JPS63214496A - 封書の製造方法 - Google Patents

封書の製造方法

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JPS63214496A
JPS63214496A JP4760687A JP4760687A JPS63214496A JP S63214496 A JPS63214496 A JP S63214496A JP 4760687 A JP4760687 A JP 4760687A JP 4760687 A JP4760687 A JP 4760687A JP S63214496 A JPS63214496 A JP S63214496A
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JP
Japan
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films
letter
sealing
film
heat
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JP4760687A
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English (en)
Inventor
竹中 正夫
冨永 好泰
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Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、書状等の書簡箋を封入するM書の製造装置に
関する。
[従来の技術] 従来書簡箋に印字プリンタで宛名や金額等を打ち出し、
その書簡箋を折りたたみ、周囲を封書状態に接着するよ
うにしたものが知られている。そして封書状態に接着す
るために書簡箋には感熱型の接着剤を印刷の後に所定位
置に塗布しておき、印字プリント後に加熱接着するよう
にしている。
[発明が解決しようとする問題点] このため、感熱式の印字プリンタを使用した場合、印字
の際感熱型接着剤が溶解してプリンタに故障を生じさせ
る原因となっていた。また書簡箋には接着剤塗布のため
ののりしろを設けなければならず、用紙の一部が無駄と
なっていた。
本発明は、熱作用を伴なう形式のプリンタによる書簡部
の打ち出しに適するとともに、書簡部を簡素な構成によ
り高い生産性で封入可能とする封書の製造装置を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上下一対のフィルムの少なくとも一方の内面
に熱融着膜を設け、両フィルムの間に書簡部を収容し1
両フィルムの周辺部をヒートシールしてシール部とし、
両フィルムの間に書簡部を封入する封書の製造装置であ
って、両フィルムを送給するフィルム送給装置と、両フ
ィルムの間にli筒箋を送給する書簡部送給装置と、両
フィルムの送給方向に定められるシール予定部をシール
作業部によりヒートシールしてトップシール部を得るト
ップシール装置と、上記トップシール装置によりヒート
シールされたトップシール部における両フィルムの送給
方向に関する略中央部位を切断刃により切断するトップ
カット装置と、両フィルムの送給直交方向の両側に定め
られるシール予定部をシール作業部によりヒートシール
してサイドシール部を得るサイドシール装置と、を有し
、トップシール装置とトップカット装置の両方がそれら
のシール作業部と切断刃を両フィルムの送給方向に直交
する回転軸まわりに備える回転作動型であるようにした
ものである。
[作用] 宛名や金額等をプリントされた書簡部は、上下のフィル
ム間に収容された状態で、両フィルムの周辺部をヒート
シールされた封書内に封入される。すなわち、本発明に
あっては、−ヒ記両フィルムの少なくとも一方の内面に
熱融着膜が設けられ、両フィルムのヒートシールによっ
て書簡部を封入状態に保つので、書簡部自体に接着剤を
塗布する必要がなく印字プリンタに故障を生じさせるこ
とがない。
また、トップシール装置とトップカット装置がそれらの
シール作業部と切断刃を両フィルムのフィルム間に略直
交して対向移動する対向作動型である場合には、シール
作業部と切断刃の移動のための複雑なガイド機構が必要
となり、またシール作業部によるヒートシールタイミン
グと切断刃による切断タイミングの両方でフィルムの送
