JP2507498B2 - 移動体用ナビゲ―ション装置 - Google Patents
移動体用ナビゲ―ション装置Info
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- JP2507498B2 JP2507498B2 JP30957087A JP30957087A JP2507498B2 JP 2507498 B2 JP2507498 B2 JP 2507498B2 JP 30957087 A JP30957087 A JP 30957087A JP 30957087 A JP30957087 A JP 30957087A JP 2507498 B2 JP2507498 B2 JP 2507498B2
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- Japan
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- unit
- destination
- window
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、移動体用ナビゲーション装置に関するも
のであり、特に、走行している車両等の移動体の現在位
置を含む地図の表示画面に、その目的地が含まれないと
きには、前記表示画面の一部にウインドウを設けて、当
該ウインドウに前記目的地を含む地図を表示することが
できるようにされた移動体用ナビゲーション装置に関す
るものである。
のであり、特に、走行している車両等の移動体の現在位
置を含む地図の表示画面に、その目的地が含まれないと
きには、前記表示画面の一部にウインドウを設けて、当
該ウインドウに前記目的地を含む地図を表示することが
できるようにされた移動体用ナビゲーション装置に関す
るものである。
[従来の技術] 船舶、航空機、自動車等の各種の移動体に対して、複
数個の人工衛星から電波を送信して、その現在位置や移
動速度等を確認したり決定したりするために、GPS測位
装置が有用であることが注目されてきている。ここで、
GPS測位装置とは、全世界測位システム(Grobal Posi
tioning Sytem)に属する複数個の人工衛星からの電波
を受信して、移動体の現在位置を知ることができるよう
にされたものである。
数個の人工衛星から電波を送信して、その現在位置や移
動速度等を確認したり決定したりするために、GPS測位
装置が有用であることが注目されてきている。ここで、
GPS測位装置とは、全世界測位システム(Grobal Posi
tioning Sytem)に属する複数個の人工衛星からの電波
を受信して、移動体の現在位置を知ることができるよう
にされたものである。
従来から知られているように、このようなGPS測位装
置を用いてなされる測位操作は、通常、3個以上の人工
衛星からの電波を受信することによって行なわれるもの
である。そして、複数個の人工衛星からの電波は移動体
側で同時に受信されて、前期複数個の人工衛星側に設け
られている時計装置と移動体側に設けられている時計装
置との間の精度の差異に基づく時間的なずれに対する所
要の補正処理がなされてから、当該移動体の現在位置を
適当な表示手段に表示するようにされている。このとき
に、必要のある地図情報が、前記現在位置に関する情報
と重畳されて、前記表示手段に表示されることになる。
置を用いてなされる測位操作は、通常、3個以上の人工
衛星からの電波を受信することによって行なわれるもの
である。そして、複数個の人工衛星からの電波は移動体
側で同時に受信されて、前期複数個の人工衛星側に設け
られている時計装置と移動体側に設けられている時計装
置との間の精度の差異に基づく時間的なずれに対する所
要の補正処理がなされてから、当該移動体の現在位置を
適当な表示手段に表示するようにされている。このとき
に、必要のある地図情報が、前記現在位置に関する情報
と重畳されて、前記表示手段に表示されることになる。
また、上記された各種の移動体のためのナビゲーショ
ン装置として、いわゆる自立型のものも従来から知られ
ている。この自立型ナビゲーション装置は、前述された
GPSナビゲーション装置とは異なり、人工衛星からの電
波のような外部からのデータに依存することなく、自ら
が取得したデータのみに基づいて、自らの現在位置を知
ることができるようにされたものである。
ン装置として、いわゆる自立型のものも従来から知られ
ている。この自立型ナビゲーション装置は、前述された
GPSナビゲーション装置とは異なり、人工衛星からの電
波のような外部からのデータに依存することなく、自ら
が取得したデータのみに基づいて、自らの現在位置を知
