JPS63208876A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPS63208876A
JPS63208876A JP4384187A JP4384187A JPS63208876A JP S63208876 A JPS63208876 A JP S63208876A JP 4384187 A JP4384187 A JP 4384187A JP 4384187 A JP4384187 A JP 4384187A JP S63208876 A JPS63208876 A JP S63208876A
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charging device
photoreceptor
charging
charged
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JP4384187A
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Shigenori Ueda
重教 植田
Koji Yamazaki
晃司 山崎
Toshiyuki Ebara
俊幸 江原
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Canon Inc
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は帯電装置に関する。
更に詳しくは、被帯電体面に電圧を印加した導電性部材
を接触させて被帯電体面を帯電(除電も含む)する接触
式(又は直接式)の帯電装置に関する。
〔従来の技術〕
説明の便宜上、電子写真装置における感光体の帯電処理
を例にして説明する。
電子写真プロセスは周知のように感光体面を所定の電位
に均一帯電処理する行程を含んでl、Nる。
例えば露光等による潜像形成に先立って行う感光体面の
均−帯電処理等である。その帯電手段としては現在実用
化されている電子写真装置の殆どが金めつきタングステ
ン線などのワイヤ電極とシールド板を主構成部材とする
コロナ放電器を利用している。即ち該コロナ放電器のワ
イヤ電極に高電圧を印加することにより発生するコロナ
を被帯電体たる感光体面に作用させて感光体面を所望の
表面電位に帯電させるものである。
コロナ放電器を用いた帯電処理は均一帯電性がよいけれ
ども、以下のような問題点を有してl、Xる。
1)高電圧印加 感光体に例えば500〜700vの表面電位を得るため
にDC4〜8KVといった高電圧をワイヤ電極に印加す
る必要がある。シールド板や本体へのリークを防止すべ
くワイヤ電極とシールド板の距離を大きく維持する(5
〜8mm以上)等の処置をすると放電器自体が大型化す
るし、高絶縁被覆ケーブルの使用等が不可欠となる。
2)電力効率が悪い ワイヤ電極からの放電電流の大半はシールド板へ流れ、
被帯電体たる感光体側へ流れるコロナ電流は総絞電電流
の例えば5〜30%程度のものにすぎず、電力効率が悪
い。
3)ワイヤ汚れ 放電効率をあげるために曲率の大きいワイヤ電極(一般
的には60〜100 p、 mの直径のものが用いられ
る)が使用されるが、ワイヤ表面に形成される高電界に
よって装置内の例えばトナー粒子・紙繊維片・コロナ放
電生成物等の微小な塵埃を集塵してワイヤ表面が汚れる
。ワイヤ汚れは放電にむらを生じ易く、それが画像むら
・画像白抜け・黒スジ等を生じさせる。従ってかなり頻
繁にワイヤや放電器内を清掃処置する必要がある。
4)コロナ放電生成物の発生 コロナ放電に伴ないかなり多量のオゾンの発生をみる。
オゾンは空気中の窒素を酸化して窒素酸化物(NOり等
を生成する。更には生成窒素酸化物は空気中の水分と反
応して硝酸などを生じさせる。このようなオゾン及びそ
の副次的生成物である窒素酸化物・硝酸等のコロナ放電
生成物は感光体面や周辺の機器面に付着或は作用して感
光体面の変質囃劣化、機器の酸化等を生じさせる。感光
体面へのコロナ放電生成物の付着は感光体面を低抵抗化
