JPS63209657A - 歯科用器具の消毒殺菌装置 - Google Patents

歯科用器具の消毒殺菌装置

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JPS63209657A
JPS63209657A JP62044886A JP4488687A JPS63209657A JP S63209657 A JPS63209657 A JP S63209657A JP 62044886 A JP62044886 A JP 62044886A JP 4488687 A JP4488687 A JP 4488687A JP S63209657 A JPS63209657 A JP S63209657A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は歯科医が使用する歯科用器具、例えば、歯科
用ハンドドリルユニットのハンドピース、或はその他の
治療器具等の使用後の汚れた部分を、オゾンガスで局部
的に消毒殺菌する装置に関するものである。
従来の技術 前記歯科用ユニットのハンドピースは、その頭部に、小
さなドリルを着脱自在に取付けるためのチャック、及び
これを高速回転するための空気タービン装置、或はドリ
ルの先端を冷却するための装置等、精密な機械部分から
なっているため、精度上これを高温に加熱して殺菌する
と、各部に歪が生ずるので、それを行うことが困難であ
る。
又、この頭部をオゾンガスで殺菌することも考えられる
が、この場合はオゾンガスの発生装置、即ちオゾナイザ
及びその電源が必要であり。
これらが従来のものは何れも大塵であり、据付面積の都
合上、現在実用されている歯科用ユニットにそれを併設
することは実際上無理である。
発明が解決しようとする問題点 治療後における前述のハンドピースの汚れた部分を、次
の患者の治療前に消毒することは前述の理由で、実際上
極めて困難であり、このため前の患者の口内菌や口内ビ
ールス等が後の患者に、とのハンドピースを介して入り
込むおそれがある。
本発明の目的は歯科医がその治療中、歯科用ハンドドリ
ルユニットのハンドピース、或はその他の歯科用器具を
オゾンガスで局部的に殺菌消毒する装置を得ることであ
る。
他の目的は歯科医が治療中、m*<71ンドピース等を
、その消毒殺菌装置に出し入れできるようにすることで
ある。
又、他の目的は殺菌消毒中にオゾンガスが外気にもれな
いようにすることである。
問題点を解決するための手段 この発明は殺菌室にハンドピース等の歯科用器具の出入
口を形成すると共に、オゾナイザの出口を連通せる歯科
用器具の殺菌消毒装置において、該殺菌室にオゾンキク
を連通し、又前記出入口に歯科用器具締付孔を有するシ
ャッタを開閉自在に設け、該オゾナイザを、ファインセ
ラミック誘電体を介して百状誘導電極と、線状コロナ放
電極とを対設し、該両電極間に高周波高圧電源を接続し
、線状電極側にオゾン発生区域を形成し、更に必要に応
じ【面状電極側に冷却装置を設けたものである。
作用 歯科用器具1例えば、歯科用ドリルユニットのハンドピ
ースの把柄部を握って、その@部を殺菌室内に挿入して
おき、その状態でシャッタを閉じ、シャッタの締付孔の
部分でハンドピースの中程をその全周から締付けて挟み
込み、これによって殺菌室を外気に対して密閉し、オゾ
ナイザで発生したオゾンガスを殺菌室内に供給して、ハ
ンドピースの頭部を消毒殺菌した後。
オゾナイザ出口からの供給を停止し、殺菌室内のオゾン
ガスをそこからオゾン除去部(以下オゾンキ2と呼ぶ)
に排出し、とへで加熱によるオゾンガスの破壊、又は触
媒によるオゾンガスの分解あるいは吸着剤によるオゾン
ガスの吸着等によつ【オゾンガスを完全に除去した上で
これをオゾンモニタで確認し、外気中に放出するもので
ある。
その後シャッタを開き、ハンドピースの把柄を握ってそ
れを殺菌室内から外に取り出し1次の治療を開始するも
のである。
又、前述のオゾナイザ出口から供給されるオゾンガスは
、そのオゾナイザの酸素又は空気入口から送り込まれた
ものを、ファインセラミック誘電体を介して配置された
面状誘導電極と線状コロナ放電極、及びそれらの各電極
間に結合された高周波高圧電源によって、線状フロナ放
電極側のオゾン発生区域に生ずる沿面放電に作用させて
発生させるものである。
この際、ファインセラミック誘電体のオゾンガス発生区
域と反対側の面は必要に応じ冷却装置によって空冷、水
冷、電子冷却等任意の方法で冷却され、〜前記オゾンガ
ス化されたガス中のオゾンが、前記沿面放電時の発熱に
よってもとの酸素ガスに戻ることを防止する。この場合
上記冷却効果を助長するため該ファインセラミック誘電
体の冷却側に冷却フィン等を設けてもよいことは云うま
