JPS63214493A - 封書の製造装置 - Google Patents

封書の製造装置

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JPS63214493A
JPS63214493A JP4760387A JP4760387A JPS63214493A JP S63214493 A JPS63214493 A JP S63214493A JP 4760387 A JP4760387 A JP 4760387A JP 4760387 A JP4760387 A JP 4760387A JP S63214493 A JPS63214493 A JP S63214493A
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JP
Japan
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letter
films
sealing
film
heat
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JP4760387A
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竹中 正夫
三男 鈴木
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、書状等の書簡箋を封入する封書の製造装置に
関する。
[従来の技術] 従来書簡部に印字プリンタで宛名や金額等を打ち出し、
その書簡箋を折りたたみ、周囲を封書状態に接着するよ
うにしたものが知られている。そして封書状態に接着す
るために書簡箋には感熱型の接着剤を印刷の後に所定位
置に塗布しておき、印字プリント後に加熱接着するよう
にしている。
[発明が解決しようとする問題点] このため、感勢式の印字プリンタを使用した場合、印字
の際感熱型接着剤が溶解してプリンタに故障を生じさせ
る原因となっていた。また書簡箋には接着剤塗布のため
ののりしろを設けなければならず、用紙の一部が無駄と
なっていた。
また、書簡箋の長さが異なる場合には、書簡箋に設ける
のりしろの位置が変化し、のりしろに対する接着剤の塗
布作業位置、のりしろを折りたたんで接渭する折りたた
み位置が変化することとなる。したがって、長さの多様
に異なる書簡箋を封書化する装置を得ようとする場合に
は、装置構成が非常に複雑となる。
本発明は、熱作用を伴なう形式のプリンタによる書簡箋
の打ち出しに適するとともに、長さの多様に異なる書簡
箋に簡素な装置構成により容易に対応して該書簡箋を封
入可能とする封書の製造装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上下一対のフィルムの少なくとも一方の内面
に熱融着膜を設け、両フィルムの間に書簡箋を収容し、
両フィルムの周辺部をヒートシールしてシール部とし、
両フィルムの間に書簡箋を封入する封書の製造装置であ
って、両フィルムを送給するフィルム送給装置と、両フ
ィルムの間に書簡箋を送給する書簡箋送給装置と、両フ
ィルムの送給方向に定められるシール予定部をシール作
業部によりヒートシールしてトップシール部を得る・ト
ップシール装置と、上記トップシール装置によりヒート
シールされたトップシール部における再フィルムの送給
方向に関する略中央部位を切断刃により切断するトップ
カット装置と、両フィルムの送給直交方向の両側に定め
られるシール予定部をシール作業部によりヒートシール
してサイドシール部を得るサイドシール装置と、を有す
るとともに、トップシール装置とトップカット装置の少
なくとも一方がそれらのシール作業部もしくは切断刃を
両フィルムの送給方向に直交する回転軸まわりに備える
回転作動型とされ、両フィルムの送給方向における前記
書簡箋の長さに基づいてトップシール装置によるヒート
シールタイミングとトップカット装置による切断タイミ
ングのそれぞれを制御する手段を有してなるようにした
ものである。
[作用] 宛名や金額等をプリントされた書簡箋は、上下のフィル
ム間に収容された状態で、両フィルムの周辺部をヒート