して電荷保持能を低下させ画像ボケを生じさせる結果と
なる。又コロナ放電器のシールド板内面に付着したコロ
ナ放電生成物は電子写真装置の稼動中のみならず夜間等
の休止中に揮発遊離していき、それが該放電器の放電開
口に対応している感光体面に付着してその感光体部分面
を低抵抗化させる。そのため装置休止後の装置再稼動時
に最初に出力される1枚目のコピーについて、上記装置
休止中の放電器開口に対応する部分面に画像ボケを生じ
ることはよく知られている。
使用感光体がアモルファスシリコン感光体(以ドA−S
i感光体と略記する)である場合には、特に上記のコロ
ナ放電生成物による問題が大きくなる。即ちA−5i感
光体は他のCd5−樹脂分散系、ZnO−樹脂分散系、
Se−蒸着系、5e−Te蒸着系、opc系等の感光体
に比べて帯電能が低く、そのために該A−5i感光体に
ついてのコロナ放電による帯電処理は上記のような他の
感光体の場合よりも放電(帯電)電流量を大幅に増大さ
せる構成がとられる。
A−9i感光体は特に高速電子写真装置で用いられる場
合が多く、このような場合の放電電流量は2000gA
にものぼるものもある。放電電流量とオシ/発生量は比
例的関係にあることから、感光体がA−5i感光体であ
り、それをコロナ放電で帯電処理する系においては特に
オゾン発生量が多くなり、そのために前記コロナ放電生
成物の発生による問題が特に大きいものとなる。
1;記のようなコロナ放電生成物による諸弊害を防止或
は低減させるべく、発生オゾンの積極的排除ファン手段
、吸収・分解フィルタ手段、ドラムヒータ手段等の機器
を装置に具備させる必要がある。
そこで最近では上記のような問題点の多いコロナ放電器
を利用する代りに、接触(又は直接)帯電方法、即ち被
帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当接させること
により被帯電体面に電荷を直接注入して所望の電位に帯
電処理する手法が研究され種々提案されている。
例えば、感光体面に電圧を印加したブラシを接触させて
帯電する方法(特開昭58−104348号、同57−
87951号)、複数個の電圧印加接触子を接触させる
帯電法(特開昭58−139158号)、オゾン量低減
と同時に感光体表面を摺擦研磨して積極的に画像ボケを
解消しながら帯電する方法(特開昭58−150975
号)、その他特開昭57−1782117号、同56−
104351、 同58−4051113号など。
接触帯電法は、被帯電体面に所望の帯電電位を得るため
に導電性部材に印加する電圧は、帯電能の低いA−Si
感光体の場合においても、コロナ放電器を用いて同様の
帯電電位を得るために該放電器に印加しなければならな
い電圧の数分の1或はそれ以下の低い電位で足り電力効
率がよい(例えば、コロナ放電による帯電では800〜
2000ILA /DC(+16〜8Kvを要シテイタ
ものが50〜150ILA/DC++0.5〜1.5 
KVテ足りル)、オゾン量低減が極く少量である等の有
利性があり1問題の多いコロナ放電に代る帯電処理手法
として有望である。
特にA−Si感光体のように高硬度(ビッカース硬度1
000以上)・耐摩耗性等に優れたものに対する帯電処
理手法として適切なものと考えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし接触帯電法の一ヒ記のような種々の有利性にも拘
らず、該接触帯電法を利用した帯電装置を組込んだ電子
写真装置等の実用機は未だ出現するに至っていない。
その大きな理由としては均一帯電処理の安定性に欠ける
ことが挙げられる。即ちブラシ等の接触子の接触むら、
感光体との抵抗ミスマツチング等によって実際上所謂う
ろこむら帯電をみやすい。
電圧印加開始時(帯電初期時)等においてスバ−り放電
をみやすく、そのスパーク放電による帯電むらもあるa
 A−5r感光体の場合は更に所謂球状突起とよばれる
感光体欠陥部分の存在に起因する帯電むらや絶縁破壊ト
ラブルをみやすい。
A−Si感光体の場合、阻止型と単層の高抵抗型とがあ
