JPS63221337A - X線フイルムカセツテ挾持装置 - Google Patents

X線フイルムカセツテ挾持装置

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Publication number
JPS63221337A
JPS63221337A JP5550287A JP5550287A JPS63221337A JP S63221337 A JPS63221337 A JP S63221337A JP 5550287 A JP5550287 A JP 5550287A JP 5550287 A JP5550287 A JP 5550287A JP S63221337 A JPS63221337 A JP S63221337A
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JP
Japan
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cassette
ray film
plate
base
arrow
Prior art date
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Pending
Application number
JP5550287A
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English (en)
Inventor
Yutaka Takashima
豊 高嶋
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、X線フィルムカセツテの両側縁を挟持するX
線フィルムカセツテ挟持装置に関する。
〔従来の技術〕
X線フイルムカセツテヘX線フィルムを自動装填する場
合及び、撮影済みのX線フィルムをX線フィルムカセツ
テから取り出す場合には、このカセツテをX線フイル゛
ム装填、取り出し装置へ送り込み、外光を遮断した状態
でカセツテの蓋が開放される。このX線フィルム装填、
取り出し装置へX線フィルムカセツテを送り込むには、
X線フィルムカセツテの両側縁を挟持してX線フィルム
装填、取り出し装置へ移動案内するようになっている。
このときX線フィルムカセツテの両側縁を挟持する構造
としては複数個のローラを使用したものが特開昭60−
205439号で提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記複数個のローラを用いた構造では、
カセツテが移動方向へ移動されるとき、カセツテが蛇行
したりする場合がある。この場合にはローラとカセツテ
の側縁とが離間することがあるのでカセツテが確実に移
動方向へ移動されない場合がある。
また、ローラがカセツテの側面へ当接するときの押圧力
が弱い場合には、ローラとカセツテの側面との間ですべ
りが生じてローラがから回りする場合がある。
本発明は上記事実を考慮して、カセツテの両側縁を確実
に挟持することが出来るX線フィルムカセツテ挟持装置
を得ることが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明ではX線フィルムカ
セツテの側縁と当接してカセツテを移動方向へ案内する
第1の案内手段と、X線フィルムカセツテの他の側縁と
当接してカセツテを移動方向へ案内する第2の案内手段
と、前記第1、第2の案内手段の少なくとも一方を他方
へ接離させ、カセツテを挟持させる駆動手段と、前記第
1の案内手段又は前記第2の案内手段の少なくとも一方
に設けられて前記但縁を押圧する押圧手段と、を備えて
いる。
〔作用〕
本発明によれば、X線フィルムカセツテは第1の案内手
段と、第2の案内手段との間で挟持される。このとき、
第1の案内手段へ当接される側縁と第2の案内手段へ当
接される側縁との少なくとも一方が押圧手段によって所
定力で挟持方向へ押圧される。従ってカセツテはその両
側縁が確実に押圧挟持されて、移動方向に送られる。
〔発明の実施例〕
以下本発明が適用されたX線フィルムカセツテオープナ
の実施例について説明する。
第1図には本実施例に用いるX線フィルムカセツテ10
が示されている。このxwAフィルムカセツテ10には
本体12と、本体12を開閉する蓋14とが備えられて
いる。
本体12は矩形の平板状で、周囲から全周に亘って側壁
16が立設されて内部をX線フィルム15の収容部とし
ている。この側壁16の外側面には全周に亘って断面が
円弧状の切り欠き溝16Aが設けられている。
側壁16の内側には第2図に示されるように内側段部1
6Bが設けられている。また本体12の長手方向の一方
の側壁16には中間部に一対の貫通穴1Bが設けられて
いる。これらの一対の貫通穴18は内側段部16Bより
下部で、側壁16の高さの中間点からずれた上端面に近
い位置とされている。
蓋14は矩形の平板状で、一端が本体12における貫通
孔18と反対側の側壁16へ軸支されており、X線フィ
ルム15を収容した内部を開閉することができる。この
蓋14には本体12に設けられた一対の貫通穴18と対
応して先端部からラッチ20が突出されている。これら
のラッチ20は蓋14ヘスライド可能に取り付けられて
I14からの突出長さが変更可能となっており、図示し
ない圧縮コイルばねによって蓋14の先端部から突出す
る方向へ付勢されている。
このためラッチ20は、蓋閉止状態では側壁16の内側
段部16Bへ係合され、これによって不用意な蓋開放が
阻止されている。
またこのラッチ20の一部は蓋14の上面に露出して、
操作部22となっている。操作員が操作部22を圧縮コ
イルばねの付勢力に抗して移動させれば、ラッチ20が
内側段部16Bから外れ、蓋14を開放できるようにな
っている。
この場合、ラッチ20が内側段部16Bから外れると!
