JPS62193098A - 照明装置 - Google Patents
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- JPS62193098A JPS62193098A JP3287686A JP3287686A JPS62193098A JP S62193098 A JPS62193098 A JP S62193098A JP 3287686 A JP3287686 A JP 3287686A JP 3287686 A JP3287686 A JP 3287686A JP S62193098 A JPS62193098 A JP S62193098A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
二 の1
本発明は、一般には種々の用途に利用し得る照明装置に
関するものであり、特に事務機器等において原稿を照射
し原稿画像を読取る原稿読取り装置、つまり露光手段等
に好適に使用し得る照明装置に関するものである。以下
本明細書にては、本発明は主として事務機器の原稿読取
り装置に関連して説明するが、本発明に係る照明装置は
その用途を該装置に限定されるものではない。
関するものであり、特に事務機器等において原稿を照射
し原稿画像を読取る原稿読取り装置、つまり露光手段等
に好適に使用し得る照明装置に関するものである。以下
本明細書にては、本発明は主として事務機器の原稿読取
り装置に関連して説明するが、本発明に係る照明装置は
その用途を該装置に限定されるものではない。
′ の び 、 へ
従来、原稿読取り装置等の照明装置として有効な長尺(
細長形状)の光源としては、細長形状の蛍光灯やハロゲ
ンランプ等が頻繁に使用されている。
細長形状)の光源としては、細長形状の蛍光灯やハロゲ
ンランプ等が頻繁に使用されている。
蛍光灯は、光量が小さく、通常は低速用の事務機器用の
照明装置として使用されており、該蛍光灯を、最近要望
されている高速事務機器の照明装置として使用するべく
供給電力を増大し輝度(発光光量)を向上せしめると、
蛍光管内部に設置された内部フィラメントが溶解するた
め、供給電力の増大にも限界があり、現実には高速事務
機器用照明装置としては不適である。
照明装置として使用されており、該蛍光灯を、最近要望
されている高速事務機器の照明装置として使用するべく
供給電力を増大し輝度(発光光量)を向上せしめると、
蛍光管内部に設置された内部フィラメントが溶解するた
め、供給電力の増大にも限界があり、現実には高速事務
機器用照明装置としては不適である。
一方、ハロゲンランプは発光光量が大であり、高速の事
務機器用として使用されているが、事務機器の原稿読取
りに必要とされる可視光域より赤外領域の波長の光を多
く発生し、発光効率が悪いのみならず、斯る波長により
もたらされる発熱が大きく、この発熱作用を軽減せしめ
るべく冷却装置、特に大型の冷却装置が余分に必要とさ
れ、事務機器の小型化、低価格化が望まれている今日で
は好ましい照明装置とは言えない。
務機器用として使用されているが、事務機器の原稿読取
りに必要とされる可視光域より赤外領域の波長の光を多
く発生し、発光効率が悪いのみならず、斯る波長により
もたらされる発熱が大きく、この発熱作用を軽減せしめ
るべく冷却装置、特に大型の冷却装置が余分に必要とさ
れ、事務機器の小型化、低価格化が望まれている今日で
は好ましい照明装置とは言えない。
本出願人は、上記従来の蛍光灯及び/\ロゲンランブの
欠点を解決する、一般の照明用は勿論、特に事務機器の
原稿読取り装置として好適な細長形状の照明装置を提案
した(特願昭60−78782号)。該照明装置100
は、第2図及び第3図に図示されるように、高周波電磁
界により発光する放電管1と、該放電管の外壁に配設さ
れた電極2と、該電極に高周波を印加する高周波印加手
段3とを具備する。
欠点を解決する、一般の照明用は勿論、特に事務機器の
原稿読取り装置として好適な細長形状の照明装置を提案
した(特願昭60−78782号)。該照明装置100
は、第2図及び第3図に図示されるように、高周波電磁
界により発光する放電管1と、該放電管の外壁に配設さ
れた電極2と、該電極に高周波を印加する高周波印加手
段3とを具備する。
更に説明すれば、第2図において、放電管1は、通常ソ
ーダガラス又はパリレックスガラスで作製された細長形
状のガラス管内に蛍光体を塗布して形成され、且つ放電
