JPS63225302A - 湿度感応性製剤の製造方法 - Google Patents

湿度感応性製剤の製造方法

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JPS63225302A
JPS63225302A JP62057604A JP5760487A JPS63225302A JP S63225302 A JPS63225302 A JP S63225302A JP 62057604 A JP62057604 A JP 62057604A JP 5760487 A JP5760487 A JP 5760487A JP S63225302 A JPS63225302 A JP S63225302A
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JP
Japan
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gel
drug
humidity
water
hydrolysis
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JP62057604A
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Nobuyuki Yamamoto
信之 山本
Masanori Komatsu
正典 小松
Yukari Iri
伊理 由加利
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高湿度下でのみ薬剤を放出する機能を持った
湿度感応性製剤の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
以前から、農薬、医薬、化粧品等の有効成分が高湿度に
なったときのみ放出される製剤が望まれている。例えば
、ダニ、菌、白あり、カビ等の害虫は高湿度になったと
きのみ繁殖し、高湿度下でのみ薬剤放出するものがあれ
ば薬剤を有効利用でき、かつ薬効が持続されるからであ
る。特に、日本は高湿であり、また近年の住宅事情の変
化により、マンション等では冬でも畳や壁の含水量が高
くなるので害虫の発生を予防しに<<、持続性のある害
虫防除剤の出現が望まれている。ところで、これまでに
薬剤の徐放制御方法としては、マイクロカプセル化、紙
、木等への含浸等種々の方法が積極的に試みられている
が、薬剤を一定量放出するだけで、放出を制御できず、
特に湿度に感応して薬剤の放出制御ができる製剤は知ら
れていなかった。
一方、シリカは薬用担体として知られてふり、シリカに
薬剤を吸着させて薬剤の放出制御を行うことも考えられ
るが、この方法ではシリカ表面の薬剤濃度が高く、明確
な湿度感応性を示さなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明は高湿度下でのみ薬剤を放出し、持続性
のある湿度感応性製剤を製造する方法を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、特定のアルキルシリケートを加水分解1.重
縮合反応させてゲルを形成させる際に特定の薬剤成分を
存在させるか又はゲル形成後に該薬剤成分を添加してゲ
ルに含浸させた後に、ゲルを特定の水分量となるまで乾
燥すると、薬剤成分が粉体の内部にまで十分台まれた形
態のものが得られ、かつ粉体中に存在する特定量の水分
と相まって、湿度に感応して薬剤成分が粉体内部から徐
放されるので上記問題点が極めて有効に解決できるとの
知見に基づいてなされたのである。
すなわち、本発明は、 一般式〔工〕 : (式中、R,−R,は、水素又は CX82M、l (OCJi) y   (但し、Xは
1〜5、Yは0〜10の整数を示す。)で示される基で
あるが、R1〜R1のすべてが水素であることはない。
nは0〜20の整数である。)で表わされる少なくとも
1種のアルキルシリケートの加水分解、重縮合反応を水
溶性又は乳化系薬剤成分の存在で行ってゲルを形成させ
た後、又は該反応によりゲルを形成した後に該薬剤成分
を該ゲルに含浸させた後、水分含量が0.1〜30重量
%となるように乾燥することを特徴とする湿度感応性製
剤の製造方法を提供する。
本発明では、上記一般式〔I〕で表わされるアルキルシ
リケートを原料として用いる。このうち、式中、R1〜
R2としてはCL 、C,H,、n−C5H7,1so
−C,H,、n−CtL、−C2H40CH,が好まし
く、特に好ましくはR1〜R4が同一の基である。又、
Xとしては1〜3が、yとしては0〜2が好ましく、n
は0〜10が好ましい。このうち、本発明ではn=oの
ものが特に好ましいが、nが1〜10の縮合体も好まし
