JPS63208880A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPS63208880A
JPS63208880A JP4384087A JP4384087A JPS63208880A JP S63208880 A JPS63208880 A JP S63208880A JP 4384087 A JP4384087 A JP 4384087A JP 4384087 A JP4384087 A JP 4384087A JP S63208880 A JPS63208880 A JP S63208880A
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roller
photoreceptor
charging
charged
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JP4384087A
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Koji Yamazaki
晃司 山崎
Shigenori Ueda
重教 植田
Toshiyuki Ebara
俊幸 江原
Norifumi Koitabashi
規文 小板橋
Junji Araya
荒矢 順治
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電装置に関する。
更に詳しくは、被帯電体面に電圧を印加した導電性部材
を接触させて被帯電体面を帯電(除電も含む)する接触
式(又は直接式)の帯電装置に関する。
〔従来の技術〕
説明の便宜上、電子写真装置における感光体の帯電処理
を例にして説明する。
電子写真プロセスは周知のように感光体面を所定の電位
に均一帯電処理する行程を含んでいる。
例えば露光等によるPPI像形成に先立って行う感光体
面の均−帯電処理等である。その帯電手段としては現在
実用化されている電子写真装置の殆どが金めつきタング
ステン線などのワイヤ電極とシールド板を主構成部材と
するコロナ放電器を利用している。即ち該コロナ放電器
のワイヤ電極に高電圧を印加することにより発生するコ
ロナを被帯電体たる感光体面に作用させて感光体面を所
望の表面電位に帯電させるものである。
コロナ放電器を用いた帯電処理は均一帯電性がよいけれ
ども、以下のような問題点を有している。
l)高電圧印加 感光体に例えば500〜700vの表面電位を得るため
にDC4〜8KVといった高電圧をワイヤ電極に印加す
る必要がある。シールド板や本体へのリークを防止すべ
くワイヤ電極とシールド板の距離を大きく維持する(5
〜81諺以上)等の処置をすると放電器自体が大型化す
るし、高絶縁被覆ケーブルの使用等が不可欠となる。
2)電力効率が悪い ワイヤ電極からの放電電流の大半はシールド板へ流れ、
被帯電体たる感光体側へ流れるコロナ電流は総数電電流
の例えば5〜30%程度のものにすぎず、電力効率が悪
い。
3)ワイヤ汚れ 放電効率をあげるために曲率の大きいワイヤ電極(一般
的には60〜1100pの直径のものが用いられる)が
使用されるが、ワイヤ表面に一形成される高電界によっ
て装置内の例えばトナー粒子・紙1118片・コロナ放
電生成物等の微小な塵埃を集塵してワイヤ表面が汚れる
。ワイヤ汚れは放電にむらを生じ易く、それが画像むら
働画像自抜けΦ黒スジ等を生じさせる。従ってかなり頻
繁にワイヤや放電器内を清掃処置する必要がある。
4)コロナ放電生成物の発生 コロナ放電に伴ないかなり多量のオゾンの発生をみる。
オゾンは空気中の窒素を酸化して窒素酸化物(Noり等
を生成する。更には生成窒素酸化物は空気中の水分と反
応して硝酸などを生じさせる。このようなオゾン及びそ
の副次的生成物である窒素酸化物・硝酸等゛のコロナ放
電生成物は感光体面や周辺の機器面に付着或は作用して