管内部には水銀の如き放電開始材及びArの如き不活性
ガスが封入される。又、放電管iの両端に又は両端近傍
には導電体にて形成される、酸化の少ない例えば銅又は
ステンレス等とされる電極2が配設される。該電極は、
放電管外壁から僅かに離間して設けることもできるが通
常放電管の外壁に密着して設けられることが放電管に加
わる電力損失が小さいため好ましい。
ーダガラス又はパリレックスガラスで作製された細長形
状のガラス管内に蛍光体を塗布して形成され、且つ放電
管内部には水銀の如き放電開始材及びArの如き不活性
ガスが封入される。又、放電管iの両端に又は両端近傍
には導電体にて形成される、酸化の少ない例えば銅又は
ステンレス等とされる電極2が配設される。該電極は、
放電管外壁から僅かに離間して設けることもできるが通
常放電管の外壁に密着して設けられることが放電管に加
わる電力損失が小さいため好ましい。
上記電極2には、高周波印加手段3にて高周波電圧が印
加される。高周波印加手段3は任意の構成とし得るが、
例えば第3図に例示されるように、高周波電圧を発振さ
せる高周波発振回路4と、該高周波発振回路4のための
入力電源5と、高周波発振回路5からの高周波電圧を所
望の電圧へと増幅する増幅器6と、増幅器6からの高周
波電圧を放電管1のインピーダンスとマツチングさせる
ためのLCカプラ7とを有する。
加される。高周波印加手段3は任意の構成とし得るが、
例えば第3図に例示されるように、高周波電圧を発振さ
せる高周波発振回路4と、該高周波発振回路4のための
入力電源5と、高周波発振回路5からの高周波電圧を所
望の電圧へと増幅する増幅器6と、増幅器6からの高周
波電圧を放電管1のインピーダンスとマツチングさせる
ためのLCカプラ7とを有する。
このような構成とされる高周波印加手段3から電極2に
高周波電圧が印加されると、放電管内の水銀ガスは高周
波電磁界により励起状態となり、紫外線を発生する。該
紫外線は放電管内壁に塗布された蛍光体に作用し可視光
域の光を発生せしめる。
高周波電圧が印加されると、放電管内の水銀ガスは高周
波電磁界により励起状態となり、紫外線を発生する。該
紫外線は放電管内壁に塗布された蛍光体に作用し可視光
域の光を発生せしめる。
第4図には、他の態様の照明装置が示されるが、第2図
の照明装置とは、電極の構成が相違するものである。つ
まり本例の電極2aは、第2図に関連して説明した放電
管1と同様の構成とされる細長形状の放電管lの長手方
向に沿って複数回コイル状に巻付けられた形態にて該放
電管lの外壁に設けられている点で異なり、高周波印加
手段3も第2図に関連して説明したと同じ構成とされる
。尚、第4図の照明装置には第2図の照明装置に比較し
電極により大きな電力を印加することができ、より大き
な光量を得ることができる点に特長があり、原稿読み取
り装置等の大きい光量が、望まれるものにとっては好ま
しいものである。
の照明装置とは、電極の構成が相違するものである。つ
まり本例の電極2aは、第2図に関連して説明した放電
管1と同様の構成とされる細長形状の放電管lの長手方
向に沿って複数回コイル状に巻付けられた形態にて該放
電管lの外壁に設けられている点で異なり、高周波印加
手段3も第2図に関連して説明したと同じ構成とされる
。尚、第4図の照明装置には第2図の照明装置に比較し
電極により大きな電力を印加することができ、より大き
な光量を得ることができる点に特長があり、原稿読み取
り装置等の大きい光量が、望まれるものにとっては好ま
しいものである。
上記第2図〜第4図に示す照明装置は、電極2.2aが
放電管の外部に設けられており、従来の蛍光灯及びハロ
ゲンランプ等のように放電管内部にフィラメントを有し
ておらず、電極が劣化する度合が極めて少なく、又劣化
した時点で電極を交換することもでき、常に所望の大き
さの輝度(光量)を得ることが可能である。更に、斯る
照明装置は、電極に大電力を印加することができ、光量
の増大を図ることが可能である。又、斯る照明装置は、
従来のハロゲンランプのような高熱を発生することがな
く、発光効率が極めて良好であり、事務機器等に使用し
た場合にも小型の冷却装置を用意すればよいか、又は冷
却装置を特別用意する必要がないという利益がある。更
に又、斯る照明装置は放電管が長尺に形成し得るために
、特に原稿読取り装置として使用した場合に原稿幅方向
にわたり照明ムラが発生せず極めて有効であるという特
長を有する。
放電管の外部に設けられており、従来の蛍光灯及びハロ
ゲンランプ等のように放電管内部にフィラメントを有し
