JP2593713B2 - ブレスレツトおよび時計 - Google Patents
ブレスレツトおよび時計Info
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- JP2593713B2 JP2593713B2 JP1211572A JP21157289A JP2593713B2 JP 2593713 B2 JP2593713 B2 JP 2593713B2 JP 1211572 A JP1211572 A JP 1211572A JP 21157289 A JP21157289 A JP 21157289A JP 2593713 B2 JP2593713 B2 JP 2593713B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracelet
- knuckle
- case
- metal
- hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A44—HABERDASHERY; JEWELLERY
- A44C—PERSONAL ADORNMENTS, e.g. JEWELLERY; COINS
- A44C5/00—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps
- A44C5/14—Bracelets; Wrist-watch straps; Fastenings for bracelets or wrist-watch straps characterised by the way of fastening to a wrist-watch or the like
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B37/00—Cases
- G04B37/14—Suspending devices, supports or stands for time-pieces insofar as they form part of the case
- G04B37/1486—Arrangements for fixing to a bracelet
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Adornments (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Electric Clocks (AREA)
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 分解が不可能な形成の時計(腕時計)に関して現在ま
で注目されなかつた問題があり、その問題を発見したこ
とに本発明は起因している。現在までの数年にわたつ
て、この形式の時計は市場において成功し、成長し続け
ていることが知られている。その様な時計の内、最も良
く知られた物では、ケースの外周及び底を形成するプラ
スチツク材料製のケースボデイが設けてあり、その内側
が時計の機能的要素の全てを支持するように形成されて
いる。このケースボデイは、指針ホイールの複数の筒軸
が通過する文字盤により覆われ、更に、ガラスにより覆
われる。ガラスはケースボデイに永久的に溶着され、文
字盤を所定位置に保持する。
で注目されなかつた問題があり、その問題を発見したこ
とに本発明は起因している。現在までの数年にわたつ
て、この形式の時計は市場において成功し、成長し続け
ていることが知られている。その様な時計の内、最も良
く知られた物では、ケースの外周及び底を形成するプラ
スチツク材料製のケースボデイが設けてあり、その内側
が時計の機能的要素の全てを支持するように形成されて
いる。このケースボデイは、指針ホイールの複数の筒軸
が通過する文字盤により覆われ、更に、ガラスにより覆
われる。ガラスはケースボデイに永久的に溶着され、文
字盤を所定位置に保持する。
現在まで、その様な時計のブレスレツト(バンド)は
柔軟性のあるプラスチツク材料で作られており、ケース
ボデイとブレスレツトの2個のストランドとの間の連結
はヒンジ部により行われている。そのヒンジ部はピンと
2個のナツクルとを備え、各ナツクルに少なくとも3個
のアイレツトが設けてある。この構造では、ピンが2個
のナツクルのアイレツトに通され、ブレスレツトに取り
付けたナツクルのアイレツトに強制的にはめ込まれる。