シールされた封書内に封入される。すなわち、本発明に
あっては、上記両フィルムの少なくとも一方の内面に熱
融着膜が設けられ、再フィルムのヒートシールによって
書簡箋を封入状態に保つので、書簡箋自体に接着剤を塗
布する必要がなく印字プリンタに故障を生じさせること
がない。
また、トップシール装置とトップカット装置の少なくと
も一方が回転作動型とされ、かつ書簡箋の長さに基づい
てトップシール装置によるヒートシールタイミングとト
ップカット装置による切断タイミングのそれぞれ制御す
る手段が設けられているので、トップシール装置とトッ
プカット装置は書簡箋の長さが変化してもそれらの作動
タイミ。
ングを相互に独立して調整するのみにより、上下フィル
ムの送給方向の適正位置にトップシール部を備える封書
を形成できる。
なお、トップシール装置とトップカット装置の両方が回
転作動型でなく、それらのシール作業部と切断刃を両フ
ィルムのフィルム面に略直交して対向移動させる対向移
動型である場合には、トップシール装置によるヒートシ
ールタイミングとトップカット装置による切断タイミン
グの両方でフィルムの送給を一端停止しなければならな
い。
したがって、フィルムの送給停止による生産性の低下を
最小限とするために上記両作動タイミングを同期化させ
ることが望ましいが、上記両タイミングを同期化させる
場合には、トップシール装置によるシール作業位置とト
ップカット装置による切断作業位置とのなす間隔を常に
封書長さの整数倍に設定する必要があり、書簡箋の長さ
が異なる場合にはトップシール装置によるシール作業位
置とトップカット装置による切断作業位置の間隔を調整
するという複雑な操作が必要となる。これに対し、本発
明では、トップシール装置とトップカット装置の少なく
とも一方を送給中のフィルムに対して作動できる市松作
動型としたので、トップシール装置とトップカット装置
のいずれかに対向作動型を採用したとしても、対向作動
型を採用されたトップシール装置もしくはトップカット
装置のいずれか一方の作動タイミングに対してのみフィ
ルムの送給を一端停止すれば足りる。したがって、フィ
ルムはトップシール装置とトップカット装置のいずれか
に対向作動型を採用した時にフィルムの送給を一端停止
する必要があるのみで、フィルムの送給停止による生産
性の低下を最小限にとどめる状態下で、トップシール装
置とトップカット装置の作動タイミングを相互に独立化
できる。これにより、書簡箋の長さが異なる場合には、
トップシール装置とトップカット装置の作動タイミング
を相互に独立制獅することによって対処し、それらの作
業位置の間隔を調整するという複雑な操作を必要としな
い。
すなわち、本発明によれば、熱作用を伴なう形式のプリ
ンタによる書簡箋の打ち出しに適するとともに、長さの
多様に異なる書簡箋に簡素な装置構成により容易に対応
して該書簡箋を封入できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は封書の製造装置の一実施例を示す全体配置図、
第2図乃至第8図は第1図における各要部を示し、第2
図は書lII箋送給装置を示し第1図における■−■断
面図、第3図(A)はトップシール装置の斜視図、第3
図(B)はトップシール装置の側面図、第4図はトップ
カット装置の斜視図、第5図はサイドシール装置の斜視
図、第6図はサイドカット装置の側面図、第7図はフィ
ルム送り部の正面図、第8図(A)は完成された封書を
示す平面図、第8図(B)はその側面断面図、第8図(
C)は上フィルムの断面図、第9図(A)〜(C)は各
工程における封書の状態図、第10図は封書製造装置の
制御系統を示すブロック図である。
まず完成品を第8図に基づき説明する0図において、封
書1は、上フィルム2、下フィルム3、書簡箋4より構
成される。この上フィルム2は、同図(C)のように透
明な紙5の芯材に書簡箋4側片面に熱融着性の合成樹脂
の透明な薄1lI6を形成したラミネート紙で、下フィ
ルム3はクラフト紙等より成る。すなわち書簡箋4を挟
んで上フィルム2と下フィルム3とが重ね合わせられる
とともに、上、下フィルム?、3の相互が書簡箋4と接
していない4辺にて接合(ヒートシール)させられて!
