JPS63215158A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPS63215158A
JPS63215158A JP62048081A JP4808187A JPS63215158A JP S63215158 A JPS63215158 A JP S63215158A JP 62048081 A JP62048081 A JP 62048081A JP 4808187 A JP4808187 A JP 4808187A JP S63215158 A JPS63215158 A JP S63215158A
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JP
Japan
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temperature
discharge tube
frequency
light
electrode
Prior art date
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JP62048081A
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English (en)
Inventor
Hidemi Egami
江上 秀己
Katsuya Oikawa
克哉 及川
Katsuo Saito
勝雄 斉藤
Hiroshi Satomura
里村 博
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は1種々の用途に適用し得る照明装置に関し、特
に事務機器等において原稿を照射し原稿画像を読取る原
稿読取り装置の露光手段等に好適な照明装置に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば原稿読取り装置の照明装置として有効
な長尺の光源として細長形状の蛍光灯やハロゲンランプ
等が頻繁に使用されている。
ところで蛍光灯は発光光量が小さいので通常は低速用の
原稿読取り装置の照明装置として使用されている。この
蛍光灯を、最近所望されている高速用の原稿読取り装置
の照明装置として使用するべく供給電力を増大し輝度(
発光光量)を向上せしめると、蛍光管内部に設置された
内部フィラメントを蒸発させ寿命を著しく低下させるば
かりか溶解により断線することもあるので、供給電力の
増大にも限界があり、現実には高速用の原稿読取り装置
には不適である。
一方、ハロゲンランプは発光光量が大であり、高速の原
稿読取り装置の照明装置として使用されているが、原稿
読取りに必要とされる可視光域より赤外領域の波長の光
を多く発生し、斯る波長によりもたらされる発熱量が太
きくて、発光効率が悪く、この発熱作用を軽減せしめる
べく冷却装置が余分に必要とされ、装置の小型化、低価
格化を阻む欠点があった。
そこで、本出願人は、上記従来の蛍光灯及びハロゲンラ
ンプの欠点を解決し、発光効率がよくて大光量が得られ
る装置であって一般の照明用はもちろん、特に事務機器
の原稿読取り装置として好適な細長形状の照明装置を提
案した(特願昭80−78782号)。
この照明装置は、第12図又は第13図に示すように高
周波電磁界が印加されることにより可視光を発する放電
管101と、該放電管101外壁に接して、もしくは近
くに設けられた電極102と、該電極102に高岡波型
力を印加するための高周波印加手段103とを具備し、
この高周波印加手段103にて電極102に高周波電圧
を印加し、電極102から発せられる高周波電磁界が放
電管101内の水銀ガスを励起させて紫外線を発生させ
、この紫外線が放電管101内壁に塗布された蛍光体に
作用することで、主に可視光域の光を発生せしめる。こ
のような照明装置は、電極102が放電管101の外部
に設けられており、従来の蛍光灯及びハロゲンランプ等
のように放電管内部にフィラメントを有しておらず、電
極、に形状面の制約が少ないので劣化する度合が極めて
少なく、大電力供給ができ、又劣化した時点で電極を交
換することも容易にできるので、非常に大きな輝度(光
量)を得ることが可能である。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、斯かる従来例においては照明装置が放電
管101内の水銀の如き放電開始材の励起による紫外線
発光がその発光獣となるため、該放電開始材気体の蒸気
圧変化により紫外線発光効率が変化し、依って発光効率
が変動する。そして、紫外線発光効率は管壁温度30°
〜50℃付近に頂点を持ち、高温による飽和水蒸気圧上
昇及び低温による飽和水銀蒸気圧の低下のいずれの場合