スイス特許文献第647917号には、この形式の連結部が記
載されている。一例としてケースボデイはABS等の公知
の材料で作られ、ブレスレツトはPVCやエラストマー材
料で作られる。ケースボデイにはASA又はSANと指定され
る公知の材料が採用されることもある。この様な選択
は、信頼性と低生産コストとを同時に満たすための基準
に完全に対応するものであるが、その様な基準では、周
知の如く、時計の構造が分解できない形式となる。
柔軟性のあるプラスチツク材料で作られており、ケース
ボデイとブレスレツトの2個のストランドとの間の連結
はヒンジ部により行われている。そのヒンジ部はピンと
2個のナツクルとを備え、各ナツクルに少なくとも3個
のアイレツトが設けてある。この構造では、ピンが2個
のナツクルのアイレツトに通され、ブレスレツトに取り
付けたナツクルのアイレツトに強制的にはめ込まれる。
スイス特許文献第647917号には、この形式の連結部が記
載されている。一例としてケースボデイはABS等の公知
の材料で作られ、ブレスレツトはPVCやエラストマー材
料で作られる。ケースボデイにはASA又はSANと指定され
る公知の材料が採用されることもある。この様な選択
は、信頼性と低生産コストとを同時に満たすための基準
に完全に対応するものであるが、その様な基準では、周
知の如く、時計の構造が分解できない形式となる。
ところが、この様な基準に従つて設けられるブレスレ
ツトは時計モジユールよりも寿命が短いことが分かつて
おり、本発明は、分解が不可能な形式の時計の利点を得
る場合において、上記寿命に関する問題についての解決
策を提供しようとするものである。
ツトは時計モジユールよりも寿命が短いことが分かつて
おり、本発明は、分解が不可能な形式の時計の利点を得
る場合において、上記寿命に関する問題についての解決
策を提供しようとするものである。
この解決策を得ようとして検討を行うと、公知の形式
の金属製ブレスレツトを使用することが考えられるが、
その様なブレスレツトではばねバーを使用することが必
要であり、その支軸を通常はケースボデイ上のラグに取
り付ける必要がある。ところが、ラグを設けたケースボ
デイはプラスチツク材料で製造できるようにすることが
困難である。更に、その様な金属製ブレスレツトはラグ
に対して擦れてそれを急速に摩耗させるので、プラスチ
ツク材料製の時計の通常の耐用期間を増加させようとす
る本発明の目的に反する結果となる。
の金属製ブレスレツトを使用することが考えられるが、
その様なブレスレツトではばねバーを使用することが必
要であり、その支軸を通常はケースボデイ上のラグに取
り付ける必要がある。ところが、ラグを設けたケースボ
デイはプラスチツク材料で製造できるようにすることが
困難である。更に、その様な金属製ブレスレツトはラグ
に対して擦れてそれを急速に摩耗させるので、プラスチ
ツク材料製の時計の通常の耐用期間を増加させようとす
る本発明の目的に反する結果となる。
本発明は、時計ケースに関節状に連結される少なくと
も1個の端部を有する金属構造のブレスレツトであつ
て、上記端部が、関節ピンを収容する少なくとも1個の
アイレツトを形成するプラスチツク材料製のナツクルを
含み、該ナツクルが中空金属製リンクの内部に保持され
ていることを特徴とする金属構造のブレスレツトであ
る。
も1個の端部を有する金属構造のブレスレツトであつ
て、上記端部が、関節ピンを収容する少なくとも1個の
アイレツトを形成するプラスチツク材料製のナツクルを
含み、該ナツクルが中空金属製リンクの内部に保持され
ていることを特徴とする金属構造のブレスレツトであ
る。
更に本発明は、プラスチツク材料製のケースボデイ
と、2個のストランドを含むブレスレツトとを備え、各
ブレスレツトランドがヒンジによりケースボデイに連結
されている時計において、ヒンジがケースボデイと一体
で、それと同一材料で形成される第1のナツクルと、プ
ラスチツク材料製の第2のナツクルとを含み、ブレスレ
ツトが金属製であり、ヒンジの第2のナツクルがブレス
レツトの金属製端部部分に剛直に固定され、上記第2の
ナツクルが中空金属製リンクの内部に保持されているこ
とを特徴とする時計である。
と、2個のストランドを含むブレスレツトとを備え、各
ブレスレツトランドがヒンジによりケースボデイに連結
されている時計において、ヒンジがケースボデイと一体
で、それと同一材料で形成される第1のナツクルと、プ
ラスチツク材料製の第2のナツクルとを含み、ブレスレ
ツトが金属製であり、ヒンジの第2のナツクルがブレス
