JP2000515170A - D―リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法 - Google Patents

D―リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法

Info

Publication number
JP2000515170A
JP2000515170A JP10547455A JP54745598A JP2000515170A JP 2000515170 A JP2000515170 A JP 2000515170A JP 10547455 A JP10547455 A JP 10547455A JP 54745598 A JP54745598 A JP 54745598A JP 2000515170 A JP2000515170 A JP 2000515170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
toxic
limonene
insecticidal composition
insects
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP10547455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000515170A5 (ja
Inventor
マックパートランド,トー
Original Assignee
マックパートランド,トー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マックパートランド,トー filed Critical マックパートランド,トー
Publication of JP2000515170A publication Critical patent/JP2000515170A/ja
Publication of JP2000515170A5 publication Critical patent/JP2000515170A5/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N27/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing hydrocarbons

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 アリ、アリマキ、コナカイガラムシ、コナジラミ、ハダニ、ヨコバイ、イラクサキンウワバ、食葉性の甲虫類およびイモムシ、ゴキブリ、ハエ、スズメバチ、ヒトジラミおよびアタマジラミのような虫を抑制するために有効であるが、人間および家庭用動物に対して無毒性であり、約1〜約20重量%のD−リモネン、約1〜約25重量%の無毒性の乳化剤、約0.01〜約5重量%の保存剤、および、残部の水を含む殺虫性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 D−リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法 発明の分野 本発明は、一般に、アリ、アリマキ、コナカイガラムシ、コナジラミ、ハダニ 、ヨコバイ、イラクサキンウワバ、食葉性の甲虫類およびイモムシ、ゴキブリ、 ハエ、スズメバチ、ヒトジラミおよびアタマジラミを含む虫を制御する効果を有 する殺虫性組成物に関し、そして、より詳細には、D−リモネン、無毒性の親水 性溶剤、無毒性の乳化剤および保存剤を含み、虫を忌避し、そして殺生する効果 を有するが、人間および家庭用動物に対しては無害であり、さらに園芸(landsca ping)、特にバラの茂みおよび観葉植物、屋内植物または環境に対して有害でな い殺虫性組成物に関する。 発明の背景 アリのような虫を殺生するための、多くの農薬および殺虫剤の製品が市販され いる。しかし、これらの製品は、一般に、人間および家庭用動物に毒性があり、 植物および環境に対して有害である。それ故、非常に注意深くこれらを投与しな ければならない。このことはアリ、ゴキブリ等の殺生するときに特に問題である 。なぜなら、それらは、通常、食品の近くに現れ、殺虫剤を不注意に用いると、 人間および家庭用動物が偶発的に被毒することがあるからである。 D−リモネンを含む他の殺虫剤製品では、D−リモネンは鉱油留分に分散され ていて、もしこの鉱油留分を偶然に摂取すると有害であり、そして植物に被害を もたらすことがある。