にあっても紫外線の発光効率が低下する性質を有するた
め(第3図参照)、例えば点灯時に外気温度が低い場合
や点灯後に高周波電磁界により放電管101が高温とな
った場合のいずれの場合においても放電管101からの
発光効率が低下し最大光量を得ることができないという
問題点があった。
そこで本発明は従来技術の上記した問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、高輝度
、長寿命の照明装置であって、光量変動が少なく常に安
定した光量が得られる照明装とを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明に係る照明装置は
、高周波電磁界を印加することによって発光する放電管
と、該放電管の外周近傍に配設した電極と、該電極に高
周波を印加する高周波印加子゛段とを有する照明装置に
おいて、前記放電管外壁の一部を延長して突出部を形成
し、該突出部の温度を温度制御手段により所定値に制御
すると共に、装置スタンバイ時に前記放電管外壁温度が
前記突出部温度より低い場合、前記高周波印加手段によ
り所定岡波数の高周波出力を所定時間前記電極に印加す
るように構成される。
(作   用) 上記の構成を有する本発明は、放電管外壁の一部を延長
して突出部を形成し、該突出部の温度を温度制御手段に
より所定値に制御することによって、前記放電管内の気
体圧力を適正値に調整して光量を制御するものであり、
さらに装置スタンバイ時に前記放電管外壁温度が前記突
出部温度より低い場合、前記高周波印加手段から所定周
波数の高周波出力を所定時間前記電極に印加することに
よって、前記放電管の温度を前記突出部の温度以上に上
昇させて上記光量制御を有効にするものである。
(実 施 例) 以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る照明装置の一実施例を示す概略構
成図である0本装置において放電管1は通常ソーダガラ
ス又はパイレックスガラスで形成された直径5〜301
1雪、長さ300m層程度の細長形状のガラス管内壁に
蛍光体を塗布して構成されており、さらに該放電管1外
壁の一部を延長して小径部(突出部)4を、そしてその
先端に最冷点部41を形成している。放電管l内部には
水銀ガスの如き放電開始材及びArガスの如き電離可能
な始動用不活性ガスが数T orr封入されている。
また、放電管1はその長手方向に沿って導体線を複数回
コイル状に巻きつけた形の電極2が配設されている。そ
して、この電極2には高周波重加手段3より高周波電圧
が印加される構成となっている。
以上の構成を有する照明装置は電極に大きな電力を印加
することができ、大光量を得ることができる点に特徴が
あり、原稿読取り装置等のように大光量が要求される装
置にとっては好ましいものである。なぜなら、電極2が
放電管1の外部に設けられており、従来の蛍光灯やハロ
ゲンランプ等のように放電管内部にフィラメントを有し
ておらず、電極に形状的制限が少なく従って電極が劣化
する度合が極めて少なく、又劣化した時点で電極を交換
することも容易にでき電極に大電力を印加することによ
って光量の増大を図ることが可能だからである。
そして1本実施例においては上記最冷点部41は電極2
に印加された高周波電圧により発生する高周波電磁界の
強度が放電開始強度以下に弱まる箇所であってこの高周
波電磁界によって起こる放電管1の昇温の影響を受けに
くい箇所、即ち高周波電磁界の集中する発光部(大径部
)より離して設定されており、放電管l形状をその一部
(本実施例では一端)を細く直径数量層で長さ50〜1
00mmに延長し、L字状に曲げた形の突出部4の先端
部として設けられる。尚、この放電管形状は装置の設置
条件により、前記条件を満たす範囲で、例えば放電管l
中央よりT字型に延長せしめ小径部をコ字型に曲げて形
成し最冷点部を設定することも可能である。
ところで温度変化による光量変動は内部の飽和蒸気圧の
変動に起因する。この最冷点部を設けることにより内部
の飽和蒸気圧は最冷点によって決定されるため、光量変
動を太きく減少させうる。
そこで、最冷点部41には温度検知手段6と加熱手段l
Oとを有する温度調節手段5が具備されている。
以上の構成において、高周波印加手段3より電極2に印
加された周波数I MHz 〜100 MHz 。
電圧Vpp200V以上、デユーティ比5〜90%の高
周波電圧により発生した高周波電磁界により放電管1の
水銀ガスの如き放電開始材気体原子が励起され、紫外線
(主として253.7nm )を発生する。この紫外線
は放電管l内壁に塗布された蛍光体に作用し、可視光域
の光を発光せしめる。そしてこの時の発光光量は放電管
1内部の飽和蒸気圧の変動に起因して変動し即ち、既に
