JPS6322525A - 造血剤 - Google Patents

造血剤

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JPS6322525A
JPS6322525A JP61166079A JP16607986A JPS6322525A JP S6322525 A JPS6322525 A JP S6322525A JP 61166079 A JP61166079 A JP 61166079A JP 16607986 A JP16607986 A JP 16607986A JP S6322525 A JPS6322525 A JP S6322525A
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浩 川上
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 童栗上■■里分国 本発明は、出血及び鉄欠乏のために貧血状態にある患者
の治療、回復並びに貧血の予防に利用される造血剤に関
する。
従来I術とその一題、つ 従来、出血及び鉄欠乏による貧血状態の治療、回復には
鉄則、例えばクエン酸鉄、ピロリン酸鉄、塩化鉄、硫酸
鉄などの第1鉄及び第2鉄を含む鉄則、ビタミンBl!
製剤、葉酸及び蛋白同化ステロイド剤などが用いられて
いる。しかし、これらの鉄則は体内での吸収効率が低い
ため、比較的多量に投与する必要があり、経口投与の場
合多量に投与すると鉄剤は消化管壁の鉄症(Sider
osis)や様々な副作用、例えば吐気、むかつき、便
秘などを引起す問題がある。そのため、硫酸鉄を水溶性
高分子化合物にイオン結合させることにより、鉄を胃腸
内で徐々に放出させるように工夫した徐放鉄則も用いら
れているが、この場合には鉄の吸収効率が従来の鉄則よ
りもさらに低くなり、その結果、貧血状態の治療、回復
に2倍以上の期間を要するという問題がある。
一方、胃腸障害が強く現れるための経口剤の服用ができ
ない患者、鉄の腸管よりの吸収が著しく弱い患者又は出
血などにより急速に鉄飽和を必要とする患者には、静注
用鉄則が用いられている。
しかし、この静注用鉄則では多量の鉄を静注すると血清
の鉄結合能を越えた鉄が直接脳や大腸に重大な障害を与
える危険があり、また、過剰の鉄は体内に沈着して組織
障害を起す恐れもあり、加うるに、頭痛、めまい、発熱
、発疹などの副作用や急性中毒症を併発する可能性もあ
るという問題がある。
なお、前掲のビタミンB1□製剤や葉酸については筋注
が行われているが、貧血状態が回復に向かうと鉄不足を
きたすので、上記鉄則の併用が必要となる。
上述したごとき状況から、体内での鉄吸収率が良好であ
って、副作用などの危険性を伴わない造血剤の提供が強
く要望されている。
■が解決しようとする課 本発明は、上述したごとき従来の造血剤にみられる問題
点に鑑みなされたものであって、体内での鉄の吸収効率
が良好であって一般的な貧血状態の治療、回復のみなら
ず、出血多量などにより極度の貧血状態にある患者の早
期回復にも優れた効果を奏するとともに副作用を伴わな
い造血剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、乳から分離して得られるラクトフェリン
に第2鉄イオンをキレート結合させた鉄結合型ラクトフ
ェリンが、そのラクトフェリンに結合している鉄が第2
鉄(Fe”)であり、かつ非ヘム形態の鉄であるにもか
かわらず、有意に体内に吸収されて造血作用、すなわち
、赤血球数を増加させる作用を有することを見出し、本
発明をなすに至った。
因に、(Morck T、A、 and Cook J
、Do、[シリアルフードワールドJ (Cereal
 Foods World )、26.667〜672
.1981)の研究報告によると、食物中に含まれる鉄
は、ヘム鉄と非ヘム鉄に分けられ、ヘム鉄はその吸収率
が良好である(吸収率15〜35%)反面、食物中の含
有量が少なく、それを食品に添加して補給すると味が血
生臭くなる欠点があり、一方、非ヘム鉄は食物中の鉄の
主成分ではあるが、その存在状態が吸収性に可成り影響
を及ぼすとされる0例えば、非ヘム鉄はアスコルビン酸
や葉酸などとの共存下では吸収性が良いものの、卵、大
豆、米、茶などと共に摂取した場合には吸収が著しく阻
