JPS63216325A - エレクトレツト材 - Google Patents
エレクトレツト材Info
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- JPS63216325A JPS63216325A JP5054187A JP5054187A JPS63216325A JP S63216325 A JPS63216325 A JP S63216325A JP 5054187 A JP5054187 A JP 5054187A JP 5054187 A JP5054187 A JP 5054187A JP S63216325 A JPS63216325 A JP S63216325A
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- metal plate
- metal
- polymer film
- plating
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- Pending
Links
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Landscapes
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はエレクトレットコンデンサマイクロホン等に使
用するエレクトレット材に関する。
用するエレクトレット材に関する。
従来の技術
従来、この種のエレクトレット材は第4図に示す部分拡
大断面図の如く、金属板1の表面にテフロン系等のディ
スパージョン液2を塗布後焼成するとともに、かつこの
表面上にテフロン系等の高分子フィルム3をローラー等
による熱融着により形成している。(特開51−877
98号公報による)次に上記従来例の詳細な製造工程に
ついて説明を行なう。第5図はこの工程図である。まず
、金属板1の表面の油脂分、汚れ等を除去するため、ト
リクレンもしくはアルカリ脱脂等により洗浄後、温風等
により表面の乾燥を行なう。次にこの金属板1の表面上
にテフロン系等のディスパージョン液2を2〜4μm程
度塗布し、このディスパージョン液2の融点付近以上で
ある300〜350℃程度の高温炉により、水分等を除
去し、金属板1の表面上に融着させるために焼成を行な
う。次にこの表面上に10〜20μm程度のテフロン系
等の高分子フィルム3をローラー等により、融点付近の
300℃程度の高温を印加しなからディスパージョン層
2に熱融着することにより完成する。
大断面図の如く、金属板1の表面にテフロン系等のディ
スパージョン液2を塗布後焼成するとともに、かつこの
表面上にテフロン系等の高分子フィルム3をローラー等
による熱融着により形成している。(特開51−877
98号公報による)次に上記従来例の詳細な製造工程に
ついて説明を行なう。第5図はこの工程図である。まず
、金属板1の表面の油脂分、汚れ等を除去するため、ト
リクレンもしくはアルカリ脱脂等により洗浄後、温風等
により表面の乾燥を行なう。次にこの金属板1の表面上
にテフロン系等のディスパージョン液2を2〜4μm程
度塗布し、このディスパージョン液2の融点付近以上で
ある300〜350℃程度の高温炉により、水分等を除
去し、金属板1の表面上に融着させるために焼成を行な
う。次にこの表面上に10〜20μm程度のテフロン系
等の高分子フィルム3をローラー等により、融点付近の
300℃程度の高温を印加しなからディスパージョン層
2に熱融着することにより完成する。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記従来例のエレクトレット材は高分子
フィルム3とディスパージョン層2の融着強度は充分で
あるが金属板1との融着強度か弱(剥れ等が発生しエレ
クトレット材としては不充分である。この原因としては
洗浄工程におげろ金属板表面の脱脂等が不完全であった
り、洗浄材が残留するので長時間の高温印加により表面
に酸化膜等を生じ融着強度を劣化させるものと考えられ
る。
フィルム3とディスパージョン層2の融着強度は充分で
あるが金属板1との融着強度か弱(剥れ等が発生しエレ
クトレット材としては不充分である。この原因としては
洗浄工程におげろ金属板表面の脱脂等が不完全であった
り、洗浄材が残留するので長時間の高温印加により表面
に酸化膜等を生じ融着強度を劣化させるものと考えられ
る。
この対策として金属板表面にNi等の金属メッキを施す
ことも考えられ多少の改善は望めるが、低価格で高温に
耐え得るメッキは数少ないため、又金属メッキを施すと
厚くなればなるほど金属板表面の小さな凹凸が少なくな
り高分子フィルム3の融着強度は悪(なるので同様な結
果となってし、まう。一般に金属板1としては黄銅系が
持ちいられ、エレクトレットコンデンサマイクロホンを
して使用する場合表面の酸化膜1トのためある程度の厚
さの金属メッキは必要条件となる。
ことも考えられ多少の改善は望めるが、低価格で高温に
耐え得るメッキは数少ないため、又金属メッキを施すと
厚くなればなるほど金属板表面の小さな凹凸が少なくな
り高分子フィルム3の融着強度は悪(なるので同様な結
果となってし、まう。一般に金属板1としては黄銅系が
持ちいられ、エレクトレットコンデンサマイクロホンを
して使用する場合表面の酸化膜1トのためある程度の厚
さの金属メッキは必要条件となる。
又、従来例では工程が複雑でありコストアップも免れな
い。
い。
本発明はこの様な従来の問題を解決するものであり、高
分子フィルム3の剥れ等が発生しに(く安価で優れたエ
レクトレット材を提供することを目的とするものである
。
分子フィルム3の剥れ等が発生しに(く安価で優れたエ
レクトレット材を提供することを目的とするものである
。
問題点を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、Niメッキ等を有
しない金属板1の表面に高分子フィルム3を短時間に熱
ローラー等により熱圧着するとともに、その後この金属
にNi等の金属メッキを施す様にしたものである。
しない金属板1の表面に高分子フィルム3を短時間に熱
ローラー等により熱圧着するとともに、その後この金属
にNi等の金属メッキを施す様にしたものである。
作 用
本発明は上記の様な構成により次の様な効果を有する。
