JPS63221273A

JPS63221273A - 移動体用ナビゲ−シヨン装置

Info

Publication number: JPS63221273A
Application number: JP5395587A
Authority: JP
Inventors: Tomomichi Yoshida; 吉田　智達
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1987-03-11
Filing date: 1987-03-11
Publication date: 1988-09-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、移動体用ナビゲーション装置に関するもの
であり、特に、車両等の移動体の走行中に、当該移動体
の操作者が、その移動経路を確実に把握することができ
る移動体用ナビゲーション装置に関するものである。

［従来の技術〕船舶、航空機、自動車等の各種の移動体に対して、複数
個の人工衛星から電波を送信して、その現在位置や移動
速度等を確認したり決定したりするために、ＧＰＳ測位
装置が有用であることが注目されてきている。ここで、
ＧＰＳ測位装置とは、全世界測位システム（Ｇ　ｒｏｂ
ａｌ　　Ｐ　ｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇ　　Ｓｙｓｔｅｍ）
に属する複数個の人工衛星からの電波を受信して、移動
体の現在位置を知ることができるようにされたものであ
る。

従来から知られているように、このようなＧＰＳ測位装
置を用いてなされる測位操作は、通常、３個以上の人工
衛星からの電波を受信することによって行なわれるもの
である。そして、複数個の人工衛星からの電波は移動体
側で同時に受信されて、前期複数個の人工衛星側に設け
られている時計装置と移動体側に設けられている時計装
置との間の精度の差異に基づく時間的なずれに対する所
要の補正処理がなされてから、当該移動体の現在位置を
適当な表示手段に表示するようにされている。このとき
に、必要のある地図情報が、前記現在位置に関する情報
と重畳されて、前記表示手段に表示されることになる。

また、上記された各種の移動体のためのナビゲーション
装置として、いわゆる自立型のものも従来から知られて
いる。この自立型ナビゲーション装置は、前述されたＧ
ＰＳナビゲーション装置とは異なり、人工衛星からの電
波のような外部からのデータに依存することなく、自ら
が取得したデータのみに基づいて、自らの現在位置を知
ることができるようにされたものである。

第３図は、従来のこの種の装置を示すブロック図である
。この第３図において、（１）は衛星電波受信用のアン
テナであって、このアンテナ（１）の出力側は受信器（
２）に接続されている。（３月よ走行距離センサ、（４
）は方位センサであり、これらは、受信器（２）の出力
側とともに、位置検出装置（５）に接続されている。そ
して、この位置検出装置ｔ（５＞の出力側はデータ処理
装置（６）に接続されており、また、地図データ記憶袋
！（７）、過去の移動経路データ記憶装置（８）および
表示装置（９）が前記データ処理袋ｆ（６）に接続され
ている。

次に、その動作について説明する。車両等の移動体の操
作者は、例えば、キーボード（図示されない）上のスタ
ートキーを押すことにより、上記された移動体用ナビゲ
ーション装置を起動させる。

次いで、適当な選択キーのような機能キーを押すことに
より、ＧＰＳナビゲーション機能または自立型ナビゲー
ション機能のいずれかを選択する。

いま、前者の機能が選択されたものとすると、走行距離
センサ（３）および方位センナ（４）は、図示されない
機械的スイッチ等によって位置検出装置（５）から切り
屋され、アンテナ（１）で受信される衛星電波のみによ
って移動体の現在位置や移動方向が確認されたり決定さ
れたりすることになる。

一方、各種の障害物の存在のためにＧＰＳナビゲーショ
ン機能を選択することができないときには、自立型ナビ
ゲーション機能を選択して、走行距離センサ（３）や方
位センサ（４）から取得されるデータだけに基づいて、
自らの現在位置や移動方向の確認や決定をすることにな
る。このような従来からの装置においては、表示装置（
９）に常時表示されるものは、移動体の現在位置、当該
゛現在位置に関連する地図、および、当該移動体の過去
の移動経路である。

［発明が解決しようとする問題点］従来の装置は上記されたような構成を有し、動作をする
ものであることから、その表示装置には移動体の過去の
移動経路が常時表示されることになり、画面が見にくく
なったり、これがらの移動経路の選択を誤ったりすると
いう問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、移動体の過去の移動経路を選択的に抑制する
ことができるようにされた移動体用ナビゲーション装置
を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、ＧＰＳ
信号の受け入れ手段と、自立型信号の受け入れ手段と、
所定の地図データを記憶するようにされた地図データ記
憶装置と、前記各種の信号やデータを処理して所要の出
力データを算出するデータ処理装置と、車両の現在位置
、当該現在位置に関連する地図ならびに前記車両の過去
の移動経路を重畳して表示するようにされた表示装置と
を含んでいるものであって、例えばマニュアル・スイッ
チのような、前記車両の過去の移動経路の表示を選択的
に抑制することのできる手段が設けられているものであ
る。

