JPS63216087A - クリ−ニング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はクリーニング装置に関する。

詳しくは電子写真複写機等の感光体ドラムの表面に残留
したトナーを除去する装置として使用できる。

［従来の技術］ 従来、感光体ドラムのクリーニング装置として特開昭５
５−３５３４５号、実開昭５７−１２４８５２号等の公
開公報に開示された構成のものが提案されている。

前記、従来のクリーニング装置の構成は、いず至朗 れも像担持体上に残留する現像剤（本考手の感光体ドラ
ム上の残留トナーに該当）を除去する弾性クリーニング
ブレードと、弾性クリーニングブレ−ドにより除去され
た現像剤を吸引、搬送する手段とが段けられており、特
開昭５５−３５３４５号公開公報に開示された構成の場
合には吸引手段の作動が停止した場合に弾性クリーニン
グブレードにより除去された残留現像剤が外部に飛散す
ることを防止するためのシール部材が設けられている。

又、実開口１５７−１２４８５２号公開公報に開示され
た構成の場合には吸引手段と、弾性クリ−前記特開昭５
５−３５３４５号公開公報に開示された構成の場合、シ
ール部材と像担持体との隙間の情度が要求される。

又、前記特開昭５７−１２４８５２号公開公報に開示さ
れた構成の場合、シール材が弾性クリーニングブレード
の像担持体への当接エツジ部近くに設けられているので
、弾性クリーニングブレードの像担持体への当接圧がシ
ール材に左右され、その当接圧の設定が難しい。（前記
シール材がクッション作用を呈し弾性クリーニングブレ
ードの感光体への当接圧を変化させる）。

本発明は、クリーニングブレードの感光体への当接圧力
を常時安定させクリーニングブレードのエツジ部が感光
体ドラムの表面への圧接状態を良好に保つようにするこ
とを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明のクリーニング装置は、感光体ドラムの表面に当
接可能なクリーニングブレードと、該クリーニングブレ
ードを保持する保持部材と、前記感光体ドラムの表面に
付着している残留１−ナーをその表面から除去すべく感
光体ドラムの表面に対してクリーニングブレードが当接
するように前記保持部材を支持する手段と、 前記クリーニングブレードの当接部近傍を覆うように配
設され、前記クリーニングブレードにより除去された該
残留トナーを吸引し搬送する吸引搬送手段と、 該吸引搬送手段と前記クリーニングブレードとの間に配
設されたシール部材とからなるクリーニング装置におい
て、 前記シール部材は、前記吸引搬送手段と前記保持部材に
固定された部分の反対側にある前記クリーニングブレー
ドの而又は前記保持部材とのいずれか一面に固定され、
前記クリーニングブレードの前記感光体ドラムへの当接
時に前記吸引搬送手段とクリーニングブレード間が遮閉
される構成としたことを特徴とするものである。

［発明の作用］ 本発明の構成によると、シール部材は、吸引搬送手段と
、保持部材に固定された部分の反対側にあるクリーニン
グブレードの面又は前記保持部材のいずれか一面に固定
される構成であるので、シール部材は感光体ドラムの表
面のクリーニング時にも固定位置に保持された状態を継
続し、クッション作用を生じない。

即ち、クリーニングブレードの先端部が感光体ドラムの
表面に当接し回転する感光体ドラム上の残留トナーを除
去する作用時に、クリーニングブレードの先端部に感光
体ドラムの表面に付着している残留トナーによって抗力
が作用してクリーニングブレードが感光体ドラムの表面
から退避する方向に位置移動しても、クリーニングブレ
ードの保持部材に固定された部分又は保持部材は位置移
動しない。このため、クリーニングブレードの感光体ド
ラムに当接部近傍はシール材によって外気の流入が確実
に遮断され、吸引搬送手段にて形成された残留トナー吸
引のための空気流が乱されることはない。かつシール部
材はクリーニングブレードの撓む位置部分あるいは撓む
位置部分に対面づる位買に装着されていないので、クッ
ション作用を発生させない。これによってクリーニング
ブレードは感光体ドラムの回転時に従来のようなシール
部材のクッション作用によるクリーニングブレードの感
光体ドラムの表面への当接圧力を変動させるようなこと
がない。

