JPS63229387A - 時計およびそこ組立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一体に作られ、ガラスが封着された側と、少
くとも部分的に時計を覆うキャップと、スピンドルによ
ｐ側のいずれかの側部に固定される２つの半分バンドを
含むバンドとを備え、前記スピンドルを中心として半分
バンドが回ることができるような、時計に関するもので
ある。

この明細書において用いる「時計」という用語は、腕時
計、懐中時計、ペンダント時計のようないわゆるウォッ
チを指すものとする。

〔従来の技術と発明が解決しようとする味甥〕キャップ
により覆われる腕時計の側または腕時計について多くの
提案が行われている。

スイス特許ＣＨ−Ａ−５５８０４０明細査ばは、超硬材
料製の保護キャップと有する側が記載されている。その
構造においては、側バンドのガラスぶちを通って、キャ
ップの下側に配置されているねじブロックにねじこまれ
る垂直ねじにより側の面にキャップが保持される。上に
キャップをとりつけるようにするために側バンドのガラ
スぶちは特殊な形にしなければならない。

スイス特許ＣＨ−Ａ−５１７９６３（米国特許第３．２
４２，６６４号）明細書に、ガラスを囲む環状部と、バ
ンドの固定ホーンを覆う直径方向に向き合う２つのラグ
とで作られた金属カーバイドキャップにより覆われる時
計の側が記載されている。その環状部とラグは側とホー
ンにそれぞれろうづけされる。この構造は、キャップを
時計の側に固定するために特殊な工具を必要とし、キャ
ップがひとたび固定されると、少くとも簡単な工具を用
いなければキャップを外すことはできないことに注意す
べきである。

米国特許第４．３９６．２９８号明細書に記載されてい
る時計の側は、時刻指示のために電子モジュールを含む
。この時計の側は裏蓋と、との裏蓋と電子モジュールの
間に挾まれた弾性部と、カバーとを有する。裏蓋の縁部
に係合する弾力のある細い棒が電子モジュールを側の裏
蓋内に保持する。その同じ細い棒はカバーを裏蓋に固定
する機能も果す。裏蓋から持ちあがっているラグにより
バンドが側に固定される。この構造は複雑であり、曲げ
られて、成形されたいくつかの部品を必要とする。

カバーはそのようなキャップを構成せず、側の構成部品
である。

ＤＥ−Ｃ−１０９９７７３に腕時計に適する交換可能な
ガラスぶちが記載されている。そのガラスぶちは一体に
作られているバンドの助けにより時計の所定の場所に保
持される。バンドは、ガラスぶちに形成されている第１
の穴に入り、それから、時計の側の第１の一対のホーン
により支持されている第１の細い棒と時計の側バンドの
間を通り、時計の側の裏蓋に沿って延び、時計の側の第
２の一対のホーンにより支持されている第２の細い棒と
時計の側バンドの間を通り、前記ガラスぶちに形成され
ている第２の穴を通って裏蓋から出る。この構造におい
ては、細い棒はガラスぶちを側に取付ける機能を果さな
い。更に、その構造は複雑であり、重く、時計の側の初
めの外観をかなり変える。

ＦＲ−Ａ−１０９２５５４には、時計の側に組合わされ
た、一体のバンド用の留めがねがとくに提案されている
。時計の側は蝶番によりガラスぶち粋に枢着される。そ
の蝶番はバンドを時計の側に取付ける機能を果さない。

最後ＫＸＦＲ−Ａ−２３２９００２に記載されている時
計は、時計の側の一体部分を構成し、かつ、良くシール
されることに寄与するが、本発明のような一体に作られ
た側を取付ける交換可能なキャップではない種類のガラ
スぶちを有する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、２つの半分バンドを固定するスピンドルが、
キャップを側に固定する手段としても機能するような時
計を提供するものである。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図に示されている時計は側２を有する。この側２は
時刻を指示する手段と、ガラス３と、時針４と、時計を
少くとも部分的に覆うキャップ５と、バンドとを有する
。ここで説明している時計においてはバンドは、スピン
ドル８と１８により時計の側へ固定できる２つの半分バ
ンド６．７で構成される。第１図は、半分バンド６と７
をそれぞれ時計の側へ取付けるスピンドル８，１８が、
キャップ５を時計の側２へ固定する手段としても機能す
ることを明らかに示している。

