JPH08305128A - 帯電装置 - Google Patents

帯電装置

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JPH08305128A
JPH08305128A JP10977795A JP10977795A JPH08305128A JP H08305128 A JPH08305128 A JP H08305128A JP 10977795 A JP10977795 A JP 10977795A JP 10977795 A JP10977795 A JP 10977795A JP H08305128 A JPH08305128 A JP H08305128A
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JP
Japan
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charging
rollers
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roller
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JP10977795A
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English (en)
Inventor
Manabu Tomiyama
山 学 富
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 広幅の電子写真装置に於いても、均一な接触
帯電を行なう。 【構成】 移動する被帯電体面(6)の該移動方向yと直
交するx方向に分布しそれぞれが被帯電体面(6)に対向
する複数個の、被帯電体面に接触することで被帯電体面
を帯電処理する帯電部材(15〜17)を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被帯電体面に接触して
それを帯電する帯電装置に関し、特に、感光体に静電潜
像を形成しこれを現像する電子写真装置の、感光体に接
触してそれを帯電する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置は、周知のように感光体表
面を所定の電位に均一帯電する行程を含んでいる。現在
実用化されている広幅の電子写真装置の帯電装置は、殆
どの場合ワイヤ帯電方式を採用している。しかし、ワイ
ヤ帯電方式を用いた帯電処理系に於いては、様々な問題
点を有している。
【0003】(1)高電圧印加 感光体上に500〜900Vの表面電位を得る為に4〜10kvとい
った高電圧をワイヤに印加する必要性があり、電極及び
本体へのリークを防止すべくワイヤから電極の距離を大
きく維持する等の為に放電機自体が大型化し、又高絶縁
被覆ケーブルの使用が不可欠である。
【0004】(2)帯電効率の低さ ワイヤからの放電電流の大半はシールド電極へ流れ、被
帯電体たる感光体側へ流れるコロナ電流は総放電電流の
数パーセントにすぎない。
【0005】(3)コロナ放電生成物の発生 コロナ放電によってオゾン等の発生が有り、装置構成部
品の酸化,感光体表面のオゾン劣化による画像ボケが生
じやすく、又オゾンの人体への影響を考慮してオゾン吸
収・分解フィルタ等が必要である。
【0006】(4)ワイヤ汚れ 放電効率を上げるために曲率の大きい放電ワイヤが使用
されるが、ワイヤ表面に形成される高電界によって装置
内の微小な粉塵を集塵してワイヤ表面が汚れる。ワイヤ
汚れは放電ムラを生じやすく、それが画像ムラとなって
現れる。したがってかなり頻繁にワイヤや放電器内を清
掃する必要がある。
【0007】そこで最近では、狭幅の感光体の帯電のた
めに、上記のような問題点の多いコロナ放電器の代わり
に接触帯電手段が使用されている。具体的には感光体表
面に導電性弾性ローラあるいは導電性繊維毛ブラシ等の
導電性部材を接触させることにより感光体表面を所定の
電位に帯電させるものである。この種の帯電装置は、例
えば特開昭56−104347号公報および特開昭56
−147160号公報に提示され公知である。
【0008】接触帯電手段を利用した帯電方式は、小サ
イズの電子写真装置に於いてのみ利用されており、広幅
の電子写真装置に至っては未だ利用されていない。さら
に、接触帯電手段を分割した帯電方式は、広幅の電子写
真装置はもちろん小サイズの電子写真装置にも利用され
てはいない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】広幅の電子写真装置例
えば感光体の帯電面が約1m幅ともなる複写機に於いて
は、接触帯電手段を用いるとするとその長さが約1mに
もなるため接触帯電手段の導電性部材のたわみや加工性
の悪さなどが原因で、感光体の幅全長に渡って均一な接