封され、その−辺に平行にミシン目7が形成されたもの
である。書簡箋4は一般の手紙文が記載された書類或は
請求書等で、図では折りたたまれたものを示しているが
、もちろん折り込みのないものでもよい。
以下この封書の製造装置について説明する。第1図に示
すように封書製造装置10は、フィルム送給装置A、書
簡箋送給装置B、トップシール装NC、トップカット装
置D、サイドシール装置E、サイドカット装置F、排出
部G、フィルム送り部Hから構成される。
まずフィルム送給装置Aについて第1図を用いて説明す
る。このフィルム送給装置Aは、上フィルム2並びに下
フィルム3を封書1の製造ラインに沿って連続して送給
するもので、上フィルム2は透明で書簡箋4と対向する
面に熱融着性を有するものであり、−劣下フィルム3は
普通のクラフト紙が用いられる。上フィルム2と下フィ
ルム3の送給機構は略同−のため下フイルム3側の送給
機構について説明する。11は下フィルム3の原反ロー
ル、12はその原反ロール11の支持軸、13は支持軸
12を回転させる駆動モータ、14.15はガイドロー
ラ、16はガイドローラ14に対向する押圧ローラ、1
7は移動ローラで下フィルム3に加わるテンションに応
じて上下動し、この移動ローラ17の位置はポテンショ
メータ18で検出される。
上記構成において、駆動モータ13により支持軸12が
回転させられると原反ロール11から下フィルム3が供
給され、この下フィルム3はガイドローラ14、押圧ロ
ーラ16、移動ローラ17、ガイドローラ゛15にそれ
ぞれ案内されながら製造ラインに向って移動する。なお
下フィルム3の先端は後述するフィルム送り部Hにより
移動力が加えられる。また移動ローラ17の位置は、ポ
テンショメータ18で検出され、駆動モータ13は、こ
の移動ローラ17が上方に位置する時はONされ、下方
に位置する時はOFFするように駆動制御される。
次に書簡箋送給装置Bについて第1図及び第2図に基づ
き説明する。この書簡箋送給装置Bは。
宛名や金額等を印字プリンタでプリントされ公知の書簡
箋折り曲げ機21で作成された書簡箋4をその長手方向
に搬送して上フィルム2と下フイルム3間に送給するも
のである。
図において、22.23は従動スプロケット、24は主
動スプロケット、25はテンションスプロケット、27
は各スプロケット間に巻回されるとともに、書簡箋4の
長手方向の長さ以上の間隔で所定ピッチ毎にブー2シヤ
片26が取り付けられた無端チェーン、28は主動スプ
ロケット24を回動駆動する駆動モータ、29はテンシ
ョンスプロケット25の回転量を検出するエンコーダを
示す、30.31は従動スプロケット22の近傍にて上
下に配置された送り車と押さえ車で、送り車30はトル
クモータ32により一定トルクで回転駆動を受け、また
押さえ車31はスプリング31aにより送り車30側に
付勢されている。
なお第1図におけるII −II断面図を第2図に示す
ように、無端チェーン27の送行路上方には折り曲げ機
21で作成された書簡箋4の受は台33が配設される。
この受は台33は、書簡箋4の幅方法を位置決めするた
めの凹部34と、書簡箋4の導入部となる傾斜面35と
を有し、凹部34中央部には無端チェーン27のブツシ
ャ片26の通過を可能とするスリット36が形成されて
いる。
上記構成において、折り曲げ機21にて作成された書簡
箋4が受は台33の傾斜面35に案内されなから凹部3
4内に収納されると、移動する無端チェーン27の1つ
のブツシャ片26により受は台33から押し出され、従
動スプロケット22まで搬送される。すると書簡箋4の
先端が送り車30と押さえ車31の間に挟まれ、以後は
送り車30の回転移動により上フィルム2と下フィルム
3との間を搬送されることとなる。ここで送り車30に
よる書簡箋4の搬送速度は、無端チェーン27より高速
で、かつ上フィルム2、下フィルム3の送り速度よりも
大に設定されている。従って書簡箋4の先端は後述のト
ップシール装置Cにすでに先行して接合された上フィル
ム2と下フィルム3との幅方向における最新のライン状
接合部(トップシール部)aに向けて、急速に搬送され
、この実施例においては送り車30の駆動源にトルクモ
ータ32を用いているので、書簡箋4の先端が上記ライ
ン状接合部aに当接するまで強制的にかつ無理なく送ら
