JPH0530500U - 立軸案内軸受装置 - Google Patents

立軸案内軸受装置

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JPH0530500U
JPH0530500U JP075375U JP7537591U JPH0530500U JP H0530500 U JPH0530500 U JP H0530500U JP 075375 U JP075375 U JP 075375U JP 7537591 U JP7537591 U JP 7537591U JP H0530500 U JPH0530500 U JP H0530500U
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JP
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oil tank
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fluid
cooled
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健太郎 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軸受油槽の油を、自己の内部を流れる流体に
よって行ない、外部からの冷却水を不用とすること。 【構成】 回転軸1を支える軸受12に付属して設けら
れた油槽13と、ケーシングの上カバー8上に、該ケー
シング内を流れる流体Aに接するようにして設けられた
第2の油槽15とを、パイプ16と17とによって連通
して、油の循環流路を形成している。運転時、軸受12
の発生熱は、油槽13内の油に伝達された後、パイプ1
6を経て第2の油槽15に導かれ、ここでケーシング内
を流れる流体Aによって冷却された後、パイプ17を経
て再び油槽13内に戻る矢印方向の循環流が形成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、立軸ポンプ又は水車等の回転流体機械に用いられる立軸案内軸受装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
立軸ポンプ又は水車等の流体機械の軸受として、従来、油自蔵型の自己潤滑式 軸受が用いられている。図3は、この種従来例を示す立軸プロペラ水車の要部断 面図である。図において、回転軸1は、軸受2によって半径方向に支持され、該 軸受2は、上カバー8上に取付けられ且つ下部に油槽3を形成した軸受ハウジン グに固定されている。 上記油槽3には、コイル状の冷却管4が配設され、該冷却管4に冷却水を流し て、油槽3内の油を冷却するようになっている。なお、図中、5は回転軸1の下 端部に取付けられたプロペラ翼、9はケーシングである。
【0003】 運転時、軸1の回転により、油槽3内の油は、該軸の回転による自己粘性ポン プ作用によって、軸受2の下端から、矢印イに示すように軸受摺動面2aに入り 、該軸受を潤滑、冷却して上端部から、矢印ロに示すように排出され、開口2b を経て該油槽3に戻り、再び軸受摺動面2aに入って循環する。この間、軸受の 発生熱は、上記循環する油によって油槽3内の油に伝達され、該油槽3内に油は 、冷却管4を流れる冷却水によって冷却されるようになっている。
【0004】 図4は、他の従来例を示すフランシス水車の要部断面図である。図において、 回転軸1は軸受2によって半径方向に支持され、該軸受2は、水車の上カバー8 に取付けられ且つ下部に軸受油槽3を設けた軸受ハウジングに固定されている。 該軸受油槽3の底部は、回転軸1の下端部に取付けられたランナ5aの裏側室5 bと、開口6aを介して連通している上カバー8と一体の流体室6と接している 。
【0005】 運転時、軸1の回転により、油槽3内の油は、主軸受2の下端から、矢印イに 示すように軸受摺動面2aに入り、上端部から油槽2の上方に矢印ロのように排 出され、開口2bを経て該油槽3の下方に戻り、再び軸受摺動面2aに入って循 環する。この間、軸受の発生熱は、上記循環する油によって油槽3内の油に伝達 され、該油槽3内の油は、上カバー8に連接された流体室6を介して冷却される ようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来例の立軸プロペラ水車(図3)においては、運転時、軸受の発生 熱は油槽内の油に伝達され、該油槽3内の油を冷却するために、冷却管4を流れ る冷却水には井戸水、河川水等を用いているが、これを濾過して循環するために 大がかりな給水システムが必要である。特に最近では、きれいな水の確保が困難 になってきており、また、機器の簡素化の要求の高まりから、給水システムの省 略が強く望まれている。
【0007】 また、上記した従来例のフランシス水車(図4)においては、軸受の発生熱を 冷却するための油槽の一部を、流体室6を介して上カバー8に接するようにして いるが、軸受部の油槽3の大きさの制限から油槽3と上カバー8との接触面(冷 却面)は広くできないし、また流体室6内の水が十分循環しないことなどから、 冷却効果は著しく低いという問題点があった。
【0008】 本考案は、上記した従来技術の問題点を解決し、軸受油槽の油の冷却を、自己 の内部を流れる流体によって行ない、外部からの冷却水を不用とした立軸案内軸 受装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、ポンプ又は水車等の流体機械におい て、回転軸を支える軸受に付属して設けられた油槽と、該油槽とは別個に当該流 体機械内を流れる流体に接する部分に設けられた第2の油槽とを、通路で連通さ せ、上記軸受から出た油を上記流体に接する第2の油槽に導き、該油の冷却を当 該流体機械内を流れる流体によって行なうようにしたことを特徴としている。
【0010】
【作用】
本考案は上記のように構成されているので、運転時、回転軸を支える軸受に発 生する熱は、該軸受に付属して設けられた油槽内の油に伝達され、該熱を伝達さ れた油は、流体に接する第2の油槽に通路を経て導かれ、ここで当該流体機械内 を流れる流体によって冷却され、該冷却された油は再び元の油槽に戻り、このよ うにして油の循環作用が行われる。なお、この油の循環は、軸の回転による自己 粘性ポンプ作用によって行われる。
【0011】 また、上記第2の油槽は、軸受の外側にあるため、冷却面は軸受とは関係なく 広くすることができるし、また冷却面をこれに沿って流れる流体によって冷却す るので、大きな冷却効果が期待できる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。 図1は、本考案の一実施例を示す軸受装置を備えたプロペラ水車の要部断面図 であって、図中、図3に記載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を示す ものとする。