触圧で導電性部材を接触させることができず、均一な帯
電を実現することができない。そこで従来は、広幅の電
子写真装置では上述のように殆ど全てがワイヤ放電を使
用している。
【0010】本発明は、広幅の電子写真装置に於いても
上記のような問題点を除去した接触帯電を行なうことを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の帯電装置は、移
動する被帯電体面(6)の該移動方向と直交する方向に分
布しそれぞれが被帯電体面(6)に対向する複数個の、被
帯電体面に接触することで被帯電体面を帯電処理する帯
電部材(15〜17)を備える。なお、カッコ内には、理解を
容易にするために、図面に示し後述する実施例の対応要
素の記号を、参考までに付記した。
【0012】
【作用および効果】被帯電体面(6)の移動方向と直交す
る方向すなわち幅方向に複数個の帯電部材(15〜17)を備
えるので、その個数をnとすると、各帯電部材は、被帯
電体面(6)の幅/nに関して帯電処理を負担すればよ
く、幅/nを帯電するための帯電部材(15〜17)の長さ
は、幅/nより少々長い程度の、被帯電体面(6)の幅に
対して大幅に短いものとなる。その結果、帯電部材(15
〜17)の導電性部材のたわみは実質上問題とならず、ま
た、各帯電部材(15〜17)の加工上の歩留りは長さに反比
例して向上する。感光体の幅全長に渡って均一な接触圧
で導電性部材を接触させることができ、均一な帯電を実
現することができる。
【0013】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0014】
【実施例】図1に本発明の一実施例(広幅複写機)の概
要を示す。複写機1の上部には原稿2を搬送する為の原
稿搬送ユニット3が設置され、原稿2はローラ4とロー
ラ5により搬送されるようになっている。複写機1の中
央部には、原稿2と同期的に回転するドラム状の感光体
6が位置しており、感光体6と原稿搬送ユニット3の間
には蛍光灯7,リンス(光収束性の透光ファイバ又は透
光柱体)8などからなる露光系が設けられ、原稿2を照
射し、その反射光を感光体6に導いて原稿像の結像を図
るようになっている。
【0015】この結像位置から感光体6の回転方向に沿
って順に現像装置9,転写装置10,クリーニング装置
11及び後述する帯電装置12が設置されている。上記
現像装置9は、上記露光系7及び8の作用により、感光
体6の表面に形成される原稿の潜像を顕像化するもので
ある。上記転写装置10は、感光体6に形成される原稿
トナー像を転写紙13に転写するものであり、上記クリ
ーニング装置11は感光体6の表面に残留するトナ−を
除去するものである。転写装置10の転写紙13の進行
方向には定着装置14が設置されており、この定着装置
14は転写紙13に形成された原稿像(トナ−像)を定
着するものである。
【0016】次に上記帯電装置12について説明する。
これは図2に示すように、接触帯電子であるところの第
1帯電ローラ15と第2帯電ローラ16と第3帯電ロー
ラ17と、これら帯電ローラ15,16,17に電圧を
印加する給電接続子18a〜18cを含む。各帯電ロー
ラ15,16,17は全て導電性を有する例えば発砲ウ
レタンゴム材料の同一径のローラであり、上記感光体6
の周壁にある程度の接触幅を有しこの回転方向に沿って
転接する。さらに各ローラ15,16,17には清掃ブ
ラシ19a〜19cがそれぞれのローラ15,16,1
7に接触していてローラ15,16,17に付着する残
留トナーなどを除去する。
【0017】図3に、図2上で右方から帯電ローラ1
5,16,17を見た側面を示す。この図3において、
ロ−ラ15はロ−ラ16の背部に存在する。したがって
ロ−ラ15を支持する構造は図面に表われていないが、
ロ−ラ15に係わる要素には添字c(図2と同様)を付
して、図3上に示していない要素の記号をも使用してロ
−ラ15に係わる要素も、他のロ−ラ15に係わるもの
と同様に説明する。
【0018】帯電ロ−ラ15〜17の導電性ゴムロ−ラ
(導電性部材)は金属軸21a〜21cに接合してそれ
によって支持されている。金属軸21a〜21cの両端
は絶縁体の軸受け22a〜22cを介してスライドブロ
ック23a〜23cで支持されている。スライドブロッ
ク23a〜23cは、大略コの字型の、両端に脚を有す
るロ−ラ支持枠24a〜24cの端脚に感光体ドラム6
の半径方向zに移動可能に支持されており、圧縮コイル
スプリング25a〜25cの反発力により、z方向で感
光体ドラム6の軸心に向けて押されている。
【0019】ロ−ラ支持枠24a〜24cには、給電接
続子18a〜18cが固着されており、それらの弾性導
電体の接片が、金属軸21a〜21cに接触しており、
これにより帯電ロ−ラ15〜17の導電性ゴムロ−ラは
給電接続子18a〜18cと電気的に接続されているこ
とになる。
【0020】ロ−ラ支持枠24a〜24cには、その長