い。一般式CI)で表わされるケイ酸エステルを具体的
に示すと、ケイ酸メチル、ケイ酸エチル、ケイ酸n−プ
ロピル、ケイ酸イソプロピル、ケイ酸n−ブチル、ケイ
酸2−メトキシエチル、これらの2〜10量体等があげ
られる。
これらのうち、ケイ酸エチルSi (OCJs) 4は
エチルシリケート28、ケイ酸エチルの平均5モル縮合
物: は、エチルシリケー1−40としてコルコート社より容
易に入手し得る。
上記ケイ酸エステル又はその縮合物は、水又は水/アル
コール溶媒、酸又はアルカリ触媒下で加水分解し、この
均一溶液を放置、又はpH調製後に放置してゲル化させ
る。この際強いゲルを得るには酸触媒下で加水分解する
のがよい。尚、上記反応において、加水分解と同時にケ
イ酸エステル間に重縮合反応が生じ、Si −0−Si
結合が3次元で生じ安定なゲルが生成する。
本発明では上記ゲルを形成させるだめの加水分解、重縮
合反応を薬剤成分の存在下に行わせるか、又はゲル形成
後に薬剤成分をゲルに含浸させることを特徴とする。こ
こで使用できる薬剤成分としては、水に可溶若しくは界
面活性剤により水中に乳化可能であることが必要であり
、このような性質を有する殺虫剤、殺菌剤、除草剤、植
物成長促進剤、パップ剤、抗ヒスタミン剤、消炎鎮痛剤
、昆虫忌避剤、生薬、水虫治療剤などの有効成分があげ
られる。
具体的には、塩化ベンザルコニウム、塩酸クロルヘキシ
ジン、グルコン酸クロルヘキシジン、2−ブロモ、2−
ニトロ、1.3−ブタンジオールなどの殺菌剤、有機リ
ン系(MEP剤、ECP剤、EPNI、ESP剤、フェ
ンチオンなど)、ピレスロイド系、塩素系(クロルデン
、ケルセン剤など)などの殺虫剤、ジフェンヒドラミン
、塩酸ジフェンヒドラミン、トリペレナミン、トンジア
ルミン、マレイン酸クロルフェニラミン、イソサイペン
ジルクレミゾール、ジフェニルイミダゾールなどの抗ヒ
スタミン剤、サリチル酸、サリチル酸メチル、サリチル
酸グリコール、インドメタシン、グリチルリチン、グリ
チルレチン酸、アズレンなどの消炎鎮痛剤、N、N−ジ
エチルアミド、ビスエチレンテトラヒドロフルフラール
、ブトキサイド、ジ−n−プロピルイソシンコロネート
などの昆虫忌避剤、ショウキョウエキス、ショウキョウ
チンキ、カッコンエキス、ロートエキス、セイヨウトチ
ノミエキス、トウガラシエキスなどの生薬エキスの1種
又は2種以上の混合物が例示される。
上記薬剤成分としては親水性が高い程放出されやすいの
で好ましい。又、界面活性剤、例えばノニオン界面活性
剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤などを0
.01〜5%程度添加すると薬剤成分の放出が促進され
るので一層好ましい。
これらの薬剤成分は任意の量で用いることができるが、
通常ケイ酸エステルに対して0.1〜30重量%(以下
、%と略称する)、好ましくは1〜20%添加するのが
よく、薬剤成分が1〜50%濃度となるように水に溶解
して加えるのがよく、溶解しない場合には、界面活性剤
等で水に乳化又は分散して添加するのがよい。尚、各種
薬剤は酸性下で変質するものが多いので中性付近にpH
調整後添加するのが好ましい。
本発明においてアルキルシリケートの重縮合時に薬剤成
分を存在させると、3次元化したSl−〇−3i結合に
薬剤成分がからみあった状態でゲル化する。また、ゲル
化直後はSi −0−Si結合がゆるく、この状態のゲ
ルに薬剤成分を含浸させても、ゲル奥深くまで薬剤成分
が浸透し、反応中に薬剤成分を添加した場合と同様の状
態となるのである。
上記ゲルの調整において−、加水分解は低pHの方がは
やく、加水分解した液をゲル化させるのには、pHが高
い方がはやい。従って、効率的なゲル化は、低pH,例
えばI)Ho、5〜3.0で加水分解後、中性付近、つ
まりpH4,0〜8.0にpH調整するのがよい。
この際、液のpHを酸性にするには、塩酸、硝酸、硫酸
等の鉱酸及び酢酸、クエン酸、乳酸等の有機酸を用いる
のがよく、その後pHを中性付近に上昇させるには、ア
ンモニア水、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノ
エタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、などを用いるのがよい。
又、反応系の水の量は、加水分解に必要な最低量あれば
よく、希釈されてゲル化しなくなるまで添加可能である
が、通常反応溶液中に0.5〜95%、好ましくは1〜
70%含有されるように用いるのがよい。尚、薬剤成分
が親水性ならば水の量を多くするのが好ましい。
本発明では、上記ケイ酸エステルの加水分解によりアル
コールが生成するので、別にアルコールを添加する必要
はないが、アルコールを添加してもよい。
本発明では上記ゲル化反応を0〜80℃で行った後、薬
