JPH05252695A - バルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置 - Google Patents

バルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置

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Publication number
JPH05252695A
JPH05252695A JP4083304A JP8330492A JPH05252695A JP H05252695 A JPH05252695 A JP H05252695A JP 4083304 A JP4083304 A JP 4083304A JP 8330492 A JP8330492 A JP 8330492A JP H05252695 A JPH05252695 A JP H05252695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lubricating oil
cooling
cooling chamber
valve
bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP4083304A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Miyajima
武夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4083304A priority Critical patent/JPH05252695A/ja
Publication of JPH05252695A publication Critical patent/JPH05252695A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】バルブ水車発電機の軸受の潤滑油を冷却するた
めに、専用の冷却水供給機器を不要とし、潤滑油を循環
するために下部潤滑油タンクを不要とする。 【構成】バルブ1の外被15に沿って周方向に配置され
た冷却室14を設け、発電機軸受4及び水車軸受5で加
熱された潤滑油を冷却室14へ導き、流水路2の水流に
より冷却室14内の潤滑油を冷却するので、専用の冷却
水供給機器を不要とし保守の手間を削減し、かつ従来の
下部潤滑油タンクを不要とし機器の設置スペースを小さ
くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バルブ水車発電機の
軸受の潤滑油を冷却して軸受に循環するバルブ水車発電
機の潤滑油冷却循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の潤滑油冷却循環装置を備え
たバルブ水車発電機の構成図である。図4において、バ
ルブ水車発電機は、水車ランナ7の上流側の流水路2内
に設置され、バルブ1内に発電機6を内蔵し、河川水は
バルブ1の周囲を流れる。発電機6は、回転子6a及び
固定子6bから構成され、発電機の主軸3には水車ラン
ナ7が結合されている。主軸3は、発電機側軸受4及び
水車側軸受5によって支持されている。これらの軸受4
及び5で加熱された潤滑油は、配管を通して別置の下部
潤滑油タンク8に集油される。下部潤滑油タンク8の潤
滑油は、潤滑油循環ポンプ9により軸受の中心位置より
10〜20m高い位置に設置された上部潤滑油タンク1
1に汲み上げて貯油され、上部潤滑油タンク11から必
要量を発電機側軸受4及び水車側軸受5に供給してい
る。これは、潤滑油循環ポンプ9が電源断等により駆動
できない場合でも、軸受が焼損しないようにバルブ水車
発電機が停止するまでの数分〜数10分間にわたり、潤
滑油を軸受に供給し続けるようにするためである。発電
機側軸受4及び水車側軸受5で加熱された潤滑油を冷却
するために、下部潤滑油タンク8と上部潤滑油タンク1
1との間に油冷却器10を設けてある。油冷却器10に
冷却水を供給するため、冷却水ポンプ12及びストレー
ナ13が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置では、油冷
却器10に供給する冷却水は河川水を使用するため、冷
却水ポンプ12及びストレーナ13が必要であり、河川
水の水質が悪い場合にはこれら機器の保守に多大な費用
を要した。また、潤滑油を軸受に循環させるために、バ
ルブ外に貯油する下部潤滑油タンク8及び上部潤滑油タ
ンク11を要し、これらのタンクを設置するため建屋の
スペースが大きくなり、かつ機器が多くなり保守に手間
がかかるという問題があった。
【0004】この発明は、バルブ水車発電機の軸受の潤
滑油を冷却するために、専用の冷却水供給機器を不要と
したバルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】この発明は、バルブ水車発電機の軸受の潤