給を一端停止しなければならないために封入作業の生産
性が低下する。これに対し、本発明では、トップシール
装置とトップカット装置の両方が回転作動型であるから
、シール作業部と切断刃のための駆動機構が簡素となり
、かつフィルムの送給中にシール作業部と切断刃を回転
してヒートシールおよび切断作業を行なうことができる
から封入作業の生産性を向上できる。
すなわち、本発明は、熱作用を伴なう形式のプリンタに
よる書簡部の打ち出しに適するとともに、書簡部を簡素
な構成により高い生産性で封入できる。
[実施例] 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は封書の製造装置の一実施例を示す全体配置図、
第2図乃至第8図は第1図における各要部を示し、第2
図は書簡部送給装置を示し第1図におけるll−4断面
図、第3図(A)はトップシール装置の斜視図、第3図
(B)はトップシール装置の側面図、@4図はトップカ
ット装置の斜視図、第5図はサイドシール装置の斜視図
、第6図はサイドカット装置の側面図、第7図はフィル
ム送り部の正面図、第8図(A)は完成された封書を示
す平面図、第8図(B)はその側面断面図、第8図(C
)は上フィルムの断面図、第9図(A)〜(C)は各工
程における封書の状態図、第10図は封書製造装置のf
i制御系統を示すブロック図である。
まず完成品を第8図に基づき説明する0図において、封
1tは、上フィルム2、下フィルム3、書簡部4より構
成される。この1フイルム2は、同図(C)のように透
明な紙5の芯材に書簡箋4側片面に熱融着性の合成樹脂
の透明な薄膜6を形成したラミネート紙で、下フィルム
3はクラフト紙等より成る。すなわち書簡部4を挟んで
上フィルム2と下フィルム3とが重ね合わせられるとと
もに、上、下フィルム2.3の相互が書簡箋4と接して
いない4辺にて接合(ヒートシール)させられて密封さ
れ、その−辺に平行にミシン目7が形成されたものであ
る。書簡箋4は一般の手紙文が記載された書類或は請求
書等で、図では折りたたまれたものを示しているが、も
ちろん折り込みのないものでもよい。
以下この封書の製造装置について説明する。第1図に示
すように封書製造装置10は、フィルム送給装置A、書
簡箋送給装置B、トップシール装置1c、トップカー/
 ト装aID、サイドシール装置E、サイドカット装f
f1F、排出部G、フィルム送り部Hから構成される。
まずフィルム送給装置tAについて第1図を用いて説明
する。このフィルム送給?tilAは、上フィルム2@
びに下フィルム3を封書1の製造ラインに沿って連続し
て送給するもので、上フィルム2は透明で書簡箋4と対
向する面に熱融着性を有するものであり、−劣下フィル
ム3は普通のクラブト紙が用いられる。上フィルム2と
下フィルム3の送給機構は略同−のため下フイルム3側
の送給機構について説明する。11は下フィルム3の原
反ロール、12はその原反ロール11の支持軸、13は
支持軸12を回転させる駆動モータ、14.15はガイ
ドローラ、16はガイドローラ14に対向する押圧ロー
ラ、17は移動ローラで下フィルム3に加わるテンショ
ンに応じて上下動し、この移動ローラ17の位置はポテ
ンショメータ18で検出される。
上記構成において、駆動モータ13により支持軸12が
回転させられると原反ロール11から下フィルム3が供
給され、この下フィルム3はガイドローラ14、押圧ロ
ーラ16、移動ローラ17、ガイドローラ15にそれぞ
れ案内されながら製造ラインに向って移動する。なお下
フィルム3の先端は後述するフィルム送り部Hにより移
動力が加えられる。また移動ローラ17の位置は、ポテ
ンショメータ18で検出され、駆動モータ13は、この
移動ローラ17が上方に位置する時はONされ、下方に
位置する時はOFFするように駆動制御される。
次に書簡箋送給装置Bについて第1図及び第2図に基づ
き説明する。この書簡箋送給装置Bは、宛名や金額等を
印字プリンタでプリントされ公知の書簡箋折り曲げ機2
1で作成された書簡箋4をその長手方向に搬送して上フ
ィルム2と下フイルム3間に送給するものである。
図において、22.23は従動スプロケット、24は主
動スジロケ−2ト、25はテンションスプロケット、2
7は各スプロケット間に巻回されるとともに、書簡箋4
の長手方向の長さ以上の間隔で所定ピッチ毎にブツシャ
片26が取り付けられた無端チェーン、28は主動スプ