剤成分を含有したゲルを常法により乾燥して水分含量が
0.1〜30%、好ましくは1〜30%の乾燥ゲルを製
造し、これをそのまま用いるか粉砕して薬剤を含有する
粉体を得るのがよい。
また、溶液を球状にゲル化させ、これを乾燥して球状物
を得てもよい。
この際ゲルの乾燥方法としては、ゲルを常圧又は減圧下
、0〜100℃、好ましくは15〜60℃で水分含量が
目的の量に達するまで乾燥する。
この乾燥工程で重縮合反応はさらにすすみ、薬剤成分を
とじこめたままゲルはしだいに堅くなる。
次に、乾燥ゲルを粉砕するが、ゲルを粉砕したのち乾燥
してもよい。
本発明に右いては、上記製造工程において、所望により
種々の成分を添加することができる。例えば得られる製
剤の表面特性を変えるためにアルキルシリケート溶液に
Aj!、Ti、Zr等の金属アルコキシド、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリ
コール、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリア
クリル酸エステル、ポリ酢酸ビニル、グアーガム、カラ
ギーナン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロースなどの高分子や薬用担体用無機粉体を
添加することができる。
〔作 用〕
本発明により薬剤が高湿度で徐放される理由は明らかで
ないが、高湿になると乾燥ゲルに吸着した水がキャリヤ
ーとなって粉体内部の薬剤が放出(徐放)されると推定
される。又、高湿度下ではゲル表面の細孔に水が吸着し
、それがキャリヤーとなり薬剤が放出されると推定され
る。従って、本発明で用いる薬剤は水可溶性もしくは乳
化されている必要がある。一方、低湿度下ではゲル表面
は乾燥しており、薬剤は乾燥ゲル内部に水とともにとじ
こめられていて、はとんど放出されないと考えられる。
本発明における湿度感応性は薬剤の種類、乾燥ゲルの構
造により大巾に変化しうるが、一般に50%RH未満で
は放出はほとんどなく、60%RH以上で急激に放出景
が増大する。また、横曲制御により、水中においても一
定徐放を行うことも可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、湿度50%RH以上になると乾燥ゲル
内の薬剤が徐々に放出される湿度感応性製剤の製造方法
が提供される。
従って、本発明により製造された製剤は、例えば軟膏、
ハップ剤等の外用薬や、乾燥ゲルを所定の形状に成形し
て体内うめ込み型徐放製剤として有用である。特に高湿
度下で薬剤の徐放性が増すことから、湿疹、水虫等、分
泌液の多い湿潤面に使用すると特に効果的である。
さらに、防カビ剤や防ダニ剤、防白アリ剤等の農業用や
家庭用の害虫防除剤、若しくは防菌により臭気を防止す
る化粧品やトイレタリー商品としても幅広く利用できる
次に本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例l 5i(OCJs)<  10.4 g (0,05モル
)に28ミリモル/lの塩酸水4.5gを加え、1時間
攪拌して均一溶液を得た。
この液にスミチオン乳剤(住友化学商品名 MEP50
%配合) 0.5 gを添加し、攪拌したのち45℃で
1夜間静置したところゲル化した。このゲルを45℃で
1週間乾燥させて水分含量を3%とした後、粉砕して粉
末状とした。
この粉末を底に濾紙を敷いた2つのポリプロピレンカッ
プのそれぞれに0,5gづつ入れ、25℃の恒温恒湿室
(30%RHと90%RH)に24時間放置した。その
後、カップ内に白ありを5匹づつ入れたところ、湿度9
0%RHの方では30分以内に5匹とも死滅したのに対
し、湿度30%RHにおいては30分以上生存しつづけ
た。
同様に、同量のスミチオン乳剤を湿式法シリカに吸着さ
せたのち白ありを入れたところ湿度に関係なく、白あり
は30分以内に死滅した。
実施例2 Si(DC28s)s  10.4 g (0,05モ
ル)に28ミリモル/Ilの塩酸水4.5gを加え、1
時間攪拌して均一溶液を得た。この液をN/2アンモニ
ア水でpl(5,0に調整後、この液にフェンチオン1
gを界面活性剤を用いて乳化した液を添加し、攪拌した
のち45℃で1夜間静置するとゲル化した。このゲルを
室温で減圧乾燥して水分含量を8%とした後、粉砕して
粉末状とした。この粉末をたたみの下に1 msあたり
フェンチオンが1gとなるように散布してダニの発生状
況を調べた。比較として同量のフェンチオンを湿式法シ
リカに吸着させたものを用いた。
吸着させた方は6ケ月経過頃からダニの発生がみられた
が、本実施例の粉末を使用した方は1年経過後もダニの
発生はみられなかった。
実施例3 Si(OC211s)+  104 g(0,5モル)