14は若干量だけ開放されるように内部に図示しない弾
性体が設けられている。
第3図にはカセツテオープナの平面図が示され、第4図
にはカセツテチーブナの分解斜、視図が示されている。
図示しない基台上には一対の基台フレーム32が互いに
平行にカセツテ挿入方向(矢印A方向)に沿って配置さ
れている。これらの一対の基台フレーム32は長手方向
直角断面がL字状で、それぞれL字の一辺32Aは図示
しない基台上に固定され、ぞれぞれの他辺32Bは垂直
に立設されている。これらの一対の基台フレーム32あ
長手方向の一端部にはブラケット34が掛は渡されてい
る。
このブラケット34は平板状で長手方向の両端と長手方
向に沿う一端とが同一方向に直角に折り曲げられている
。折り曲げられた長手方向両端面が一対の基台フレーム
32の辺32Bへ固着されている。また折り曲げられた
長手方向に沿う一端面は基台フレーム34の長手方向端
部に位置している。またこのブラケット34の中間部上
面には平板状ガイド28が載置され固定されている。こ
のガイド28は図示しないカバーと共にカセツテ10の
挿入口の一部を構成し、カセツテ10が矢印A方向へ挿
入される場合にこのガイド28上を滑るようになってい
る。
一対の基台フレーム32の一方(第3図紙面左側)には
平板状の固定ベース33が基台フレーム33の長手方向
に沿って取り付けられている。
第3図〜第5図に示されるようにこの固定ベース33は
ブラケット34よりさらに矢印A方向の奥側の位置に配
置され、その上面はブラケット34の上面と面一となっ
ている。この固定ベース33から2本の垂直軸36が立
設されている。垂直軸36の1本は固定ベース33の中
間部に、他の1本はカセツテ挿入口寄りに配置されてい
る。
これらの2本の垂直軸36のそれぞれの中間部にはロー
ラ38が軸支されている。また2本の垂直軸36のそれ
ぞれの先端部へは矩形平板状のモータブラケット42が
水平状態で支持されている。
このモータブラケット42のカセツテ挿入口側の端部に
はモータ44が垂直状態で取り付けられている。このモ
ータ44の駆動軸44Aはモータブラケット42を貫通
して垂直下方へ延びモータブラケット42とブラケット
34との間に突出している。突出された駆動軸44Aの
先端にはタイミングベルト巻掛はプーリ46が固着され
ている。
このプーリ46の固定ベース33からの高さは、ローラ
38の固定ベース33からの高さと同一とされている。
またモータブラケット42には、カセツテ10挿入方向
の奥側へプレート4Bが固着されており、このプレート
48へタイミングベルト巻掛はプーリ50が軸支されて
いる。このプーリ50とプーリ46との間にタイミング
ベルト40が巻掛けられている。このタイミングベルト
40は内周に定間隔で凸起が設けられ、外周は平坦面で
ある。カセツテ10が挿入口から挿入されると、プーリ
46とプーリ50との間の第3図右側の直線部の外周平
坦面がカセツテ10の側縁との当接用となっている。
この直線部の内周はプーリ38が当接しており、プーリ
38の間にベル)40の直線部に沿って配置されたベル
トガイド37と共にタイミングベルト40の直線部を案
内している。このタイミングベルト40は例えばウレタ
ンゴム製のものが使用されている。
また固定ベース33上には第3図及び第4図に示される
ように案内プレート35がカセツテ挿入方向に沿って固
定されている。この案内プレート35の上面はガイド2
8の上面と面一となっている。
一方、一対の基台フレーム32の第3図右側にある他方
には第3.4図及び第6図に示されるように可動ベース
52が辺32B側に配置されており、一対のベースガイ
ド54に案内されてタイミングベルト40と接離する方
向へ移動可能となっている。これらのベースガイド54
は一対の基台フレーム32間に平行にかつ長手方向が矢
印A方向と直角に配置され、それぞれ両端が基台フレー
ム32へ固着されている。
第6図に示されるように可動ベース52には2本の垂直
軸56が立設されており、1方の垂直軸56は可動ベー
ス52の中間部に、他方はカセツテ挿入口側の第3図右
側端部に配置されている。
この2本の垂直軸のそれぞれの中間部にはローラ5Bが
軸支されている。また2本の垂直軸56のそれぞれの先
端部へ平板状のモータブラケット60が水平に支持され
ている。このモータブラケット60のカセツテ挿入口側
の端部にモータ62が取り付けられている。このモータ
62の駆動軸62Aはモータブラケット60を貫通して
垂直下方に延びモータブラケット60とブラケット34
との間に突出している。この駆動軸62Aの先端にはタ
イミングベルト巻掛用プーリ64が固着されている。こ
のプーリ64の可動ベース52からの高さは、ローラ5
8の可動ベース52からの高さと同一とさ゛れている。
またモータブラケット60には、カセツテ挿入方向の奥
側へプレート66が固着されており、このプレート66
ヘタイミングベルト巻掛用プーリ68・が軸支されてい
る。これらのプーリ64とプーリ68との間にタイミン
グベルト70が巻掛けられている。このタイミングベル
ト70はタイミングベルト40と同構造であり、同様に
直線部の内周はプーリ58が当接しており、プーリ58
間にベルト70の直線部に沿って配置されたベルトガイ
ド59と共にタイミングベルト70の直線部をカセツテ
移動方向に沿って案内している。
タイミングベルト70とタイミングベルト40、プーリ
50とプーリ68、プーリ46とプーリ64はそれぞれ
平面的に見て対称形状となっている。
二のタイミングベルト70はタイミングベルト40と対
応されており、プーリ68とプーリ64との間の第3図
左側直線部が、挿入されたカセツテの側縁と当接して、
タイミングベルト40との間でカセツテを挟持するよう
になっている。このタイミングベルト70は例えばタイ
ミングベルト40と同様にウレタンゴム製のものが使用
されている。
また可動ベース52の上面はブラケット34の上面と面
一となっており、かつ案内プレート53がカセツテ挿入
方向に沿って固定されている。この案内プレート53の
上面はガイド28の上面と面一となっている。
第3図に示されるように可動ベース52の裏面側の中間
部にはカセツテ押圧機構72が備えられている。第7図
、8図に示されるようにこのカセツテ押圧機構72には
無端ベルト76がブラケット7日を介して固定されてい
る。このベルト76は一方の基台フレーム32の側面に
配設されたモータ74(第3図参照)と他方の基台フレ
ーム32に位置調整プレート80を介して取り付けられ
たプーリ82との間に巻掛けられている。ブラケット7
8の上面には2本のガイドビン71が突出されている。
これらのピン71は第7.8図に示されるように可動ベ