ておらず、電極が劣化する度合が極めて少なく、又劣化
した時点で電極を交換することもでき、常に所望の大き
さの輝度(光量)を得ることが可能である。更に、斯る
照明装置は、電極に大電力を印加することができ、光量
の増大を図ることが可能である。又、斯る照明装置は、
従来のハロゲンランプのような高熱を発生することがな
く、発光効率が極めて良好であり、事務機器等に使用し
た場合にも小型の冷却装置を用意すればよいか、又は冷
却装置を特別用意する必要がないという利益がある。更
に又、斯る照明装置は放電管が長尺に形成し得るために
、特に原稿読取り装置として使用した場合に原稿幅方向
にわたり照明ムラが発生せず極めて有効であるという特
長を有する。
−に記照明装置はに述のようにに種々の利点を有してい
るが、本発明者等の研究実験によると、初期点灯時に、
安定した点灯が得られないという欠点があることが分か
った。つまり、初期点灯が非常に不安定であり、全く点
灯しないか或いは長尺放電管の半分のみの点灯しか得ら
れない等の現象が発生する場合がある。又は点灯まで相
当長い、例えば6秒〜10秒を必要とする場合がある。
るが、本発明者等の研究実験によると、初期点灯時に、
安定した点灯が得られないという欠点があることが分か
った。つまり、初期点灯が非常に不安定であり、全く点
灯しないか或いは長尺放電管の半分のみの点灯しか得ら
れない等の現象が発生する場合がある。又は点灯まで相
当長い、例えば6秒〜10秒を必要とする場合がある。
本発明者等は、斯る問題点を解決するべく多くの研究実
験を行なった結果、初期点灯時に安定点灯状態の高周波
電圧の周波数より高い周波数の高周波電圧を一時的に供
給することにより、短時間にて安定した点灯を得ること
ができ、その後高周波電圧の周波数を低下しても放電管
は消灯しないことを見出した。
験を行なった結果、初期点灯時に安定点灯状態の高周波
電圧の周波数より高い周波数の高周波電圧を一時的に供
給することにより、短時間にて安定した点灯を得ること
ができ、その後高周波電圧の周波数を低下しても放電管
は消灯しないことを見出した。
本発明は斯る新規な知見に基ずきなされたものである。
発」LD」L的
本発明の目的は、安定した確実な初期点灯を達成するこ
とのできる高輝度、長寿命の照明装置を提供することで
ある。
とのできる高輝度、長寿命の照明装置を提供することで
ある。
本発明の他の目的は、特に、例えば電子写真複写装置等
のような事務機器の原稿読取り装置に好適に使用し得る
、高周波電磁界により発光する、好ましくは細長形状の
放電管を備え、安定した確実な初期点灯を極めて短時間
にて達成することができ、従って立上がり時間の短かい
高輝度、長寿命の照明装置を提供することである。
のような事務機器の原稿読取り装置に好適に使用し得る
、高周波電磁界により発光する、好ましくは細長形状の
放電管を備え、安定した確実な初期点灯を極めて短時間
にて達成することができ、従って立上がり時間の短かい
高輝度、長寿命の照明装置を提供することである。
1皿ノ ・ るた −
」二記目的は本発明に係る照明装置にて達成される。要
約すれば本発明は、高周波電磁界により発光する放電管
と、該放電管の外部に配設された電極と、該電極を介し
て前記放電管に高周波電磁界を付与する高周波印加手段
とを具備した照明装置において、前記高周波印加手段は
、初期点灯時には安定点灯状態時の周波数より高い周波
数の高周波電圧を前記電極に印加することを特徴とする
照明装置である。
約すれば本発明は、高周波電磁界により発光する放電管
と、該放電管の外部に配設された電極と、該電極を介し
て前記放電管に高周波電磁界を付与する高周波印加手段
とを具備した照明装置において、前記高周波印加手段は
、初期点灯時には安定点灯状態時の周波数より高い周波
数の高周波電圧を前記電極に印加することを特徴とする
照明装置である。
次に、本発明に係る照明装置が電子写真複写装置の原稿
読取り装置、つまり露光手段として使用された場合を例
にとって、本照明装置を更に詳しく説明する。
読取り装置、つまり露光手段として使用された場合を例
にとって、本照明装置を更に詳しく説明する。
第5図を参照すると、電子写真複写装置の一例が例示さ
れる。本実施例において、電子写真感光ドラム11が矢
印X方向に回転自在に設けられ。
れる。本実施例において、電子写真感光ドラム11が矢
印X方向に回転自在に設けられ。
該感光ドラムの周囲には電子写真画像形成手段、即ち、