に28ミリモル/βの塩酸水45gを混合し、1時間攪
拌して均一溶液を得た。この液に0.5gのグルコン酸
クロルヘキシジンを添加した。均一溶液を得たのち60
℃1夜間静置してゲル化させた。このゲルを室温で減圧
乾燥して水分食潰を10%とした後、粉砕して粉末状と
した。この粉体を不織布の間にはさみ、靴の中敷を作成
した。コントロールとしては、同量のグルコン酸クロル
ヘキシジンを湿式法シリカに吸着させて同様に作成した
靴の中敷を用いた。足臭が強いと判定されたパネラ−1
0名に対して、片方に本発明品を他方にコントロールを
入れた靴を1日8時間、2週間にわたってはかせた後、
靴の臭気を専門判定員によりコントロールと比較した。
その結果、10名中8名が明らかにコントロールより足
臭防止効果が良好であった。
実施例4 Sl(OC2H5)4 25 g(0,12モル)に2
8ミリモル/βの塩酸水21.6 gを加え、室温で攪
拌して均一溶液を得た。この液にサリチル酸グリコール
の20%エタノール溶液20gを加えた。攪拌して均一
溶液を得たのち45℃で1夜間静置したところゲル化し
た。このゲルを45℃で4日間乾燥させたところ乾燥重
量は17gであり、消炎鎮痛剤とりでサリチル酸グリコ
ール23.5%、水分29.4%を含む粉体を得た。
この粉体Δを使用して、外用軟膏剤を調製し、その放出
性及びその持続性についてin Vitro経皮吸収試
験を行った。
評価方法 直径5.4 cmのNα50の濾紙(東洋濾紙社製)を
レシチン2.5%、コレステロール2.5%のベンゼン
溶液に浸し、これを取り出しベンゼンを乾燥除去し、濾
紙にレシチンとコレステロールを含ませる。この濾紙を
4枚重ねて生理食塩水を含ませ、余分の生理食塩水は濾
紙に50kgの圧をかけて除去し、皮膚組織の代用とし
た。次に、この重ねた濾紙の最上部の濾紙上に試料軟膏
剤を0.5 g /22、8 catに均一に塗布し、
36℃、95%RH雰囲気中に放置し、一定時間経過後
、上から2枚目以下の3枚の濾紙に拡散したサリチル酸
グリコールをエタノールで抽出し、加水分解でサリチル
酸とした後、鉄塩発色法にて定量し、濾紙中に吸収され
たサリチル酸グリコール量を求めた。
結果を表−1に示す。
〔外用軟膏剤組成〕
本発明品 粉体A           12.8%(本発明品中
にサリチル酸グ リコールとして3.0%含有) ポリエチレン        4.3%流動パラフィン
      82.9%比較例 (プラスチペース軟膏
) サリチル酸グリコール    3.0%ポリエチレン 
       4.9%流動パラフィン      9
2.1%表−1 表−1の結果から明らかなように、本発明品は放出性が
良好であり、比較例に比べ放出の持続効果が特に優れて
いることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕: ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 (式中、R_1〜R_4は、水素又は C_xH_2_k_+_1(OC_2H_4)_y−(
    但し、xは1〜5、yは0〜10の整数を示す。)で示
    される基であるが、R_1〜R_4のすべてが水素であ
    ることはない。nは0〜20の整数である。) で表わされる少なくとも1種のアルキルシリケートの加
    水分解、重縮合反応を水溶性又は乳化系薬剤成分の存在
    で行ってゲルを形成させた後、又は該反応によりゲルを
    形成した後に該薬剤成分を該ゲルに含浸させた後、水分
    含量が0.1〜30重量%となるように乾燥することを
    特徴とする湿度感応性製剤の製造方法。
JP62057604A 1987-03-12 1987-03-12 湿度感応性製剤の製造方法 Pending JPS63225302A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263702A (ja) * 1997-12-11 1999-09-28 Rohm & Haas Co 徐放性組成物
WO2002030196A1 (de) * 2000-10-10 2002-04-18 Intech Thüringen Gmbh Werkstoff zur herstellung von erzeugnissen mit desinfizierenden und/oder antimykotischen eigenschaften
JP2004528328A (ja) * 2001-04-20 2004-09-16 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 徐放性粒子

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