JPS5945648B2 - 農園芸用殺菌組成物 - Google Patents

農園芸用殺菌組成物

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Publication number
JPS5945648B2
JPS5945648B2 JP7299779A JP7299779A JPS5945648B2 JP S5945648 B2 JPS5945648 B2 JP S5945648B2 JP 7299779 A JP7299779 A JP 7299779A JP 7299779 A JP7299779 A JP 7299779A JP S5945648 B2 JPS5945648 B2 JP S5945648B2
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JP
Japan
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parts
compound
organophosphorus
rice
horticulture
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Expired
Application number
JP7299779A
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JPS55164604A (en
Inventor
寛人 望月
不二夫 荒木
捷洋 藤島
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Nihon Nohyaku Co Ltd
Original Assignee
Nihon Nohyaku Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は農園芸用殺菌組成物に関し、その特徴とすると
ころは、3′−イソプロポキシ−2−トリフルオロメチ
ルベンズアニリド(以下、化合物Aという)と有機リン
系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤とを有効成分として含有
することにある。
本発明者等は今般、化合物Aと有機リン系殺虫剤又は有
機リン系殺菌剤とを併用すれば、とりわけ稲モンガレ病
防除作用が増強することを知った。
本発明は、この新しい知見に基づくものである。
ここで化合物Aは各種の植物病害、特に稲モンガレ病防
除剤の有効成分として知られている。
(特開昭53−9739号) 本発明で用いる有機リン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤
としては、農薬分野で通常殺虫剤もしくは殺菌剤に使用
されている有機リン系の有効成分であり、例えば0,0
−ジメチル−0−(3−メチル−4−ニトロフェニル)
チオホスフェート(以下、化合物Iという)、0,0−
ジイソプロ。
ピルー〇−4−メチルチオフェニルホスフェート(以下
、化合物…という)、0,0−ジメチル−3,5,6−
ドリクロロー2−ピリジンホスホロチオエート(以下、
化合物■という)、ジメチルジチオホスホリルフェニル
酢酸エチル(以下、化合物■という)等の水稲、果樹、
ソ菜用殺虫剤の有効成分、0,0−ジイソプロピル−8
−ベンジルチオホスフェート(以下、化合物■という)
、0−エチル−8,S−ジフェニルジチオホスフェート
(以下、化合物■という)等の稲イモチ剤の有効成分を
挙げることができる。
これらの有機リン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤は、そ
れ自身では稲モンガレ病に対してまったく活性を示さな
いか、もしくは示してもその活性は弱く実用性はない。
本発明によれば、例えば粉剤の場合化合物Aを10アー
ル当り209以下散布したのでは、モンガレ活性が弱い
が、これにモンガレ活性をほとんど示さない有機リン系
殺虫剤又は有機リン系殺菌剤を併用することにより、有
機リン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤の本来の効果を維
持しながら、稲モンガレ病防除効果を著しく増強するこ
とができる。
化合物Aと有機リン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤とを
有効成分とする農園芸用殺菌組成物を製造するには、両
成分を農薬製剤上の常法に従い担体(希釈剤)(!:混
合し、必要により所望の補助剤を添加し、使用に都合の
よい剤型例えば粉剤、乳剤、フロアブル、錠剤、ペース
ト、濃厚少量散布液等に調製すればよい。
本発明は、化合物Aと有機リン系殺虫剤又は有機リン系
殺菌剤とを併用することにより殺菌力の著しい増強が得
られることに基づくものであるので、化合物Aと有機リ
ン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤とをそれぞれ独立した
製剤としたものを、使用の際に両者混用して殺菌作用を
得ようとする態様も本発明の範囲に属する。
なお、本発明組成物は他の殺菌剤、殺虫剤、肥料等を配
合して、本則の適用範囲の拡大を図ることも可能である
以下に本発明の試験例を示す。
試験例 1 1)侵入阻止効果(予防効果)試験 10.00τアールの磁製ポットで栽培した水稲(品種
;日本晴、7葉期)にペルジャー散粉装置により4 k
g/ 10 aの割合で所定濃度の薬剤を散布し、温室
内に1週間放置した後、株元に、もみがら・ふすま培地
で培養した稲モンガレ病菌を接種した。
接種8日後に病斑病を調査し次式に従い侵入阻止効果を
算出した。
−B 侵入阻止効果□×100 A:無処理区における病斑病 B:処理区における病斑病 2)進展阻止効果(治療効果)試験 □アールの磁製ポットで栽培した水 io、oo。
稲(品種:日本晴、7葉期)に、もみがら・ふすま培地
で培養した稲モンガレ病菌を株元に接種し、2日後にペ
ルジャー散粉装置により4kg/10aの割合で、所定
濃度の薬剤を散布した。
散布7日後に新たに進展した病斑病を調査し、次式に従
い進展阻止効果を算出した。
−B 進展阻止効果= −X 100 A二無処理区における病斑病 B:処理区における病斑高 次ぎに実施例の若干を挙げるが、本発明がこれらのみに
限定されるものではない。
なお「部」は重量部を示す。
実施例 1 化合物A O1515部化
I 1部ホワイトカーボ
ン 1部PAP[イソプロピル
アシッドホス フェート日本化学■製〕0.3部 クレー 97.2部を均一に混
合粉砕して粉剤とする。
実施例 2 化合物A 10部化合物
1 20部キシレン
55部ポリオキシエチレンアル
キルアリール エーテル 15部を均一に混
合溶解して乳剤とする。
実施例 3 化合物A 10部化合物
1’%r 20部ホワイ
トカーボン 20部ドデシルベン
ゼンスルホン酸ソーダ 5部クレー
45部を均一に混合粉砕して水和剤とす
る。
実施例 4 化合物A 5部化合物川
10部ポリビニルアルコ
ール ゛2部ホワイトカーボン
5部ドデシルベンゼンスルホン酸
ソータo、2部クレー 77
.8部を混合粉砕し水18部を加えて混練し、押出造粒
機により造粒乾燥して粒剤とする。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 13′−イソプロポホキシー2−トリフルオロメチルベ
    ンズアニリドと有機リン系殺虫剤又は有機リン系殺菌剤
    とを有効成分として含有することを特徴とする農園芸用
    殺菌組成物。
JP7299779A 1979-06-12 1979-06-12 農園芸用殺菌組成物 Expired JPS5945648B2 (ja)

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JP7299779A JPS5945648B2 (ja) 1979-06-12 1979-06-12 農園芸用殺菌組成物

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JPS55164604A JPS55164604A (en) 1980-12-22
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855403A (ja) * 1981-09-26 1983-04-01 Nippon Kayaku Co Ltd 農園芸用土壌病害防除剤
JPH01143804A (ja) * 1987-12-01 1989-06-06 Aguro Kanesho Kk 農園芸用殺菌剤

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JPS55164604A (en) 1980-12-22

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