JP2600441B2 - バルブ水車発電機の軸受冷却方式 - Google Patents
バルブ水車発電機の軸受冷却方式Info
- Publication number
- JP2600441B2 JP2600441B2 JP2134423A JP13442390A JP2600441B2 JP 2600441 B2 JP2600441 B2 JP 2600441B2 JP 2134423 A JP2134423 A JP 2134423A JP 13442390 A JP13442390 A JP 13442390A JP 2600441 B2 JP2600441 B2 JP 2600441B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- valve
- lubricating oil
- bearing
- cooling chamber
- Prior art date
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- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は水路中に水車ランナーとともに設置され、
水没状態で運転されるバルブ水車発電機の軸受冷却に関
する。
水没状態で運転されるバルブ水車発電機の軸受冷却に関
する。
第2図は従来のバルブ水車発電機における軸受冷却方
式を示す要部断面図である。この軸受冷却方式では水路
1に水没状態にあるバルブ2内に固定子3と回転子4が
組込まれて発電機が形成されており、水路の外部に設け
られた圧油循環装置5から送油された潤滑油は油冷却器
6にて冷却される。冷却された潤滑油は給油管7を通っ
て発電機の回転子軸受8に給油され、軸受8の潤滑と冷
却を行なう。軸受8を冷却して暖められた潤滑油は排油
管9を通って圧油循環装置5へ戻される。このような潤
滑油の循環により軸受8は冷却される。
式を示す要部断面図である。この軸受冷却方式では水路
1に水没状態にあるバルブ2内に固定子3と回転子4が
組込まれて発電機が形成されており、水路の外部に設け
られた圧油循環装置5から送油された潤滑油は油冷却器
6にて冷却される。冷却された潤滑油は給油管7を通っ
て発電機の回転子軸受8に給油され、軸受8の潤滑と冷
却を行なう。軸受8を冷却して暖められた潤滑油は排油
管9を通って圧油循環装置5へ戻される。このような潤
滑油の循環により軸受8は冷却される。
上述した従来方式は軸受に給油して潤滑および冷却を
行なう潤滑油を冷却するために水路の外部に油冷却器を
設け、この油冷却器に外部からの冷却水によって油冷却
器を流通する暖かい潤滑油を冷却する方式なので、油冷
却器,外部からの冷却水を流すための水配管および制御
用弁が必要で、限られた狭いスペースでの配管が煩雑で
あり設備コストが可成り高値になるという問題があっ
た。
行なう潤滑油を冷却するために水路の外部に油冷却器を
設け、この油冷却器に外部からの冷却水によって油冷却
器を流通する暖かい潤滑油を冷却する方式なので、油冷
却器,外部からの冷却水を流すための水配管および制御
用弁が必要で、限られた狭いスペースでの配管が煩雑で
あり設備コストが可成り高値になるという問題があっ
た。
この発明の目的は上述した問題点に鑑み、暖められた
潤滑油の冷却にはバルブ内の空間を利用して油冷却器を
設け、油冷却器の冷却には水路を流れる水流を利用する
ことにより設備コストを引下げることにある。
潤滑油の冷却にはバルブ内の空間を利用して油冷却器を
設け、油冷却器の冷却には水路を流れる水流を利用する
ことにより設備コストを引下げることにある。
この発明では上述した目的達成のため次のようにし
た。すなわち水車ランターが設置されている水路中に水
没状態で設置されたバルブ内に固定子と回転子が組込ま
れたバルブ水車発電機の回転子軸受を水路の外部に設け
られた圧油循環装置からの潤滑油により冷却する方式に
おいて、バルブのトップカバーの内周面に密着して油冷
却室を設け、この油冷却室に圧油循環装置からの潤滑油
を導入してトップカバーの外周面に沿って流れる水流に
より油冷却室内の潤滑油を冷却し、冷却された潤滑油を
軸受部に給油した後暖められた潤滑油を前記圧油循環装
置に戻すようにした。
た。すなわち水車ランターが設置されている水路中に水
没状態で設置されたバルブ内に固定子と回転子が組込ま
れたバルブ水車発電機の回転子軸受を水路の外部に設け
られた圧油循環装置からの潤滑油により冷却する方式に
おいて、バルブのトップカバーの内周面に密着して油冷
却室を設け、この油冷却室に圧油循環装置からの潤滑油
を導入してトップカバーの外周面に沿って流れる水流に
より油冷却室内の潤滑油を冷却し、冷却された潤滑油を
軸受部に給油した後暖められた潤滑油を前記圧油循環装
置に戻すようにした。
トップカバーの内周面に密着して設けられた油冷却室
はトップカバーの壁面を介してトップカバーの外周面に
沿って流れる水流により冷却されるので従来設けられた
油冷却器に相当する冷却機能を有する。
はトップカバーの壁面を介してトップカバーの外周面に
沿って流れる水流により冷却されるので従来設けられた
油冷却器に相当する冷却機能を有する。
〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例であるバルブ水車発電機
の軸受冷却方式を示す要部断面図で、第2図に示す部品
と同じ部品には同一の符号を付し説明を省略する。この
実施例が従来例と異なる点はトップカバーの内周面に密
着して油冷却室を設け、この油冷却器に冷却機能をもた
せたことである、すなわち第1図においてバルブ2のト