ース52に設けられた長孔52C内へ挿入されブラケッ
ト78が可動ベース52に対して矢印B方向(カセット
挿入方向と直角方向)へ相対移動するときの案内用とな
っている。
またカセツテ押圧機構72には、第7図及び第8図に示
されるように可動ベース52の裏面にベルト76に沿っ
て長手方向とされるブロック84が配置されている。こ
のブロック84は可動ベース52の裏面から下方へ向け
て立設されている。
このブロック84のベルト76の直線部に沿う長手方向
両端には断面り形のプレート86が取り付けられて第7
図に示される如くブロック84の長手方向と直角に突出
している。このプレート86へはベルト76の長手方向
に沿って設けられたシャフト8日の両端が固着されてい
る。このシャフト88はブラケット78のベルト76の
直線部長手方向に沿う長手方向両端に固定突出されたプ
レー)90,91を貫通している。従って、ブラケット
7日はシャフト88に案内されて第7.8図矢印B方向
へ可動ベース52に対して相対移動可能となっている。
シャフト88のプレート90とプレート86との間には
圧縮コイルスプリング92が配置されている。このため
カセツテ押圧機構72は矢印B方向へ圧縮コイルスプリ
ング92の付勢力に抗して、可動ベース52と相対移動
可能となっている。
可動ベース52の裏面側には第9図に示されるようにリ
ミットスイッチ94が取付ブラケット96を介して取り
付けられている。このリミットスイッチ94はブラケッ
ト78が圧縮コイルスプリング92の付勢力に抗して図
示矢印B方向へ可動ベース52と相対移動すると、この
ブラケット78へ取り付けられたストッパプレート98
と当接するようになっている。このストッパプレート9
8が接触子94Aへ当接すると、ベルト76を介して伝
達されたモータ74の駆動力で移動す、るブラケット7
8の矢印B方向への移動が停止されるようになっている
従って、X線フィルムカセツテ10がタイミングベルト
40.70間で挟持される場合にはストッパプレート9
8が接触子94Aへ当るまで圧縮コイルスプリング92
が圧縮され、この付勢力で押圧挟持されるようになって
いる。
第3図及び第10図に示されるように固定ベース33に
対向した可動ベース52のカセツテ挿入口寄りの端部に
は検出器100が取り付けられている。この検出器10
0の検出面ばカセツテ挿入口の方向(第10図右方向)
へ向いている。この検出器100の検出面に対応して、
ブラケット34の下面には断面り字状のプレート102
が長手方向が可動ベース52の移動方向(矢印B方向)
に沿って取り付けられている。
このプレー)102には第11図に示されるように、長
手方向に沿って、矩形状の開口部である貫通穴102A
が複数個設けられて開口部と非開口部とが交互に配置さ
れた状態となっている。これらの貫通穴102Aは各々
の大きさが異なっている。この貫通穴102Aの縁部へ
検出器100の検出面が位置すると可動ベース52の位
置が検出されるようになっている。
またガイド28の中間部には第3図に示されるように貫
通穴28Aが設けられており、ブラケット34上に取り
付けられた検出器104の検出面が露出されている。こ
の検出面とガイド28の上面は面一となっている。この
検出器104によりX線フィルムカセツテ10が挿入口
から挿入されたことが検出されるようになっている。
また第3図及び第4図に示されるようにカセツテ10挿
入方向の奥方には、検出器1b6が固定ベース33へ取
付プレート105を介して固定されている。この検出器
106は検出面をカセツテ挿入口方向へ向けて、2個取
り付けられている。
この検出器106ヘカセツテ10の前方縁24が当接す
ることにより、カセツテ10の前方縁24の位置が検出
されるようになっている。
また固定ベース33のカセツテ10挿入口側の端部には
複数の光学式検出器108が取付プレート107を介し
てカセツテ挿入軌跡の下方へ取り付けられている。これ
らの検出器10Bはカセツテ10の移動方向に沿って4
個、検出面を上方に向けて配置されている。これらの検
出面は固定ベース33の上面と面一とされている。これ
らの4個の検出器と検出器との間にカセツテ10の後方
縁が位置し、各々の検出器のオン、オフ状態により、カ
セツテ10の後方縁位置が検出されるようになっている
。これによりカセツテ10の長さ方向の大きさが検出さ
れる。
従って、検出器100と、検出器10Bによりカセツテ
10のサイズ(縦寸法及び横寸法)が検出されるように
なっている。
次に、第6図、第12図及び第13図に従いX線フィル
ムカセツテ10の蓋14を充分開く為にX線フィルムカ
セツテ10の蓋開放位置を決めるストッパ機構110に
ついて説明する。
このストッパ機構110は固定ベース33の中間部下面
側と、可動ベース52の中間部下面倒に配置されており
、それぞれ対称となっている。
最初に可動ベース52の下面へ取りつけられたストッパ
機構110について説明すると、第12図及び第13図
に示されるように断面がコ字状に屈曲されたベースブラ
ケット112には底部112Aから延長されて一対の脚
部112C1112Dと反対方向に折り曲げられた取付
部112Bが形成されている。この取付部112Bでス
トッパ機構110が固定ベース33の裏面及び可動ベー
ス52の裏面へ取り付けられている。
またベースブラケット112の一方の脚部112Cには
、ピン118の一端が固定されて他方の脚部112Dへ
向っている。ピン11Bの先端にはストッパプレート1
16の一端が回転可能に軸支されている。ストッパプレ
ート116の他端部は他方の脚部112Dへ向って略直
角に折り曲げられており、上方へ向って延びてストッパ
一部116Aが形成されている。このストッパ一部11
6Aは可動ベース52に設けられた貫通穴52Aと対応
されている。このストッパプレート116の中間部下端
面にはローラ120が当接している。
このローラ120はピン121の先端へ回転可能に軸支
されている。ピン121の基端は回転ブロック122の
上端部に固定されている。回転ブロック122の下端部
はピン115の先端へ回転可能に軸支されており、ピン
115の基端は脚部112Cへ固定されている。またこ
の回転ブロック122は図示しない引張コイルスプリン
グでピン115を中心に第13図反時計方向に付勢され
ている。
また第12図に示されるようにピン121の軸方向中間
部は平板状の連結部材123を介してソレノイド124
のシャフト124Aと連結されている。このソレノイド
124は底部112Aに取り付けられている。
゛ 通常の状態(ソレノイド124が励磁されていない
状1りでは図示しない引張コイルスプリングの付勢力で
回転ブロック122は付勢されて第13図二点鎖線で示
