JPS6267298A - スラストベアリングの冷却装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はスラストベアリングと油潤滑ラジアルベアリン
グを有するポンプに係り、特にメインテナンスを容易に
するに好適な冷却装置に関する。

〔発明の背景〕

従来のこの種の冷却装置の構造を第１図について説明す
る。

この構造においてスラストベアリング１はシャフト２の
回転とともに回転し固定部との間で摩擦熱を生じる。こ
の前液熱は周囲の潤滑油の温度上昇につながるこの油の
熱はジャケット８の中を通す冷却水によって取り去られ
る。

一方、ラジアルベアリングの潤滑油はオイルポンプ５に
よってオイルタンク９を介しシャフト２と保護管７の間
を通り潤環している。なお、この種の装置として関連す
るものには例えば実開昭５２−９２４０３号がある。

〔発明の目的〕

本発明の目的はシンプルな構造にしてかつ、より効果的
なスラストベアリングの冷却装置を提供することにある
。

〔発明の概要〕

油潤滑のラジアルベアリングを有するポンプは、油が保
護管とシャフトの間を通る間にポンプが吐き出す水によ
っておのずと冷却される。

この冷却された油を利用出来ればスラストベアリングを
冷却するためにわざわざ外部から水を導入しなくても点
に着目し、ラジアルベアリング用の油とスラストベアリ
ング用の油をつなぎオイルポンプで潤環させることによ
り上記目的を達成するようにしたものである。

【発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図により説明する。保護
管７の内部はメカニカルシール３を最下端としスラスト
ベアリング１の周囲まで油で充満されている。

シャフト２が回転することによってスラストベアリング
１に発生した熱は周囲の油に吸収される。

この油はオイルポンプ５によって外部より下方に送られ
ラジアルベアリング６を潤滑した後、保護管７の内部を
ヒ昇する。このとき運転中のポンプ内を流れる水によっ
て油は冷却され、その冷却された油が直接スラストベア
リング１の発生熱を吸収する。

ポンプ運転中はオイルポンプ５は常に運転され冷却及び
潤滑のための油の流れ４を形成している。

〔発明の効果〕 本発明によれば、ラジアルベアリングの潤滑及びスラス
トベアリングの潤滑、冷却をワンサイクルにて行うこと
ができ、スラストベアリングの冷却効果も大きい。また
構造をシンプルに出来る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の方法の一例を示す縦断面図、第２図は本
発明の実施例を示す縦断面図である。 １・・・スラストベアリング、５・・・オイルポンプ、
６・・・ラジアルベアリング、７・・・保護管、８・・
・ジャケット、９・・・オイルタンク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. スラストベアリングと油潤滑ラジアルベアリングを有す
   るポンプにおいて、循環するベアリングの潤滑油をポン
   プの吐出水で冷却し、該冷却油で前記スラストベアリン
   グの発生熱を除去することを特徴とするスラストベアリ
   ングの冷却装置。