害される。
また、鉄の吸収性に関する多くの研究報告によると、一
般に、経口摂取される鉄は、消化管内で可溶性である第
1鉄(Fe”″)の方が、pH3以上で不溶化になる第
2鉄(Fe”)より、吸収率が高いと言われている。す
なわち、鉄が主として吸収される小腸上部の内容物のp
H5〜6の範囲では第1鉄はヘム鉄と同様に溶解性が良
いため吸収率も高い。
以下本発明の詳細な説明する。
3訓し1」戊 本発明の構成上の特徴は、乳から分離したラクトフェリ
ンに第2鉄イオンをキレート結合させた鉄結合型(鉄飽
和)ラクトフェリンを有効成分とする造血剤にある。
課題を解決するための 段 本発明に係る造血剤に用いられるラクトフェリンは、乳
から公知の分離方法により得られる。例えば、イオン交
換樹脂を用いて乳からラクトフェリン濃度を高めた両分
を分離する方法(特開昭58−28233号)などを適
用し得るが、ラクトフェリンのタンパク質当りの鉄結合
量を高めるには、−そう純度の高い、かつ変性のないラ
クトフェリンを用いることが望ましく、そのためには抗
ラクトフェリンモノクローナル抗体を固定化したアフイ
ニテイカラムを利用して分離する方法(川上ら、「日本
農芸化学会講演要旨集」)を適用するとよい。 また、
本発明において用いる第2鉄イオンとしては塩化第2鉄
、硫酸第2鉄などの食品衛生上無害な第2鉄化合物が適
している。
上記ラクトフェリンに第2鉄イオンをキレート結合させ
るには、ラクトフェリンと第2鉄化合物を、クエン酸ナ
トリウムもしくは重炭酸ナトリウムの存在下で混合させ
ることにより行い得る。
すなわち、ラクトフェリンをクエン酸ナトリウム又は重
炭酸ナトリウムの溶液に溶解し、これに塩化第2鉄や硫
酸第2鉄を添加して溶解し、常温下に1時間程度攪拌を
行ってラクトフェリンに第2銖イオンをキレート結合さ
せる。上記キレート結合におけるラクトフェリンに対す
る第2鉄の混合割合は、ラクトフェリン(変性していな
いもの)1分子に対して第2鉄は2分子まで結合するこ
とが知られていることから、2:1のモル比で混合する
ことが好ましい。
次に、上述のごとくして得られた鉄結合型ラクトフェリ
ンは脱塩処理及び限外濾過処理を行った後、溶液形態の
ままで造血剤として用いてもよいが、通常、該溶液を濃
縮後凍結乾燥などにより乾燥して粉末形態で用いる。ま
た、本発明に係る造血剤は、糖衣錠やタブレットもしく
はカプセル等の製剤として用いることもでき、さらには
、胃潰瘍などにより、胃壁から多量の出血がある場合や
、その他の疾病で胃が極度に閏っている場合には、経腸
投与する輸液形態の栄養剤に配合して用いることもでき
る。
さらに又、造血剤の応用例として、各種飲食品、例えば
清涼飲料、果汁飲料、発酵飲料等やゼリー、アイスクリ
ーム、水菜等に添加して貧血改善用食品素材として用い
てもよく、その場合には0.2重量%以上、好ましくは
0.5重量%以上添加する。
なお、本造血剤の構成成分であるラクトフェリンは元来
乳中に存在する乳タンパク質の一種である糖タンパク質
であるから、人体に対する悪影響は何らみられず、その
摂取量についても特に制限的でない。しかし、実際上造
血剤として利用する場合は、20〜200mg/日/k
g程度が適当である。
因に、ヒト成人の1日当りの鉄の必要量は、男性で12
n+g、女性で14mgとされており、通常の食生活で
は十分量の鉄分が摂取されるが、食品中の鉄の吸収率は
10%以下であると言われている。また、偏食や女性の
妊娠や月経による鉄の排出等により体内の鉄必要量を維
持することが困難な場合があり、実際に鉄欠乏性貧血は
全貧血の90%以上を占め、全人口の50%以上が成る
程度の貧血状態にあると言われている。
本発明に係る造血剤の有効成分である鉄結合型ラクトフ
ェリンにおける第2鉄イオンはラクトフェリンにキレー
ト結合されているので酸性下でも遊離せず、したがって
、人体に投与した場合結合状態のままで腸管に達し吸収
され得る。
又凱■四果 次に、本発明による造血剤の作用効果を要約すると下記
のとおりである。
■酸性下で安定であるので腸管内で鉄が不溶性になるこ
となく、従来の鉄則に比べて約5倍量の造血機能を示す
■水に易溶性であり、pHの変化により不溶化したり、
鉄が容易に遊離することがなく、かつヘム鉄にみられる
血生臭がないので、飲食品にも利用でき、その際フレー