される位置へ移動している。この状態ではローラ120
がピン115を中心に回転移動しているので、ストッパ
プレート116はピン118を中心に時計方向へ回転し
ている。これによりストッパプレート116のストッパ
部116Aは可動ベース52に設けられた貫通穴52A
内へ引込んで貫通穴53Aから突出していない。
ソレノイド124が励磁されると、シャフト124Aが
引き込まれて、回転ブロック122がピン115を中心
に第13図時計方向へ回転する。
これによりローラ120がストッパプレート116の下
端面を摺動してピン11Bを中心にストッパープレート
116を反時計方向へ回転させる。
これによりストッパプレート116のストッパ部116
Aは貫通穴52Aを貫通し、ストッパ部116Aの先端
部は貫通穴53Aから上方へ突出する。従ってこの突出
されたストッパプレート116の先端部へ、第13図矢
印A方向に移動するX線フィルムカセツテ10の前方縁
が当接することによってカセツテ10が位置決めされ蓋
14開放位置が決められる。
ストッパ機構110は固定ベース33の下面側にも同様
に設けられており、この場合にはストッパプレート11
6のストッパ一部116Aはif定ベース33に設けら
れた貫通孔33A(第5図参照)を貫通し、ストッパ一
部116Aの先端部は案内プレート35の貫通穴35A
(第5図参照)から突出するようになっている。また固
定ベース33の下面側に配置されたストッパ機構と、可
動ベース52の下面側に配置されたストッパ機構とは同
時に作動されて、X線フィルムカセツテ10の前端が矢
印A方向と直角に維持されて蓋14開放位置へ位置決め
されるようになっている。
第3図及び第4図に示されるように固定ベース33上の
案内プレート35と、可動ベース52上の案内プレート
53のカセツテ挿入方向の奥方端部にはそれぞれ取付ブ
ロック127を介してピン128が取り付けられている
。これらのピッ128は軸方向がカセツテ10挿入口方
向に向って互に平行に一対配置され、カセツテ10の前
端にある一対の貫通穴18と対応されている。
従ってピン128はカセツテ10の一対の貫通穴1日へ
挿入されて、ラッチ20を矢印A方向へ押圧することに
より、ラッチ20を側壁16の内側段部16Bから外す
ようになっている。
次にX線フィルムカセツテ10の蓋14を開放する開放
機構126について説明する。
第5図、第14図及び第15図に示されるように挿入さ
れたカセツテ10の上方には蓋開放用の開放機構126
が配置されている。この開放機構126には矢印A方向
に挿入されるカセツテ10の長さ方向に沿って互に平行
な一対の回動アーム130が備えられている。一対の回
動アーム130のそ゛れぞれの基端はピン131を介し
てブラケット132へ軸支されている。このブラケット
132は図示しない基台へ立設されている0回動アーム
130のそれぞれの先端には一対のプレート134が直
角に立設されており、これらのプレート134間にはシ
ャフト135が掛は渡されている。このシャフト135
の中間部に一対の連結アーム136のそれぞれの基端が
回転可能に軸支されている。
また一対のプレート134と一対の連結アーム136と
のそれぞれの間には引張コイルスプリング13Bが配置
されている。この引張コイルスプリング138は、回動
アーム130の長手方向に対して連結アーム136の長
手方向を第14図実線状態のように直角に位置するよう
に付勢している。すなわち、連結アーム136が第14
図の状態からシャフト135を中心に回転されると引張
りコイルスプリング138が引張力を受け、連結アーム
136を第14図の状態へと復帰するようになっている
連結アーム136の先端は平板状の吸盤取付用ブラケッ
ト140の折り曲げられた両側面140A、140Bを
ビン142を介して回転可能に軸支している。また一対
の連結アーム136へ掛は渡される軸137と吸盤取付
用ブラケット140の両側面140A、140Bとの間
にはそれぞれ引張コイルスプリング144が掛は渡され
ている。
この引張コイルスプリング144は、連結アーム136
と吸盤取付ブラケット140とが第14図実線で示され
る状態となるように付勢している。
すなわち連結アーム136の長手方向に対して、吸盤取
付ブラケット140の基面140Cが直角となるように
付勢している。
吸盤取付用ブラケット140の基面140Cにはカセツ
テ10の幅方向に沿って、複数個の吸盤146が取り付
けられ基面140Cの表面と直角方向に若干量スライド
可能となっている。これらの吸!11146は、圧縮コ
イルスプリング145によってその吸着面が基面140
Cの表面と平行状態を維持しつつ基面140Cから離れ
る方向へ付勢されている。またこの吸盤146は図示し
ない負圧源からの負圧で1114を吸着するようになっ
ている。
従って吸盤146は第14図に実線で示される如く、回
動アーム130が略水平状態になると、既に挿入されて
いるX線フィルムカセツテ10の114を吸着でき、し
かも回動アーム130が想像線で示される如く上昇した
場合にもビン142を中心にして回転し、蓋14の吸着
状態を維持できる。この蓋14の開放状態のままX線フ
ィルムカセツテ10が挿入方向へさらに移動しても吸盤
146の回転及び連結アーム136の回転により蓋14
の開放角度が殆ど変ることがないように配慮されている
またこの連結アーム136は蓋14が開放された状態で
は、垂直に近い角度となるよう設定されるのが好ましい
一方の回動アーム130の中間部には、先端が他方の回
動アーム130へ向けて伸びるビン133の基端が固定
されている。このピン133の先端には揺動アーム15
0の一端が回転可能に軸支されている。この揺動アーム
150の他端はピン154を介して駆動装置14日の駆
動アーム152へ相対回転可能に取り付けられている。
この駆動アーム152へ駆動軸156Aの中間部が貫通
して固定されている。このモータ156は図示しないフ
レームに固定されたモータ゛ブラケット155へ取り付
けられている。従ってモータ156の駆動軸156Aが
回転すると、この回転力が駆動アーム152、揺動アー
ム150を介して回動アーム130へ伝えられ、この回
動アーム130がピン131を中心に回動するようにな
っている。
第16図には第14図実線向から見た駆動装置14Bの
側面図が示されている。モータ156の駆動軸156A
には扇形のプレート158が取り付けられており、この
プレート158の円弧状端面を挟むように検出器160
が設けられている。
このプレート15Bの端面が検出器160に挟まれてい
る間はモータ156が駆動され、端面が検出器160か
ら抜は出ると、モータ156の駆動が停止されるように
なっている。これにより回動アーム130の回動角変が