感光体面の変質・劣化、機器の酸化等を生じさせる。感
光体面へのコロナ放電生成物の付着は感光体面を低抵抗
化して電荷保持能を低下させ画像ボケを生じさせる結果
となる。又コロナ放電器のシールド板内面に付着したコ
ロナ放電生成物は電子写真装置の稼動中のみならず夜間
等の休止中に揮発遊離していき、それが該放電器の放電
開口に対応している感光体面に付着してその感光体部分
面を低抵抗化させる。そのため装置休止後の装置再稼動
時に最初に出力される1枚目のコピーについて、上記装
置休止中の放電器開口に対応する部分面に画像ボケを生
じることはよく知られている。
使用感光体がアモルファスシリコン感光体(以下A−S
i感光体と略記する)である場合には、特に上記のコロ
ナ放電生成物による問題が大きくなる。即ちA−9i感
光体は他のCd5−樹脂分散系、ZnO−樹脂分散系、
Se−蒸着系、5e−Te蒸着系、opc系等の感光体
に比べて帯電能が低く、そのために該A−Si感光体に
ついてのコロナ放電による帯電処理は上記のような他の
感光体の場合よりも放電(帯電)電流量を大幅に増大さ
せる構成がとられる。
A−9i感光体は特に高速電子写真装置で用いられる場
合が多く、このような場合の放電電流量は2000gA
にものぼるものもある。放電電流量とオゾン発生量は比
例的関係にあることから、感光体がA−9i感光体であ
り、それをコロナ放電で帯電処理する系においては特に
オゾン発生量が多くなり、そのために前記コロナ放電生
成物の発生による問題が特に大きいものとなる。
上記のようなコロナ放電生成物による諸弊害を防1ヒ或
は低減させるべく、発生オゾンの積極的排除ファン手段
、吸収・分解フィルタ手段、ドラムヒータ手段等の機器
を装置に具備させる必要がある。
そこで最近では上記のような問題点の多いコロナ放電器
を利用する代りに、接触(又は直接)帯電方法、即ち被
帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当接させること
により被帯電体面に電荷を直接注入して所望の電位に帯
電処理する手法が研究され種々提案されている。
例えば、感光体面に電圧を印加したブラシを接触させて
帯電する方法(特開昭56−104348号、同57−
67851号)、複数個の電圧印加接触子を接触させる
帯電法(特開昭58−139156号)、オゾン賃低減
と同時に感光体表面を摺擦研磨して積極的に画像ボケを
解消しながら帯電する方法(特開昭58−150975
号)、その他特開昭57−178287号、同56−1
04351、同58−40588号など。
接触帯電法は、被帯電体面に所ψの帯電電位を得るため
に導電性部材に印加する電圧は、帯電能の低いA−Si
感光体の場合においても、コロナ放電器を用いて同様の
帯電電位を得るために該放電器に印加しなければならな
い電圧の数分の1或はそれ以下の低い電位で足り電力効
率がよい(例えば、コロナ放電による帯電では900〜
2000p A /DC・→6〜8Kvを要しティたも
のが5ON150gA10C→0.5〜1.5にVで足
りる)、オゾンの発生が極〈少晴である等の有利性があ
り1問題の多いコロナ放電に代る帯電処理手法として有
望である。
特にA−S i感光体のように高硬度(ビッカース硬度
1000以上)・耐摩耗性等に優れたものに対する帯電
処理手法として適切なものと考えられる。
C発明が解決しようとする問題点〕 しかし接触帯電法の上記のような種々の有利性にも拘ら
ず、該接触帯電法を利用した帯電装置を組込んだ電子写
真装置等の実用機は未だ出現するに至っていない。
その大きな理由としては均一帯電処理の安定性に欠ける
ことが挙げられる。即ちブラシ等の接触子の接触むら、
感光体との抵抗ミスマツチング等によって゛実際上所謂
うろこむら帯電をみやすい。
A−SiM光体の場合は更に所謂球状突起とよばれる感