ロケット24を回動駆動する駆動モータ、29はテンシ
ョンスプロケット25の回転量を検出するエンコーダを
示す、30.31は従動スプロケット22の近傍にて上
下に配置された送り車と押さえ車で、送り車30はトル
クモータ32により一定トルクで回転駆動を受け、また
押さえ車31はスプリング31aにより送り車30側に
付勢されている。
なお第1図における■−■断面図を第2図に示すように
、無端チェーン27の送行路上方には折り曲げ機21で
作成された書簡箋4の受は台33が配設される。この受
は台33は、書簡箋4の幅方法を位置決めするための凹
部34と、書簡箋4の導入部となる傾斜面35とを有し
、凹部34中央部には無端チェーン27のブツシャ片2
6の通過音可能とするスリット36が形成されている。
上記構成において、折り曲げ機21にて作成された書箇
箋4が受は台33の傾斜面35に案内されながら凹部3
4内に収納されると、移動する無端チェーン27の1つ
のブツシャ片2Bにより受は台33から押し出され、従
動スプロケット22まで搬送される。すると書簡箋4の
先端が送り車30と押さえ車31の間に挟まれ、以後は
送り車30の回転移動により上フィルム2と下フィルム
3との間を搬送されることとなる。ここで送り車30に
よる書簡箋4の搬送速度は、S端チェーン27より高速
で、かつ上フィルム2、下フィルム3の送り速度よりも
大に設定されている。突って書簡箋4の先端はvk述の
トップシール装置1cにすでに先行して接合された上フ
ィルム2と下フィルム3との幅方向における最新のライ
ン状接合部(トップシール部)aに向けて、急速に搬送
され、この実施例においては送り車30の駆動源にトル
クモータ32を用いているので、書簡箋4の先端が上記
ライン状接合部aに当接するまで強制的にかつ無理なく
送られるようになっている。これにより、書簡箋4の先
端は先行するトップシール部a1にち接する前方寄り状
態で両フィルム2.3の間に送給され、その後端を次形
成のトップシール部a2のシール領域内に挟み込まれて
接着保持されるおそれがない(第9図(A)参照)、な
お、各折り曲げ機21の製作タイミングに基づき、ブツ
シャ片26を有する無端チェーン27は移動制御され、
またエンコーダ29の検出により無端チェーン27の搬
送速度は調整される。
次にトップシール装置Cについて第3図(A)、(B)
を用いて説明する。このトップシール装置Cは、占簡箋
4が間に介在され、移動中の上フィルム2と下フィルム
3とをその幅方向においてライン状に熱溶着してトップ
シール部を得るものである。
図において、41は両フィルム2,3の搬送方向と直交
する回転軸42を有するヒートローラで、周上に回転軸
42と平行な凸部(シール作業部)43を有し、この凸
部43はヒータ44により加熱される。45A、45B
はヒートローラ41と対向して相互に平行に配設される
押さえローラで、スプリング46によりヒートローラ4
1側に付勢されてはいるが、ストッパ47によりその下
動のみが制限され、ヒートローラ41と両ローラ45A
、45Bのそれぞれとの間には凸部43の高さと同等の
間隔が設けられる。
48は回転軸42に一体に設けられその外周に低電合部
49を有する回転盤、50は図示省略の基台にその一端
が回転自在に取り付けられる爪部材で、その先端部は、
ソレノイド51の作動で通常図に示されるように回転9
48の低電合部49と嵌合する状態に設定される。52
はトルクモータで、このモータ52の回転力は、無端チ
ェーン53を介してヒートローラ41の回転軸42に常
時加えられているが1図示の状態では爪部材50によっ
て回転軸42の回転は阻止される。なおこの爪部材50
が回転盤48の低電合部49と嵌合状態となってヒート
ローラ41が停止させられた状態において、ヒートロー
ラ41の凸部43の位置は、図示のように両押さえロー
ラ45A、45Bの対向位置より回転方向手前側のフィ
ルム移動経路外に設定されている。なお、第3図(B)
において2点鎖線で示されるフィルム移動経路中の、両
押さえローラ45A、45Bが挟む位置A〜位1Bの間
は両フィルム2.3のシール予定部のためのシール作業
位置である。
上記構成において、通常ヒートローラ41はトルクモー
タ52より一定のトルクの回転力が与えられているが、
ソレノイド51の作動で爪部材50が回転@48の低電
合部49に嵌合しているので回転せず停止している。そ
こで両フィルム2.3のシール予定部が前述のシール作
