JPS63218165A - アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池 - Google Patents

アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池

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JPS63218165A
JPS63218165A JP62051499A JP5149987A JPS63218165A JP S63218165 A JPS63218165 A JP S63218165A JP 62051499 A JP62051499 A JP 62051499A JP 5149987 A JP5149987 A JP 5149987A JP S63218165 A JPS63218165 A JP S63218165A
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fuel cell
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anion exchange
fuel electrode
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JP62051499A
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Michio Nobuyo
延與 三知夫
Kyoichi Yamaguchi
山口 経一
Kenichi Machida
憲一 町田
Takashi Mori
隆 毛利
Kiyohide Yoshida
吉田 清英
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Tosoh Corp
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Riken Corp
Tosoh Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池に
関するものであり、ざらに詳しくは特殊なフッ素系陰イ
オン交換膜を隔膜として用いて正極室と燃料極室を分割
したアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池に関す
るものである。
本発明の燃料電池は、クリーンで高効率の燃料電池とし
て各種の用途をあげることができるが、例えば非常用の
予備発電、離島等での発電、更には最近多様化した弱電
機器のための発電等、小型かつ0N−3ITE d15
るいはポータプルな発電装置として注目されるものであ
る。
〔従来の技術〕
従来小型燃料電池の分野では炭化水素系燃料電池が注目
されていた。炭化水素系燃料電池は、例えば燃料として
メタノール、ぎ酸等がよく知られている。一方、ホルム
アルデヒドは燃料として活性な性質を示すにもかかわら
ず、これまで検討された例は少ない。それは、以下に述
べる電池内での反応の複雑さ、特に燃料の分解のためで
ある。
アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池を実現する
ためには主として次の二つの点を解決する必要がある。
イ)電池の高性能化のためには強アルカリ電解質の使用
が望ましいが、この場合以下に示すカニツツ70反応の
ためにホルムアルデヒド(HCHO)が燃料としてはよ
り不活性なメタノール(CH30H)等に移行するため
、電池の連続運転に大きな障害となる。
2t−ICHO+OH−→CH30H+HCOO−口)
強アルカリ電解質を用いた場合の欠点として生成したC
O2によりアルカリが消費される。
2 M OH+C02−) M2 CO3+820M2
 C03+CO2+H20→2MHCO3(上記2つの
反応をまとめれば、N、40 H+ C02→Ml−I
CO3、Mはアルカリ元素)なお、この場合炭素塩を用
いて中温域で運転すれば、以下に示すように生成した炭
酸水素塩から炭酸塩を再生しながら連続運転が可能とな
るが、液抵抗の上昇の他、電池それ自身の性能の低下を
もたらす。
2MHCo3−+ M2 CO3+820M20このよ
うに、アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池は炭
素質燃料電池として、燃料の持つ高活性な特性という点
で有望視されているにもかかわらず今日まで実用化に至
っていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は上記アルカリ電解質型ホルムアルデヒド
燃料電池のもつ欠点を克服し連続運転の可能な高効率の
燃料電池を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は、アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料
電池に関し、特にホルムアルデヒドの分解という問題点
に関し種々の検討を加えた結果、特殊な構造を有するフ
ッ素系陰イオン交換膜を用いて正極室と燃料極室とを分
割することにより、上記ホルムアルデヒドの分解という
ような問題点もなく高効率で連続運転可能なアルカリ電
解質型ホルムアルデヒド燃料電池が得られることを見出
し本発明を完成するに至ったものである。
本発明のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池に