ることができるようにされたものである。
第4図は、GPSナビゲーション機能と自立型ナビゲー
ション機能とを併有する、従来のこの種の装置を示すブ
ロック図である。この第4図において、(3)は衛星電
波受信用のアンテナであって、このアンテナ(3)の出
力側は受信部(4)に接続されている。(1)は走行距
離センサ、(2)は方位センサであり、これらは、受信
部(4)の出力側とともに、位置検出部(5)に接続さ
れている。そして、この位置検出部(5)の出力側はデ
ータ処理部(8)に接続されており、また、キー入力部
(6)、地図データ記憶部(7)および表示部(9)
が、前記データ処理部(8)に接続されている。
ション機能とを併有する、従来のこの種の装置を示すブ
ロック図である。この第4図において、(3)は衛星電
波受信用のアンテナであって、このアンテナ(3)の出
力側は受信部(4)に接続されている。(1)は走行距
離センサ、(2)は方位センサであり、これらは、受信
部(4)の出力側とともに、位置検出部(5)に接続さ
れている。そして、この位置検出部(5)の出力側はデ
ータ処理部(8)に接続されており、また、キー入力部
(6)、地図データ記憶部(7)および表示部(9)
が、前記データ処理部(8)に接続されている。
次に、その動作について説明する。車両等の移動体の
操作者は、例えば、キー入力部(6)上のスタートキー
を押すことにより、上記された移動体用ナビゲーション
装置を起動させる。次いで、GPS測位が可能なときにはG
PSナビゲーション機能が選択され、また、このGPS測位
が不可能なときには自立型ナビゲーション機能が選択さ
れる。これらの機能の実際的な選択は、GPSデータの有
無に依存して自動的になされるものである。いま、前者
の機能が選択されたものとすると、走行距離センサ
(1)および方位センサ(2)は、図示されない機械的
スイッチ等によって位置検出部(5)から切り離され、
アンテナ(3)で受信される衛星電波のみによって移動
体の現在位置や移動方向が確認されたり決定されたりす
ることになる。一方、各種の障害物の存在のためにGPS
ナビゲーション機能を選択することができないときに
は、自立型ナビゲーション機能が選択され、走行距離セ
ンサ(1)や方位センサ(2)から取得されるデータだ
けに基づいて、自らの現在位置や移動方向の確認や決定
をすることになる。
操作者は、例えば、キー入力部(6)上のスタートキー
を押すことにより、上記された移動体用ナビゲーション
装置を起動させる。次いで、GPS測位が可能なときにはG
PSナビゲーション機能が選択され、また、このGPS測位
が不可能なときには自立型ナビゲーション機能が選択さ
れる。これらの機能の実際的な選択は、GPSデータの有
無に依存して自動的になされるものである。いま、前者
の機能が選択されたものとすると、走行距離センサ
(1)および方位センサ(2)は、図示されない機械的
スイッチ等によって位置検出部(5)から切り離され、
アンテナ(3)で受信される衛星電波のみによって移動
体の現在位置や移動方向が確認されたり決定されたりす
ることになる。一方、各種の障害物の存在のためにGPS
ナビゲーション機能を選択することができないときに
は、自立型ナビゲーション機能が選択され、走行距離セ
ンサ(1)や方位センサ(2)から取得されるデータだ
けに基づいて、自らの現在位置や移動方向の確認や決定
をすることになる。
ところで、このような従来からの装置においては、表
示部(9)に常時表示されるものは、移動体の現在位置
を含んでいる地図だけであり、例えば、前記移動体の現
在位置と、その移動していく目的地とが遠く離れてい
て、前記表示部(9)の1個の表示画面だけでは両者を
一時に見ることができない場合がある。このようなとき
には、移動体の現在位置を含む地図と目的地を含む地図
とを適当に切り替えて表示する操作が必要となり、しか
も、このような操作を移動体の移動操作とともに行わね
ばならないことから、移動体の移動操作がおろそかにな
るという危険性もある。
示部(9)に常時表示されるものは、移動体の現在位置
を含んでいる地図だけであり、例えば、前記移動体の現
在位置と、その移動していく目的地とが遠く離れてい
て、前記表示部(9)の1個の表示画面だけでは両者を
一時に見ることができない場合がある。このようなとき
には、移動体の現在位置を含む地図と目的地を含む地図
とを適当に切り替えて表示する操作が必要となり、しか
も、このような操作を移動体の移動操作とともに行わね
ばならないことから、移動体の移動操作がおろそかにな
るという危険性もある。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の装置は上記されたような構成を有し、動作をす
