JPS63218402A - 自動倉庫荷捌場の台車定位置検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動倉庫の荷捌場、即ち入出庫用走行うレー
ンのホームポジション脇に、荷受用手押し台車を位置決
めさせ得るようにした自動倉庫に於いて、前記荷受用手
押し台車が定位置にあることを検出する台車定位置検出
装置に関するものである。

（従来の技術及びその問題点） 上記のような荷捌場設備に於ける従来の台車定位置検出
装置は、台車の底部にリミットスイッチ作動用アタッチ
メントを取り付け、地上側には、前記台車が定位置に到
達したときに前記アタッチメントによって作動するリミ
ットスイッチを設置したものであった。

このような従来の装置では、前記リミットスイッチ作動
用アタッチメントが必要であるばかりでなく、地上側に
リミットスイッチを設置するための自立形ブラケットも
必要であり、部品点数が多くなってコスト高になる欠点
があった。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決し得る自動倉
庫荷捌場の台車定位置検出装置を提案するものであって
、その特徴は、自動倉庫の荷捌場に荷受用手押し台車を
一定位置に案内するガイドを設置し、このガイドによっ
て定位置に到達した台車の昇降自在ロックピンを下降嵌
合させ得るロック孔を前記ガイドに設け、当該ロック孔
に嵌合した前記ロックピンにより作動する検出スイッチ
を前記ガイドに取り付けた点にある。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。

第１図に於いて、１はクレーン走行通路２を挟んで立設
された立体棚であり、３は前記クレーン走行通路２を走
行する入出庫用走行うレーンである。４は荷受用手押し
台車であって、入庫すべき荷を前記クレーン走行通路２
の一端両側の荷捌場５に搬入したり前記クレーン３によ
って出庫された荷を当該荷捌基５から搬出するために使
用される。この荷受用手押し台車４は、第２図及び第５
図に示すように前端側左右一対の向き固定車輪６、後端
側左右一対の向き自在車輪７、手押しハンドル８、四隅
に設けられた荷位置決め支持台９、前端中央底部に設け
られた垂直な被ガイドピン１０、当該被ガイドピン１０
の前側に配設されたストッパー用被当接部材１１、後端
中央底部に設けられた垂直な位置決め用円柱体１２、及
び手押しハンドル８の中央に設けられた昇降自在なロッ
クピン１３を備え、底板（床板）の無い枠組み構造の台
車である。

第３図〜第５図に示すように前記荷捌場５には、前記荷
受用手押し台車４を一定位置に案内するガイド１４が設
置されている。このガイド１４は、床面上に前後方向（
クレーン３の走行方向）にそって固定される主フレーム
１５、当該主フレーム１５上に固着され且つ前記被ガイ
ドピン１０が前後方向のみ移動可能に嵌合する溝形ガイ
ドレール１６、当該溝形ガイドレール１６の終端に立設
されたストッパー１７、及び第６図に示すように前記主
フレーム１５の始端部上側に形成され且つ前記ロックピ
ン１３が上下に表金離脱自在なロック孔１８から構成さ
れている。

１９は前記主フレーム１５の終端部に固着立設された支
柱であって、当該支柱１９の上端と、主フレーム１５の
長さ方向中間位置の上側（溝形ガイドレール１６の側部
とには、斜めに傾斜する光線路２０を形成するように在
荷検出用光電スイッチの投光器２１ａと受光器２１ｂと
が取り付けられている。主フレーム１５側の受光器２１
ｂは、主フレーム１５上に固着されたレール部材２２に
前後方向位置調整可能に取り付けられているカバー付き
ブラケット２３に支持されている。尚、支柱１９側の投
光器２１ａは、荷受用手押し台車４の荷位置決め支持台
９の支持レベルよりも高所で左右水平横方向に位置微調
整可能に取り付けられている。投光器２１ａと受光器２
１ｂとは位置を逆にしても良い。

第３図、第４図、及び第６図に示すように前記主フレー
ム１５の始端部には、前記ロック孔１８内に下降嵌合し
たロックピン１３によって作動する台車定位置検出用リ
ミットスイッチ２４が内装されている。