手方向x(感光体ドラム6の軸心が延びる方向:幅方
向)に延びるガイド溝があり、そこに清掃ブラシ19a
〜19cの基部が挿入されており、ブラシ19a〜19
cの条体が導電性ゴムロ−ラに当接している。
【0021】ロ−ラ支持枠24a〜24cは中間枠27
のx方向に延びるガイド溝に挿入されている。中間枠2
7は、複写機1の本体枠(図示せず)に固定された基枠
28のx方向に延びるガイド溝に挿入され、y方向には
移動し得ないが、z方向には移動しうる。基枠28には
V字型の板ばね29(y方向に2個、x方向に2個、計
4個)が固着されており、これらの板ばね29が中間枠
27に持ち上げる力(z方向で感光体ドラム9の軸心か
ら離れる方向の力)を与えている。
【0022】基枠28には回転軸30(x方向に2個、
計2個)が支持されており、回転軸30のそれぞれにロ
−タリソレノイド32(x方向に2個、計2個)の回転
軸が結合している。回転軸30には、1つの軸に3個の
カム31が固着されており、回転軸30と共に回転す
る。ロ−タリソレノイド31が非通電のときには、カム
31は図3に示す状態より90度程度回転した状態であ
り、板ばね29の反発力で中間枠27が押し上げられて
それ背面がカム31の短径部の周面に当っており、が中
間枠27の背面に当り、ロ−ラ支持枠24a〜24cお
よびスライドブロック23a〜23cを介して中間枠2
7で支持された帯電ロ−ラ15〜17は、感光体ドラム
6から離れている(待機状態)。
【0023】この離れた状態でロ−タリソレノイド32
に通電すると、カム31が90度程度回転して図3に示
す状態すなわち、カム31で中間枠27が板ばね29の
反発力に抗して押し下げられ、帯電ロ−ラ15〜17が
感光体ドラム6の表面に圧接した状態(帯電処理を行な
うときの設定)となる。このとき、感光体ドラム6に対
する帯電ロ−ラ15〜17の圧接力は圧縮コイルスプリ
ング25a〜25cの反発力で定まる。
【0024】帯電ロ−ラ15〜17の全体としての点
検,交換のときには、待機状態において中間枠27を基
枠28からx方向に引き出せばよい。帯電ロ−ラ15〜
17を個別に点検又は交換するとき、あるいは清掃ブラ
シ19a〜19cを個別に点検又は交換するときには更
に、ロ−ラ支持枠24a〜24cのそれぞれを中間枠2
7からx方向に引き抜けばよい。清掃ブラシ19a〜1
9cの点検又は交換のときには更に、ロ−ラ支持枠24
a〜24cから清掃ブラシ19a〜19cをx方向に引
き抜けばよい。
【0025】以上のように、導電性ゴムロ−ラが感光体
ドラム6の幅方向(x)に3分割されていることによ
り、広幅の電子写真装置に於いても今までは撓みや、歩
留まりの悪さなどから敬遠されていた帯電ローラを利用
した接触帯電が使用可能となり、ワイヤ帯電に於いて問
題となっている高電圧印加,帯電効率の低さ,オゾンの
発生などが解決可能となる。又、分割の仕方によっては
既に量産になっている小サイズの電子写真装置の帯電ロ
ーラなどの共通使用が可能となり、コスト面に於いても
有効となる。
【0026】導電性ゴムロ−ラが感光体ドラム6の幅方
向(x)に3分割され、それぞれに給電接続子18a〜
18cを介して個別に帯電電圧を印加する構造であるの
で、原稿サイズに合せて、帯電ロ−ラ15のみに帯電電
圧を印加(狭幅原稿のコピ−の場合),帯電ロ−ラ15
および16に帯電電圧を印加(中幅原稿のコピ−の場
合)、および、帯電ロ−ラ15,16および17に帯電
電圧を印加(広幅原稿のコピ−の場合)の3態様の帯電
処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を装備した複写機の機構概
要を示す縦断面図である。
【図2】 図1に示す感光体6および帯電ロ−ラ15〜
17の外観斜視図である。
【図3】 図2に示す帯電ロ−ラ15〜17の支持構造
を示す側面図である。
【符号の説明】
21a〜21c:金属軸 22a〜22
c:軸受け 23a〜23c:スライドブロック 24a〜24
c:ロ−ラ支持枠 25a〜25c:スプリング 27:中間枠 28:基枠 29:板ばね 30:回転軸 31:カム 32:ロ−タリソレノイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動する被帯電体面の該移動方向と直交す
    る方向に分布しそれぞれが被帯電体面に対向する複数個
    の、被帯電体面に接触することで被帯電体面を帯電処理
    する帯電部材を備える帯電装置。
  2. 【請求項2】帯電部材のそれぞれに帯電電圧を印加する
    ための複数個の給電手段を備える請求項1記載の帯電装
    置。
JP10977795A 1995-05-08 1995-05-08 帯電装置 Pending JPH08305128A (ja)

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