制御される。
次にカセツテ10の!!14が開放された後、カセツテ
10に収容されている逼影済みのX線フィルム15を取
り出すX線フィルム取り出し装置162について第17
図及び第18図を用いて説明する。第17図はxlフィ
ルム取り出し装置162の側面図を示し、第18図はカ
セツテ10の挿入方向から見た正面図である。このX線
フイルム取り出し装置162はカセツテ10挿入側向の
奥方に配置されている(第5図参照)。
第18図に示されるシャフト166は、カセツテ10の
幅方向(カセツテ10の挿入方向と直角方向)に沿ワて
配置されている。このシャフト166は中間部の2箇所
で、図示しない基台から立設された一対のサイドプレー
ト164へ回動可能に支持されている。シャフト166
の両端にはそれぞれ一対のアーム168の一端部が固定
されている。一対のアーム168の各他端部はとン17
0を介して移動プレート172の折り曲げられた両側板
172A、172Bを軸支している。
この移動プレート172の側板172Aにはピン174
を介して支持プレート176の一方の端部が回転可能に
軸支されている。この支持プレート176の他端部は図
示しない基台へ立設された図示しないフレームにピン1
78で回転可能に軸支されている。ピン17Bとピン1
74との軸間距離は、シャフト166おピン170との
軸間距離に等しく、ピン178とシャフト166との軸
間距離はピン174とピン170との軸間距離に等しく
設定されている。従って、支持プレート176、アーム
168及び側板172Aは平行リンク機構を構成してい
る。
また移動プレート172の両側板172A、172Bは
それぞれ吸盤184が取り付けられた吸盤取付プレート
182の折り曲げられた両側面をピン180を介して回
転可能に軸支している。吸盤取付プレート182はピン
180を中心として第17図反時計方向に自重で回転す
る力を生じているが、ピン180の周囲に設けたストッ
パ181によって、第17図の状態(吸盤184が垂、
直)でこの回転が停止されている。
従うてこの平行リンク機構はシャフト166が図示しな
い駆動源から駆動力を受けて第17図矢印り方向へ回転
すると、アーム16日がシャフトトロ6を中心に矢印り
方向へ回転すると共にピン178を中心に支持プレート
176も同方向へ回転する。これにより移動プレート1
72及び吸盤取付プレート182が矢印り方向へ第17
図の姿勢を保ったまま回転される。
また図示しない基台から立設された一対のサイドプレー
ト164の上部には第18図に示されるようにシャフト
186の両端部が回転可能に支持されている。このシャ
フト186には、ローラ支持プレート188がその両端
折曲部を介して固定支持されている。またローラ支持プ
レート188の両端折曲部のカセツテ挿入口寄りにはロ
ーラシャフト190の直径より大きい貫通穴188Aが
設けられており、ローラシャフト190の両端部が挿入
されている。このため、ローラシャフト190は貫通穴
188A内で遊動可能となっている。
このローラシャフト190の中間部にはローラ192が
回転可能に取り付けられており、X線フィルムの挟み込
み用となっている。
またローラ支持プレート18Bにはシャフト194の両
端が支持されており、このシャフト194の第18図左
側の端部はローラ支持プレート188の左側の側面を貫
通して、サイドプレート164よりも突出されている。
この突出した端部にはサイドプレート164に一端が固
定された引張コイルスプリング196の他端が取り付け
られている。従ってローラ支持プレート188は第17
図矢印E方向と反対方向へ付勢されている。
またシャフト186の第18図左側の端部はサイドプレ
ート164から突出されており、当接プレート198が
取り付けられている。この当接プレート198は平面部
198Aがカセツテ10挿入側へ向って配置されており
シャフト186に回転可能に軸支されている。この平面
部198Aには移動プレート172の角部172Aが当
接するようになっており、移動プレート172が当接後
さらに移動すると当接プレート198は第17図矢印E
方向へシャフト186を中心に回転するようになってい
る。
従って平面部198Aの回転によりローラ支持プレート
188が矢印E方向へ引張コイルスプリング196の付
勢力に抗して回転するようになっている。これによりX
線フィルム15がローラ192と、一対のサイドプレー
ト164に両端を軸支された駆動ローラ200との間へ
挟み込まれるようになっている。
このときローラ192が支持されているシャフト190
のサイドプレート164から突出された両端部は、貫通
穴188A内で遊動可能となっているのでサイドプレー
ト164に設けられた矩形状の切り欠き部164Aへ容
易に挿入され、ローラ190の位置決めがなされる。
すなわち切り欠き部164Aの幅寸法(第17図左右方
向寸法)はほぼローラシャフト190の外径に等しくさ
れ、切り欠き部164Aの溝深さはこの切り欠き部16
4A内へ第17図想像線で示される如くローラシャフト
190が挿入されローラ192の外周がローラ200へ
当った状態でもローラシャフト190が溝底部から浮い
ている寸法となっている。さらに第17図想像線で示さ
れる如くシャフト166及びアーム178が反時計方向
へ最大量回転した状態で、切す欠き部164A内にあり
ローラ200と当接状態にあるローラ192のローラシ
ャフト190は貫通穴188Aの内周と離れているよう
に寸法が決められている。これによってローラ支持プレ
ート18日が第17図実線状態から時計方向に回転する
と、ローラシャフト190は一旦切り欠き部164Aの
周縁164Bへ当り、さらに回転するローラ支持プレー
ト188の貫通穴188Aによって横方向移動力を受け
て切り欠き部164A内へ落ち込み、ローラ192が自
重による挟持力でローラ200との間にX線フィルム1
5を挟持搬送できるようになっている。
第18図に示されるように吸盤取付プレート182には
吸盤184がカセツテlOの幅方向に沿って複数個取り
付けられている。これらの吸盤184の吸着面は挿入さ
れたX線フィルムカセツテ10内のX線フィルム15の
表面と平行とされている。さらに吸盤取付プレート18
2には第20図に示されるようにその吸着面がカセツテ
内にあるX線フィルム15の先端方向へ向くように予じ
め傾斜した吸盤185が取り付けられている。
吸盤184.185は、第21図に示される如く負圧供
給源であるポンプ187へ接続されている。第21図に
は吸盤184.185とポンプ187の間の配管図が示
されている。一端がポンプ187へ接続された管183
の他端は2方向へ分岐されている。分岐された一方へ管
189を介して吸盤185が接続されている。他方には