レツトの金属製端部部分に剛直に固定され、上記第2の
ナツクルが中空金属製リンクの内部に保持されているこ
とを特徴とする時計である。
次の本発明を、図示の実施例により以下に説明する。
図示の時計はケースボデイ1を含んでいる。ケースボ
デイ1は、例えば、ABS、ASA、SANと指定される材料の
いずれかなどのプラスチツク材料から一体に形成されて
いる。更に、時計はブレスレツト2を含んでおり、図面
ではその一方のストランドだけが示されている。ケース
ボデイ1は裏カバーとケースバンドとを一体に構成して
おり、その内面は時計のケージを構成するように、すな
わち、機能的構成要素である発振器やモータ、ホイール
部、集積回路などの全てを直接支持するように形成され
ている。それらの構成要素は文字盤3で覆われている。
文字盤3は、例えば、Plexiglass(登録商標)であるプ
ラスチツク材料製のガラス4で所定位置に保持されてお
り、ガラス4は、例えば溶着により、環状凹部5内に防
水状態で永久的に固定されている。ケースボデイの上面
は金属キヤツプ6で覆われている。該キヤツプ6はガラ
ス4により強固に保持されており、具体的には、ガラス
4の外周側へ半径方向に延びるヒール部4′により所定
位置に保持されている。
デイ1は、例えば、ABS、ASA、SANと指定される材料の
いずれかなどのプラスチツク材料から一体に形成されて
いる。更に、時計はブレスレツト2を含んでおり、図面
ではその一方のストランドだけが示されている。ケース
ボデイ1は裏カバーとケースバンドとを一体に構成して
おり、その内面は時計のケージを構成するように、すな
わち、機能的構成要素である発振器やモータ、ホイール
部、集積回路などの全てを直接支持するように形成され
ている。それらの構成要素は文字盤3で覆われている。
文字盤3は、例えば、Plexiglass(登録商標)であるプ
ラスチツク材料製のガラス4で所定位置に保持されてお
り、ガラス4は、例えば溶着により、環状凹部5内に防
水状態で永久的に固定されている。ケースボデイの上面
は金属キヤツプ6で覆われている。該キヤツプ6はガラ
ス4により強固に保持されており、具体的には、ガラス
4の外周側へ半径方向に延びるヒール部4′により所定
位置に保持されている。
12時の位置と6時の位置において、ケースボデイ1に
はナツクル部が形成されており、具体的には、その下側
から突出するとともに、連結部カバー8を有する4個の
リブ7が設けてある。リブ7はアイレツトを形成してい
る。リブ7には同軸の円形孔9が設けてあり、それらの
孔9にヒンジピン10を収容するようになつている。
はナツクル部が形成されており、具体的には、その下側
から突出するとともに、連結部カバー8を有する4個の
リブ7が設けてある。リブ7はアイレツトを形成してい
る。リブ7には同軸の円形孔9が設けてあり、それらの
孔9にヒンジピン10を収容するようになつている。
上述の如く、この形式の時計の寿命は数年(例えば5
年以上)である。ケースの裏面には、一般に、取り外し
可能なカバーを備えた開口が設けてあり、それにより、
電池の定期的な交換を行えるようになつている。
年以上)である。ケースの裏面には、一般に、取り外し
可能なカバーを備えた開口が設けてあり、それにより、
電池の定期的な交換を行えるようになつている。
上述の時計に連結されているブレスレツト2は金属型
である。公知の金属製ブレスレツトには関節状リンクを
有するものや、剛直な要素をばねで連結して形成した伸
縮式のブレスレツトや、金属織物構造のブレスレツトな
どがある。基本的には、上述の時計用のブレスレツト
は、公知のどの様な形式の物でもよいが、図示のブレス
レツトのように、弾性要素で剛直なリンクを連結したブ
レスレツトであることが好ましい。その様なリンク自体
は、薄い金属板の打ち抜き及び成形加工又は絞り加工に
より形成された2個の部分から形成されており、リンク
同士を連結する弾性ブレードが係合するケージを構成し
ている。すなわち、第2図及び第3図において、ブレス
レツト2のリンク11、12は伸縮可能な状態で連結された
複数の剛直な要素を備えているが、それについての詳細
な説明は必要でないと思われるので、ここでは省略す
る。但し、リンク12はリンク14に隣接する側部にラグ12
aを含んでおり、この点だけは必要と思われるので記載
しておく。その様なラグの機能は詳細に後述する。
である。公知の金属製ブレスレツトには関節状リンクを
有するものや、剛直な要素をばねで連結して形成した伸