用いる特殊な構造を有するフッ素系陰イオン交換膜とは
、下記一般式 %式% 整数、m=oまたは1、n=1〜5の整数、D、 qは
正の数であって、その比1)/qは2〜16である。Y
は第4級アンモニウム基を含む基) で表わされる繰り返し単位の共重合体よりなるフッ素系
陰イオン交換膜を意味している。
本発明に用いるフッ素系陰イオン交換膜は、第4級アン
モニウム基を含む塁として、下記一般式 [R’、 R2,R3は低級アルキル基(ただし、R1
とマが一体となってテトラメチレン鎖、ペンタメチレン
鎖を形成してもよい)、Zeはハロゲン陰イオン、aは
1〜10の整数。]或いは、下記一般式 [R1,R2,R3は低級アルキル基(ただし、R1と
滓が一体となってテトラメチレン鎖、ペンタメチレン鎖
を形成してもよい。)、時は水素原子または低級アルキ
ル基、Zeはハロゲン陰イオン、aは1〜10の整数。
] 或いは、下記一般式 [R’、 R2,R3は低級アルキル基(ただし、R1
と滓が一体となってテトラメチレン鎖、ペンタメチレン
鎖を形成してもよい)、R’、R’は水素原子または低
級アルキル基、Zeはハロゲン陰イオン、aは1〜10
の整数、bは3〜7の整数。] 或いは、下記一般式 [R1,R2,F?sは低級アルキル基(ただし、R1
と閏が一体となってテトラメチレン鎖、ペンタメチレン
鎖を形成してもよい)、脇は水素原子または低級アルキ
ル基(ただし、門とR4が一体となってエチレン鎖、ト
リメチレン鎖を形成してもよい)、Zeはハロゲン陰イ
オン、aは2〜10の整数。] の第4級アンモニウム基を含む基を有するフッ素系陰イ
オン交換膜を用いることが望ましい。
これらのフッ素系陰イオン交換膜の陰イオン交換基とし
ては、以下のような構造式として例−CH2−N −C
H3C1θ 亀 CH3 CH3 Φ1 − CH2−CH2−N −CH3C1θH3 CH3 HCH3 −CH2−N CH2CH2N −CH31θCH3 トI        CH3 −CH2−NCH2CH2N−CH2C1eCH3 CH3 CH3CH3 Φ1     Φl −CH2−N CH2CH2CH2−N −CH32C
1θCH3CH3 CH3CH3 Φ1     Φ1 −CH2−CH2−NCH2CH2CH2−N−CH3
2CfeCH3CH3 CH2CH3CH2C83 Φ1     Φ1 − CH2−N CH2CH2CH2−N −CH32
C1θCH2C83CH3 H 0H3 H CH3 0CH2−CH2−CH2−CH3 本発明に用いる特殊な構造を有するフッ素系陰イオン交
換膜の交換容量は、0.16meQ/g・乾燥樹脂〜3
.Omea/’j・乾燥樹脂の範囲のものを用いること
ができるが、好ましくは、0.5meq/g・乾燥樹脂
〜2.8 meq/g・乾燥樹脂の範囲のものが用いら
れる。
交換容量が上記範囲未満の場合は、膜の抵抗が高くなり
、電池の効率が低下する。
交換容量が上記範囲を越える場合は、膜の膨潤・崩壊等
の問題が生じ、安定した連続運転を妨げる原因となる。
本発明に用いるフッ素系陰イオン交換膜の膜厚は通常4
0μ〜500μの範囲で使用できるが、好ましくは、1
00μ〜300μの範囲のものが用いられる。ざらに、
本発明に用いるフッ素系陰イオン交換膜は、膜の強度を
上昇させるために、補強剤を導入することもできる。
本発明に用いるフッ素系陰イオン交換膜は、全層が均一
な交換容量を示す、陰イオン交換膜を用いることも出来
るが、一方の層と他方の層の交換容量が異なる陰イオン
交換膜を用いることもできる。
以上のような特殊な構造を有するフッ素系陰イオン交換
膜は、優れたアニオン(この場合は後述するようにOH
−イオン)の選択透過性と、耐久性例えば化学的な耐酸
性、耐酸化性、耐アルカリ性を示すものでおり、このよ
うな優れた特性により本発明のアルカリ電解質型ホルム
アルデヒド燃料電池が、高効率で長期に連続運転可能と
なる。
一般のイオン交換膜、例えば炭化水素系フッ素系陰イオ
ン交換膜では、この様な燃料電池系に用いた場合、アニ
オンの選択透過性や耐久性に問題があり、従って実用化
可能なアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池を提
供することは困難である。
本発明のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池は
、上記特殊な構造を示すフッ素系陰イオン交換膜により
正極室と燃料極室を分割することを特徴としている。
正極室と燃料極室を分割するこにより正極液と燃料極室
液を分離し、2液型とすることが可能となる。正極液及
び燃料極室液の好ましい実施態様を述べれば、例えば正
極液としては、液抵抗の低下等電池の性能向上の面より
、強アルカリ液を用いることが望ましい。一方燃料極室
液としては、ホルムアルデヒドの分解反応即ちカニツツ
70反応を抑制するためにアルカリ濃度を抑制すること
が望ましく、例えばホルムアルデヒドを含む炭酸塩の水
溶液を用いることが好ましい。
なお、この様な電池系においては、燃料極の反応に必要
なOH−イオンは電池反応の進行と共にフッ素系陰イオ
ン交換膜を透過して正極室より燃料極室へ供給されるの
で、極めて合理的な電池反応を遂行させることが可能と
なる。
本発明のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池に
用いる燃料極としては、従来より公知の貴金属系の燃料
極を用いることができるが、経済的でかつ活性の持続性