光体欠陥部分の存在に起因する帯電むらや絶縁破壊トラ
ブルをみやすい。
A−Si感光体の場合、化1ヒ型と単層の高抵抗型とが
ある。阻止型はAn等の基体上に電荷注入阻止層・感光
層φ表面保護層を順に積層したもので。
電荷注入阻止層は電子の注入を、表面保tII唐は正孔
の注入を、それぞれ阻止する役割を担っている。この阻
止型は感光層を純粋にできるため光メモリや光劣化に対
して有効な対策を打つことができる。高抵抗型はA−S
i層を酸素等のドーピングにより高抵抗化し電荷保持性
を具備させたものである。
A−9i感光体は阻止型・高抵抗型の何れも他の感光体
に比べて耐劣化性、耐摩耗性、硬度、耐傷付き性、耐衝
撃性等にきわめて債れている。従って該A−9i感光体
は帯電処理のための導電性部材を圧接させても、感光層
の結晶化等による特性劣化、圧痕、擦過傷、摩耗、導電
性部材の表面材質との化学反応による融着・汚損・変質
等の問題は全くない、感光体に対する導電性部材のメカ
ニカルな当接・当接解除に伴なう繰り返しの衝撃作用に
も強い。
しかじA−Si感光体の場合もその面を実際に接触帯電
したときA−Si感光体に製造上多少なりとも形成され
てしまう微小な所謂球状突起の存在により帯電むらを生
じやすい、球状突起の耐印加電圧(DC)が500〜1
00OV程度であるため該球状突起部分で絶縁破壊を見
やすく、絶縁破壊を生じると1つの破壊点の軸方向全体
力帯電電荷がその破壊点に流れ帯電しなくなる。という
問題点が挙げられる。
A−Si層は一般に、光・熱−RF等をエネルギ源とす
る各種のCVD法によりシランガスを分解して堆積させ
ることにより形成される。そのうち現在は特性的・コス
ト的な観点からRFによるプラズマCVD法によりA−
Si感光体が製造されている。この際、基板上にゴミや
凹凸部分などがあるとその部分を核にして基板上に堆積
形成されるA−S i膜が部分的に異常成長して球状突
起と呼ばれる感光体欠陥部分を発生する。そのような球
状突起の若干の発生は実際上さけられないのが現状であ
る。
本発明は上記に鑑みて研究開発されたもので、被帯電体
面を接触帯電方式で常に安定に均一帯電処理できるよう
にして、例えば電子写真装置について感光体の帯電手段
として問題点の多いコロナ放電器に代えて前述のような
種々のメリットのある接触式帯電装置を具備させた実用
性のあるものを実現することを目的とする。
口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、被帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当
接させて被帯電体面を帯電する接触式帯電?を置であっ
て、導電性部材が導電性ローラであり、該ローラを被帯
電体の母線方向に関して0.5〜2″′の交差角をもっ
て対向させて加圧接触させた、ことを特徴とする帯電装
置を要旨とする。
〔作 用〕
即ち上記のように導電性部材を導電性ローラとし、該ロ
ーラを被帯電体の母線方向に関して0.5〜2″の交差
角をもって対向させて加圧接触させ、該導電性ローラに
電圧を印加して被帯電体面を帯電するようにすると、被
帯電体面全域にわたり高い圧力で均一なニップ幅を確保
することができ、導電性部材たる導電性ローラの被帯電
体面に対する接触むら拳回転むら拳抵抗ミスマツチング
・汚れ等に起因する帯電むらを発せず、実際上被帯電体
面を常に安定に均一帯電処理することができ、被帯電体
がA−3i感光体の場合もそれに存在する球状突起に拘
らず該球状突起に起因する帯電むらや絶縁破壊をみるこ
となく常に安定に均一帯電処理することができ、感光体
を帯電処理して画像形成する装置においては良好な画質
の画像を安定に出力させることができることを見出して
本発明を完成した。
〔実施例〕
第1図は本発明に従う接触式帯電装置を具備させたレー
ザ複写機(LBP)の−例の極〈概略構成を示したもの