述べたように、放電管の一部に最冷点部41を設け、温
度調節手段5によって、最冷点部41の温度調節を行な
うことによって放電管l内部の飽和蒸気圧を調整して放
電管lの発光光量を制御することができ、放電管壁温度
が紫外線発光効率の最大を示す30’〜50’になるよ
う制御することによって外気温度の低温時及び高温時に
生じる光量変化をなくし常に、最大の発光光量を得るこ
とができる。
以下にまず、外気が高温時の場合の動作につぃて説明す
る。
電極2により発生した前記高周波電磁界により、放電管
1並びに管内気体が昇温し、放電開始材気体の飽和蒸気
圧が変化すると、それに伴い放電開始材気体からの紫外
線発光量が変化し、従って蛍光体よりの可視光の発光光
量も変動する。この光量変化は30〜50℃間に頂点を
もつ凸形状カーブを示し、放電管1の管壁温度変化に対
する光量変化として現われる。前記高周波電磁界の集中
する部分では放電管l外壁温度は、印加電圧が高まると
高周波電磁界が集中する発光部において200℃以上に
なり、最冷点部41を具備しない従来の放電管では、光
量が著しく減少する。ところが、最冷点部41を具備し
た本実施例の放電管lにおいては、飽和蒸気圧が放電管
lの最低温度部の温度により決定される性質を有するた
め、放電管最低温度部即ち最冷点部41を設けることに
より、水#i蒸気圧は高周波電磁界の影響を受けず且つ
放熱効果の高い最冷点部の温度により調整できるために
光量変動をなくすることができる。さらに、好ましくは
最冷点部41を前記最大発光量を得る温度(30℃〜5
0℃間)に保ち放電管1管壁温度を調節することにより
光量の低下を防ぐことができ安定で且つ大量の光量が得
られる。
次に、低温時の場合の動作について説明する。
初期点灯時における外気温度が低く放電管1外壁温度が
最冷点部41よりも低い場合、前述したように、発光光
量は、放電管l内部の最も低い部分の温度に対応する飽
和蒸気圧によって決定される。即ち、この場合発光光量
は、放電管lが最大発光量を得る温度(通常30℃〜5
0℃間)になるように温度制御されている最冷点部41
によって、決定されずに、この温度よりも低い放電管l
の管壁温度によって決定されてしまう。
この時には本照明装置では、最大光量を得ることはでき
ないので管壁温度を温度検知手段23によってモニター
しておき、この温度が最冷点部41温度よりも低い場合
には、コピースタートの画像露光用の点灯前に高周波印
加手段3によって、放電管1全体の管壁温度を最冷点部
41の温度以上に上げるために、予備加熱として、所定
時間安定点灯時と同等または、それ以上の高周波印加周
波数を電極に印加する。
ところで、最冷点部41は以下に遠べるように、最大発
光光量を得るように、温度m1!iされている。したが
って、外気温度が10℃〜20℃程度であり、最冷点の
調節温度が30℃であるような場合で、長時間点灯され
ていないときには、管壁温度は外気温度に、はぼ等しい
10℃〜20℃となり、このため管壁温度が、最冷点の
温度(30℃)以下となってしまい点灯時における放電
管1内の水銀蒸気圧が管壁温度によって決定され、最大
発光光量が得られない。このような時には本実施例のよ
うに、コピースタートの画像露光以前のスタンバイ中に
、管壁温度を、予備加熱して、最冷点部41の温度以上
に上げておくことで、放電管l内の水銀蒸気圧は最適に
制御され。
最大発光量を得ることができる。
本実施例のように、特に安定点灯時と同等または、それ
以上の高周波印加周波数を印加することにより、コピー
スタートの画像露光以前に、放電管lを点灯させかつ瞬
時に、放電管lを加熱することができ、放電管1の管壁
温度を最冷点部41以上に上げることが可能となる。
ちなみに、本照明装置の放電管1形状においては、放電
管lのL字状に曲げられた突出部4においては電極2に
印加される高周波電圧により発生する高周波電磁界の強
度は弱く、該箇所に前記放電管内と同組成同圧の不活性
気体(例えばAr)と放電開始材(例えば水銀)を封じ
込めた、前記放電管1小径部と同形状の放電セルを置い
ても放電を開始することはなく、頚部の高周波電磁界強
度が放電開始強度以下に出来る。実際に小径部4を一体
化した第1図に示した如き形状をもつ放電管工では、放
電管1大径部の放電により放電管1内の放電気体イオン
並びに電子等により電磁界分布が生じ、それに伴って放
電管1小径部にもれ出した電子によって、放電管1内気
体の弱い発光が見られるが、この発光は、小径部4内の
気体に電極により発生した高周波電磁界が放WlttM
]始強度以上となり、開始され持続している放電によ″
るものとは異なり、該発光部の昇温か極めて少ない。
該部分の発光は主として管内電子運動による誘起された
放電のものであり、前記放電開始強度以上の高周波電磁
界のかかる放電管1大径部の電子運動及びイオン気体運