業位置に達する直前にソレノイド51が作動して、爪部
材50を引きEげると、低電合部49と爪部材50の嵌
合状態が解かれ、ヒートローラ41は即座にトルクモー
タ52により矢示X方向に回転する。
ところがソレノイド51がすぐ作動して爪部材50を下
方に戻し、ヒートローラ41は1回転後に低電合部49
と爪部材50とが再び嵌合し、その回転は再び停止Fさ
せられ、以後この繰り返しである。ヒートローラ41の
1回転中において、凸部43が両押さえローラ45A、
45Bのそれぞれと対向する位置に達すると、ヒートロ
ーラ41は上フィルム2と下フィルム3とを間に押さえ
る状態で対応するローラ45A、45Bをスプリング4
6に抗して押し上げ、スプリング46による抑圧状態下
で上フイルム2側から加熱し、その熱融着により上フィ
ルム2と下フィルム3の幅方向にライン状の接合部aを
形成する(第9図(A))、凸部43は、両ローラ45
A、45Bのそれぞれと対向する間、フィルム2に接触
し続け、これにより第3図CB)においてOAとOBが
なす角度範囲内で両フィルム2,3に加熱エネルギーを
付与し続けることができる。なお、ヒートローラ41の
回転時の周速を上、下フィルム2.3の移動速度と略等
しくすることが好ましい。
次にトップカット装置りについて第4図を用いて説明す
る。このトップカット装置りは、トップシール装置Cで
形成されたライン状接合部aの略中央部位を両フィルム
2,3の移動中に切断するとともに、切断された一方の
端辺にミシン目を作成する0図において、61はカッタ
ーローラ、62は押さえローラで、各回転軸63.64
は両フィルム2.3の搬送方向に直交して配設され、押
さえローラ62はスプリング65でカッターローラ61
側に付勢されてはいるがストー/パ66によりその下動
のみが制限され、両ローラ61.62間には、後述の鋸
歯69、カッター70の突出量に等しい間隙が設けられ
る。67.68はカッターローラ61の周上で回転軸6
3の長手方向に沿って設けられた四部で、凹部67には
ミシン目7を形成するための鋸歯69が、また四部68
にはカッター(切断刃)70がそれぞれ先端の一部分が
凹部67.68より突出するように固定されている。な
おりツタ−ローラ61の回転軸63には、すでにトップ
シール装着Cで説明したと同様に、低電合部72を有す
る回転@71.爪部材73、ソレノイド74、トルクモ
ータ75、無端チェーン76が設けられる。
上記の構成において、通常カッターローラ61はトルク
モータ75より一定のトルクの回転力が与えられるが、
ソレノイド74の作動で爪部材73が回転5171の低
電合部72に嵌合しているので回転せず停止している。
そこで両フィルム2.3のライン状接合部aがカッター
70による切断作業位置に達する直前にソレノイド74
を作動して爪部材73を引き上げると、低電合部72と
爪部材73の嵌合状態が解かれ、カッターローラ61は
即座にトルクモータ75により矢示Y方向に回転する。
ところがソレノイド74がすぐ作動して爪部材73を下
方に戻し、カッターローラ61は1回転後に低電合部7
2と爪部材73とが再び嵌合し、その回転は再び停止さ
せられ、以後この繰り返しである。カッターローラ61
の1回転中において、鋸歯69、カッター70のそれぞ
れが真とに達した時、鋸歯69とカッター70のそれぞ
れは上フィルム2と下フィルム3とを間に押さえる状態
でローラ62をスプリング65に抗して押し上げ、この
スプリングカ下において、鋸歯69により先に形成され
たライン状接合部aの一辺に沿って、その接合部aのシ
ール領域外にミシン目7が形成され、またカッター70
によりライン状接合部aの略中央部位が切断され、まだ
不完全ではあるが個別の封書とされる(第9図(B))
、なおりツタ−ローラ61の回転時の周速を上、下フィ
ルム?、3の移動速度と略等しくすることが好ましい。
次にサイドシール?t2!Eについて第5図を用いて説
明する。このサイドシール装置Eは、トップカット装置
1Dで個別に分離された段階の封書の進行方向側辺にお
ける両フィルム2.3を接合してサイドシール部を得る
0図において、81.82は、封書lの搬送方向と直交
する回転軸83を共通とするヒートローラで1回転軸8
3に埋め込まれたヒータ84により、各ヒートローラ8
1.82は加熱される。85.86はヒートローラ81
.82に対向して配設される押さえローラで、スプリン
、グ87によりヒートローラ81.82偏に付勢される