である。
lは矢示方向に所定の周速度で回転駆動されるドラム型
感光体であり、本例の場合はA−9i感光体である。l
aは該ドラム型感光体の内周面に設けたドラムヒータを
示す、該感光体はその回転過程で後述するローラ型の接
触式帯電装置2によりその周面に正又は負の所定表面電
位の均一帯電処理を受け1次いで画像露光部3にて不図
示のレーザビーム走査露光手段によるレーザビーム走査
画像露光りを受けることにより、露光画像パターンに対
応した静電潜像が順次に形成される。潜像は現像器4で
トナー現像され、その現像像が不図示の給紙手段部から
搬送部5を介して転写帯電器部6へ同期搬送された転写
材2面に対して順次に転写される。像転写を受けた転写
材Pは分離帯電器7により感光体1面から順次に分離さ
れて搬送部8で不図示の像定着手段部へ導入され、画像
形成物として機外ヘプリントアウトされる。像転写後の
感光体面はクリーニング装置9により清浄化され、次い
で前露光器lOによる全面光照射(除電露光、イレーザ
)を受け、再び帯電装置2による均一帯電を受けて繰返
して像形成に供される。
帯電装置2は本例のものはローラ型で、且つ複写機本機
内に挿脱自在のユニットとして構成しである(以下ロー
ラ帯電装置と記す)、第2図はそのローラ帯電装置ユニ
ットを抜き出してローラ側を上にした状態の斜視図であ
る。21は基板、22・22はその基板裏面の手前端側
と奥端側とに固設した一対の突片、23・23はその各
突片に軸23a・23aを中心に回動自由に設けた一対
のレバー、24・24はその一対の各レバーを夫々軸2
3a・23aを中心に時計方向に常時回動付勢する加圧
スプリング、25は各レバー23・23の加圧スプリン
グ配設側と反対側の腕部間に回転自由に軸受支持させた
、感光体1面に接触して該感光体面を直接帯電する導電
性部材としてのローラ(以下導電ローラと記す)である
0本例の該導電ローラ25は金属芯金としての軸棒25
aと、それに一体に外装したゴム硬度15〜90度(J
ISHs)、電気抵抗値105〜106Ωの導電性ゴム
材層25bとからなる。26は基板21の手前側端部に
設けたユニット挿脱操作用の掴み取手、27は奥側端部
に外方へ突出させて設けた受電コネクタ、28は基部を
基板21に固定し、先端部を前記導電ローラ25の軸棒
25aに常時弾性的に接触させた給電ブラシであり、こ
の給電ブラシ28と前記受電コネクタ27とは電気的に
導通している。
上記のローラ帯電装置ユニット2は、導電ローラ25側
を下向きにした姿勢にして受電コネクタ27側を先にし
て複写機本機側のガイドレール29・29(m1図)間
に基板21の長手両縁部を係合させ、導電ローラ25を
加圧スプリング24・24に抗して感光体1面に摺接し
ないように上方へ逃がした状態にして不図示のストッパ
に受止められるまで本機内に十分に押し込んで装着する
0次いで導電ローラ25を自由状態にする。
このローラ帯電装置ユニット2の装着状態において、受
電コネクタ27は複写機本機側の不図示の給電コネクタ
と電気的に結合状態となり、該給電コネクタ→受電コネ
クタ27→給電ブラシ28→軸棒25aの経路で本機例
の電源から導電ローラ25に対して所定の電圧が印加可
能状態となる。
又導電ローラ25は第3図示のように感光体lに該感光
体の母線方向に関して0.5〜2″の交差角αをもって
対向して加圧スプリング24・24により外装である導
電性ゴム材層25bの外面が感光体1面に対して所定の
加圧力(例えば線圧0.01〜0.2kg/c層)をも
って常時圧接した状態に保たれる。導電ローラ25は感
光体lの回転に伴ない従動回転し、その従動回転過程で
も感光体lの外周面に対して所定の加圧力をもって常時
圧接した状態に保たれ、又給電ブラシ28は軸棒25a
に対して電気的に導通した状態に保たれる。
感光体1に対する導電ローラ25の上記交差角αは感光