［作用］この発明においては、例えばマニュアル・スイッチのよ
うな抑制手段を操作することにより、移動体の過去の移
動経路の表示が選択的に抑制される。

［実施例］以下、この発明の一実施例を図について説明する、第１
図は、この発明の一実施例を示すブロック図である。こ
の第１図において、（１）は衛星電波受信用のアンテナ
であって、このアンテナ（１）の出力側は受信器（２）
に接続されている。（３）は走行距離センサ、（４）は
方位センサであり、これらは、受信器（２）の出力側と
ともに、位置検出装置（５）に接続されている。そして
、この位置検出装置（５）の出力側はデータ処理装置（
６）に接続されており、また、地図データ記憶装置（７
）、過去の移動経路データ記憶装置（８）、表示装置（
９）、および、表示抑制手段としてのマニュアル・スイ
ッチ（１０）が前記データ処理装置（６）に接続されて
いる。第２図は、上記実施例の動作の仕方を説明するた
めのフローチャート図である。

次に、第１図に示した上記実施例の動作について、第２
図をも適宜に参照しながら説明する。車両等の移動体の
操作者は、例えば、キーボード（図示されない）上のス
タートキーを押すことにより、上記実施例装置を起動さ
せる（ＳＯ）、すると、衛星電波としてのＧＰＳ信号や
、移動体自体が取り込むことのできる自立型信号が、ア
ンテナ（１）、走行距離センサ（３）、方位センサ（４
）を介して取り込まれて（Ｓｌ）、データ処理装置（６
）により移動体の現在位置が算出される（ＳＺ）、ここ
で、移動体の過去の移動経路を表示装置（９）に表示す
ることが必要であるか否かの判定が、例えば、移動体の
操作者によってなされる（Ｓ　３　）、そして、その判
定結果がＮｏであったときには、例えば、マニュアル・
スイッチ（１０）がオフにされることで表示抑制がなさ
れ（Ｓ４）、これにより、過去の移動経路データ記憶装
置（８）からのデータの取り込みが抑制される。その結
果として、表示装置（９）には、移動体の現在位置およ
び関連の地図だけが重畳して表示される。これに対して
、その判定結果がＹＥＳであったときには、例えば、マ
ニュアル・スイッチ（１０）がオンにされることで表示
許容がなされ（Ｓ５）、これにより、過去の移動経路デ
ータ記憶装置（８）からのデータの取り込みが許容され
る。その結果として、表示装置（９）には、移動体の現
在位置および関連の地図に加えて、移動体の過去の移動
経路も重畳して表示されることになる。

［発明の効果］以上説明されたように、この発明に係る移動体用ナビゲ
ーション装置は、ＧＰＳ信号の受け入れ手段と、自立型
信号の受け入れ手段と、所定の地図データを記憶するよ
うにされた地図データ記憶装置と、前記各種の信号やデ
ータを処理して所要の出力データを算出するデータ処理
装置と、車両の現在位置、当該現在位置に関連する地図
ならびに前記車両の過去の移動経路を重畳して表示する
ようにされた表示装置とを含んでおり、前記車両の過去
の移動経路の表示を選択的に抑制することのできる手段
が設けられた構成にされているものであることから、表
示装置に表示されている情報の繁雑さの程度を考慮しな
がら、必要に応じて、過去の移動経路の表示を許容した
り抑制しなりすることが可能にされたものであり、この
ために、表示装置の表示が見易くなるとともに、その見
誤りによる移動経路の誤選択の危険性が防止されるとい
う効果が奏せられるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図、第２
図は、上記実施例についてのフローチャート図、第３図
は、従来例を示すブロック図である。（１）はアンテナ、（２）は受信器、（３）は走行距離
センサ、（４）は方位センサ、（５）は位置検出装置、
（６）、はデータ処理装置、（７）は地図データ記憶装
置、（８）は過去の移動経路データ記憶装置、（９）は
表示装置、（１０）はマニュアル・スイッチ（表示抑制
手段）。なお、図中、同一符号は同一または相当部分を兜１区盲１０：マニュアル・スイッチ錦２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ＧＰＳ信号の受け入れ手段と、自立型信号の受け
入れ手段と、所定の地図データを記憶するようにされた
地図データ記憶装置と、前記各種の信号やデータを処理
して所要の出力データを算出するデータ処理装置と、車
両の現在位置、当該現在位置に関連する地図ならびに前
記車両の過去の移動経路を重畳して表示するようにされ
た表示装置とを含んでいる移動体用ナビゲーション装置
であって、前記車両の過去の移動経路の表示を選択的に
抑制することのできる手段が設けられていることを特徴
とする移動体用ナビゲーション装置。
（２）前記抑制手段は前記データ処理装置に接続された
マニュアル・スイッチであることを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の移動体用ナビゲーション装置。