。88は回転軸83の回転駆動源としての可変速モータ
である。
上記構成において、個別化された封書lは、可変速モー
タ88により連続回転されるヒートローラ81.82と
押さえローラ85,86により両ローラ間を搬送され、
封書lにおいてヒートローラ81.82と対向する周辺
の上フィルム2と下フィルム3とが封illの搬送方向
において連続的に接合され、この段階で密封状態の封書
lが形成されることとなる(第9図(C))、なお、密
封状態の封書1の内部に残留する空気は後述する搬送ベ
ル)101と押さえローラ105等により押圧されてミ
シン目7から排気される。
次にサイドカット装置Fについて第6図を用いて説明す
る。このサイドカット装WFは、密封状態となった個別
の封書lにおいてその搬送方向と直交する幅方向におけ
る余分なフィルム2.3を切断する0図において、91
は封書1の搬送方向(紙面に直交方向)と直交する回転
軸92とキー材93で回転方向において一体化されたカ
ッターローラで、スプリング94で回転軸92に対し図
中右方向に付勢されている。またカッターローラ91は
周上に刃部95を有し、刃部95の先端の回転軌跡の一
部は封書1の搬送経路に突出するように配設される。9
6は封書lの下面の押さえとなる受はローラで、その周
囲の一部は封書lの搬送経路と接する状態で配設される
。この受はローラ96は、図中右方向に付勢されるカッ
ターローラ91の右方向動のストッパとしても作動する
そしてこれらカッターローラ91、受はローラ96は、
先のサイドシール装置tEにおけるヒートローラ81.
82に対応して2箇所に配設されるものである。なお9
7は受はローラ96の回転駆動源としての可変速モータ
である。
上記構成において、封書1がサイドカット装置Fを通過
することにより、可変速モータ97によって連続回転さ
れる受はローラ9らとカッターローラ91に対応する箇
所、すなわちサイドシール装置Eにおいて接合された部
分(サイドシール部)において余分な上、下フィルム2
.3を除去することとなり、この段階で封書1の完成品
が形成される(第8図(A))。
ところで上記にて説明したトップカット装置tDで個別
化された封書1を、サイドシール装置Eとサイドカット
装置F間にて強制的に搬送するために、第1図に示すよ
うに搬送ベル)lotが設けられており、可変速モータ
102によって回転駆動される主動プーリ103と、複
数の従動プーリ104間に巻回される。なお図中105
は搬送ベルト101の上面に接するが如く数箇所に配設
された押さえローラで、搬送ベル)101から封書lの
浮き上がりを防止する。また搬送ベルト101の幅は封
書lの幅より狭く、従って封書1の両端が搬送ベル)1
01より突出する状態で搬送されることとなる(第′6
図参照)。
次に排出部Gについて第1図を用いて説明する。この排
出部Gは、搬送ベルト101によって排出されてくる単
体の封書lの完成品を封書受は等に積層する。
図において111は搬送ベルトで、可変速モータ112
によって駆動される駆動プーリ113と排出経路に沿っ
て配設された2情の従動プーリ114.115間に巻回
されている。搬送ベルト111により排出された封書l
は受は台116に積載される。この受は台116は、搬
送ベルト111の上面の延長上に配設された傾斜受け1
17とそれに続くわん油底118を有する。
上記構成において、搬送ベル)111に受は渡された封
書1は、受は台116の傾斜受け117に乗り移り、そ
の自重によってわん油底118に至り1図示のように順
次積層されることとなる。
次にフィルム送り部Hについて第7図に基づき説明する
。このフィルム送り部Hは、フィルム送給装mAの原反
ロール11から供給される上フィルム2.下フィルム3
に送り力を与え、順次光に説明したトップシール装置C
に搬送するもので、トップシール装置Cとトップカット
装置り間に配設される0図において、121.122は
主動プーリで、封書1の搬送経路を間に上下に配設され
、各回転軸123.124は、封書1の搬送方向と直交
するように設けられる。125.126は従動プーリで
、127.128は、それぞれ主動プーリ121と従動
プーリ125間、主動プーリ122と従動プーリ126
間に巻回されたベルトである。なお上側に配設される主
動プーリ122並びに従動プーリ12Bは、スプリング
129により対向する主、従動プーリ121.125側
に付勢されている。また主動プーリ121.122はD
