JPS63215198A - 音響キヤビネツトの前面パネル及びその製造方法 - Google Patents

音響キヤビネツトの前面パネル及びその製造方法

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JPS63215198A
JPS63215198A JP62048202A JP4820287A JPS63215198A JP S63215198 A JPS63215198 A JP S63215198A JP 62048202 A JP62048202 A JP 62048202A JP 4820287 A JP4820287 A JP 4820287A JP S63215198 A JPS63215198 A JP S63215198A
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JP
Japan
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surface plate
base material
front panel
edge
plate
Prior art date
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Application number
JP62048202A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Usami
宇佐見 栄久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 この発明は、音W機器のキャビネットの前面パネルの構
造及びその製造方法に関するものである。
[従来の技術] 第8図は従来の音響機器用キャビネットの外観を示す斜
視図、第9図はその側面断面図である。
キャビネットは、前面パネル(バッフル板)1と両側板
14と天板15と底板16と裏板17とを組み立てて、
箱形に作られており、前面パネル1にはスピーカーユニ
ット取付用抜穴1a、lbがあけられている。
このキャビネットの前面パネルlは、美観、音響性能等
の点で最も重要な構成部材であり、そのため、音響性能
等の要求に適応する基材2の表面に、美観等の要求を満
たすために、美しい木目を出した天然木材などの表面板
3が貼着されたものが使用されている。曲面パネル1の
形状は、図示の例では、前面パネル1の両側端部は連続
した曲面となっており、上下端部は角形となっている。
上下端面には木口表面板4が貼着されている。
第10図乃至第13図は前面パネル1の従来の製造手順
を示した図である。第10図に示すように、基材2に表
面板3を貼着させるのであるが、基板2および表面板3
の長さく第8図に示すキャビネットの高さ)は、完成状
態の寸法りより余寸αを加えて(L+α)の長さとしで
ある。この基材2の一ヒに裏面に接着剤が塗布された表
面板3を一付着させ、適当な温度に加熱し、全面に圧力
を加えて押圧し、充分な接着力が得られるよう養生して
一体化させた後、第11図に示すように仕上り寸法りに
切断する。次に、第12図に示すように。
切断された両(第8図に示すキャビネットの上下端)木
口面2aに接着剤を塗布し、余分な寸法をもつ木口表面
板4を付着し加圧して充分な強さで接着させ、乾燥後、
木口表面板4のはみ出している余分な部分を切り取る4
次に、第13図に示すように、表面板3と直交している
木口表面板4の稜線部4Cを鈍角または丸味をもたせる
ように切除する面取り加工を行って整形している。
前述の基材2及び表面板3に余寸αを加えて貼着した後
、仕上り寸法りに切断し、また、木口表面板4も余分の
大きさのものを貼着した後余分のものを切断して除去す
るのは、初めから仕上り寸法で接着すると、接着部がず
れたり、接着剤がはみ出したりして、端部の美観が損な
われ、修正が不可能となる場合があるためである。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来のキャビネットの前面パネルは以」二のように製造
されているので、表面板3と木口表面板4との2種類の
表面板の接着工程を必要とし、また使用する素材は余寸
を含めた寸法で板切断して接着加工を行い、接着後仕上
り寸法に切断しなければならず、また、木口稜線部の面
取り仕上げ工程を必要としていた。このように、多くの
工程と人手を必要とし、コストが高くなるという問題が