帯電手段12、現像手段13、転写用帯電手段14、ク
リーニング手段15が配置される。
帯電手段12、現像手段13、転写用帯電手段14、ク
リーニング手段15が配置される。
斯る諸手段は当業者には周知であるのでこれ以上の説明
は省略する。
は省略する。
装置の上部には原稿蔵置台16が設けられ、その下方に
露光手段17が配置される。該露光手段は、第2図〜第
4図に関連して説明した照明装置100と同様の構成と
され、高周波印加手段の構成において相違する木、発明
に係る照明装置100A、及び該照明装置にて照明され
た原稿の光像な、帯電手段にて一様に帯電された感光ド
ラム上に照射するための従来周知の光学系19を有する
。この原稿像を読み取る手段としては原稿載置台を動か
す、所謂、原稿台移動型、又は光学系を移動する原稿台
固定型のいずれの光学走査であってもよい。
露光手段17が配置される。該露光手段は、第2図〜第
4図に関連して説明した照明装置100と同様の構成と
され、高周波印加手段の構成において相違する木、発明
に係る照明装置100A、及び該照明装置にて照明され
た原稿の光像な、帯電手段にて一様に帯電された感光ド
ラム上に照射するための従来周知の光学系19を有する
。この原稿像を読み取る手段としては原稿載置台を動か
す、所謂、原稿台移動型、又は光学系を移動する原稿台
固定型のいずれの光学走査であってもよい。
上記構成の複写装置の作動を概略説明すると、本装置に
おいては、帯電手段12及び露光手段17にて感光ドラ
ムll上に形成された潜像は現像手段13にて顕像化さ
れ、該顕画像は給紙装置20にて給紙された転写紙Pに
転写帯電手段14により転写される。該転写紙Pは感光
ドラム11から分離され、定着装置21にて定着される
。一方、感光ドラム状の残留現像材はクリーニング手段
15にて除去され、次の画像形成プロセスを行なう。
おいては、帯電手段12及び露光手段17にて感光ドラ
ムll上に形成された潜像は現像手段13にて顕像化さ
れ、該顕画像は給紙装置20にて給紙された転写紙Pに
転写帯電手段14により転写される。該転写紙Pは感光
ドラム11から分離され、定着装置21にて定着される
。一方、感光ドラム状の残留現像材はクリーニング手段
15にて除去され、次の画像形成プロセスを行なう。
本実施例における複写装置の作動及び本発明に係る照明
装置の作動態様を示すタイミングチャートが第6図に例
示される。
装置の作動態様を示すタイミングチャートが第6図に例
示される。
複写装置のメインスイッチがONとされると、該装置は
複写作動可能状態とされる。次いで、コビースイッチが
押されると、先ず感光ドラムが前回転し、その間に照明
装置を除いて他の電子写真画像形成手段も又ONとされ
、複写作動準備が完了し、ひきつづきコピー動作に入る
。
複写作動可能状態とされる。次いで、コビースイッチが
押されると、先ず感光ドラムが前回転し、その間に照明
装置を除いて他の電子写真画像形成手段も又ONとされ
、複写作動準備が完了し、ひきつづきコピー動作に入る
。
照明装置100Aは、複写装置がコピー動作に入ると共
に、点灯される。本発明に従えば、第1図に図示される
ように、照明装置100Aにおいて、初期点灯時には、
安定して且つ確実に放電管を点灯せしめるべく、照明装
置の高周波印加手段は、安定点灯状態時の周波数fより
高い周波数fOを有した高周波電圧を前記電極に印加す
るべく作動する(該高周波印加手段の構成作用について
は後で第7図を参照して説明する)。そして放電管が長
手方向にわたり均一に発光した後印加する周波数をfに
低下させ、光学走査が始まる。一般に、初期点灯時の高
周波電圧の周波数foは安定点灯状態時の高周波電圧の
周波数fの2〜10倍とされるのが好適であるが、放電
管の直径、長さ等の寸法形状及び安定点灯状態時の供給
電力の大きさに依存して種々に変更し得る。
に、点灯される。本発明に従えば、第1図に図示される
ように、照明装置100Aにおいて、初期点灯時には、
安定して且つ確実に放電管を点灯せしめるべく、照明装
置の高周波印加手段は、安定点灯状態時の周波数fより
高い周波数fOを有した高周波電圧を前記電極に印加す
るべく作動する(該高周波印加手段の構成作用について
は後で第7図を参照して説明する)。そして放電管が長
手方向にわたり均一に発光した後印加する周波数をfに
低下させ、光学走査が始まる。一般に、初期点灯時の高
周波電圧の周波数foは安定点灯状態時の高周波電圧の
周波数fの2〜10倍とされるのが好適であるが、放電