る。阻止型はAn等の基体上に電荷注入阻止層・感光層
・表面保護層を順に積層したもので。
電荷注入阻止層は電子の注入を、表面保護層は正孔の注
入を、それぞれ阻止する役割を担っている。この阻止型
は感光層を純粋にできるため光メモリや光劣化に対して
有効な対策を打つことができる。高抵抗型はA−Si層
を酸素等のドーピングにより高抵抗化し電荷保持性を具
備させたものである。
A−Si感光体は阻止型・高抵抗型の何れも他の感光体
に比べて耐劣化性、耐摩耗性、硬度、耐傷付き性、耐衝
撃性等にきわめて優れている。従って該A−Si感光体
は帯電処理のための導電性部材を圧接させても、感光層
の結晶化等による特性劣化。
圧痕、擦過傷、庁耗、導電性部材の表面材質との化学反
応による融着・汚損・変質等の問題は全くない、感光体
に対する導電性部材のメカニカルな当接・当接解除に伴
なう繰り返しの衝撃作用にも強い。
しかしA−Si感光体の場合もその面を実際に接触帯電
したときA−Si感光体に製造上多少なりとも形成され
てしまう微小な所謂球状突起の存在により帯電むらを生
じやすい、球状突起の耐印加電圧(DC)が500〜t
ooov程度であるため該球状突起部分で絶縁破壊を見
やすく、絶縁破壊を生じると1つの破壊点の軸方向全体
の帯電電荷がその破壊点に流れ帯電しなくなる、という
問題点が挙げられる。
A−Si層は一般に、光・熱・RF等をエネルギ源とす
る各種のCVD法によりシランガスを分解して堆積させ
ることにより形成される。そのうち現在は特性的・コス
ト的な観点からRFによるプラズマCVD法によりA−
Si感光体が製造されている。この際、基板上にゴミや
凹凸部分などがあるとその部分を核にして基板上に堆積
形成されるA−9i@が部分的に異常成長して球状突起
と呼ばれる感光体欠陥部分を発生する。そのような球状
突起の若干の発生は実際上さけられないのが現状である
一本発明は上記に鑑みて研究開発されたもので、被帯電
体面を接触帯電方式で常に安定に均一帯電処理できるよ
うにして、例えば電子写真装置について感光体の帯電手
段として問題点の多いコロナ放電器に代えて前述のよう
な種々のメリットのある接触式帯電装置をX@させた実
用性のあるものを実現することを目的とする。
口、発明の構成 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、被帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当
接させて被帯電体面を帯電する接触式帯電装置であって
、ト記導電性部材の少なくとも前記被帯電体面と当接す
る表面材の材質を導電性ゴム材とし、該導電性部材に対
して予め直流電圧を印加した後に引続いて直流成分と交
流成分の合成よりなる電圧を印加して被帯電体面の帯電
を行う、ことを特徴とする帯電装置を要旨とする。
〔作 用〕 即ち、上記の構成及び電圧印加要領で被帯電体面の接触
帯電処理を行うと、後述実施例に示すように被帯電体面
を常に安定に均一帯電処理でき、又帯電初期等における
異常放電(スパーク)現象もみちれなくなり、感光体を
帯電処理して画像形成する装置においては良好な画質の
画像を安定に出力させることができることを見出して本
発明を完成した。
〔実施例〕
第1図は本発明に従う接触式帯電装置を具備させたレー
ザ複写機(LBP)の−例の極〈概略構成を示したもの
である。
1は矢示方向に所定の周速度で回転駆動されるドラム型
感光体であり1本例の場合はA−Si感光体である。該
感光体はその回転過程で後述するローラ型の接触式帯電
装置2によりその周面に正又は負の所定表面電位の均一
帯電処理を受け1次いで画像露光部3にて不図示のレー
ザビーム走査露光手段によるレーザビーム走査画像露光
りを受けることにより、露光画像パターンに対応した静
電潜像が順次に形成される。WI像は現像器4でトナー
現像され、その現像像が不図示の給紙手段部から搬送部
5を介して転写帯電器部6へ同期搬送された転写材P面
に対して順次に転写される。像転写を受けた転写材Pは
分離帯電器7により感光体1面から順次に分離されて搬