、安定性に優れた燃料極として、好ましくは、Cu、A
g、AL、I等のIB族から選ばれる少なくとも一種、
及び/又はPd、Ru、Rh、Re、Os、Ir。
Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種を用いるこ
とが望ましい。
ざらに好ましくは、燃料極として非晶質合金を用いるこ
とであり、Cu、Ag、AU等のIB族から選ばれる少
なくとも一種及び/又はPd、Ru、Rh、Re、Os
、Ir、Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種を
含む非晶質合金を燃料極として用いることが望ましい。
この様な非晶質合金は優れた触媒活性を示しその結果、
電池の性能を大幅に向上させることができる。
非晶質合金を形成するためには、S、S+。
P等の非晶質形成能をもつ金属を加えることもできるが
、好ましくは第1V族金属を含む非晶質合金が望ましい
。即ち、Zr、Ti、@f等OIV族から選ばれる少な
くとも一種と、Cu。
A!?、AU等のIB族から選ばれる少なくとも一種及
び/又はPd、RU、Rh、Re、Os。
Ir、Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種から
なる非晶質合金を燃料極として用いた場合、より高性能
の電池を得ることができる。
又、フッ素系陰イオン交換膜の片面に上記燃料極として
好適な触媒活性成分を接合させた所謂SPEタイプ即ち
膜/電極接合体を燃料極として用いることにより、膜/
電極間の液抵抗はゼロとなり、電極表面積は大幅に増大
し、従って電池の内部抵抗や過電圧は大幅に低下し、高
効率のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池を得
ることも可能となる。
膜/電極接合体の作成法としては、例えば従来公知の圧
着法、乾式ブレーティング法等の物理的手法や、無電解
メッキ法等の化学的な手法を用いることが可能である。
本発明のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池に
用いる正極としては従来公知の酸素極を用いることがで
きる。酸素極とは酸素又は空気を供給し酸素の還元反応
を起こさせるものであるが、例えば炭素繊維に白金族元
素や遷移金属元素を担持したものを用いることができる
更に、本発明のアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料
電池は、用いる特殊な構造を有するフッ素系陰イオン交
換膜の優れた耐熱性により、100℃程度迄の温度範囲
で作動することができる。また電流密度は、電池系の構
成と要求される発電の出力により変化するが、100A
/dT11程度の高電流密度域まで運転可能である。
〔発明の効果〕 以上述べた様に、特殊な構造を有するフッ素系陰イオン
交換膜を用いて正極室と燃料極室とを分割することによ
り、高効率で連続運転可能なアルカリ電解質型ホルムア
ルデヒド燃料電池が得られる。。
本発明の燃料電池は、クリーンで高効率の燃料電池とし
て有望なものであり、特に非常用の予備発電、離島等で
の発電、更には最近多様化した弱電機器のための発電等
、小型かつ0N−8ITEあるいはポータプルな発電装
置として優れた性能を有するものである。
(実施例) 以下、実施例を述べるが本発明はこれに限定されるもの
ではない。
実施例1 フッ素系陰イオン交換膜を隔膜とし正極室と燃料極室と
を分割して2液型セルを組立て、燃料極の電流電位曲線
を測定した結果を第1図に示す。図にはセル組立て直後
の電流電位曲線と2日後の電流電位曲線を示す。正極室
液として1mol#!のNaOH溶液を用い、燃料極室
液としては、1mol/Jのに2 CO3,0,3mo
l/1のヒI CHOを用いた。
フッ素系陰イオン交換膜としては、下記の構造 一4CFz CF2÷→CF2CF)−F2 3C−CF ぎ F2 を示すフッ素系陰イオン交換膜(交換容量0.90me
q/ g、膜厚130μ)を用いた。なお、燃料極とし
ては、Pdl帯を用いた。
比較例1 実施例1におけるフッ素系陰イオン交換膜を用いず、1
mol/j2のN a OH、0,3mol/1hl 
CHO溶液を電解液とした1液型の構成であるほかは実
施例1と同様な構成のセルとした場合の電流電位曲線を
第2図に示す。
比較例2 実施例1におけるフッ素系陰イオン交換膜を用いず、1
molAeのに2 CO3溶液を電解液とした1液型の
構成であるほかは実施例1と同様な構成のセルとした場
合の電流電位曲線を第3図に示す。
実施例1では第1図より明らかなように比較的大きな酸
化電流が得られており、又その値は2日後も減少するよ
うなことはない。これにより、本実施例1では高効率で
連続運転可能なアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料
電池が得られることが示唆される。
比較例1では第2図のように電池組立て直後は比較的大
きな酸化電流を得ることができるが、2日後はその電流
値は小さくなっている。これは、ホルムアルデヒドの分
解反応(不均化反応)が生じたためであり、この様な電
池系では連続運転可能な高効率の電池を1qることはで
きない。
更に、比較例2では第3図のように非常に小ざな酸化電
流しか得ることができず燃料電池としての基本性能に問
題のあることがわかる。
実施例2 燃料極として、各種金属あるいは合金を用い他は実施例
1と同様の構成のセルを組立て、燃料極の電極特性を測
定した結果を表1に示す。