管の直径、長さ等の寸法形状及び安定点灯状態時の供給
電力の大きさに依存して種々に変更し得る。
更に説明すると、本照明装置において、放電管及び電極
の構成は第2図及び第4図に関連して説明した放電管l
及び電極2.2aと同じ構成とされる。より具体的に一
例を挙げて説明すれば、放電管の直径が5〜30mm、
長さが300 m mの場合で、放電管内部にArを数
Torr、更に放電開始材としてHgを封入して作製さ
れた第2図の構成の放電管には、通常安定点灯状態時に
は高周波印加手段から周波数が8 M Hz −10M
H2、電圧がVPPにて200V以上、高周波パルス
のデユーティ比が5〜90%とされる高周波電圧が印加
され、良好な点灯が達成される。
の構成は第2図及び第4図に関連して説明した放電管l
及び電極2.2aと同じ構成とされる。より具体的に一
例を挙げて説明すれば、放電管の直径が5〜30mm、
長さが300 m mの場合で、放電管内部にArを数
Torr、更に放電開始材としてHgを封入して作製さ
れた第2図の構成の放電管には、通常安定点灯状態時に
は高周波印加手段から周波数が8 M Hz −10M
H2、電圧がVPPにて200V以上、高周波パルス
のデユーティ比が5〜90%とされる高周波電圧が印加
され、良好な点灯が達成される。
このような照明装置を使用した場合、安定点灯時には放
電管の電極には高周波印加手段から8MHz−10MH
2の周波数を有した高周波電圧を供給することにより安
定した点灯状態を達成し得るが、初期点灯時に安定点灯
状態と同じ電圧Vppにて且つ該8 M Hz −10
M Hzを供給したのでは放電管の半分しか点灯せず、
完全に点灯することはできない。該照明装置では完全に
点灯せしめるためには印加高周波電圧を一定とした場合
に周波数は20MH2〜102MH2を必要とした。又
、初期点灯時の高い周波数は、放電管が点灯後直ちに安
定点灯状態の周波数にまで低減されるが、該大きな周波
数を有した高周波電圧は数ミリ秒〜2.3秒間印加され
る。該高い周波数fOを有した初期供給電圧の供給時間
to(第1図)も又、放電管の直径及び長さ等の寸法形
状並びに安定点灯状態時の供給電圧の大きさ及び初期供
給電圧の周波数の大きさに依存して種々に変え得る。し
かしながら、いずれにしても本発明に従えば照明装置、
つまり放電管は約2.3秒あれば安定した点灯を達成す
ることができる。
電管の電極には高周波印加手段から8MHz−10MH
2の周波数を有した高周波電圧を供給することにより安
定した点灯状態を達成し得るが、初期点灯時に安定点灯
状態と同じ電圧Vppにて且つ該8 M Hz −10
M Hzを供給したのでは放電管の半分しか点灯せず、
完全に点灯することはできない。該照明装置では完全に
点灯せしめるためには印加高周波電圧を一定とした場合
に周波数は20MH2〜102MH2を必要とした。又
、初期点灯時の高い周波数は、放電管が点灯後直ちに安
定点灯状態の周波数にまで低減されるが、該大きな周波
数を有した高周波電圧は数ミリ秒〜2.3秒間印加され
る。該高い周波数fOを有した初期供給電圧の供給時間
to(第1図)も又、放電管の直径及び長さ等の寸法形
状並びに安定点灯状態時の供給電圧の大きさ及び初期供
給電圧の周波数の大きさに依存して種々に変え得る。し
かしながら、いずれにしても本発明に従えば照明装置、
つまり放電管は約2.3秒あれば安定した点灯を達成す
ることができる。
上述のように、放電管への供給高周波電圧の周波数を一
時的に増大して点灯した後、放電管への供給電圧の周波
数は安定点灯時の周波数へと低減される。この時、周波
数を低減しても一旦点灯した放電管が消灯することはな
く、安定した点灯状態を維持する。このような現象が発
生する理由については未だ明確には解明されていないが
、斯る現象は再現性よく発生し、照明装置への入力電力
の節減及び点灯時間の短縮をもたらす。
時的に増大して点灯した後、放電管への供給電圧の周波
数は安定点灯時の周波数へと低減される。この時、周波
数を低減しても一旦点灯した放電管が消灯することはな
く、安定した点灯状態を維持する。このような現象が発
生する理由については未だ明確には解明されていないが
、斯る現象は再現性よく発生し、照明装置への入力電力
の節減及び点灯時間の短縮をもたらす。
上述のようにして、照明装置が点灯した後、照明装置へ
の入力高周波電圧の周波数を低下させ、その後通常のコ
ピー動作が行なわれる。コピー動作が終了すると、高周
波印加手段もOFFとされる。次に、ひきつづきコピー
