JP2609110B2 - オゾンガスによる消毒殺菌装置 - Google Patents

オゾンガスによる消毒殺菌装置

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JP2609110B2
JP2609110B2 JP62166426A JP16642687A JP2609110B2 JP 2609110 B2 JP2609110 B2 JP 2609110B2 JP 62166426 A JP62166426 A JP 62166426A JP 16642687 A JP16642687 A JP 16642687A JP 2609110 B2 JP2609110 B2 JP 2609110B2
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閃一 増田
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増田 佳子
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は医療用器具、例えば歯科医が患者の治療に
使用するハンドピース、ピンセット、及び歯型採取印象
などをオゾンガスによって消毒殺菌する装置に関する物
である。
従来の技術 従来、この種の物の殺菌装置は一般に高温加熱によっ
て行われているが、歯科医用ハンドピースは小さなドリ
ルを着脱するためのチャック、これを高速回転するため
の空気タービン、或はドリルの先端を冷却するための装
置等の精密な機械部分からなっているので、高温加熱の
歪みによって精度を害する虞がある。又歯型を採取する
際に用いる粘土状の印象を熱によって変形したり、ある
いは材質を傷める虞がある。
そのため、消毒殺菌を充分行うことが出来ず、衛生上
重大な問題を引き起こすことが考えられる。この問題を
回避するため高濃度のオゾンガスを用いることも考えら
れるが、消毒済みオゾンガスが外気中に漏れた場合の人
体に及ぼす悪影響を考えると、そのオゾンガスの濃度を
それ程高くすることも出来ず、消毒殺菌の確実性向上に
も自ずから限度がある。
発明が解決しようとする問題点 この発明は高温加熱及び高濃度オゾンガスで消毒殺菌
を行う場合における上述のような問題点を解決するため
のものであり、その目的は消毒される物の高温加熱によ
る損傷、及び高濃度オゾンガスによる人体に対する悪影
響を防止することである。
他の目的は消毒殺菌作用を効果的にすると共にオゾン
ガスの無駄を無くすことである。
又他の目的はオゾナイザのガス発生効率を向上してそ
れを小型化することである。
問題点を解決するための手段 此の発明はオゾナイザを内蔵した扉付き殺菌室のオゾ
ンガス出口と、オゾンガス入り口との間に出口弁、オゾ
ンキラ、オゾンモニタ、循環ポンプ、及び入り口弁を接
続したオゾンガスによる消毒殺菌装置である。
作用 扉付き殺菌室内に各種の医療用器具、例えば歯科用各
種器具、或は歯型の被消毒物を入れて扉を閉じ、殺菌室
内にオゾンガスを満たして前記被消毒物を消毒殺菌し、
それが終了した後殺菌室の出口弁と入り口弁を開放し、
循環ポンプを駆動することによって殺菌室内のオゾンガ
スをオゾンキラ、オゾンモニタ、循環ポンプを経て殺菌
室のオゾンガス入り口に送り込むものである。この間に
オゾンキラでオゾンガスの加熱又は触媒による分解或は
吸着によってオゾンガスを除去し、次のオゾンモニタで
オゾン量を検出すると共に、殺菌室内においてはオゾン
キラ下流の濃度のひくいオゾンガスで濃度の高いオゾン
ガスを掃除作用によって置換し、漸次その濃度を低下す
る。その濃度が低下し人体に危険の無いことをオゾンモ
ニタで確認した後、扉を開いて消毒済みの被消毒物を取
り出して使用するものである。
実施例 扉1を開閉自在に設けた殺菌容器2のオゾンガス出口
3とオゾンガス入り口9の間に、順次出口弁4、オゾン
キラ5、オゾンモニタ6、循環ポンプ7、入り口弁8を
直列的に接続してオゾンガスの循環回路を形成し、殺菌
室内におけるオゾンガスによる消毒殺菌が終了した後、
出口弁4及び入り口弁8を開き、循環ポンプ7を駆動し
て殺菌室内のオゾンガスをオゾンキラ6に供給し、ここ
でオゾンガスを加熱又は吸着等によってその濃度を低下
し、オゾンモニタ6に送ってその濃度を検知し、殺菌室
2のオゾンガス入り口9から殺菌室2内に送り込むもの
である。この濃度の低下したオゾンガスで殺菌室2内の
濃度の高いオゾンガスを掃除して、それをオゾンキラ5
に送り込むものである。この動作を繰り返して継続する
ことにより、殺菌室2内のオゾンガスの濃度を漸減し、
この濃度が人体に害を与えない程度に減少した時、これ
をオゾンモニタ6で確認し、殺菌室2の扉1を開いてそ
の中の皿10を引き出し、更に被消毒物11を取り出して使
用するものである。
この場合オゾンモニタ6はオゾンキラ5の上流側、例
えばオゾンキラ5と出口弁4の間に設けても良い。又第
6図に示すごとくオゾンモニタ6を枝管3a及び切り換え
弁4aを介して入り口弁4とオゾンキラ5に並列に設け、
まず最初は入口弁4のみを開いて切り換え弁4aを閉じ、
循環ポンプ7を働かせて殺菌室2内のオゾン濃度を下
げ、これが充分下がった頃に入口弁4を閉じて切り換え
弁4aを開き、オゾンの残留濃度を計る様にしてもよい。
又該殺菌室2に加湿器12と加湿ポンプ13を接続して循
環回路を形成し、その殺菌室2と加湿器12との間、及び
殺菌室2と加湿ポンプとの間にそれぞれ加湿弁13、14を
設ける。
それらの各弁13、14を開き加湿ポンプ13を駆動して、
殺菌室2内のオゾンガスに湿気を与え、オゾンガスによ
る消毒作用を活発にするものである。
更に殺菌室2の内壁面にオゾナイザ15を設ける。この
オゾナイザ15は第4図、第5図に示すごとく、フアイン
セラミックで形成された面状誘電体16内に面状誘導電極
17を埋設し、その面状誘電体16の表面に線状コロナ放電
極18を設け。それら両電極17、18の間に高周波高圧電源
19を接続したものであり、両電極17、18に高周波高電圧
を印加し、線状コロナ放電極側における面状誘電体16の
表面に、縁面放電20を発生させ、それによって殺菌室2
内に予め供給されている純酸素ガス或は空気中の酸素を
オゾンガス化するものである。
以上はオゾナイザ15を殺菌室2内に設けた場合につい
て述べたが、そこに設ける代わりに第1図の鎖線で示す
ごとく別のオゾナイザ15aを殺菌室2の外部に設けて、
そこで発生したオゾンガスを殺菌室2内に供給しても差
し付かえない。このオゾナイザ15aには酸素ボンベを接
続して純酸素をオゾナイザ15aに送り込んだり、あるい
は濾過槽21、及び空気吸入ポンプ17を接続して外気をオ
ゾナイザ15aに送り込むものである。なお23はオゾンガ
スの循環ポンプである。
効果 この発明は上述の通りであるから殺菌室2内で消毒の
済んだオゾンガスを外気中に排出する事が無いので、人
体に対し全く危険がなく安全である。又オゾンモニタで
オゾンガス濃度が充分低下したことを確認した後扉を開
いて、消毒済みの器具を取り出すことが出来るので、そ
の際殺菌室内からもオゾンガスが外気中に流れでて人体
に傷害を与える虞がない。更に上述の構造のオゾナイザ
を殺菌室内に設けたので、オゾンガスの発生効率が極め
てよく、消毒殺菌が良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の斜面図、第2図は第1図の横断
面図、第3図は第1図の横断面図、第4図は第1図の一
部分の拡大正面図、第5図は第4図のV−V線部の断面
図、第6図は本発明の他の実施例の縦断面図である。 1……扉 2……殺菌室 4……出口弁 5……オゾンキラ 6……オゾンモニタ 7……循環ポンプ 8……入り口弁