縮式のブレスレツトや、金属織物構造のブレスレツトな
どがある。基本的には、上述の時計用のブレスレツト
は、公知のどの様な形式の物でもよいが、図示のブレス
レツトのように、弾性要素で剛直なリンクを連結したブ
レスレツトであることが好ましい。その様なリンク自体
は、薄い金属板の打ち抜き及び成形加工又は絞り加工に
より形成された2個の部分から形成されており、リンク
同士を連結する弾性ブレードが係合するケージを構成し
ている。すなわち、第2図及び第3図において、ブレス
レツト2のリンク11、12は伸縮可能な状態で連結された
複数の剛直な要素を備えているが、それについての詳細
な説明は必要でないと思われるので、ここでは省略す
る。但し、リンク12はリンク14に隣接する側部にラグ12
aを含んでおり、この点だけは必要と思われるので記載
しておく。その様なラグの機能は詳細に後述する。
更に、ブレスレツト2の各ストランドの最後のリンク
14についても記載しておく。このリンクは2個の金属板
要素15、16とナツクル17とを含んでいる。これらの要素
15、16及びナツクル17は、それらの組立前の状態で、第
4図に示されている。2個の要素15、16は打ち抜き後に
部分的に成形して絞り加工を施し、曲げ作業により互い
に組み立てるようになつている。
14についても記載しておく。このリンクは2個の金属板
要素15、16とナツクル17とを含んでいる。これらの要素
15、16及びナツクル17は、それらの組立前の状態で、第
4図に示されている。2個の要素15、16は打ち抜き後に
部分的に成形して絞り加工を施し、曲げ作業により互い
に組み立てるようになつている。
より正確には、上側要素15は3個の隆起部分15a、15
b、15cをその上面に備え、又、リンク12に隣接すること
になる縁部にフラツプ15dを備え、更に、2個の横方向
舌部15e(図面では一方のみ図示)と3個のナツクルタ
ブ15fとを備えている。
b、15cをその上面に備え、又、リンク12に隣接すること
になる縁部にフラツプ15dを備え、更に、2個の横方向
舌部15e(図面では一方のみ図示)と3個のナツクルタ
ブ15fとを備えている。
要素16の2個の横方向縁部は、それぞれ、舌部15eが
入り込んで係合する切り欠き16cを備えている。
入り込んで係合する切り欠き16cを備えている。
下側要素16は、概ね矩形の平面状表面を形成してい
る。その縦方向側部には、一方の側に舌部16aが設けら
れ、他方の側に下り曲げフランジ16bが設けられてお
り、両者は上記平面状表面に対して直角に延びている。
舌部16aはリンク12に隣接するようになつている。
る。その縦方向側部には、一方の側に舌部16aが設けら
れ、他方の側に下り曲げフランジ16bが設けられてお
り、両者は上記平面状表面に対して直角に延びている。
舌部16aはリンク12に隣接するようになつている。
ナツクル17はプラスチツク材料製で、プラスチツク製
ブレスレツトの製造に一般的に使用される材料から選択
した弾性材料であると効果的である。ナツクル17は同軸
上に3個のアイレツト17aを含んでおり、その幅はタブ1
5fの幅よりも大きい。各アイレツト17aには孔17bが設け
てあり、それらの孔17bは互いに同軸であり、ピン10の
直径よりも僅かに小さい直径となつている。ナツクル17
の下面には直線状の溝17eがブレスレツトの横方向縁と
直角に設けてある。更に、ナツクルの上面には2個の隆
起部分17c、17dが設けてある。それらの隆起部分17c、1
7dは、要素15の隆起部分15b、15cと概ね同じ形態であ
る。
ブレスレツトの製造に一般的に使用される材料から選択
した弾性材料であると効果的である。ナツクル17は同軸
上に3個のアイレツト17aを含んでおり、その幅はタブ1
5fの幅よりも大きい。各アイレツト17aには孔17bが設け
てあり、それらの孔17bは互いに同軸であり、ピン10の
直径よりも僅かに小さい直径となつている。ナツクル17
の下面には直線状の溝17eがブレスレツトの横方向縁と
直角に設けてある。更に、ナツクルの上面には2個の隆
起部分17c、17dが設けてある。それらの隆起部分17c、1
7dは、要素15の隆起部分15b、15cと概ね同じ形態であ
る。
リンク14の組み立てとブレスレツトのその他の部分へ
の取り付けは、図示されていない治具により行われる。
まず、要素16が平坦な姿勢に置かれ、舌部16aとフラン
ジ16bが上方に向けられる。次にブレスレツトが所定位
置にはめ込まれ、ラグ12aが舌部16a内に掛け止まられ
