JPH04137472U - 発電機の冷却装置 - Google Patents

発電機の冷却装置

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JPH04137472U
JPH04137472U JP1991046207U JP4620791U JPH04137472U JP H04137472 U JPH04137472 U JP H04137472U JP 1991046207 U JP1991046207 U JP 1991046207U JP 4620791 U JP4620791 U JP 4620791U JP H04137472 U JPH04137472 U JP H04137472U
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JP
Japan
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oil
bearing
cooling
lubricating oil
rotating shaft
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Pending
Application number
JP1991046207U
Other languages
English (en)
Inventor
章 鹿間
秀則 猪俣
Original Assignee
株式会社明電舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
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Publication of JPH04137472U publication Critical patent/JPH04137472U/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Landscapes

  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 立軸水車発電機などの発電機における回転軸
軸受の冷却を、ヒートパイプ形式のオイルクーラを用い
て効率よく行う。 【構成】 回転軸1を支持すると共に潤滑油に漬る軸受
7が油槽15内に位置する。油槽15とオイルクーラ1
3との間をつなぐ配管22,23中にヒートパイプ25
を用いたオイルクーラ24を配置する。従って、潤滑油
は、オイルクーラ24により、より一層冷却されて油槽
15に戻る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、空冷方式により適切に軸受部分を冷却し得る発電機の冷却装置に関 し、全閉形立軸水車発電機に適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、発電機の内の立軸水車発電機は、図3に示すように、一般に垂直方 向に伸びる回転軸1を中心として回転子2が取付けられており、これに対向して 固定子3が周囲の壁面4に固定された構造となっている。また、回転子2の上部 側にはフランジ部5が形成されており、このフランジ部5を介してスラスト軸受 8が回転軸1の軸方向の荷重を受けとめている。さらに、回転子2を挾んだ上下 には、それぞれジャーナル軸受であるガイド軸受6,7が位置している。
【0003】 そして、この発電機30の作動に際して、これら軸受から熱が発生する為、従 来は冷却水等を用いた水冷方式により、冷却を行っていた。
【0004】 この一方、保守管理の容易性を考慮して空冷方式による冷却構造を採用したも のも近年増えつつあり、このような構造を有した立軸水車発電機30の垂直方向 に伸びる回転軸の下部側軸受け廻りを、図4に拡大して示し、この図に基づき従 来の技術を説明する。
【0005】 図4に示すように、回転子2と対向する固定子3の背面側には、エアクーラ1 2が位置していて、固定子3側から流れてくる空気を冷却している。この冷却さ れた空気は、回転軸1の周囲に4個所から6個所形成された通風ダクト11を通 って、回転子2の下部に位置するファン14により、回転子2側に送られている 。そして、通風ダクト11内に位置するオイルクーラ13内をこの冷却された空 気が通過する際に、オイルクーラ13内の潤滑油から熱を奪うこととなる。
【0006】 この潤滑油は、軸受7が漬るように、潤滑油が溜められた油槽15内との間で 循環するべく、配管22,23でオイルクーラ13と油槽15とが連結されてい て、油槽15内の潤滑油を図5に示すオイルクーラ13により冷却するようにな っている。つまり、入口13aから入った潤滑油がヘッダ13bから各管13c に分岐されて流れる間に矢印Aで示される冷却空気により冷却される。そして、 右側のヘッダ13dを通って出口13eから冷却された潤滑油が配管23に送ら れるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
前述のように、立軸水車発電機30においては、近年、保守管理の労力の低減 化を図るという要請が強まっている。従って、軸受の冷却形式も、従来より用い られていた水冷方式から、図4に示すような保守の必要のない空冷方式とするこ とが求められている。
【0008】 しかし、回転子2の上部側に位置する軸受6,8の冷却については問題ないが 、回転子2の下側に位置する軸受7は、冷却装置であるオイルクーラ13を設置 する通風ダクト11内の空間が狭く、オイルクーラ13の幅,高さなどが制限さ れて形状が小さくなる結果、軸受7からの発生熱量に見合った冷却容量を確保す ることができなかった。従って、空冷形式による冷却を採用した場合、十分な冷 却をすることが困難であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案による発電機の冷却装置は、回転軸を回転自在に支持する軸受と、該軸 受を潤滑する潤滑油が貯留され且つ該軸受が貯留された潤滑油に漬るように円管 状に形成された油槽と、潤滑油を冷却する冷却回路とを有した発電機の冷却装置 において、前記冷却回路内にヒートパイプを用いたオイルクーラを配置したこと を特徴とするものである。
【0010】
【作用】 油槽内に貯留された潤滑油が軸受の潤滑を行い、この軸受に支持された回転軸 が確実に回転される。さらに、油槽から冷却回路内を循環して潤滑油が冷却され る。
【0011】 この冷却に際して、ヒートパイプを用いたオイルクーラが、さらに潤滑油を冷 却する為、潤滑油がより一層冷却されて低温となる。
【0012】
【実施例】