従って常時安定した残留トナー吸引作用及びほぼ一定に
維持されたクリーニングブレードの感光体ドラムへの当
接圧力が得られ、感光体ドラム表面上の残留トナーを除
去する性能を一定に保つ。

［実施例］ （第１実施例） 本発明クリーニング装置の第１実施例を第１図、第２図
、第３図、第４図、第５図に基づいて説明する。

この第１実施例の場合には、シール部材４はクリーニン
グブレード１０の補助板１１により固定位置部分Ｒ１に
固定されると共に、シール部材４のクリーニングブレー
ド１０に固定された面４１の反対側の面４２を、吸引搬
送手段３との当接面とした場合を説明する。

本発明の第１実施例のクリーニング装置は、クリーニン
グブレード収容部１と、吸引搬送手段３と、シール部材
４とを構成要素としている。

クリーニングブレード収容部１は、複写装置本体のハウ
ジング２（以下ハウジング２と記す。）内に回転可能に
収容された感光体ドラム２０の表面２０１に当接し、感
光体ドラム２０上の残留トナーを除去するクリーニング
ブレード１０と、クリーニングブレード１０を保持する
補助板１１と、一端に前記補助板１１の長手方向の中央
部１１０を枢着するとともにクリーニングブレード１ｏ
の先端が感光体２０に対して圧接する方向及び退避する
方向に揺動するようにクリーニングブレード収容部１内
に支持された保持部１２とを備えている。クリーニング
ブレード１０は適度な弾性力を有する板状で感光体ドラ
ム２０の軸方向に沿った表面２０１に当接し前記表面２
０１の残留トナーをかき落し、清掃するものである。補
助板１１は金属板あるいは硬質樹脂板により形成され、
長手方向に沿って切欠いた切欠部１１ｂにクリーニング
ブレード１０を固定保持するものである。又、保持部１
２はクリーニングブレード収容部１に回動可能に端部を
保持された支軸１２１に装着され、支軸１２１を中心に
して揺動できる構成である。

保持部１２の一部にはバネ係止突起１２２が形成されて
おり、バネ係止突起１２２と、保持部１２に対し一定の
空間を保って覆うカバー１２３に固定された固定板１２
３ａとは、引張バネ１２４によって連結されており、ク
リーニングブレードの感光体ドラム２０に対する当接圧
力を与えるべく保持部１２を図中時計回り方向に回動付
勢している。カバー１２３には２個の操作杆１２．３ｂ
、１２３ｃと、ハウジング２に固着された使用セット位
置係止ピン１２３ｄ及び開放位置係止ビン１２３ｅに係
合しあるいは係合を解除可能な係止溝１２３ｆが形成さ
れており、クリーニングブレード収容部１をクリーニン
グブレード１０が感光体ドラム２０に圧接するセット位
置及び感光体ドラム２０よりｊｕ避する開放位置に固定
すべく操作できる。又、保持部１２は支軸１２１より最
も離れた位１ｒｌｉにピボット軸１２５を備えており、
このピボット軸１２５は後で述べるクリーニングブレー
ド１０を固定保持する補助板１１の長手方向の中央部１
１０の取付孔１１０ａを貫通し、補助板１１が感光体ド
ラム２０の軸線方向の傾きに沿って追従移動可能に装着
している。

吸引搬送手段３はクリーニングブレード収容部１内に保
持されクリーニングブレード１０より除去された残留ト
ナー下を気流Ｑにより吸引搬送するため図示しない駆動
部及び前記残留トナー下を吸引搬送するための通路を構
成するメイン吸引ダクト３１と、メイン吸引ダクト３１
に接続するとともにクリーニングブレード１０の感光体
ドラム２０の表面２０１に当接する位置付近に開口３２
０を備えた上部先端吸引ダクト３２及び下部先端吸引ダ
クト３３とからなる。

