JPS63227513A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JPS63227513A
JPS63227513A JP6071887A JP6071887A JPS63227513A JP S63227513 A JPS63227513 A JP S63227513A JP 6071887 A JP6071887 A JP 6071887A JP 6071887 A JP6071887 A JP 6071887A JP S63227513 A JPS63227513 A JP S63227513A
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Shinji Yano
真司 矢野
Akira Kawamata
章 川俣
Yoshihiro Minematsu
峰松 義博
Shuichi Akasaki
赤崎 秀一
Mitsuko Zama
座間 美都子
Genji Imokawa
玄爾 芋川
Naotake Takaishi
高石 尚武
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    • C07H15/02Acyclic radicals, not substituted by cyclic structures
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    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
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    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアミド誘導体を含有する皮膚外用剤、更に詳し
くは、角層の水分保持力全高め、肌ろれ全改善すること
ができる皮膚外用剤に関する。
〔従来の技術〕
従来、肌にうるおいを与え、肌を柔軟にするには、角質
層の水分が重要であることが知られている。そして、当
該水分の保持は、角質層に含まれている水溶性成分、す
なわち遊離アミノ酸、有機酸、尿素又は無機イオンによ
るものであるとされ、これらの物質は単独であるいは組
合せて薬用皮膚外用剤あるいは化粧料に配合して、肌お
れの改善又は予防の目的で使用されている。
また、これとは別に水と親和性が高い多くの保湿性物質
が開発され、同様の目的で使用されている□ 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、これらの保湿性物質は、皮膚に適用した
場合、その作用は、皮膚角質層上にあって水分を角質に
供給するというもので、しかもその効果は一時的でメク
、根本的に角質層の水分保持能力を改善し、肌あれ全本
質的に予防ろるいは治癒させるというものではなかった
〔問題点を解決するための手段〕
斯かる実情において、本発明者らは上記問題点を解決す
べく鋭意研究を行なったところ、今回本発明者らによっ
て初めて合成された次の一般弐mR’OCR。
(CH! CR20)HH 〔式中、R1は炭素数10〜26の直鎖若しくは分岐鎖
の飽和若しくは不飽和の炭化水素基、R2は炭素数9〜
25の直鎖若しくは分岐鎖の飽和若しくは不飽和の炭化
水素基を示し、mは0以上、nは1以上の整数(ただし
m=oかつn=1の場合は除く)f、示す〕 で表わされるアミド誘導体が角質層の水分保持能力を根
本的に改善する効果を奏すること、そしてこのアミド誘
導体に界面活性剤を併用するとその効果を更に増大でき
ることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、前記式(I)で表わされるアミド誘
導体を含有する皮膚外用剤、並びに前記式(I)で表わ
されるアミド誘導体及び界面活性剤を含有する皮膚外用
剤を提供するものである。
本発明で使用される式(I)で表わされるアミド誘導体
は、例えば次の反応式に従って、化合物(Illを脂肪
酸クロライドでアシル化して化合物(In)となし、次
いでこれのエステル基を選択的に加水分解することによ
り製造される。
(CHz CR20) n H (It) R’0CH2 (CHtOH,0) C0R2 (III) (式中、R’+R’、m及びnは前記と同じ)更Kまた
、上記(II)式の化合物に脂肪酸エステルを、塩基性
触媒の存在下、副生ずるアルコールを留去しながら反応
させることによシ、−挙にアミド誘導体(I) ’e得
ることもできる。
岡原料の化合物(II)は、■グリシゾルエーテルにエ
タノールアミン又は2−アミノエトキシエタノールを反