動を伴う放電状態の如く急激なガス(気体)温度上昇を
引き起こさないものと考えられる。また小径部4は放電
管1材質の低熱伝導率のため高温となる発光部よりの熱
を受けずに昇温せず、周囲温度とほぼ同温となり小径部
4は放電管の最低温度部となっている。このためこの部
分を最冷点部41として(室温以上の温度で)、温度調
節を行うことにより放電管発光量の調節可能となり、ひ
いては安定した光量が得られる。
また、最冷点温度調節は、温度調節手段5によって行わ
れるが該手段5の構成は例えば第2図に示す如き温度に
応じた大きさの電気信号を発生するサーミスタの如き温
度検知手段6と該温度検知手段6よりのアナログ信号を
デジタル信号に変換するアナログ−デジタル(A/D)
変換手段7、制御手段8、ヒータの如き加熱手段10並
びに該加熱手段を駆動する駆動手段9から成る。温度検
知手段6は放電管l小径部(最冷点部)4近傍に複数設
置され、温度に応じた大きさのアナログ信号を発生し、
該アナログ信号はA/D変換手段7でデジタル信号に変
換され、制御手段8では複数個のデジタル化された温度
検知結果を比較し、うち最低温度(最冷点温度)に対応
するものを選択し、さらにあらかじめ設定された最高光
量を与える基準温度と比較し、基準温度以上の温度に対
応する信号入力に対し差分値信号を加熱手段の駆動手段
9に送る。加熱手段10は最冷点部41を備えた小径部
4全体に設置され駆動手段9によって駆動する。最高光
量で発光する放電開始強度以上を与える放電管lv壁温
度は30°〜50℃間にあり(本実施例では37℃付近
)、通常室温より高温のため、設定温度への冷却は大気
の空冷(放熱〕をもって行なわれる。本構成においては
、強制冷却を行わなくても十分な冷−却効果が得られる
ため冷却装置の必要性がなく、また温度調節における出
力ファクターが少なく、装置の構成が単純になり、温度
調節手段が簡略になっている。
以上述べたように、本実施例においては第3図に示すよ
うにこの最冷点部41の温度調節は、放電管lの管壁温
度よりも、最冷点部41の温度が低い状態で有効であり
、点灯後に管壁温度が最大光量を得る温度(たとえば3
0’〜50℃間)以上になったときに、最冷点部41の
温度を常に、最大光量を得る温度に保つと最冷点部41
が放電管1の管壁の中で、最も低い温度であるため、こ
の温度によって、発光光量が決定される。
逆の場合、すなわち、最冷点部41が放電管lの管壁温
度よりも高い場合には、最冷点部41を有効にするため
に、放電管1の管壁温度を最冷点部41よりも高くしな
ければならない。
上述したように、放電管1への高周波電圧を変動せしめ
るために、第4図のブロック図に示すような構成にあっ
て高周波印加手段3の久方Tt源51からの電力を受け
る高周波発振回路52と増幅回路54との間に当業者に
は周知の可変周波数変換器53aを設け、該可変周波数
変換器53aに接続され−たゲート回路53bをマイク
ロプロセッサ等の制御手段55にて高周波発振回路52
と共に制御することにより安定点灯時と同等の高周波出
力を印加することにより初期点灯時に、予備加熱され管
壁温度が最冷点部41以上の温度になるように設定され
る。
この状態において点灯信号が入力されると電極2には放
電管lを放電させうるに十分な高周波周波数が印加され
放電管lは放電状態となる。このとき、点灯前後におい
て、放電管1全体の管壁温度でもっとも低い温度部は、
最冷点部41となるように設定されているため、点灯時
発光光量は最冷点部41温度により決定する最大光量を
得ることができる。
尚、上記実施例においては可変周波数変換器53aに接
続されたゲート回路53bを制御することによって高周
波電圧を所定周波数に変動させて予備加熱を行った場合
について説明したが、第5図に示すように低電圧発振回
路62と高電圧発振回路63の2台の発振回路を備え、
これら発振回路62.63の入力電源61側及び出力端
側の双方にそれぞれスイッチング手段64.65を備え
、第6図に示すように予備加熱時には低電圧発振回路6
2偶の伝送路CをONとし、放電管点灯時には高岡5皮
発振回路63側の伝送路dをONとするよう制御しても
よい、このように予備加熱時において低電圧を印加する
場合、予備加熱の時間は第4図に示す構成のときより長
く必要となるが、スタンバイ時放電管が不用に点灯する
ことをなくすることができる。
次に、本発明に係る照明装置の一実施例を電子写真複写
装置の原稿読取り装置において露光手段として使用した
場合を例にとって、本照明装置をさらに詳しく説明する
第8図に示すように、この電子写真複写装置においては
、感光ドラム11が矢印X方向に回転自在に設けられ、
該感光ドラム11の周囲には当業者に既に周知の電子写
真画像形成手段、即ち、帯電手段12.現像手段13.