体lと導電ローラ25のニップ幅ないし接触圧が感光体
lの母線方向にわたり均一に近づくように、導電ローラ
及び感光体の弾性拳剛性とのファクタより算出して決定
するがおおむね0.5〜2°の間に入る。2°以上の交
差角αをとった場合、有効画像域を例えば300腸層と
したときローラの手前側と奥側で10層層以上の帯電位
置ずれを生じ、暗減衰の大きいA−Si感光体を用いた
場合、露光補正手段をもってしても微細な画像において
補正しきれないおそれがあり好ましくない、0.5゜以
下であると感光体lの母線方向に対する導電ローラのニ
ップ幅確保、均一圧接性、高圧接触性が低下する。
ローラによる接触帯電は感光体lとローラ25との曲率
差による連続の任意のギャップにおいて放電を開始し、
印加電圧により一定のギャップ領域が安定的に放電を維
持するといった特徴がある。ブラシ方式の場合は点接触
の集合になるのに対し、ローラ方式では剛性をもったロ
ーラを感光体に圧接し面接触になるためのギヤー2プ等
の位置出しが安定するとともに先端放電によらないため
耐久性も向上する。
導電ローラ25として導電ゴムローラを用いる事により
より感光体に対する追従性が向上し、曲率差によるギャ
ップも安定する。導電過程においてこのギャップ内で青
白い放電が生じているのが観察されるが1本発明の方法
によればこの放電が安定するとともに、ときおり発生す
る火花放電も減少している事が認められた。
また導電性ゴムローラ25上に絶縁性−成分トナーを付
着させ帯電したところ、その部分の帯電電位が低下し画
像ムラとなったが、ゴムローラを高圧で接触させる事に
よりゴムローラの変形をもたらし、すなわちローラが完
全に絶縁化されな゛くなるため安定した帯電が得られる
様になった。
導電ゴム材質はシリコーンゴムやウレタンゴムなどを利
用できるが、オイルのしみ出しによる帯電むらを防止し
、又耐摩耗性の観点からシリコーンゴムよりはウレタン
ゴムを選択するのが好ましい、ウレタンゴムを用いるこ
とにより、導電ローラ25を感光体1と相対スピード差
を持たせることが容易になり、ローラ25の回転ガタ等
による帯電むらを低減させたり、摺擦により感光体表面
に付着した微量のコロナ生成物をかきとる効果を生ずる
硬度は加圧機構が安定的に設定できる15〜90度、特
に45〜55度のものとするのが好ましいことがわかっ
た。又抵抗値は105〜10’Ωまで高めることにより
絶縁破壊を防止するとともに帯電むらもなく、高品質の
画像を得ることができることがわかった。特にA−Si
感光体の場合において、球状突起と呼ばれるA−Si感
光体特有の異常成長部へのラッシュカレントの保護抵抗
効果が生まれ、また抵抗が高すぎて供給電圧ムラを生ず
る事もなく、低感光体に比べ同じローラ接触帯電でも倍
近く電流の流れるA−Si感光体によってきわめて好適
な接触帯電ローラとなる(キャノン製PC−20用ap
c感光体と、キャノン製NP9030A−Si感光体と
の比較において)。
また、前述球状突起部は正常な感光層に対して電位保持
力が劣る為一般にポチと呼ばれるΦ0.2〜φ1.OW
重の画像欠陥が相当数画像中に存在してしまう、接触帯
電を行う際、定電流給電によるとこの部分に多くの電流
が流れ込んでしまい、接触帯電ローラの電圧が低下し、
帯電に寄与するギヤツブ部放電が不安定となり、ローラ
方向に画像が白抜けしたり黒カブリしたりしてしまう、
これに対し定電圧給電にするとこうした問題を排除し安
定した画像を提供できる。この際の電流量はコロナ放電
の900〜2000 h Aに対しローラ帯電は正常部
で50〜tsogA、球状突起部でも150〜250I
LAであり、オゾン発生量は著しく低減する。一方で発
生期のオゾンにさらされる為オゾン驕に比べ感光体表面
の受けるダメージは大きい問題を有するが、高い圧力で
交差角αを持ち接するローラ25と感光体1とのスラス
ト力により研磨され相殺する効果も引き出している。