滑油を循環するために、別置の下部潤滑油タンクを不要
としたバルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】流水路中に設置されるバ
ルブ水車発電機の軸受の潤滑油を冷却し、潤滑油ポンプ
を介して前記軸受に循環するバルブ水車発電機の潤滑油
冷却循環装置において、前記バルブの外被に沿って周方
向に配置された冷却室を設け、前記軸受で加熱された潤
滑油を前記冷却室に導いて前記流水路の水流により前記
冷却室内の潤滑油を冷却することによって、上記目的を
達成する。
【0007】冷却室で冷却されて前記冷却室の底部に溜
まった潤滑油を潤滑油ポンプを介して軸受に循環するよ
うにすれば、下部潤滑油タンクを省略する上に好適であ
る。
【0008】バルブの外被に沿って環状に配置された冷
却室を設けるとともに、軸受で加熱された潤滑油を主軸
の回転に伴うポンプ作用により前記冷却室の上部に導い
て、前記流水路の水流により前記冷却室内の潤滑油を冷
却するようにすれば、専用の冷却水供給機器を不要とし
潤滑油を冷却する上に好適である。
【0009】
【作用】この発明においては、バルブの外被に沿って周
方向に配置された冷却室を設け、軸受で加熱された潤滑
油を冷却室に導いて流水路の水流によって冷却室内の潤
滑油を冷却するので、潤滑油を冷却するために専用の冷
却水供給機器は不要となる。
【0010】また、冷却室で冷却されて冷却室の底部に
溜まった潤滑油を潤滑油ポンプにより軸受に循環すれ
ば、潤滑油を貯油するための下部潤滑油タンクは不要と
なる。
【0011】さらに、バルブの外被に沿って環状に配置
された冷却室を設けるとともに、軸受で加熱された潤滑
油を主軸の回転に伴うポンプ作用により冷却室の上部に
導いて、流水路の水流により冷却室内の潤滑油を冷却す
れば、冷却室の冷却面積を大きくすることができる。
【0012】
【実施例】実施例1 図1はこの発明のバルブの周方向に冷却室を備えた実施
例を示すバルブ水車発電機の構成図である。図1におい
て、図4と同じ部位は同じ符号を付してある。主軸3は
発電機側軸受4及び水車側軸受5によって支持されてい
る。図1の例は、バルブ1の外被に沿って周方向に配置
された二重壁構造の冷却室14を設け、軸受4,5で加
熱された潤滑油を導油管16を通して冷却室14へ導
く。冷却室14の表面を流れる流水により冷却室14内
の潤滑油を冷却する。冷却室14の底部に溜まった潤滑
油を潤滑油ポンプ9へ導き、潤滑油を潤滑油ポンプ9に
よって上部潤滑油タンク11へ汲み上げる。以下潤滑油
は、上部潤滑油タンク11→発電機側軸受4及び水車側
軸受5→冷却室14→潤滑油ポンプ9→上部潤滑油タン
ク11のサイクルを繰り返す。図2は図1のII−II断面
図である。図2において潤滑油は、発電機側軸受4の上
部から矢印の方向に供給され発電機側軸受4から導油管
16を通して、バルブ1の下半部の両側に分かれて冷却
室14に流入する。このとき外被15の表面を流れる水
流により、冷却室14内の潤滑油が冷却され、冷却室1
4の底部に溜まる。この発明においては、流水路2の水
流により潤滑油を冷却するので、専用の冷却水供給機器
は不要となり、冷却水供給機器の保守の手間を削減でき
る。なお、図1の装置においては、発電機側側軸受4及
び水車側軸受5で加熱された潤滑油を、導油管16によ
り冷却室14へ導き、冷却室14のの底部に溜まった油
を潤滑油循環ポンプ9へ導くので、冷却室14は下部潤
滑油タンクの役目を果たす。従って従来の下部潤滑油タ
ンクは不要となり、機器の設置スペースを小さくでき
る。
【0013】実施例2 図3はバルブの外被に沿って環状の冷却室を備えた実施
例を示すバルブ水車発電機の断面図である。図3におい
て図2と同じ部位は同じ符号を付してある。図3におい
て、バルブ1の外被15に沿って環状に配置された冷却
室14を設けるとともに、軸受4,5で加熱された潤滑
油を主軸の回転に伴うポンプ作用により排油自身の圧力
で、導油管16を通して冷却室14の上部へ送る。潤滑
油は二重壁構造の冷却室14内を下へ流れる間に、流水
路の水流によって冷却され、冷却室14の底部に溜ま
る。主軸のポンプ作用を行うために、潤滑油の粘性を利
用した粘性ポンプ式か、または主軸の半径方向の孔の遠
心力を利用したえ遠心ポンプ式がある。冷却室14の底
部に溜まった潤滑油は、潤滑油ポンプ9によって上部潤
滑油タンク11へ汲み上げる。以下実施例1と同様にし
て潤滑油を軸受に循環する。この例では、専用の冷却水
供給機器が不要となり、かつ従来の下部潤滑油タンクが
不要となる。図3の例は冷却室の冷却面積を大きくする
ことができる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、バルブの外被に沿っ
て周方向に冷却室を設け、軸受で加熱された潤滑油を冷
却室に導いて流水路の水流により、冷却室内の潤滑油を