２５は、主フレーム１５の終端部からクレーン走行通路
２側へ固着連設したフレーム延設部であり、その先端の
前後方向フレーム部分２Ｓａ上には、クレーン３との間
の信号授受用光電スイッチの投光器２６ａと受光器２７
ｂとが取り付けられている。これら投光器２６ａと受光
器２７ｂとは、第７図に示すように前記前後方向フレー
ム部分２５ａ上に前後方向移動固定自在に取り付けられ
た支持部材２８と、当該支持部材２８に上下高さ調整可
能に取り付けられたブラケット２９とを介して取り付け
られている。

第１図に示すクレーン３の昇降キャレツジ３０には、当
該キャレソジ３０上に設置されている荷移載用ランニン
グフォーク３１の固定フォーク先端部に於いて、第３図
及び第５図に示すように地上側との間の信号授受用光電
スイッチの受光器２６ｂと投光器２７ａとが並設されて
いる。

尚、第３図に於いて、３２は地上側制御ボックスであっ
て、前記主フレーム１５とフレーム延設部２５との間の
入り隅部に固着され、ガイド１４側に取り付けられてい
る各種光電スイッチの投受光器２１ａ、２１ｂ、２６ａ
、２７ｂ及びリミットスイッチ２４等との間の配線は、
前記主フレーム１５及びフレーム延設部２５の内部又は
外側面に施工される。

前記荷受用手押し台車４は、入出庫作業に際して、その
被ガイドピン１０がガイド１４の溝形ガイドレール１６
内に嵌合するように手押しハンドル８により後押し移動
せしめられ、ストッパー用被当接部材１１がガイド１４
側のス）７パー１７に当接せしめられると同時に、第３
図に示すように位置決め用円柱体１２が前記溝形ガイド
レール１６の入口部１６ａに嵌合当接せしめられる。こ
のとき台車４例のロックピン１３はガイド１４側のロッ
ク孔１８の真上に位置しているので、ロックピン１３を
下降させてロック孔１８に第６図に示すように嵌合させ
ることにより、荷受用手押し台車４を荷捌基５の所定位
置に固定することが出来るが、このときロック孔１８に
嵌合するロックピン１３によってリミットスイッチ２４
がＯＮシ、前記手押し台車４が定位置にロックされたこ
とを検出する。荷捌基５から荷受用手押し台車４を移動
させるときは、前記ロックピン１３を上昇させてロック
孔１８から離脱させ、手押しハンドル８を利用して台車
４をガイド１４の溝形ガイドレール１６にそって引き出
せば良い、勿論、ロックピン１３がロック孔１８から離
脱することにより、リミットスイッチ２４はＯＦＦに戻
る。

一方、前記のように荷捌基５の所定位置に手押し台車４
がロックされることにより、第４図及び第７図に示すよ
うに当該台車４の前方上方に位置する在荷検出用光電ス
イッチの投光器２１ａから当該台車４の中央下側に位置
する受光器２１ｂに至る光線路２０が前記台車４を斜め
に貫通することになる。前記台車４は先に説明したよう
に枠組み構造であるから、荷位置決め支持台９上に荷Ｗ
が搭載されていないときには、台車４が定位置で前記の
ようにロックされても投光器２１ａからの光線は受光器
２１ｂに入力され、在荷検出信号は出力されない、しか
し荷Ｗが台車４上に搭載されていると、受光器２１ｂに
至る光線が荷Ｗによって遮られ、在荷検出信号が出力さ
れる。

又、荷捌基５に隣接するホームポジションに入出庫用走
行うレーン３が停止すると共に、昇降キャレフジ３０が
、荷受用手押し台車４との間でのランニングフォーク３
１による荷移載作業のための位置まで下降した状態では
、第３回及び第５図に示すように地上側の信号授受用光
電スイッチの投光器２６ａ及び受光器２７ｂが昇降キヤ
レンジ３０例の信号授受用光電スイッチの受光器２６ｂ
及び投光器２７ａに斜め上下方向に相対向するように構
成されている。