る。ナツクル17がフランジ16bを跨ぐ状態で要素16を覆
うように置かれ、フランジ16bが溝17eに係合させられ
る。最後に、要素15でナツクル17と要素16を覆つて、フ
ラップ15dが舌部16aと並ぶようにし、それにより、2個
の舌部15eが切り欠き16c内に係合するとともに、隆起部
分15c、15bが、それぞれ、ナツクル17の隆起部分17c、1
7dの上側に並ぶようにする。次に治具を作動させて2個
の舌部15eと3個のタブ15fを折り曲げる。より具体的に
は、舌部15eを要素16の下面の下側へ折り曲げ、タブ15f
をアイレツト17aの形状に適合させる。
の取り付けは、図示されていない治具により行われる。
まず、要素16が平坦な姿勢に置かれ、舌部16aとフラン
ジ16bが上方に向けられる。次にブレスレツトが所定位
置にはめ込まれ、ラグ12aが舌部16a内に掛け止まられ
る。ナツクル17がフランジ16bを跨ぐ状態で要素16を覆
うように置かれ、フランジ16bが溝17eに係合させられ
る。最後に、要素15でナツクル17と要素16を覆つて、フ
ラップ15dが舌部16aと並ぶようにし、それにより、2個
の舌部15eが切り欠き16c内に係合するとともに、隆起部
分15c、15bが、それぞれ、ナツクル17の隆起部分17c、1
7dの上側に並ぶようにする。次に治具を作動させて2個
の舌部15eと3個のタブ15fを折り曲げる。より具体的に
は、舌部15eを要素16の下面の下側へ折り曲げ、タブ15f
をアイレツト17aの形状に適合させる。
本実施例リンク14はナックル17の時計ケースと反対側
の端部とフラップ15dとの間に中空部が形成され、その
中にブレスレットのラグ12aが挿入されている。
の端部とフラップ15dとの間に中空部が形成され、その
中にブレスレットのラグ12aが挿入されている。
この様して構成したブレスレツトをケースと組み立て
る場合、ケースなアイレツト7の間に形成された空間内
にアイレツト17aを噛み合わせて、孔9を孔17bと同軸に
した後、ピン10を孔9、17bに係合させる。その様なピ
ン10はナツクル17の材料の弾性的締付力により保持され
る。
る場合、ケースなアイレツト7の間に形成された空間内
にアイレツト17aを噛み合わせて、孔9を孔17bと同軸に
した後、ピン10を孔9、17bに係合させる。その様なピ
ン10はナツクル17の材料の弾性的締付力により保持され
る。
ケース1にキヤツプ6を設けると、時計は金属部品に
より広範囲にわたつて保護されることになり、それによ
り、長期的な観点での外観が向上する。更に、金属製ブ
レスレツトとケースとの連結部を単純かつ経済的にする
とともに、プラスチツク製ケースのアイレツト又はラグ
が金属製ブレスレツトにより短期間で摩耗させられると
いう危険性を排除できる。しかも、タブ15fに関し、プ
ラスチツク材料製ブレスレツトの機械的に最も弱い部分
が実質的に補強されることになる。
より広範囲にわたつて保護されることになり、それによ
り、長期的な観点での外観が向上する。更に、金属製ブ
レスレツトとケースとの連結部を単純かつ経済的にする
とともに、プラスチツク製ケースのアイレツト又はラグ
が金属製ブレスレツトにより短期間で摩耗させられると
いう危険性を排除できる。しかも、タブ15fに関し、プ
ラスチツク材料製ブレスレツトの機械的に最も弱い部分
が実質的に補強されることになる。
上述の時計では、ヒンジがいくつかのアイレツトを含
んでおり、それらはいずれもブレスレツト上及びケース
上にある。ケースの材料を剛性が充分に高い場合、ラグ
及びばねバーを備えた標準的な公知の構造を採用するこ
とも考えられる。この場合でも、本発明によるブレスレ
ツトを採用することが可能である。その様な場合、ナツ
クルの本質的な機能は、ケースのラグの材料がブレスレ
ツトの金属よりも軟らかい場合に、ブレスレツトによる
そのようなラグの摩耗を回避することにある。
んでおり、それらはいずれもブレスレツト上及びケース
上にある。ケースの材料を剛性が充分に高い場合、ラグ
及びばねバーを備えた標準的な公知の構造を採用するこ
とも考えられる。この場合でも、本発明によるブレスレ
ツトを採用することが可能である。その様な場合、ナツ
クルの本質的な機能は、ケースのラグの材料がブレスレ
ツトの金属よりも軟らかい場合に、ブレスレツトによる
そのようなラグの摩耗を回避することにある。
ブレスレツトの両端部を形成するためには、組み立て
の完了したブレスレツトに対する直接的なモールド加工