すなわち、高分子フィルム3を短時間に熱圧着している
ので金属板の表面に高温酸化が発生しにくい。又黄銅等
の金属板にNiメッキ等を施すことな(直接熱圧着する
ので表面の凹凸に密着しやすいため充分実用的な融着強
度を得ることができる。
ので金属板の表面に高温酸化が発生しにくい。又黄銅等
の金属板にNiメッキ等を施すことな(直接熱圧着する
ので表面の凹凸に密着しやすいため充分実用的な融着強
度を得ることができる。
熱圧着後に金属板の酸化防止のための金属メッキを施す
ことができ、メッキ厚も任意の厚さにできる。
ことができ、メッキ厚も任意の厚さにできる。
又、工程が簡略化できるとともに簡単な設備により、従
来よりも大きな金属板に融着できるため安価なコストに
できる効果を有する。
来よりも大きな金属板に融着できるため安価なコストに
できる効果を有する。
実施例
第1図は本発明の一実施例を示す部分拡大断面図である
。同図かられかる様に金属板1の表面に高分子フィルム
3が融着され、対面にはNi等の金属メッキ4が飾され
ている。第2図は本実施例の工程図を示す。まず金属板
1の表面の油脂分、汚れ等を除去するためにトリクレン
、アルカリ脱脂等により洗浄を行ない、その後温風等に
より乾燥を行なう。次にこの金属板1の表面に高分子フ
ィルム3を第3図に示す如く融点付近程度の温度を有す
る熱ローラ−5a、5b等により強制的に力を加え熱圧
着を行なう。金属板1の表面は金属メッキ等が施されて
おらず、金属素材表面そのものの小さな凹凸を有するの
で高分子フィルム3が剥れにくい強度を有する融着が可
能である。
。同図かられかる様に金属板1の表面に高分子フィルム
3が融着され、対面にはNi等の金属メッキ4が飾され
ている。第2図は本実施例の工程図を示す。まず金属板
1の表面の油脂分、汚れ等を除去するためにトリクレン
、アルカリ脱脂等により洗浄を行ない、その後温風等に
より乾燥を行なう。次にこの金属板1の表面に高分子フ
ィルム3を第3図に示す如く融点付近程度の温度を有す
る熱ローラ−5a、5b等により強制的に力を加え熱圧
着を行なう。金属板1の表面は金属メッキ等が施されて
おらず、金属素材表面そのものの小さな凹凸を有するの
で高分子フィルム3が剥れにくい強度を有する融着が可
能である。
次にこの高分子フィルム3が熱圧着された金属板1にN
i等の金属メッキ4を施す。この金属メッキ4は一般的
金属メツキと同様であるが片面に高分子フィルム3が熱
圧着されているので対面にのみ金属メッキが施され完成
となる。
i等の金属メッキ4を施す。この金属メッキ4は一般的
金属メツキと同様であるが片面に高分子フィルム3が熱
圧着されているので対面にのみ金属メッキが施され完成
となる。
本発明の場合、簡単な設備により融着が行なえるので、
従来よりも大きな金属板1の状態で加工できるので金属
メッキの回数等が減少でき非常に効率的といえる。
従来よりも大きな金属板1の状態で加工できるので金属
メッキの回数等が減少でき非常に効率的といえる。
又、金属板1にあらかじめ金属メッキを施こすと厚さK
もよるが表面状態が高分子フィルム3の融着に適さない
状態となるが本発明の場合後で金属メッキ4を施してい
るのでこの様なことはない。
もよるが表面状態が高分子フィルム3の融着に適さない
状態となるが本発明の場合後で金属メッキ4を施してい
るのでこの様なことはない。
発明の効果
本発明は上記実施例から明らかな様に金属板そのものに
熱ローラー等により強制的に熱圧着した後、Ni等の金
属メッキ4を施しているので簡単な設備、製造工程によ
り強い融着強度を有し安価なエレクトレット材が得られ
る効果を有する。
熱ローラー等により強制的に熱圧着した後、Ni等の金
属メッキ4を施しているので簡単な設備、製造工程によ
り強い融着強度を有し安価なエレクトレット材が得られ
る効果を有する。
尚、本発明の場合でも従来同様のエレクトレットとして
の物理的性能が得られることを確認法である。
の物理的性能が得られることを確認法である。
第1図は本発明の一実施例におけるエレクトレット材の
部分拡大断面図、第2図は第1図の工程図、第3図は金
属板に高分子フィルム3の熱圧着を示す側面図、第4図
は従来の部分拡大断面図、第5図は従来の工程図である
。 ■・・・金属板、3・・・高分子フィルム、4・・・金
属メッキ、5a、5b ・・・熱ローラ−。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図
部分拡大断面図、第2図は第1図の工程図、第3図は金
属板に高分子フィルム3の熱圧着を示す側面図、第4図
は従来の部分拡大断面図、第5図は従来の工程図である
。 ■・・・金属板、3・・・高分子フィルム、4・・・金
属メッキ、5a、5b ・・・熱ローラ−。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図
Claims (1)
- 金属素材の表面にテフロン系等の高分子フィルムを熱ロ
ーラー等により熱圧着するとともに、前記金属素材にN
i等の金属メッキを施したエレクトレット材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5054187A JPS63216325A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5054187A JPS63216325A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63216325A true JPS63216325A (ja) | 1988-09-08 |
Family
ID=12861871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5054187A Pending JPS63216325A (ja) | 1987-03-05 | 1987-03-05 | エレクトレツト材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63216325A (ja) |
-
1987
- 1987-03-05 JP JP5054187A patent/JPS63216325A/ja active Pending
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