JPS63225797A - 水力機械の軸受冷却装置 - Google Patents
水力機械の軸受冷却装置Info
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- JPS63225797A JPS63225797A JP5758887A JP5758887A JPS63225797A JP S63225797 A JPS63225797 A JP S63225797A JP 5758887 A JP5758887 A JP 5758887A JP 5758887 A JP5758887 A JP 5758887A JP S63225797 A JPS63225797 A JP S63225797A
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- heat
- bearing
- cooling water
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 33
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 14
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 claims description 3
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 abstract 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 abstract 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
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- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、水力機械の軸受の冷却装置に関する。
(従来の技術)
第3図は、横軸型の水力機械における従来の軸受装置の
概略構成図であって、一端にランナ1を1貞結した主軸
2が、ランナケーシング3の前カバー4を貫通し、ケー
シング3の外部に配設されている軸受5によって軸支さ
れるとともに、その他端に図示しない発電機等が連結さ
れている。
概略構成図であって、一端にランナ1を1貞結した主軸
2が、ランナケーシング3の前カバー4を貫通し、ケー
シング3の外部に配設されている軸受5によって軸支さ
れるとともに、その他端に図示しない発電機等が連結さ
れている。
上記軸受5は軸受箱6内に収納支持されており、その軸
受箱6内には軸受潤滑用の潤滑油7が充填されている。
受箱6内には軸受潤滑用の潤滑油7が充填されている。
ところで、」二記軸受箱7内には、軸受5の摩擦熱によ
って加熱された潤滑油7を冷却するため軸受冷却蛇管8
が内蔵されており、その軸受冷却蛇管8にランナ室の背
圧室3aより冷却水を取水して導水して、1−起用滑油
7を冷却するとともに、潤滑油7を熱交換した冷却水は
ドラフトチューブ9に排水されるようにしである。
って加熱された潤滑油7を冷却するため軸受冷却蛇管8
が内蔵されており、その軸受冷却蛇管8にランナ室の背
圧室3aより冷却水を取水して導水して、1−起用滑油
7を冷却するとともに、潤滑油7を熱交換した冷却水は
ドラフトチューブ9に排水されるようにしである。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、このような装置においては、軸受冷却蛇管8
への給水源がランナ室の背圧水であって一般にかなり大
きい圧力を有しており、給水ポンプ等が不要となる利点
があるが、軸受冷却蛇管8が軸受箱6内に内蔵されてい
るため、土砂摩擦や腐食等によって上記軸受冷却蛇管8
が破損したような場合には、冷却水が潤滑油7と混合し
、軸受5の潤滑が十分できなくなり軸受の焼損事故を発
生せしめる可能性がある。
への給水源がランナ室の背圧水であって一般にかなり大
きい圧力を有しており、給水ポンプ等が不要となる利点
があるが、軸受冷却蛇管8が軸受箱6内に内蔵されてい
るため、土砂摩擦や腐食等によって上記軸受冷却蛇管8
が破損したような場合には、冷却水が潤滑油7と混合し
、軸受5の潤滑が十分できなくなり軸受の焼損事故を発
生せしめる可能性がある。
本発明はこのような点に鑑み、潤滑油への冷却水の混入
等が全く発生しないような軸受冷却装置を得ることを目
的とする。
等が全く発生しないような軸受冷却装置を得ることを目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、水力機械のランナを直結した主軸をケーシン
グ外部において軸支する軸受の冷却装置において、上記
軸受の油槽内においてヒートパイプの受熱部を挿入し、
そのヒートパイプの放熱部をランナ背圧室から取出した
水によって冷却するようにしたことを特徴とするもので
あって、上記油槽内に挿入されたヒートパイプの受熱部
における吸熱作用によって、油槽内の潤滑油の冷却を効
果的に行ない、軸受の焼損事故を確実に防止できる。し
かもヒートパイプの放熱部はランナ背圧室からの取水に
よって冷却するので、特別の冷却水を使用する必要もな
い。
グ外部において軸支する軸受の冷却装置において、上記
軸受の油槽内においてヒートパイプの受熱部を挿入し、
そのヒートパイプの放熱部をランナ背圧室から取出した