応せしめて、化合物CTia) C(II)式中、m=
o、n=1〕又は化合物(Ilb) C(I[)式中、
m=0、n=2)i得る方法、あるいは■化合物(I[
a)又は(Ilb)にエチレンオキサイドを付加せしめ
て(If)式中m及びnが1以上の化合物を得る方法に
よって製せられる。
アミド誘導体(I)の本発明皮膚外用剤への配合量は、
特に制限されないが、通常乳化型の皮膚外用剤の場合に
は全組成の0.001〜50重量%(以下単に%で示す
)、特に0.1〜20%が好ましく、またスクワレン等
の液状炭化水素を基剤とする油性の皮膚外用剤の場合に
は1〜50%、特に5〜25%が好ましい。
界面活性剤としては、非イオン界面活性剤、陰イオン界
面活性剤、両性界面活性剤の何れをも使用できるが、就
中特に非イオン界面活性剤が好適である。
非イオン界面活性剤としては、例えば緻すオキシエチレ
ンアルキルエーテル、被りオキシエチレンアルキルフェ
ニルエーテル、−リオキシエチレン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、?リオキシエチレンンルピタ
ン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、グリセリ
ルエーテル等が挙げられる。その中でも、次の一般式(
IV)R0CHx CM CHtOH(■) H (式中、Rは炭素数8〜24のアルキル基を示す)で表
わされるグリセリルエーテル、就中Rが次式%式%() (式中、pは4〜10の整数、qは5〜11の整数を示
し、p+q=11〜17でp=7、q=8を頂点とする
分布を有する) で表わされるものが特に好ましい。
界面活性剤の配合量は、全組成の0.01〜20%、特
に0.1〜5%が好ましい。
本発明の皮膚外用剤は、その使用形態において、薬用皮
膚外用剤と化粧料に大別される。
薬用皮膚外用剤としては、例えば薬効成分を含有する各
種軟膏剤を挙げることができる。軟膏剤としては、油性
基剤をペースとするもの、油/水、水/油型の乳化系基
剤をペースとするもののいずれでめっでもよい。油性基
剤としては、特に制限はなく、例えば植物・油、動物油
、合成油、脂肪酸、及び天然又は合成のグリセライド等
が挙げられる。
また薬効成分としては、特に制限はなく、例えば鎮痛消
炎剤、鎮痒剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホル
モン剤等を必要に応じて適宜使用することができる。
また、化粧料として使用する場合は、必須成分の他に化
粧料成分として一般に使用されている油分、保湿剤、紫
外線吸収剤、アルコール類、キレート剤、pH調整剤、
防腐剤、増粘剤、色素、香料等を任意に組合せて配合す
ることができる。
化粧料としては、種々の形態、例えば水/油、油/水型
乳化化粧料、クリーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料
、口紅、ファウンデーション、皮膚洗浄剤、ヘアートニ
ック、整髪剤、養毛剤、育毛剤等の皮膚化粧料とするこ
とができる。
〔作用〕
本発明皮膚外用剤における式(Dで示されるアミド誘導
体の作用機構の詳細は完全には解明されていないが、こ
れが角質細胞間に脂質膜を再構築して角質層の水分保持
機能を発揮するものと考えられる。
〔発明の効果〕
本発明皮膚外用剤は、このような作用を有するアミド誘
導体(I)’を含有するものであるため、肌おれに対し
て優れた改善及び予防効果を発揮することができる。
〔実施例〕
次に実施例及び参考例を挙げて説明する。
参考例I N−(2−ヒドロキシ−3−ヘキサデシロキシゾロビル
)−N−2−ヒドロ中ジェトキシエチルへキサデカナミ
ド(I&)の合成: 攪拌装置、滴下漏斗、温度計、還流冷却器を備えた4ツ
ロフラスコに、2−アミノエトキシエタノール27゜4
g(0,26モル)及びエタノール100g?加え、8
0℃に加熱攪拌しつつ、ここにヘキサデシルグリシゾル
エーテル15.0 g(0,05モル)t−エタノール
5(lに溶かした溶液を、2時間かけて、ゆつ〈シ滴下
した。滴下゛終了後、更に同条件下1時間加熱攪拌した
のち、エタノール及び未反応の2−アミノエトキシエタ
ノールを減圧下に留去し、中間体のN−(2−ヒドロキ
シ−3−ヘキサデシロキシゾロビル)−N−2−ヒドロ
キシエチルアミン17.79!淡黄色の固形物(I[a
)として得た。
つづいて、これを塩化メチレンaoo、pに溶解し、ビ
リシン11.911(0,15モル)を加え、水冷下に
おいて塩化ヘキサデカノイル41.19 (0.15モ
ル)を約30分かけて滴下し、滴下終了後、室温で1時
間攪拌した。反応物を水洗してピリシン塩酸塩を除去し
、溶媒を留去することにより、アミド−エステル体(I