れるようになっている。これにより、書簡箋4の先端は
先行するトップシール部a1に当接する前方寄り状態で
両フィルム2.3の間に送給され、その後端を次形成の
トップシール部a2のシール領域内に挟み込まれて接着
保持されるおそれがない(第9図(A)参照)、なお、
各折り曲げ機21の製作タイミングに基づき、ブツシャ
片26を有する無端チェーン27は移動制御され、また
エンコーダ29の検出により無端チェーン27の搬送速
度は調整される。
次にトップシール装置Cについて第3図(A)、(B)
を用いて説明する。このトップシール装置Cは、書簡箋
4が間に介在された上フィルム2と下フィルム3iをそ
の幅方向においてライン状に熱溶着してトップシール部
を得るものである。
図において、41は両フィルム2.3の搬送方向と直交
する回転軸42を有するヒートローラで、周上に回転軸
42と平行な凸部(シール作業部)43を有し、この凸
部43はヒータ44にょり加熱される。45A、45B
はヒートローラ41と対向して相互に平行に配設される
押さえローラで、スプリング46によりヒートローラ4
1側に付勢されてはいるが、ストッパ47によりその下
動のみが制限され、ヒートローラ41と両ローラ45A
、45Bのそれぞれとの間には凸部43の高さと同等の
間隔が設けられる。
48は回転軸42に一体に設けられその外周に爪嵌合部
49を有する回転盤、50は図示省略の基台にその一端
が回転自在に取り付けられる爪部材で、その先端部は、
ソレノイド51の作動で通常図に示されるように回転盤
48の爪嵌合部49と嵌合する状態に設定される。52
はトルクモータで、このモータ52の回転力は、無端チ
ェーン53を介してヒートローラ41の回転軸4zに常
時加えられているが、図示の状態では爪部材50によっ
て回転軸42の回転は阻止される。なおこの爪部材50
が回転盤48の爪嵌合部49と嵌合状態となってヒート
ローラ41が停止させられた状態において、ヒートロー
ラ41の凸部43の位置は5図示のように両押さえロー
ラ45A、45Bの対向位置より回転方向手前側のフィ
ルム移動経路外に設定されている。なお、第3図(、B
)において2点鎖線で示さ−れるフィルム移動経路中の
、両押さえローラ45A、45Bが挟む位置A〜位暴B
の間は両フィルム2.3のシール予定部のためのシール
作業位置である。
上記構成において、通常ヒートローラ41はトルクモー
タ52より一定のトルクの回転力が与えられているが、
ソレノイド51の作動で爪部材50が回転盤48の爪嵌
合部49に嵌合しているので回転せず停止している。そ
こで両フィルム2.3のシール予定部が前述のシール作
業位置に、達する直前にソレノイド51が作動して、爪
部材50を引き上げると、爪嵌合部49と爪部材50の
嵌合状態が解かれ、ヒートローラ41は即座にトルクモ
ータ52により矢示X方向に回転する。
ところがソレノイド51がすぐ作動して爪部材50を下
方に戻し、ヒートローラ41は1回転後に爪嵌合部49
と爪部材50とが再び嵌合し、その回転は再び停止させ
られ、以後この繰り返しである。ヒートローラ41の1
回転中において、凸部43が両押さえローラ45A、4
5Bのそれぞれと対向する位置に達すると、ヒートロー
ラ41は上フィルム2と下フィルム3とを間に押さえる
状態で対応するローラ45A、45Bをスプリング46
に抗して押し上げ、スプリング46による押圧状態下で
上フイルム2側から加熱し、その熱融着により上フィル
ム2と下フィルム3の幅方向にライン状の接合部aを形
成する(第9図(A))、凸部43は、両ローラ45A
、45Bのそれぞれと対向する間、フィルム2に接触し
続け、これにより第3図(B)においてOAとOBがな
す角度範囲内で両フィルム2.3に加熱エネルギーを付
与し続けることができる。なお、ヒートローラ41の回
転時の周速を上、下フィルム2.3の移動速度と略等し
くすることが好ましい。
次にトップカット装置pについて第4図を用いて説明す
る。このトップカット装置りは、トップシール装置IC
で形成されたライン状接合部aの略中央部位を切断する
とともに、切断された一方の端辺にミシン目を作成する
0図において、61はガラターローラ、62は押さえロ
ーラで、各回転軸63.64は両フィルム2,3の搬送
方向に直交して配設され、押さえローラ62はスプリン