るものであることから、その表示部に常時表示されるも
のは、移動体の現在位置を含んでいる地図だけであり、
前記移動体の現在位置と、その移動していく目的地とが
遠く離れていて、前記表示部の1個の表示画面だけでは
両者を一時に見ることができない場合があり、このため
に、表示画面の切り替えが必要になり、ひいては前記移
動体の移動操作がおろそかになることもあるという問題
点があった。
るものであることから、その表示部に常時表示されるも
のは、移動体の現在位置を含んでいる地図だけであり、
前記移動体の現在位置と、その移動していく目的地とが
遠く離れていて、前記表示部の1個の表示画面だけでは
両者を一時に見ることができない場合があり、このため
に、表示画面の切り替えが必要になり、ひいては前記移
動体の移動操作がおろそかになることもあるという問題
点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、移動体が走行しているときに、当該移動体
の現在位置を含む表示画面に、その移動していく目的地
が含まれないときには、前記表示画面の一部にウインド
ウを設けて、当該ウインドウに前記目的地を含む地図を
表示することができるようにされた移動体用ナビゲーシ
ョン装置を得ることを目的とする。
れたもので、移動体が走行しているときに、当該移動体
の現在位置を含む表示画面に、その移動していく目的地
が含まれないときには、前記表示画面の一部にウインド
ウを設けて、当該ウインドウに前記目的地を含む地図を
表示することができるようにされた移動体用ナビゲーシ
ョン装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る移動体用ナビゲーション装置は、移動
体の移動距離、移動方位等に関する信号を受け入れて前
記移動体の現在位置を検出する位置検出部と、所定の地
図データを記憶するようにされた地図データ記憶部と、
所要のデータや指令を入力するキー入力部と、前記各種
の信号やデータ等を処理して所要の出力データを算出す
るデータ処理部と、前記移動体の現在位置および当該移
動体の目的地に関連する地図を表示するようにされた表
示部とからなり、前記データ処理部にはウインドウ処理
機能部が含まれているものである。
体の移動距離、移動方位等に関する信号を受け入れて前
記移動体の現在位置を検出する位置検出部と、所定の地
図データを記憶するようにされた地図データ記憶部と、
所要のデータや指令を入力するキー入力部と、前記各種
の信号やデータ等を処理して所要の出力データを算出す
るデータ処理部と、前記移動体の現在位置および当該移
動体の目的地に関連する地図を表示するようにされた表
示部とからなり、前記データ処理部にはウインドウ処理
機能部が含まれているものである。
[作用] この発明においては、移動体の現在位置と当該移動体
の目的地とが表示部における同一の表示画面に含まれな
いときには、前記表示画面の一部にウインドウを設け
て、前記目的地を含む地図を前記ウインドウに表示でき
るようにされる。
の目的地とが表示部における同一の表示画面に含まれな
いときには、前記表示画面の一部にウインドウを設け
て、前記目的地を含む地図を前記ウインドウに表示でき
るようにされる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図は、この発明の一実施例を示すブロック図である。
この第1図において、(3)は衛星電波受信用のアンテ
ナであって、このアンテナ(3)の出力側は受信部
(4)に接続されている。(1)は走行距離センサ、
(2)は方位センサであり、これらは、受信部(4)の
出力側とともに、位置検出部(5)に接続されている。
そして、この位置検出部(5)の出力側はデータ処理部
(81)に接続されており、また、キー入力部(6)、地
図データ記憶部(7)および表示部(9)が、前記デー
タ処理部(81)に接続されている。そして、このデータ
処理部(81)には、表示部(9)の表示画面上に所要の
ウインドウを形成するためのウインドウ処理機能部(8
2)が含まれている。
1図は、この発明の一実施例を示すブロック図である。
この第1図において、(3)は衛星電波受信用のアンテ
ナであって、このアンテナ(3)の出力側は受信部
(4)に接続されている。(1)は走行距離センサ、
(2)は方位センサであり、これらは、受信部(4)の
出力側とともに、位置検出部(5)に接続されている。
そして、この位置検出部(5)の出力側はデータ処理部
(81)に接続されており、また、キー入力部(6)、地
図データ記憶部(7)および表示部(9)が、前記デー
タ処理部(81)に接続されている。そして、このデータ
