟記憶部ｘｖ、
ｙｖの記憶内容によって表示画面ＳＣに表示されている
カーソルＣ８を消去する。続く、ステップｌｉｅでは、
第１図のステップ１ａで示すカーソル座標位置更新手段
ＣＰＴにより更新された、あるいは同図のステップ１ｅ
で示す座標位置変更手段ｓｐＴによって変更された次に
カーソルＣ８が位置すべき座標位置を記憶した次Ｘ２次
Ｙ軸／ｉｆ慄位置記憶部ＮＸＶ、ＮＹＶの記憶内容を、
それぞれ対応するＸ、Ｙ軸座標記憶部ｘｖ、ｙｖに記憶
する。

そして、続くステップｌｉｄで、このＸ、Ｙ軸座標記憶
部ｘｖ、ｙｖによって指定された表示画面ＳＣの所定位
置に、カーソルＣ８を表示する。ステップＬｌａにおい
て、記憶部ＤＯＴＸ、ＤＯ’Ｉ’Ｙの記憶内容が共に零
、即ち前回にマウスＭの移動量を取り込んだ時点から、
マウスＭが移動していなければ、処理を直接ステップ１
１ｄ八移し。

前回と同位置にカーソルＣ８を表示する。

以上、実施例のようにすれば、目的の曲線Ｎの１点をカ
ーソルＣ８で指定するに当たり、マウスＭの移動繰作に
よりカーソルＣ８を表示画面ＳＣ上の既に描かれた目的
の曲線Ｎの近傍に位置させる。ここで、特定操作、即ち
マウスＭのスイッチＳ　Ｗ２を押圧すれば１判定手段Ｄ
ＤＳの作用によリカーツルＣ８が目的の曲Ｉ＠Ｎの近傍
に位置することが判定される。これにより、座標位置変
更手段ＳＰＴはこのカーソルＣ８を曲線Ｎ上に位置決め
する。第１図の説明からも明らかなようにカーソル座標
位置更新手段ＣＰＴ、判定手段ＤＤＳ。

座標位！ｉ！変更手段ｓｐ’ｒ−及びカーソル表示手段
ＤＳＰは、短い時間間隔で順次繰り返し実行される。こ
のため、マウスＭのスイッチＳＷ２を押し続けた状態で
マウスＭを移動操作すれば、その移動方向に応答し、て
、カーソルＯ８は曲ＩＱＮ上をこれに沿って移動するこ
ととなる。したがって１表示画面ＳＣ上の既に描かれた
任意の曲線のある部分で、その曲線上の任意の１点を指
定し、しかもその位置を決定するに当たり、カーソル位
置を微妙に変更しなければならないという作業を、極め
て容易化でき、その操作性を大幅に向上できる。

以上、実施例においては、操作手段としてマウスを使用
した場合について説明したが、これは表示画面上に表示
されたカーソルに対し、移動指令を入力できるものであ
ればよい、ｆｆｑえば、前記したように、コンピュータ
本体に接続されたキーボード上に配列されたカーソル制
御キー、あるいはジョイスティック、１−ラックボール
等が利用可能である、又、特定操作をマウスのスイッチ
Ｓ　Ｗ　２に割り当てたが　これも他のものであっても
よい。

例んば、マウスのスイッチＳＷＩでも良いことは勿論、
スイッチＳＶ／１．ＳＷ２が共に押圧されているか７共
に押されていないかとしても良い６更には、コンピュー
タ本体に接続されたキーボード上に配列された任意のキ
ーに割り当てても良く。

前記したジョイスティック、トラックボール等に付属し
たキー等に割り当てても良い。

また、実施例においては、第１図に示すように、判定手
段ＤＤＳの前に特定操作の有無を判定するようにしてい
るが、これは特定操作が成されていることにより最終的
に、ｘ、ｙ軸座標位置記憶部ＸＶ、ＹＶの内容が変更さ
れれば良く、この位置には限定されない６例えば、判定
手段ＤＤＳの後で、座標位置変更手段ＳＰＴの前に実行
するようにしても良く、その位置に限定はない。