でもない。
実施例 円筒容81の出入口2にシャッタ3を設けて密閉可能な
殺菌室を形成する。シャッタ3は一対の半円形摺動板3
a、3bを互に突ぎ合せて設け、その突き合せ部に夫々
ハンドピース5の外経と適合する形状の締付孔6を形成
すると共和ゴム等の弾性バッキング7a、7bを設け、
ハンドピース5の把柄5aを気密に締付可能にしである
又、各摺動板3a、3bは連杆8a、8b  を介して
駆動シリンダ9B、9b内のピストン10a。
10bK結合されている。該駆動シリンダ9a、 9b
内に図示されていない管から圧力流体を送入。
或は排出されて、各摺動板3a、3bを、?2図の実線
の位置、或は鎖線の位置に摺動し、殺菌室4の出入口2
を開閉する。
この場合上記シャッタは適当な照付なる構造のものを用
いてもよく1例えば多数の摺動片を円環状に配置して開
閉するカメラの絞り機構よりなるものを用いてもよいこ
とは云うまでもない。
殺菌室4にはオゾンガス供給口11及びオゾンガス排出
口認を設け、そのオゾンガス供給口11から殺菌室4内
に供給されたオゾンガスは殺菌室4内のハンドピース5
の頭部5b及びドリル5Cに付着したものを消毒殺菌し
、その後殺菌室4円から排出される。
又、オゾンガス供給口11はオゾナイザ15の出口15
aとガスパイプで連通されており、こ−で発生したオゾ
ンガスは水中に泡状に放出する加湿風等の適当な加湿器
16で加湿された後、殺菌室4内に供給され、殺菌効果
を増大する。
オゾナイザbの入口15bを循環ポンプ17を介して殺
菌室4に連通すると共に、空気供給パルプ14を介して
順次SO2やアンモニア等を吸着除去するための活性炭
槽18.モレキュ2−シープ又はシリカゲル等より成る
除湿器191g&引ボング田ポン続し、*glボンポン
OKI&σIされた空気4を順次除湿及びSO□アンモ
ニア除去ののちオゾナイザ15に供給し、オゾナイザ1
5で高濃度のオゾンを発生する。この場合空気の代りに
ボンベ容器に収めた純酸素、あるいは適当な酸素富化装
置で空気中の酸素濃度を上げたガスを用いてもよいこと
は云うまでもない。
オゾナイザ正は、矛3図に示す■く1円筒型の高純度ア
ルイナ磁器等より成るファインセラミック誘電体nの肉
厚内に面状誘導電極乙を埋設し、その内側に線状コロナ
放電極スを長平方向に複数本並行に設け、これらの両電
極田、24を高周波高圧電源δに接続し、該誘電体nの
内面に沿面放電を発生し、とへに前記入口15bから送
り込まれた空気又は酸素4をオゾンガス化するものであ
り、この部分をオゾンガス発生区域とする。
この際、沿面放電によって生ずる熱を、ファイン上2ζ
ツク誘電体乙の外側に形成された。
冷却フィン3及び冷却ファンIかもなる冷却装置によっ
て冷却し、前記オゾンガスの発虫効亭を高めると共!/
C1一旦発生したオゾンガスが熱分解によって酸素に戻
ることを防止している。
この場合該円筒掴ファインセクtツク誘電体nの外側に
水冷用ジャケットを用いて水冷にもよく、またそのar
t体乙の外側に電子冷却用エレメントを設けて冷却して
もよいことは云うまでもない。
一方殺菌M4に設けられた排出口12に順次排出パルプ
13.オゾンキー)28.オゾンモニタ29%及び排出
ポング加を接続し、排出パルプ13を開いたとき、殺菌
M4内のオゾンガスはオゾンキラ邸内で酸素に分解し、
オゾン濃度が所定の価、例えば0.01ppm以下にな
り安全な状態になったことを、オゾンモニタ四で確認し
てから外気に排出する。
矛5図に示す実施例は前述のシャッタ3の摺動板3a、
3bに、他の摺動板ac、actを重ねて設け、出入口
2の密閉度を増加すると共に、各摺動板3a、3bと他
の摺動板3C,3dの間に密閉空間31を形成し、こ工
に通ずる空気管32a。
32bを設け、空気を出入して、殺菌室4の出入口2か
も密閉空間31内に満−洩れたオゾンガスを大気4に洩
れたようにする。その余の構造及び機能は夫々前述実施
例と同様である。
この場合該空気1F32a1.32bの双方から空気を
外部に向け”Cglk引することによりオゾンガスの大
気中への洩れを訪いでもよいことは云うまでもない。
、?6図に示す実施例は前述のシャッタ3を環状の耐オ
ゾン性合成ゴム袋おで形成し、その外周縁あを殺菌室4
の出入口2に配設し、−内周総語でハンドピース5の把
柄5aを締付けるための締付孔あを形成し、上記ゴム袋
羽内に流体パイプ37を連通し、こ〜から圧力流体(圧
湖空気。
圧力液体等)を給排させることによって、前記出入口2
を開閉して、ハンドピース5を出入させると共に、その
把柄5aの周囲を気密に@付けるものである。
その余の構造及び機能は矛1図乃至矛4図の実施例と同
様である。
効果 この発明は上述の通りであるから、歯科用へンドドリル