処理部(81)には、表示部(9)の表示画面上に所要の
ウインドウを形成するためのウインドウ処理機能部(8
2)が含まれている。
第2図は、上記実施例の動作の仕方を説明するための
フローチャート図である。また、第3図は、上記実施例
における表示部の表示画面の例示図である。ここで、第
3図(A)は、1枚の表示地図内に移動体の現在位置
(自車位置)と目的地とが含まれている場合の例示図で
あり、これに対して、第3図(B)は、移動体の現在位
置を含む表示地図と目的地を含む表示地図とが別異のも
のであり、表示部の表示画面上の適所にウインドウを設
けて、ここに前記目的地を含む地図を表示させるように
した場合の例示図である。なお、この第3図において、
(A)は移動体の現在位置(自車位置)、(B)は目的
地、(R1)〜(Rn)は移動体の移動経路、(91)は表示
部における表示画面、(92)は表示画面(91)上に設け
られたウインドウである。
フローチャート図である。また、第3図は、上記実施例
における表示部の表示画面の例示図である。ここで、第
3図(A)は、1枚の表示地図内に移動体の現在位置
(自車位置)と目的地とが含まれている場合の例示図で
あり、これに対して、第3図(B)は、移動体の現在位
置を含む表示地図と目的地を含む表示地図とが別異のも
のであり、表示部の表示画面上の適所にウインドウを設
けて、ここに前記目的地を含む地図を表示させるように
した場合の例示図である。なお、この第3図において、
(A)は移動体の現在位置(自車位置)、(B)は目的
地、(R1)〜(Rn)は移動体の移動経路、(91)は表示
部における表示画面、(92)は表示画面(91)上に設け
られたウインドウである。
次に、第1図に示した上記実施例の動作について、第
2図および第3図をも適宜に参照しながら説明する。車
両等の移動体の操作者は、例えば、キー入力部(6)上
のスタートキーを押すことにより、上記実施例装置を起
動させる(S20)。すると、衛星電波としてのGPS信号
や、移動体自体が取り込むことのできる自立型信号が、
アンテナ(3)、走行距離センサ(1)、方位センサ
(2)を介して取り込まれて、データ処理装置(81)に
より移動体の現在位置である自車位置(A)が算出され
るとともに、当該移動体の現在位置(A)を含む地図デ
ータが地図データ記憶部(7)から取り出されて、表示
部(9)に表示される(S21)。ここで、目的地(B)
のセットがなされたか否かの判定がなされ(S22)、そ
の判定がYesであったときには、次のステップ(S23)に
移行して、地図データ記憶部(7)からの、目的地
(B)を含む地図の読み出しがなされる。次いで、当該
目的地(B)が、現に表示されている地図内に含まれて
いるか否かを判定がなされる(S24)。これに対して、
前述のステップ(S22)における判定がNoであったとき
には、上記されたステップ(S23)、(S24)はスキップ
される。
2図および第3図をも適宜に参照しながら説明する。車
両等の移動体の操作者は、例えば、キー入力部(6)上
のスタートキーを押すことにより、上記実施例装置を起
動させる(S20)。すると、衛星電波としてのGPS信号
や、移動体自体が取り込むことのできる自立型信号が、
アンテナ(3)、走行距離センサ(1)、方位センサ
(2)を介して取り込まれて、データ処理装置(81)に
より移動体の現在位置である自車位置(A)が算出され
るとともに、当該移動体の現在位置(A)を含む地図デ
ータが地図データ記憶部(7)から取り出されて、表示
部(9)に表示される(S21)。ここで、目的地(B)
のセットがなされたか否かの判定がなされ(S22)、そ
の判定がYesであったときには、次のステップ(S23)に
移行して、地図データ記憶部(7)からの、目的地
(B)を含む地図の読み出しがなされる。次いで、当該
目的地(B)が、現に表示されている地図内に含まれて
いるか否かを判定がなされる(S24)。これに対して、
前述のステップ(S22)における判定がNoであったとき
には、上記されたステップ(S23)、(S24)はスキップ
される。
ステップ(S22)における判定がNoであったとき、ま
たは、ステップ(S24)における判定がYesであったとき
には、ステップ(S25)に移行して、現に表示されてい
る1枚の表示地図《第3図(A)を参照》によるナビゲ
ーション操作が行われる。そして、目的地(B)と現在
位置(A)とが一致したか否かの判定がなされ(S2
6)、その判定がNoであったときにはステップ(S25)に
戻り、また、その判定がYesであったときには、これは
移動体が目的地(B)に到達したことを指示しているこ
とから、この発明の実施例装置の動作は終了することに
なる(S27)。