グ65でカッターローラ61側に付勢されてはいるがス
トッパ66によりその下動のみが制限され、両ローラ6
1.62間には、後述の鋸歯69、カッター70の突出
量に等しい間隙が設けられる。67.68はカッターロ
ーラ61の周上で回転軸63の長手方向に沿って設けら
れた凹部で、凹部67にはミシン目7を形成するための
鋸歯69が、また凹部68にはカッター(切断刃)70
がそれぞれ先端の一部分が凹部67.68より突出する
ように固定されている。なおりツタ−ローラ61の回転
軸63には、すでにトップシール装置Cで説明したと同
様に、爪嵌合部72を有する回転盤71.爪部材73、
ソレノイド74゜トルクモータ75.無端チェーン76
が設けられる。
上記の構成において、通常カシターローラ61はトルク
モータ75より一定のトルクの回転力が与えられるが、
ソレノイド74の作動で爪部材73が回転盤71の爪嵌
合部72に嵌合しているので回転せず停止している。そ
こで両フィルム2.3のライン状接合部aがカッター7
0による切断作業位置に達する直前にソレノイド74を
作動して爪部材73を引き上げると、爪嵌合部72と爪
部材73の嵌合状態が解かれ、カッターローラ61は即
座にトルクモータ75により矢示Y方向に回転する。と
ころがソレノイド74がすぐ作動して爪部材73を下方
に戻し、カッターローラ61は1回転後に爪嵌合部72
と爪部材73とが再び嵌合し、その回転は再び停止させ
られ、以後この繰り返しである。カッターローラ61の
1回転中において、S歯69.カッター70のそれぞれ
が真上に達した時、鋸歯69とカッター70のそれぞれ
は上フィルム2と下フィルム3とを間に押さえる状態で
ローラ62をスプリング65に抗して押し上げ、このス
プリング力下において、鋸歯69により先に形成された
ライン状接合部aの一辺に沿って、その接合部aのシー
ル領域外にミシン目7が形成され、またカー2ターフ0
によりライン状接合部aの略中央部位が切断され、まだ
不完全ではあるが個別の封書とされる(第9図(B)”
)、なおりツタ−ローラ61の回転時の周速を上、下フ
ィルム2.3の移動速度と略等しくすることが好ましい
次にサイドシール装置Eについて第5図を用いて説明す
る。このサイドシール装!Eは、トップカット装置りで
個別に分離された段階の封書の進行方向側辺における両
フィルム2.3を接合してサイドシール部を得る0図に
おいて、81.82は、封書lの搬送方向と直交する回
転軸83を共通とするヒートローラで、回転軸83に埋
め込まれたヒータ84により、各ヒートローラ81.8
2は加熱される。85.86はヒートローラ81.82
に対向して配設される押さえローラで、スプリング87
によりヒートローラ81゜82側に付勢される。88は
回転軸83の回転駆動源としての可変速モータである。
上記構成において、側周化された封書lは、可変速モー
タ88により連続回転されるヒートローラ81.82と
押さえローラ85,86により両ローラ間を搬送され、
封書1においてヒートローラ81.82と対向する周辺
の上フィルム2と下フィルム3とが封書1の搬送方向に
おいて連続的に接合され、この段階で密封状態の封書1
が形成されることとなる(第9図(C))、なお、密封
状態の封書1の内部に残留する空気は後述する搬送ベル
ト101と押さえローラ105等により押圧されてミシ
ン目7から排気される。
次にサイドカー2ト装置Fについて第6図を用いて説明
する。このサイドカット装置Fは、密封状態となった個
別の封書lにおいてその搬送方向と直交する幅方向にお
ける余分なフィルム2.3を切断する0図において、9
1は封書lの搬送方向(紙面に直交方向)と直交する回
転軸92とキー材93で回転方向において一体化された
カッターローラで、スプリング94で回転軸92に対し
図中右方向に付勢されている。またカッターローラ91
は周上に刃部95を有し、刃部95の先端の回転軌跡の
一部は封書1の搬送経路に突出するように配設される。
96は封書lの下面の押さえとなる受はローラで、その
周囲の一部は封書1の搬送経路と接する状態で配設され
る。この受はローラ96は、図中右方向に付勢されるカ
ッターローラ91の右方向動のストッパとしても作動す
る。
そしてこれらカー2ターローラ91、受はローラ96は
、先のサイドシール装MEにおけるヒートローラ81.