また、更に、本実施例においては、近傍のＯＮ状態のド
ツトの判定をカーソルＣ３が位置τべき座標を中心とし
・、その半径ｒをドツト単位で零から「１」づつ増加し
、これによって形成される円の円周上に存在する各ドツ
トを抽出し、て判定する場合について説明した。しかし
ながら、その判定は、これに限定されるものでなく、最
初からカーソルＣ８が位置すべき座標に対し、相対的に
その許容最大筒囲を予め定め、この範囲に入る各ドツト
につぎ、そのＯＮ状態を判定するようにしてもよいつ要するに、目的とする曲線に対しその近傍が判定できｎ
ばよく、また上記のものに限定されるものではない。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば、カー
ソルの移動操作に応答し２表示画面上に描かれた曲線上
で、これに沿ってカーソルを容易に移動操作でき、座標
入力の操作性を向−ヒできる座標入力装置を得ることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１Ｆｉｌは本発明の主要部を構成する主処理手段の一
実施例を示すフローチャート、第２図は本発明の一実施
例を示すマウスを用いたｙｚ＜＝ノ、力装置の全体構成
を示す外観図、第３図はマウスのｇ−動に伴なうカーソ
ルの移動を説明するための表示画面図、第４図は本発明
の−・実施例を示すマウスを用いた座標入力装置の全体
構成を示すブロック図。第５図はマウスの外観を示す斜視図、第６図は実施例に
おけるカーソルの動作の概鴫を説明するための説明図、
第７図は本実施例におけろカーソル位置の変更処理の原
理を示す説明図、第８図は座標位置更新手段の一実施例
を示すフローチャーＩ・、第９図は判定手段、座標位置
変更手段の一実施例を示すフローチャート、第１０１２
！はＯＮドツト検索手段の一実施例を示すフローチャー
ト、第１１図はカーソル表示手段の一実施例を示すフロ
ーチャート、第１２図は各種処理手段の処理実行に必要
な一時記憶部の構成を示すメモリ構成図である。ＳＣ：表示画面、ＣＳ：カーソル、Ｍ：操作手段、ＸＶ
、ＹＶ：カーソル座標位置記憶部、ＣＰＴ：座標位置更
新手段、ｒＪＤＳ：判定手段−５ｐＴ　：　ｙｉ標色位
置変更手段第　１　口＄　２　図　Ｌｌ茅　　３　図＄　　４　　図ｘ７　γ７＄　５　口第　６　図ｒ第　７　図第　１０　　図第　ｆｆ　　図第１２図

Claims

【特許請求の範囲】１、表示画面上におけるカーソルの移動指令情報を出力
する操作手段からの当該移動指令情報に基づいて、前記
カーソルの前記表示画面上における座標位置情報を記憶
するカーソル座標位置記憶部の記憶内容を順次更新する
座標位置更新手段を備え、前記カーソル座標位置記憶部
の記憶位置情報に基づいて前記表示画面上の所定位置に
前記カーソルを順次移動表示するものにおいて、前記座
標位置更新手段によって順次更新される各座標位置情報
が、既に前記表示画面上に描かれた曲線の任意の１点の
予め定めた近傍に位置するか否かを判定する判定手段と
、特定操作に応答し、前記判定結果に基づき、前記各座
標位置情報が、既に前記表示画面上に描かれた曲線の予
め定めた近傍に位置することによって、前記曲線の前記
１点の座標値に前記カーソル座標位置記憶部の記憶内容
を変更する座標位置変更手段とを具備して成ることを特
徴とする座標入力装置。２、操作手段は操作部の物理的移動操作に基づいてカー
ソルの移動指令情報を出力するものであることを特徴と
する特許請求の範囲第１項記載の座標入力装置。３、操作手段はマウスであることを特徴とする特許請求
の範囲第２項記載の座標入力装置。４、判定手段は、座標位置更新手段によって更新された
座標に対し、予め定めた範囲内に曲線の任意の１点が存
在するか否かを判定することを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の座標入力装置。５、判定手段は、座標位置更新手段によって更新された
座標を中心とし、これから所定の半径によって形成され
る円内に曲線の任意の１点が存在するか否かを判定する
ことを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の座標入力
装置。６、判定手段は、座標位置更新手段によって更新された
座標を中心とし、これから表示ドット単位に半径を順次
増加し、各半径によって形成される円周上に曲線の任意
の１点が存在するか否かを判定することを特徴とする特
許請求の範囲第４項記載の座標入力装置。７、特定操作は、マウスに装備したスイッチの押圧に割
り当てたことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の
座標入力装置。