転写用帯電手段14、クリーニング手段15が配置され
ている。
また、装置の上部には原稿載置台16が設けられ、その
下方に露光手段17が配置される。−該露光手段17に
上記実施例の照明装置10Aが適用されている。ここで
照明装置10Aにて照明された原稿の光像を、帯電手段
12にて一様に帯電された感光ドラムll上に照射する
ための従来周知の光学系19を有する。この原稿像を読
み取る手段としては原稿載置台16を動かす、所謂、原
稿台移動型、又は光学系19等を移動する原稿台固定型
のいずれの光学走査であってもよい。
上記構成において、帯電手段12及び露光手段17にて
感光ドラム11上に形成された潜像は現像手段13にて
顕像化され、該顕画像は給紙装置20にて給紙された転
写紙Pに転写帯電手段14により転写される。該転写紙
Pは感光ドラム11から分離され、定着装置21にて定
着される。一方、感光ドラムll上の残留現像剤はクリ
ーニング手段15にて除去され、次の画像形成プロセス
に備える。
さらに、本発明に係る照明装置を適用した本装置の動作
を第8図に示すタイミングチャートに基づいて説明する
。先ず、装置のメインスイッチがONとされると、該装
置は複写作動可能状態(スタンバイ状Fs)とされ次い
で、コピースイッチが押されると、先ず感光ドラム11
が前回転し、その間に照明装置10Aを除いて他の電子
写真画像形成手段も又ONとされ、複写作動準備が完了
し、ひきつづきコピー動作に入る。ここで、照明装置1
0Aは、複写装置がコピー動作に入ると共に、点灯され
るが、初期点灯時には、安定してかつ確実に放電管を点
灯せしめるべく、照明装置の高周波印加手段の高周波出
方は、安定点灯状態時の 周波数 と同等またはそれ以
上の 周波数を前記電極に印加して放電管を長手方向全
域にわたり発光させ放電管を急速に加熱し放電管の管壁
を最冷点部よりも高い状態へ加熱する。一般に、初期点
灯時の供給電力WOは安定点灯状態時の供給電力Wの1
〜3倍とされるのが好適であるが、放電管の直径、長さ
等の寸法形状及び安定点灯状態時の供給電力の大きさに
依存して種々に変更し得る。
また、初期点灯時の高周波出力は、放電管lが点灯後、
直ちに安定点灯状態の高周波出方にまで低減されるが、
この初期の高周波出方は数ミリ秒〜2,3秒間印加され
る。この初期の高岡−出カWOの供給時間to  (第
8図)も、また放電管の直径及び長さ等の寸法形状並び
に安定点灯状態時の高周波出力Wの大きさ、初期の高周
波出方WOの大きさに依存して種々に変えることができ
る。
而して、上記実施例によれば照明装置、つまり放電管は
、約2,3秒あれば、放電管の管壁温度は、最冷点部以
上に上昇させることができ、最冷点部の温度によって決
定される最大発光量を得ることができる飽和蒸気圧で発
光できる。尚、スタンバイ状態において印加する高周波
電力を第9図に示すように安定点灯時より低く保った場
合には加熱時間toは前述した第8図の場合より長くな
る。
第10図は本発明の他の実施例を示す概略構成図で、放
電管1bはその長手方向に沿って細い幅で蛍光体未塗布
部分を持つアパーチャ型で光量を増加する形となってお
り、発光部を金属容器ti中に、小径の突出部4を金属
容器外、外気中に置くことを特徴とする。電極2bは導
体線を複数回コイル状に巻いた形状で1組または数組設
置される。電極2bには第1図に説明したと同様の高周
波印加手段より高周波周波数が印加される。
高周波印加手段は全部またはその一部を前記金属容器内
に収納するが、容器外に設置することも可能である。放
電管発光光は金属容器窓部12より外部へ照射される。
本構成では、電極近傍に発生する高周波電磁界が金属容
器11により遮蔽することができるので、放電管突出部
4まで至らず該小径部4を加熱しないので制御が特に有
効である。
さらに、金属容器外へ露出した放電管突出部4の温度調
節手段5を具備した本構成では放電管が外部気温の変動
の影響を受けにくく、さらに外部への高周波雑音の軽減
化の効果を合せ持つ。
第11図は本発明に係る照明装置の発光量と室温の関係
について調べた結果を示す。室温の゛変化にかかわらず
発光量は一定となり外部気温に対して安定した発光が実
現できる。
(発明の効果) 本発明は以上の構成及び作−用よりなるもので、放電管
の一部を延長して形成した突出部の温度を所定値に制御
すると共に、スタンバイ時に放電管の管壁温度が前記突
出部の温度よりより低い場合に所定周波数の高周波出力
を電極に印加することで、光が変動が少なく常に安定し