によりナツクルを製造することもでき、その場合、ブレ
スレツトはプラスチツク材料の射出前にモールド内に入
れておく。
の完了したブレスレツトに対する直接的なモールド加工
によりナツクルを製造することもでき、その場合、ブレ
スレツトはプラスチツク材料の射出前にモールド内に入
れておく。
単純な解決策としては、要素16を廃止し、舌部とタブ
とをナツクル17に対して直接的に折り曲げることにより
要素15を固定することもできる。この場合、舌部16aの
機能は、要素15と一体の別の舌部により満されることに
なる。更に、ナツクル17はラグ12aを遮断するために、
その様な舌部の近傍まで延ばすこともできる。
とをナツクル17に対して直接的に折り曲げることにより
要素15を固定することもできる。この場合、舌部16aの
機能は、要素15と一体の別の舌部により満されることに
なる。更に、ナツクル17はラグ12aを遮断するために、
その様な舌部の近傍まで延ばすこともできる。
第1図は時計とそのブレスレツトの一端部とを下方から
示す部分平面図、第2図は第1図のII−II断面略図、第
3図は第1図のIII−III断面略図、第4図は第1図に見
られるブレスレツトの端部を示す分解斜視図である。 1……ケースボデイ、2……ブレスレツト、7……リ
ブ、9……孔、10……ヒンジピン、11,12……リンク、1
2a……ラグ、14……リンク、17……ナツクル。
示す部分平面図、第2図は第1図のII−II断面略図、第
3図は第1図のIII−III断面略図、第4図は第1図に見
られるブレスレツトの端部を示す分解斜視図である。 1……ケースボデイ、2……ブレスレツト、7……リ
ブ、9……孔、10……ヒンジピン、11,12……リンク、1
2a……ラグ、14……リンク、17……ナツクル。
Claims (2)
- 【請求項1】主要部が金属であり、少なくとも一端に前
記主要部に連結されたリンクを有するブレスレットにお
いて、前記リンクが 時計ケースとヒンジ結合させるヒンジピンを収容する少
なくとも1個のアイレットを有するプラスチック材から
なるヒンジナックルと、 時計ケースに接触しないで前記ヒンジナックルの表面を
覆う金属製中空リンクと を有することを特徴とするブレスレット。 - 【請求項2】プラスチック材料製のケースボディと、主
要部が金属であり、2個のストランドを含み、ヒンジで
ケースボディに連結されるブレスレットとからなる時計
において、前記ヒンジが、 前記ケースボディと同じ材料で一体に成形された第1の
ヒンジナックルと、 プラスチックで形成され、前記ブレスレットの金属の端
部に取り付けられるとともに前記第1のヒンジナックル
とヒンジ連結される第2のヒンジナックルと、 時計ケースに接触しないで前記第2のヒンジナックルの
表面を覆う金属製中空リンクと を有することを特徴とする時計。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH3143/88A CH673073B5 (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | |
CH03143/88-0 | 1988-08-24 | ||
SG160594A SG160594G (en) | 1988-08-24 | 1994-11-05 | Metal constructed bracelt and watch provided with the same |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02107204A JPH02107204A (ja) | 1990-04-19 |
JP2593713B2 true JP2593713B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=25692297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1211572A Expired - Fee Related JP2593713B2 (ja) | 1988-08-24 | 1989-08-18 | ブレスレツトおよび時計 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4958334A (ja) |
EP (1) | EP0355677B1 (ja) |
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