Cサーボモータ130により同期して回転駆動を受ける
ようになっており、131は回転軸123に取り付けら
れたポテンショメータである。
上記構成において、フィルム供給装置1Aから供給され
る上、下フィルム?、3は相互に重ね合わされ、モータ
130により周回動させられる搬送ベルト127.12
8に挟持された状態でトップシール装置Cに向って移動
させられる。
次にこの封書製造装置lOの制御系統について、第10
図を参照して説明する。
第10図において、201は無端チェーン27による書
簡箋4の送給経路に対向設置され、書簡箋4の送給方向
の両エツジを検出することにより、両フィルム2.3の
送給方向における書簡箋4の長さを検出する長さ検出器
である。また、202は上記201の検出結果、もしく
は予め書簡箋4の長さが既知である場合には手動設定に
基づいて、両フィルム2.3の送給方向において相隣接
して形成すべきライン状接合部(トップシール部)aの
間隔を設定する長さ設定器である。
203は比較器、204は制御器である。比較器203
は、長さ設定器202の設定値と、上記フィルム送り部
Hのポテンショメータ131が検出した両フィルム?、
3の送り量とを比較し、両フィルム2.3の送り量が長
さ設定器202の設定値に達するタイミングを制御器2
04に伝達する。制御器204は、上記比較$203か
らの伝達信号に基づいて、トップシール装置Cによるヒ
ートシールタイミングとトップカット装WiDによる切
断タイミングのそれぞれを相互に独立に制御する。すな
わち、制御器204は、■トップシール装置Cによるヒ
ートシールタイミングの制御に際しては、前記ソレノイ
ド51を駆動制御して爪部材50を引き上げ、ヒートロ
ーラ41を1回転勤させ、■トップカット装置りによる
切断タイミングの制御に際しては、前記ソレノイド74
を駆動制御して爪部材73を引き上げ、カッターローラ
61を1回転勤させる。
また、制御器204は、無端チェーン27による書簡箋
4の送給速度に応じてフィルム送り部HのDCサーボモ
ータ130を増減速もしくは一時停止制御し、前述の送
り車30によって強制的に送られる書簡箋4の先端が両
フィルム2.3の既にヒートシールされている最新のラ
イン状接合部(トップシール部)aに安定して当接でき
るように、両フィルム2.3の送給状態を調整可能とし
ている。
さらに、第10図において、205は無端チェーン27
による書簡箋4の送給経路に対向設置され、1つの封書
に封入されるべき書簡箋4の封入予定枚数を、書簡箋4
に付されたバーコード等を読み取る枚数コード検出器で
ある。206はL記枚数コード検出器205の検出結果
、もしくは予め書簡箋4の封入予定枚数が既知である場
合には手動設定に基づいて、上記書簡箋4の封入予定枚
数を設定する枚数設定器である。207は無端チェーン
27による書簡箋4の送給経路に対向設置され、書簡箋
送給装置Bの受は台33に積層されて送給のための待機
状態にある書簡箋4の枚数を検出する枚数検出器である
。208は比較器である。比較器208は、枚数設定器
206の設定値と、枚数検出器207の検出値とを比較
し。
受は台33に封入予定枚数の書簡箋4が積層供給された
タイミングを制御器2−04に伝達する。制御器204
は、上記比較器208からの伝達信号に基づいて、書簡
箋送給装置Bの駆動モータ28を作動し、無端チェーン
27を駆動して、積層された予定枚数の書簡箋4をトッ
プシール装置lCの側に送り出す。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、宛名や金額等をプリントされた書
簡箋4は、上下のフィルム2.3の間に収容された状態
で5両フィルム2.3の周辺部をヒートシールされた封
書内に封入される。すなわち、上記実施例にあっては、
上記両フィルム2゜3のうちのフィルム2の内面に熱融
着膜が設けられ、両フィルム2.3のヒートシールによ
って書簡箋4を封入状態に保つので、書簡箋4自体に接
着剤を塗布する必要がなく印字プリンタに故障を生じさ
せることがない。
また、トップシール装ととトップカット装置がそれらの
シール作業部と切断刃を両フィルムのフィルム面に略直
交して移動する対向作動型である場合には、シール作業
部と切断刃の移動のための複雑なガイド機構が必要とな
り、またシール作業部によるヒートシールタイミングと
切断刃による切断タイミングの両方でフィルムの送給を
