JPH02178243A - 2,2’―ビス(α―ヒドロキシジフェニルメチル)ビフェニル及びそれから成るホスト化合物 - Google Patents

2,2’―ビス(α―ヒドロキシジフェニルメチル)ビフェニル及びそれから成るホスト化合物

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JPH02178243A
JPH02178243A JP63334259A JP33425988A JPH02178243A JP H02178243 A JPH02178243 A JP H02178243A JP 63334259 A JP63334259 A JP 63334259A JP 33425988 A JP33425988 A JP 33425988A JP H02178243 A JPH02178243 A JP H02178243A
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hydroxydiphenylmethyl
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Minoru Yagi
稔 八木
Fumio Toda
戸田 ▲ふ▼三夫
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C33/00Unsaturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C33/26Polyhydroxylic alcohols containing only six-membered aromatic rings as cyclic part

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は2.2′−ビス(α−ヒドロキシジフェニルメ
チル)ビフェニル及びそれから成るホスト化合物に関す
るものである。
[従来の技術] 各種工場施設の冷却水系或は紙バルブ抄造系等の水系に
おいては、様々な菌類又は動植物類のスライムが付着し
、様々な障害を引き起こしている。
従来、スライム等による障害を防止するためには、その
処理法が比較的簡便なこと、安価であることから、抗菌
剤(スライムコントロール剤)が一般に使用されている
。しかして、抗菌剤として特に下記(II )式で示さ
れる5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン(以下「0℃−MITJと略称する6)が抗菌力
に優れていることから、冷却水系用、紙バルブ用、水泳
プール用等各種水系用スライムコントロール剤、殺菌剤
、殺藻剤、殺かび剤として広く使用されている。
このCu−MITは、一般に、 ■ β−チオケトアミドを酢酸エステル等の不活性有機
エステル溶剤中でハロゲン化する、■ β置換チオシア
ノアクリルアミド又はチオサルファードアクリルアミド
を酸で処理してイソチアゾロンを得、更にハロゲン化す
る、方法で製造されている(特公昭46−21240号
公報)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記■及び■の方法のいずれの場合にお
いても、CIL−MITだけを選択的に得ることはでき
ず、副生成物として、下記(III )式で示される、
抗菌力が(,12−MlTよりも10倍も劣る、2−メ
チル−4−イソチアゾリン−3−オン(以下、rMI 
TJと略称する。)が混入したものしか得られない。
しかも従来の技術では、反応生成混合物からC1−MI
Tのみを選択的に取り出すことはできず、やむを得ず抗
菌力が劣るMITも混合したままの状態で使用している
のが実状である。
一方、このようなCu2−M I Tは、ある程度優れ
た抗菌力を有する抗菌剤であるが、極めて皮膚刺激性が
強く、取り扱い上多大な注意が必要であった。また、水
中に投入して用いる際には、水中の有機物(アミン、還
元性物質等)と反応して活性を失うため、長期間抗菌活
性を維持することが難しかった。しかも、水に易溶なた
め、水中防汚塗料に配合して使用する場合には、速やか
に水中に溶出するので、その防汚効果を長期間維持する
ことができないという問題を有している。
このように、従来−船釣に使用されている水溶性の抗菌
剤は、毒性、抗菌活性の低下、水への溶解性等から、取
り扱い、抗菌効果等の面で極めて不都合を有するもので
あった。
同様のことが殺虫剤や芳香剤についても言うことができ
る。例えば、1.8−シネオール(以下「シネオール」
と略す)のような天然精油は芳香剤や抗菌剤、防カビ剤
などに使用できるが、天然精油類は揮発性の高いものが