ップカバー2aの内周面に密着して油冷却室10を設け、圧
油循環装置5からの潤滑油を給油管7aを介して油冷却室
10に導入すると、トップカバー2aの外周面に沿って流れ
る水流によってトップカバー2aの壁面と油冷却室10の壁
面を介して潤滑油は冷却される。冷却された潤滑油は給
油管bを通って軸受8に給油される。この冷たい潤滑油
は軸受8を潤滑し、かつ冷却したのち暖かい潤滑油とな
って排油管9を通って圧油循環装置5に戻される。この
ような潤滑油の潤滑によって軸受8は冷却れる。
の軸受冷却方式を示す要部断面図で、第2図に示す部品
と同じ部品には同一の符号を付し説明を省略する。この
実施例が従来例と異なる点はトップカバーの内周面に密
着して油冷却室を設け、この油冷却器に冷却機能をもた
せたことである、すなわち第1図においてバルブ2のト
ップカバー2aの内周面に密着して油冷却室10を設け、圧
油循環装置5からの潤滑油を給油管7aを介して油冷却室
10に導入すると、トップカバー2aの外周面に沿って流れ
る水流によってトップカバー2aの壁面と油冷却室10の壁
面を介して潤滑油は冷却される。冷却された潤滑油は給
油管bを通って軸受8に給油される。この冷たい潤滑油
は軸受8を潤滑し、かつ冷却したのち暖かい潤滑油とな
って排油管9を通って圧油循環装置5に戻される。この
ような潤滑油の潤滑によって軸受8は冷却れる。
この発明ではトップカバーの内周面に密着して油冷却
室を設け、この油冷却室に潤滑油を導入することによ
り、トップカバーの外周面に沿って流れる水流で潤滑油
を冷却するようにしたので水路の外部に油冷却器を設け
る必要なく、水配管や制御用弁も不要となり煩雑な配管
工事もなくなって設備コストを引下げられるという効果
がある。
室を設け、この油冷却室に潤滑油を導入することによ
り、トップカバーの外周面に沿って流れる水流で潤滑油
を冷却するようにしたので水路の外部に油冷却器を設け
る必要なく、水配管や制御用弁も不要となり煩雑な配管
工事もなくなって設備コストを引下げられるという効果
がある。
第1図はこの発明の一実施例であるバルブ水車発電機の
軸受冷却方式を示す要部断面図、第2図は従来のバルブ
水車発電機の軸受冷却方式を示す要部断面図である。 1:水路、2:バルブ、2a:トップカバー、3:固定子、4:回
転子、5:圧油循環装置、10:油冷却室。
軸受冷却方式を示す要部断面図、第2図は従来のバルブ
水車発電機の軸受冷却方式を示す要部断面図である。 1:水路、2:バルブ、2a:トップカバー、3:固定子、4:回
転子、5:圧油循環装置、10:油冷却室。
Claims (1)
- 【請求項1】水車ランナーが設置されている水路中に水
没状態で設置されたバルブ内に固定子と回転子が組込ま
れたバルブ水車発電機の回転子軸受を水路の外部に設け
られた圧油循環装置からの潤滑油により冷却する方式に
おいて、バルブのトップカバーの内周面に密着して油冷
却室を設け、この油冷却室に圧油循環装置からの潤滑油
を導入してトップカバーの外周面に沿って流れる水流に
より油冷却室内の潤滑油を冷却し、冷却された潤滑油を
軸受部に給油した後暖められた潤滑油を前記圧油循環装
置に戻すようにしたことを特徴とするバルブ水車発電機
の軸受冷却方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134423A JP2600441B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | バルブ水車発電機の軸受冷却方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2134423A JP2600441B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | バルブ水車発電機の軸受冷却方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0429544A JPH0429544A (ja) | 1992-01-31 |
JP2600441B2 true JP2600441B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=15128039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2134423A Expired - Lifetime JP2600441B2 (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | バルブ水車発電機の軸受冷却方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600441B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4560067B2 (ja) | 2007-07-19 | 2010-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52120304U (ja) * | 1976-03-10 | 1977-09-12 |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP2134423A patent/JP2600441B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0429544A (ja) | 1992-01-31 |
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