管181の一端が接続されている。管181の他端は2
方向に分岐されており、一方には負圧検出器191が接
続され、他方には管179を介して電磁弁195が接続
されている。
負圧検出器191は管181へ連通される管191Aと
、リミットスイッチ191Bとで構成されている。管1
91Aの端部には弾性膜191Cが張設されており、管
191A内の負圧により弾性変形しリミットスイッチ1
91Bの接触子によって、負圧状態が検知されるように
なっている。
また電′磁弁195は負圧状態を解除するための大気開
放用である。
さらにポンプ187には吸盤184が電磁弁199を介
して接続されている。この電磁弁199は吸盤184へ
の負圧の供給を制御するためのものである。
これによってX線フィルムカセツテ10内へ前工程であ
らかじめ適正にX線フィルム15が配置されている状態
及び誤作動等によってX線フィルム15が配置されてい
ない状態を識別できるようになっている。
すなわち、吸盤184が第19図のように垂直状態で吸
盤184及び吸盤185へ負圧を伝えると、X線フィル
ム15が吸着されない場合すなわちカセツテ10内に収
容されていないと、予め傾斜された吸盤185はX線フ
ィルム15との間に隙間があり負圧がリークし第21図
の弾性膜191Cが変形せず、リミットスイッチ191
BによってX線フィルム15の無状態が検出されるよう
になっている。
X線フィルム15が吸着される場合、すなわちカセツテ
10内に収容されているときには、傾斜された吸盤18
5の負圧力によってX線フィルム15が吸着されるので
、第21図の管189、管191Aが負圧を維持し、リ
ミットスイッチ191Bによってこれが検出されるよう
になっている。
吸盤取付プレート182の第18図左側面の端部には偏
心カム202が当接されている。この偏心カムは、図示
しない基台へ立設されたフレーム204に支持されたモ
ータ206の駆動軸206Aへ固定されている。
この偏心カム202がその外周を吸盤取付プレー)18
2の縁部と当接摺動しつつ、回転駆動され、吸盤取付プ
レート182は第17図矢印F方向へビン180を中心
に回転されるようになっている。
従って第19図及び第20図に想像線で示されるように
吸盤184と、吸盤185が傾斜されるようになってい
る。これにより吸盤184によって吸着されたX線フィ
ルム15の端部はカセツテ10の内底面に貼着された図
示しないスクリーン等からはがされてめくられるように
なっている。
なお、第19.20図にはカセツテ10の図示が省略し
て示されている。
なお、このように吸盤184及び吸盤185が偏心カム
202によって傾斜された後に、吸盤185へのX線フ
ィルム15の吸着有無を判断することが好ましい、これ
によって、吸盤184が垂直状態で吸盤185がX線フ
ィルム15を吸着しようとした場合に、X線フィルム1
5がX線フィルムカセツテ10内底面へ強固に密着して
いた時の吸盤185による誤検出を解消できる。
吸a184及び吸盤185によってX線フィルム15の
端部が吸着されると、シャフト166が図示しない駆動
源から駆動力を受けて回転し、吸盤184及び吸盤18
5を矢印り方向へ回転移動させるようになっている。こ
れによりX線フィルム15がカセツテ10内から取り出
されるようになっている。取り出されたX線フィルム1
5は中間部がローラ192とローラ200との間に挟み
込まれ、案内ローラ208に藁内されて図示しない現像
機へ搬送されるようになっている。
次にX線フィルム15挿入時位置決め機構210につい
て説明する。
第3図及び第4図に示されるようにフィルム挿入時位置
決め機構210はフィルムカセツテ10挿入方向の奥方
に一対配置されている。一方は固定ベース33の下面に
設けられており、他方は可動ベース52の下面に設けら
れている。
最初に固定ベース33の下面へ取り付けられたフィルム
挿入時位置決め機構210について説明すると、第22
図及び第23図に示されるように固定ベース33の下面
側には、断面コ字状のサブブラケット216が配設され
ている。このコ字状サブブラケット216の一方の脚部
が固定ベース33の裏面へ取り付けられている。このサ
ブブラケット216にはストンパー214が取り付けら
れている。このストッパー214の両端は、サブブラケ
ット216の一対の脚部へ貫通して長手方向へスライド
可能となっており、一方の端部は固定ベース33の貫通
穴33B及び寓内プレート35の貫通穴35Bを貫通し
上方へ突出可能となっている。
このストッパ214の中間部は、ブロック220の一端
がビン215を介して回転可能に軸支されている。この
ブロック220は中間部がビン218を介してサブブラ
ケット216の底部216Aへ回転可能に軸支されてい
る。ブロック220の他端部はビン222を介してシャ
フト224へ回転可能に軸支されている1、シャフト°
224の両端はサブブラケット216の両脚部を貫通し
て、そのうちの一方はさらに固定ベース33の貫通穴3
3Bを移動可能に貫通して案内プレート35の貫通穴3
5Bから突出可能となっている。シャフト224はサブ
ブラケット216に一端を支持された圧縮コイルスプリ
ング226によって第22図矢印G方向へ、すなわち案
内プレート35上へ突出するように付勢されている。
またこのシャフト224は中空とされ、シャフト225
が同軸的に挿入されている。このシャフト225はシャ
フト224の上端面に一端を支持された圧縮コイルスプ
リング227で第22図矢印G方向へ付勢されている。
これによりシャフト225の端部はローラ228の外周
へ押圧当接されている。この圧縮コイルスプリング22
7の付勢力は圧縮コイルスプリング226の付勢力より
大とされている。
このシャフト225が当接しているローラ228はロッ
クプレート230のカセツテ10挿入方向奥側の端部に
回転可能に軸支されている。ロックプレート230の中
間部は固定ベース33に立設されたブロック232に回
転可能に軸支されている。またロックプレート230は
軸方向がカセツテ10挿入方向に向けて配置されている
。このロックプレート230のカセツテ10挿入臭側の
下面には蓋14の上面と当接するクッション234が取
り付けられている。カセツテ10の蓋が閉止されるとき
には偏心ローラ212の作動によりロックプレート23
0がピン231を中心に第22図時計方向へ回転し、ク
ッション234が114の上面を押圧するようになって
いる。
偏心ローラ212は一対°の基台フレーム32へ両端が
支持されたシャフト236の軸方向中間部へ固着されて
おり、軸方向の長さが可動ベース52の矢印B方向移動
範囲よりも大となっている。
また可動ベース52の下面にも固定ベース33と同様に