また、感光体1に対して接触帯電ローラ25が交差角α
を持つため暗減衰の大きいA−S i感光体を用いる等
においては必要に応じて前露光(除電光)の強度分布(
傾斜)ないし、画像露光の強度分布(傾斜)を設けるこ
とにより補正が可能である。
ローラ帯電装置2による帯電の場合は感光体面に標準的
暗部電位である例えば400vの電位を得るのに、コロ
ナ放電器による場合の約l/10の印加電圧で実際上済
む、そして電流量は、ローラ帯電装置2による場合はコ
ロナ放電器による場合の約にの電流量に実際上押えられ
、その結果発生オゾン量はコロナ放電器の場合的40 
ppmであったに対して、ローラ帯電装置2の場合は約
3  PP■に減少した。
導電ローラ25に対する印加電圧はDC(直流)だけで
もよいが、 DC成分にAC(交流)成分を重畳したD
C+AC電圧の方がより良好な結果を得ることができる
OC成分 500〜100OV トAC成分 900”
 1900Hz、900〜1900V p−p (1)
 DC+ AC31(畳?!圧11加+6mとにより帯
電むらのない良好な画像が得られた。
特にv p−pは効果が大きく、1400Vp−p L
J上ニすると導電ローラ25の汚れをカバーし、ローラ
回転に伴なう帯電むらをほとんど解消することができる
DC成分のみの場合は1.0〜1.5 KVを要するが
、A−9i感光体に含まれる球状突起部のスパーク(絶
縁破壊)の発生率はAC印加時に比べて減少するメリッ
トがあるが、ローラに起因する帯電むらについての補償
作用は少ない。
具体的に@1図のように感光体として回転ドラム型のA
−Si感光体(φ90m■)を用い、該感光体面をコロ
ナ放電で一様に一次帯電処理する方式の既存(7)レー
ザ複写a(キー?’/7製NP9030.30 cps
、プロセススピード190cs+/5ec)について、
A−Si感光体のフランジ部を補強し、−ヒ記コロナ放
電器を取外し、その代りに前記第1・2図示のような下
記仕様の接触式帯電装置であるローラ帯電装置2を装着
した形態のものに改造した。
a、導電ローラ25:8mmのステンレス芯金25aに
EPDMをまきつけ、さらにその上からラックスキンC
F37QOの導電性ゴムをコートしたφ18mm5ゴム
硬度90°・抵抗105〜10’ Q (芯金と表面中
央部との抵抗)の導電ゴムローラ。
b、感光体lに対するローラ25の交差角α1.8°、 C,ローラ25に対する両端荷重=8kg、線圧−0,
5kg/ cm d、画像有効幅−300層■ e、ローラ帯電有効幅−320一層 f、クローラ5に対する印加電圧 = DC(B 900V + AC1900V p−p
 ・1θ00Hz以上の改造レーザ複写機を以下本実施
例装置という、改造前のレーザ複写m(−吹寄電をコロ
ナ放電器で行うもの)を比較例装置(1)とする、又ヒ
記改造レーザ複写機の導電ローラ25について感光体l
に対する交差角αをθ°とし、又両端荷重を 0.5k
gとしたものを比較例装置(2)とする。
L記の各装置により、中間調を多く含む同一原稿の写真
画像をコピーしたところ、比較個装J(1)は均一で良
好な画像が得られたが、比較例装置(2)では感光体の
軸方向にのびた段状ムラが認められた。これに対し本実
施例装置では比較例装置 (1)とほぼ同様のむらのな
い画像が得られた。交差角による手前−奥のむらは認め
られなかった。
本実施例装置について交差角αを2.3°、ゴム硬度を
30度、両端荷重を3に、にしたところ、段状むらはな
かったものの奥側の画像がうすくなる現象があられれた
。この対策として前露光10(第1図)を奥側にむけて
徐々に明るくする処置をとったところ(手前5!Lu冨
・sec 、奥10文U!・sea/7GOn層)均一
の画像が得られた。
又ヒ記の各″Ahaについて、32.5℃、85%RH
環境下で1日A4を6000枚ずつ間欠通紙を行い、1