入庫作業に際しては、荷受用手押し台車４によって入庫
すべき荷Ｗが荷捌基５に搬入される。当該台車４が荷捌
基５の所定位置でロックされることによりリミットスイ
ッチ２４により台車定位置検出信号が出力され、在荷検
出用光電スイッチの投光器２１ａからの光線が荷Ｗによ
って遮られることにより在荷検出信号が出力される。然
してこれら台車定位置検出信号と在荷検出信号とに基づ
いてランニングフォーク作動ＯＫ信号を地上側の信号授
受用光電スイッチの投光器２６ａから発信させると、ホ
ームポジションの所定位置にクレーン３が停止し且つ前
記のように昇降キヤレンジ３０が所定位置に停止してい
ることにより、当該昇降キャレッジ３０例の受光器２６
ｂが前記ランニングフォーク作動ＯＫ信号を受信し、昇
降キャレ・ノジ３０及びランニングフォーク３１はこの
信号に基づいて作動し、荷受用手押し台車４上の荷Ｗを
昇降キヤレンジ３０上に引き込む作用を自動的に行う。

出庫作業に際しては、空の荷受用手押し台車４が荷捌基
５の所定位置に搬入され、前記のようにロックされる。

然して台車定位置検出信号と、在荷検出用光電スイッチ
の受光器２１ｂがＯＮする空荷検出信号とに基づいて、
信号授受用光電スイッチの投光器２６ａからランニング
フォーク作動○に信号が出力され、昇降キヤレッジ３０
側の受光器２６ｂが当該信号を受信することにより、昇
降キヤレフジ３０及びランニングフォーク３１が作動し
て昇降キャレッジ３０上の荷Ｗを荷受用手押し台車４上
に移載する。

尚、昇降キャレッジ３０側の信号授受用光電スイッチの
投光器２７ａは、地上側の受光器２７ｂに対し、適当な
インターロック用信号を発信することが出来る。

（発明の作用及び効果） 以上のように実施し得る本発明の台車定位置検出装置に
よれば、荷捌基の所定位置に荷受用手押し台車が停止し
ているか否かを地上側の検出スイッチにより検出するこ
とが出来るのであるが、地上側の検出スイッチを作動さ
せる台車側アタッチメントとして昇降自在なロックピン
を利用したので、スイッチ作動専用のアタッチメントが
不要となる。しかも検出スイッチは台車を定位置に案内
するガイドに取り付けたので、検出スイッチを床面上に
支持させる自立形のブラケットも不要となるので、部品
点数が少なくなりコストダウンを図ることが出来る。

又、ロックピンをガイド側のロック孔に嵌合させなけれ
ば定位置検出スイッチが作動しないので、単に台車が定
位置にあることを検出するのではなく、当該台車が定位
置にロックされている状態でのみ定位置検出信号が得ら
れるので、より安全確実な制御が行える。更に、前記検
出スイッチと地上側の制御ボックスとの間の配線を前記
ガイドのフレーム内に通したり、当該フレームの外側面
に装着することが出来、配線作業を床面の材質や状態に
影響されずに容易に行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は概略平面図、第２図は荷受用手押し台車の側面
図、第３図は荷捌基に前記台車を位置決めした状態での
横断平面図、第４図は地上側の台車ガイド及び各検出手
段を示す側面図、第５図は前記台車と台車ガイドとを示
す正面図、第６図は台車定位置検出手段を示す縦断側面
図、第７図は在荷検出手段及び信号授受用地上側光電ス
イッチを示す一部切り欠き側面図である。 ３・・・入出庫用走行うレーン、４・・・荷受用手押し
台車、５・・・荷捌基、１０・・・被ガイドビン、１１
・・・ストッパー用被当接部材、１２・・・位置決め用
円柱体、１３・・・ロックピン、１４・・・ガイド、１
５・・・主。 フレーム、１６・・・溝形ガイドレール、１７・・・ス
トッパー、１８・−・ロック孔、１９・・・支柱、２０
・・・光線路、２１ａ・・・在荷検出用光電スイッチの
投光器、２１ｂ・・・同受光器、２４・・・台車定位置
検出用リミットスイッチ。 第１図 第２図　　　Ｗ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動倉庫の荷捌場に荷受用手押し台車を一定位置に案内
   するガイドを設置し、このガイドによって定位置に到達
   した台車の昇降自在ロックピンを下降嵌合させ得るロッ
   ク孔を前記ガイドに設け、当該ロック孔に嵌合した前記
   ロックピンにより作動する検出スイッチを前記ガイドに
   取り付けて成る自動倉庫荷捌場の台車定位置検出装置。