シール部材４は次のようにしてクリーニングブレード１
０の特定の部分に装着される。即ち、シール部材４は補
助板１１により一方の而１０１を固定されたクリーニン
グブレード１ｏの固定位置部分Ｒ１の反対側にあるクリ
ーニングブレード１０の而１０２に両面テープあるいは
接着剤Ｓ（第５図参照）によって接着固定されるととも
に、クリーニングブレード収容部１が使用セット位置に
セットされた時、即ち、クリーニングブレード１０が感
光体ドラム表面に圧接する位置にクリーニングブレード
収容部１がセットされた時、そのシール部材４の固定さ
れた面４１の反対側の面４２を前記吸引搬送手段３の上
部先端吸引ダクト３２の一部３２１に当接し、クリーニ
ングブレード１０の感光体ドラム２０当接部近傍に外気
が流入しないようにシール作用を行う。

なお、第１図に示すハウジング２内に収容された前記感
光体ドラム２０の周囲には、前記クリーニング装置の他
に、除電装置Ａ、帯電′！！Ａ置Ｂ装露光装置Ｃ１現像
装胃り、紙搬送部Ｅ、転写装置Ｆが時計回り方向に配設
されている。これ等の装置によって感光体ドラム２０上
に複写原稿に応じた静Ｔｊ潜像を形成し現像して複写紙
に１・す−画像として転写した後、感光体ドラム２０上
の静電潜像をイレーズすると共に、前記クリーニング装
置によって感光体ドラム２０上に残留したトナーを除去
できるにうになっている。

上記のように構成された第１実施例のクリーニング装置
によると、シール部材４は補助板１１により一方の面１
０１を保持されたクリーニングブレード１ｏの前記一方
の面１０１と反対側の他方の而１０２に装着されている
。このためシール部材４が前記吸引搬送手段３の上部先
端吸引ダクト３２の一部３２１に当接した状態でクリー
ニングブレード１０が感光体ドラム２０の表面２０１に
当接し残留１−ナーを除去する場合において、クリーニ
ングブレードの当接圧力には影響を及ぼさない。即ち、
シール部材４はクリーニングブレード１の厚みを介して
補助板１１に支えられている。

このためクリーニングブレード１０が補助板１１により
支えられていない位置部分Ｒ２で撓んだり、ブレード１
０自体が引張バネ１２４の付勢力に抗して感光体ドラム
表面から退避する方向に保持部１２を介して揺動したり
しても前記シール部材４は位置変動はしないので、上部
先端吸引グクト３２に対するシール効果を保持すると共
に、クリーニングブレード１０に対しクッション作用を
発生させない。

従ってシール部材４は吸引搬送手段３の上部先端吸引ダ
クト３２とクリーニングブレード１との間に配設された
状態において、感光体ドラム２゜の回転に伴うクリーニ
ングブレード１０の先端当接部１０ａによる感光体ドラ
ム２ｏの表面２０１からの残留１−ナーかき落し時に、
クリーニングブレード１０の揺動作用の影響を受けずに
、常時安定したシール効果を保持する。又、クリーニン
グブレード１は当初に設定された感光体ドラム２０との
当接圧力を許容された範囲内でのみ変化するのみであっ
て、残留トナーを除去する性能をほぼ一定に保持するこ
とができる。

以下本発明クリーニング装置の他の各実施例を説明する
。なお、この場合、第１実施例と異なる構成のみを説明
し第１実施例と共通の構成及び作用はその説明を省略す
る。又、共通の構成については同符号を用いる。

（第２実施例） 第２実施例の場合には第６図に示すように、シール部材
４ａは第１実施例の場合とは逆に吸引搬送手段３の一部
３２１に固定された面４２ａの反対側の面４１ａを、ク
リーニングブレード１０に当接させるように構成したも
のである。即ち、シール部材４ａは吸引搬送手段３に両
面テープあるいは接着剤で接着固定された而４２ａと反
対側の而４１ａを、クリーニングブレード１ｏの補助板
１１に固定された面１０１の反対側にある面１０２に当
接させたものである。