多く、その効果を長期間維持することは難しかった。こ
のため、殺虫効果や芳香を長期間維持することが可能で
、しかも取り扱い性に優れた徐放性殺虫剤や徐放性芳香
剤の開発が望まれている。
本発明は上記従来の問題点を解決するために、優れた徐
放性抗菌剤、徐放性殺虫剤、徐放性芳香剤を提供するこ
とができる包接化合物製造用ホスト化合物として有用な
新規化合物を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 請求項(1)の2,2゛−ビス(α−ヒドロキシジフェ
ニルメチル)ビフェニル(以下、’(HDPM)2BP
Jと略記する。)は、下記(1)式で表される新規化合
物である。
1M H 請求項(2)のホスト化合物は、上記(I)式で表され
る(HDPM)28Pから成る包接化合物製造用ホスト
化合物である。
以下本発明の詳細な説明する。
まず、本発明で開示する前記(I)式で表わされる(H
DPM)28Pは、第1図に示すIRスペクトル及び第
2図に示すNMRスペクトルを示す、新規化合物である
この本発明の化合物は、例えば次のような方法により容
易に製造される。
■ ジフェン酸をメチルアルコール或いはエチルアルコ
ール等のアルコールに溶解させ、この溶液にHCfガス
を飽和するまで導入してエステル化反応を行なわせ、ジ
フェン酸ジメチルエステル或いはジフェン酸ジエチルエ
ステル等のジフェン酸ジエステルを合成する(下記反応
式■ フェニルマグネシウムブロマイドなるグリニヤー
ル試剤を合成し、これに■で合成したジフェン酸ジエス
テルを反応させ(グリニヤール反応)、(HDPM)2
8Pを粗結晶として得る。精製は、ベンゼン−n・ヘキ
サンでの再結晶法が用いられる。これにより(HDPM
)28Pとベンゼンとの包接化合物が得られ、これを減
圧下120〜140℃でベンゼンを除去すると(HDP
M)2BPが得られる(下記反応式■)。
(式中、Rはメチル、エチル等のアルキル基)(ノー なお、(HDPM)28Pの具体的な製造例は、後述の
実施例において説明する。
この(HDPM)28Pは各種の抗菌剤、殺菌剤や香料
等をゲスト化合物として、安定な包接化合物を形成する
ことができるホスト化合物として有用である。
(HDPM)28Pをホスト化合物とする包接化合物の
製造方法には特に制限はないが、例えば、殺菌剤−(H
DPM)28P包接化合物は、下記■の方法により製造
することができる。
■ 殺菌剤溶液と(HDPM)2 BPをクロロホルム
等の溶媒中に加熱溶解(加熱溶解温度は通常40〜80
℃、好ましくは50〜60℃)させた後、放置する。析
出した結晶を濾過分離すると、目的とする包接化合物が
得られる。
例えば、CJZ−MITとMITを含む溶液と(HDP
M)28Pとから、CJ2−M I T−(HDPM)
28P包接化合物を選択的に得ることができる。
また、シネオール等の香料−(HDPM)28P包接化
合物は、下記■又は■の方法により製造することができ
る。
■ (HDPM)28Pを香料に加熱溶解(加熱溶解温
度は通常100〜120℃)させた後(液液反応)、放
置する。析出した結晶を濾過分離すると、目的とする包
接化合物が得られる。
■(HDPM)、BPと香料とを単に混合する(固液反
応)。固形物を分取することにより、目的とする包接化
合物が得られる。
本発明において、(HDPM)28Pに包接されるゲス
ト化合物としては特に制限はなく、(HDPM)28P
と包接化合物を形成し得るものであれば良く、殺菌剤と
しては、一般に有効な殺菌剤として広く用いられている
(、IL−M I T等が挙げられる。また、天然精油
としては、シネオール、ヒノキオイル、キンモクセイ、
ジャスミン、レモン、カシアオイル、シナモンリーフ、
メントール、ローズマリー バルマローザオイル、ラベ
ンダー スペアミントオイル、メンタアーベンシス等が
挙げられる。
本発明で提供される(HDPM)28Pは、その他、香
水や属薬なと、長期間その効果を維持することを目的と
する分野に、或いは、pH1熱、紫外線などに不安定な
化合物を包接化させることにより安定化させるための安
定化剤として、更には、その選択的包接能を利用して、
各種化合物の分離、精製等に、幅広い用途に極めて有用
である。
[作用] 本発明で開示される(HDPM)2 BPはC2−MI
T等の殺菌剤成分のホスト分子としての作用効果を有す
る新規化合物である。
この新規化合物に殺菌剤成分を包接させた包接化合物は
、固体状態となり得る。しかして、殺菌剤成分は、包接
化合物から徐々に水中に溶解してゆくため、抗菌活性を
極めて長時間維持させることができる。また殺菌剤は包
接されることにより、その毒性、皮膚刺激性等が低減さ
れる。しかも使用中に他の物質と反応して抗菌活性が低
下することも防止される。