立軸水車発電機に採用された本考案の一実施例を図1及び図2に示し、これら の図に基づき本実施例を説明する。尚、従来の技術で説明した部材と同一の部材 には同一の符号を付して、重複した説明を省略する。
【0013】 図1に本実施例の概略説明図を表し、図2に本実施例の平面図を表す。図1に 示すように、回転軸1の下部に形成された円管状の突出部1aが、ガイドメタル 21により構成される下部側の軸受7により回転自在に支持されており、ガイド メタル21は図示しないブラケットにより支持されている。また、ガイドメタル 21及び突出部1aは、回転軸1の周囲を囲うように配置された円管状の油槽1 5内で貯留されている潤滑油に漬っていて、この潤滑油が軸受7の潤滑を維持す ると共に軸受7から熱を奪うように構成されている。
【0014】 一方、図1及び図2に示すように、下部ブラケット29に支持された油槽15 とオイルクーラ13との間に一対の配管22,23が配置されており、潤滑油が 矢印で示すように油槽15とオイルクーラ13との間で循環することとなる。つ まり、これら配管22,23及びオイルクーラ13が潤滑油を冷却する冷却回路 となる。そして、オイルクーラ13から油槽15に潤滑油が戻る側の配管23の 途中には、ヒートパイプ形式のオイルクーラ24が配管されていて、オイルクー ラ24内を通過する潤滑油の熱をヒートパイプ25で奪い、冷却空気に放熱して 潤滑油の冷却がされる。
【0015】 すなわち、配管22,23内を通って潤滑油が油槽15内に戻ってくる間に、 2つのオイルクーラ13,24で冷却される為、潤滑油の冷却効果が高められる こととなり、軸受温度の仕様値(本実施例では75℃)以下に冷却することが可 能となる。
【0016】 尚、潤滑油を循環するポンプの一例としては図1に示すような構造のものが考 えられる。
【0017】 つまり、回転軸1に形成された突出部1aの下端側に、回転軸1の径方向に穿 設された穴部26の下端側に、回転軸1の径方向に穿設された穴部26が有り、 回転軸1の回転により突出部1aの内側から外側に向って潤滑油が流れるように なっている。そして、この穴部26の外側の開口端に対向して、配管22の導入 口27が位置していて、穴部26から流れ出した潤滑油が矢印で示すように導入 口27から配管22に流れ込むというものである。
【0018】
【考案の効果】
本考案の発電機の冷却装置によれば、回転軸の軸受を潤滑すると共に冷却する 潤滑油の熱を放熱する冷却回路内に、ヒートパイプを用いたオイルクーラを配置 した結果、冷却回路内を通過する潤滑油の冷却効果がより一層高められた。
【0019】 さらに、ヒートパイプ形式のオイルクーラを潤滑油が流れる冷却回路の途中に 設置する構造とした結果、ヒートパイプに接する潤滑油の流れが早くなり、熱伝 達率を通常のヒートパイプ形式のオイルクーラより高めることが可能となった。
【0020】 つまり、通常のヒートパイプ形式のオイルクーラは、油槽内にヒートパイプの 加熱部端側を浸漬して使用されるものであり、このような通常の使用方法の場合 、油槽内での油の移動速度は遅く、ヒートパイプによる効率的な冷却は行なわれ ない。これに対して、冷却回路のように流れの早い個所に設置すると、冷却効率 を高くすることが出来ることとなるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略説明図である。
【図2】本考案の一実施例の平面図を表す。
【図3】本考案の一実施例及び従来の技術の冷却装置が
採用される水車発電機の概略側面図である。
【図4】従来の技術の水車発電機の要部拡大側面図であ
る。
【図5】図4の水車発電機に用いられるオイルクーラの
斜視図である。
【符号の説明】
1 回転軸 2 回転子 3 固定子 7,8 軸受 11 通風ダクト 12 エアクーラ 13,14 オイルクーラ 22,23 配管 25 ヒートパイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を回転自在に支持する軸受と、該
    軸受を潤滑する潤滑油が貯留され且つ該軸受が貯留され
    た潤滑油に漬るように円管状に形成された油槽と、潤滑
    油を冷却する冷却回路とを有した発電機の冷却装置にお
    いて、前記冷却回路内にヒートパイプを用いたオイルク
    ーラを配置したことを特徴とする発電機の冷却装置。
JP1991046207U 1991-06-19 1991-06-19 発電機の冷却装置 Pending JPH04137472U (ja)

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JP1991046207U JPH04137472U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 発電機の冷却装置

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JP1991046207U JPH04137472U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 発電機の冷却装置

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JPH04137472U true JPH04137472U (ja) 1992-12-22

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ID=31925811

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JP1991046207U Pending JPH04137472U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 発電機の冷却装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014214859A (ja) * 2013-04-30 2014-11-17 東京電力株式会社 立軸水車の軸受装置、及び立軸水車発電機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5996843A (ja) * 1982-11-19 1984-06-04 Hitachi Ltd 水中モータ
JPS63277445A (ja) * 1987-05-07 1988-11-15 Fuji Electric Co Ltd 立軸水車発電機の通風構造

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Effective date: 19970624