た大光量の光照射を行うことができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る照明装置の一実施例を示す概略構
成図、第2図は同実施例の温度制御手段のブロック図、
第3図は最冷点温度と比光量の関係を示すグラフ、第4
図は同実施例のブロック図、第5図は他の実施例のブロ
ック図、第6′図は同実施例の高周波出力の波形図、第
7図は本発明の一実施例を複写装置に適用した場合を示
す構成図、第8図は第4図に示す実施例において電極に
印加する高周波出力のタイミングチャート、第9図は第
5図に示す実施例において電極に印加する高周波出力の
タイミングチャート、第10図は本発明のさらに他の実
施例を示す概略構成図、第11図は第1図又は第8図゛
に示す実施例において外気温度と発光量の関係を示オ 
グラフ。 第12図、第13図はそれぞれ従来例を示す構成図であ
る。 符号の説明 l・・・放電管      2・・・電極3・・・高周
波印加手段  4・・・突出部5・・・温度制御手段 
  41・・・最冷点部代理人 弁理士  奥  1)
 規  之1υ 第3図 1管如師’jFlb’rl (’C) 第4図 第5図 すj 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 ぐに 第12図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高周波電磁界を印加することによって発光する放
    電管と、該放電管の外周近傍に配設した電極と、該電極
    に高周波を印加する高周波印加手段とを有する照明装置
    において、前記放電管外壁の一部を延長して突出部を形
    成 し、該突出部の温度を温度制御手段により所定値に制御
    すると共に、装置スタンバイ時に前記放電管外壁温度が
    前記突出部温度より低い場合、前記高周波印加手段によ
    り所定周波数の高周波出力を所定時間前記電極に印加す
    ることを特徴とする照明装置。
  2. (2)前記温度制御手段が、前記突出部の温度検知手段
    と、加熱手段とを備え、前記温度検知手段の検知結果に
    基づいて前記加熱手段を駆動制御することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の照明装置。
  3. (3)装置スタンバイ時に前記高周波印加手段が前記電
    極に印加する周波数は、前記放電管の安定点灯時の印加
    周波数と等しいか、またはそれを超える値であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の照
    明装置。
  4. (4)装置スタンバイ時に前記高周波印加手段が前記電
    極に印加する周波数は、前記放電管の安定点灯時の印加
    周波数より低い値であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の照明装置。
JP62048081A 1986-06-19 1987-03-03 照明装置 Pending JPS63215158A (ja)

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JP62048081A JPS63215158A (ja) 1987-03-03 1987-03-03 照明装置
US07/061,552 US4797598A (en) 1986-06-19 1987-06-15 Illumination apparatus
KR1019880002765A KR880011502A (ko) 1987-03-03 1988-03-16 전동식 구동장치

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02267892A (ja) * 1989-04-07 1990-11-01 Japan Aviation Electron Ind Ltd 蛍光ランプ調光装置

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JPH02267892A (ja) * 1989-04-07 1990-11-01 Japan Aviation Electron Ind Ltd 蛍光ランプ調光装置

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