【0013】 図において、回転軸1は主軸受12によって半径方向に支持され、該主軸受1 2は、上カバー8に取付けられ下部に油槽13を設けた軸受ハウジングに固定さ れている。 上記主軸受12の上端部より上方に位置する上記軸受ハウジングの側方部及び 軸受油槽13の下部は、それぞれ、上カバー8上に当該水車内を流れる流体Aと 接するように設けられた第2の油槽15に、パイプ16及び17を介して連通さ れている。なお、図中、5はプロペラ翼、9はケーシングである。
【0014】 上記のように構成されているので、運転時、回転軸1の回転により、油槽13 内の油は、軸1の回転による自己粘性ポンプ作用によって、軸受12の下端から 、矢印イに示すように軸受摺動面12aに入り、該軸受12を潤滑、冷却して上 端部から油槽13の上方へ、矢印ロに示すように排出され、該排出された油は、 上方のパイプ16を経て、上カバー8上の第2の軸受油槽15に導かれる。 上記第2の油槽15は、上カバー8を底面として利用するように該上カバー8 に接して設けられているので、該第2の油槽15内の油は、該上カバー内を流れ る流体Aによって効率よく冷却される。そして該冷却された油は、下方のパイプ 17を経て元の油槽13内に戻される。
【0015】 この実施例によれば、第2の油槽15は、軸受12の外側に別個に設けられて いるので、冷却面は軸受12とは関係なく広くすることができ、また流れる流体 によって冷却するので、大きな冷却効果が期待できる。また、この軸受では、油 の循環も軸の回転による自己粘性ポンプ作用によって行なっているので、外部給 水システムを全く用いないで軸受の冷却を行なうことができる。
【0016】 図2は、本考案の他の実施例を示す軸受装置を備えたフランシス水車の要部断 面図であって、図中、図4に記載した符号と同一の符号は同一ないし同類部分を 示すものとする。 この実施例では、回転軸1を半径方向に支持する主軸受22に付属して設けら れた油槽23は、水車の上カバー8上に支持されており、一方、第2の油槽25 は、渦巻状ケーシング9上に、該ケーシング9内を流れる流体Aに接するように して設置され、上記油槽23の上部室と該第2の油槽25の上面とは、パイプ2 6で連通され、また上記油槽23の底部と該第2の油槽25の側面とは、パイプ 27で連通されている。
【0017】 この実施例によれば、水車運転に伴う軸受の発生熱を伝達する油槽23内の油 は、水車の渦巻ケーシング9内を流れる流体Aに接して常時冷却されている第2 の油槽25内で冷却される。しかも、該第2の油槽25は主軸受22とは別個に 設けられているため、該第2の油槽25の冷却面は該軸受22とは関係なく広く できるので、大きな冷却効果が期待できる。
【0018】 なお、上記した実施例において、本考案に係る軸受装置を水車に用いた構造に ついて説明したが、立軸ポンプにも同様に適用できることは勿論であり、また流 体変速機等他の回転流体機械に用いることも可能である。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、ポンプ又は水車等の流体機械において 、回転軸を支える軸受に付属して設けられた油槽と、該油槽とは別個に当該流体 機械内を流れる流体に接する部分に設けられた第2の油槽とを、通路で連通させ 、上記軸受から出た油を上記流体に接する第2の油槽に導き、該油の冷却を当該 流体機械内を流れる流体によって行なうようにしたことにより、第2の油槽を軸 受の外側に別個に設けることができ、従ってその冷却面積を主軸受とは関係なく 広くすることが可能で、且つ冷却面をこれに沿って流れる流体によって冷却する ので、大きな軸受効果を得ることができる。
【0020】 また、軸受油槽内の油の冷却を、自己の流体機械の内部を流れる流体によって 行なうので、外部からの冷却水が不要となり、給水システムが省略できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す軸受装置を備えたプロ
ペラ水車の要部断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す軸受装置を備えたフ
ランシス水車の要部断面図である。
【図3】従来例を示すプロペラ水車の要部断面図であ
る。
【図4】従来例を示すフランシス水車の要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転軸 8 上カバー 9 ケーシング 12,22 軸受 13,23 軸受部油槽 15,25 第2の油槽 16,17,26,27 パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ又は水車等の流体機械において、
    回転軸を支える軸受に付属して設けられた油槽と、該油
    槽とは別個に当該流体機械内を流れる流体に接する部分
    に設けられた第2の油槽とを、通路で連通させ、上記軸
    受から出た油を上記流体に接する第2の油槽に導き、該
    油の冷却を当該流体機械内を流れる流体によって行なう
    ようにしたことを特徴とする立軸案内軸受装置。
JP1991075375U 1991-09-19 1991-09-19 立軸案内軸受装置 Expired - Lifetime JP2550973Y2 (ja)

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JPH0530500U true JPH0530500U (ja) 1993-04-23
JP2550973Y2 JP2550973Y2 (ja) 1997-10-15

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981658A (ja) * 1982-10-30 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機管理装置
JPS6267298A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Hitachi Ltd スラストベアリングの冷却装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5981658A (ja) * 1982-10-30 1984-05-11 Ricoh Co Ltd 複写機管理装置
JPS6267298A (ja) * 1985-09-18 1987-03-26 Hitachi Ltd スラストベアリングの冷却装置

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