（第３実施例） 第３実施例の場合には第７図の示すにうにシール部材４
ｂはクリーニングブレード１０を固定する補助板１１に
両面テープあるいは接着剤で（図示♂ず）接着固定され
た而４１ｂの反対側の面４２ｂを、吸引搬送手段３との
当接面とした構成である。

（第４実施例） 第４実施例の場合には第８図の示づようにシール部材４
Ｃは吸引搬送手段３に両面テープあるいは接着剤（図示
せず）で接着固定された而４２ｃの反対側の面４１ｃを
、クリーニングブレード１０を固定する補助板１１との
当接面どした構成である。

［効果］ 本発明のクリーニング装置によれば、シール部材は、吸
引搬送手段と、保持部材に固定された部分の反対側にあ
るクリーニングブレードの面又は保持部材とのいずれか
一面に固定される構成であるので、シール部材は残留ト
ナーを除去する作用時に固定保持された状態とｄす、シ
ール部分の遮へい性を変化しない状態となる。かつシー
ル部材は、感光体ドラムの残留１−ナーのかき落し性能
に微妙に影響する前記感光体ドラムへのクリーニングブ
レードの当接力に変化を与えるような作用力を発生しな
い。このためクリーニングブレードは常時安定した感光
体ドラムへの当接圧力を保持することができる。

従って、クリーニング装置の作動時において感光体ドラ
ムの表面に付着していた残留トナーを極めて効果的に前
記感光体ドラムの表面より分離し、排出することができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクリーニング装置を電子写真複写機に
用いた第１実施例の使用状態を示す全体側面図である。 第２図は第１図における要部の使用状態を示す部分側面
図である。第３図は第２図における装置を感光体ドラム
より引離した状態を示す部分側面図である。第４図は本
発明の要部を拡大して示した部分拡大側面図である。第
５図は本発明の要部の一部を分解して示した斜視図であ
る。第６図は本発明のクリーニング装置の第２実流例を
示す部分拡大側面図である。第７図は本発明のクリーニ
ング装置の第３実施例を示す部分拡大側面図である。第
８図は本発明のクリーニング装置の第４実施例を示す部
分拡大側面図である。 １・・・クリーニングブレード収容部 １０・・・クリーニングブレード １１・・・補助板 １１０・・・長手方向の中央部 １２・・・保持部　　　　２・・・ハウジング２ｏ・・
・感光体ドラム　２０１・・・表面３・・・吸引搬送手
段 ３１・・・メインダクト ３２・・・上部先端吸引ダクト ３３・・・下部先端吸引ダクト ３０・・・吸引間口部 ４・・・シール部材　４１・・・固定された面４２・・
・反対側の而 特許出願人　　　　ミノルタカメラ株式会社代理人　　
　　　弁理士　　大川　広 間　　　　　　弁理士　　丸山明夫 第６図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）感光体ドラムの表面に当接可能なクリーニングブ
   レードと、 該クリーニングブレードを保持する保持部材と、前記感
   光体ドラムの表面に付着している残留トナーをその表面
   から除去すべく感光体ドラムの表面に対してクリーニン
   グブレードが当接するように前記保持部材を支持する手
   段と、 前記クリーニングブレードの当接部近傍を覆うように配
   設され、前記クリーニングブレードにより除去された該
   残留トナーを吸引し搬送する吸引搬送手段と、 該吸引搬送手段と前記クリーニングブレードとの間に配
   設されたシール部材とからなるクリーニング装置におい
   て、 前記シール部材は、前記吸引搬送手段と前記保持部材に
   固定された部分の反対側にある前記クリーニングブレー
   ドの面又は前記保持部材とのいずれか一面に固定され、
   前記クリーニングブレードの前記感光体ドラムへの当接
   時に前記吸引搬送手段とクリーニングブレード間が遮閉
   される構成としたことを特徴とするクリーニング装置。