JPS63210247A - 高強度銅合金 - Google Patents
高強度銅合金Info
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- JPS63210247A JPS63210247A JP4284187A JP4284187A JPS63210247A JP S63210247 A JPS63210247 A JP S63210247A JP 4284187 A JP4284187 A JP 4284187A JP 4284187 A JP4284187 A JP 4284187A JP S63210247 A JPS63210247 A JP S63210247A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は強度に優れると共に、導電性及び加工性の面で
も優れた特性を要求される電気・電子関連部品用の素材
として好適な高強度銅合金に関する。
も優れた特性を要求される電気・電子関連部品用の素材
として好適な高強度銅合金に関する。
従来から、電気・電子関連部品にはその機能として精密
度と共に信頼性が高く望まれていた。
度と共に信頼性が高く望まれていた。
このため電気・電子関連部品の製造に際しては、強度、
導電性、加工性並びに耐食性に優れると共に、各特性に
ついても安定した品位を保つことの保証される銅合金材
料が使用されており、一般にはリン青銅、べＩＪ ＩＪ
ウム銅等が多く利用されてきた０ しかしながら、高強度、高導電性を誇るヘリリウム銅は
主要原料としてのべＩＪ ＩＪウムがその全てを輸入に
頼る希少金属であるため高価となるばかりでなく、溶解
時に発生するべＩＪ ＩＪウムミストの取扱いを誤った
場合には人体に障害を与える問題点がある。
導電性、加工性並びに耐食性に優れると共に、各特性に
ついても安定した品位を保つことの保証される銅合金材
料が使用されており、一般にはリン青銅、べＩＪ ＩＪ
ウム銅等が多く利用されてきた０ しかしながら、高強度、高導電性を誇るヘリリウム銅は
主要原料としてのべＩＪ ＩＪウムがその全てを輸入に
頼る希少金属であるため高価となるばかりでなく、溶解
時に発生するべＩＪ ＩＪウムミストの取扱いを誤った
場合には人体に障害を与える問題点がある。
又、リン青銅は比較的低価であるが強度的には必ずしも
満足されるものではなく、益々微小化が要求されるよう
になっている電気・電子関連部品用の素材としては一段
と高性能で原料の取扱い面でも労働環境を汚染しないで
済むような材料の出現が強く望まれている。
満足されるものではなく、益々微小化が要求されるよう
になっている電気・電子関連部品用の素材としては一段
と高性能で原料の取扱い面でも労働環境を汚染しないで
済むような材料の出現が強く望まれている。
本発明は労働環境を汚染しない状態で製造加工ができ、
電気・電子関連部品として要求される加工性、強度、導
電性を有する高強度銅合金を提供することを目的とする
。
電気・電子関連部品として要求される加工性、強度、導
電性を有する高強度銅合金を提供することを目的とする
。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
本発明はこの目的を達するために、重量％でＮｉ５〜１
５％、Ｓｉ ０． Ｉ Ｎｉ．０％、ＡＡ０．１〜３．
０％、残部Ｃｕ及び不可避不純物からなる高強度銅合金
と、重Ｎ％でＮｉ１５〜１５％、Ｓｉ Ｑ、 １．−１
．０％、ＡＡ０．１〜３．０％、Ｓｎ Ｏ，Ｏ１〜３．
０ ％、残部Ｃｕ及び不可避不純物からなる高強度銅合
金を構成したものである。
５％、Ｓｉ ０． Ｉ Ｎｉ．０％、ＡＡ０．１〜３．
０％、残部Ｃｕ及び不可避不純物からなる高強度銅合金
と、重Ｎ％でＮｉ１５〜１５％、Ｓｉ Ｑ、 １．−１
．０％、ＡＡ０．１〜３．０％、Ｓｎ Ｏ，Ｏ１〜３．
０ ％、残部Ｃｕ及び不可避不純物からなる高強度銅合
金を構成したものである。
以下に本発明の構成要件について説明する。
ニッケルの含有量を５〜１５重Ｍ％と限定したのは、ニ
ッケルは５重Ｍ％未満では強度及び耐熱性が充分でなく
、１５重量％を超える場合は強度の改善が見られないば
かりか導電性も低下してくるからである。
ッケルは５重Ｍ％未満では強度及び耐熱性が充分でなく
、１５重量％を超える場合は強度の改善が見られないば
かりか導電性も低下してくるからである。
