JPS63224165A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPS63224165A
JPS63224165A JP5678687A JP5678687A JPS63224165A JP S63224165 A JPS63224165 A JP S63224165A JP 5678687 A JP5678687 A JP 5678687A JP 5678687 A JP5678687 A JP 5678687A JP S63224165 A JPS63224165 A JP S63224165A
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JP
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palladium
plating layer
connector
thickness
salt
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大村 郁雄
繁 藤田
和泉 修作
古川 正弘
守 佐藤
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気接続を行なうコネクタに係り、特に電気
接続を行なうコネクタ接点部のめっき層構成に関する。
(従来の技術〕 従来、コネクタの接点部は、(a)接点部の金属素材上
にパラジウムめっき層を二層設けたもの(特開昭56−
163295号) 、(b)接点部の金属素材上に厚さ
0.5μm以上の金めつき層を設けたものが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上記(a)のコネクタ接点部は、めっき応力が
50kg/aj以上もあるため使用中にパラジウムめっ
き層に亀裂が発生し、相手側の接栓部との間で導通不良
を生ずるという問題があった。
また、上記(b)のコネクタの接点部は、製造原価に占
める金価格の割合が大きく、原価低減のネックとなって
いる。
本発明の目的は上記の従来技術の問題点を解消し、使用
中に導通不良を起こさず、かつ安価なコネクタを得るに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的はパラジウムめっき層にパラジウムめっき層の
めっき応力を少なくし、コネクタの金属素材上に180
°折り曲げてクラックが発生しない厚さ0.1〜1.5
μmのパラジウムめっき層を設けた構造とすることによ
り達成される。
なお、コネクタの相手側の接栓部には金めつき層が設け
られている事が多いので、異種金属間で腐食を起こさな
いようにするためには、上記のパラジウムめっき層上に
金めつき層を設けた構造がよい。また、耐摩耗性を向上
させるためにはコネクタの素材金属と上記のパラジウム
めっき層上間にニッケルめっき層を設けた構造がよい。
上記金めっき層の厚さは0.05〜0.5μmがよく、
上記ニッケルめっき層の厚さは0.2μm以上、好まし
くは0.2〜lOp綱がよい。
〔作用〕
上記のパラジウムめっき層の応力を少なくするには、パ
ラジウムめっき層に展延性(180°折り曲げてパラジ
ウム皮膜に亀裂が入らない)を持たせればよい。
(実施例〕 次に本発明で使用する材料等について説明する。
コネクタの金属素材は、リン青銅、ベリリウム銅等が用
いられるが、めっき層の接着性が良好なベリリウム銅を
用いるのが好ましい。
ニッケルめっき層は、通常のニッケル電気めっき液を用
いて通常の条件で電気めっきにより形成する。金めつき
層は、通常の全電気めっき液を用いて通常の条件で電気
めっきにより形成する。
パラジウムめっき層は、パラジウムに換算して0.1〜
60g/ Itの可溶性パラジウム塩、セレンに換算し
て0.01〜40g/ Ilの可溶性セレン塩、ピリジ
ンスルホン酸あるいはそのアルカリ塩0.01〜40g
/ 1よりなるパラジウム電気めっき液を用いて電気め
っきにより形成する。
なお、上記パラジウム電気めっき液に電導度塩をpHが
3.5〜12となる量加えると、めっき液の安定性がよ
くなる。
なお、パラジウム金属の濃度は、通常0.1g/4より
少ないと電流密度が小さすぎて実用的でなく、また60
g/ lより多いと液の汲み出しによるパラジウムの消
耗が多く経済的でない。
ピリジンスルホン酸あるいはそのアルカリ塩の濃度が0
.1g/ j!少ないか25g/ lより多い場合、セ
レン化合物がセレン金属に換算して0.0001g/ 
lより少ないが2 g/ lより多いと金めっき層の表
面状態が悪くなり使用に耐えない。pHは3.5〜12
の範囲を外すと液が分解し易くなり長期使用に耐えなく
なる。
上記のパラジウム電気めっき液を用いた場合めっき条件
は、液温度を10〜85℃、陰極電流密度をラックの時
0.1〜25 A/drrf、ジェット噴流の時l〜4
00A/dイの範囲である。
上記パラジウム電気めっき液の成分であるパラジウム塩
には、ジクロロジアミンパラジウム、テトラアミンパラ
ジウムジクロライド、塩化パラジウム、塩化パラジウム
カリウム、塩化パラジウムナトリウム、ジアミノ硫酸パ