週間後に朝−の帯電器あとポケを、ドラムヒータ1aの
温度(約35℃)を下げてA3全面6ボのいろは文字チ
ャートで評価したところ1本実施例装置では従来のコロ
ナ帯電器に対向する部分を除いて画像ボケは認められな
かったが、比較例装置(1)においては各帯電器部分を
中心に全面にわたり若干の画像ボケが認められ、比較例
装置(2)については本実施例装置と同様のボケのない
画像が得られた。
また変形例としてローラ25の導電ゴムに圧力に応じて
抵抗が変化する圧力導電性ゴムを用いたところ、交差角
を設け、接触圧を一定にした本実施例装置において接触
ギャップ部のみに安定的に放電をさせる事が可能となり
、これにより非接触部に電子写真装置機内に浮遊するサ
ブシフロンのシリカ粉や砂ぼこり等をすい寄せる事も少
なくなり、耐久寿命(サービスメンテ間隔)も著しくの
びた。
ハ、発明の効果 以上のように本発明に依れば、導電性部材を導電性ロー
ラとし、該ローラを被帯電体の母線方向に関して0.5
〜2°の交差角をもって対向させて加圧接触させ、該導
電性ローラに電圧を印加して被帯電体面を帯電するよう
にしたことにより、被帯電体面全域にわたり高い圧力で
均一なニップ幅を確保することができ、導電性部材たる
導電性ローラの被帯電体面に対する接触むら・回転むら
Φ抵抗ミスマツチング・汚れ等に起因する帯電むらを発
せず、実際上被帯電体面を常に安定に均一帯電処理する
ことができ、被帯電体がA−9i感光体の場合もそれに
存在する球状突起に拘らず該球状突起に起因する帯電む
らや絶縁破壊をみることなく常に安定に均一帯電処理す
ることができ、従って例えば電子写真複写機について感
光体の帯電手段として問題点の多いコロナ放電器に代え
て1種々のメリットのある接触式帯電装置を具備させた
実用性のあるものを実現することが可能となるもので、
所期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う接触式帯電装置を具備させたレー
ザ複写機の一例の概略構成図、第2図は導電ローラ側を
上向きにした状態の帯電装置の斜視図、第3図は感光体
に対して交差角αをつけて対向圧接させた導電ローラの
平面図である。 lは回転ドラム型のA−Si感光体、2はローラ型とし
て接触式帯電装置、25は導電ローラ、25aはその金
属芯金としての軸棒、25bはそれに外装した導電性ゴ
ム材層、αは交差角。 第3図 第1図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当接さ
    せて被帯電体面を帯電する接触式帯電装置であって、導
    電性部材が導電性ローラであり、該ローラを被帯電体の
    母線方向に関して0.5〜2°の交差角をもって対向さ
    せて加圧接触させた、ことを特徴とする帯電装置。
  2. (2)導電性部材は、金属芯金と、それに外装したゴム
    硬度15〜90度、電気抵抗値10^5〜10^6Ωの
    導電性ゴム材層とからなるローラ体であり、これを被帯
    電体面に線圧0.01〜0.2kg/cmで加圧接触さ
    せた、特許請求の範囲第1項に記載の帯電装置。
  3. (3)導電性部材に対する印加電圧は定電圧電源より供
    給する、特許請求の範囲第1項に記載の帯電装置。
  4. (4)導電性部材に対する印加電圧は直流成分と交流成
    分の合成よりなる、特許請求の範囲第1項に記載の帯電
    装置。
  5. (5)被帯電体は電子写真装置のアモルファスシリコン
    感光体であり、該感光体面に対する像露光量ないし除電
    光光量を該感光体に対する導電性ローラの交差角に応じ
    て感光体軸線方向に増減するようにした、特許請求の範
    囲第1項に記載の帯電装置。
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