JPS63219262A - フアクシミリ放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえばテレビ放送電波の間隙を利用して
放送される静止画信号を受信して・・−トコピーをとる
ファクシミリ放送受信装置に関する。

従来の技術 近年、テレビ放送などの音声第２副搬送波に静止画の信
号を乗せて送信するファクシミリ多重放送が検討されて
いる。

このファクシミリ多重放送で送信されるファクシミリ信
号は、第３図に示すように、ネットキュー信号、番組選
択信号、位相信号、静止画信号（Ａ４判１枚分）、終了
信号、空白信号の順で構成されている。このような信号
構成により、・・−トコピーをとる番組を受信側にて選
択することが３′−・ 可能になっている。

第４図は、上述したファクシミリ多重放送を受信するた
めに検討されているファクシミリ放送受信装置の概略構
成を示す。同図において、■はアンテナ、２はチーーチ
ー、３は信号検出部、７はプリンタ、１５は制御部であ
る。

ここで、チューナー２は、アンテナ１が捕らえた電波か
ら任意のチャンネルのテレビ放送電波を選択的に受信す
るとともに、その受信電波に多重されているファクシミ
リ信号を取り出す。信号検出部３は、チューナー２が取
り出したファクシミリ信号から番組選択信号の中の番組
番号と静止画信号を検出する。プリンタ７は、検出され
た静止画信号を記録紙に印刷出力してハードコピーを作
成する。制御部Ｉ５は、たとえばマイクロ・コンビーー
タ等によって構成され、キーボードなどから入力された
予約情報に基づいて、受信チャンネル、番組番号、およ
び受信時刻を指定する制御を行う。

これにより、第組表などによって予告された中から必要
な番組だけを受信して、そのハードコピーをとることが
可能になっている。

なお、上述したファクシミリ放送受信装置は、本発明者
らによって検討されたものであって、必ずしも公知のも
のではない。

発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる構成によれば、不要な番組まで受信して
記録紙を無駄にしてしまうことが多いという問題があっ
た。

上述の問題は以下の理由で生ずる。

すなわち、ファクシミリ放送によって送信される静止画
の枚数は非常に多く、たとえば上述した方式では１５０
秒でＡ４判１枚分の静止画が送信される。したがって、
１日では５７６枚の静止画すなわち番組が放送される。

この数は１チヤンネルについてであって、放送局がたと
えば７局ある場合には、１日に４０００以上もの番組が
放送される。

このような膨大な数の番組は、その個々の内容を番組表
に掲載することすら困難である。このため、真に必要と
する番組だけを選択してハードコピーをとるということ
はほとんど不可能であった。結５　′・−／ 局、必要な番組を逃さずに受信してハードコピーするだ
めには、どうしても不要な番組のハードコピーまでもと
らざるを得なかった。

この発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、記
録紙を無駄にすることなく、真に必要な番組だけを効率
良くハードコピーさせることができるファクシミリ放送
受信装置を提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 この発明は上述の問題点を解決するため、受信したファ
クシミリ番組の静止画を一旦記憶し、この記憶した静止
画信号をプリンタにハードコピーさせる一方、そのプリ
ンタによってハードコピーされる前の静止画信号をソフ
トコピーの形でモニター表示させるという構成を備えた
ものである。

作用 この発明は上述の構成によって、受信したファクシミリ
番組の内容をハードコピーとして記録する前に、その内
容をディスプレイ装置の画面に表示されるソフトコピー
によって確認することがで６・・−２ きる。そして、その確認によって真に必要と判断された
番組だけを任意に選んでハードコピーとして記録するこ
とができる。これによシ、記録紙を無駄にすることなく
、真に必要な番組だけを効率良くハードコピーさせるこ
とが可能になる。

実施例 第１図はこの発明の一実施例によるファクシミリ放送受
信装置の概略構成を示す。

同図において、１はアンテナ、２はチューナー、３は信
号検出部、４は記憶手段としてのメモリ部、５はメモリ
制御部、６はセレクタ、７はプリンタ、８は２値化回路
、９は高速ＲＡＭからなるビデオメモ１ハ１０は画像信
号変換回路、１１はＣＲＴディスプレイ装置、１２は操
作部をなすキーボード、１３は制御部、１４は時計回路
である。

チー−す−２は、アンテナ１が捕らえた電波から任意の
チャンネルのテレビ放送電波を選択的に受信するととも
に、その受信電波に多重されているファクシミリ信号を
取り出す。このチューナー２の受信チャンネルは、制御
部１３から力えられる７　・−２ 信号ＣＨＡＮによって設定される。