本発明の組成物とは異なり、D−リモネンは、水ではなく 、油中に分散されているの で、乳化剤は使われない。 シラミが、人間、特に子供に寄生した場合、未だに、農薬リンデンを含む組成 物によって処置する。リンデンは、発ガン性がある可能性がある。ヒトジラミお よびアタマジラミを処置することができるが、特に子供に対して安全に使用する ことができる組成物が必要である。 米国特許第4,379,168号明細書(Dotolo)は、殺虫成分としてD−リモネンを、 水溶性界面活性剤または乳化剤および水とともに含む農薬を開示している。この 農薬組成物は、主に、小動物からノミおよびダニを除去するための洗液として、 そして、小動物のノミおよびダニを殺生するためのスプレーとして使用するよう に設計されている。Dotoloにより教示された組成物は、いずれも、本発明が目的 とする適量の乳化剤およびD−リモネンを含むものでない。Dotoloにより教示さ れた組成物は、いずれも、安全性を確保するために選ばれた界面活性剤または乳 化剤を含むものではない。例えば、Kodak Laboratoryの化学物質カタログNo.51 は、Dotoloの組成物に許容される乳化剤として開示しているTriton X-100は、皮 膚および目に刺激性があることを示している。 米国特許第3,023,144号明細書(Greathouseら)は、約25重量%のD−リモネ ン、約1重量%のp−メチルアセトフェノンおよびD−リモネンの他の不飽和炭 化水素開裂生成物、約7重量%以下の濃縮シトラスオイルフーツおよび0.25 重量%〜約10重量%のサリチル酸を含む、殺菌剤および殺真菌剤を開示してい る。これらの組成物は、傷、または、真菌、細菌および幼虫の寄生による皮膚お よび外部器官の感染を抑制するために、人間および家庭用動物に、局所的に適用 されて用いられる。Greathouseらは、開示した組成物の殺生物活性の活性成分は 、D−リモネンではなく、p−メチル アセトフェノンおよびD−リモネンの他の不飽和炭化水素開裂生成物のような化 合物であることを開示している。 それ故、本発明の目的は、従来技術の農薬組成物に付随した種々の欠点を克服 することにある。 本発明の別の目的は、アリ(ants)、アリマキ(aphids)、コナカイガラムシ(mea ly bugs)、コナジラミ(white flies)、ハダニ(spidermites)、ヨコバイ(leaf ho ppers)、イラクサキンウワバ(cabbageloopers)、食葉性の甲虫類およびイモムシ (leaf eating beetles and caterpillars)、ゴキブリ(cockroaches)、ハエ(flie s)、スズメバチ(wasps)、ヒトジラミおよびアタマジラミ(body and head lice) のような虫を忌避することによって抑制し、且つ、人間、家庭用動物および室内 植物に対して毒性がない、殺虫性組成物を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、アリ、アリマキ、コナカイガラムシ、コナジラミ 、ハダニ、ヨコバイ、イラクサキンウワバ、食葉性の甲虫類およびイモムシ、ゴ キブリ、ハエ、スズメバチ、ヒトジラミおよびアタマジラミのような虫を殺生す ることによって抑制し、且つ、人間、家庭用動物および室内植物に対して毒性が ない、殺虫性組成物を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、人間に寄生したシラミに対する、安全でそして有 効な処置を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、一部に天然物質から作られた殺虫剤を含み、その ために、園芸、特にバラの茂み、観葉植物および室内植物、または環境に対して 有害でない、殺虫性組成物を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、D−リモネン、無毒性の乳化剤、保存剤および無 毒性の親水性溶剤を含む殺虫性組成物を提供すること である。 本発明のさらに別の目的は、D−リモネン、無毒性の乳化剤、保存剤および水 を含み、そしてスプレーとして塗布するのに適している、殺虫性組成物を提供す ることである。 発明の要約 本発明によると、殺虫性組成物、このような組成物を製造する方法および使用 する方法が開示される。 殺虫剤の主成分として、天然物質であるD−リモネンを用いることにより、新 規な殺虫性組成物を製造することができる。