バーやマスキングIFIIヲ特に用いる必要がない。
■乳タンパク質であるラクトフェリンに鉄を結合させた
ものであるから、他の造血用鉄則と異なり、病中及び病
後の患者、老人及び新生児等に対し、造血剤として広範
囲に利用できる。
以下に実施例を示して本発明及びその効果を具体的に説
明する。
実施例1 本造血剤の有効成分である鉄結合型(鉄飽和)ラクトフ
ェリンの調製: 抗ウシラクトフェリンモノクローナル抗体を固定化した
アフイニティ力ラムに生脱脂乳100kgを通ン&して
、ラクトフェリン12gを得た。
ついで、上記ラクトフェリンを0.015モルのクエン
酸ナトリウム溶液1200m lに溶解した後これに塩
化第2鉄120mgを添加、溶解した。得られた混合溶
液を室温下に1時間攪拌を行った後、脱塩し、限外濾過
濃縮後、凍結乾燥して目的の鉄結合型ラクトフェリン1
).8gを得た。ラクトフェリンIg当り1.4mgの
鉄が含まれていた。
実施例2 本例は、本発明による造血剤の下記投与試験による貧血
状態の改善効果を示したものである。
■試験方法 ウィスター系ラット(雄、3週令)を試験動物として用
い、含鉄食投与の標準群(鉄含量40mg%)と除鉄食
投与群(鉄含量0.2mg%)の2群の試験区に分け、
両群とも脱イオン水を与えた。18日後に、対照群のラ
ット血液中のヘモグロビン値(ob値)が7g/d p
以下また赤血球数が400万個/μl以下になった時を
貧血状態になったと判断した。
ついで、上述のごとくして作成した貧血状態のラット群
に除鉄食を自由IH取させながら、該ラット群をさらに
Fe5Oa ・7HzO(硫酸第1鉄)を50gg/匹
(鉄量として10gg/匹)及び250gg/匹(鉄量
として50gg/匹)を毎日強制投与する2群と、本発
明による鉄結合型(鉄飽和)ラクトフェリンを7mg 
7匹(鉄量として10gg/匹)及び35mg 7匹(
鉄量として50gg/匹)を毎日強制投与する2群、及
び鉄を投与することなく貧血状態を!!続させる対照群
の合計5群に分けて飼育し、これら各群と上記標準群と
について経日的に赤血球数、ヘマトクリット値及びヘモ
グロビン値を測定した。
結果は添付の第1図乃至第3図にそれぞれ示すとおりで
ある。
各図に見られるとおり、本発明による鉄飽和ラクトフェ
リンを鉄量として50gg/日/匹投与した群では他の
鉄則投与群に比べて経口的に血液成分値が向上して貧血
状態が回復しており、また、10gg/日/匹投与した
群でも経口的に貧血状態が改善される。
実施例3 本例は、本発明による造血剤を貧血改善用もしくは貧血
予防用食品に応用した例を示したものである。
■貧血予防乳飲料の製造 実施例1で調製した鉄結合型ラクトフェリンを下記によ
り配合して貧血予防乳飲料を調製した。
社           ■金旦ユ私X)脱脂粉乳  
         7.1ブドウ糖         
   5.0サフラワー油         2.0乳
化剤(シュガーエステル)0.1 鉄量合型ラクトフェリン    1.6ビタミン類  
         0.02ヨーグルトフレーバー  
   0.18水                 
 84.0100% 上記配合に基き、脱脂乳21.3gとブドウt7!15
gを60°Cに加熱した温水100m1!に溶解し、一
方すフラワー油6gとシュガーエステル(商品名DKF
 160)0.3gを60’Cにて混合、溶解したもの
をTKホモミキサーで攪拌しながら、上記脱脂乳液に徐
々に滴下して乳化した。これを90℃で5分間加熱殺菌
した後20℃に冷却した0次いで得られた混合乳化液に
鉄結合型ラクトフェリン4.8gを152m j!の水
に溶解し、ビタミン0.06g 、ヨーグルトフレーバ
ー0.54gを添加して0.22μ信のフィルターで除
菌したものを添加して混合して製品とした。
次に、この鉄結合型ラクトフェリンを含有した乳飲料を
、試験動物としてのラットに与えて貧血予防の効果を調
べた。
試験方法: ウィスター系ラット10匹を5匹宛の2群に分け、各群
共に除鉄食を与え、一方の群には同時に上記乳飲料40
0n+gを毎日投与し、他方の群には脱イオン水を毎日
投与して、各群の血液中のヘモグロビン含量を測定した
その結果、4週間後には脱イオン水の投与群ではヘモグ
ロビン値は平均6.3g/d lであったのに対し、乳
飲料投与群では平均15.5g/+H!であった。