送部8で不図示の像定着手段部へ導入され1画像形成物
として機外へプリントアウトされる。像転写後の感光体
面はクリーニング装置9により清浄化され、次いで前露
光器10による全面光照射(除電露光、イレーザ)を受
け、再び帯電装置2による均一帯電を受けて鰻返して像
形成に供される。
帯電装置2は本例のものはローラ型で、且つ複写機本機
内に挿脱自在のユニットとして構成しである(以下ロー
ラ帯電装置と記す)、第2図はそのローラ帯電装置ユニ
ットを抜き出してローラ側を上にした状態の斜視図であ
る。21は基板、22・22はその基板裏面の手前端側
と奥端側とに固設した一対の突片、23・23はその各
突片に軸23a・23aを中心に回動自由に設けた一対
のレバー、24φ24はその一対の各レバーを夫々軸2
3a・23aを中心に時計方向に常時回動付勢する加圧
スプリング、25は各レバー23・23の加圧スプリン
グ配設側と反対側の腕部間に回転自由に軸受支持させた
、感光体1面に接触して該感光体面を直接帯電する導電
性部材としてのローラ(以下導゛這ローラと記す)であ
る0本例の該導電ローラ25は金属芯金としての軸棒2
5aと、それに一体に外装したゴム硬度15〜80度(
JISIs)、電気抵抗値105〜10’Ωの導電性ゴ
ム材層25bとからなる。26は基板21の手前側端部
に設けたユニット挿脱操作用の掴み取手、27は奥側端
部に外方へ突出させて設けた受電コネクタ、28は基部
を基板21に固定し、先端部を前記導電ローラ25の軸
棒25aに常時弾性的に接触させた給電ブラシであり、
この給電ブラシ28と前記受電コネクタ27とは電気的
に導通している。
上記のローラ帯電装置ユニット2は、導電ロ−ラ25側
を下向きにした姿勢にして受′市コネクタ27側を先に
して複写機本機側のガイドレール29・29(第1図)
間に基板21の長手両縁部を係合させ、導電ローラ25
を加圧スプリング24・24に抗して感光体1面に摺接
しないように上方へ逃がした状態にして不図示のストッ
パに受止められるまで本機内に十分に押し込んで装着す
る0次いで導電ローラ25を自由状態にする。このロー
ラ帯電装置ユニット2の装着状態において、受電コネク
タ27は複写機本機側の不図示の給電コネクタと電気的
に結合状態となり、該給電コネクタ→受電コネクタ27
→給電ブラシ28→軸棒25aの経路で本機側の電源か
ら導電ローラ25に対して所定の電圧が印加可能状態と
なる。
又導゛准ローラ25は加圧スプリング24・24により
外装である導電性ゴム材層25bの外面が感光体1面に
対して所定の加圧力(例えば線圧0.01〜0.2kg
/am)をもって常時圧接した状態に保たれる0本例の
導電ローラ25は感光体lの回転に伴ない従動回転し、
その従動回転過程でも感光体1の外周面に対して所定の
加圧力をもって常時圧接した状態に保たれ、又給電ブラ
シ28は軸棒25aに対して′1電気的に導通した状態
に保たれる。
第3図は導電ローラ25に対する電圧印加電源回路例を
示したものである。第3図(a)はその回路概略図で、
20aはDC電源、20bは出力電圧調整用のドライバ
、20cはインダクタンス、20dは交流電源、20e
はコンデンサ、20fはAC振幅変調用ドライバ、20
gは印加スタート、及び第3図(b)に示すようなシー
ケンス制御を行うコントローラである。
第3図(b)に示したようにDC電圧を徐々に下げなが
ら、AC@幅を増大させる様に導電ローラ25に対する
DC・ACの各電圧の入力をコントロールする。未実施
例ではこの電源回路により導電ローラ25に対して第4
図グラフのような波形で電圧を印加するようにしである
。即ち。
ljj電圧印加開始初期の七1時間は直流電圧Vocの
みを印加する1通常、1.は0.2〜1秒程度、VDC
は1〜1.5 KV程度に設定される0本実施例−c 
if t I−0,3秒、V o c−1,2KVトL
 テhる。
・■引続いて直流成分と交流成分の合成よりなる電圧を
印加する。交流成分は通常、周波数800〜1800H
z程度、振幅800−18QOV p−p程度に設定さ
れる。未実施例では直流電圧Vocを前記の1.2KV