82に対応して2箇所に配設されるものである。なお9
7は受はローラ96の回転駆動源としての可変速モータ
である。
上記構成において、封書1がサイドカット装置Fを通過
することにより、可変速モータ97によって連続回転さ
れる受はローラ96とカッターローラ91に対応する箇
所、すなわちサイドシール装置Eにおいて接合された部
分(サイドシール部)において余分な上、下フィルム2
.3を除去することとなり、この段階で封書lの完成品
が形成される(第8図(A))。
ところで上記にて説明したトップカット装置りで個別化
された封書lを、サイドシール装置Eとサイドカット装
置F間にて強制的に搬送するために、第1図に示すよう
に搬送ベル)101が設けられており、可変速モータ1
02によって回転駆動される主動プーリ103と、複数
の従動プーリ104間に巻回される。なお図中105は
搬送ベルトlO1の上面に接するが如く数箇所に配設さ
れた押さえローラで、搬送ベル)101から封書1の浮
き上がりを防止する。また搬送ベルト101の幅は封書
lの幅より狭く、従って封書1の両端が搬送ベル)10
1より突出する状態で搬送されることとなる(第6図参
照)。
次に排出部Gについて第1図を用いて説明する。この排
出部Gは、搬送ベル)101によって排出されてくる単
体の封書1の完成品を封書受は等に積層する。
図においてl11は搬送ベルトで、可変速モータ112
によって駆動される駆動プーリ113と排出経路に沿っ
て配設された2個の従動プーリ114.115間に巻回
されている。搬送ベルト111により排出された封書1
は受は台116に積載される。この受は台116は、搬
送ベルト111の上面の延長上に配設された傾斜受け1
17とそれに続くわん油底118を有する。
上記構成において、搬送ベル)111に受は渡された封
書【は、受は台116の傾斜受け117に乗り移り、そ
の自重によってわん油底118に至り、図示のように順
次積層されることとなる。
次にフィルム送り部Hについて一7図に基づき説明する
。このフィルム送り部Hは、フィルム送給装置Aの原反
ロール11から供給される上フィルム2、下フィルム3
に送り力を与え、順次光に説明したトップシール装置C
に搬送するもので、トップシール装置Cとトップカット
装置り間に配設される0図において、121,122は
主動プーリで、封書1の搬送経路を間に上下に配設され
、各回転軸123,124は、封書lの搬送方向と直交
するように設けられる。125.126は従動ブーりで
、127.128は、それぞれ主動プーリ121と従動
プーリ125間、主動プーリ122と従動プーリ126
間に巻回されたベルトである。なお上側に配設される主
動プーリ122並びに従動プーリ126は、スプリング
129により対向する主、従動プーリ121.125側
に付勢されている。また主動プーリ121.122はD
Cサーボモータ130により同期して回転駆動を受ける
ようになっており、131は回転軸123に取り付けら
れたポテンショメータである。
上記構成において、フィルム供給装置Aから供給される
上、下フィルム2.3は相互に重ね合わされ、モータ1
30により周回動させられる搬送ベル)127,128
に挟持された状態でトップシール装置Cに向って移動さ
せられる。
次にこの封書製造装置10の制御系統について、第10
図を参照して説明する。
第10図において、201は無端チェーン27による書
簡箋4の送給経路に対向設置され、書簡箋4の送給方向
の両エツジを検出することにより、両フィルム2.3の
送給方向における書簡箋4の長さを検出する長さ検出器
である。また、202は上記201の検出結果、もしく
は予め書簡箋4の長さが既知である場合には手動設定に
基づいて、両フィルム2.3の送給方向において相隣接
して形成すべきライン状接合部(トップシール部)aの
間隔を設定する長さ設定器である。
20・3は比較器、204は制御器である。比較器20