フィルム挿入時位置決め機構210が配設されており、
貫通穴52B(第6図参照)を貫通し、貫通穴53B(
第6図参照)からストッパー214が突出するようにな
っている。可動ベース52側に設けられたロックプレー
ト232は偏心ローラ212上を可動ベース52の移動
と共にスライドするようになっている。
また第3図に示されるように、偏心ローラ212が取り
付けられたシャフト236の基台フレーム32を貫通突
出した一方の端部にはプーリ238が固定されており、
このプーリ238とモータ242の駆動軸へ固着された
プーリ239との間に巻掛けられたタイミングベルト2
40を介してモータ242の駆動力が伝達されるように
なっている。
偏心ローラ212の軸中心から外周面までの長さが最大
の位置へロックプレート230が当接した状態では第2
2図に示されるようにストッパー214が貫通穴33B
を貫通し2貫通穴35Bから突出されるようになってい
る。このストッパー214ヘカセツテ10の前方縁24
が当接することにより、X線フィルムカセツテ10が位
置決めされフィルム挿入位置が決められる。
なお、第17図に示される如く、寓内ローラ208の下
方にはローラ群244が配置され、空になったX線フィ
ルムカセツテ10へ新規なX線フィルム15を装填する
べく送り出すようになっている。
次に本実施例の作動について説明する。
撮影済みのX線フィルム15が収容されたカセツテ10
は第3図に示されるように、矢印入方向に向ってカセツ
テオープナへ挿入される。タイミングベルト70はあら
かじめタイミングベルト40から最大量離れており、操
作員はこの大きく離れたタイミングベルト40.70間
の任意の位置ヘカセツテ10を挿入できる。
カセツテ10の挿入が、検出器104によって、検出さ
れると、モータ74が駆動され可動ベース52が矢印B
方向へと駆動される。これによりタイミングベルト70
はカセツテ10の一方の側縁に当接し、他方の側縁をタ
イミングベルト40へ押圧し、タイミングベルト40.
70との間にカセツテ10が挟持される。このときカセ
ツテ10が挿入方向に対して斜めに挿入されても、タイ
ミングベルト70はカセツテ10の側縁をタイミングベ
ルト40へ押圧当接させ、真直状態に補正するので操作
員はX線フィルムカセツテlOを正しく真直な状態で挿
入する必要はない。
タイミングベルト40.TOとの間にカセツテ10が挟
持された後もモータ74は駆動されカセツテ10がタイ
ミングベルト40へ圧縮コイルスプリング92(第7図
)の付勢力に抗して押圧される。ブラケット7Bが所定
量移動すると、リミットスイッチ94により停止位置が
検出され、モータ74の駆動が停止される。従ってカセ
ツテ10はタイミングベルト40ヘタイミングベルト7
0により一定の押圧力で押圧当接され、これによりカセ
ツテlOはタイミングベルト40.70との間に常に一
定の力で押圧挟持され、タイミングベルト40,70に
よる矢印六方向への搬送が確実になる。
また可動ベース52の検出器100 (第10.11図
)によって可動ベース52の位置が検出される。この位
置が検出されることにより、カセツテ10の幅方向の大
きさが検出される。
タイミングベルト40.70で押圧挟持されたカセツテ
10は、モータ44.62の駆動力で第3図矢印A方向
へ移動案内され、検出器106ヘカセツテ10の前方縁
24が当接される。このときブラケット34と可動ベー
ス52上へ設けられたビン128によってカセツテ10
のラッチ20が押圧され、内側段部16Bから外される
またカセツテ10の前方縁24が検出器106と当接す
ると検出器108によりカセツテ10の後方縁位置が検
出される。これによりカセツテlOの長さ方向の大きさ
が検出され、既に検出器100により検出されている幅
寸法とによりカセツテ10のサイズが判別される。
ラッチ20が押圧解除されたカセツテ10はタイミング
ベルト40.70の間に押圧挟持されたままの状態であ
リモータ46,62が逆方向に駆動され、一旦カセッテ
挿入口方向へ移動案内されると共にストッパー機構11
0の作動により貫通穴35A、53Aからストッパプレ
ート116が突出する。ここでモータ44.62が再び
駆動されて、X線フィルムカセツテ10が矢印A方向へ
移動し前方縁24がストッパ一部116Aへ当接される
。これによりカセツテ10は蓋開放位置へ位置決めされ
る。
蓋開放位置へ位置決めされたカセツテ10へは、上方に
退避していた開放機構126の回動アーム130が第1
4図反時計方向回転によって吸盤146が蓋14上へ降
下吸着する0回動アーム130が上昇することにより蓋
14が十分開放され、この状態からX線フィルム取り出
し装置162が作動され、吸盤184がカセツテ10内
のX線フィルム15の上面端部へ降下される。このX線
フィルム15の端部を傾斜吸盤185が吸着するか否か
でX線フィルム15の有無が判別される。
吸盤184が負圧力でX線フィルム15の端部を吸着し
た後、モータ206の駆動力で偏心カム202が作動し
て、吸盤184.185が傾斜される。これによりX線
フィルム15の端部がカセツテ内底面のスクリーン等か
らめくられる。
X411フイルム15の端部を吸着した吸盤184.1
85はシャフト166の第17図の矢印り方向への回転
によって上昇され、これに伴ってX線フィルム15の先
端ががカセツテ10内から引き出される。吸盤184が
第17図二点鎖線で示される位置へ移動されると側板1
72Aが平面部198Aを押圧するのでローラ支持プレ
ート188が第17図矢印E方向に回転される。ローラ
支持プレート18日が第17図の二点鎖線位置まで移動
するとローラ192が切り欠き部164A内へ自重で入
り込みX線フィルム15がローラ192とローラ200
の間に挟み込まれる。次いで吸盤184.185のX線
フィルム15の吸着が解除され、X線フィルム15は案
内ローラ208に案内されて図示しない現像機へ搬送さ
れる。
X線フィルム15がカセツテ10内から取り出され空の
状態のカセツテ10は、蓋14が十分開放されたままさ
らに矢印A方向へ移動され、新規X線フィルム15の挿
入位置まで移動される。この移動では連結アーム136
と吸盤146の回転により蓋14の開放角度が太き(変
化せずに移動される。このX線フィルム15挿入位置で
のカセツテ10の位置決めはストッパ214がロックプ
レート230と連動して作動するフィルム挿入時位置決
め機構210によってなされ、貫通穴35B、53Bか
ら突出されたストッパー214ヘカセツテ10の前方縁
24が当接される。
このX線フィルム15挿入位置で位置決めされたカセツ
テ10内へ図示しないマガジンから取り出され、案内ロ
ーラ244に案内された新規のX線フィルム15がカセ
ツテ本体内へ装填される。