信号検出部３は、チューナー２によって取ｐ出されたフ
ァクシミリ信号から番組番号ＰＮＯと静止画信号ＰｉＸ
を検出する。検出された番組番号ＰＮＯを制御部１３に
送られる。

メモリ部４は、信号検出部３で検出された静止画信号Ｐ
ｉＸを一旦記憶して蓄える。このメモリ部４はＲＡＭに
よって構成され、少なくとも番組１つ分の静止画像信号
（１７２８画素Ｘ２２８８ライン）を記憶できる容量を
もっている。

メモリ制御部５は、制御部１３からの制御指令信号ＭＣ
Ｃに基づいて、メモリ部４の動作を制御する。ＭＣはそ
の制御信号であって、アドレス信号や書込／読出制御信
号などを含んでいる。

セレクタ６は一種の信号切換回路であって、制御部１３
からの制御信号ＳＥＬに基づいて、メモリ部４から読み
出される静止画信号を２つの出力ポートに切り換えて出
力する。その一方の出力ポートはプリンタ７に接続され
ている。また、その他方の出力ポートは、２値化回路８
を介してビデオメモリ９に接続されている。

プリンタ７は、制御部１３からの制御信号ＰＳＴによっ
て動作させられ、上記メモリ部４がらセレクタ６を介し
て入力される静止画信号を印刷記録する。

２値化回路８は、セレクタ６の他方の被選択ボートに出
力される静止画信号が中間調あるいはカラー情報を含む
画信号であった場合に、その画信号を白画素と黒画素だ
けからなる２値画像に変換する。入力された静止画信号
が最初から２値画像であった場合は、その−！ま出力す
る。

ビデオメモリ９は高速のＲＡＭを用いて構成され、セレ
クタ６および２値化回路８を経て入力される静止画信号
を表示のために一時的に記憶する。

このビデオメモリ９も制御部１３からの制御信号ＭＳＴ
に基づいて動作する。

画像信号変換回路１０は、制御部１３からの制御信号Ｓ
Ｔによって動作させられ、ビデオメモリ９に記憶された
静止画信号を、ＣＲＴディスプレイ装置１１にモニター
表示させるためのビデオ信号Ｖ　ｉ　Ｄ９　・−７ に変換する。

キーボード１２は、制御部１３に予約情報および各種の
指令情報を入力するために設けられている。

制御部１：３はたとえばマイクロ・コンビーータ等を用
いて構成され、キーボード１２、信号検出部３、ビデオ
メモリ９等から入力される各種の制御情報に基づいて、
チー−す２、メモリ制御部５、セレクタ６、プリンタ７
、ビデオメモリ９および画信号変換回路１０の動作を制
御する。

時計回路］４は、上記制御部１２に時刻データを力える
。なお、この時計回路１４の機能は制御部１２に受は持
たせてもよい。

以上のように構成されたファクシミリ放送受信装置につ
いて、以下その動作を説明する。

先ず、任意に設定された番組予約情報をキーボード１２
から制御部１３に入力する。この場合、番組予約情報に
は、受信チャンネルと番組番号を指定する第１の予約情
報と、受信チャンネルと受信時刻を指定する第２の予約
情報の２種類がある。

第１の予約情報が入力された場合、その予約情１０・−
７ 報によって指定された受信チャンネルが設定される。こ
れにより、その設定チャンネルのファクシミリ信号が受
信されるようになる。ここで、信号検出部３によって検
出された番組番号ＰＮＯが上記予約情報によって指定さ
れた番組番号と一致すると、その番組番号ＰＮＯととも
に検出される静止画信号ＰｉＸがメモリ部４に記憶させ
られる。このようにして、予約されたチャンネルと番組
番号の静止画信号ＰｉＸがメモリ部４に記憶される。

第２の予約情報が入力された場合、上述の場合と同様に
、その予約情報によって指定された受信チャンネルが設
定される。これにより、その設定チャンネルのファクシ
ミリ信号が受信されるようになる。ここで、時計回路１
４から発せられる時刻データが予約情報の時刻に一致す
ると、その時刻に受信されて検出される静止画信号Ｐｉ
Ｘがメモリ部４に記憶させられる。このようにして、予
約されたチャンネルと時刻の静止画信号ＰｉＸがメモリ
部４に記憶される。

以上のようにして、予約情報によって指定され１１・　
／ た静止画信号がメモリ部４に一旦記憶される。

ここで、キーボード１２から制御部１３に画像のモニタ
ー表示を要求する指令ＣｉＮが入力されると、メモリ部
４に記憶された静止画信号の一部が、セレクタ６および
２値化回路８を経てビデオメモリ９に記憶させられる。