■貧血改善用ゼリーの製造; 実施例1で調製した鉄量合型ラクトフェリンを下記によ
り配合して貧血改善用ゼリーを調製した。
炭分           ■金1ユa−砂[15 プルーンエキス        4 ゼラチン           0.5鉄量合型ラクト
フェリン    5 75.5 合計  10100( 上記配合により、砂糖とゼラチンを水50IIIlに加
え80°Cに加熱して溶解し、これにプルーンエキスを
加えて攪拌しながら50℃まで放冷した後、40℃の温
水25.5mlに溶解した鉄量合型ラクトフェリンを添
加し、混合した後、容器に収容し放冷して製品とした。
次に、上記鉄量合型ラクトフェリンを含有したゼリーを
試験動物としてのラットに与えて貧血改善効果を調べた
試験方法: ウイスター系ラツ)10匹を5匹宛の2群に分け、各群
とも2週間除鉄食のみを与えて貧血状態となした後、一
方の群には除鉄食と市販の鉄剤(硫酸第1鉄)180μ
g(鉄量として35μg)とを与え、他の群には除鉄食
と上記ゼリー0.5g (鉄量として35μg)とを与
えて飼育し、30日後に各群の血液中のヘモグロビン値
と赤血球数を測定した。その結果、市販の鉄剤を与えた
群ではヘモグロビン値平均1.2g/dl及び赤血球数
平均5 X 10’個/mm″であるのに対し、ゼリー
を与えた群では各々平均12.6g/d N及び8.I
 X 10”個/l1)1)3まで回復した。
実施例4 本例は、本発明に係る造唾剤を鉄吸収効率の優れた経腸
栄養剤に応用した例を示したものである。
■鉄吸収性の良好な経腸栄養剤の調製 実施例1で調製した鉄量合型ラクトフェリンを下記表に
より配合して、鉄吸収性のよい経腸栄養剤を調製した。
表 上記配合に基き、MCTカゼイン粉末653g、低乳糖
脱脂粉乳270g 、全粉乳62g、鉄量合型ラクトフ
ェリン14.3g、ビタミン混合粉240mg及び炭酸
カルシウム560mgを粉体温合機で混合し、製品1k
gを得た。
また、比較例として、MCTカゼイン粉末659g、低
乳糖脱脂粉乳275g 、全粉乳65g、コハク酸クエ
ン酸鉄ナトリウム200mg、炭酸カルシウム560m
g及びビタミン混合粉240+ngを粉体混合機で混合
し、製品1kgを得た。
次に、この鉄量合型ラクトフェリンを鉄源として用いた
調製した経腸栄養剤と、鉄量合型ラクトフェリンを用い
ないで調製した上記経腸栄養剤を下記によりラットにそ
れぞれ与え、鉄吸収効率について調べた。
試験方法: ウィスター系ラット10匹を5匹ずつ2群に分け、各群
ともに除鉄食を与え、一方の群には同時に上記鉄量合型
ラクトフェリン含有経腸栄養剤の50%水溶液を0.5
a+j!ずつ毎日投与し、他方の群には、鉄量合型ラク
トフェリンを添加しない経腸栄養剤の50%水溶液を0
.5s+j!投与し、各群の血液中ヘモグロビン値を調
べた。
その結果、3週間後には鉄量合型ラクトフェリンを添加
しない比較例の経腸栄養剤の投与群のヘモグロビン値が
平均7.8g/dfであったのに対し、鉄量合型ラクト
フェリンを含む経腸栄養剤の投与群のヘモグロビン値は
13.1g/dnであった。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明による造血剤の貧血状態の
改善効果を示したものであって、第1図は赤血球数、第
2図はへマドクリット及び第3図はヘモグロビンの各値
の変化をそれぞれ示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乳から分離したラクトフエリンに第2鉄イオンを
    キレート結合させて成る鉄結合型ラクトフエリンを有効
    成分とする造血剤。
  2. (2)ラクトフエリン1分子当り、1〜2分子の鉄をキ
    レート結合させている特許請求の範囲第(1)項記載の
    造血剤。
  3. (3)経口投与に適した糖衣錠、タブレットもしくはカ
    プセルの形態にした特許請求の範囲第(1)項記載の造
    血剤。
  4. (4)輸液中に配合して経腸投与に適した形態にした特
    許請求の範囲第(1)項記載の造血剤。
  5. (5)飲料もしくはゼリー形態にした特許請求の範囲第
    (1)項記載の造血剤。
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