ラジウム、ジアミノ亜硫酸パラジウム、テトラアミノ硝
酸パラジウム、ジアミノ亜硝酸パラジウム等を用いる。
これら化合物は単独で用いてもよく二種以上混合して用
いてもよい、可溶性セレン塩には、セレン青酸錯塩、亜
セレン酸、亜セレン酸のアルカリ塩等を用いる。
これら化合物は単独で用いてもよく、二種以上混合して
用いてもよい。
電導度塩(ffl衝塩)としての無機酸及び有機酸とそ
のアルカリ塩は、硫酸、塩酸、硝酸、燐酸、スルファミ
ン酸、ピロリン酸、亜硫酸、亜硝酸、酢酸、クエン酸、
リンゴ酸、コハク酸、酒石酸等の酸及びそれらのアルカ
リ塩等を用いる。これら化合物は単独で用いてもよく二
種以上混合して用いてもよい。電導度塩には、水に可溶
性な無機酸及びそのアルカリ塩、有機酸及びそのアルカ
リ塩を用いる。
以下、本発明を具体的な実施例により、詳細に説明する
実施例1 コネクタの接点部の金属素材(リン青銅)に通常の前処
理を行ない、下記のパラジウムめっき液を用い、液温6
0℃電流密度5 A/drrfで電気めっきを行ない厚
さ1umのパラジウムめっき層を形成した。このパラジ
ウムめっき層は使用中に亀裂が入り、相手側の接栓部と
の間で導電不良を起こした。
を180°折り曲げたところ、亀裂が発生した。
上記のパラジウム電気めっき液にピリジン−3−スルホ
ン酸5gノ!、亜セレン酸0.001g/ l加えたも
のを用いて上記と同様の条件でコネクタの素材金属上に
パラジウム電気めっきを行ない厚さ1μmのパラジウム
めっき層を形成した。このめっき層は、亀裂が生じなか
った。このため、相手側の接栓部との間で導通不良を起
こすことはなかった。また、ピリジン−3−スルホン酸
、亜セレン酸を加えたパラジウム電気めっき液を用いて
得ためっき皮膜(厚さ2μm+)は、180°折り曲げ
て亀裂が発生しなかった。
実施例2 コネクタの接点部の金属素材(リン青銅)に通常の前処
理を行ない、通常のニッケル電気めっき液を用いて通常
の条件で電気めっきを行ない厚さ1JIII+のニッケ
ルめっき層を設け、この上に下記組成のパラジウム電気
めっき液を用いて、液温40℃、電流密度2 A/dr
rfで厚さ1μmのパラジウムめっき層を設けた。
次いで、このパラジウムめっき層上に通常の全電気めっ
き液を用いて通常の条件で電気めっきを行ない、厚さ0
.3μ■の全電気めっき層を設けた。
この三層のめっき層は、使用中に亀裂を生じなかった。
このため相手側の接栓部との間で導通不良を起こすこと
がなかった。また、腐食を起こすこともなく、耐摩耗性
も良好であり、実施例より一層長寿命であった。
実施例3 実施例2のコネクタを用いて、−65℃、30分。
+125℃、30分を1サイクルとする熱衝撃試験を行
なった。結果を従来の金めつきコネクタと比較を第1図
に示した。
〔発明の効果〕
本願発明は熱衝撃に強いことがわかった。また第2図〜
第6図に示すように、温熱、湿度環境試験にも十分耐え
得るものであり、その工業的価値は非常に大なるものが
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のコネクタと従来のコネクタの熱衝撃
結果を示す図、第2図〜第6図は温熱、湿度試験結果を
示す図である。 代理人 弁理士   秋 本 正 実 第1図 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コネクタ接点部の金属素材上に、180°折り曲げ
    てクラックが発生しない厚さ0.1〜1.5μmのパラ
    ジウムめっき層を設けたことを特徴とするコネクタ。 2、コネクタ接点部の金属素材上に、180°折り曲げ
    てクラックが発生しない厚さ0.2μm以上のニッケル
    めっき層を設け、このニッケルめっき層上に厚さ0.1
    〜1.5μmのパラジウムめっき層を設け、このパラジ
    ウムめっき層上に厚さ0.05〜0.5μm金めっき層
    を設けたものであることを特徴とするコネクタ。 3、上記パラジウムめっき皮膜が、パラジウムに換算し
    て0.1〜60g/lの可溶性パラジウム塩、セレンに
    換算して0.0001〜2g/lの可溶性セレン塩、ピ
    リジンスルホン酸あるいはそのアルカリ塩0.01〜4
    0g/lよりなるパラジウム電気めっき液を用いて、p
    Hを3.5〜12、液温度を10〜85℃、陰極電流密
    度をラックの時0.1〜25A/dm^2、ジェット噴
    流の時1〜400A/dm^2の範囲に調整して電気め
    っきしたものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載のコネクタ。
JP62056786A 1987-03-13 1987-03-13 コネクタ Expired - Fee Related JPH0770330B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN106400068A (zh) * 2016-11-29 2017-02-15 江苏澳光电子有限公司 一种用于接线端子表面电镀的渡液及其应用

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