D−リモネンは、オレンジ、レモン 、ライム、グレープフルーツおよびベルガモットの柑橘類の果皮から蒸気抽出し て得ることができる。いくつかの抽出物には、90%程度のD−リモネンが含まれ ていることがある。この方法によって、廃棄されるはずの物を貴重に用いること ができる。この油分を蒸留すると、より純粋な、即ち、約95%〜96%、工業 技術グレードのD−リモネンが生じる。D−リモネンは、心地よいシトラスの香 りを有する。それは生活環境のいたる所で適切に用いることができる。 本発明による殺虫性組成物は虫を抑制するために十分な量のD−リモネン、無 毒性の親水性溶剤、および、D−リモネンを無毒性の親水性溶剤中に可溶化させ るために十分な量の無毒性の乳化剤を用いることにより配合されうる。 本発明による殺虫性組成物は、約1〜約20重量%のD−リモネン、約1〜約 25重量%の無毒性の乳化剤、例えば、Alkamuls EL620、約0.01〜約5重量 %の保存剤、および、残部の無毒性の親水性溶剤を用いることにより配合されう る。 好ましい濃度範囲は1〜約10重量%のD−リモネン、約5〜約 15重量%の無毒性の乳化剤、例えば、Alkamuls EL620、約0.01〜約1重量 %の保存剤および残部の水である。 本発明は、このような組成物を、例えば、アリのような虫の上に直接スプレー するか、または、アリのような虫がしばしば現れる領域にスプレーすることによ る、殺虫性組成物を使用するための方法をさらに教示する。無毒性の殺虫性組成 物は心地よいシトラスの香りを有し、そしていかなる生活環境における使用にも 適する。本発明の殺虫性組成物が固体表面に塗布され、そしてそこに残っている ときには、殺虫性組成物の残留効果は、一定時間、処理した領域からアリのよう な虫を有効に忌避し続けるであろうということがさらに発見された。 本発明は本発明の殺虫性組成物をバラの茂みまたは他の観葉植物上に塗布し、 虫を抑制するための方法をも教示する。 本発明は、シラミ、特にアタマジラミが寄生した人、特に子どもを処置するた めに殺虫性組成物を使用する方法をも教示する。 好ましい態様の説明 本発明は天然の物質であるD−リモネンを用いることにより配合されうる。オ レンジリモネンまたは1−メチル−4−(1−メチルエテニル)シクロヘキセン もしくは4−イソプロペニル−1−メチルシクロヘキセンとしても知られている D−リモネンはC1016の化学式を有し、136.2の分子量を有し、そして8 8.1重量%Cおよび11.8重量%Hを含む。種々のエーテル油(ethereal oi ls)、特にレモン、オレンジ、ライム、グレープフルーツおよびベルガモットの 油中にある。D−型のリモネンは175.5〜176℃の沸点を有する液体であ る。それはLykes Pasco Packing Company(Dade City,Florida)またはFlorida C hemical Company(Lake A lfred,Florida)から市販入手可能である。 本発明の組成物により、使用者は屋内および屋外の環境において虫を抑制する ことができる。虫の抑制とは、虫を忌避し、および/または殺生し、それにより 、本発明の殺虫性組成物を所定の場所に塗布しなかった場合よりも、この所定の 場所において生きているまたは存在している虫の数が少なくなることを含む。 特定の理論に本発明を制限するわけではないが、D−リモネンは虫の外骨格上 のワックス状コーティングを軟化させ、それにより、この軟化したコーティング が気門として知られている虫の外側の呼吸器官を閉塞するように作用するものと 信じられる。この閉塞した気門は十分な量の酸素を得ることができる虫の能力を 阻害し、最終的に虫を死に至らしめる。本発明は、それ故、上記の外的効果を受 けることができるであろう、虫以外の他の有害生物に対しても適切である。 水のような無毒性親水性溶剤中に均一にD−リモネンを分散させるために、乳 化剤が必要である。他の無毒性親水性溶剤、例えば、エタノール、希酢酸溶液等 も適切に使用されうる。適切な乳化剤はポリエトキシル化ヒマシ油のような無毒 タイプのものであるべきであることが発見された。他のこのような乳化剤はRhon e Poulenc Co.からAlkamuls EL620の商品名で市販入手可能である。それは人間 、家庭用動物および屋内植物並びに園芸に対して無毒性であり、皮膚または目に 刺激がないであろう。ICI AmericasまたはSigma Chemical Companyにより供給さ れるポリオキシエチレンソルビタンのような無毒性である他の市販の乳化剤も本 発明のための使用に適切であろう。