[Ia) 53.89 f得た。ひきつづき、これを9
5%含水エタノール400gに溶解し、水酸化カリウム
5.69 (0,10モル)を加えて、40℃で30分
間加熱攪拌した。
反応物からクロロホルム可溶部を抽出し、シリカゲルフ
ラッシュカラムクロマドグラフイーで精製することによ
り、無色結晶の目的物(Ia)17.39 (0,02
7モル)t−得た。
全収率54%(ただし、ヘキサデシルグリシシルエーテ
ル基準) m、p、68.0〜69.3℃ IR3406,2920,2854,1647,147
3゜’H−NMRO,87(t、6H)  1.1−1
.8(m、54H)2.40(t、2H)  3.3−
4.4(m、17H)元素分析  Cニア3.17(7
2,96)H: 12.44 (I2,40) N:  2.16(2,18) 参考例2 参考例1と同様にして次の第1表に示すアきド誘導体を
製造した。
第  1  表 実施例1 参考例1及び2で得たアミド誘導体とワセリンの混合物
(I/3)k用い、下記方法によシ皮膚コンダクタンス
及び肌ろれについて評価した。結果を第2表に示す。
(試験方法) 冬期に頬部に肌あれを起こしている20〜50才の女性
10名を被験者とし、左右の頬に異なる皮膚外用剤を2
週間塗布する。2週間の塗布が終了した翌日に次の項目
につき試験を行なった。
(I)  皮膚コンダクタンス 37℃の温水にて洗顔後、温度20℃、湿度40%の部
屋で20分間安静にした後、角質層の水分含有量を皮膚
コンダクタンスメータ(IBS社製)にて測定した。コ
ンダクタンス値は値が小さいほど皮膚は肌あれし、5以
下ではひどい肌あれでるる。一方この値が20以上であ
れば肌おれはほとんど認められない。
12)  肌おれスコア 肌あれを肉眼で観測し、下記基準により判定した。スコ
アは平均値≠秦筆僑蘂で示した。
第2表 実施例2 参考例1及び2で得たアミド誘導体(Ia−e)を用い
て下記第3表に示す組成の皮膚外用剤(乳化化粧料)を
製造し、その肌あれ改善効果を実施例1と同様の方法に
より評価した。結果を第4表に示す。
以下余白 第  4  表 注)被験者数10Å 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R^1は炭素数10〜26の直鎖若しくは分岐
    鎖の飽和若しくは不飽和の炭化水素基、R^2は炭素数
    9〜25の直鎖若しくは分岐鎖の飽和若しくは不飽和の
    炭化水素基を示し、mは0以上、nは1以上の整数(た
    だし、m=0かつn=1の場合を除く)を示す〕 で表わされるアミド誘導体を含有することを特徴とする
    皮膚外用剤。 2、更に界面活性剤を含有する特許請求の範囲第1項記
    載の皮膚外用剤。
JP6071887A 1987-03-06 1987-03-16 皮膚外用剤 Expired - Lifetime JPH0692296B2 (ja)

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DE88103177T DE3884021T2 (de) 1987-03-06 1988-03-02 Äusserliches Hautpflegepräparat.
ES92115766T ES2077948T3 (es) 1987-03-06 1988-03-02 Preparacion para el cuidado externo de la piel.
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6431752A (en) * 1987-07-27 1989-02-02 Kao Corp Amide derivative and skin external preparation containing said derivative
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WO2018221602A1 (ja) 2017-05-30 2018-12-06 花王株式会社 油中水型乳化組成物
WO2019131987A1 (ja) 2017-12-28 2019-07-04 花王株式会社 脂質微粒子分散物
WO2023095810A1 (ja) 2021-11-26 2023-06-01 花王株式会社 乳化組成物

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WO2018221603A1 (ja) 2017-05-30 2018-12-06 花王株式会社 油中水型乳化組成物
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