第１図に示されている実施例においては、時計の側２は
二対のホーン９．１０を有する。それらのホーンの間に
半分バンド６．７がそれぞれ関節状に取付けられる。ホ
ーン９に形成されている第１の穴１１と１２の中に挿入
されたスピンドル８を中心として半分バンド６が関節状
に動く。半分バンド７は、穴１９．２０が設けられてい
るホーン１０の間で同様にして関節状に動く。キャップ
５が二対のラグ１３．１４も有することが第１図に示さ
れている。一対のラグ１３には第２の穴１５．１６が設
けられる。それらの穴１５．１６をスピンドル８が通る
。一対のラグ１４には穴２１．２２が設けられ、それら
の穴２１．２２もスピンドル１８は通る。したがって、
スピンドル８は半分バンド６を時計の側２に固定すると
ともに、キャップ５を時計の側２に固定する。スピンド
ル１８も、半分バンドＴを時計の側２に固定するととも
に、キャップ５を時計の側２に固定する。

全ての部品が組立てられている場合の第１図に示されて
いる時計の■−■線に沿う断面図である第２図は、時計
の側２のホーン９と、それらのホーン９に形成された第
１の穴１１．１２を示す。

時計の側２とホーン９はキャップ５により囲まれる。そ
のキャップ５の一対のラグ１３に第２の穴１５．１６が
設けられる。時計の側のホーン９に挿入されるスピンド
ル８がキャップ５と半分バンド６を時計の側に固定する
。このようにして、キャップが時計の側の上に置かれる
と、スピンドルを上記の穴の中に挿入することにより成
る１回の操作でキャップと半分バンドは時計の側へ固定
される。

スピンドル８と１８は第１の穴１１．１２と１９゜２０
の中に押しこまれるピンとすることができる。

第２図は、スピンドル８がホーン９から出てラグの第２
の穴１５．１６の中に入っている様子を示す。この構造
においては、ラグ１３はホーン９の外壁を覆う。しかし
、他の構造とすることができる。たとえば、ラグ１３を
ホーン９の内壁の中に置くことができる。

押しこまれるビンの代シにスピンドル８としてばねを有
する細い棒とすることができる。この実施例においては
、第２の穴１５．１６はこの糧の細い棒のピボットの直
径に合わせなければならない、すなわち、第２の穴の直
径は第１の穴１１゜１２０直径より小さくなければなら
ない。

第２図に示されているキャップ５はガラス３を囲み、時
計の側２の垂直部の底まで延びる。ある場合には、時計
の側の下側周縁部に形成できる縁部にキャップの垂直部
を接触させることができる。

このような構造により、全く審美的な理由から利点であ
るように、垂直部をキャップに一層良く取付けることが
できる。

キャップ５はプラスチック、金属またはセラミックのよ
うな任意の材料で作ることができる。キャップがたとえ
ば０．３ｎというように十分に薄いとすると、時計の側
の形を変える必要なしに、良く売れることで注目されて
いる美的な形を持っている時計の側を覆うことができる
。そのねらいは、以前から知られている材料とは異なる
材料で時計が製作されている印象を与えるととである。

たとえば、特徴的か形と、非常に安いことで世界的に知
られているＳｗａｔｃｈ　（登録商標）時計は、本発明
の下側の時計の側を構成できる。その時計の側は、その
Ｓｗａｔｃｈ　（登録商標）時計の有名に形を変えるこ
となしに、かつ販売価格を大幅に変えることなしに、そ
の時計に新しい春陽的な外観を持たせるキャップにより
覆われる。したがって、その有名な時計の側は同じまま
であって、プラスチックで大量生産され、金製または金
めっきされた金属で作られたキャップが時計の審美的な
外観を変え、時計が金属で作られているという印象を与
えるもので、そうすることによりその時計の形が変るこ
とはない。

上記の利点は、とくに、前記キャップを、バンドを時計
の側に固定するために従来は用いられていたよう彦手段
に頼ることなく、容易に時計の側に取付けることができ
ることにより得られるものである。時計の外観を変える
ために現在まで知られている全ての手段は、時計の組立
がねじ、はんだづけ、接着等で固定することによっての
み実現できる。し九がって、時計の製作が完了した後で
時計の外観を変えることは可能ではなかった。それに反
して、本発明は、時計の販売者および時計の使用者でも
外観を変えることを可能にするものである。その目的の
ために、本発明の方法に従って、キャップを時計の側の
上に置き、ホーン対の一方のホーン対の間に半分バンド
を設け、ホーンとラグにそれぞれ設けられている第１の
穴と第２の穴の中にスピンドルを入れ、他の半分バンド
にそれと同じ操作を繰返えすものである。