このため、得られる包接化合物は、抗菌活性を極めて長
時間維持することができる徐放性抗菌剤として有効に用
いることができる。
一方、天然精油等の香料等も(HDPM)2BPとの包
接化合物とされることにより、固体状態となる。このた
め、例えば液状香料では、容器が倒れたりすると液がこ
ぼれるという欠点があるが、本発明の包接化合物では、
このような心配がなくなり、取り扱いが簡便になる。
また、香気成分又は殺虫成分を包接化することによって
、香気成分等が包接化合物から徐々に揮散し、揮散速度
が低下するため、香気や殺虫効果の持続性が高まる。こ
の包接化合物はその粒度を変えることによって、大気と
の接触表面積を調整し、香気成分や殺虫成分の揮散速度
を調節することができる。しかも、各種形状に成形する
ことも容易である。
更にまた本発明の(HDPM)2BPは、水溶性殺菌剤
や天然精油の粉末化、安定化、濃縮化等にも役立つ上に
、ホスト化合物としてゲスト化合物を選択的に包接する
ことを利用して、水溶性殺菌剤等のゲスト化合物の分離
、精製にも有用である。
[実施例] 以下に製造例及び実施例を挙げて本発明を更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。
製造例1 [反応No、1] [反応No、2] H 11容の三つロフラスコにジフェン酸50g。
エチルアルコール500mJ!を加え、マグネテイック
スターラーで攪拌し、溶解させた。これにHCIガスを
攪拌下飽和するまで導入した。
HCλ飽和後、更に30分HCuガスを通した。
この後、10〜30mmHg減圧下、50〜60℃に加
熱して、エタノール(EtOH)を濃縮した。残留物を
ベンゼン500mJZに溶解させ、これを水、飽和重曹
水、水、飽和食塩水の順で洗浄した。ベンゼン層をNa
2SO4で乾燥させた後、ベンゼンを留去するとジフェ
ン酸ジエチルエステルが61g得られた(収率99%)
υ■ 3ILの三つロフラスコにCa C12管をつけた冷却
器及び滴下ロートを装着させた。これにMg30gを加
え、更にひたる程度の乾燥テトラヒドロフラン(dry
  THF)を加えた。更に、攪拌下、ブロムベンゼン
10g加えた(反応が開始すると、発熱する。)0反応
開始後、184gのブロムベンゼンを500mJZのd
ry  THFに溶かしたものをゆっくり滴下した。滴
下終了後、更に1時間攪拌した後、250mjZLf)
dryTHFを加えた。これに反応No、1で得られた
61gのジフェン酸ジエチルエステルを500m℃のd
ry  THFに溶かしたものをゆっくり滴下した0滴
下終了後、1夜攪拌した。その後、氷で冷却し、激しく
攪拌しながら200mfの飽和NH4Cl3水をゆっく
り加えた。次に、希塩酸500mλをゆっくり加え、更
に250mJ!のベンゼンを加えた。油層部を分取し、
これを水、飽和重曹水、水、飽和食塩水の順で洗浄した
。水層は500mj!のベンゼンで抽出し、水、飽和重
曹水、水、飽和食塩水の順で洗浄した。ベンゼン抽出液
を合せ、Na2SO4で乾燥させた後、溶媒を留去する
と粗(HDPM)28Pが得られた。
これをベンゼン−〇−ヘキサンで再結晶すると(HDP
M)28Pとベンゼンの包接化合物が得られた。これを
更に10〜30mmHg減圧下、120〜140℃で加
熱することにより、ベンゼンを除去して(HDPM)2
BPを75g得た(収率70%)。
得られた結晶はm、p、245〜246℃で、そのIR
スペクトル(ヌジョール法)及びNMRスペクトル(溶
媒CDCJ23 )はそれぞれ第1図及び第2図に示す
通りであった。
製造例2 製造例1において、反応No、1におけるアルコールと
して、メチルアルコールを用いたこと以外は同様にして
、ジフェン酸ジメチルエステルを得た。
11+1 H 得られたジフェン酸ジメチルエステル50g。
Mg27g、ブロムベンゼン176gを用いて、製造例
の反応No、2と同様の反応を行ない、(HD P M
 )  B Pを73g得た(収率76%)。
実施例1 (HDPM  28P−(12−MIT包接化合物の丸
見 CHDPM)28P  2.01 g (3,88X1
0−3モル)とCl3−MIT  1.168(7,7
6X10−’モル)を含むCJZ−M!T/MIT混合
物とをクロロホルム20mj2に加熱して溶解させた後
、48時間放置すると白色の結晶が析出してきた。これ
を吸引濾過すると2.49gの結晶が得られた。NMR
測定の結果、得られた結晶はモル比で(HDPM)28
P:Cl2−MIT=1 : 1.重量比で(HDPM
)2 BP :CjZ−M I T冨77 : 23の
(HDPM)2BP・Cf−M I T包接化合物であ
ることが確認された。
0℃−MITの溶出試験 得られたの(HDPM)2 BP−Cu−MIT包接化