ビデオメモリ９に記憶された部分静止画信号は、画像信
号変換回路１０によってビデオ信号ＶｉＤに変換され、
ディスプレイ装置１１に送られる。これにより、メモリ
部４に記憶された静止画信号の一部がディスプレイ装置
１】によってソフトコピーの形でモニター表示される。

この場合、モニター表示される画像は元の静止画の一部
分であるが、これはディスプレイ装置１１で表示可能な
画素数（例えば４００画素×３００ライン）が静止画を
構成する画素数（１７３８画素×２２８８ライン）より
も少ないことによる。

このため、実施例の装置では、第２図に示すように、静
止画を第１ブロツクから第４０ブロツクまで分割して、
ブロックごとにビデオ信号ＶｉＤに変換して表示させる
ようにしている。各ブロックにはそれぞれ、上記ディス
プレイ装置１１の解像力に適合する画素数（４００画素
×３００ライン）をもつ部分静止画が割り当てられてい
る。

すなわち、メモリ部４に記憶された静止画信号は、４０
０画素×３００ラインのブロック単位で切り出されてビ
デオメモリ９に転送され、これが画像信号変換回路１０
によってビデオ信号Ｖ　ｉ　Ｄに変換され、ＣＲＴディ
スプレイ装置１１にモニター表示される。このとき、Ｃ
ＲＴディスプレイ装置１１にモニター表示される部分静
止画は、キーボード１２から制御部１３に入力される指
令情報によって、ブロック番号順に更新される。これに
より、静止画の全体をスクロール形式でモニター表示さ
せることができる。

以上のようにして、メモリ部４に記憶された静止画信号
をソフトコピーの形で出力させることができる。これに
より、そのメモリ部４に記憶された静止画信号を印刷す
るに先立って、その内容を直接確認することができる。

そして、モニター表示された静止画が・・−トコピーを
必要とするもの１３・、−７ であると確認されたならば、所定の印刷指令情報をキー
ボード１２から制御部１３に入力することにより、メモ
リ部４に記憶された静止画信号をプリンタ７で印刷させ
てハードコピーをとることができる。まだ、モニター表
示された静止画のハードコピーが不要であると認められ
たときには、キャンセル指令情報をキーボード１２から
制御部に入力することにより、無用なハードコピーを回
避させることができる。

発明の効果 以上の説明から明らかなように、この発明は、受信した
ファクシミリ番組の静止画信号を一旦記憶し、この記憶
した静止画信号をプリンタにハードコピーさせる一方、
そのプリンタによってハードコピーされる前の静止画信
号をソフトコピーの形でモニター表示させることにより
、受信したファクシミリ番組が・・−トコビーを要する
か否かを事前に確認することができるようになり、これ
により、記録紙を無駄にすることなく、真に必要な番組
だけを効率良くハードコピーさせることがで１４・・−
・ きるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】 第１図はこの発明の一実施例によるファクシミリ放送受
信装置の概略構成を示すブロック図、第２図は静止画を
モニター表示のために分割する状態を示す図、第３図は
ファクシミリ信号の信号構成を示すタイムシーケンス図
、第４図は従来のファクシミリ放送受信装置の概略構成
を示すブロック図である。 ■・・・アンテナ、２・・・チューナー、３・・・信号
検出部、４・・・記憶手段としてのメモリ部、５・・・
メモリ制御部、６・・・セレクタ、７・・・プリンタ、
８・・・２値化回路、９・・・高速ＲＡＭからなるビデ
オメモリ、１０・・・画像信号変換回路、１１・・・Ｃ
ＲＴディスプレイ装置、１２・・・操作部をなすキーボ
ード、１３・・・制御部、１４・・・時計回路。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）放送されたファクシミリ信号を受信する受信手段
   と、受信したファクシミリ信号に含まれている静止画信
   号を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された静
   止画信号をハードコピーの形で出力するプリンタと、上
   記プリンタによってハードコピーされる前の静止画信号
   をソフトコピーの形でモニター表示するディスプレイ装
   置と、キーボード等の操作部と、この操作部からの指令
   に基づいて上記プリンタと上記ディスプレイ装置の動作
   を制御する制御手段とを備えたファクシミリ放送受信装
   置。
2. （２）あらがじめ指定された放送チャンネルと番組番号
   のファクシミリ信号に含まれている静止画信号だけを記
   憶手段に記憶させる制御手段を備えた特許請求の範囲第
   １項記載のファクシミリ放送受信装置。
3. （３）あらかじめ指定された放送チャンネルと放送時刻
   に受信されたファクシミリ信号に含まれている静止画信
   号だけを記憶手段に記憶させる制御手段を備えた特許請
   求の範囲第１項または第２項記載のファクシミリ放送受
   信装置。