JPS6320965A - 電子黒板装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ロール状に巻かれたシート又は、エンドレス
状のシート類を筆記媒体とし、該筆記媒体に記入された
文字や図形を、光学的手段で読取り、記録する電子黒板
装置に関するものである。

［従来の技術］　　′ 従来の電子黒板装置としては、例えば第３図の機能ブロ
ック図に示すようなものがある。この電子黒板装置は、
文字や図形を直接記入する巻とり方式又は、エンドレス
方式の筆記媒体１と、筆記媒体１”に記入された文字や
図形を光学的手段を用いて読取り、情報信号に変換する
読取部６と、読取部６で変換された情報信号を少なくと
も筆記媒体１の一画面分記憶できる記憶部７と、記憶さ
れた情報信号をもとに筆記媒体１に記入された文字や図
形を所定の用紙に記録するプリンタ部８と、筆記媒体１
の移動及び読取部、記憶部、プリンタ部の制御をする制
御部５から構成されている。

そして、筆記媒体１に記入された文字や図形を読取ると
き筆記媒体１を一方向に一定速度で移動させ、読取部６
は筆記媒体ｌの移動方向と直交する方向、すなわち筆記
媒体１の幅を１ラインとし、１ラインを同時に一定時間
毎に読取っていくようにしていた。

［解決すべき問題点］ 上述した従来の電子黒板装置では、筆記媒体１に記入さ
れた文字や図形を読取るとき筆記媒体１を一方向に一定
速度で移動させ、読取部６は筆記媒体１の移動方向と直
交する方向、すなわち筆記媒体１の幅を１ラインとし、
１ラインを同時に一定時間毎に読取っていくため、読取
部６の読取範囲は筆記媒体１の筆記面の幅と筆記媒体１
の移動距離で囲まれた範囲となる。筆記媒体１の移動距
離は、その筆記面１両分を一単位としているため、−回
の読取り操作で読取部６は、筆記面に文字や図形がある
なしにかかわらず、筆記面一面を全て読取る。従って真
に必要な部分以外に、不要な部分も読取るという欠点が
ある。

−回の操作の筆記媒体１の読取り量はその筆記面一面分
を一単位としているが、筆記面の途中から読取りを開始
し、途中で終了させることができるが読取りを途中から
開始し、途中で終了させる場合、筆記面のどこまで読取
りが行なわ４たのか常に注意して、終了の操作を行なわ
なければならないという煩わしさがあると同時に、読取
部６が電子黒板装置の内部にあるため読取りを終了させ
たい位置がわかりすらいという欠点がある。

［問題点の解決手段コ 本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたもので
、一画面の記録操作で、真に必要な範囲を正確に記録で
き、しかも読取り時間の短縮ができる上に、操作も困難
なくなし得る電子黒板装置を提供せんとするものである
。

そのために、本発明は、文字や図形を記入するロール状
又は、エンドレス状のシート類の筆記媒体と、筆記媒体
に記入された文字や図形を光学的手段を用いて読取り、
情報信号に変換する読取部と、該読取部で変換された情
報信号を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された情報
信号に基づいて所定の用紙に筆記媒体に記入された文字
や図形を記録するプリンタ部と、筆記媒体の駆動及び読
取部、記憶部、プリンタ部の制御をする制御部とを備え
る電子黒板装置において、筆記媒体の筆記面における文
字や図形の読取り範囲を設定するＸ座標指示部及びＹ座
標指示部と、該Ｘ座標指示部及びＹ座標指示部にて設定
された座標を検出する座標検出部とを有することを特徴
とする電子黒板装置を提供するものである。

［実施例コ 次に本発明の実施例について説明する。

第１図は、本発明の一実施例である電子黒板装置の機能
ブロック図である。図中１が筆記媒体、５か；し制御部
、６が読取部、７が記憶部、８がプリンタ部で、従来同
様の構成となっている。そして、これらのほかに筆記媒
体１の筆記面付近に例えば筆記面の外枠のＸ軸方向に、
Ｘ座標指示部３と、Ｙ軸方向に、Ｙ座標指示部２を有し
ている。