動作が行なわれる場合には、照明装置は前回と同様に点
灯電圧の周波数を増大して放電管を点灯しても良いが、
連続コピー等のように放電管の消灯時間が短い場合には
周波数を増大せず、通常の安定点灯状態の低下した周波
数を有した高周波電圧にて点灯することができる。
の入力高周波電圧の周波数を低下させ、その後通常のコ
ピー動作が行なわれる。コピー動作が終了すると、高周
波印加手段もOFFとされる。次に、ひきつづきコピー
動作が行なわれる場合には、照明装置は前回と同様に点
灯電圧の周波数を増大して放電管を点灯しても良いが、
連続コピー等のように放電管の消灯時間が短い場合には
周波数を増大せず、通常の安定点灯状態の低下した周波
数を有した高周波電圧にて点灯することができる。
上記説明では、照明装置の初期点灯電圧の周波数fOは
コピー動作開始時に印加し、放電管が点灯されるが(第
1図、線図1)、感光ドラムの前回転と同時に初期点灯
周波数fOを有した高周波電圧を印加し、放電管を点灯
することも回部である(第1図、線図2)。
コピー動作開始時に印加し、放電管が点灯されるが(第
1図、線図1)、感光ドラムの前回転と同時に初期点灯
周波数fOを有した高周波電圧を印加し、放電管を点灯
することも回部である(第1図、線図2)。
次に、本発明に係る照明装置の放電管への供給電圧の周
波数可変手段を備えた高周波印加手段について説明する
。
波数可変手段を備えた高周波印加手段について説明する
。
放電管への周波数を変動せしめる周波数可変手段8は、
第7図に図示されるように、高周波印加手段3の高周波
発振回路4と増幅回路6との間に当業者には周知の可変
周波数変換器8aを設け、該可変周波数変換器8aに接
続されたゲート回路8bをマイクロプロセッサ等の制御
手段9にて高周波発振回路4と共に制御することにより
達成される。制御手段9は、上記実施例においては複写
装置の画像形成プロセスを制御する制御装置を利用し得
る。
第7図に図示されるように、高周波印加手段3の高周波
発振回路4と増幅回路6との間に当業者には周知の可変
周波数変換器8aを設け、該可変周波数変換器8aに接
続されたゲート回路8bをマイクロプロセッサ等の制御
手段9にて高周波発振回路4と共に制御することにより
達成される。制御手段9は、上記実施例においては複写
装置の画像形成プロセスを制御する制御装置を利用し得
る。
上記説明にて放電管1は特に事務機器の原稿読取り装置
に好適なように細長形状とされたが、一般照明用として
は他の形状、例えば丸形等とすることができる。更には
、第8図に図示されるように、丸形のガラス管内に蛍光
体を塗布して形成され、且つ内部には水銀の如き放電開
始材及びArの如き不活性ガスが封入されて形成される
放電管1の一部に凹所1aを設け、該凹所に電極2b、
つまりコア21及び該コアの回りに巻装されたコイル2
2から成る変成器を有し、高周波印加手段3にて該電極
2bに電力を印加し、放電管1に高周波電磁界を付与す
ることにより発光せしめる構成の照明装置にも本発明は
適用し得ることを理解されたい。
に好適なように細長形状とされたが、一般照明用として
は他の形状、例えば丸形等とすることができる。更には
、第8図に図示されるように、丸形のガラス管内に蛍光
体を塗布して形成され、且つ内部には水銀の如き放電開
始材及びArの如き不活性ガスが封入されて形成される
放電管1の一部に凹所1aを設け、該凹所に電極2b、
つまりコア21及び該コアの回りに巻装されたコイル2
2から成る変成器を有し、高周波印加手段3にて該電極
2bに電力を印加し、放電管1に高周波電磁界を付与す
ることにより発光せしめる構成の照明装置にも本発明は
適用し得ることを理解されたい。
発」L例j1釆
上述の如くに構成される本発明に係る照明装置は、一般
照明は勿論、特に、例えば電子写真複写装置等のような
事務機器の原稿読取り装置に好適に使用し得る、好まし
くは細長形状とされる放電管を備え、安定した確実な初
期点灯を達成することができ且つ立上がり時間の短かく
、更には高輝度、長寿命であるという特長を有する。
照明は勿論、特に、例えば電子写真複写装置等のような
事務機器の原稿読取り装置に好適に使用し得る、好まし
くは細長形状とされる放電管を備え、安定した確実な初
期点灯を達成することができ且つ立上がり時間の短かく
、更には高輝度、長寿命であるという特長を有する。
第1図は、本発明に従った照明装置の電力供給態様を示
すグラフである。 第2図は、本発明が適用される一つの照明装置の概略図