水によって冷却するようにしたことを特徴とするもので
あって、上記油槽内に挿入されたヒートパイプの受熱部
における吸熱作用によって、油槽内の潤滑油の冷却を効
果的に行ない、軸受の焼損事故を確実に防止できる。し
かもヒートパイプの放熱部はランナ背圧室からの取水に
よって冷却するので、特別の冷却水を使用する必要もな
い。
(実施例)
以下、第1図および第2図を参照して本発明の一実施例
について説明する。
について説明する。
第1図において、符号2は一端にランナ1を直結した主
軸であって、この主軸2はケーシング3の前カバー4を
貫通し、上記ケーシング3の外部に配設されている軸受
5によって軸支されている。
軸であって、この主軸2はケーシング3の前カバー4を
貫通し、上記ケーシング3の外部に配設されている軸受
5によって軸支されている。
ところで、上記軸受5は従来と全く同様に潤滑油7が充
填されている軸受箱6内に収納支持されており、その軸
受箱6には、ヒートパイプ10の受熱部10aが潤滑油
7内に挿入されるように装着されている。一方、上記ヒ
ートパイプ10の放熱部10bは上記軸受箱6の外側に
露出されており、その放熱部10bには冷却水貫通路1
0cが形成され、その冷却水貫通路10cの一端がラン
ナ背圧室の外周側の高圧部3 a 1に導管11aによ
って接続され、他端がランナ背圧室の内周側の低圧部3
a 2に導管11bによって接続されている。
填されている軸受箱6内に収納支持されており、その軸
受箱6には、ヒートパイプ10の受熱部10aが潤滑油
7内に挿入されるように装着されている。一方、上記ヒ
ートパイプ10の放熱部10bは上記軸受箱6の外側に
露出されており、その放熱部10bには冷却水貫通路1
0cが形成され、その冷却水貫通路10cの一端がラン
ナ背圧室の外周側の高圧部3 a 1に導管11aによ
って接続され、他端がランナ背圧室の内周側の低圧部3
a 2に導管11bによって接続されている。
なお、図中符号1aはランナ1に設けられたランナバラ
ンスホールである。
ンスホールである。
しかして、ランナ背圧室3aの高圧部3 a 1より取
水された冷却水は、導管11aを経てヒートパイプ10
の放熱部10bに形成された冷却水貫通路10cへ導か
れ、そこで熱交換してヒートパイプ10の放熱部10b
を冷却し、その後ランナ背圧室3aの低圧部3 a 2
へ戻される。そして上記ランナ背圧室3aの低圧部3
a 2に戻された冷却水はランナバランスホール1aを
通過してドラフトチューブへと排出される。
水された冷却水は、導管11aを経てヒートパイプ10
の放熱部10bに形成された冷却水貫通路10cへ導か
れ、そこで熱交換してヒートパイプ10の放熱部10b
を冷却し、その後ランナ背圧室3aの低圧部3 a 2
へ戻される。そして上記ランナ背圧室3aの低圧部3
a 2に戻された冷却水はランナバランスホール1aを
通過してドラフトチューブへと排出される。
−X、ヒートパイプ10の受熱部10aにおいては、潤
滑油7と熱交換して軸受に発生した熱により昇温した潤
滑油の熱を吸収してこれを冷却するとともに、その熱が
放熱部10bへ導かれ前記冷却水中に放熱される。
滑油7と熱交換して軸受に発生した熱により昇温した潤
滑油の熱を吸収してこれを冷却するとともに、その熱が
放熱部10bへ導かれ前記冷却水中に放熱される。
ところで、ランナ背圧室3a内の圧力は、第2図に示す
ように、主軸1の中心からの距離が大きい程大きくなる
。したがって、前カバーのランナ背圧室3aの高圧部3
a 1に連通ずる取水口4aと前カバーの低圧部3
a 2に連通ずる排水口4bとの間には圧力差aを生じ
る。この圧力差aは、ランナの回転数が高い程大きくな
り、前カバー排水口4bへ戻された冷却水はランナバラ
ンスホール1aを経てドラフトチューブへと排水される
。
ように、主軸1の中心からの距離が大きい程大きくなる
。したがって、前カバーのランナ背圧室3aの高圧部3
a 1に連通ずる取水口4aと前カバーの低圧部3
a 2に連通ずる排水口4bとの間には圧力差aを生じ
る。この圧力差aは、ランナの回転数が高い程大きくな
り、前カバー排水口4bへ戻された冷却水はランナバラ
ンスホール1aを経てドラフトチューブへと排水される
。
このようにして、ヒートパイプ10の冷却水貫通路10
cに対して冷却水が上記圧力差によって自動的に供給さ
れ、冷却水供給のために別の動力源を要することはない
。
cに対して冷却水が上記圧力差によって自動的に供給さ
れ、冷却水供給のために別の動力源を要することはない
。
以]−説明したように、本発明によれば、ヒートパイプ
により軸受に発生した熱をランナ背圧室から取水した冷
却水を介して冷却するので、従来の冷却蛇管を軸受箱内
に設けたもののように、水漏れにより潤滑油に冷却水が
混入するようなことを確実に防止することができる。し
かも、上記冷却水をランナ背圧室から取水するため、背
圧室の圧力が低くなり、その分推力が低減でき、スラス
ト軸受に加わるスラスト力が小さくなる利点もある。
により軸受に発生した熱をランナ背圧室から取水した冷
却水を介して冷却するので、従来の冷却蛇管を軸受箱内
に設けたもののように、水漏れにより潤滑油に冷却水が
混入するようなことを確実に防止することができる。し
かも、上記冷却水をランナ背圧室から取水するため、背
圧室の圧力が低くなり、その分推力が低減でき、スラス
ト軸受に加わるスラスト力が小さくなる利点もある。
また、ランナ背圧室の圧力水は余剰水であり、水車の発
電電力量等には寄与しないため、冷却水のために格別の
費用がかさむ等のようなこともない。さらに、ヒートパ