合物を粉砕し42メツシユのふるいで分級し通過したも
の及び■CfL−MIT単独の2 fm類を、CIL−
MIT換算で0.23gになるように秤量して、それぞ
れ超純水IJ2中に投入し500rpmでスターラー攪
拌しながら一定時間後のCJZ−M I T溶出率を調
べた。結果を第1表に示す。
第1表 (1!−MITの溶出率(単位二重量%)実施
例2 (HDPM)28P  3.05gを20m1のシネオ
ールに加熱して溶解させ、24時間放置すると白色の結
晶が析出した。これを吸引濾過すると3.99gの結晶
が得られた。NMR測定の結果、この結晶はモル比で(
HDPM)28Pニジネオ−ルー1:1.2、重量比で
(HDPM)2BPニジネオ−ルーフ4 : 26の(
HDPM)28P・シネオール包接化合物であることが
確認された。
シネオールの徐 性試 得られたの(HDPM)28P・シネオール包接化合物
を粉砕し、42メツシユのふるいで分級し、通過したも
の及び■シネオール単独の2種類を、シネオール換算で
0.26gになるように秤量して、それぞれ直径9cm
のシャーレに入れ、静置条件下での一定時間後のシネオ
ール減少率を調べた。結果を第2表に示す。
第2表 シネオール減少率(単位二重量%)実施例3 0.8、重量比で(HDPM)aBP:シネオール=8
0 : 20の(HDPM)2BP・シネオール包接化
合物であることが確認された。
シネオールの徐放 得られた■(HDPM)、BP・シネオール包接化合物
を粉砕し、42メツシユのふるいで分級し、通過したも
の及び■シネオール単独の2f!1類をシネオール換算
で0.20gになるように秤量し、それぞれ直径9cm
のシャーレに入れ、静置条件下での一定時間後のシネオ
ール減少率を調べた。結果を第3表に示す。
第3表 シネオール減少率(単位二重量%)(HDPM
)2 8P   2. 0Og  (3,88x10−
3モル)とシネオール0.60g (3,90XIO−
3モル)とをスパーチルで5分間攪拌させ固形物を得た
。NMR測定の結果この固形物はモル比で(HDPM)
2BP:シネオール=1:第1表ないし第3表から(H
DPM)28Pをホスト化合物とする包接化合物は、殺
菌剤又は香料等のゲスト化合物の徐放性に優れることが
明らかである。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明で提倶される2、2′−ビス
(α−ヒドロキシジフェニルメチル)ビフェニルは、殺
菌剤や香料等を包接するホスト分子として極めて有用で
ある。
しかして、この(HDPM)2BPをホスト分子として
得られる包接化合物は、水溶性殺菌剤、天然精油の粉末
化、安定化、濃縮化、分離、精製等に利用することがで
きる上に、特に包接された水溶性殺菌剤を有効成分とす
る徐放性抗菌剤として、 ■ 有効成分が徐々に水中に溶出するため抗菌活性を長
時間維持することができる、 ■ 固体状であるため、打錠成型等の成型が可能であり
、取り扱いが容易である、 ■ 殺菌剤の毒性、皮膚刺激性等が低減されることから
、作業環境が改良され、安全性が向上される、 するのが防止される。
等の優れた効果を奏する。また、天然精油を香気成分と
する徐放性芳香剤として、 ■ 香気成分が徐々に大気中に揮散するため芳香族性を
長時間維持することができる、 ■ 固体状であるため、取り扱いが容易であり、成形も
容易に行なえる、 ■ 包接化合物の粒度を変えるなどの方法で、香気成分
の揮散を容易にコントロールすることができ、任意の徐
放性を得ることができる。
等の優れた効果が奏される。
更に、天然精油を殺虫成分とする徐放性殺虫剤としても
有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は(HDPM)28PのIRスペクトルを示す図
、第2図はそのNMRスペクトルを示す図である。 ■ 有効成分が他の物質と反応し抗菌活性が低下代理人
  弁理士  重 野  剛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる2,2′−ビス(α−ヒドロキシジフェニ
    ルメチル)ビフェニル。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の2,2′−ビス(
    α−ヒドロキシジフェニルメチル)ビフェニルから成る
    包接化合物製造用ホスト化合物。
JP63334259A 1988-12-28 1988-12-28 2,2’―ビス(α―ヒドロキシジフェニルメチル)ビフェニル及びそれから成るホスト化合物 Pending JPH02178243A (ja)

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