エニットのハンドピース等の歯科用器具を治療の際、殺
菌室内に単に入れてお(ことKよって高濃度のオゾンガ
スで短時間に殺菌消毒することができる。従って、加熱
によって行う場合と比較して、m密構造の)ハンドピー
スの頭部でも、それを傷めることがない。
そのため、殺菌消毒を治療中でも確実に行うことができ
、患者の口内菌ないし口内ビールスを他の患者に5りす
ことがない。
又、ハンドピースの把柄を外Kjl出したま工にし【、
その汚れた部分のみを局部的に殺菌消毒することができ
るので、極めて容易且つ短時間で殺菌操作を行うことが
でき、治療行為がし易くなる。
更に濃度の高いオゾンガスによつ【殺菌消毒を確実和し
、且つ使用中のオゾンの外気への洩れや、使用済のオゾ
ンによる危険を防止することがで・き、その安全性が大
である。
【図面の簡単な説明】
才1図は本発明の歯科用ハンドドリルユニツートのハン
ドピースの消毒殺菌装置の部分的縦断面図1才2図は才
1図のI−H線部の断面図。 、?3図は才1図の一部分の拡大断面図、2P4図は矛
3図のl’1r−W線部の断面図、矛5図は才1図の一
部分の他の実施例の縦断面図、矛6図は才5図の部分の
更に他の実施例の縦断面図である。 2・・・出入口 3・・・シャッタ 4・・・殺菌室 5…ハンPピース 6・・・締付孔 11・・・オゾンガス供給口 臆・・・オ・シンガス排出口 15・・・オゾナイザ 15a・・・出口 15b・・・入口 16・・・加湿器 ム・・・空気 n・・・ファインセラきツク訪電体 n・・・面状誘4電極 ス・・・線状コロナ放電極 6・・・高周波高圧電源 5・・・冷部フィン 四・・・オゾンキラ 四・・・オゾンモニタ 萄・・・排出ポンプ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 オゾナイザの出口と連通せる殺菌室に歯科用器具の
    出入口を形成した歯科用器具の殺菌装置に於いて、該殺
    菌室にオゾンキラを連通し、該出入口に歯科用器具の締
    付孔を有するシャッタを設け、又該オゾナイザを、線状
    コロナ放電極と互に対向する面状誘導電極との間に介在
    せるフアインセラミツク誘電体層と、該両電極間に設け
    られた高周波高圧電源と、該フアインセラミツク誘電体
    層の該線状コロナ放電極を有する側に設けられた沿面放
    電発生区域とで形成したことを特徴とする歯科用器具の
    消毒殺菌装置。 2 該フアインセラミツク誘電体層の該面状誘導電極の
    側の面を冷却するための冷却手段を設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲1項に記載の歯科用器具の消毒殺菌
    装置。 3 該フアンセラミツク誘電体層が、円筒状であること
    を特徴とする特許請求の範囲1又は2のいずれか1項に
    記載の歯科用器具の消毒殺菌装置。 4 該、円筒状フアインセラミツク誘電体層の内側が該
    沿面放電発生域であることを特徴とする特許請求の範囲
    3項に記載の歯科用器具の消毒殺菌装置。 5 オゾンキラが、その下流にオゾンガスのモニタを接
    続されていることを特徴とする特許請求の範囲1より4
    までのいづれか1項に記載の歯科用器具の消毒殺菌装置
    。 6 歯科用器具の締付孔が、歯科用ハンドドリルユニッ
    トのハンドピースの把柄に適合する形状であることを特
    徴とする特許請求の範囲1より4までのいづれか1項記
    載の消毒殺菌装置。 7 歯科用器具の締付孔を有するシャッタが密閉空間を
    距てゝ二重に設けられ、該密閉空間に空気管が連通され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲1より4までの
    いづれか1項記載の歯科用器具の消毒殺菌装置。 8 歯科用器具のシャッタが環状ゴム袋で形成され、こ
    れに流体パイプが連通されていることを特徴とする特許
    請求の範囲1より4までのいづれか1項記載の歯科用器
    具の消毒殺菌装置。 9 オゾナイザの入口が循環ポンプを介して順次活性炭
    、除湿器、及び吸引ポンプと接続されていることを特徴
    とする特許請求の範囲1より4までのいづれか1項記載
    の歯科用器具の消毒殺菌装置。 10 オゾナイザーの出口と殺菌室のオゾンガス供給口
    の連通部が、そこに介入して加湿器を設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1から4までのいづれか
    1項に記載の歯科用器具消毒殺菌装置。
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