イプの放熱部の冷却水貫通路をランナ背圧室の高圧部と
低圧部とに接続すれば、両者の圧力差によって冷却水が
自動的に上記冷却水貫通路内を流通し、特別の冷却水ポ
ンプを要することなく、また冷却水の供給導管も短かく
て済み、経済的である等の効果を奏する。
電電力量等には寄与しないため、冷却水のために格別の
費用がかさむ等のようなこともない。さらに、ヒートパ
イプの放熱部の冷却水貫通路をランナ背圧室の高圧部と
低圧部とに接続すれば、両者の圧力差によって冷却水が
自動的に上記冷却水貫通路内を流通し、特別の冷却水ポ
ンプを要することなく、また冷却水の供給導管も短かく
て済み、経済的である等の効果を奏する。
第1図は本発明の軸受冷却装置を示す概略構成図、第2
図は冷却水取水原理説明図、第3図は従来の軸受冷却装
置の概略構成図である。 1・・・ランナ、1a・・・ランナバランスホール、2
・・・主軸、3・・・ケーシング、3a・・・ランナ背
圧室、3a ・・・高圧部、3 a 2・・・低圧部、
4・・・前カバー、5・・・軸受、6・・・軸受箱、7
・・・潤滑油、10・・・ヒーI・パイプ、10a・・
・受熱部、10b・・・放熱部、10C・・・冷却水貫
通路。 出願人代理人 佐 藤 −雄 罠 1 図 も2 図
図は冷却水取水原理説明図、第3図は従来の軸受冷却装
置の概略構成図である。 1・・・ランナ、1a・・・ランナバランスホール、2
・・・主軸、3・・・ケーシング、3a・・・ランナ背
圧室、3a ・・・高圧部、3 a 2・・・低圧部、
4・・・前カバー、5・・・軸受、6・・・軸受箱、7
・・・潤滑油、10・・・ヒーI・パイプ、10a・・
・受熱部、10b・・・放熱部、10C・・・冷却水貫
通路。 出願人代理人 佐 藤 −雄 罠 1 図 も2 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、水力機械のランナを直結した主軸をケーシング外部
において軸支する軸受の冷却装置において、上記軸受の
油槽内にヒートパイプの受熱部を挿入し、そのヒートパ
イプの放熱部をランナ背圧室から取水した水により冷却
するようにしたことを特徴とする、水力機械の軸受冷却
装置。 2、ヒートパイプの放熱部には、冷却水貫通路が形成さ
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載
の水力機械の軸受冷却装置。 3、冷却水貫通路の一端はランナ背圧室の高圧部に接続
され、他端がランナ背圧室の低圧部に接続されているこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第2項記載の水力機械
の軸受冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5758887A JPS63225797A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 水力機械の軸受冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5758887A JPS63225797A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 水力機械の軸受冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63225797A true JPS63225797A (ja) | 1988-09-20 |
JPH022040B2 JPH022040B2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=13060002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5758887A Granted JPS63225797A (ja) | 1987-03-12 | 1987-03-12 | 水力機械の軸受冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63225797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106870577A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-06-20 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种辊道的轴承座 |
-
1987
- 1987-03-12 JP JP5758887A patent/JPS63225797A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106870577A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-06-20 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种辊道的轴承座 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH022040B2 (ja) | 1990-01-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
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