゛ 硅素の含有量を０．１〜１．０重量％と限定した
のは、硅素は０．１重量％未満では時効処理によっても
希望とする析出硬化現象が充分に得られないので高強度
が得られず、１．０重量％を超えて含有する場合は溶体
化処理によっても固溶されない第二相の存在割合が多く
なり、素材の加工性が低下してくるからである。
のは、硅素は０．１重量％未満では時効処理によっても
希望とする析出硬化現象が充分に得られないので高強度
が得られず、１．０重量％を超えて含有する場合は溶体
化処理によっても固溶されない第二相の存在割合が多く
なり、素材の加工性が低下してくるからである。
アルミニウムの含有量を０．１〜３．０重量％に限定し
たのは、アルミニウムが０．１重量％未満ては時効処理
によっても希望とする析出硬化現象が充分に得られない
ため高強度が得られず、３．０重世％を超えて含有する
場合は素材の加工が悪くなるからである。
たのは、アルミニウムが０．１重量％未満ては時効処理
によっても希望とする析出硬化現象が充分に得られない
ため高強度が得られず、３．０重世％を超えて含有する
場合は素材の加工が悪くなるからである。
錫の含有量を０．０１〜３．０重量％と限定したのは、
錫が０．０１重Ｍ％未満では強度の向上に寄与するとこ
ろが少なく、３．０重量％を超える場合は材料の加工性
及び導電性が低下してくるからである。
錫が０．０１重Ｍ％未満では強度の向上に寄与するとこ
ろが少なく、３．０重量％を超える場合は材料の加工性
及び導電性が低下してくるからである。
実施例１
第１表に示される成分組成の合金５．０に９を、高周波
誘導加熱による大気溶解炉で浴解し、幅７５ ｍｍ、長
さ１１０？Ｗｍ％厚さ２５ｍｍの鋳塊とした。これを９
００Ｃで熱間圧延を行ない厚さ］、Ｑｍｍの中間材とし
た。
誘導加熱による大気溶解炉で浴解し、幅７５ ｍｍ、長
さ１１０？Ｗｍ％厚さ２５ｍｍの鋳塊とした。これを９
００Ｃで熱間圧延を行ない厚さ］、Ｑｍｍの中間材とし
た。
次に冷間圧延と軟化処理を繰返して厚さ１．５１＋１ｍ
の板とし、９５０Ｃで１時間保持の後、水中に投じて急
冷した。更に５００〜５５０Ｃで２時間の時効処理を施
した材料について硬度及び導電率を測定すると共に、冷
間圧延時の鋳塊両縁部の割れ状態を観察して加工性の判
断をした。加工性の判断は殆ど耳割れを生じない場合を
Ａｌ僅かに割れを生じた場合をＢ１ある程度以上の耳割
れを生じた場合をＣとして分離した。
の板とし、９５０Ｃで１時間保持の後、水中に投じて急
冷した。更に５００〜５５０Ｃで２時間の時効処理を施
した材料について硬度及び導電率を測定すると共に、冷
間圧延時の鋳塊両縁部の割れ状態を観察して加工性の判
断をした。加工性の判断は殆ど耳割れを生じない場合を
Ａｌ僅かに割れを生じた場合をＢ１ある程度以上の耳割
れを生じた場合をＣとして分離した。
第 １ 表
実施例２
第２表に示される成分組成の合金５．Ｏｋｐを高周波誘
導加熱による大気溶解炉で溶解し、幅７５制、長さｌｌ
Ｑ＋＋＋ｍ、厚さ２５ｍｍの鋳塊とした。これを９００
０で熱間圧延を行ない厚さＩＱｍｍの中間材とした。
導加熱による大気溶解炉で溶解し、幅７５制、長さｌｌ
Ｑ＋＋＋ｍ、厚さ２５ｍｍの鋳塊とした。これを９００
０で熱間圧延を行ない厚さＩＱｍｍの中間材とした。
次に冷間圧延と軟化処理を繰返して０．３８＋＋＋ｍの
厚さにした板を９５０ｃにて１時間保持した後水中に投
じて急冷した。急冷した板は更に冷間圧延してＱ、３ｍ
ｍの飯とし、次いで４５０〜５００ ｔＺ’で２時間の
時効処理を行なった材料について機械的性質を試Ｍ’Ｌ
７：結果は第２表に示す如きものであった。
厚さにした板を９５０ｃにて１時間保持した後水中に投
じて急冷した。急冷した板は更に冷間圧延してＱ、３ｍ
ｍの飯とし、次いで４５０〜５００ ｔＺ’で２時間の
時効処理を行なった材料について機械的性質を試Ｍ’Ｌ
７：結果は第２表に示す如きものであった。
第 ２ 表
比較例１
第３表に示す如き組成の合金５ ｋｇを溶解して得た鋳
塊についてＡｌ．２〜１８合金は実施例１と同じ工程で
処理すると共にＡｌ９については熱間加工、水中投入に
よる溶体化処理並びに時効処理を施すことなく ４．５
０ ｔＺ’での軟化処理と最終圧下率４０％の冷間圧延
で仕上げて試験に供した。
塊についてＡｌ．２〜１８合金は実施例１と同じ工程で
処理すると共にＡｌ９については熱間加工、水中投入に