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】殺菌室とオゾンキラとオゾンモニタと循環
    ポンプとをオゾンガスパイプで結合してオゾンガスの循
    環回路を形成することを特徴とするオゾンガスによる消
    毒殺菌装置
  2. 【請求項2】殺菌室とオゾンキラとの間、及び循環ポン
    プと殺菌室との間がそれぞれ出口弁及び入り口弁を介し
    て結合されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のオゾンガスによる消毒殺菌装置
  3. 【請求項3】殺菌室とオゾンキラとオゾンモニタと循環
    ポンプが直列に接続されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のオゾンガスによる消毒殺菌装置
  4. 【請求項4】オゾンキラとオゾンモニタが切り換え弁を
    介して並列に接続され、この並列接続体が殺菌室と循環
    ポンプに直列に接続されている事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のオゾンガスによる消毒殺菌装置
  5. 【請求項5】殺菌室内にオゾナイザが内蔵されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のオゾンガス
    による消毒殺菌装置
  6. 【請求項6】オゾナイザが誘電体内に埋設された面状誘
    導電極と、その誘電体の表面に設けられた線状コロナ放
    電極と、それらの間に結合された高周波高圧電源とから
    なることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のオゾ
    ンガスによる消毒殺菌装置
  7. 【請求項7】殺菌室がその外部に設けられたオゾナイザ
    と循環可能に接続されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のオゾンガスによる消毒殺菌装置
  8. 【請求項8】殺菌室がその外部に設けられた加湿器と循
    環可能に接続されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のオゾンガスによる消毒殺菌装置
JP62166426A 1986-02-24 1987-07-03 オゾンガスによる消毒殺菌装置 Expired - Lifetime JP2609110B2 (ja)

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FR8802428A FR2611343A1 (fr) 1987-02-27 1988-02-25 Methode de sterilisation des objets a steriliser et appareil de sterilisation
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