好ましい態様において、Tween 80のようなポ リオキシエチレンソルビタンモノオレエートは使用されうる。 一般に、乳化剤は無毒性の親水性溶剤中にD−リモネンを可溶性 にするのに十分な量で存在すべきである。ポリエトキシル化ヒマシ油を用いると きに、この乳化剤を本明細書において開示した量で用いるときに、無毒性親水性 溶剤中にD−リモネンを可溶化するために十分なポリエトキシル化を含むべきで ある。 殺虫性組成物に合理的な貯蔵寿命を与えるために、組成物に保存剤を添加する ことは好ましい。1つのこのような適切な保存剤はPfizer,Inc.から市販されて いる安息香酸ナトリウムである。当業者に知られているような、植物を保存する ために用いられる他の市販の保存剤も適切に用いることができる。 スプレーとして塗布することができる新規の殺虫性組成物は約1〜約20重量 %のD−リモネン、約1〜約25重量%のAlkamuls EL620(無毒性の乳化剤)、 約0.01〜約5重量%の保存剤、および、残部の水を用いて配合されうる。よ り好ましい組成物は約1〜約10重量%のD−リモネン、約5〜約15重量%の Alkamuls EL620、約0.01〜約1.0重量%の保存剤および残部の水を含む。 本発明の特定の例は、約5.8重量%のD−リモネン、約10重量%のAlkamu ls EL620(ポリエトキシル化ヒマシ油)、約0.1重量%の安息香酸ナトリウムお よび残部の水からなる。 上記の特定の配合により製造された殺虫性組成物は乳白色を有する。その物理 状態は25℃において液体であり、そしてシトラスのような匂いを有する。それ は99〜100℃の沸点を有し、そして0.9753gm/mlの比重を有する 。それは水中に可溶性であり、そして6.1のpHを有する。殺虫性組成物の引 火点は60℃より高い。それは37.8℃において1.97センチポアズの粘度 である。 本発明により配合された殺虫性組成物は人間および犬、猫、ウサギのような家 庭用動物に対して毒性がない。それは、食品の付近で 、汚染または偶発的な被毒を受ける危険性なしに用いることができる。美化用植 物の葉または屋内用植物に害がないであろう。それは心地よいシトラスのような 匂いを放ち、殆どの人に嫌悪感を与えない。それは、主として、天然の材料から できているので、環境に対して有害でなく、そして望ましくない汚染を起こさな い。それは、また、完全に生分解性である。 この新規の殺虫性組成物をスプレーとして屋内において用いるときに、好まし くは、アリのような虫の上に直接的にまたはアリのような虫の源へのアリのよう な虫の通路に約6〜約8インチ離れてスプレーし、そして目に見えて濡れるまで スプレーする。虫は、通常、新規の殺虫性組成物との数分の接触で死ぬ。 殺虫性組成物はカウンタートップのような建物の内部表面および調理場におい て用いることができる。屋外使用では、本発明の殺虫性組成物は家のような建物 の周囲、アリの通路のような虫の通路、アリの巣のような虫の巣、および、アリ のような虫が建物内に侵入しうるドア、亀裂部およびまど枠に塗布するべきであ る。目に見えて濡れるまで塗布すべきである。それは長期間の忌避性能があるで あろう。 本発明の殺虫性組成物の塗布は、好ましくは、エアロゾルカン、バグスプレー 等のような従来のスプレー装置により殺虫性組成物を塗布することにより行われ る。しかし、殺虫性組成物中に浸漬したブラシを処置しようとする表面に接触さ せることによっても行える。新規の殺虫性組成物は無毒性であるから、人間の手 で塗布することもできる。 シラミにより汚染された人間を処置するために新規の殺虫性組成物を用いると きに、頭皮のような汚染された領域に塗布され、そして約5分間放置し、その後 に、すすぎ、好ましくはシャンプーで洗 い流すべきである。 本発明は例示的に記載してきたが、用いた用語は制限するのではなく、説明す ることを意図することが理解されるべきである。さらに、本発明はその好ましい 態様について説明されたが、当業者は本発明の他の可能な変更にこれらの教示を すぐに応用するであろうということは理解されるべきである。 独占排他権を請求する本発明の態様は次に規定される通りである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.虫を抑制するために十分な量のD−リモネン、無毒性の親水性溶剤、前記 D−リモネンを前記無毒性の親水性溶剤中に可溶化するために十分な量の無毒性 の乳化剤を含む、殺虫性組成物であって、このスプレーが人間および家庭用動物 に対して無毒性である、殺虫性組成物。 