この装填後は蓋14開放位置へ移動しカセツテ10の蓋
14を吸着している吸盤146が解除され、蓋14は自
重で閉止方向へと降下し若干量だけ開放した状態、すな
わち側壁16が内側段部16Bの直上まで至った状態と
なる。この状態からモータ242の駆動により偏心ロー
ラ212が作動して、ストッパー214が貫通穴35B
、53Bから下方へ引き込まれる。
半開きのカセツテ10は、矢印A方向へさらに移動案内
され蓋14の端部上面がクッション234の真下に位置
するまで移動案内される。蓋14の端部上面がクッショ
ン234の真下に位置されると、再び偏心ローラ212
がモータ242の駆動力で駆動され、蓋14の端部上面
がクッション234に押圧当接される。これによりラッ
チ20がカセツテ10の内側段部16Bへ保合される。
この場合、シャフト225と224とは軸方向に相対移
動可能となっているので、シャフト225がローラ22
8によって押下げられても、ストッパー214を案内プ
レート35上へ突出させることはない、蓋14が閉じら
れたカセツテ10はモータ44.62の逆転でタイミン
グベルト40.70に案内されて挿入口へ移動し、端部
を挿入口から若干量突出した状態で停止される。モータ
74の逆転によってタイミングベルト70がタイミング
ベルト40から離れると、X線フィルムカセツテ10の
挟持が解消されて、X線フィルムカセツテ10の取出し
が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明では、カセツテの側縁が押圧
手段によって押圧されて、第1の案内手段と、第2の案
内手段の間で所定力で挟持方向へ押圧されて挟持される
ので、カセツテの両側縁を確実に挟持することが出来る
という優れた効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いるX線フィルムカセツテ
の斜視図、第2図は第1図の■−■綿に沿って切断した
半断面図、第3図はX線フィルムカセツテオープナの平
面図、第4図はX線フィルムカセツテオープナの斜視図
、第5図は蓋開放機構、フィルム取出し装置及びX線フ
ィルムカセツテ移動案内装置の位置関係を示し第3図の
左側面図、第6図は第3図の右側面図、第7@はカセツ
テ押圧機構を示す第8図の■−■線断面に相当する第3
図の一部拡大図、第8図は第7図の底面図、第9図は第
7図の左側面図、第10図は第3図のX−X線矢視図、
第11図は可動ベースの移動位置を検出するプレートを
示し第10図XI−XI線断面図、第12図はストッパ
機構の詳細を示す斜視図、第13図は第12図のxm−
xm線断面に相当する第6図の一部拡大図、第14図は
蓋開放機構の作動を示す側面図、第15図は第14図の
左側面図、第16図は駆動装置の詳細を示し第14図P
方向矢視図、第17図はX線フィルム取り出し装置の作
動を示す側面図、第18図は第17図の右側面図、第1
9図は第18図のXtX−XIX線断面図、第20図は
第18図のxx−xX線断面図、第21図は負圧検出器
が接続された吸盤とポンプとの配管図、第22図はX線
フィルム挿入時位置決め機構の詳細を示し第3図XX■
−xxn線断面図、第23図は第22図のXXI−xx
mwa断面図である。 10・・・X線フィルムカセツテ、 40.70・・・タイミングベルト 92・・・圧縮コイルスプリング。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)X線フイルムカセツテの側縁と当接してカセツテ
    を移動方向へ案内する第1の案内手段と、X線フイルム
    カセツテの他の側縁と当接してカセツテを移動方向へ案
    内する第2の案内手段と、前記第1、第2の案内手段の
    少なくとも一方を他方へ接離させカセツテを挟持させる
    駆動手段と、前記第1の案内手段又は前記第2の案内手
    段の少なくとも一方に設けられて前記側縁を押圧する押
    圧手段と、を備えたX線フイルムカセツテ挟持装置。
  2. (2)前記押圧手段は、前記第1又は第2の案内手段と
    相対移動可能なブラケットと、このブラケットと前記第
    1又は第2の案内手段との間に介在された弾性体とを備
    えたことを特徴とする前記特許請求の範囲第(1)項記
    載のX線フイルムカセツテ挟持装置。
JP5550287A 1987-03-11 1987-03-11 X線フイルムカセツテ挾持装置 Pending JPS63221337A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5550287A JPS63221337A (ja) 1987-03-11 1987-03-11 X線フイルムカセツテ挾持装置
CA000560808A CA1301136C (en) 1987-03-11 1988-03-08 Film cassette opener for unloading a film from a film cassette and for loading a film in the film cassette
DE3807742A DE3807742C2 (de) 1987-03-11 1988-03-09 Filmkassetten-Öffnungsvorrichtung mit einer Einrichtung zum Entnehmen und Einlegen eines Filmes in eine Kassette
US07/166,598 US4811546A (en) 1987-03-11 1988-03-10 Film cassette opener for unloading a film from a film cassette and for loading a film in the film cassette

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JP5550287A JPS63221337A (ja) 1987-03-11 1987-03-11 X線フイルムカセツテ挾持装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338236A (en) * 1976-09-20 1978-04-08 Hitachi Ltd Multi-computer system
JPS60205439A (ja) * 1984-03-29 1985-10-17 Fuji Photo Film Co Ltd X線フイルムカセツテオ−プナ

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