たは、ステップ(S24)における判定がYesであったとき
には、ステップ(S25)に移行して、現に表示されてい
る1枚の表示地図《第3図(A)を参照》によるナビゲ
ーション操作が行われる。そして、目的地(B)と現在
位置(A)とが一致したか否かの判定がなされ(S2
6)、その判定がNoであったときにはステップ(S25)に
戻り、また、その判定がYesであったときには、これは
移動体が目的地(B)に到達したことを指示しているこ
とから、この発明の実施例装置の動作は終了することに
なる(S27)。
これに対して、前記ステップ(S24)における判定がN
oであったときには、データ処理部(81)内のウインド
ウ処理機能部(82)の働きにより、移動体の現在位置
(A)を含む表示地図を表示している表示画面(91)の
一部にウインドウ(92)を設定して、このウインドウ
(92)内に、当該移動体の目的地(B)を含む地図が表
示される《第3図(B)を参照》(S28)。そして、こ
のような表示がなされている状態におけるナビゲーショ
ン操作がなされる(S28)。このときには、前述のステ
ップ(S24)に定期的に戻って、移動体の目的地(B)
が、前記移動体の現在位置(A)を含む地図内に含まれ
るようになったか否かの判定がなされることになる。
oであったときには、データ処理部(81)内のウインド
ウ処理機能部(82)の働きにより、移動体の現在位置
(A)を含む表示地図を表示している表示画面(91)の
一部にウインドウ(92)を設定して、このウインドウ
(92)内に、当該移動体の目的地(B)を含む地図が表
示される《第3図(B)を参照》(S28)。そして、こ
のような表示がなされている状態におけるナビゲーショ
ン操作がなされる(S28)。このときには、前述のステ
ップ(S24)に定期的に戻って、移動体の目的地(B)
が、前記移動体の現在位置(A)を含む地図内に含まれ
るようになったか否かの判定がなされることになる。
なお、この発明の実施例においては、前記ウインドウ
は、表示画面上での前記移動体の移動方向に沿った部分
に設定することが好適である。即ち、このような設定を
することにより、移動体の操作者にとっては、自己の移
動方向と表示画面上での移動方向とがほぼ合致して感じ
られることになる。そのために、移動体を移動させると
きの、操作者の方向感覚に狂いを生じさせることが防止
され、それだけ安全な移動操作がなされることになる。
は、表示画面上での前記移動体の移動方向に沿った部分
に設定することが好適である。即ち、このような設定を
することにより、移動体の操作者にとっては、自己の移
動方向と表示画面上での移動方向とがほぼ合致して感じ
られることになる。そのために、移動体を移動させると
きの、操作者の方向感覚に狂いを生じさせることが防止
され、それだけ安全な移動操作がなされることになる。
[発明の効果] 以上説明されたように、この発明に係る移動体用ナビ
ゲーション装置は、移動体の移動距離、移動方位等に関
する信号を受け入れて前記移動体の現在位置を検出する
位置検出部と、所定の地図データを記憶するようにされ
た地図データ記憶部と、所要のデータや指令を入力する
キー入力部と、前記各種の信号やデータ等を処理して所
要の出力データを算出するデータ処理部と、前記移動体
の現在位置および当該移動体の目的地に関連する地図を
表示するようにされた表示部とから構成され、また、前
記データ処理部にはウインドウ処理機能部が含まれてい
て、移動体の現在位置と当該移動体の目的地とが同一の
表示画面に含まれないときには、前記表示画面の一部に
ウインドウを設けて、前記目的地を含む地図を前記ウイ
ンドウに表示できるようにされているために、移動体の
現在位置を含む地図と目的地を含む地図との切り替え表
示をする操作が不要となり、より安全な移動体の移動操
作が可能になるという効果が奏せられるものである。
ゲーション装置は、移動体の移動距離、移動方位等に関
する信号を受け入れて前記移動体の現在位置を検出する
位置検出部と、所定の地図データを記憶するようにされ
た地図データ記憶部と、所要のデータや指令を入力する
キー入力部と、前記各種の信号やデータ等を処理して所
要の出力データを算出するデータ処理部と、前記移動体
の現在位置および当該移動体の目的地に関連する地図を
表示するようにされた表示部とから構成され、また、前
記データ処理部にはウインドウ処理機能部が含まれてい
て、移動体の現在位置と当該移動体の目的地とが同一の
表示画面に含まれないときには、前記表示画面の一部に
ウインドウを設けて、前記目的地を含む地図を前記ウイ
ンドウに表示できるようにされているために、移動体の
現在位置を含む地図と目的地を含む地図との切り替え表