該Ｘ座標指示部３とＹ座標指示部２の構成は、細長い抵
抗体と、各抵抗体の上を自由にスライドできる座標指示
つまみ９の２個から成る。各Ｘ。

Ｙｉ標指示部３．２の抵抗体の両端に一定電圧を与える
と、該座標指示つまみ９では、設定された座標値に対応
した電圧が得られ、これを出力することができる。４は
座標検出部で、この座標検出部４は、へ／Ｄ変換部を有
しており、座標指示つまみ９全４個より出力された電圧
をそれぞれへ／Ｄ変換し、座標値に変換したのちに制御
部５に出力する。制御部５では１、この座標により筆記
面内における真に読取りが必要な範囲を知ることができ
、この座標値に従って読取部６の読取り開始と読取り終
了の制御および筆記媒体１の移動の制御を行なうことが
できる。

例えば、第２図に示すようにＸ座標指示部３が有してい
る２個のＸ座標指示つまみ９ｘ、。

９Ｘ２をそれぞれ９Ｘ、をＸ軸方向の読取り開始、９Ｘ
２をＸ軸方向の読取り終了とし、またＹ座標指示部２が
有している２個のＹ座標指示つまみ９Ｙ、、９Ｙ２をそ
れぞれ９Ｙ、をＹ軸方向の読取り開始、９Ｙ２をＹ軸方
向の読取り終了とすると、Ｘ座標指示部３、Ｙ座標指示
部２は各座標指示つまみ９ＸＩ　、９Ｘ２，９Ｙ、、９
Ｙ２　”？’段設定れた座標値に対応した電圧を座標検
出部４に出力する。座標検出部４では各Ｘ、Ｙ座標指示
部３．２が出力した電圧をＡ／Ｄ変換し座標値として制
御部５に出力する。制御部５はこの座標値に従って読取
部６の制御、筆記媒体１の移動の制御を行なうことによ
り第２図の斜線部分で示す真に読取りの必要な範囲のみ
を読取ることが可能となるものである。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明は、文字や図形を記入する
ロール状又は、エンドレス状のシート類の筆記媒体左、
筆記媒体に記入された文字や図形を光学的手段を用いて
読取り、情報信号に変換する読取部と、該読取部で変換
された情報信号を記憶する記憶部と、該記憶部に記憶さ
れた情報信号に基づいて所定の用紙に筆記媒体に記入さ
れた文字や図形を記録するプリンタ部と、筆記媒体の駆
動及び読取部、記憶部、プリンタ部の制御をする制御部
とを備える電子黒板装置において、筆記媒体の筆記面に
おける文字や図形の読取り範囲を設定するＸ座標指示部
及びＹ座標指示部と、該Ｘ座標指示部及びＹ座標指示部
にて設定された座標を検出する座標検出部とを有するこ
とを特徴とする電子黒板装置としたため、筆記面上のコ
ピーを行なう範囲をＸ座標指示部、Ｙ座標指示部にて設
定することにより、従来の一画面の記録操作で真に必要
な範囲を正確に記録することが可能となる。

また、筆記面において読取りを行なわない範囲では、筆
記媒体の移動速度を速くし、読取範囲では通常の読取り
速度にすることが可能なため一面としての読取り時間の
短縮が可能となる。

読取部にて読取られた文字や図形のデータは、記憶部に
逐次記憶されるため筆記面の必要な部分を指示し読取り
、記憶部に記憶することを繰返し行なった後に一括して
プリンタ部で記録することにより筆記面の必要な部分を
編集し記録することができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電子黒板装置のブロッ
ク図、 第２図は第１図の電子黒板装置の読取り範囲例を示す説
明図、 そして、第３図は従来の電子黒板装置のブロック図であ
る。 １：筆記媒体　　　　２：Ｙ座標指示部３：Ｘ座標指示
部　　４：座標検出部 ５：制御部　　　　　６：読取部 ７：記憶部　　　　　８：プリンタ部 ９：座標指示つまみ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字や図形を記入するロール状又は、エンドレス状のシ
   ート類の筆記媒体と、筆記媒体に記入された文字や図形
   を光学的手段を用いて読取り、情報信号に変換する読取
   部と、該読取部で変換された情報信号を記憶する記憶部
   と、該記憶部に記憶された情報信号に基づいて所定の用
   紙に筆記媒体に記入された文字や図形を記録するプリン
   タ部と、筆記媒体の駆動及び読取部、記憶部、プリンタ
   部の制御をする制御部とを備える電子黒板装置において
   、筆記媒体の筆記面における文字や図形の読取り範囲を
   設定するＸ座標指示部及びＹ座標指示部と、該Ｘ座標指
   示部及びＹ座標指示部にて設定された座標を検出する座
   標検出部とを有することを特徴とする電子黒板装置。