2.前記D−リモネンの量は約1〜約20重量%であり、前記無毒性の乳化剤 の量は約1〜約25重量%であり、そして前記無毒性の親水性溶剤は約98〜約 55重量%の量である、請求項1記載の殺虫性組成物。 3.前記殺虫性組成物の有効性を長続きさせるために十分な量の保存剤をさら に含む、請求項1記載の殺虫性組成物。 4.前記保存剤の量は約0.01〜約5重量%である、請求項3記載の殺虫性 組成物。 5.虫を抑制するために十分な前記D−リモネンの量は虫を忌避するために十 分である、請求項1記載の殺虫性組成物。 6.虫を抑制するために十分な前記D−リモネンの量は虫を殺生するために十 分である、請求項1記載の殺虫性組成物。 7.前記無毒性の乳化剤はポリエトキシル化ヒマシ油である、請求項1記載の 殺虫性組成物。 8.前記無毒性の乳化剤はポリオキシエチレンソルビタンである、請求項1記 載の殺虫性組成物。 9.前記無毒性の親水性溶剤は水である、請求項1記載の殺虫性組成物。 10.前記保存剤は食品保存剤である、請求項2記載の殺虫性組成物。 11.前記虫は、アリ、アリマキ、コナカイガラムシ、コナジラミ、ハダニ、 ヨコバイ、イラクサキンウワバ、食葉性の甲虫類およびイモムシ、ゴキブリ、ハ エ、スズメバチ、ヒトジラミおよびアタマジラミからなる群より選ばれる、請求 項1記載の殺虫性組成物。 12.前記殺虫性組成物は好ましくは約1〜約10重量%のD−リモネン、約 5〜約15重量%の無毒性の乳化剤、および約94〜約75重量%の無毒性の親 水性溶剤を含む、請求項1記載の殺虫性組成物。 13.約5.8重量%のD−リモネン、約10重量%のポリエトキシル化ヒマ シ油、約0.1重量%の安息香酸ナトリウム、および、約84.1重量%の水を 含む、請求項2記載の殺虫性組成物。 14.約1〜20重量%のD−リモネン、約1〜約25重量%の無毒性の乳化 剤、約0.01〜約5重量%の保存剤、および、約97.99〜約50重量%の 水を混合する工程を含む方法により製造された殺虫性組成物。 15.虫、虫の通路、虫の源、建物の内部表面、建物の外周またはそれらの組 み合わせからなる群に、請求項1記載の殺虫性組成物を塗布する工程を含む、虫 を抑制するための方法。 16.前記殺虫性組成物は、好ましくは、約1〜約10重量%のD−リモネン 、約5〜約15重量%の無毒性の乳化剤、約0.01〜約1重量%の保存剤、お よび、約93.99〜74重量%の無毒性の親水性溶剤を含む、請求項15記載 の虫を抑制するための方法。 17.シラミに汚染された人間の部分に請求項1記載の組成物を塗布すること 、汚染された部分の上に一定時間前記組成物を放置すること、および前記組成物 を除去することの工程を含む、シラミに汚染された人間を処置するための方法。 18.前記殺虫性組成物は、好ましくは、約1〜約10重量%のD−リモネン 、約5〜約15重量%の無毒性の乳化剤、約0.01〜約1重量%の保存剤、お よび、約93.99〜約74重量%の無毒性の親水性溶剤を含む、請求項17記 載の方法。 19.前記殺虫性組成物は、好ましくは、約5.8重量%のD−リモネン、約 10重量%のポリエトキシル化ヒマシ油、約0.1重量%の安息香酸ナトリウム 、および、約84.1重量%の水を含む、請求項17記載の方法。 20.バラの茂みおよび観葉植物からなる群より選ばれた植物において虫を抑 制するための方法であって、請求項1記載の組成物を前記植物に塗布する工程を 含む方法。
JP10547455A 1997-04-30 1998-04-29 D―リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法 Ceased JP2000515170A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84635197A 1997-04-30 1997-04-30
US08/846,351 1997-04-30
PCT/US1998/008954 WO1998048625A1 (en) 1997-04-30 1998-04-29 Ant spray containing d-limonene and methods of making and using same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000515170A true JP2000515170A (ja) 2000-11-14
JP2000515170A5 JP2000515170A5 (ja) 2005-09-08