示をする操作が不要となり、より安全な移動体の移動操
作が可能になるという効果が奏せられるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例を示すブロック図、第2
図は、上記実施例についてのフローチャート図、第3図
は、上記実施例における表示部の表示画面の例示図、第
4図は、従来例を示すブロック図である。 (1)は走行距離センサ、(2)は方位センサ、(3)
はアンテナ、(4)は受信部、(5)は位置検出部、
(6)はキー入力部、(7)は地図データ記憶部、
(8)、(81)はデータ処理部、(82)はウインドウ処
理機能部、(9)は表示部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
図は、上記実施例についてのフローチャート図、第3図
は、上記実施例における表示部の表示画面の例示図、第
4図は、従来例を示すブロック図である。 (1)は走行距離センサ、(2)は方位センサ、(3)
はアンテナ、(4)は受信部、(5)は位置検出部、
(6)はキー入力部、(7)は地図データ記憶部、
(8)、(81)はデータ処理部、(82)はウインドウ処
理機能部、(9)は表示部。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】移動体の移動距離、移動方位等に関する信
号を受け入れて前記移動体の現在位置を検出する位置検
出部と、所定の地図データを記憶するようにされた地図
データ記憶部と、所要のデータや指令を入力するキー入
力部と、前記各種の信号やデータ等を処理して所要の出
力データを算出するデータ処理部と、前記移動体の現在
位置および当該移動体の目的地に関連する地図を表示す
るようにされた表示部とを含んでいる移動体用ナビゲー
ション装置であって、前記データ処理部にはウインドウ
処理機能部が含まれており、移動体の現在位置と当該移
動体の目的地とが同一の表示画面に含まれないときに
は、前記表示画面の一部にウインドウを設けて、前記目
的地を含む地図を前記ウインドウに表示できるようにし
たことを特徴とする移動体用ナビゲーション装置。 - 【請求項2】前記ウインドウは、表示画面上での前記移
動体の移動方向に沿った部分に設けられることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の移動体用ナビゲーショ
ン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30957087A JP2507498B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 移動体用ナビゲ―ション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30957087A JP2507498B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 移動体用ナビゲ―ション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01152310A JPH01152310A (ja) | 1989-06-14 |
JP2507498B2 true JP2507498B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17994617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30957087A Expired - Lifetime JP2507498B2 (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 移動体用ナビゲ―ション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2507498B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2809042B2 (ja) * | 1993-04-13 | 1998-10-08 | 松下電器産業株式会社 | 走行位置表示装置 |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP30957087A patent/JP2507498B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01152310A (ja) | 1989-06-14 |
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