あった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、製造工程を短縮することができる音響キャ
ビネットの前面パネルを得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係る音響キャビネットの前面パネルは、基材
の表面に貼付される表面板を基材の端縁部も含めて一体
のものとし、端部の稜角部は表面板の裏面に溝を切削し
て一工程で基材に貼着したものである。
[作用] この発明における音響キャビネットの前面パネルは、基
材に貼付する表面板を端縁部も含めて一体のものとし、
稜角部は裏面に溝を切削して折り曲げ、基材に接着する
ので、一工程で接着を行うことができる。表面板が折り
曲げられて稜角部を形成する部分は丸みを有する稜角部
となり、従来のような接着剤のはみ出しなどはなく、そ
のままの状態で美観上欠点がなく、面取りなどの手仕上
げ作業は不要となる。また、初めから仕上がり寸法で製
作されるので、従来のように素材は余寸を加えた寸法で
接着し、接着後切断するという工程は不要となる7 [発明の実施例] 以下この発明の一実施例を図について説明する。
第1図乃至第7図は実施例を示し、第1図はキャビネッ
トの前面パネルの表面板3の接着前の状態における平面
図、第2図は基材2に表面板3を接着しようとする状態
における斜視図、第3図は表面板3の折り曲げ用溝付近
の拡大断面図、第4図は表面板3が基材2に折り曲げら
れて接着された状態の拡大断面図、第5図、第6図は接
着工程を示す断面図、第7図は表面板の他の実施例の斜
視図である。
第1図、第2図において、符号3は表面板であり、例え
ば、天然木材をスライスして美麗な木目を出すように仕
上げられた薄板である6表面板3は、幅は曲面をなして
つながる両側端部を含めた寸法W2とし、長さく高さ)
は仕上がり長さLに上下両端面の厚さTを上下に加えた
形状寸法としである。正面の平面となる平面部3aと、
基材2の上下端面2bに接着される木口貼着部3bとの
間の稜角部となる部分には、裏面に、第3図に示すよう
な湧3dが切削されている。表面板3の四隅部は図示の
ように切り込み3cが設けられ、前面パネル1(第8図
)の端縁部を含めた表面を展開した形状、すなわち、基
材2の端縁部を含む前面を覆う形状となっている。
第2図に示すように、この表面板3を基材2に貼着する
。基材2は、仕上がり寸法である長さり。
幅W1.厚さTに仕上げである0表面板3の幅W2は基
材2の両側端部を含めた延べ長さW2と同一、表面板の
平面部3aの長さしは基材2の長さl、と同一、木口貼
着部3bの長さは基材2の厚さTと同一の寸法としであ
るので、表面板3は基材2に丁度被覆して貼着されるこ
とになる。そのとき、基材2の木口部2bには、表面板
3の溝3d−で折れ曲がって木口貼着部3bが貼着する
接着工程は、第5図に示すように、穴5aがあけられた
テーブル5の上に、スペーサ6を介して基材2を置き、
基材2の上に裏面に接着剤を塗付した表面板3を置き、
その上から気密膜体であるゴムカバー7を被覆する。テ
ーブル5の下面には、空気吸引管8aがついたケース8
が気密を保持できろように設けられている。適当な温度
に加熱しながら、図示しない空気吸引装置により空気吸
引管8aがら空気を吸引する。すると、ケース8とカバ
ー7とで間開された空間内の空気は抜かれて低圧となり
、大気圧によってゴムカバー7は押し下げられ、第6図
に示すように、内部の気圧が下がるとともに、ゴムカバ
ー7は、大気圧によって表面板3を端縁部を含めて均等
な圧力で基材2に押圧する。こうして、基材2の端縁部
も含めて表面板3が一工稈で同時に貼着される。養生時
間を経て十分強力な接着力が得られた時点で、空気の吸
引を停止し、基材2に表面板3が貼着された前面パネル
1の完成品を得る。
その後、手仕上げを要する箇所は切り込み3cの接合部
の面取りくらいのものである。木口部2bを被覆する表
面板3の木口貼着部3bは、裏面に切削された涌3dの
ために、第4図に示すように、折れ曲がって基材2の木
口面2bに貼着するので、稜角部は丸みをもった形状と
なり、そのままで優れた美観を有することになる。
なお、上記実施例では、左右側端部は前面に連続する曲
面で、上下端面は前面に直角である基材2の形状につい
て示したが、何れの端縁が曲面であっても稜角があって
もよい。稜角を形成する部分は表面板3の裏面に71$
3dを形成して折れ曲がるようにすればよい。表面板3
の形状は基材2の端縁部を含めた表面の展開形状とする
また、上記実施例では、表面板3は天然木をスライスし