3は、長さ設定器202の設定値と、上記フィルム送り
部Hのポテンショメータ131が検出した両フィルム2
.3の送り量とを比較し、両フィルム2.3の送り量が
長さ設定器202の設定値に達するタイミングを制御器
204に伝達する。制御器204は、上記比較器203
からの伝達信号に基づいて、トップシール装置Cによる
ヒートシールタイミングとトップカット装置りによる切
断タイミングのそれぞれを相互に独立に制御する。すな
わち、制御器204は、■トップシール装置Cによるヒ
ートシールタイミングの制御に際しては、前記ソレノイ
ド51を駆動制御して爪部材50を引き上げ、ヒートロ
ーラ41を1回転勤させ、■トップカット装置りによる
切断タイミングの制御に際しては、前記ソレノイド74
を駆動制御して爪部材73を引き上げ、カッターローラ
61を1回転勤させる。
また、制御器204は、無端チェーン27による書簡箋
4の送給速度に応じてフィルム送り部HのDCサーボモ
ータ130を増減速もしくは一時停止制御し、前述の送
り車30によって強制的に送られる書簡箋4の先端が両
フィルム2.3の既にヒートシールされている最新のラ
イン状接合部(トップシール部)aに安定して当接でき
るように、両フィルム2.3の送給状態を調整可能とし
ている。
さらに、第10図において、205は無端チェーン27
による書簡箋4の送給経路に対向設置され、1つの封書
に封入されるべき書簡箋4の封入予定枚数を、書簡箋4
に付されたバーコード等を読み取る枚数コード検出器で
ある。206は上記枚数コード検出器205の検出結果
、もしくは予め書簡箋4の封入予定枚数が既知である場
合には季勤藤定に基づいて、上記書簡箋4の封入予定枚
数を設定する枚数設定器である。207は無端チェーン
27による書簡箋4の送給経路に対向設置され!書簡箋
送給装置Bの受は台33に積層されて送給のための待機
状態にある書簡箋4の枚数を検出する枚数検出器である
。208は比較器である。比較器208は、枚数設定器
206の設定値と、枚数検出器207の検出値とを比較
し、受は台3′3に封入予定枚数の書簡箋4が積層供給
されたタイミングを制御器204に伝達する。制御器2
04は、上記比較器208からの伝達信号に基づいて、
書簡箋送給装置Bの駆動モータ28を作動し、無端チェ
ーン27を駆動して、積層された予定枚数の書簡箋4を
トップシール装fiCの側に送り出す。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、宛名や金額等をプリントされた書
簡箋4は、上下のフィルム2.3の間に収容された状態
で、両フィルム2.3の周辺部をヒートシールされた封
書内に封入される。すなわち、上記実施例にあっては、
上記両フィルム2.3のうちのフィルム2の内面に熱融
着膜が設けられ、両フィルム2.3のヒートシールによ
って書簡箋4を封入状態に保つので、書簡部4自体に接
着剤を塗布する必要がなく印字プリンタに故障を生じさ
せることがない。
また、トップシール装置Cとトップカット装置りの両方
が回転作動型とされ、かつ書簡箋4の長さに基づいてト
ップシール装置Cによるヒートシールタイミングとトッ
プカット装置1Dによる切断タイミングのそれぞれを制
御する手段(制御器204)が設けられているので、ト
ップシール装置Cとトップカット装置りは書簡箋4の長
さが変化しても、再装置C,Dの設置間隔を何ら変更す
ることなく、ただそれらの作動タイミングを相互に独立
して調整するのみにより、上下フィルム2.3の送給方
向の適正位置にトップシール部aを備える封書を形成で
きる。この実施例は書簡箋4の長さ検出器201を備え
ているので、長さの異なる書簡箋4を処理する場合にも
、長さ設定器202の設定値を異なる書簡箋4毎に手動
設定替えすることなく自動設定替えでき、品種対応が簡
単かつ確実に行なえる。
なお、本発明の実施においては、トップシール装置lC