である。 第3図は、第2図の照明装置の高周波印加手段のブロッ
ク図である。 第4図は、本発明が適用される他の照明装置の概略図で
ある。 第5図は、本発明に係る照明装置を使用した電子写真複
写装置の一実施例を示す概略断面図である。 第6図は、第5図の複写装置のタイミングチャートであ
る。 第7図は、本発明に係る高周波印加手段の実施例を示す
ブロック図である。 第8図は、本発明が適用される更に他の照明装置の概略
図である。 1:放電管 2.2a、2b:電極 3:高周波印加手段 8:周波数可変手段
すグラフである。 第2図は、本発明が適用される一つの照明装置の概略図
である。 第3図は、第2図の照明装置の高周波印加手段のブロッ
ク図である。 第4図は、本発明が適用される他の照明装置の概略図で
ある。 第5図は、本発明に係る照明装置を使用した電子写真複
写装置の一実施例を示す概略断面図である。 第6図は、第5図の複写装置のタイミングチャートであ
る。 第7図は、本発明に係る高周波印加手段の実施例を示す
ブロック図である。 第8図は、本発明が適用される更に他の照明装置の概略
図である。 1:放電管 2.2a、2b:電極 3:高周波印加手段 8:周波数可変手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)高周波電磁界により発光する放電管と、該放電管の
外部に配設された電極と、該電極を介して前記放電管に
高周波電磁界を付与する高周波印加手段とを具備した照
明装置において、前記高周波印加手段は、初期点灯時に
は安定点灯状態時の周波数より高い周波数の高周波電圧
を前記電極に印加することを特徴とする照明装置。 2)放電管は細長形状とされる特許請求の範囲第1項記
載の装置。 3)初期点灯時の高周波印加電圧の周波数は安定点灯状
態時の高周波印加電圧の周波数の2〜10倍である特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の装置。 4)初期点灯時の高周波印加電圧の周波数は、放電管が
点灯した後、安定点灯状態の高周波印加電圧の周波数に
まで低減される特許請求の範囲第1項、第2項又は第3
項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287686A JPS62193098A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287686A JPS62193098A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62193098A true JPS62193098A (ja) | 1987-08-24 |
Family
ID=12371077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287686A Pending JPS62193098A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62193098A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006318895A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Lg Electronics Inc | 無電極ランプシステム及びその制御方法 |
KR102675525B1 (ko) * | 2023-06-21 | 2024-06-17 | 웨이브기어 주식회사 | 가로등용 플라즈마 조명 장치 |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP3287686A patent/JPS62193098A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006318895A (ja) * | 2005-05-11 | 2006-11-24 | Lg Electronics Inc | 無電極ランプシステム及びその制御方法 |
KR102675525B1 (ko) * | 2023-06-21 | 2024-06-17 | 웨이브기어 주식회사 | 가로등용 플라즈마 조명 장치 |
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