たものを使用したが、フェノール樹脂。
ポリエステル樹脂等を加圧含浸させたものを用いてもよ
く、天然木でないプリント板等を用いてもよい。
また、基材2の表面に凹凸がある場合は、表面板3の裏
面に硬度の高いシートを貼り合わせた2層構造の表面板
3を用い、基材2の凹凸をカバーするようにして°もよ
い。
また、上記実施例では、長方形の前面パネルについて述
べたが、平行四辺形や台形の前面パネルについても同様
に適用できる。
第7図は他の実施例による表面板を示す。この表面板は
、キャビネットの前面パネルの上下端部(木口部)にな
る面、またはその付近を含めて、水平方向の木目となる
ように端部化粧板32を、鉛直方向の木目となる主化粧
板31に接続して、強度を負担する膜材である不織布9
上に貼り合わせて製造したものである。この表面板を、
前述と同様に、切断または打抜きして端縁部を含む展開
形状に形成したものを基材2に貼着してキャビネットの
前面パネルとする。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、キャビネットの前面
パネルの製造にあたって、端縁部を含む展開形状に打ち
抜かれた表面板を基材に被覆して一工程で接着し、面取
り等の仕上げ工程も省略できるので、製造工程の短縮、
コストの低減が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図はこの発明の実施例を示し、第1図は
貼着前の表面板の平面形状図、第2図は基材に表面板を
貼着する直前の斜視図、第3図は表面板の溝部の拡大断
面図、第4図は基材に貼着された表面板の稜角部の拡大
断面図、第5図は圧着前の圧着装置の断面図、第6図は
圧着中の圧着装置の断面図、第7図は他の実施例による
表面板の斜視図である。第8図はキャビネットの斜視図
、第9図はキャビネットの側面断面図である。第10図
乃至第13図は従来例による前面パネルの製造手順を示
し、第10図は貼着前の斜視図、第11図は貼着後切断
前の斜視図、第12図は木口表面板を貼着中の斜視図、
第13図は拡大断面図である。 図において、1は前面パネル、2は基材、3は表面板、
3bは木口貼着部、3dは溝、7ばゴムカバー、8はケ
ース、8aは空気吸引管である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)仕上がり寸法に形成された基材の端縁部を含む前
    面の表面に、端縁部を含む前面の展開形状に形成され、
    稜角が形成される個所の裏面には溝が削成された表面板
    が貼着されてなることを特徴とする音響キャビネットの
    前面パネル。
  2. (2)前記表面板は天然木板である特許請求の範囲第1
    項記載の音響キャビネットの前面パネル。
  3. (3)前記表面板は熱硬化性合成樹脂を加圧含浸させて
    なる天然木板である特許請求の範囲第1項記載の音響キ
    ャビネットの前面パネル。
  4. (4)前記表面板は強度を負担する膜材の表面に模様の
    方向を異ならせて主化粧板と端部化粧板とを貼着してな
    る表面板である特許請求の範囲第1項記載の音響キャビ
    ネットの前面パネル。
  5. (5)仕上り寸法に形成された基材の端縁部を含む前面
    の表面に、接着剤層を介して、端縁部を含む前面の展開
    形状に形成され稜角部を形成する個所の裏面には溝が削
    成された表面板をかぶせてケース上に載置し、該基材に
    かぶされた表面板を覆うように前記ケース上に気密膜体
    を載置し、該気密膜体で被覆された前記ケース内の空気
    を抜き取り、外気圧によって押圧される前記気密膜体に
    よって前記表面板を前記基材に押圧し、前記基材の端縁
    部を含む表面に前記表面板を同時に貼着させることを特
    徴とする音響キャビネットの前面パネルの製造方法。
JP62048202A 1987-03-03 1987-03-03 音響キヤビネツトの前面パネル及びその製造方法 Pending JPS63215198A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037437A (ja) * 1983-07-21 1985-02-26 エム・アー・エヌ・マシーネンフアブリーク・アウグスブルク‐ニユルンベルク・アクチエンゲゼルシヤフト 回転する質量の振動を減衰する振動ダンパ
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