冷却するので、潤滑油を冷却するための専用の冷却水ポ
ンプ等は不要となり、冷却水供給機器の保守の手間及び
費用を削減できる。また、軸受で加熱された潤滑油を冷
却室に貯めるので、従来の下部潤滑油タンクは不要とな
り、付属機器の設置スペースを小さくすることができ
る。また、バルブの外被に沿って環状の冷却室を設けれ
ば、冷却室の冷却面積を大きくし、冷却効果を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の潤滑油冷却循環装置を備えたバルブ
水車発電機の構成図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】実施例2の潤滑油冷却循環装置を備えたバルブ
水車発電機の断面図である。
【図4】従来の潤滑油冷却循環装置を備えたバルブ水車
発電機の構成図である。
【符号の説明】
1 バルブ 2 流水路 3 主軸 4 発電機側軸受 5 水車側軸受 6 発電機 9 潤滑油ポンプ 11 上部潤滑油タンク 14 冷却室 15 外被 16 導油管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流水路中に設置されるバルブ水車発電機の
    軸受の潤滑油を冷却し、潤滑油ポンプを介して前記軸受
    に循環するバルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置にお
    いて、前記バルブの外被に沿って周方向に配置された冷
    却室を設け、前記軸受で加熱された潤滑油を前記冷却室
    に導き、前記流水路の水流により前記冷却室内の潤滑油
    を冷却することを特徴とするバルブ水車発電機の潤滑油
    冷却循環装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバルブ水車発電機の潤滑油
    冷却循環装置において、冷却室で冷却され前記冷却室の
    底部に溜まった潤滑油を、潤滑油ポンプを介して軸受に
    循環することを特徴とするバルブ水車発電機の潤滑油冷
    却循環装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のバルブ水車発電機の潤滑油
    冷却循環装置において、バルブの外被に沿って環状に配
    置された冷却室を設けるとともに、軸受で加熱された潤
    滑油を主軸の回転に伴うポンプ作用により前記冷却室の
    上部に導いて、前記流水路の水流により前記冷却室内の
    潤滑油を冷却することを特徴とするバルブ水車発電機の
    潤滑油冷却循環装置。
JP4083304A 1992-03-05 1992-03-05 バルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置 Pending JPH05252695A (ja)

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JP4083304A JPH05252695A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 バルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置

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JPH05252695A true JPH05252695A (ja) 1993-09-28

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ID=13798677

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JP4083304A Pending JPH05252695A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 バルブ水車発電機の潤滑油冷却循環装置

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JP (1) JPH05252695A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104251374A (zh) * 2014-09-04 2014-12-31 东方电气集团东方电机有限公司 一种降低组合推力轴承搅油损耗的方法
CN112983761A (zh) * 2021-03-31 2021-06-18 东方电气集团东方电机有限公司 一种滑动轴承润滑系统及滑动轴承

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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