以上の説明においては、時計の側を連結する二対のホー
ンを有する実施例について本発明を説明したが、本発明
はその実施例に限定されるものではない。たとえば、ス
イス特許ＣＨ−Ａ−６４９１７（米国特許第４６２４５
８１号）明細書に記載されているように、バンドのアタ
ッチメントの２つのホーンの間に１個または２個の別の
ホーンを設けることが可能である。

第１図に示されているキャップはガラスを囲む開口部２
５を有する。これを示す必要はないが、その開口部はガ
ラスを保護する保護格子を構成できることが明らかであ
る。この大きい目の格子はキャップ自体の打抜き加工と
同時に打抜き加工できる。格子の中心は、マークを付け
ることができる円形またはそれに類似の丸形の板を含む
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時計の分解斜視図、第２図は全ての部
品が互いに組立てられている場合の第１図に示されてい
る時計の■−■線に沿う断面図である。 １・・・・時計、２・・・・時計の側、３・・・・ガラ
ス、５・拳・・キャップ、６．７＋１・・・半分ハンド
、８，１８・・ｍｅスピンドル、９゜１０・・・・ホー
ｙ、１１．１２・・・・第１の穴、１３，１４・拳・・
ラグ、１５．１６・−〇・第２の穴、１９，２０，２１
，２２・・・−穴。 特許出願人　ウーテーアー・ニス・アー・ファブリック
・デポ−シュ

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）時計の側と、ガラスと、バンドと、キャップと、
   スピンドルとを備える時計において、 ａ）前記時計の側は一体に作られ、 ｂ）前記ガラスは前記時計の側に封着され、ｃ）前記キ
   ャップは前記時計の上部を少くとも部分的に覆い、 ｄ）前記バンドは２つの半分バンドで形成され、ｅ）各
   前記半分バンドは前記スピンドルにより前記時計の前記
   側の各側部に固定され、 ｆ）前記スピンドルは前記キャップを前記時計の前記側
   に固定する手段としても機能する こと を特徴とする時計。
2. （２）請求項１記載の時計において、前記時計の側には
   前記時計の一方の側部に隣接して第１の一対のホーンが
   設けられ、前記時計の別の側部に隣接して第２の一対の
   ホーンが設けられ、前記一方の側部と前記別の側部は時
   計の両側部であり、各前記ホーンには穴が設けられ、前
   記キャップにはラグも設けられ、それらのラグには穴が
   設けられ、キャップが時計の側に取付けられた時に、時
   計の側の各反対側におけるホーンに設けられている前記
   穴対は前記キャップのラグに設けられている穴に整列し
   、それにより、半分バンドを前記時計の側に固定するよ
   うに、各スピンドルは一対のホーンと一対のラグに設け
   られている穴を通ることができることを特徴とする時計
   。
3. （３）側を有する時計であつて、その側には、その側の
   一方の側部に隣接して第１の一対のホーンが設けられ、
   前記時計の別の側部に隣接して第２の一対のホーンが設
   けられ、前記一方の側部と前記別の側部は時計の両側部
   であり、各前記ホーンには穴が設けられ、前記キャップ
   にはラグも設けられ、それらのラグにも穴が設けられ、
   キャップが時計の側に取付けられた時に、時計の側の各
   反対側におけるホーンに設けられている前記穴対は前記
   キャップのラグに設けられている穴に整列し、それによ
   り、半分バンドを前記時計の側に固定するように、各ス
   ピンドルは一対のホーンと一対のラグに設けられている
   穴を通ることができる時計の組立方法において、 キャップを時計の側の上に置く工程と、一対のホーンの
   １つの間に半分バンドを入れる工程と、ホーンとラグに
   それぞれ設けられている第１の穴と第２の穴の中にスピ
   ンドルを挿入する工程と、他の半分バンドに対してそれ
   らの工程を繰返えすことを特徴とする側を有する時計の
   組立方法。
4. （４）中央開口部とラグを有するキャップにおいて、そ
   のキャップは時計の側の上からはめこまれて時計の外観
   を著るしく強調または変更し、前記ラグには穴が設けら
   れ、それにより、キャップとバンドを時計の側へ同時に
   固定するためにスピンドルを採用でき、前記中央開口部
   は時計のガラスを見せるように配置されることを特徴と
   するキャップ。