表1は燃料極を0.3 V vs RHE分極した場合
の酸化電流値を示したものである。なお、No、10〜
N0IBはアモルファス合金の例でおるが、表面をフッ
酸で処理し多孔質化している。表1よりわかるように特
にアモルファス合金の場合は大きな酸化電流値が得られ
ており、燃料極として好適であることがわかる。
表1.各種電極の触媒特性 (1M   K2  CO3,0,3M   HCHO
−IM   NaOH。
0.3 V vs RHE分極時) 〜300 ) 実施例3 フッ素系陰イオン交換膜として、下記の構造−+CFz
 CF2+→CFzCF← F2 3C−CF を示すフッ素系陰イオン交換膜(交換容量1.00me
q/g−乾燥樹脂、膜厚200μ)を用い、表面をフッ
酸処理したアモルファス(CLJ75Pd25)332
r67合金薄帯を燃料極として用い、その他は実施例1
と同様にしてセルを組立てた。このセルの模式図を第4
図に示す。なお、このセルの酸素極は公知のカス拡散電
恢を用いた。
第5図に、至温におけるこのセルの酸素極、燃料極の負
荷依存性をAに、セル全体の負荷依存性を8に示す。燃
料極は微量の金属量(2Inl / cr/l >にも
かかわらず極めて優れた負荷依存性を示し、結果的にか
なり良好な電池性能が得られていることがわかる。
【図面の簡単な説明】
・第1図は実施例1の電流電位曲線を示す。第2図は比
較例1の電流電位曲線を示す。第3図は比較例2の電流
電位曲線を示す。第4図は実施例2のセルの模式図を示
す。第5図は実施例2のセルの負荷依存性を示す。 第4図中 1・・・陰イオン交換膜 2・・・負(燃料)極 3・・・正(酸素)極(ガス拡散電極)4・・・負荷電
極液 5・・・正極電極液 6・・・電池本体 第5図中 A・・・酸素極、燃料種名々の負荷依存性B・・・セル
全体の負荷依存性 第1図 実施@I  I E/V (RHE) 第2図 比較fl I E/V (RHE) 第3図 上し 13と 1!11 2 E/V (RHE) 第4図 セILの召り式口 1−−一虐イオン之坤!11   4−−−−樋口[解
;夜2−−−負【毛料+&     5−−一正播側引
也3−−−X(vL素)&     6−−− t X
l! 13(1rλ広歌電鍮)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)イオン交換膜として、下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (X=FまたはCF_3、l=0または1〜5の整数、
    m=0または1、n=1〜5の整数、p、qは正の数で
    あって、その比p/qは2〜16である。Yは第4級ア
    ンモニウム基を含む基) で表わされる繰り返し単位の共重合体よりなるフッ素系
    陰イオン交換膜を用い、正極室と燃料極室とを分割する
    ことを特徴とするアルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃
    料電池。
  2. (2)正極液をアルカリ水溶液とし、正極として酸素極
    を用い、燃料極液としてホルムアルデヒドを含む炭酸塩
    の水溶液を用いることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の燃料電池。
  3. (3)Cu、Ag、Au等の I B族から選ばれる少な
    くとも一種、及び/又はPd、Ru、Rh、Re、Os
    、Ir、Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種を
    燃料極として用いることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の燃料電池。
  4. (4)Cu、Ag、Au等の I B族から選ばれる少な
    くとも一種、及び/又はPd、Ru、Rh、Re、Os
    、Ir、Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種を
    含む非晶質合金を燃料極として用いることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃料電池。
  5. (5)Zr、Ti、Hf等のIV族から選ばれる少なくと
    も一種と、Cu、Ag、Au等の I B族から選ばれる
    少なくとも一種及び/又はPd、Ru、Rh、Re、O
    s、Ir、Pt等の白金族から選ばれる少なくとも一種
    からなる非晶質合金を燃料極として用いることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃料電池。
JP62051499A 1987-03-06 1987-03-06 アルカリ電解質型ホルムアルデヒド燃料電池 Pending JPS63218165A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009104570A1 (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 独立行政法人産業技術総合研究所 空気極
WO2010109670A1 (ja) * 2009-03-27 2010-09-30 住友商事株式会社 アルカリ電解質膜、電極接合体及び直接アルコール燃料電池

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