とトップカット装置りの少なくとも一方が回転作動型で
あれば足りる。
また上記実施例においては、上フィルムを透明としたが
、不透明のものでも適用でき、さらに下フィルム3にク
ラフト紙を用いたが任意の裏紙でよく、例えば上フィル
ムと同一のものを用いてもかまわない、また接合部にお
ける一方のローラだけでなく対向する両ローラを加熱す
るようにしてもよい、またサイドカット部Fをサイドシ
ール部Eの後工程としたが、逆の工程でもかまわない。
さらにサイドカット部は密封状とされた封書の両端辺を
切断するようにしたが、−辺を基準として対向辺だけを
切断するようにしてもよく、またフィルム幅が予め完成
品となる封書の幅と同等の場合には特に必要としない。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、熱作用を伴なう形式の
プリンタによる書簡箋の打ち出しに適するとともに、長
さの多様に異なる書簡箋に簡素な装置構成により容易に
対応して該書簡箋を封入できる封書の製造装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は封書の製造装置の一実施例を示す全体配置図、
第2図乃至WIJ8図は第1図における各要部を示し、
第2図は書簡箋送給装置を示し第1図における■−■断
面図、第3図(A)はトップシール装置の斜視図、14
3図(B)はトップシール装置の側面図、第4図はトッ
プカット装置の斜視図、第5図はサイドシール装置の斜
視図、第6図はサイドカット装置の側面図、第7図はフ
ィルム送り部の正面図、第8図(A)は完成された封書
を示す平面図、第8図(B)はその側面断面図、第8図
(C)は上フィルムの断面図、第9図(A)〜(C)は
各工程における封書の状態図、第10図は封書製造装置
の制御系統を示すブロック図である。 1・・・封1t、  2・・・上フィルム、3・・・下
フィルム、4・・・書簡箋、43・・・凸部(シール作
業部)、70・・・カッター(切断刃)、204・・・
制御器。 A・・・フィルム送給装置、B・・・書簡箋送給装置、
C・・・トップシール装置、D・・・トップカット装置
、E・・・サイドシール装置。 代理人 弁理士  塩 川 修 治 第 5 口 第 6 図 第 8[i21

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下一対のフィルムの少なくとも一方の内面に熱
    融着膜を設け、両フィルムの間に書簡箋を収容し、両フ
    ィルムの周辺部をヒートシールしてシール部とし、両フ
    ィルムの間に書簡箋を封入する封書の製造装置であって
    、両フィルムを送給するフィルム送給装置と、両フィル
    ムの間に書簡箋を送給する書簡箋送給装置と、両フィル
    ムの送給方向に定められるシール予定部をシール作業部
    によりヒートシールしてトップシール部を得るトップシ
    ール装置と、上記トップシール装置によりヒートシール
    されたトップシール部における両フィルムの送給方向に
    関する略中央部位を切断刃により切断するトップカット
    装置と、両フィルムの送給直交方向の両側に定められる
    シール予定部をシール作業部によりヒートシールしてサ
    イドシール部を得るサイドシール装置と、を有するとと
    もに、トップシール装置とトップカット装置の少なくと
    も一方がそれらのシール作業部もしくは切断刃を両フィ
    ルムの送給方向に直交する回転軸まわりに備える回転作
    動型とされ、両フィルムの送給方向における前記書簡箋
    の長さに基づいてトップシール装置によるヒートシール
    タイミングとトップカット装置による切断タイミングの
    それぞれを制御する手段を有してなる封書の製造装置。
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