Family

ID=25297657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10547455A Ceased JP2000515170A (ja) 1997-04-30 1998-04-29 D―リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0917426B1 (ja)
JP (1) JP2000515170A (ja)
KR (1) KR20000022375A (ja)
CN (1) CN1225552A (ja)
AT (1) ATE270040T1 (ja)
AU (1) AU732614B2 (ja)
DE (1) DE69824813T2 (ja)
ES (1) ES2224386T3 (ja)
PT (1) PT917426E (ja)
WO (1) WO1998048625A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005538158A (ja) * 2002-09-04 2005-12-15 マックパートランド,トー D−リモネンを含むアリ用スプレー、その製造方法およびその使用法
JP2018505843A (ja) * 2014-10-20 2018-03-01 アリスタ ライフサイエンス ベネルクス エスピーアールエル 減少させた量のcipcを用いた抗出芽塊茎処置のための方法
JP2018510125A (ja) * 2014-10-20 2018-04-12 アリスタ ライフサイエンス ベネルクス エスピーアールエル リモネン:配合物及び殺虫剤使用

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7456219B2 (en) 2002-03-04 2008-11-25 Merck Hdac Research, Llc Polymorphs of suberoylanilide hydroxamic acid
US7341736B2 (en) * 2004-01-30 2008-03-11 S.C. Johnson & Son, Inc. Aerosol spray resistant to discoloration
CN102438448A (zh) * 2008-11-03 2012-05-02 喂养与发展研究中心非商业性质人民团体 用于防治美洲山核桃(carya illinoiensis)植物中的昆虫核桃峰斑螟(acrobasis nuxvorella)的混合物和方法
US20130252911A1 (en) 2009-11-02 2013-09-26 Alpha-Biocare Gmbh Compositions comprising flavonoid-containing extracts from plants of the genus citrus and/or isolated citrus flavonoids and specific cationic surface active agents, and said composition for use as an agent for treating infestations with head lice
JP2021035912A (ja) 2017-12-20 2021-03-04 石原産業株式会社 有害生物防除用組成物及び有害生物の防除方法
CN112772644B (zh) * 2019-03-18 2021-08-17 宁夏农林科学院植物保护研究所(宁夏植物病虫害防治重点实验室) 万寿菊挥发物对-α-二甲基苏合香烯防治枸杞蚜虫的应用

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3930010A (en) * 1972-06-06 1975-12-30 Du Pont Fungicidal formulations of 2-benzimidazolecarbamic acid, alkyl esters
JPS5414406A (en) * 1977-07-05 1979-02-02 Dotolo V Deterging compositions
US4379168B1 (en) * 1980-03-14 1990-01-23 Pesticides containing d-limonene
AP143A (en) * 1989-03-13 1991-09-27 Scient Chemicals Proprietory Ltd Pesticidal Fomulation
US5085849A (en) * 1990-07-20 1992-02-04 Par-Way Group d-Limonene containing space or room aerosol deodorant
IL97151A (en) * 1991-02-05 1991-08-16 Zvi Mordechai Liebman Licidal and lice-ovicidal pharmaceutical and cosmetic formulations containing d-limonene
US5653991A (en) * 1993-03-24 1997-08-05 The Rod Family Trust Process for repelling and killing insects and compositions to effect the same comprising a monoterpene
US5474712A (en) * 1995-01-10 1995-12-12 Citra Science, Ltd. Livestock conditioning shampoo

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8133921B2 (en) 1997-04-30 2012-03-13 Mcpartland Tor Edible plant extract based insecticidal composition
JP2005538158A (ja) * 2002-09-04 2005-12-15 マックパートランド,トー D−リモネンを含むアリ用スプレー、その製造方法およびその使用法
JP2018505843A (ja) * 2014-10-20 2018-03-01 アリスタ ライフサイエンス ベネルクス エスピーアールエル 減少させた量のcipcを用いた抗出芽塊茎処置のための方法
JP2018510125A (ja) * 2014-10-20 2018-04-12 アリスタ ライフサイエンス ベネルクス エスピーアールエル リモネン:配合物及び殺虫剤使用

Also Published As

Publication number Publication date
DE69824813T2 (de) 2005-08-25
EP0917426A4 (en) 2002-07-17
KR20000022375A (ko) 2000-04-25
EP0917426A1 (en) 1999-05-26
AU7278998A (en) 1998-11-24
WO1998048625A1 (en) 1998-11-05
DE69824813D1 (de) 2004-08-05
EP0917426B1 (en) 2004-06-30
ES2224386T3 (es) 2005-03-01
ATE270040T1 (de) 2004-07-15
PT917426E (pt) 2004-11-30
CN1225552A (zh) 1999-08-11
AU732614B2 (en) 2001-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8133921B2 (en) Edible plant extract based insecticidal composition
US5653991A (en) Process for repelling and killing insects and compositions to effect the same comprising a monoterpene
US4933371A (en) Controlling ticks and fleas with linalool
AU2019231662B2 (en) Insect repellent and insecticide
JP2000515170A (ja) D―リモネンを含むアリ用スプレー、その製造法およびその使用法
US5298528A (en) Insect repellent
JPH069320A (ja) ピレスリノイドを含有する新規な有害生物駆除剤組成物
US6784211B1 (en) Ant spray containing d-limonene and methods of making and using the same
JPS6183103A (ja) リナロ−ル殺虫剤
JP2005514407A (ja) 生物学的に合理性のある殺虫剤/殺菌剤及び使用方法
US5093326A (en) Repellant compositions
JP4627634B2 (ja) 屋内塵性ダニ忌避剤
WO2004010783A1 (en) Insect repellant
JPH05255007A (ja) アリ、シロアリ及び類縁昆虫を駆除するための天然の又は天然物と同等の無毒性剤
WO2000036912A1 (en) Ant spray containing d-limonene and methods of making and using same
KR20050013326A (ko) 해충 기피제 및 그를 이용하여 제조된 화장지
JPH11240814A (ja) 虫忌避剤
AU2003281745A1 (en) Insect repellant

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071030

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071210

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20080327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080507