よる溶体化処理並びに時効処理を施すことなく ４．５
０ ｔＺ’での軟化処理と最終圧下率４０％の冷間圧延
で仕上げて試験に供した。
この場合、測定して得られた硬度、導電率及び加工性は
第３表に示す如き結果であった。
第３表に示す如き結果であった。
第 ３ 表
比較例２
第４表に示す如き組成の合金５ ｋｇを溶解して得た鋳
塊について４２０〜２２合金は実施例２と同じ工程で処
理すると共に、Ａ２３については熱間加工、水中投入に
よる溶体化処理並びに時効処理を施工ことなく ４５０
０での軟化処理と最終圧下率４０％の冷間圧延で仕上げ
て試験に供した。
塊について４２０〜２２合金は実施例２と同じ工程で処
理すると共に、Ａ２３については熱間加工、水中投入に
よる溶体化処理並びに時効処理を施工ことなく ４５０
０での軟化処理と最終圧下率４０％の冷間圧延で仕上げ
て試験に供した。
この場合、測定して得られた機械的性質は第４表に示す
如き結果であった。
如き結果であった。
第 ４ 表
第１表と第３表、第２表と第４表を比較丁れば明らかな
ように、本発明による合金は良好な導電性を保ちつつ高
強度を保持すると共に加工性もほぼ劣らない合金を提供
できる。
ように、本発明による合金は良好な導電性を保ちつつ高
強度を保持すると共に加工性もほぼ劣らない合金を提供
できる。
本発明合金を電気・電子関連部品用の素材として利用す
るときには、高強度、高導電性、高加工性を兼ね備えた
合金を労働環境の汚染も生ぜずに安定して供給出来るこ
とになり、産業の発展上寄与するところ大なるものがあ
る。
るときには、高強度、高導電性、高加工性を兼ね備えた
合金を労働環境の汚染も生ぜずに安定して供給出来るこ
とになり、産業の発展上寄与するところ大なるものがあ
る。
Claims (2)
- （１）重量％で、Ｎｉ５〜１５％、Ｓｉ０．１〜１．０
％、Ａｌ０．１〜３．０％、残部Ｃｕ及び不可避不純物
からなることを特徴とする高強度銅合金。 - （２）重量％で、Ｎｉ５〜１５％、Ｓｉ０．１〜１．０
％、Ａｌ０．１〜３．０％、Ｓｎ０．０１〜３．０％、
残部Ｃｕ及び不可避不純物からなることを特徴とする高
強度銅合金。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284187A JPS63210247A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 高強度銅合金 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284187A JPS63210247A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 高強度銅合金 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63210247A true JPS63210247A (ja) | 1988-08-31 |
Family
ID=12647214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4284187A Pending JPS63210247A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 高強度銅合金 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63210247A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5743165B2 (ja) * | 2010-12-13 | 2015-07-01 | 株式会社 東北テクノアーチ | 銅合金及び銅合金の製造方法 |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4284187A patent/JPS63210247A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5743165B2 (ja) * | 2010-12-13 | 2015-07-01 | 株式会社 東北テクノアーチ | 銅合金及び銅合金の製造方法 |
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