から800Vへ徐々に下げ、交流成分を前記1゜時間の
経過後t2時間(通常0.2〜1.0秒)の間に周波数
1f300H,zテ振幅を5oov p−pから徐々ニ
16oov p−pに変化させながらDC+AC合成電
圧を印加し、最終的ニit DC11800V 、 A
C= 1600Hz 111BQOv p−pの合成電
圧を定電圧にコントロールして導電ローラ25に印加す
る。
第1図のように感光体として回転ドラム型のA−5i感
光体を用い、該感光体面をコロナ放電器で一様に帯電処
理する方式の既存のレーザ複写機(キャノン製NP90
30.30 cps、プロセススピード180mm/5
ec)について、感光体面を一様に一次帯電処理するコ
ロナ放電器を外し、その代りに第1・2図示のような接
触式帯電装置であるローラ帯電装置2を装着し、導電ロ
ーラ25に対して第4図のように電圧を印加して画像を
出力させた。
その結果ローラ帯電装置2により感光体1面の均一帯電
が安定になされ、異常放電も発生せず。
画像むら・画像欠陥のない高品質画像を得ることができ
た。
一方ローラ帯電装置2の導電ローラ25に対してDC成
分めみ1.2 KV印加して感光体lの帯電を行わせ、
出力される画像を検討したところ、初期の数枚の出力画
像が電圧むらによる画像むらが認められた。又電圧むら
発生時には青白い放電が認められたが画像欠陥には至ら
なかった。しかしながらこの放電現象は導電ローラ25
の加圧力を適当に7A整することにより解決され、初期
より門好な画像が得られた。
ローラによる接触帯電は感光体lとローラ25との曲率
差による連続の任意のギャップにおいて放電を開始し、
印加電圧により一定のギャップ領域が安定的に放電を維
持するといった特徴がある。ブラシ方式の場合は点接触
の集合になるのに対し、ローラ方式では剛性をもったロ
ーラを感光体に圧接し面接触になるためのギャップ等の
位置出しが安定するとともに先端放電によらないため耐
久性も向上する。
又このようなローラ帯電装置2による帯電の場合は、感
光体面に標準的暗部電位である例えば400■の電位を
得るのにコロナ放電器による場合の約1/lOの印加電
圧で実際上済む、そして電流量は、ローラ帯電装置2に
よる場合はコロナ放電器による場合の約只の電流量に実
際上押えられ、その結果発生オゾン量はコロナ放電器の
場合的40 pp露であったに対して、ローラ帯電装置
2の場合は約3PP■に減少した。
導電ローラ25の外装25bのゴム材質はシリコーンゴ
ムやウレタンゴムなどを利用できるが。
オイルのしみ出しによる帯電むらを防止し、又耐摩耗性
の観点からシリコーンゴムよりはウレタンゴムを選択す
るのが好ましい、ウレタンゴムを用いることにより、導
電ローラ25を感光体lと相対スピード差を持たせるこ
とが容易になり、ローラ25の回転ガタ等による帯電む
らを低減させたり、摺擦により感光体表面に付着した微
量のコロナ生成物をかきとる効果を生ずる。
硬度は加圧機構が安定的に設定できる15〜80度、特
に45〜55度のものとするのが好ましいことがわかっ
た。又抵抗値は105〜10’Ωまで高めることにより
絶縁破壊を防止するとともに帯電むらもなく、高品質の
画像を得ることができることがわかった。
導電ローラ25に対する印加電圧はDC(直流)だけよ
りもDC成分にAC(交流)成分を重畳したDC+AC
電圧の方がより良好な結果を得ることができる。
DC成分 500〜1000vとAC成分 800〜1
800Hz、800〜18’00V P−111(7)
 DC+ AC重畳電圧を印加すルコとにより帯電むら
のない良好な画像が得られた。
特にVp−pは効果が大きく、1400V P−P以上
ニすると導電ローラ25の汚れをカバーし、ローラ回転
に伴なう帯電むらをほとんど解消することができる。
nc酸成分みの場合は1.0〜1.5 KVを要するが
、A−9i感光体に含まれる球状突起部のスパーク(絶
縁破壊)の発生率はAC印加時に比べて減少するメリッ
トがあるが、ローラに起因する帯電むらについての補償
作用は少ない。
導電ローラ25と感光体lとのギャップ精度はローラ帯