一端停止しなければならないために封入作業の生産性が
低下する。これに対し、上記実施例では、トップシール
装@Cとトップカット装置1Dの両方が回転作動型であ
るから、凸部43と切断刃70のための駆動機構が簡素
となり、かつフィルム?、3の送給中に凸部43と切断
刃70を回転してヒートシールおよび切断作業を行なう
ことができるから封入作業の生産性を向とできる。
なお−上記実施例においては、上フィルムを透明とした
が、不透明のものでも適用でき、さらに下フィルム3に
クラフト紙を用いたが任意の裏紙でよく1例えば上フィ
ルムと同一のものを用いてもかまわない、また接合部に
おける一方のローラだけでなく対向する両ローラを加熱
するようにしてもよい、またサイドカット部Fをサイド
シール部Eの後工程としたが、逆の工程でもかまわない
さらにサイドカット部は密封状とされた封書の両端辺を
切断するようにしたが、−辺を基準として対向辺だけを
切断するようにしてもよく、またフィルム幅が予め完成
品となる封書の幅と同等の場合には特に必要としない。
[発明の効果] 以上のように1本発明によれば、熱作用を伴なう形式の
プリンタによる書簡箋の打ち山しに適するとともに、書
簡箋を簡素な構成により高い生産性で封入可能とする封
書の製造装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は封書の製造装置の一実施例を示す全体配置図、
第2図乃至第8図は第1図における各要部を示し、第2
図は書簡箋送給装置を示し第1図における■−■断面図
、第3図(A)はトップカット装置の斜視図、第3図C
B)はトップシール装置の側面図、第4図はトップカッ
ト装置の斜視図、第5図はサイドシール装置の斜視図、
第6図はサイドカット装置の側面図、第7図はフィルム
送り部の正面図、第8図(A)は完成された封書を示す
平面図、第8図(B)はその側面断面図2第8図(C)
は上フィルムの断面図、第9図(A)〜(C)は各工程
における封書の状態図、第10図は封書製造装置の制御
系統を示すブロック図である。 l・・・封書、2・・・上フィルム、3・・・下フィル
ム、4・・・書簡箋、42・・・回転軸、 43・・・凸部(シール作業部)、63・・・回転軸、
70・・・カッター(切断刃)。 A・・・フィルム送給装置、B・・・書簡箋送給装置、
C・・・トップシール装置、D・・・トップカット装置
、E・・・サイドシール装置。 代理人 弁理士  塩 川 修 治 第 5 口 第 8 図 19 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下一対のフィルムの少なくとも一方の内面に熱
    融着膜を設け、両フィルムの間に書簡箋を収容し、両フ
    ィルムの周辺部をヒートシールしてシール部とし、両フ
    ィルムの間に書簡箋を封入する封書の製造装置であって
    、両フィルムを送給するフィルム送給装置と、両フィル
    ムの間に書簡箋を送給する書簡箋送給装置と、両フィル
    ムの送給方向に定められるシール予定部をシール作業部
    によりヒートシールしてトップシール部を得るトップシ
    ール装置と、上記トップシール装置によりヒートシール
    されたトップシール部における両フィルムの送給方向に
    関する略中央部位を切断刃により切断するトップカット
    装置と、両フィルムの送給直交方向の両側に定められる
    シール予定部をシール作業部によりヒートシールしてサ
    イドシール部を得るサイドシール装置と、を有し、トッ
    プシール装置とトップカット装置の両方がそれらのシー
    ル作業部と切断刃を両フィルムの送給方向に直交する回
    転軸まわりに備える回転作動型である封書の製造装置。
JP4760687A 1987-03-04 1987-03-04 封書の製造方法 Pending JPS63214496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015000564A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 デュプロ精工株式会社 封緘装置及び封入封緘装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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