電による異常放電に大きく作用する。導電ローラ25に
ガタ等があると感光体1とローラ25の接触上流側、第
1図でいえばC領域に火花スパークを生ずる事がある。
このスパークは電圧が1〜2KV程度のためA−9i感
光体の標準的耐圧2.OKVを越えず、従ってそれによ
ってすぐに感光体上に欠陥を生ずるには至らないが、帯
電むらとして画像品質に影響をおよぼす事がある。これ
を防止するためにローラ25を非回転に停止して感光体
に圧接させることも効果的である。この際ローラ外装た
るゴム材質としてはウレタンゴム等摩耗に強いものを選
ぶ必要がある。又導電性部材25はローラ型でなくとも
第5図(a)や(b)のようにw!、をa;1面に幾1
〜丁非回転に圧接するパッド部材とすることもできる。
不幸にして感光体にボチ(絶縁破壊)が生じiす、そこ
まで至らなくても球状突起が多数あった場合そこに集中
的に電流が流れてその軸方向の帯電ができなくなる事が
ある。これを防止するために105以上の抵抗を持つ導
電ローラを用い、かつ定電圧電源を用いる事により軸方
向全体の帯電抜けを2〜10mm程度の小さいものにお
さえる事が可能となった。
ハ1発明の効果 以−ヒのように本発明に依れば、被帯電体面を接触帯電
方式で異常放電(スパーク)や電圧の不安定性による帯
電むらなく、常に安定に均一帯電処理することができ、
従って例えば電子写真複写機について感光体の帯電手段
として問題点の多いコロナ放電器に代えて、種々のメリ
ットのある接触式帯電装置を具備させた実用性のあるも
のを実現することが可能となるもので、所期の目的がよ
く達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う接触式帯電装置を具備させたレー
ザ複写機の一例の概略構成図、第2図は導電ローラ側を
上向きにした状態の帯電装置の斜視図、第3図(転)は
電圧印加電源回路例の図、同図(b)はそのシーケンス
制御チャート、第4図は印加電圧波形図、第5図6)・
(b)は夫々導電性部材の他の構成例の横断面図である
。 1は回転ドラム型のA−Si感光体、2はローラ型とし
て接触式帯電装置、25は導電ローラ、25aはその金
属芯金としての軸棒、25bはそれに外装した導電性ゴ
ム材層。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被帯電体面に電圧を印加した導電性部材を当接さ
    せて被帯電体面を帯電する接触式帯電装置であって、上
    記導電性部材の少なくとも前記被帯電体面と当接する表
    面材の材質を導電性ゴム材とし、該導電性部材に対して
    予め直流電圧を印加した後に引続いて直流成分と交流成
    分の合成よりなる電圧を印加して被帯電体面の帯電を行
    う、ことを特徴とする帯電装置。
  2. (2)導電性部材に対して予め印加する直流電圧の印加
    時間は0.2〜1秒程度とした、特許請求の範囲第1項
    に記載の帯電装置。
  3. (3)導電性部材に対して予め印加する直流電圧は1〜
    1.5KVであり、その後に引続いて印加する直流成分
    と交流成分の合成よりなる電圧は、電圧を500〜10
    00Vの間を徐々に下げ、周波数800〜1800Hz
    の範囲で振幅を800Vp−pから徐々に1800Vp
    −pまで上げていくようにした、特許請求の範囲第1項
    に記載の帯電装置。
  4. (4)導電性部材は、金属芯金と、それに外装したゴム
    硬度15〜80度、電気抵抗値10^5〜10^6Ωの
    導電性ゴム材層とからなるローラ体であり、被帯電体面
    に転動自由に或は非回転に接触させた、特許請求の範囲
    第1項に記載の帯電装置。
  5. (5)被帯電体は電子写真装置のアモルファスシリコン
    感光体であり、該感光体面に潜像形成に先立って行う帯
    電のための装置である、特許請求の範囲第1項に記載の
    帯電装置。
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